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バンフでの駐車違反

「駐車違反で罰金?それは珍しい!」
キャンモアの民宿の主人に言われてしまった。

 今日の予定はバンフでの1日。23年前に登ったサルファマウンテンとサイクリングと温泉の予定。
1号線のICからバンフのダウンタウンへ向かう。
道の右側には「○○ Lodge」「○○ Court」「○○ Inn」の名前の宿が並んでいる。
街を一回りしてからレンタサイクルショップへ。先客が数組おり、かなり待たされた。
「どこに車を駐車したらいいですか?」
と店の主人尋ねると、通りに出て南側を指し、
「緑のある手前左手の2階建ての駐車場へとめろ」
と教えてくれた。
道路脇の「路上駐車可能(2時間以内)」の標識に後ろ髪ひかれ、駐車場へ金を出すのが少しばかり億劫な気持ちと、民宿で借りた「オールシーズン国立公園パス」の効能も確かめたくて、路上駐車を決め込んだ。
「サイクリングも2〜3時間だから、きっと大丈夫だよ」

表面:30$違反キップ
14日以内なら10%引きとある
裏面:
払い込み方法の案内

 サンダンス・バレーへのサイクリングに、ミニハイキングも欲張ってしまい、
3時間を越えてドキドキしながら戻ってきたら、何かワイパーに挟んである。
「げっ!」「あ〜あ、やっぱし」
"罰金30$。14日以内に払い込めば10%OFF"紛れもなく駐車違反キップである。
10%OFFが観光地らしいが、異国での罰金はやはりショック。
「踏み倒そうか?」「いや、レンタカーに住所届けてあるし、日本まで督促がくるかも・・・」
という訳で、近くにある市役所に払い込みに出かけた。

 窓口には、というより事務所には、2名のおばさんの事務員だけ。
「I got this one!」
と偉そうぶってチケットを差し出したら、淡々と処理された。
27$を払って、しょぼくれて、市役所の石段をおりた。
やはり駐車場へ入れておけばよかった。いや、停めた場所が悪かった。
空き地への入り口だったから、密告さられたのかも・・・。
「くそ〜!」と怒って、少し元気が出た。


[教訓]
・宿で借りれたシーズンパスは、国立公園入園料のパスでしかない。
・路肩駐車可能でも、時間を越しそうな場合は、誰にも文句を言われない所へ駐車せよ。
・急がば回れ!少しでも心配なら駐車場へ入れよう。

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