パスポート、エアーと主な宿の予約が完了し、出発まで2か月をきったら、持ち物準備に入ろう。
クレジットカードとTC(トラベラーズチェック:旅行者小切手)は、必須のものである。
準備事項 | いつまでに | どこで |
---|---|---|
・クレジットカード | 持って無いなら1.5か月前には申請完 | インターネット等で書類入手 |
・TC(旅行者小切手) | 1か月前頃から為替相場を見計らって | 銀行、中央郵便局にて換金 |
・レンタカー予約 | 1.5か月〜2週間前 | TELまたはインターネットにて |
・国際免許証 (日本の免許証と対で) |
1か月〜2週間前 | 免許センタにて |
・リ・コンファーム (エアーの再確約) |
1週間〜72時間前厳守 | 航空会社へTELにて |
[所持品(役に立ったもの)] ・デイパック 〜ハイキングやサイクリングの折の、食料や衣類の収納用。 ・雨具:折りたたみ傘、薄手のヤッケ 〜やはり雨は降るし、ヤッケは防寒にも役立つ ・防寒着:セーター、フリース 〜たとえ夏でも寒い所・時あり。氷河を見に行くんでしょ? ・足の防臭スプレー 〜ずっと靴をはいてるから・・・ ・帽子、サングラス 〜陽射しは強い ・洗濯用粉洗剤(袋に小分け) 〜コインランドリーで買うと高い ・500mlペットボトルと携帯ポーチ 〜ハイキングやサイクリング時の水筒/百円均一で入手 ・メモ用カード、小型ノート ・スリッパ(かさばらないもの) 〜機内や宿の室内履きとして。旅行用もある ・カメラの接写レンズ 〜高山植物撮影には必須 |
[持っていったが役に立たなかった又は少量で良かったもの] ・スポーツドリンク粉末 〜ハイキングやサイクリング時用のみで充分 ・石鹸 〜最初の1個でよい。宿で増えてくる。 ・CD 〜疲れてそれどころではなかった!? |
<カードは必需品>
ホテル予約の折、クレジットカードの番号を尋ねられる。
レンタカーはクレジットカードがないと、借りられない。
返却時には目の前で破いてくれるが、レンタサイクルを借りるときには、「人質」としてカード引落としのレシートを作成される。
これほどさように、欧米はカード社会。カードは身分証明書、支払い能力証明書として使われているのだ。
ビクトリアの民宿を日本から電話で予約するおり、カードb尋ねられ、唯一持っているJCBの番号を答えたら、「JCB以外のカードはないのか?」。
ジャスパーのリゾートホテルでは、「JCBはダメ。現金も基本的には扱ってない。銀行振込でクーポンを事前に購入してくれれば・・・」とまで言われた。
レイクルイーズのホテルでチェックインのおり「他にAMEXは持っていないか?」と言われた等など。
結局どのホテルでもチェックイン時に「TCで前納する」と言ったら「グレイト!」で、無事泊まれたものの、日本でポピュラーなJCBは、北米で通用するのは一部のみと考えよう。万能カードは、VISAかAMEXか、MASTER。
☆念のために、小生はVISAの信奉者でも、JCBの敵でもない。カードユーザーの経験談としての参考情報である。
[教訓]今回VISAは、期間的に間に合わず諦めたが、早めに国際的に通用するカードを1枚作っておこう。
昭和シェル石油の「Xカード」やJAFの「JAFカード(セゾンカード)」は、VISAの年会費無料。これは美味しい。「免許証」と「引落とし預金口座通帳」のコピーを添付して送れば、最短10日でカードができた。
<TC(旅行者小切手)は、完璧現金と同様に使える>
TCの受け取りを断られたことはない。旅行者がめったに来ないスーパーにて、主任さんから店員への指示は、「カナダドルのTCなら全て受け入れよ」と聞こえた。ただ一軒のスーパーのみ、番号をTCに控えるためパスポート提示を求められた。
つまりお金はほとんど全てTCでOK。現金が必要なのはチップ、バス、自販機、それに罰金くらい。だから現金は50$程度あればよい。これも出発空港内銀行付近で換金者を探し、直交渉すればお互いに得。その折、コインをもらえば、市バス利用が楽である。
銀行の他、なんと中央郵便局でTCが作れる。しかも平日の18:00までだから、昼休みに円ドルレートの情報を仕入れ、「今だ」と思ったら間に合う時間。ドルTCならシティコープ、VISA、MC、AMEX、トーマスクック等名だたる中から選び放題。
入手したら全てのTCへ、2箇所の内の1箇所へ漢字で署名しておくこと。使う時に目の前でもう1箇所へ署名して出すシステムだから安心。真似されない漢字の署名でさらに安心。
[情報]
現金換金手数料 10%(換金毎)・・・円からドルへ、残金を円へで19%目減りする
TC手数料 1%(作成時のみ)・・・いかにTCが有利かが分かるだろう
★ただし再度日本円に換金時はTC用レイト−5%程度が適用される。
現金換金−19%より、ずいぶんましだ!
準備額 \15,000/人×日
お勧めTC比率(宿代を払う必要がある場合)
$20:$50:$100=20%:30%:50%