■ 5月4日(土曜日)

夜中起きることなく朝5:00に目覚め。
乃木フェス、トイレ、歯磨きを済ませると、今日の予定を確認して次のポイントに向かって出発。
よ〜し、佐田岬行くぞ。

● 佐田岬に向かう

八幡浜港のフェリー乗り場を横目に出発し、まだ静かな大通りの県道を進み、国道を左折。
国道378号の上り坂を山に向かって上がっていくと、やがて佐田岬である国道197号への分かれ道に到着。
この信号交差点を左折し国道197号に入れば、後はこの道をひたすら真っ直ぐだ。
佐田岬までの道中、道の駅が二つある。
二つともそんなに離れてないけど、そんなに道の駅が必要なのか・・・???
どうせ今の時間は空いていないので、寄るだけ無駄。
なのでスルーだ。
一つ目の道の駅をスルーすると、道路のメロディーラインの看板を発見。
お?この先がメロディーラインになっているのか。
メロディーラインとは、アスファルトとタイヤの摩擦音で音階を作ってメロディーを奏でるというものだ。
その仕組みは、道路上に配合を変えたアスファルト素材を帯状に舗装するというもの。
その構造上、あまり長い間メロディーを奏でることはできないし、一定の速度で通らないとうまく聞こえない。
これがあるのは群馬県の榛名山にあったな。
あと北海道のどこかにもあった気がする。
どんな音が鳴るんだ?
速度を制限速度に合わせて通過。
何か鳴ってる。
何て曲だ?喉かな田舎ソングな気がする。
(ネットで調べると、みかんの花咲く丘という歌らしい)
案の定、一小節で終わった。
ま、この工法、金かかるから仕方ないよね。
これ、ゆっくりで走ると低い音でスロー再生になるし、早く走ると早送りみたいでカセットテープ見たいなんだよね。
よくこんなの考えたな。
道路をさらに進むが、二つ目の道の駅でちょびっとトイレ休憩。
その後も眺めの良い道路を進むと、国道の終点にフェリー乗り場を発見。
む、ここからも九州へ行けるのか。
フェリー待ちのバイクや数台の車を横目に乗り場を通過。
乗り場には他にも、商店や休憩所のような設備が見える。
何か記念品ないかな・・・?帰りに寄ってみるか。
訪問証明書とかあったらいいな。
道路は国道から県道に変わり、やや道幅が狭くなった。
国道の時は民家がほとんどない快走路だったけど、県道ともなると民家が立ち並んでいる。
さすがに休日の朝だから通りは殆どないけど、調子乗っていると対向車がコーナーから飛び出してくるので気を付けないとな。
この辺まで来ると、「佐田岬こっち」という内容の看板も出現。
?明らかに県道から外れているけど、看板が正しいのかな?
良くわからん・・・県道に沿って行ってしまえ。
だが、県道の入ったのは間違いだった。
道路はさらに細くクネクネになり、人家も密集し見通しが悪い。
全然スピードが出ない・・・面倒くさいな。
そろりそろりを車を走らせ、何とかさっきの分かれ道が再び合流するポイントに到着。
その後も県道を走ると、すぐに県道と道先案内が分かれるポイントが。
ここまで来たら県道は拒否れない。
俺は県道を行くぜ!
やっぱり細くてクネクネの集落道をそろりそろり走り、また分かれ道が合流。
その後は分かれ道もなく、終点の駐車場に到着。
すぐ手前に民家が2軒あり、おばあちゃん二人がみかんの用意している。
何で見たか忘れたが、あのおばあちゃんは観光客にミカンを売りつけるおばあちゃんだ。
顔を合わせないようにしないと。

● 佐田岬

午前7:30、佐田岬到着。
ついに、四国最西端に到着だ。

 ←否応にも期待が膨らむ

ここは、今までの旅行で来たことが無かったところの一つ。
ここに来るために今回の旅行があったといえば、間違いでもないかな。
改めて周囲を観察するが、20台ほど車が止めれる駐車場は、すでに半分くらい埋まっている。
この辺りや道中には、お土産を売る売店はなかった。
フェリー乗り場が一番近いまともなお店・・・帰りにあそこで記念品を探そう。
あとは・・・あれはなんだ?

 ←お!?測量基準点があるじゃない

 ←基準点じゃなく、水準点だった

駐車場からちょびっと離れた斜面に、水準点を発見。
ま、周りの見通しが悪いから、三角点ではないと思っていた。
水準点か・・・国土地理院が設置した高さ(標高)の基準になる点だ。
ちゃんと「この測量標を移転き損すると測量標により罰せられます」と、表面に刻まれている。
河川の河口や水門付近にあるのは知っていたが、見たことは殆どない。
国土地理院の水準点ってこんななんだ。
他に変わったものはない。
では、肝心の岬を観光しに行くとしよう。
岬に行くには、どうやらここから遊歩道を歩く必要があるみたい。

 ←この遊歩道を進む

幅1.5m程度の舗装された遊歩道を歩く。
歩くと腸を刺激されたのか、何かだトイレに行きたくなった。
って、さっきの駐車場にもトイレなかった。
この先にもないだろうな・・・。
どうすっか、やっぱ我慢か。
遊歩道を歩き、小さな山を越えたら、平地に広場と街灯・トイレを発見。
こんなところにトイレが!
トイレを調べると・・・どうやらバイオトイレと呼ばれているものだ。
何だコレ・・・???

 ←その仕組みが書かれている

バイオチップが入ってて、微生物が汚物を水と炭酸ガスに分離するんだね。
へぇぇ、スゲーな。
水で流さないでいいんだ。
ということで、私もトイレを済ませ脱出。
すっきりしたところで、二つ目の小山に向かって遊歩道を歩く。
こちらの小山は、頂上が展望台になっている。
展望台に行くのは後回しにして、まずは灯台へ。

 ←駐車場があんなに遠くに・・・鹿児島の佐多岬を思い出す

遊歩道を進むと、何か入口っぽいところ発見。
む、水道管の埋設もここまでか。

 ←こんなところにも消火栓があるんだ(笑

森を抜けると、そこは灯台のすぐ目の前。
とうとう来たね。

 ←おお〜、佐田岬灯台だ。

朝日が照らしているためか、灯台は白くて綺麗。
場所からして、きっと灯台には登れないだろう。
それでも、灯台に行かねば。
その向こうは広大な海が広がっているはずだ。

 ←例の看板発見

階段の手前には、いつもの看板もあります。
うむ、手入れされてて良い。
道はここから右手に分かれてどこか行っているが、そちらはスルーして、階段を上り灯台だ。
その敷地からは前方の海を眺めることが出来る。

 ←あれは、灯台手前を右に曲がると行けるところ

灯台にたどり着き、灯台の右側を通って反対側へ行く途中、右手の海に小島が見えた。
あれなんだ・・・?何かモニュメントがあるようだが・・・その右側のプール見ないなものも気になる。
何なの???

 ←これ、正面

で、正面、真西方向がこれだ。
おお!今日は天気がいいから、反対側の陸地が見えているぞ!
あれはどこだ〜〜???
グーグルで調べると・・・あ、大分の佐賀関の半島だ。
あそこか〜〜、ということは、その右手に大分の工業地帯があるはずだが・・・む、よく見ると、工場の煙突っぽいものが見えているな。
おお、スゲーな、あんなところまで見えてんだ。
頑張れば別府や国東半島も見えるんじゃないか?
しばらく目を凝らしたが、さすがにその辺は見えない。
うむ・・・この時期は気温が高くなって空気が汚れる一方だから、無理か。
改めて周りを見ると、すぐ近くに四国最西端の看板が。
これに乗って記念写真を取れというのか・・・まあ、これが見えるように写真は撮っておくか。
灯台はもちろん登れないのでぼんやり眺めるだけ。
見るのはこれだけか・・・?
いつもの三角点ねーのかな?
灯台の敷地をぐるっと一周してみたが、それらしいのはない。
本州や北海道だと、灯台の近くに三角点があることが多かったが、四国では三角点を見かけないな。
ま、三角点を探しているわけじゃないから良いけど。
もう見るものねーだろ。
では帰るか。
あ、いや、そういえば、すぐ隣に何かあったな。
行ってみよう。

 ←この先に何があるんだ?

 ←こうなっているらしい

ちょい戻って先ほどスルーした道へ進み、看板にも書いてあったが、畜養池の横を通り、永遠の灯と呼ばれる終端の岬へ。

 ←あれが畜養池か。養殖でもやってたのかな?

 ←灯の日のモニュメント

永遠の灯と呼ばれる岬には、灯台を象ったモニュメントがあった。
写真の様に、灯台をモニュメントを重ねると良いらしい。
・・・で、これが何なの?
何がしたいのかよくわからん。
ここから見える景色はさっきと一緒。
標高が低い分、遠くが見渡せないかな。
それよりも・・・

 ←あれは何だ??

すぐ横の崖には、何かトンネルのようなものがあるな。
ありゃなんだ?
ここに来るまでに脇道があった。
たぶんそれを通れば、あそこへ行けるだろう。
来た道を戻り、あのトンネルのような場所へ行ってみる。

 ←洞窟式砲台跡・・・だと!?

 ←この先に・・・あるのか?

 ←砲台が・・・あった

トンネルの突き当りには、砲台が置いてあった。
本物か??
すぐ横・・・に紹介看板がある。
どれどれ?・・・何だ、当時のレプリカか。
・・・そりゃそうか。
ってか、こんな狭いところで弾込めて発射してたんだ。
ってか、ここに砲台があるってことは、敵艦がすぐそこを通っていたのか。
しかし、まぁ、こんなところにこんな穴を掘ったものだ。
さて、全部見たな・・・帰るか。

 ←灯台って、あんなところに立ってたのね。

あ、いや、見ていない場所がもう一ヵ所ある。
それは、小山の頂上にあった展望台だ。
ちょっと歩き疲れたけど、行こう。
来た道を消火栓があった遊歩道まで戻り、分かれ道を頂上に向かって歩くと、突き当りが広場になっていた。
確かに展望台だ。

 ←もとはあそこから来たんだ

 ←展望台の端には何かモニュメントが

展望台の一角には、奇妙なモニュメントが。
なんか新しいんだけど、何なの?なんか意味あんのかな?
よく見たら、近くに看板があった。
あ、鉄の丸い手摺みたいなやつと、それに繋がった鉄のプレートで、ハート形に見えるってやつか。
なるほど、いかにも若者のデートに来てください感が出てるな。
でも、こんな秘境に若者が来るかね。
確かに、ここからの景色は良いんだけど。

 ←先ほどの佐田岬灯台

おお、階段の下から見上げる灯台も良いけど、やっぱ見下ろす灯台も綺麗だな。
いや、待て。

 ←なんか海面弯曲してね?

うわ〜〜、すげーな。
海面の青と山の緑に、灯台の白が、絶妙に綺麗。
向こう側の九州の陸地も、さっき灯台で見たよりもはっきりと陸地が映っている。
・・・2〜3月の早朝だと、九州がもっとクリアに見えるんだろうな。
綺麗だな。
夕方は夕陽で、また別の景色が見れるんだろうな。
何か海面が湾曲している様にも見えるけど・・・気のせいか。
佐田岬綺麗だった・・・来たかいがあった。
よし、そろそろ帰ろう。
帰る前に一応ちらっと三角点を探すも、ない。
これだけ見通しが良ければありそうだが・・・どっかに隠されているのかもしれない。
朝来た遊歩道を歩いて帰る途中も、何組かの旅行客とすれ違った。
そいえば、ここに来た時も何組かいたな。
ちゃんと訪問している人がいて安心。
そう思いながら歩いていると、そろそろ駐車場というところに、例のおばあちゃん二人が、袋詰めされたミカンを携え、遊歩道の横に座っている。
うげっ!絶対ミカン買わされるやつだ!
私の姿を視認したおばあちゃん二人は、「歩き疲れた時はみかんが一番よ」と、すでに皮を剥かれたミカンを勧めてきた。
これは・・・
食べちゃダメ。
食べちゃダメ。
食べちゃダメ。
と、頭では拒否しても、手がゆっくりとみかんに伸び、口の中にパクリ。
あぁぁぁ食べちゃった・・・甘すっぱくておいしい〜〜。
みかんを食べた私に、ビニール袋に入ったミカンを勧めてくる。
だよね、そうなるよね。
食べちゃったから断れない。
仕方ない、勉強と思って一つ買おう。
一袋500円とのこと。
高いな・・・と思いつつ、財布を覗くと・・・小銭がない。
1000円出してお釣りをもらうか・・・と1000円札を出してお釣りを要求。
すると、「私のも買って」と、もう一袋渡された。
お釣りくれんのんか〜〜い。
まぁ、良いか。
おばあちゃんにお小遣いあげたということにしよう。
みかん袋を二つ携え駐車場に到着。
帰り道を次の目的地である道後温泉までの道順を地図で確認すると出発だ。
あ、帰り際、別の男性がおばあちゃんに捕まっている。
またミカンを買わされるのか・・・。

● 道後温泉を目指す

さて、ここに来る途中の道中を逆戻りして、まずは四国本体へ戻る。
目指すは道後温泉だ。
途中にあった分かれ道は、狭くクネクネした県道ではなく、快適な迂回路を進む。
こっちの方がカープの見通しもよく、道幅もあって走りやすい。

 ←風通しも良いから風力発電に最適

しばらく車を走らせると、来るとき素通りしたフェリー乗り場に到着。
ふむ、ちょっと車を止めて散策しよう。
訪問証明書とかないかな。
食べ物や名物の幟が立ってるから期待が膨らむ。

 ←グーグルマップに映ってないくらい新しい

まずは建物をグルっと見回って施設を確認。
お土産を売っている売店の他、レンタサイクルやミカン工房もあるようだ。
ミカン工房では、搾りたて新鮮なミカンジュースが販売されている。
他県と違うのは、ミカンの品種ごとにジュースをオーダーできるということか。
フェリーの乗車券を売っている売店と待合室もあるけど、それはちょびっとだ。
売店の中に入り、売っているものを散策。
お土産類はさすがに道の駅とは違う。
ウニ饅頭やみかんの何かしら、どこの店かわからないタルトなど、地域に根付いたお菓子が並ぶ。
・・・ふむ、記念品とかは無いな。
目的のものがないなら買い物する気もないので、次の店行こう。
建物を出て国道沿いに行けば、他にも商店がある。
とはいえ、パッと見たところ、1軒しか開いてないけど。
その店だけ何人か人だかりが出来ているので、行くべきお店はすぐにわかる。

 ←もう見た目お土産店だね

お土産専門、お弁当、じゃこカツなど、いろいろ情報が詰まった店構えだが、ようするにお土産とじゃこカツ売っているスーパーだ。
スーパーとは言うものの、規模はコンビニ以下・・・大丈夫か?
他のお客さんに紛れて私も入店。
中を覗くと・・・やっぱコンビニより規模の小さいスーパーだ。
多少の週刊誌と生活雑貨、お土産に食品がラインナップ。
まぁ、一応お土産が主役らしく、売り物の30%がお土産だ。
さて、お土産だが・・・さっきはなはなで見たお土産と若干被るな。
ここにもウニ饅頭がある。
この辺では、ウニが取れるのかな?
饅頭にするくらいだから、あまり量が取れてないのだろう。
例の意味不明なタルトがあるか、これはスルーね。
そういえば、会社用のお土産をこの辺りで買いたいと思っていのを思い出した。
このウニ饅頭にしよう。
あとは・・・記念品はないね。
期待してなかったけど。
あと、じゃこカツが揚げたてだから食べてみよう。

 ←じゃこ天の揚げバージョンだ

揚げたてだから暖かい。
ではいただきま〜す。
む、サクっとした食感が面白い。
味はじゃこ天なんだけど、フワフワの触感じゃなく、カツのサクサク食感。
これはこれで面白い。
ごちそうさまでした。
さて、あとは何もなさそう・・・仕方ない、出発するか。

● そして道の駅

車に乗り込み、通って来た国道を戻る。
道路は国道になり快適に。
時折、対向車とすれ違う・・・彼らは佐田岬に向かうのか、九州へ行くのか、本人のみぞ知る。
なおもを道を戻ると、行きがけにスルーした道の駅だ。
道沿いに面した駐車場にクルマを停めて、正面の売店へ。
うむ、いろんな品種のみかん売ってる。
あれ・・・?お土産はミカンしかないのか・・・。
みかんはさっき分けわからんミカン買ったから不要。
みかん以外の柑橘類も売っているが、そんなにたくさん要らないのでスルー。
この調子だと近年品もなさそうだ。
何もなかったな・・・。
そう思いながらも、次の道の駅を目指して出発。
しかし、出発してすぐスタンプGETしてないことに気付いた。
あれ?スタンプどこにあんたのだろう?
そういえば、お土産を売る売店にしては、みかんや柑橘類など、ラインナップが不自然だった。
他に建物あったんじゃね?
慌ててUターンして、再び道の駅を訪問。
あ、訪問した建物の横に階段があって、道路の横の斜面の上へ上がれるようになってる。
その先に・・・あった、道の駅の建屋だ。
こっちが本体だった!

 ←ははは、建物を勘違いしていた

中に入るとすぐにスタンプを発見。
後は記念切符とストラップだが・・・広い店内を探すと、キーホルダーと置いているところにストラップを発見。
記念切符はないみたいなので、ストラップだけ購入だ。
よし、今度こそ撤収。
車に乗り込み次の道の駅へ。
次の道の駅もこの道沿い。

 ←うお!こ、これは!?

次の道の駅へ向かう途中、交差点脇に、見たことがある杖に見えるポールを発見。
これは、電子基準点じゃないか!
どこかにあると思っていたが、こんなところにあった。
電気を供給している電線は見当たらなかった。
地中配線で供給しているのか。
電子基準点を過ぎれた次の道の駅へ到着。
前の道の駅からものの10分・・・何で二つも必要なのか・・・。
駐車場の一角に車を停めたら、いざ、散策だ。

 ←展望台付きの建屋だ

中に入り最初に見つけたのはスタンプ。
後は・・・天井が高く広い空間の中に整理されたお土産を見て歩き、ストラップを発見。
レジには記念切符もあったので、三種の神器GETだ。
別のレジには、近所で生成されているミカンジュースの売店もある。
この道の駅でしか売ってない限定品・・・。
丁度一人で飲み切れるサイズ・・・買ってみっか。

 ←愛媛と言えば、ミカンジュースだよね

エレベータを使い、3Fの展望台へ移動。
今日も朝から天気が良く、眺めが良い。
暖かくなりそうだな・・・ということで、喉を潤すため先ほど購入したミカンジュースを飲む。
む、濃いーな。
すっきりした酸味の中に強い甘みがあり、いつも食べているミカンより甘いと思ったが、自販機で売っているミカンジュースと比べると、少々ドロッとして味も濃い。
喉にミカン感が残る・・・後味すっきりとはいいがたい。
お茶ですっきりさせたいな。
展望台から外を覗いて気づいたが、すぐ横に何か重々しい施設がある。
あれは・・・伊方原発のようだ。

 ←あんなところに伊方原発が

四国電力唯一の原子力発電所というのは、あんなところにあるのか。
青森県もそうだけど、都会から離れた秘境っぽいところにあるんだよな。
ってか、この位置であの発電所に万一の事態が起きたら、山口県や広島県に影響ありそう。
太平洋側に作ればよかったのに。
ジュースを飲み終え、乃木フェスもプレイし、十分に休憩を取ると、いよいよ道後温泉に向かって出発。
国道197号線を進み、朝来た国道378号の交差点を左折すると、後は松山まで一直線。
この調子だと、昼頃道後温泉に着けそう。

● 松山への道

道路は国道378号へ。
しばらく山岳道路が続くが、ある程度進むと海沿い道になった。
イイネ、四国一周を実感する。

 ←海が綺麗

今日は天気も良くて海が綺麗だな。
・・・って、待てよ?
今見えている海、もしかして瀬戸内海なのか?
おお、そういえばそうだ。
概ね宇和島あたりから瀬戸内海と呼ばれているから、これは瀬戸内海の海。
ああ、瀬戸内海に戻って来た。
四国一周が近いぜ。
そういえば、今通っているこの道、一回目の旅行の際、真夜中この道を通って松山から八幡浜にアクセスしたはずだ。
夜だったこともあり、全然覚えていない。
ただ、松山のゲーセン行ったのがたしか夜の11:00近くだったはずだから、それからこの道をぶっ飛ばして八幡浜へ向かったはず。
どこを走っているのかよくわからない夜道を、ひたすら走った記憶しかない。
今は基本的に昼間しか幹線道路を移動しないようにしているいけど、この企画始まった当初は、夜もバリバリ移動してたんだよな。
たぶんその後、すぐに夜の移動をやめにしたはずだ。
夜のキャンプを道の駅でするようになったのは、そのあと、三重に行った時だと記憶しているし、ごはんを郷土料理を食べるようになったのもその頃。
長い間この企画に携わり、ずいぶん洗練された。
具体的にあと観光目的で立ち寄ってない場所は、山梨県と奈良県。
あと、順路通りに移動していないのは大阪府だけ。
しばらく西日本が続いたので、来年は山梨、次の年は奈良・大阪へ行きたいな。
そんなことを考えていると、次の道の駅が見えてきた。
あれ?もうここ??
途中に長浜大橋という赤い架道橋があったはずだが、気付かなかったな。
ってか、地図で見ると、あと1時間程度で道後温泉に着くな。
早っ!
駐車場の入り口に入ると、交通整理員がご案内。
どうも停めるところいっぱいみたいで、しばらく順番待ちした後、交通整理員に誘導され、駐車スペースでもない空き空間に車を停めさされた。
まぁ、駐車できたから良いか。

 ←昼時とあって、賑わっている

道の駅ふたみだ。
すぐ横に海水浴場があるから、夏も賑わっているのだろう。
時刻はちょうどお昼。
一番お客が多い時間だな。
もし良いものがあればここで食事も終わらせたいが、もし行列ができているなら、次は松山だからスルーしてもいいかな。
コンクリート造りの無機質な建物に入ると、すぐにスタンプを発見し、GET。
この道の駅には記念切符もあるので、合わせてGETだ。
ストラップは・・・ないな。
他のお土産も気になったがスルーだ。
さて、ごはん食べれるレストランはまだギリ行けそうだが、駐車場待ちをしている車がいるだろうから、とっとと出てしまうか。
ということで、次の道順を確認して出発。
道路は相変わらず瀬戸内海を眺めながらの走行だが、30分も走れば集落になって来た。
この、町はずれの幹線道路だった道沿いに徐々に建物が増えて、気づけば集落になっている様子が面白い。
国道378号は国道56号に合流し、その道を道後温泉方向へ。
国道56になると道幅も広くなり、急に都会になった。
懐かしいな・・・ほぼ15年ぶりの訪問だが、町のイメージは変わらないな。
そもそも、ここ松山、遊びでは1回しか来たことないと思うんだけど、どうもそれだと記憶が合わない。
前回の旅行で夕方今治、夜松山、深夜八幡浜へと移動したわけだが、それ以外に昼間大洲に行った記憶があるんだよな。
大洲のゲームセンターでサムスピを1時間やって後悔した記憶がはっきりある。
あれ、一体何時何しに行ったんだろう・・・・???
途中BOOK・OFFをも付けたので、試しに乃木坂のBDあるかどうか見たけど、なかったので撤収。
松山の中心地に着くと、ガソリンが少ないことに気付いたので、途中ガソリンスタンドで給油。
あとは地図に従って道後温泉を目指す。
松山の中心地ではあるが、それほど混雑していない・・・。
あっさりと道後温泉付近に到着。
問題は駐車場だな・・・。
車でウロウロしながらスマホで有料駐車場を探す。
別にすぐ近くじゃなくても良いので、入れやすく出やすいところが良いな。
いくつか回った結果、大通り沿いの大きい駐車場はいっぱい。
近くの住宅地にあった小さな有料駐車場に空きスペースを見つけたので、そこに車を置いて、歩いていくことにした。

● 道後温泉

道後温泉に来たのは初めて。
なので、だいたいどの辺が道後温泉なのかと言った、地理はよくわからない。
そもそも、すぐそこに県庁があるような都会に、なんで温泉地があるのか。
まぁ、有名な観光地なので、とにかくあの有名な建物まで行ってみよう。

 ←途中にある公園

徒歩で行く途中、湯築城跡なる大きな公園がある。
どんな場所か気にはなるが、それよりも道後温泉に行かねば。
でも入口を見た限りでは、綺麗に整った公園っぽい。
歩いている人が、近隣住民というより観光客に見える。
もうすでに観光地の一部なのか・・・???

 ←むう、ここを進めばいいのか?

 ←そういえば、温泉旅館っぽい建物増えた

とりあえず歩道を歩くと、温泉旅館っぽい建物が増えてきた。
電柱も地中化されて建ってないし、舗装も綺麗。
なにより、人力車が走っているあたり、すでに観光地の一部に入っている実感が沸く。

 ←あっ、この建物は!?

 ←目的の建物だ

更に道路を進むと、目的の木造建物に到着。
え〜と、これが道後温泉の本館か。
歩いてきた道に面してあるとは。
通りは人で賑わっているけど、建物は閑散としてるな。

 ←あ、こっちに人が

と思ったのは間違い。
建物の横に入口があって、こっちは賑わっていた。
ってか、こっち側は建物も大きい。
こっちが玄関なの?

 ←あのレリーフが特徴的

お風呂は2時間待ちの行列・・・急ぎの人は別館へどうぞ・・・とのこと。
折角来たんだから本館に入りたいけど、そんな時間はなさそうなので温泉はスルーだな。
まぁ、大型連休期間の昼間なので、想像していたことだ。
次来る機会があるかどうかわからないが、やっぱ狙いは平日だな。
すぐ横には商店街への入り口。
別館はこの奥にもあるらしい。
商店街でお土産を散策しよう。
そういえば、昼ご飯も食べないとな。
人の混雑具合をカメラや全天球カメラで撮影しつつ、まずは商店街の全貌を知るために端から端まで歩いてみる。

 ←これ、別館の椿の湯

 ←こちらは飛鳥の湯

商店街をある程度歩くと、商店街は交差点に到着。
そこを直進すると屋根のない区間へ。
その最初のポイントに、別館の二つを発見。
椿の湯と飛鳥の湯と言うらしい。
屋根がないとはいえ、こちらもそこそこ人はおりますね。

 ←人で賑わう

そういえば、飛鳥の湯って、聞いたことあるな。
乃木坂の齋藤飛鳥・・・じゃなく、乃木坂の松村の動画で、カップ麺の新商品開発の取材の動画で、ここを訪れていなかったっけ?
そうだ、赤と白の建物だったから、ここだ。
どの辺でロケしたんだろ?
・・・
・・・
・・・
ま、そんなことはどうでもいいか。
屋根のない区間はすぐに終端と思われるところまでたどり着いた。
どうやらこの辺りは飲食店が多いみたいだが、どこも人でいっぱい。
そうそう、どこかで昼ご飯食べないといけないんだった。
交差点まで戻り、屋根のある別の通路を歩く。
タルト専門が数軒、お土産屋、今日だけお土産を扱う普通の店、飲食店、生活雑貨店、衣服店などなど、観光客以外に地元の住民も足を運ぶであろう、いろんなお店がある。
この商店街の感じ、小さいころ良く訪れていた地元の商店街を思い出すな。
観光地のお土産屋街と違い、普段の日常も感じるこういった商店街の方もいいね。
ぱっと見、タルトを扱う専門店は3軒ほどありますね。
それに、都会の中にある大きな観光地だから、お土産オンリーでも店をやって行けてる。
すごいな・・・徳島の鳴門の渦や高知の桂浜と比べても、お店のラインナップが豊富で、規模が大きく感じた。
場所が都会だというだけで、これだけ変わってくるのか・・・。
商店街も終端まで進み、外に出ると、何やらいろんなものがあった。

 ←坊ちゃんカラクリ時計

 ←これは坊ちゃん列車

 ←開けたところは人が多い

 ←観光地の入口って感じ

 ←で、こちらが駅

ふむ、大半の観光客はここから本館にアクセスしてるんですね。
ここがスタート地点ってわけだ。
駅の一階にスターバックスが入っているあたり、知名度の高さを感じる。
さて、商店街の全体像はだいたい分かった。
商店街の入り口付近に飲食店がいくつかあたので、まずは腹ごしらえするか。
問題はすぐに座れるかどうかだが・・・。
先ほど歩いた商店街を今度は飲食店に注意しながら歩く。
お手ごろなお店は何軒かあったけど、だいたいいっぱい。
むぅぅぅ、すぐに入れるお店と言うと・・・

 ←このお店

うなぎ専門店、小椋さんですね。
うなぎかぁぁぁ。
高いんだよな・・・。
あまり高額な昼食をとると、お土産を購入するお金が無くなる。
でも、他のお店探す時間勿体ない・・・鰻のいい匂いが鼻と胃を刺激する。
・・・ここはリーズナブルな金額に期待して行きますか。
中に入り、女性店員に案内され店の奥のテーブル席に。
ん?時刻は15:00になろうとしているのに、お客は結構いるじゃないか。
ここは良い店なのかな?
運ばれたメニューを見る・・・ぐふっ!悪い方の予感通りだ。
うな重と、牛丼、豚丼とかあるけど、鰻だと2000円以下のメニューがない。
牛や豚もあり、こっちのほうがリーズナブルだが、それでも一般的なお店よりは高い。
む、多少の高級店やないか〜い。
この後の買い物もあるので、牛や豚で安くあげるか・・・いや、折角うなぎ屋に来たんだから、ここはうなぎを食すべきだ。
ってことで、意を決して店員を呼んでうな重を注文。
あっ!いや、待て!ここでお金を使ったらあといくらになるんだ?
と財布の中身をチェック。
「お気持ちわかります」
注文を聞いていた女性 店員の、気を使った優しい言葉。
む・・・財布の中、一万円札が1枚しかない・・・このあとタルトや温泉の素かったら、足りるかな?
「カード使えますか?」
「使えます」
よし、良いやつ行こう!
一番安いのは何だかセコイので、中くらいの奴を注文だ。

 ←いえ〜い、美味しそう

うな重だ・・・美味しそう。
ちょっといいやつなので、ウナギも一枚多いぜ。
このシリーズの旅行でウナギ食べたのって、静岡に旅行に行ったとき以来だな。
それ以外だと、福井の小浜市や福岡の博多、三重の津市なので食してきた。
浜松の鰻は安くて美味しかった。
鰻のファーストフード店まであるのは驚きだった。
さて、こちらの鰻は・・・おっ!ふわっふわで柔らかい!
そして口の中に入れると、炭火の香ばしい匂いと、甘辛いタレとウナギの旨味が絶妙なハーモニーをかもし出す。
う、美味い!
皮もパリパリだ。
やっぱすき屋のうな丼とはわけが違うぜ!
ということで、夢中になってあっという間に完食。
やっぱ、鰻はうめーや。
今まで行ったどの店よりも高いだけあるわ。
会計を済ませると、店長の男性から料理の感想を聞かれたので、とっても美味しくて大満足と伝えた。
ちゃんとお客に感想を聞くのもは、良い料理人の証し。
少々値段が高かったが、アタリだったんじゃね?
さて、遅い昼食が終ると、再び商店街を歩き、お土産探し。
お土産専門店で人気ありそうなお店は、おおむね3軒。
どれも道後温泉本館に近いところに位置している。
(というか、やや面倒になって来たからそこしかチェックしてない)
ということで、一軒一軒中を見る。
主に見るポイントは訪問記念品、温泉の素、お菓子類、タルトだろう。
ざっと見た感じでは、お菓子のラインナップはほぼ同じ、訪問記念品はなし。
タルトも売ってるけど、近くの専門店と同じ銘柄なので、わざわざここで買う必要もないだろう。
違うのは置いてある温泉の素だ。
大体4社程度生産している企業があるようで、それぞれの店で商品のラインナップが違う。
うむ、こういう、他の店と違うのって、面白くていいね。
購入するのは、当然地元に根付いている企業のものを買いたい・・・が、ちょっと割高かな。
使用回数、値段共に一番優れているのは・・・やっぱ、大手のバスクリン社か。
地域を応援したい気もあるが、ここはリーズナブルな大手のものを購入しよう。
あとは、今治タオルやそれを使った衣類も売っていた。
今治タオルは、やっぱ今治で買いたいな。
ってことで、ここではスルーだ。

 ←また来ちゃった、椿の湯

 ←こちらは飛鳥の湯

そういや、道後温泉って、一回の入浴はいくら位すんのかな?
入るつもりはないが、値段が気になったので、行ってみた。
椿の湯は400円、飛鳥の湯は600円だった。
安っ!
どちらも朝6:00頃から23:00までやっている。
店員はいつ掃除して休んでるんだ・・・って、交代制に決まっているか。
気になるのは飛鳥の湯、浴室以外に、2階大広間や2階個室を利用すると、さらに割高になるようだ。
ああ、風呂入るだけなら安いけど、休憩したら金かかるのか。
利用時間90分という謎の制限時間があるのも、この大広間でくつろぐ時間の制限ということか。
今が夕方だったら、ここでお風呂入ってもいいけど、今日はまだやるべきことがある。
今回は撤収だ。
さて、最後にタルト買って帰路に着くか。
専門店に行き、ラインナップと値段をチェック。
お店が2軒並んでいるのは、何かの因縁だろうか・・・。
ふむ、通常の奴以外に、高級なやつとかもあるのね。
もちろん、タルト以外のものも売っているけど、一見さんの私はタルト以外眼中になしだ。
試食とかできたらいいけど、当然できないので、候補のものを2点ほど一切れだけ購入して、商店街の端でこっそり試食。
ふむ、片方は少々甘いけど、もう片方はほどほどだ。
次も食べたい・・・と思うのは、個人的には甘くない方かな。
ということで、こっちのお店決定。
店に行ってラインナップを確認すると、さっき食べたやつの他に、もっうちょっと高価で高級なやつがあるね。
ほほう・・・なにやら、有名な賞もいただいているのか・・・じゃあ、買うのはこっちですね。
ということで、会社用と自宅用で、高級なタルトを2本購入。
よし、目的の買い物は終わった、帰るとするか。
帰り道、雑貨屋の前を通ったら、タルトの形をしたペンケースを発見。
タルトの一切れ分と同じ大きさの小銭入れもありますね。
なんか、肌触りも良いし、これ、面白いな〜〜。
ということで、ペンケースの方を衝動買いしてしまった。
何に使おう・・・(笑

● 今治へ

さて、道後温泉の観光を終えて、車を置いた駐車場に戻ると、車を出発。
松山には他に松山城とか、さっき素通りした公園など観光処はあるけど、ここは四国一周を優先して先へ進もう。

 ←あ、坊ちゃん電車だ

車を出発させると、すぐに目の前を通る坊ちゃん電車を発見。
おお、アレ、本当に走ってるんだ。

 ←こちらは県庁

松山城の横を通り、国道に出ると、今度は松山県庁だ。
さすが県庁、趣があるな。

 ←あいつ、あんなとこにも居るよ

交差点に出ると、またまた坊ちゃん電車と遭遇。
あれって、一機だけじゃないのか。
松山城が一目見たくて、堀の周りをぐるっと回ってみたけど、山の上のお城はどこからも見えない。
ふむ、地上と山頂との高低差が大きくて、麓からでは見えないか・・・。
まぁ、次もあるのでさっさと出発しよう。
ある程度走るとコンビニでドリンク休憩。
あ、山の麓から松山城見れないなら、麓じゃないここからなら見えるんじゃね?
松山城の方を覗くと・・・

 ←見えた!松山城だ!

マンションの間から、山の頂上に立つ松山城が見えた!
へぇぇ、アレが松山城か。
山の上に建ってるから、攻めるのは難しそうだな。
ここはコンビニの駐車場なので、他人の目がに気になる・・・ほどほどに見物したら出発だ。
道路は国道196号になり、町はずれの集落の中を進んでいく。
集落を抜けて海沿い道に出ると、道の駅が出現。
愛媛県で順路上にある道の駅はあと2つだっけ・・・?
それの一つだ。

 ←海と夕日が見える道の駅

道の駅風早の郷風和里だ。
中に入るとすぐにスタンプが目につきGET。
記念切符はないので、ストラップを探し出しGETだ。
お土産類はもう買う予定はないので、見る必要はないだろう。
建物の外はオープンデッキになってて、ここから見える瀬戸内海が綺麗。
きっとここからなら良い夕日が見えるだろう。
・・・夕陽にはまだ早いので、私は出発だ。
車を出発させ国道を進み続けると、程なく今治市に到着。
あれ?松山の隣が今治だっけ・・・?
ああ、合併とかですぐ隣になっちゃったのかな?
特に変化のない国道をその後も走り続けると、やっと国道317号の交差点に到着。
順路は直進方向だが、今治市街地は左折。
ちなみに、右折すると松山の道後温泉に逆戻りだ(笑
この交差点を左折し、道を直進すると、左手に市役所。
突き当りのT字路を右折し、後は看板に従い走ると、今治城到着だ。
大型連休とはいえ、ここはメジャースポットではないらしく、車や人では疎ら。
おかげで、道路に路駐した状態で、堀の外から今治城を撮影できた。

 ←あれが今治城か。

車で堀の外をぐるっと一周したが、突出して目立つお土産屋がないな・・・。
今治のタオルというのも興味があるので、お土産専門店とかあったら立ち寄って買い物したかったな。
ふむ、国道317号はこのまま今治市街地を通過し、港まで伸びている。
折角だから、国道の終点まで行くか。
お土産店に注視しながら行動を進み、漁港までやって来た。
小さな路地をちょこちょこと走る。
どう見ても、小さな港町の集落なんだけど、 本当にここは国道なのか?
Googleマップ見ながら走っているうちに、国道は海に面する海岸道の途中で終わっていることに気付いた。

 ←ここが国道317号の終点??

こんなところで国道が途切れている。
いや、見たところ船が出航する桟橋だったっぽい・・・もしかして、ここから先は海上国道なのか?
地図で確認・・・あっ、国道317号は海を渡って隣の大島から再開している。
いや、大島だけではない。
その後も船と橋を使い、佐方島、大三島、生口島、因島、向島と渡り、広島県尾道市の国道2号に合流している。
この317号、しまなみ街道を通る国道だったのか・・・。
(向島と生口島に至っては、去年走っていた)
今は橋が出来ているから、船は通っていないっぽい。
時間があれば、しまなみを訪れる予定であったが、そんな時間は無くなってしまったので、Uターンするかな。
戻る間も今治タオルを買うお土産屋さんを注視するが、それらしいお店を見つけられないまま、国道196号に戻ってしまった。
ここまで来ると、もうないな(涙
そのまま国道を進み、道の駅今治湯ノ浦温泉に到着。
時刻は19:00頃なので、もはや道の駅は営業していない。
なのでスタンプもGETならず。
まだ日は落ちてないので移動できるかな?
でもこの先、道の駅と言うと、マントピア別子。
・・・1時間くらいかかるかな。
1時間かけて移動するより、この辺りでお風呂とごはん探す方が効率的か。
今治でゲーセンあるかもしれないしな。
ということで、本日はここでキャンプだ。

● ご飯食って、風呂入って、寝る

さて、夕食できるところを探すわけだが、ここに来るまでの間、特に飲食できるお店はなかった。
というわけで、順路をもうちょと進んでみよう。
道の駅を出発してしばらく進むと、バイパスっぽい道だった国道も、町はずれの幹線道路っぽくなった。
・・・もうこれ、絶対お店ないよ。
どこでUターンするかな・・・と考えていると、前方にネオンが光る看板を発見。
連休だから、車屋じゃないよな。
もしかしてお店かな?
中華料理、蓬莱閣って書いてある。
中華料理店だ!そこへ行こう!
ということで、駐車場へ車を置き中へ。
駐車場には車は数台しか止まってなかったけど、中に入るとテーブル席とお座敷席ばまぁまぁある大きなお店。
50人くらいは入れそう・・・平日お昼とは人が多いのかな?
メニューを確認すると、本格中華が沢山。
やっぱ、中華はこうでなくちゃね。
麻婆豆腐は当然あるけど、中華料理の一品料理って、量が多いから、これにラーメンつけたらきっとすごいことになるぞ。
麻婆豆腐にライス・・・かな?
あ、麻婆丼あるじゃん。それにしよう。
あとは、チョイおかずで、餃子をチョイス。
よし、お金も1000円以内になったぞ。

 ←やっぱ、麻婆豆腐だ な

 ←餃子もイイネ

さて、注文した麻婆丼がやって来たので食す。
くぅぅ〜、美味い!
辛さもちょうど良いぜ。
やっぱ挽肉たっぷりの麻婆豆腐は最高。
ライスがどこにも見えないけど、ちゃんと器の底にあります。
あ、ライスを山なりに盛ってるんじゃなく平たく盛ってるんだ。
だから、上に乗った麻婆豆腐がボリューミーに見えるんだ。
分かっているじゃないか、この店は。
後からやって来た餃子も、皮はパリッと、中も挽肉の触感が面白く、すっきりして美味しい。
中の杏、宇都宮の餃子とも市販の冷凍餃子とも違う・・・中国の餃子ってこうなの?
挽肉が2種類使われているのかな?
通常の杏の中に大粒の挽肉も混じって、この触感が良いんだよ。
とっても美味しいです。
ということで、完食。
美味しかった・・・この店、良い店だった。
ご飯が終わればお風呂。
ということで、来た道を戻り、元の道の駅へ。
道の駅の近くに日帰り湯があるらしいので、道の駅まで戻り、信号交差点を山の方へ曲がり漏示を進む。
何か、すげーカラフルな建物あったので、これか?と思ったら、違った。
ホテルだ!
こんなところにホテルが・・・。
GoogleMAPを見ながら、なにやら運動公園っぽい場所の横を通ると、大きな駐車場の横に日帰り湯を発見。
・・・人手は入ってそうだが、スーパー銭湯とはやや遠い店構えだ。

 ←思ったより、人いない

湯ノ浦温泉四季の湯ピア工房・・・というらしい。
工房・・・???
でもこの辺りには温泉施設がいくつかあるみたいなので、天然温泉なのだろう。
中に入り入浴券を買うと中へ。
ん?コインロッカーってないのか。
それに、浴槽に備え付けの洗剤もないらしい。
ああ、そういう銭湯スタイルのお風呂ね。
でも私は洗剤持参なので問題ありません。
ということで、ビジネスホテルの大浴槽並みの大きさのお風呂を堪能。
風呂は狭いが、湯は良かった。
さっぱりした・・・あとは寝るだけ。
あ、一応今日は土曜日なので、ゲーセン探してみるか。
スマホで検索すると、ここから今治に向かって旧国道を走ると、ワールドプラザと言う集合商業施設があり、その中にタイトーステーションがるようだ。
よし、初音ミクやりに行こう!
道路は旧国道沿いなので、特に地図なしで行ける。
なので、車の少なくなった夜道を今治に向かって走る。
ある程度進むと、いくつかチェーン店が見える。
さすが、旧国道と言うだけあって、お店もいくつかあるようだ。
目的のワールドプラザは、ガストの横にあった。
駐車場の一角に車を置き、まずは施設内をぐるっと一周してどんなものがあるのか見た後、目的のゲーセンへ。
ゲームのラインナップは・・・あれ?初音ミクない。
ドラムマニアやギタフリと言ったコナミの音ゲーでもあれば時間はつぶせるが、それすらない。
・・・当然バトルギアはない。
イニDや湾岸は私はプレーしないし、他の音ゲーもしないので、結果、私がやるゲームがない。
・・・やらないゲームをやって時間をつぶすのも嫌なので、ここは撤収だな・・・(涙
道の駅に帰る途中、CDも置いている街の本屋を発見。
閉店時間ギリギリだったので、入って乃木坂のBDあるかどうか見てみた。
・・・ない。
よし、撤収。
もとの道の駅に戻ってきたら、最初来た時と違い、車でいっぱい。
置くところない・・・OTL
いや、トイレの横の、車いすの場所が開いている。
今の時間は10:00過ぎ・・・今から車椅子の障害者が道の駅を利用するとは思えないので、明日の朝までここに置かせてもらう。
というわけで、シートをセッティングして、乃木フェスをプレーして就寝。
明日はゴールの日。
おそらく何もなければ昼ごろに一周が完了できるはず。
時間が空くから、何しようかな・・・zzz

 

 

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