田舎修理工場都会へ・・・筑波参戦!








全領域空燃比計の設置

この作業も後々後悔。2年の歳月を経て、「計器として使用可能」に至りました。

O2センサーに、リニアタイプと、ストイキタイプがあるのはご存知と思います。
この説明は、各有名サイトにお任せします。(深く理解できないと言う田舎工場の責任逃れ!)
 シビアなセッティングなら、リニアタイプ!と勝手に理解しています。





資金投入をためらい、結局、高額負担になる!って 不治の病  典型例。

一般的な1000cc超のエンジンでは、SOLEXキャブのセッティング面での「扱いやすさ、つかみ易さ」は、ピカイチ。
ジェット番手で、メイン5番おき、エアー10番おき、程度の間隔で、一般的サーキットなら、十分対応可能です。

この点を見込んでSOLEX36の選択をしました。遠距離ゆえに、筑波のセッティングデーターは、まったく不明。
事前の走行も「資金と時間」が許しません。予選後のたった一回のみがリトライ可能回数です。(これを逃すと次は1年後!)

残りの人生が少なくなっている? おじさん3人組 には
 
「限られた空間移動時間?を楽しむ!」と言う観点から


対策は欠かせません。

空燃比計の有用性は、オートバイの旧車レースの折サーキット設置のダイナジェットのパワーチェック時に添付してある空燃比のグラフが、
「感覚だけに頼るセット走行数十周回に相当する事」を経験しました。特に、メインジェット決定後、中速のセットを出す!時に有用です。
資金の限られた田舎チームにありがたい存在です。計測+再セット後の計測含めて3500円(エントラントのみ)

メインと、エアー、ニードルの相関関係をグラフで、感覚的に理解する事が可能です。(CB223R 2000年8月当時のデーター)


下部のグラフの空燃比が 12〜13付近を平均的に波打つ? 結果、ラップタイムは・・・8秒!UP
それ以前の高速型249cc(RTL250ベース)に比べ、直線最高速が、「リヤスプロケット換算で、6速を捨てた程下がっている」のに!

トルクと出力のクロスポイントが、最高出力回転とうまく交差して、ワイドバンドなエンジンに変身した為です。

ライダーのコメントは、「コナー立上がりで、3,4,5,6、速のギアどれでも、加速可能で、迷う!」との事でした!

計測がアクセル全開で、行われる為、「加速ポンプを持たない、CRキャブでオートバイ」と言う条件の場合、
ライダーがレスポンスに呼応してアクセルを無意識にコントロールするために実際の感覚とわずかな相違はありまが、

ガバッと開け、後は、ライディングに集中できるセッティングは、ド田舎プライベターチームには、精神的にも(実際にも安全面で不可欠。

最後の5番程度のセットに、感覚だけで望む!って、Pop・YOSHIMURA並みの才能と執念が必要。

当然ですが、当工場は安易に機械に頼る程度の技量(と・・・資金力!)ですので、選択の余地はありません。




さてここからは、真骨頂!(何の?)

ネット上の空燃比計の情報を収集中に、WBO2 と言うアメリカのサイトを発見。(現在閉鎖?)翻訳ソフトと戦いながら、何とか読み込み終了。

「何だ、4000円以内で、ワイドバンド空燃比計ユニットができるんだ!」早速、失敗を考慮して2セット注文。
ホンダデーラーで、95'シビックVTi-LのO2センサーを購入。3万数千円!(痛)

待てよ・・・表示部がないぞ!LED表示の電圧計キットを購入。(安い!送料込み2000円程度!)



信号に合う電気式タコメーターを選び、
「下請け 兼 元請け」のメーター屋さん
表示部埋込を急遽依頼。

ユニット部をダクト跡に設置。


 
ヘッヘッへ〜
そして、高額センサーをEXUP後部に配置。

各種キャリブレーション(補正)を終え、さあ試運転!


結果は ・・・ ・・・







まだこの時点では、何時もの 持病 は発症せず・・・。   発症開始! へ続く・・・








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基準となるハズ!の計器が・・。
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