田舎修理工場都会へ・・・筑波参戦!







つまずきの無い虚しさ = 贅沢!


ピストンとコンロッドの加工が、意外に?順調に終了。若干の 強迫観念? と精神的余裕を持って次なる闘争劇へ・・。




数十年来、お付き合いのあるボーリング屋のオヤジさんの一言。「ライフやZのエンジンは、筒が踊っている!」・・・・?
この一言は、田舎整備工場主の かねての疑惑 と一致した!(・・・・・様な気がする?)
昭和50年前後の整備業界経験のある方なら、日産のL型や、トヨタのM型など(その他4気筒も・・)の
マニホールドボルト(シリンダーヘッド側)の折れ込みや緩みが日常茶飯事的?だった事をご記憶と思います。

この頃は何も思わず作業していましたが・・。

何で最後部や、最前部が折れやすい?
こんな疑問を持つ様になりました。
ヘッド後部のオイル漏れや、水漏れも前後端部に多い?


以下はまったく別なEAエンジンのヘッドG/Kで、同じ位置の写真です。ボーリング屋オヤジの一言の重さを感じさせます。
(一部のリング部が圧縮と延びを繰り返して、剥離しかけているように思えます。)


エンジンが・・・ねじれている?


そういえば、その後の各メーカーのエンジンを見ると、シリンダーブロックの補強や、
ミッションとエンジンを繋ぐプレート(スチフナープレート)などがどんどん強化されています。(全長のコンパクト化や、ミッションハウジング側の大型化もその一部?)

わからねぇ〜なぁ(泣) 田舎のオジサン整備工のアタマでは「4〜5レースおきに、O/Hして、G/Kを交換すればいいじゃないか!」




なんて言いながら(笑) これより 04'SpecR の、こだわり?部分

EAエンジンは、シリンダースリーブ上部が開放されていて、その上、下図AとBではBの方がかなり長い!
後部壁を構成する壁部分も少ないです。前のスリーブはウオーターポンプの壁とつながっていますがミッション側はまったくのフリー!

これでスリーブを
片肉1,5mmボアアップしたら・・。

・・についてこだわって?みました。




右の映像は旧いアメ車(シボレー)のブロック補強法で

4BOLT と呼ばれているようです。

クランクベアリングキャップを 2本止めから、4本止めに変えるキット! ・・・だそうです。


本業で使うのアルゴン溶接で、クランクキャップに止め部分を追加して、4BOLT化!・・と思いましたが、
1/1000精度のメタルクリアランスや、その他クリアランスに大きな溶接電流による、大きな歪は避けられません。
薄いシリンダーブロック壁にも・そんなに大げさな補強は・・とも思い、そこで思いついたのが、以下の方法。


貧乏工場には、

割と高額なオイルパンP/Kが不要!

って?嬉しい?要因。


3種類の形の硬い材質のアルミで、オイルパンの間に、クランクキャップボルトで締付ける 補強プレート を構成。

強度・目的上、オイルパンG/Kを使用しないので、液体パッキン用保持溝を加工済み。


オイルレベルゲージの穴、 忘れて? いました!




つまずきの無い、あまりの好調さに・・・更に新手の? こだわり作業 を追加!





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