某月、某日 作業報告 [No3] です。
お世話になります。 ご連絡ありがとうございます。ご連絡戴きました内容どおり
今回は当社在庫の中古エンジンの部品を移植して、のエンジンの再生にかかります。
オイル消費が多く、白煙が激しい症状に付きましても、「今回の分解整備に際して実施」・・の件も了解しました。
なにぶん、「現在の部品事情」と「エンジンの年式的な問題」もありますので、
今回のような大掛かりな作業につきましては、多方面のリスクがあります。
「旧いもんなぁ〜、乗ってる人間も、修理する人間も〜」 御了承戴き、安心して(笑)作業できます!
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オイル消費、白煙の件ですが、 左の黄円の痕については、年式的にも許容範囲ですが、 赤丸部分のキズが問題です。
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赤丸は、組み付け途中に、イライラで?
クランクウエブに当たって付く跡です。
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見にくいですが、
この黄色円の「半月状の磨耗」が白煙の原因です。
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右は同じ4番ピストンの反対側ですが、同じキズが赤丸部分にあります。
これは、このエンジンが組み立てクランクシャフトの為、
シリンダーにピストンを2個・・その後、ぐるっと回してもう2個同時に組み付け!・・なければいけない宿命?があります。
しかも重いクランクシャフトを支えての作業になり、スリーブにピストンをねじ込む状態になりやすく、
この際にクランク側が当たって、このようなキズが付きます。判り難いと思いますが、作業経験のある方なら判ります?
なぜ判るか?と言うと、私も初めてこのエンジンを組み付ける際に、同じ失敗をした経験があります。
部品が豊富に有った昭和54年頃でしたので、三日後には、新品のピストンを入手できました!
(若気の至り?で2度ほどありました・・・懺悔)
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ピストンに刻まれた?斜めにねじ込んだ時・の傷ですが、
ピストンスカートを変形させる場合があり、
その先端変形部が、シリンダーに、磨耗溝を、作ってしまう場合があります。
大きい変形=焼付!ですが、2〜3/100mm程度なら・・このケースです。
スリーブ変形が原因?も想定できますが、修理方法は同じで、ボーリングか交換です。
スリーブ下部の打痕など、以前O/Hした際に強引ですが、苦労して、スリーブを外した様です。
ヒビが入っていたのか、少し欠けてしまいました。
写真でもわかりますが、この先端部分は、ピストンとは接触しないので、そのまま使用します。
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4分割タイプのスリーブ
は特に入手難易度大!
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当社在庫分のエンジンは、5桁表示の初期の物(S500のベースのS600)なので、
スリーブ長さや、形状が異なる上、更にピストンに問題があり、今回は断念しました。
現在、0,5mmオーバーサイズが組み込んであり、
一番簡単な選択は、0.75か1,0mmの オーバーサイズピストンを探す方法です。
新品の2分割スリーブに、スタンダードサイズを組み込む方法が最もベストですが、
部品が・・・・。
数日、各所に問い合わせ後、連絡させて戴きます。
数は少ない物ですが、今回の作業では
珍しいだけの存在?になったの部品取りエンジンです。
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⇒
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某月、某日 作業報告 [No4] です。
多方面に問い合わせしてみました。ネット上に、0,75mmのピストンがありますが、ドイツ語圏です。
英語圏では、何回か取引があり、(金象印さん関係も実績ありです。)
「到着が遅い!」以外は、大きい現在トラブルは無いですが、さすがに、ドイツ圏は・圏外です!
「部品取り車両」も情報がありますが、金額的な面と、最終保管場所に配慮が必要です。
中古エンジンも、長期停止している物が多く、内部状況を確認する時間的負担が有ります。
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昭和の最後に再生産されたこの2分割タイプのスリーブと、STDサイズのピストン
が、材質・構造=性能!面で最良ですが、オーナー所有部品を合わせても、
1番2番のスリーブが無いので、即座には、作業実施できません。
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本日最後になりますが、リスクの大きい?現実的提案を、一件。当面、部品を探索して、発掘?出来ない場合、
オートバイ(空冷)のピストンを使用して、組み込む事も危機回避?の一案です。(乗ってこそ車!であり、乗ってこそ、ストレス回避?)
排気量が、640ccに上がってしまいます。
空冷ピストンの為、ピストンのテーパー比が違い、磨耗性能や耐久性が落ちる。
ピストンを、かなり機械加工加工しなければならず、膨張後の形が不確定の為、これも不安要因。
これらの問題点を抱えますが、「旧いもんなぁ〜、乗ってる人間も、修理する人間も・・」
なんて、差し迫った?残り時間を如何に過ごすか?という観点からは、最も現実的選択かもしれません。
以上の点をご了承戴き、一提案として御検討願います。
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“AS285E” この姿に今になって再会できるとは思いませんでした。
部品環境が厳しく、作業を慎重に実施しなければならず、ビビッていますが、
トヨタS800以来のご縁で、この歳になって、この仕事をご依頼頂いた、お礼を申し上げます。
ご連絡をお待ちしています。
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某月、某日 作業報告 [No5] です。
ご連絡ありがとうございます。 「まず、乗れる事が優先!」の方針で作業進行致します。
本日、使用予定のピストンセット4個(新品)と、中古のオートバイエンジンを入手しました。
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中古エンジンは、有志?提供品です。
有志・同志・・・悪友?です!
(みっちゃん・ありがと!)
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中古ピストンを取り出して、各部肉厚や、加工代等点検です。
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このピストンのオートバイは、当時、120馬力/リッター超のエンジンです。
表示がかなり甘かった事もありますが、軽量・コンパクト!=ホンダエンジンです。
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まず中古ピストンを削り、
肉厚残存量を見ます。
想定圧縮比から計算した、
3種の角度で削ります。
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右映像は、
2〜3日頭痛がする程悩んで?
決定した3段テーパー角度で、
削った頭部です。
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4つなるべく同じものを!
のプレッシャーで、
胃炎になりました!
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ピストンスカート長さを、
やや強引な方法で
加工しました。
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以前、ホンダZの コンロッド加工 に
活躍した?サンダーと治具です。これを再び?
旋盤のバイト取り付け部に固定して使います。
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柔らかいので、旋盤ヘッドを送ると、
想像以上に簡単に削れていきます!
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強引な様ですが、思ったより?同一性の点で、高精度で、
正直に申し上げますと、びっくりしています!
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125mmサンダーディスクですが、各部の遊びがあるので、
127R(単位mm)の加工代で終了です。
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なんて大声(・・と高い?声)で笑いながら、
作業を受諾してくれました。
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ピストンが永い間に品番統合で
ヘッド肉厚や高さ、スカートの厚さが異なりますが、
この時点で修正してから、ボーリング加工に出します。
30年来のお付き合いになる
ボーリング屋のオヤジですが、電話すると
「おめぇ〜まだそんなエンジンやっとるのか!」
<翻訳> 最近ではめっきり 少なくなってきた
珍しいエンジンですね!
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4分割スリーブは構造的に、
シリンダーにスリーブを組み付けてボーリングすると、
下部が僅かに踊って、精度が出ません。
その上、ボーリングマシンに装着する際、
特殊な治具を要します。
「倉庫で探してみて・・
まだ有ったら電話してやらぁ〜」
<翻訳>自社工具管理場にて、
治具のコンディションを確認後、 連絡させて戴きます。
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翌日連絡がありました。
「久しぃ〜からのぉう〜 時間は言うなよぉう〜!」
<翻訳>なにぶん昨今では、珍しい部類の作業ですし、
部品の損傷等の可能性を考慮しますと、慎重にならざる得ません。
時間的なご都合に 余裕を戴ければ助かります。 |
釘を刺されました!
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「出来とるで〜はよぅ 取りにけぇ〜!」
<翻訳> お客様先日お預かりしたボーリング加工
が完成しています。
ご都合に合わせてお引き取り願います。
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一般的会話レベルでは、決して上品!・・・
とは言えませんが、内容と感情を伝えるには
最も判りやすくて、最短の言い回しです。
(私は、効率的且つ情緒的と思うのですが・・。)
加工が済んで、本日帰ってきました。
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このボーリングの際に同時にシリンダー上部の面研を実施しました。
歪みがあった事もありますが、主には以下の理由です。
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上面を掃除すると、灰色の原因不明の痕跡が
かなりの箇所あります。
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分解時、ドライバー等を突っ込んだ跡を
アルミの充填パテで補修しています。
最近のアルミ充填材はかなり優秀ですが、
「アルミそのもの」が安全策と思います。
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リューターで削って、アルミ肉盛り溶接後、フライス加工実施。
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スリーブ下部の、Oリングの圧縮量が、変わるので、
切削代、0,2mm・・・のマーク。
オヤジの気遣い〜!
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以前お話した、ヘッド部分の補修痕ですが、
溶接面にひび割れがあり、水漏れが危惧されます。
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2〜3気筒間が妙に?
汚れていません。
実際に僅ですが
水漏れがあると思います。
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割れが下向き方向で、しかも狭い位置!
ヘッドが外れていないと修理不能ですので、
今回、思い切って?修理しました。
って言えば「カッコいい言い方」
ですが、
車に載せた後何か有ると、
イヤ!なので!
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フライスで溝を作ってから溶接をします。
溶接肉厚を深く保つ為です。
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溶接開始!しましたが、
ここにも、裏から充填材が詰まっていて、
アルミの溶け具合が悪くて溶接不能です。
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それで水漏れが一応・
止まっていたんだ!
遅い!
真っ黒です!
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Y型にヒビが・・・。 |
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気を取り直して?再チャレンジですが、
溶接後、冷却中に、左のようなクラックが、多数入ります。
どうしても、材質的に、冷却中に割れやすい事もありますが、
よく見ると各部にヒビが走る様に広がっています。
(溶接中、溶けたアルミの中にヒビが見えるのです!)
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ヒビ割れを追いかけていると、
自分でも、怖くなるほどの大きさ!になりました。
想像ですが、張り付いたヘッドを外す際、
フタの部品を付けた状態で、この部分を何度も強く叩いた?
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2番3番のエキゾースト間にも
ヒビが有りますが、切り開いてしまうと
ヘッド面の歪みや、マニホールドのピッチ
に影響がでるので、最低限の切削の後で、
表面に肉盛りする形で補強します。
ヘッド面途中で止まっていたのでセーフ!です。
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こういう開放した部分を補修する場合、
欠損部分を別作製して再溶接すれば楽?なのですが、
溶接後の冷却で引張り、ひび割れ地獄?になります。
これを回避する為に、
1)柔らかい溶接棒と通常硬度の棒を使い分ける。
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2)ミミズ、縄文式溶接?をする。
(私が勝手に付けた名前です!)
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曲がった層状の溶接(ミミズ)を繰り返すと、(縄文式!)
冷却後のひび割れを、最低限に抑えてくれます。
20匹の連携プレーです。
最後の一匹?を貼付ました!
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きらきら光る柔らかいミミズ
普通の硬さのミミズ
約20匹!
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中央のネジ部を肉盛り後、
ミミズの表層を溶接でならし、20匹・合体です。
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各部を整形します。 裏側の様子です。
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← どうしても肉厚が上がる為、フランジ部分を、修正しました。
最後にヘッド歪みを再点検して、
OK! 本日・終了です。
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某月、某日 作業報告 [No6] です。
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ボーリング加工が終わりました。
リセス加工・開始です!
まずは
G/K無しで仮組みします。
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ヘッドを組み付け、
上死点で、バルブを回して、汚れ痕?を着けます。
下映像の様に、このピストンの鋳型が
「バルブ挟み角度」と「取り付け角度」がS600と同じ!
と・・・・確認できました!
同様な方式で、燃焼室とピストンの隙・確認しますが、
下映像のように、異なるピストンで、同様だと、
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妙にウレシイです!
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ゲージでバルブとピストンの隙を計測後、
苦手な算数で削代を計算。切削開始です!
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4個分・手作業で、
緊張感?が長く継続し、
劣化が著しい、脳細胞が
活性化されます!
(リハビリ?)
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再組付後、バルブの当たり・間隙をチェック!
各部のバリ取り・研磨後、ピストン完成です。
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非常に重要な作業・・が未実施でした。
同様に、吸気側も加工します。
(本気で?忘れていました!)
まだまだ、 リハビリ が足りません!
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某月、某日 作業報告 [No7] です。 組み付けまでの、各種準備を始めます。
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脱着直後の、スリーブのOリングの様子。
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オイルと冷却水を区切る大切な!Oリングですが、このような状態でも、(切れ、噛みこみ、折れあり)
この部分から、エンジンオイル中に水が混入!は、意外な事に稀です。(ウオーターポンプからの方が多い!)
液体パッキンが当時の品質より飛躍的に優秀!・・と思いますが当方の技量ではあまりに高度で!・・・でよく判りません!
次は、Oリング・スリーブ周りの作業です。
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元々の抜け具合にする為に、
この縞模様を、きさげ加工のように、
鋭利な物で、少し削っては研磨を繰り返します。
最終的に軽く清掃研磨して終了。
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下の映像は3・4番のスリーブが入り込む部分ですが、
何回か繰り返して、脱着すると
このような縞模様が強く着く場合があります。
この時、スリーブの勘合が硬すぎると
抜くのに無理を強いられます! (3・4番に多い・歪んでいる?)
ボーリングで、かなり薄くなったスリーブの
過度の締め付けを回避する為の作業です。
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今回、ピストンの圧縮比都合(増厚化) と、シリンダー研磨量の補正(薄厚化) の為、
スリーブのフランジ下側のパッキン(スリーブパッキン)の厚さを変えて調整します。
このため、最終的に、スリーブ最下部のOリングの潰し代が少なくなり、補正を要します。
左画像のナスカの地上絵?のような線を睨みつけて!(苦笑)、リングを切り出します。
左のような筒を作ってこのリングをスリーブ下部に液体パッキンで貼り付けます。
乾燥してから、下の様にヤスリでガスケットの飛び出し部分を削り落とします。
なぜこんな面倒な加工をするか?ですが、
シリンダーの最下部が左の映像の溝の部分にOリングと共に、はまり込む構造の為です.
(下の右図の 入り込み代 が有る為です。)
P/Kの淵にはみ出しが有るとと、スリーブを組み込む際に、噛み込んでしまい Oリングに悪影響が出るためです。
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某月、某日 作業報告 [No8] です。
[No7] の一部で説明しましたが、
厚さの異なるスリーブパッキンを新造します。
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純正品より型取りしますが、遠視が進んで、
ナスカの地上絵?・・が見え難くなり、
ひどく難儀しています。(苦笑)
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ボルト穴と、切り取ってしまう内側の面取り部分を、
ホールポンチで抜きます。
下図は、4番シリンダー部の水路ですが、
パッキン増厚の為、厚いOリングが要ります。
溝との関係で、適切な物が無い為、
薄いOリングを、P/Kで挟む構造にしました。
20代前半に、高齢の整備屋さんに教わった方法です。
金属加工の角を、小さな工具で、叩きます。
コツコツと・・・。
クレーター?ができて・・陥没?して、
破片を取り去って、端面修正をすれば終了です。
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形は悪いですが、外側を 意図的に大きく?切ります。
最近の アスベスト・フリー材料 は、
ある程度の厚さになると、型合わせ等の作業中に、
僅かな無理がかかっただけで、割れてしまう!
・・のです。(環境に優しい=もろい!)
外観的な問題の為、ヘッドや関連部品を締め付けて、
液体パッキンが乾燥した後に、切り取って、
ワイヤーブラシ等で、整形します。
オイル通路の穴は、ガイドパイプにOリング の
構造ですので、穴ずれが無いように整形します。
(この部分のOリングも、適正なサイズに変更します。)
→の部分は、スリーブがはまり込む場所で、
安全策のために、少し小さめに切り取ります。
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某月、某日 作業報告 [No9] です
当時のオートバイと同じ、遠心式オイルフィルターですが、
1)中央のシャフトにロックピンあり。(ヘッドを取り外さないと分解不能!)
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2)取り外しても、十字皿ネジが、ほぼ100%!緩まない。
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3)遠心式のため、満杯でなかったら能力に問題が無い。(・・・と思える?)
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の理由で、分解清掃を避ける!のが普通ですが
チェーンローラーが粉砕した為、分解清掃実施!です。
インパクトドライバーで、緩む事も?有りますが、
アルミ製の薄いケースを破損する!事態になるので
ネジをボール盤で、6,5mmのドリル穴を開けると、
下のような、串団子3兄弟?が出現!して、
ケースを痛めずに、取れます!
最後にカバーを外し、折れたツクシのような?ボルトを、
バイスやプライヤー等で掴んで緩めます。
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キラキラ光るオイルとヘドロのような・・
多分?約40年分の金属粉 です。
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シリンダー清掃作業です。
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金属加工作業等が多く
・油路・水路を
特に丁寧に清掃します。
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各部に残ったドライバー等・突っ込んだ痕やキズを
この段階で、修正します。(過去の清算?笑!) ⇒
アルミのメクラ蓋等、瞬間接着の充填材を注入します。
昭和40年頃は、瞬間接着剤なんて便利な物、当然無かった!
バルブシート修正後、バルブの隙間調整です。
赤い部分のシム交換⇒バルブとカムの隙間の調整です。
(もう処分した!つもりでしたが、残っていました!)
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特にこの スリーブ勘入部分を 特に美しく?攻めます!
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バルブシート面を加工します。
滅多に使用しないので、
工具にサビ・・が。
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大の苦手!足し算、引き算の
復讐?復習です。
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明日より 組み付け作業・開始!です。
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某月、某日 作業報告 [No10] です。
部品調達、各種加工が済んで本日より
組み付け作業開始です。
右図のスリーブ隙間に
液体パッキン(水路用)を必ず塗布します。
搭載後下図の位置関係(上から見て)になり、
雨天時や、洗車時に、内部のスタッドボルトを
ため池・・にしてしまう!為です。
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この部分に侵入した水は、ボルトを侵食して、
強度を落とす面もありますが、
サビでボルトが太って、
ヘッドを外す際に異常に難儀します。
これが、以前のヘッド部・アルミ溶接の主原因!?
抜けないからあっちこっちを叩く!
都合がよい叩く場所が、あの溶接部分です。
なぜ判る?は不問にして下さい!(時効です。苦笑)
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ごく最近、“ホンダS600 部品” ・・で検索中に、ある方のブログ発見。
39年式のエンジンO/Hに挑戦中の方です。そのページの映像を見て、ハッと・・
こりゃ、このページのこの部分の説明に追記か・・要るな!って話題です!
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この映像なんですが、(掲載の承認を戴きました。)
スリーブ淵の形状から、39〜40年の物と思われます。
やっぱりスリーブの境のボルトがサビサビ!と思う反面、意外な事実が・・・。
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私はこの写真を見るまでずっと、
「4分割スリーブのS600は1〜2と3〜4番の隙間から外部の水が水が浸入するんだ!」
と思っていましたが、この映像は4本の内3本は、白く粉噴き状態!です。
この3本の腐食のしかたは、冷却水に拠るものと思われます。
(私の思い込みかも?・・・特に3〜4番の左右に跨いだ白い帯状の腐食痕は・・・!)
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部品取りエンジンで確認すると、スタッド穴、シールラバーの先に
39年5桁表示エンジンは水路があります。今回の40年式はありません!
どうも、この型に関しては、痕跡から判断すると、
水路からシールラバーを乗り越えて侵入している様に思えます。
(事実関係は数十年の月日に埋もれていますので!)
当時の市場情報を確認する立場の方しか・・
ちなみにブログの方のヘッドを外した映像からは、この水路が見当たりません。
G/Kが年式違いか、別部品の組み合わせ?・・・か・・元々か・・・・
(6月12日の掲載スリーブの画像を診る比較的新しいエンジン?)
わ、わかんねぇ〜な、こりゃ!
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ウオータージャケットと直接繋がる部分に、スリーブ間の隙間が存在して、
それをシールラバーで仕切ってまでも、実現したこの構造!
「ヘッドガスケットリング面の均質な膨張」を目指したって話も聞いた事がありますが、
当方の技量・能力では・・これも・・・わ、わ、わかんねぇ〜な、こりゃ!!
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この約8mmの小さなゴム製の筒には、
見た目より、はるかに大きい、深い役割分担があるようです。
(設計者のこだわりは、いろんな方面に波及する?)
わかんねぇ〜な、こりゃ!!!・・やっぱり。
いまさら判ったからってどうなるモンでもありませんが・・!(笑)
(確か2分割タイプになってシールラバーは廃止された?)
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長々と?なりましたが、
田舎の技量と思考能力なりの?39年タイプの結論は・・
各部をきっちり修正加工して、左の,水まわり用・・が最終結論!
(大汗&泣!)
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最もデリケートな部分ですが、
このOリング部分には、液体パッキンを塗布します。
(片側に頼らず、シリンダー側も塗っています。)
当工場は、トヨタ純正用品使用。
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この部分は、鋳鉄のスペーサー と アルミ製のヘッド
に挟まれ、且つガスケット面が狭いので、
パッキンやOリングが、内部圧力と膨張率の差で、
送り出し現象が発生しやすい部分です。
(液体パッキン使用で、助長されるらしいです。)
新品の表面状態や、加工状態なら液体パッキンを、
全く使わず組めばいいのですが、
現実的対応?で、この部分のみ?塗布を避けます。
(トヨタの旧い?メカニックが悩まされた、ラチェット現象です。)
塗りゃぁ〜エエもんじゃぁねぇ〜ゾ!
液体パッキンは「のり」じゃぁねぇ〜んだ!
<翻訳> メカニック諸君、液体パッキンは、
本来接着剤とは機能的に異なる資材です。パッキン両面に塗布すると、
オイル漏れを、誘発するケースがあります。注意してください。
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当時の作業班長の甲高い叫びを思い出します。
「作業が終わってから言うな!ボケとんか!」
<翻訳> 班長!会社の効率を考慮する立場の方として、
作業終了する前にご指導戴ければ、善処できたのですが、残念です。
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なんて、(小声でも!)言える環境
ではありませんでした!(上品さ・・は、いい勝負!)
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このチェーンケーススペーサーは、25年前の記念品?ですが、
オイル漏れが、何度作業しても改善せず、
結局、スペーサーが、大きく歪んでいた!が
ヘッドガスケット等、数枚分浪費!
の結論でした。(今回のエンジンはOKです!)
分解時に破裂寸前?だった、オイル通路のOリング。
オイルギャラリーから大量のオイルが・・・噴出寸前!
最近は、液体パッキンの粘着性が良くなった
・・らしいですが、シリコンベースですので
剥離性がある事は否定できないと思います。
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このべチャべチャした作業(笑)
を避けると、以前記載しました
シリンダー上部打痕や、スリーブの縁部打痕
が有る場合、このスタッドボルト経由で、
オイル漏れ発生!のケースが多々あります。
余談ですが、旧い空冷エンジンの場合、
ここに溜まったオイルが、
シリンダー熱で爆発的に膨張して、
パッキンを突き破って、一瞬、大量オイル漏れ?
・・と思っていたら、しばらくして止まった!
なんて怪奇現象?が起きる事があります。
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ヘッドを組み付ける折に、
ナット・ワッシャーに液体パッキンを塗ります。
べチャべチャして、感じが悪いですが、
この部分の気密状態が悪くなって、
スタッドボルトの隙間のオイル浸透を避ける為です。
作業直後に、はみ出た部分をふき取ります。
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オイルパイプもG/K厚さの変更に合わせ
Oリング締め代調整ワッシャーを作製・装着します。
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当然?液体パッキンのお世話になります。
はみ出し部分は乾燥後ワイヤーブラシで簡単に清掃できます。
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5〜6年使っていなかったので、ゲージに、同じく?サビが・・・。
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ヘッドが組み付いた時点で、シリンダーの点検をします。
加工代やクリアランスではなくて、(一応信頼済み項目!)
組付け後に薄いスリーブの変形がないか?の点検です。
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リングの合口を、全シリンダーで点検します。
一つのリングで4シリンダーチェックすると加工時の気筒差が判ります。
全く問題ありませんでした。
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さすがに最近製造されているので、当社の器具では
製造誤差・判明不能!の高精度でした。
当時、S600は純正で、
数種類の外径サイズのピストンピンあり。
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ピストンとセットのピン外径に、ばらつきがあったので、
該当品番代替品を注文しましたが
なぜか外径が同じで、長さが異なります。
旧い車種でホンダの部品の供給品ですので?
これを短く加工して使用しました。
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ピストンリング合口位置に
マークをつけます。
クランクシャフト組み付け開始!
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左の様にクランクシャフトと一緒に、
2番と3番、1番と4番、を交互に収める際、リングがずれるので、
「遠視になりつつある眼力の助け!」になります!
100%ガタの無い構造なら、
2個のピストンは同時には組めないですが(千手観音様は除く)
クランクシャフトを3次元に?少し動かしながら、組み付けます。
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この作業も、「作業経験のある、呼吸の合う作業者」
で、持つ人、リングを入れる担当、と分かれて
2人で行えば、僅か数分ですが・・・。
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腰や、肩に問題が・・
の年齢ですので、
面倒でもこの方が
安心・安全です。
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この時点でクランクシャフトのスラスト値を点検します。修正限度が、0,35mmですが、
フロントカバーが組み付けてある状態で計測すると、
実際にはかなり大きいのに0,35mm未満に計測されるからです。
クランクの前端がフロントカバーに当たって、小さく表示されるからです。
なぜ判る?・・・・時効・part2です!
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部品の段取りと、各部の加工で2ヶ月。
組み付け作業は、約半日。
納得できない感じ・・ですが・・・。
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オーナーご購入の「ミッション関係部品」が本日到着しました。明日、ミッション周りの作業後、エンジン搭載します。
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某月、某日 作業報告 [No11] です。
年式違いの為
プロペラシャフトの構造が違って装着できません。
関連部品の組み換えで対応可能(スパイダータイプ)
ですが、(当時、私のSは組み替え仕様でした!)
最後期のプロペラシャフトが、入手できているので、
比較的簡単に?装着できそうです。
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プロペラシャフト前側の取り付け図
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右映像は
センタリングピースです。
⇒
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シャフト・中央部で、カップリングの芯だし と、
傾きに対応して動くセンタリングベアリングです。
外観上、大きなゴムカップリングに対して、小さな存在ですが、
回転バランスの面では、最重要部品です。
新品部品が、一個しかなかったので、
最も磨耗の少ない物2セットを使用しました。
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クラッチを切った時、左の隙間が殆ど無い物や、
レバー側を大きく削って対応している物があります。
約40年を生き抜いたS600です。
いろんな過去を背負っていて? なんでもアリです!
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右の2箇所の磨耗が主原因ですが、
(クラッチカバーのダイヤフラムスプリング磨耗も一要因)
アームのこの部分に普通のボルトが入れてある事があります。
(写真右のスリーブ付きボルトが必要です。)
このボルトに交換しました。
このシャフトブッシュ等の磨耗も1要因ですが、OK!でした。
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レリーズシリンダー取付け位置が、下がっていた?ので、
ベークライトワッシャーを新造して取り付けました。
熱の問題よりも、レバーを斜めに押していると、
このシリンダーから、オイル漏れしやすい為です。
ブーツはなぜか!当社在庫があり、交換しました。
元々取り付けボルトを8mmに加工してあった
ので、ミッション交換の際、異径のスタッドボルトを新造しました。
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エンジンを載せて
全体の位置関係を点検しましたが、
ハンドルシャフトのカップリングが、
エンジンに接触寸前です。
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とりあえず(中古品ですが、)交換して
一般的な位置に?収まっています。
カートリッジタイプのフィルター取り付けキット
が装着されていますが、元々のエレメント大きさでは、
エンジンが僅かでも前後するとフレームに接触するので、
ホンダ純正品で径の小さい物に換装しました。
(Oリング面が同径なので、OK!と思います。)
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どういう訳か、
左側のエンジンマウントステー
に打痕があり変形しています。
(交換後の映像)
↓
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⇒
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ミッションケースの長さが異なる様で、
ミッション後部のマウントが全く違う位置になります。
純正部品を全部新品で確保できれば最良(無理!)・・ですが、
長年の使用で、エンジンマウント、ミッションマウントの変形もあり、
今回は、現状の変形にあわせて、
最もプロペラシャフトに負担の少ないい位置
になるように後ろ側のマウントステーを新造しました。
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組み付けまでの「段取り作業」がうまく運んでいけば、組み付ける作業自体は、あっけないくらいの作業時間です。
・・が 修理業界では、伝説の ・・ホンダ・Sports600
が、このまま許してくれる?なんて、経験上、どうしても思えません!・・・に続く!
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エンジン搭載を終えて、オイルパンのドレンを付けずに、冷却水を入れます。
これは、水路のシーリングの良否点検と、鋳型のピンホールがエンジン内部に水漏れを発生していないか?のチェックです。
エンジン内部はOK!でしたが、前回のアルミ肉盛り溶接作業部分の少し離れた部分より、ほんの僅かですが、漏水があります。
修理業界では、伝説の ・・ホンダ・Sports600!・・だからこれくらいは・・・アリ!だろう・・・。
もう既に、慰めモード?です。
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エンジンを降ろして早速、点検です。
エアーレギュレーターをつけて、1kg程度まで減圧。
水路を閉じて、点検開始!
水路の圧力はこの車両では0,5kg程度で、
コンプレッサー圧(10kg程度)をかけるのは危険?!
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前回同様に、エアコンガス漏れ点検用スプレーで点検します。
検出精度が高く、目視で確認できるのでR12フロンガスのエアコン修理に活躍します。
代替フロン(R134A)主流になってこれも最近出番無し!
冷媒循環システムが丈夫になって殆どガス漏れ修理は有りません。
クラック内部に残存しても、溶接作業に影響が殆ど無く、
殆ど洗剤に近い水溶性で、作業的も環境面でも安心です。年式の旧い修理屋さんの味方!
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3番の気筒の排気ポートのフライス加工の直線部面と
その前側に3箇所の連続ピンホールが出現!
こりゃ・・地下に何かある?
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もうエンジンが組み上がっているので、
このまま各部に熱の影響が出ない処置をして
溶接を試みましましたが・・・・・
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結局右の部分にも及んだ為、再度、外して、作業しました。
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前作業の様に、溶接中に
クラックが各部に連続して発見できます。
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冷静になって考えると、前回作業部分だけ集中的に叩いて、割れて、クラックが進んだ!なんて
抜けないからあっちこっちを叩く!・・の作業目的から考えると、全く不自然です。
当然この部分も・・・・!泣き言を言わず、作業再会です!
意外と前向き?・・・開き直りです。(暗!)
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前作業の様に・・・・・とりあえずクラックを追いかけます!
かなり切り込みましたが、どうも排気ポート内部まで及んでいます。
大きな欠損部分が地下に?有りました。サビが激しくかなり古代の物?です。
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鋳型の土手?の奥にあり前回発掘?できませんでした!
しかもヒビが奥側、と排気ポート内、と上側、の3方向に走っています!
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欠損部を乗り越えて?ドリルを入れて
更に切り開きます。
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床部分?完成です。
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排気ポート内部に僅かなヒビが残りますが
バルブガイドが近い!トーチが入らない!
ので、今回は、危機回避?の為
後処理作戦に?・・任せる事にしました。
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溶接トーチ部分が入る限界まで切り開き、
排気ポートも限界まで切り開きます。
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取り付けねじのボスを造成して、
2度目の?溶接終了です。
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溶接範囲がオイルポンプシャフトのパイプ差込部
に及んでしまった為、右のような冶具を作って、
リューターで粗削りした穴へ入れます。
事前に設定しておいたホルソー改?(怪?)
で、Oリング接触面を加工します。
ヘッド面と傾きが異なり、この手法しかありませんでした!
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端面加工を済ませて、祈るような気持ちで、
ヘッド面の歪みを点検します。OKでした!(安堵!)
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取り付け部の肉盛りで、歪んでますが、
ウオーターチョークプレートを整形してから
後処理作戦!に掛ります!
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排気ポート残ったヒビ を 後処理作戦!で修理します。
排気ポート内部はエンジン稼動中は、正圧になり、このヒビより冷却ジャケットに吹き戻します。
反面エンジン停止時は、水圧に負けて下方の排気マニホールドに、点滴?をします。
どちらにせよ、冷却水が少しづつ減って、最終的にオーバーヒート!に到ります。
意外に思われるかも知れませんが、ヒビが、微小な場合、
排気のカーボンと、冷却水内部の不純物が、漏れと吹き戻しを繰り返し、水漏れを止めてくれます。
だからと言って、高温の排気ポートに単純に、簡単に、上っ面だけ、充填材等で処理するのは
手間暇かけて組上げたエンジンには、過酷です。(精神的にも!)
ヘッド面の歪み・バルブガイド周りの変形、回避の為、ポート深部まで、切り開きませんでしたが、
アリの巣・クラック?を通過した先にヘッド内部水路面の地下空洞がある可能性も有り、
アリの巣通路を埋め尽くし、地下空洞入り口まで到達する!
ミクロの決死圏作戦!・・・実施します。
(旧い!・・知らない人の方が多い?それにしても大袈裟!)
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冷却水路をテーピングやプラグで、閉鎖します。
更に機密性を上げる為、
ヘッド面水路開放部に おもり を載せます。
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エアコン整備用のバキュームポンプを使って
水路内部を負圧にします。
ペコッとかなり強く!凹んでいます。
(私の気持ちと一緒?)
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ヒートガン(ヘアードライヤーの親玉)で、
事前にクラック付近を加熱して
硬時間の遅い(60分以上)エポキシ充填材を
池状に溜めて、同じくゆっくり加熱します。
数分後、耳を澄まして聞くと
ブリブリ!下品な音と、蚊が鳴くピィー音・・を発生しながら、
エポキシ池?が徐々に陥没していきます。
これを追いかける様に、細いドライバー等で、
切れ目なく、どんどん補充します。
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大まかな分量が吸着する直前に、ヒートガンで、
充填材を表面硬化する程度まで加熱します。
強引に?表面をふき取り、
ヘッドを裏返して正規の重力状態?にします。
後は、夜明けを待って?いれば、
表面張力のある、粘りが残った充填材が、
アリの巣通路と、欠損池の入り口ををほぼ閉塞してくれる!
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・・と 願って?本日作業終了です。
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排気温度は、エポキシ充填材の耐熱温度を軽く越えますが、水路側に接近するほど、限りなく100℃に近づきます。
この為、なるべく深く、広範囲で連続的に充填する意図で負圧作戦=ミクロの決死圏!を実施しました。
祈る気持ち?で明朝より エンジ再組み付け、再度・車両搭載です。
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エンジン組み付けの最終工程で異変が?ありました。
オイルポンプはカムシャフト駆動ですが、回り具合が、特定の場所で、重い!事態発生。
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圧入されているギアを外して点検。上の黄色↑部分より上部が曲がっています。
今回のエンジンO/Hの一因である、ポンプへの異物噛込みが発生した際に、
衝撃的に曲がった!と思われます。
部品が無いので、慎重に油圧プレス修正しました。
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曲がったシャフトが回転して、下穴にキズが入ったり、溶接時に、シャフト穴変形の?可能性もあるので、
同径+αのリーマーを作成して探って見ました。カラカラと簡単に回って、OK!(ホッとしました。)
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この期に及んで何と・・!まだこの上に・・!
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エンジン組み付け、搭載を済ませて、油脂類を注入。
各部の再点検後、3ヶ月ぶりの、始動ですが・・・チョークを引いて、あっけなく始動。
前回のキャブO/Hと調整を実施しているので、ファーストアイドル等もOK。
少し水温が上がったところでチョークを戻すと素直に?アイドリングが安定しています。
エンジンの音も軽快です。
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激戦の跡である、この部分も
異変無く?穏やかです。
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タコメーターケーブルの取り出し部のオイル漏れが激しいので、
オイルシールを交換!と思いましたが、
当社該当品番の部品が現品と異なります。(外径が1mm大きい!)
とりあえず、L型断面アルミカラーで、
エンジンオイル耐油性Oリングを嵌めて、対応しています。
(5月の集会?後に対応します。)
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試運転中に、エンジン回転が上昇する
特定回転域で ビィ〜ン ビェ〜ン
・・と不快な共振音が出ます。
キャブレター下部のヒートガードの共振です。
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外観的純正志向には若干外れますが、防振ステーをキャブの前後へ付けました。
(排気音が純正!・・・・・と言う事で・・許諾願います!)
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修理業界では、伝説の、伝説の、伝説の、 HONDA Sports600!
エンジン油量、リザーブタンクの冷却水量、水漏れ、オイル漏れ等、確認の上、
本日仮退院?です。(数週間後、最終点検入庫をお願いします!)
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