田舎修理工場都会へ・・・筑波参戦!









もともとEAエンジンのバルブタイミングは、若干ズレあり。
STDエンジンを組付経験がある方なら、合いマークが、1/3歯・程度のズレは常識!・・・は御存知と思います。
ハイカムになると、この1/3歯内で、バルブはかなりリフトするので、
走行フィーリングへの影響、リセスの深さの設定も含めて、かなり重要な要素です。

・・と口先で言っていても・・・

高回転型になって中速トルクに欠ける! = 高圧縮化 = 面研!の公式?

を実行してしまった・・・反省文?
ヘッド面研の恐怖



面研後、タイミングベルトを組付時、発覚!面研からカムタイミングとの戦いが始まる!(いつもどおり?大げさ!)

普通の4輪車のエンジンは、面研すると、カムタイミングが、遅くなります。
向かって右回りエンジンで、テンショナーが、ベルト緩み側にある為です。


ところが、EAの場合、ベルトに向かって左回転エンジンで、テンショナーが、ベルト張り側にあるのです。


普段、何気なく作業をしますが、基本的な設定を変えると、大きな落とし穴が〜。これを当地の業界スジで、「ドツボにはまる!」 と表現↓
 
当然?0,35m面研分で、タイミングは、かなり進角する機構。・・・可変のタイミングスプロケットを買おう!


でも?高価で、 買えない!・・・・またまた考慮の時間。



                
 
数日の思考停止。
AE86のAspecのベルト交換の整備中に突然ひらめいたのです。 こんな物?まず?作って・・・











これじゃ〜? どうだ!




更にタイミングカバーを少し切り抜き・・・。

 ローラーの姿は 少しのぞいているくらい〜!


        ・・イイ!


   問題の調整はどれくらい可能か? プーリーの歯の約1/3程度。以外に少ない感じ。

1歯移動+ローラー調整で、解決! 機構的には、もっと可能ですが、前側ローラーが調整限界。 目視 0度 達成!

   後に2005年11月の筑波で、当工場製の物より大きいローラーを使っているエントラントを発見!
   大きさと機能面、発想の全面敗北でした。 大きなローラーの方、ご連絡頂ければ、完全敗北証明証書を発行〜(笑)



増えたリフト量の加算値より更に深くしないとダメな事が判明!(セッティング走行でEX側が薄く接触)

「ハイカムをナメんなよ!足し算だけで加工するな!」・・と説教されてしまった!

このリセス深さ分のアルミの量と、0.35mmの面研量 を比較して更に燃焼室形状が薄く、いびつになる事を考慮すると・・・。




そして・・・<冷たい最終結論> EAエンジンの面研は、ハイカム使用場合、 効果はない!


元来、360cc 36PH って、ダテじゃないんだ!  ギリギリの高〜度な、モンなんだ!







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