ステップ5-2 持ち物準備(その2) 旅行バッグ カードTCへ 服装へ

 一人旅なら断然リュックをお奨めする。なぜなら、トイレに行くとき、リュックなら自分で管理できるからだ。個人自由旅行は、荷物は自分で運び、荷物は自分で管理する。だからこそ、身に付けてられて両手が自由になるリュックがとても便利なのだ。もちろん宿の移動時のみであり、まず宿へ荷物を置き身軽になって観光する
<個人自由旅行のバッグ>
子供であっても、自分の荷物は自分で持つ(ビクトリアにて)

手前の物体は、キャリアを付けた黒いリュックに、赤いデイパックとチロル帽を被せたもの。人ではない!(新凱旋門のディファンスにて)

 「え〜?リュックなんて、鍵もかからないし、第一、切られて中身を盗まれるのでは?」
それは新婚旅行等のパック旅行に根ざした考え方だから、個人自由旅行者は考え直そう!
(1)貴重品は必ず身に付ける。(パスポート、クレジットカード、免許証、航空券、旅行者小切手)
  残りは、衣類と洗面道具位なもんでしょ。そんなものしか入ってなさそうなリュックを誰が盗む?
(2)旅行者は、決して裕福そうな格好をしてはならない。
<体験談>
 ・23年前の学生一人旅では、姉にハンカチを袋にして貰い、首から下げられるように紐を通して、
  Tシャツの中に入れていた。
  乗り継ぎのソウル空港で、係官から「何が入っているんだ?Paperか?」と問われ、
  「Yes ! Lot of Papers !」(そうだ。札束だ)と。

 ・北米の人は財布を持たない。大金に見えぬよう必ず小額紙幣を外側にして折り、
  数箇所のポケットに分けて入れておく。
  特に外の胸ポケットには、数ドルだけ紙幣を入れておき、「金を出せ!」と言われたら、
  それをつまみ出して渡す。
  やつらも恐いから、それだけ受け取ったら、一目散に逃げていく。
  決して内ポケットから出そうとするな!銃を出すと勘違いされて撃たれるぞ。
   ・・・との話をどなたかの先生に聞いて以来、ずっと実践している。
  幸い「金を出せ!」との憂き目には遭ってないが。


 ・先日出張帰りに、新大阪から乗って来たレディー。小型のリュックと手提げバッグ。
  帰省にしては時期が違うし・・・と思っていると、
  英語の雑誌を読みだした。グァムか香港辺りの旅行帰りかと推測して尋ねると、なんと「トロント」。

  旅慣れてる〜!

 ・飲み屋のマスターと常連で12月のハワイへ1週間のグループ旅行。
  他のメンバーはスポーツバッグ1個だが、小生は35Lの
  リュックとウエストバック゜。両手が空いているから、マスターのバッグを持ってあげられた。
  全員手荷物で機内持込だから、到着後も待ち時間なし。みんな旅慣れてる〜!

<まとめ> ”海外旅行はスーツケース”一点張りだと困るよ→目的に合った旅行バッグで!
1箇所に連泊又は全てレンタカーで移動 主に公共交通機関で移動
一人旅 [☆荷物を自分で管理できること]
・容量50Lまでのリュックかショルダーバッグ
・ウエストバッグ
・小さく折りたためるデイパッグ
[☆同左+移動が楽なこと]
・容量40L位のリュック(できる限り軽いもの)
・ウエストバッグ
・小さく折りたためるデイパッグ
二人旅
(夫婦等)
[☆荷物はまとめる]
・容量60L強のバッグ(スーツケース可)
・ウエストバッグ2個
・小さく折りたためるデイパッグ 〜mont-bellがお奨め。観光やハイキング時に大活躍
[☆荷物は分割。移動が楽なこと]
・容量50L強のリュック(キャスタ付き)
 キャスタがなければ、別にキャリア持参
・容量〜35Lのリュック
・ウエストバッグ2個
・小さく折りたためるデイパッグ
百円均一錠設置
60Lの3ウェーバッグ[BAILESU](見た目はショルダー・手提げだがリュックへ変身)長所:腰骨支持のリュックになる 欠点:バッグ自体が重い
百円均一錠設置
25Lの2dリュック[BAILESU](1週間のハワイは、これとウエストバッグでいけた)長所:軽く充分な容量と腰骨支持性 欠点:なし
20Lの折りたたみデイバッグ[mont-bell]長所:軽く、折りたたむと24×16×2の袋入り 欠点:なし