田舎修理工場都会へ・・・筑波参戦!




   

 
発症開始!

03’筑波での空燃比計の活躍はまさに狙い通りでした。
予選後の再セットで、エンジンはよみがえり、12000rp超!で回ります。
(11000rpm以上は、回っているだけの感じですが・・。) 
雨天の中、360ccでオープンクラス6位は意外な程、好成績
基準となるハズ!
の計器が・・。



ですが・・・その後、地方レースで、空燃比計に奇妙な症状を発症〜。暖気中には、正常表示。が、約十分後に、

14,5(理論空燃比)を表示しロック状態になります。
わからねぇ〜ヨ、ICとか基盤配線とか!


冷間時表示が正常に出ている為、センサー異常は考えにくいし、LED電圧計も入力してやると表示はOKです。
予備に作っていたユニット基盤基盤をつなぐと正常表示しますが、やはり、いろんな意味でプライベーターが寄り合って作った計器の為、
動作に不安が付きまとう様になりました。2枚目の基盤もやがて同じ症状がでてきました。更に不安が・・・



わらをも掴む気持ちで・・・困った時のインターネット!ネット上で、このユニットを製作論評している方を発見!
どうも、何がしの異常発生時に、理論空燃比を表示するフェイルセーフ機能があるらしい。

「電源回路の入力が12,5Vを切るとこの機能、が動作する。」

と指導を受け、観察するが、ヒューズの電源入力が13Vを切ることは無いです。
オルタネーターのロスを抑える為、プーリー径を大きくしているのでこれだ!・・とは思ったのですが・・。

仕事の合間に、細かい配線と格闘する事、数ヶ月。(基本的知識に乏しいので、ストレスのカタマリの作業!)
・・・がある晩、ご指導戴いた方のホームページの映像より、気になったことを発見!





異常発生時、ロック状態での供給側2本と
ボデーの電位が、明らかに電圧が低下。

(突然起こります。)・・これだ!
このボルテージレギュレーターの誤配線は、既知。
180度裏返して付ければOK!と安易に判断!
映像では放熱の為、パネルへネジ止め取り付けをしていますが、裏返すと、パネルに届きません。
「ユニット消費電流なんて、少量だから、放熱は必要ない!」と思いそのままにしていました。

180度裏返しの図?


そうなんですよ!この小さなレギュレーターで、
O2センサーのヤケドしそうな、ヒーター電流を制御している!!
(図のLT1086CT)



どうだ!これで・・・




実はこの時点で筑波2004年11月28日の1週間前!


実は

最悪の事態を想定してヤフーで、中古ではあるが、NTKの空燃比計を予備購入!



見よ!この雄姿を!(たとえ中古品でも)何人ものエキスパートが、何万台と言う製品からのフィードバックを得て、何年もの月日を経て、

世界に誇る生産施設で作った製品。 質実剛健 高性能 高耐久!その名は・・  Made In Japan!


これを当初から購入していれば・・・・・・今は考えまい!・・自分が虚しすぎる!





祈る気持ちで、試運転!
(何かの標語?)そして結果は・・・
ひやひや・・・セーフ!



そして教訓!   空燃比計は、メーカーのサポートが受けられる、高性能な物を買おう!
金額は、サポート、安定性と言う性能も含んでいる。一度買うと決めたら、一般的評価の高い物を採用しよう!

「貧乏な決断は更に浪費を加速する!」・・・と 自分に言い聞かせている・・・昨今です。






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