■ 5月2日(木曜日)
駐車場が国道のすぐ横だったこともあり、通行する車が増えてきた5:30頃目覚め。
ふむ、良く寝た。
まずは乃木フェスでスタミナを減らして、トイレを済ませると地図を片手に予定を考える。
今日こそ足摺岬へ行くぞ。
今から行くと、昼過ぎには着くはず。
● だがしかし、道の駅巡り
国道56号を出発し、昨日休みだった道の駅を通過し、昨日も通た七子峠を上る。
昨日は午後だったが、今日は日差しが差す午前中。
山の緑が際立って綺麗。
七子峠を通過すると初めての道。
平坦な田舎道を順調に進んでいくと・・・なんちゃって高速道路の出口に到着。
その向こうが道の駅だ。
私の手持ちのツーリングマップルでは須崎が終点になっているけど、今はここ窪川まで繋がってるんだ。
そういえば、昨日定休日だった道の駅も、今日なら営業しているはず・・・。
その気になれば、須崎まですぐに戻れるんだ。
あそこは記念切符もあったからな・・・。
いや、そんな都合良い時間ないか。
なんちゃって高速道路の出口の向こうには道の駅あぐり窪川があるが、午前7:15はまだ準備中。
一応立ち寄ってチェックするが・・・当然開いてないし、スタンプも入手できない。
←駐車場にはまだ就寝中の車が多数
さらに進むと、四万十川方面へ分岐する国道381号への分岐点。
さて・・・順路は当然まっすぐだが、道の駅があるのは四万十川方面。
実は、この後訪れる高知県の道の駅は、そのほとんどが順路上にあり、ここから四万十川沿いにある二つの道の駅も制覇すると、高知県内のほぼ全部の道の駅を訪問したことになる。
いや、厳密に行けば大豊町にも道の駅があるから、それをクリアする必要があるか。
が、四万十川の道の駅二つをクリアすれば、高知県の道の駅制覇にぐっと近づくのは間違いない。
・・・四万十川の二つの道の駅をつぶしてここに戻ってくれば、窪川の道の駅も、昨日定休日だった道の駅もクリアできる。
おいしい。
問題は、往復にどれだけ時間がかかるか・・・だが。
地図を見る限りでは、1時間とちょっとで遠い側の道の駅まで行けそう。
・・・往復で2時間半・・・午前中には戻ってこれるのか。
どうする?
昨日四国カルストに立ち寄ったこともあり、もう時間は残されていないぞ。
ここで寄り道したら、愛媛県での観光時間が無くなってしまう・・・!
ど、どうしたらいいだ!
曲がりますか?
直進しますか?
・・・
行き・・・・・・・
・・・・・
・・・・・
ますっ!!
ってことで、四万十川方面へ向かう国道381号へ分岐。
とりあえず、時間を無駄にできないので、ちょっとペース上げていこう。
←朝食はダイナマイトおにぎり
国道381号に入り集落を抜けると、すぐに四万十川の川沿い道になった。
四万十川は水位も低く穏やか。
だが、川幅や河床までの高さは結構あり、大雨が降った際はかなり水位が上がり危険になるのだろう。
←これが四万十川
四万十川といえば、河口部分と上流の起点部分は訪れたことがあるけど、その中間に来たことがない。
今いる場所がその中間処。
川遊びするにしても、このあたりが最適だろう。
そんなことを考えながら道を走ると、やっと道の駅に到着。
←爽やかな朝
道の駅四万十大正だ。
国道56号線から分かれて約30分で到着。
まだ8:00来てないから開いてないけど大丈夫。
開店時間が8:00なので、トイレ休憩でもしていれば開きます。
ってことで、車停めて一回だけ乃木フェスして、トイレ行ってウロウロしてたら開店。
中に入り、すぐにスタンプをGET。
割と狭い売店内をなるべくくまなく探したが、ストラップはなし。
何かケンシロウのフィギュアとか置いてたけど、なんでこんなもの置いてるんだ・・・???
ネット情報で記念切符があることを知っていたので、店の人に聞いて購入だ。
ん?3つ買ったら、特別なやつをもらえるって?
そりゃ欲しいけど、記念品を三つって・・・。
店員のおすすめ通り、記念切符を三つ買ったら、開業20周年特別切符をもらえた。
これって、千葉の道の駅じゃ同じ値段で売ったやつじゃね?
まぁ、良いけどな。
さて、ここで長居したら後に響くので、用が終ったら出発だ。
さらに奥へ進むと大正の集落があるが、そこをスルーしてトンネルもいくつかくぐる。
今まで気づかなかったが、川を挟んで反対に鉄道が通っているのか。
川が左右に曲がっているところは、自動車は道なりに進むが、鉄道は鉄橋で直進するしかない。
川を交差する鉄道とか、懐かしい田舎な風景にほっこり。
←おお、めちゃ鯉のぼりある
視界左手にはたくさんの鯉のぼりが。
5月は子供の日があるから、こういうのもやってるんだ。
川の端から端まで鯉のぼりをぶら下げる光景って、山梨の道の駅以来だな。
ここの方が川幅があって大規模だ。
更に道を進むと、次なる道の駅が進行方向左手に出現。
道の駅四万十とおわだ。
←木工細工がこの辺りの名産品みたいです
そうか、この辺りはとおわと言うのか。
さて、割と車の止まる駐車場の一角に車を止めて中へ。
まず目に入って来たのは、木工細工・・・そうか、この辺りは木工が盛んなのか。
杉や檜で出来たスノコや椅子、積み木、棚とかが売られている。
ふむ・・・木製の椅子が1000円とちょっとで売っているのか・・・。
これって安いのかな?
他には積み木パズル、当然ながら素材そのものもあります。
これは、物忘れが酷い親父用に買おうかな。
いや、それよりも、ストラップと記念切符だ。
ネット情報でここに記念切符があるのは分かっているので、早速購入。
レジの横にストラップもあったので、先ほど見つけた積み木パズルと一緒に購入だ。
道の駅を出る際に、北斗の拳のポスターが気になった。
何故ここに北斗の拳・・・・?
そういえば、さっきの道の駅にもケンシロウのフィギュアあったな。
なんなん?
ポスターをよく見てみると・・・どうやら、この近くに海洋堂ホビー館というホビープラザがあり、そこで北斗の拳のイベントをしているようだ。
む、海洋堂というのは、あのガレージキットを作成、販売している海洋堂のことか!?
ガレージキットは、私はファイブスターシリーズやジ・オ、デンドロビウムを販売しているWAVE派だが、海洋堂もスタイリッシュなガレージキット手掛けていたという印象だ。
アニメに忠実なWAVE、アレンジな海洋堂・・・と言ったところか。
(20年くらい前の情報だが・・・)
あれのホビー館がこの近くにあるのか!?
住所を確認すると・・・帰り道、多少ルートは外れるが、確かに近くにある。
む・・・往復30分というところか・・・。
行きたいな・・・でも時間が・・・。
ま、悩むのは帰りの分岐点までたっぷり悩めるので、今は次の道の駅を目指すか。
実は、私のツーリングマップルには、この先、愛媛に入るまで道の駅はないが、グーグルマップでは別の道の駅が表示されている。
記念切符も売っているようなので、そこまで行ってUターンだな。
道の駅を出発し、相変わらず奥へ奥へと進む。
トンネルをいくつか通り、相変わらず川沿いを走る。
←道路は続くよどこまでも♪
そういえば、今走っているのって四万十川だけど、これって、上流に向かって走っているの?それとも下流?
流れが穏やかっで流水方向がわからない。
川も細くも太くもなっていないし・・・どうなってんの???
とか思ってたら、眼下にガードレールの無い平坦な橋が出現。
あっ、あれは、川が増水したら沈んじゃう橋だ。
結構奥の方にあるんだね。
ってか、あの橋が沈むくらい増水するんだ・・・。
←ちょっと遠いけど、あの橋です
更に進むと集落に到着。
あとどれくらいだろう・・・とスマホを構えたら、目前に道の駅の案内標識発見。
それに従って信号交差点を左折し国道441号に入ると、目的の道の駅に到着。
左側にすぐ駐車場があったから、そこに入れて車を駐車。
ん?道の駅の本体は、道を挟んで反対側か。
←あっちが道の駅本体か
道の駅よって西土佐だ。
1Fと2Fがあるけど、1Fが売店で2Fは研修室とかみたい。
研修室?
ああ、ここを起点にレンタサイクルとか、何か教室をやってるんだ。
用があるのは1Fなので、まっすぐ1Fへ。
1Fフロアには、綺麗でオシャレな内装に、軽トラを使ったオブジェがあるけど、そんなのは無視無視。
まずはスタンプをGETし、ストラップも見つけるとレジで記念切符もGET。
よし!これで道の駅巡りは終わりだ〜。
時刻は!?
9:30頃か・・・。
思ったより時間を使ったが、今から戻れば昼前だ。
よし、今度こそ足摺岬へ向かうぞ!
● 海洋堂ホビー館
帰り道は先ほど来た道を戻る。
水没する橋を横目に見ながら戻ると、来る途中に感じたある違和感を思い出す。
今走っているのって、結局上流と下流、どっちに向かっているの?
窪川の方が海に近いわけだから、そっちが下流だと思うんだけど・・・。
そもそも四万十川の河口って、どこだっけ?
・・・
・・・
ん?足摺岬からちょびっと高知寄りだった気がするけど?
あれ?でも海に向かっているはずだから、河口に向かっているはず・・・。
ってか、そもそも四万十川って、どこ通ってんの?
地図を見て確認。
ん?河口から出てきた川は谷を北向きに登り、先ほど行った道の駅でぐる〜と東に向きを変えて、窪川まで来ると再び北向きに変わって、道の駅布施ヶ坂の横らへんと通って源流まで行っているようだ。
こんなにぐるっと遠回りしてたんだ・・・。
ってことは、今、上流に向かって走ってんだ!
でも、ここら辺より窪川の方が海に近いのに、川の上流って・・・どうなってんの?
あっ!そういえば、須崎から窪川行く前、かなり山を登ったな・・・地図ではわかりにくいけど、窪川辺りは海に近いけど標高が急に高くなってて、その高い場所を四万十川が流れてるんだ!!
川って、普通海から山頂に向かってだいたい一本線で通っているもんだが、こんなに激しく迂回しているのは面白いな。
四万十から分かれた支流が海に出たりしてないのかな?
無いんだろうな・・・。
行きがけに通り過ぎた鯉のぼりも通過。
あれよく見ると、めっちゃワイヤー張っているけど、いったいどうやって張ったんだろう?
鯉のぼり吊ってるから、相当張力掛かっていると思うんだけど・・・。
←相当荷重掛かってるよね
そもそも、どうやってこのワイヤー張ったんだ?
俺には、対岸の山の上からワイヤーが伸びている様に見えるが・・・まさか人力でロープの端持って山を上ったのか?
この距離と高さで、地上を這わせたロープを宙に浮かせることが出来るのか?
やっぱ、ヘリかドローンかな?
もっともっと戻っていくと、最初に訪れた道の駅四万十大正。
時刻は10:00・・・いい感じだ。
トイレ休憩だけ行ってから出発。
どんどん戻るわけだが、そろそろ海洋堂ホビー館の分かれ道だ。
結局どうしよう・・・行きたいかどうかでいうと、行きたい。
ただ、行ったら時間が・・・。
迷いながら走っていると、それほどスピード出していたわけじゃないけど、対向車がパッシングした。
ん?今、明らかに対向車に向けたメッセージだったな・・・まさか・・・やってるのか?
用心してスピードダウン。
当然後ろが少しづつ詰まるけど、ほぼ同じタイミングで前の車に追いついた。
前の車もゆっくり走っているのかな?
スピード取り締まりだと、なるべく直線路でやるだろう。
比較的直線が長いのは・・・この後だな。
スピードはもちろん、車間距離にも注意して走っていると・・・む!?遥か向こうの路肩にワゴン車が停まってる・・・。
あ!?手前にレーダーがある!
やっぱりスピードやってた!
ただ、誰も捕まってないけどな・・・。
ってか、連休中にスピード取り締まり何てセコイ真似すんなよ。
スピード取り締まりの直線を抜けて大きなカーブを曲がると、海洋堂ホビー館への分かれて道。
行くかやめるか・・・
行き・・・
・・・
・・・
ません!
ってことで、分かれ道を直進だ。
あ、だけど、海洋堂みたいなフィギュア置いてあるところって、全国的にも珍しいよな。
静岡のホビースクウェアぶりか?
どんなの置いてるんだろう・・・興味あるな。
・・・
やっぱ行きまーす。
ってことで、すぐにUターン。
目的の曲がり道を入り、狭くてクネクネした県道を進む。
入ってすぐのところに鉄道駅があったから道も広かったけど、谷に入ってしまえばお馴染みの狭い道だ。
対向車が来ないから良いけど・・・って、来た!
あ、広いところあったから交わせる。
あ、別に普通のところでも交わせた。
この先に海洋堂ホビー館あるっていうのに、全然車いないね。
帰る人とすれ違ったり、後ろから車が来てもいいと思うんだが・・・。
本当に合っているのか?
と不安になっていると、谷間が広く開いて、斜面下にカラフルな建物が見えた。
あれだ!
ちょびっとだけ車並んでいるけど・・・これは、出入口が狭くて交互通行になっているからだ。
駐車場は・・・ここからは見えない。
交通整理員の誘導で中へ入ると・・・・駐車場全然開いてるね。
ってことで、準備して突撃だ。
←何かこじんまりした建物だ
建物を見て何か違和感があるというか、親近感があるというか・・・。
これ、もともとホビー館用に作られた建物じゃないよね。
何かを再利用している・・・。
これは・・・学校だ!
たぶん、学校を再利用している!
なんでこんなことになっているのか・・・???
順番に並んで入場料を購入。
中に走ると・・・なんか建物の作りは体育館っぽいね。
ただ、それも忘れてしまうほど、中はフィギュアやホビーにあふれている。
入場するときにメダルガチャのタダ券をもらったので、まずは入って左手にあるガチャガチャをプレイ。
←これね
フィギュアガチャというだけあって、中は安物のフィギュアだった。
何だコレ?良くわからん。
まぁ、記念にもらっておこう。
さて、中を見るわけだが・・・どこから見たらいいんだろうな。
←入口正面にはドラゴンの巨大フィギュア
←これはちゃんとした売り物
ふむ、右側は売店、正面に船型の展示ブースと身長くらいの巨大ドラゴン。
左側が、フィギュアとかあるかな・・・行ってみよう。
10万円のゴジラのフィギュアを眺めながら展示ブースに入ると、そこには海洋堂とガレージキット、名物専務の紹介がされていた。
プラモデル店から始まった海洋堂は、常連モデラーさんの支えもあって、今の海洋堂へ発展。
廃校になったこの小学校を、地域発展の為にホビー館に改装したんだそうな。
当時名物専務だった人が、今は2代目社長なんだ。
ブースには、ガレージキットの技法や転機となったフィギュアが紹介されていた。
レジンキット、バキュームフォームキット・・・ああ、昔はこんな感じのキットがあったね。
漫画「プラモ狂四郎」でも同じようなことが紹介されていた気がする。
紹介ブースがあれば、後は自社製品や時代の節目に登場したキットの紹介。
←うわぁ、ドアが開閉するカウンタックのキットあったな。
←昔のキットは一色のみ
←このダンボーのフィギュアが注目されたらしいよ
ふむ、ホビージャパン等でガレージキットの印象があったけど、こうしてみるとキットよりはフィギュアの方が多いんだね。
たしかに、ファイブスターやガンダムのキットはWAVEという印象。
海洋堂はフィギュアが多いんだ。
←SPEEDのフィギュアだ。ヒトエと恵理子は似てる。
←こっちはモー娘。
←こっちは仕事人シリーズ
いろんなフィギュアあるね。
ってか、これらって一般販売されてるやつなのかな?
景品感が強いんだけど。
続いて、体育館・・・いや、建物中央にある船の形をしたブースへ。
中はフィギュアだらけ。
シリーズ毎に作られたシリーズだ。
ペットボトルの蓋に着けるポケモンのフィギュアや、動物シリーズ、初音ミクもありますね。
一般に売られているものではなく、ガチャガチャの景品っぽい。
←やっと出ました、初音ミクシリーズ
←こっちはポケモンシリーズね。
←こんなのどこに売ってんのかな???
さすがに船のブースの看板まで上がると、見上げたら屋根が体育館だ(笑
周りを見下ろすと、人だかりやフィギュアでいっぱい。
壮観だな。
体育館・・・いや、建物の舞台となる場所には、地方限定のガチャフィギュアや、北海道とのコラボ初音ミクが展示。
ガチャガチャもあったけど・・・お金勿体ないのでやらない。
でも、北海道コラボの初音ミク欲しい。
でもやっぱりお金勿体ない。
あ、何かかっこいいパーツをいろいろ組み合わせてオリジナルのフィギュアを作るやつがあった。
これはちびっこが遊ぶ用のやつね。
あとのブースはファイブスターのキット紹介や、北斗の拳等のフィギュアを販売している売店だ。
←よく考えると、これを金型で作っていると思うとすごい技術だ。
販売しているものの大半は北斗の拳や聖闘士星矢のフィギュア。
まぁ、当然お菓子はないにしても、お土産感がないな。
あ、海洋堂フィギュア5つ詰め合わせと言うやつがあるじゃないか。
中身は何かわからないが、とにかく5体フィギュアが入っているらしい。
おお、コレ、イイね。
友達と集まったとき、ワイワイ言いながら中身を確認し合うのにピッタリだ。
ってことで、後で買おう。
後は・・・、一応申し訳程度にお菓子は売っていた。
ここに来て、お菓子のお土産はないよね。
一応、エヴァンゲリオンのプラモデルも売っているけど・・・あ、テトラポットのフィギュア発見。
これ、何に使うんだ?
いかも、一個2000円って・・・メッチャ高いし!
←こういうのって、一個だけ買ってもねぇ。
後は、全部見たかな・・・見回してみると、2階の踊り場にも人が・・・何か展示されているのかな?
どうやって行くのかな?
あ、階段発見。
行ってみると、海洋堂が誇る造型師が、代表作品共に紹介されていた。
ふむ、ファイブスターのキットの造形師、かわいい女の子専門、リアル専門、臨場感が得意・・・やっぱ専門分野があるんだね。
特に、常連時代からの造形師さんもいて、歴史を感じる。
フィギュアを一から作れるなんて・・・この人たちはすごいな。
今度こそ全部見終わったか?
周りを見ると、体育館・・・いや、建物から校舎、いや別館へアクセスするための廊下を発見。
行けるので行けるところまで行くと、こちらは企画ものの展示室で、今は道の駅のポスターにあったように、北斗の拳のいろいろを展示している。
その手前には、ジャンプコミックスがずらりと並ぶ休憩室。
どちらもタダなので、ざっくり観察。
あ、るろうに剣心のコミックス発見。
剣心と縁の決戦あたりがどんなだったか忘れてしまったので、ちょびっと立ち読み。
・・・・のつもりが、ガッツリ一冊分読んでしまった。
しかも、結局最後の巻がなくて結果がわからない・・・OTL。
やべぇ、時間潰しすぎ。
やること終わったならとっとと撤収しよう。
ということで、売店でお土産のフィギュアを人数分購入して撤収だ。
駐車場に戻り、車に荷物を整理すると、12:00を知らせるチャイムが。
さすが、元学校というだけあって、チャイムはあるんだ。
いや、それよりも、ととっと戻ろう。
だいぶ時間を推してしまった!
● 今度こそ絶対足摺岬行くわけだが、それでもやることはやる
海洋堂ホビー館を出発し、細い県道をクネクネ進むと、元の国道381号へ。
その国道をまた戻るとやっと順路の国道56号に。
それを右折すると足摺方面だが、ここは記念切符を回収するため朝閉まっていた道の駅方面へ。
程なく、今朝閉まっていた道の駅に到着。
道の駅あぐり窪川だ。
まずは入口の目立つところにあったスタンプをGET。
あとはストラップを発見し、記念切符と共に購入して終了。
お腹空いたけど、ごはん食べている余裕ないかな・・・あっ!
←おいしそう
こんな季節に豚まん・・・!?
でも美味しそう。
一つ買って食べてみた。
む、コンビニの肉まんと何が違うのかわからんくらい美味しい。
断面を見ても、コンビニの肉まんと見分けがつかないな。
ということで完食。
む、これが昼ご飯とすると、全然足りない・・・。
ま、昼ご飯は我慢して、次行こう。
道の駅を出ると、すぐ隣がなんちゃって高速道路の入り口。
これを行けば、昨日閉まっていた道の駅へすぐに行けるか・・・。
あそこも記念切符あったな・・・。
ちょっと悩んだ結果、なんちゃって高速に入り、中土佐まで逆戻り。
国道56号を足摺方面に合流すると、程なく昨日休みだった道の駅への分かれ道。
道の駅は・・・開いてる!
←駐車場いっぱいのため、隣の臨時駐車場へ
道の駅なかとさ・・・二日続けての訪問。
同じ場所を二日続けて訪問なんて、今回の旅行は最低続きだな。
昨日閉まっていた売店らしき建物に行き、中を物色。
中は市場だ・・・その中で、スタンプと記念切符を発見。
時間ないので、買い物終わったらすぐ出発だ。
来た道を元通り走り、なんちゃって高速で窪川まで移動。
結局往復1時間半くらいかかっている。
もうマジでヤバイ。
今度こそ、後戻りする時間ない。
地図で確認すると、この先足摺岬までは、道の駅が一つしかない。
ってか、よく見ると2.5ページ分だから、2時間半〜3時間で着くんじゃね?
今1:30過ぎ・・・だから、何とか夕方までには足摺岬まで行けそうだ。
よし、行こう。
窪川を通過した国道56号はずっと緩やかな下り坂。
びっくりするくらい特に何もなく、田舎の中の幹線道路を永遠進んでいく。
しばらく走ると、前方に道の駅発見。
あれ?思ってたより手前に道の駅あったな・・・なんで?
ツーリングマップルを確認すると、地図に載ってない・・・新しく出来てるのか!
むぅ・・・スタンプGETのため、立ち寄るか。
広い駐車場の一角に車を止めて中へ。
道の駅なぶら土佐佐賀・・・と言うらしい。
平屋立ての大きな建物が目立つが、建物の半分はレストランだな。
中に走ると、すぐ横、ガラス張りのブースの奥で、カツオを藁焼きしている。
香ばしい匂いが美味しそうだ。
まずはお土産物売り場をぐるり一周。
スタンプはゲットしたけど・・・ストラップも記念切符もないようだ。
では次行きますか。
いや待て、ちょっと鰹のたたきが気になる。
←すげー火あがってる
←この人たち、連休なのにお仕事大変
鰹のタタキ美味しそうだな・・・。
通路を挟んで対面には、券売機があり、カツオのタタキ定食が1300円くらいで提供されている。
高知で食べる鰹のタタキは美味しかった。
今日で食べ終わりにしようかな。
ってことで、券売機で食券購入。
←買ってしまった、812番
出てきた食券には、自分が呼ばれる番号が書かれている。
ん?812番・・・?
今何番くらいなのかな?
ってか、お店、スゲー人待ってるけど、どのくらいかかるんだろう?
やべぇ、時間ないのに、待たないといけないかも・・・!!
注意深く呼ばれる番号を聞き取っていると、750番くらいの人が呼ばれていた。
俺の前にあと60人居る!!
うゎっ!ここに何人いるかわからないけど、ここにいる人たちがごっそり入れ替わるくらいかかりそう!
とても5〜10分で呼ばれそうにない。
1時間くらいかかるかも。
これは・・・失敗したぁぁぁぁぁ!!
食券買うんじゃなかった!
ってか、待ち時間を表示してほしかった・・・券売機ではそれも無理か。
む、券売機を導入すると、店側にはホール担当を削減できるというコストダウンのメリットがあるけど、お客側は混雑具合がわからないというデメリットがあるのか。
券売機のお店は今後注意が必要だな。
購入した食券をキャンセルしたいが、誰に言えば良いのか・・・食券を購入すると同時に注文が入るシステムみないなので、勝手に帰るわけにもいかないよね。
仕方なく、カウンター席に陣取り、地図を眺めたり乃木フェスやったりして時間を潰す。
あぁぁ、この時間勿体ない。
なんで食券買うときに、前に何人居るか気にしなかったんだろう。
激しく後悔しながらも、明日以降、愛媛県の道順をリサーチしていると、やっと番号呼ばれた。
・・・食券買ってから40分かかっている・・・まぁ、この状態の中、早く回った方・・・かな。
←とはいえ、鰹のタタキ美味しそう。
折角40分待ったんだ、味わって食べよう。
いや、時間がない、さっさと済ませよう。
いや、勿体ない、やっり味わって・・・って、どうすりゃいい??
とにかく、頼んだのは塩タタキとタレたたきの盛り合わせなので、交代で食べよう。
まずは塩・・・う、うまい。
甘いはずがないカツオのタタキが何故か甘く感じて、美味しい。
続いてタレ・・・って、なんだこの袋に入ったタレ。
何か安っぽいな。
タレはゆず醤油・・・さっぱりした味わい。
こちらだと、鰹の臭みが若干出るかな・・・やっぱ塩がいいな。
とはいえ、ベースのカツオが美味しいので、あっという間に完食。
あぁぁぁ、食べた。
そして時刻は15:30だ。
超やべー。
やっぱ昼飯食べるんじゃなかった。
● 絶対今度こそマジ足摺岬へ
食事が終わればすぐに道の駅を出発。
車の往来が多くなかなか進行方向に合流できなかったが、順路に合流出来てしまえばあとは流れに乗って走るだけ。
さっきの道の駅は地図に載っていない道の駅だったから、この先にもう一つ道の駅があるはず。
三種の神器をGETしたら、すぐ出発しないとな。
道路は海に出て海沿い道を走る。
何か海水浴場っぽい場所に出たな。
サーファーが沢山サーフィンを楽しんでいる。
む、この辺はそう言うところか。
←いい波来てる?
5月の連休のサーフィンというと、宮崎の青島や千葉、湘南、沖縄で見ることが出来た。
やっぱ南東に面した海岸でサーフィンやってる。
ま、南東方向は太平洋に面しているからな・・・良い波が来るんだろうな。
そんな海水浴場を眺めて走っていると、道が斜めに曲がっている先に道の駅を発見。
鈍角なカーブを直進して道の駅入りだ。
植樹や粗い舗装、ヤシの木が南国を思わせる。
←何だか殺風景な建物
道の駅ビオスおおがただ。
ビオスはギリシャ語で「生命」を意味している・・・と、乃木坂工事中の沖縄ロケ編で放送されていた。
で、何か生命なのか・・・元気になるのか??
空いているところに車を止めて中へ。
まずは目立つところにあったスタンプをGET。
記念切符はないので、あとはストラップを探してGETだ。
そのほかお土産が気になるが、それよりもその後の予定の方が気になるので撤収。
その後の予定とは・・・実は足摺岬には、訪問証明書がある。
これを本日中にGETできるか、明日朝になるかで、時間の使い方が変わる。
今日中にGETできれば、明日朝は移動に時間を使えるのだ。
逆に、本日入手できなければ、明日は訪問証明書を入手できる時間まで待つことになる。
それは避けたい。
時刻はすでに16:00・・・観光案内所は17:00で閉まると考えてよいだろう。
となると残り1時間・・・無理っぽいけど、結局行くんだからチャレンジだ。
くぅぅぅぅ〜、やっぱさっきの昼ご飯のロスが効くな〜〜。
道の駅を出発し、国道56号をどんどん走っていくと、中村の市街地に到着。
ここは四万十川の河口がある街だ。
そういえば、前来たときは、足摺岬に寄った後、ここから国道439で峠道を走りにいってから、国道381号で窪川へ行ったんだっけ。
ここも外回りしていなかったお初の道だったのか。
この町で国道56号から国道321号に分かれて土佐清水市へ向かうわけだが、その前に若干ガソリンに不安があるので、ガソリン給油。
どこも道の反対側にしかない・・・右折待ちで後ろに行列作りたくないんで、右折車線のある信号交差点で右折してから、左折・左折・左折で国道をUターンしてガソリンスタンドへ。
ガソリン満タンになったら再び出発。
ん?前に給油したのは南国の辺だっけか・・・?
今回、まだ3回目の給油なんだ。
国道56号から国道321号へ分岐。
足摺岬の看板が見えると、いよいよ・・・という期待にあふれる。
←ちょっと隠れたけど、ここから先が足摺岬への道
前の旅行でもこの道通ったっけ。
この辺りは覚えてるんだよな。
←新しく出来た橋
あのなんちゃって道は当時なかったけどな。
あと10年もすれば、四国南部もなんちゃって道で繋がっちゃうんだろうか。
ぶっちゃけ、今回四国一周ができたら、しばらく四国に行くきっかけがない。
測量士も合格してしまったし、電検三種の試験も岡山で受験可能だ。
電気通信主任技術者試験が、四国の松山で行われていたはずだが・・・岡山からだと広島か大阪に行く方が速いし、そもそも実務経験がないか。
時間を気にしながらも国道321号を走るが、やはり途中で17:00を過ぎてしまった。
訪問証明書が発行されるのは2か所、足摺岬の観光案内所とジョン万次郎記念館だ。
もし17:30までだったらギリ間に合う・・・どっち行こうか?
距離的にはジョン万次郎記念館の方が近いので、まずはそっちを目指そう。
国道321号を走り、足摺岬へ向かう県道分岐点を直進。
って、あれ?みんな直進?
前走っている車、足摺岬を目指しているのではなかったのか。
更に山間道を走ると、足摺岬からの合流道と共に、土佐清水市の市街地だ。
大半の車はここで足摺岬に向かった・・・そっち通るのか。
この市街地を抜け、あしずり港をぐるっと回った反対側の突き出た人工の半島にある建物が、ジョン万次郎記念館だ。
地図には海の道あしずりって書いてあるけど、そんなものどこにもない。
時刻は17:20・・・どうだ!?
←車ほとんどいないし、入口前に看板が!
入口の前には、「閉館」の文字が書かれた看板が。
やっぱダメか〜。
ネットで調べると、やっぱり8:30〜17:00だった。
無理だったか〜。
ってか、明日は8:30までここにいなくちゃいけないのか〜〜。
そもそも、ネットで調べたらもっと早く分かってたじゃん。
次からそうしよう。
この調子では、足摺岬の観光案内所もそうだろうな。
行っても無駄だとは思うが、この後ごはん食べてお風呂入るまでの間暇なので、一応足摺岬へ向かう。
お土産店くらいはまだ開いているかも。
車を出発させ、来た道を戻り、集落終わりの交差点を曲がり、県道を足摺岬へ。
すぐに足摺スカイラインの入り口があるが、今回はここは通らず、一旦スルー。
やはりこの時間、足摺岬に向かう車居ねーな・・・・と思ったら、しばらくするとトヨタの86が追い付いてきた。
む!?こちらも割と速いペースで走っていたのに、追いつかれた!
さすが、86だぜ!
スバルのBRZかもしれんが(笑
86から逃げるように県道を爆走。
いくつか小さな集落を抜けると、足摺スカイラインの出口に到着。
それを過ぎれば、足摺岬の小さな温泉街。
あれ?こんなところだったけ・・・???
前来たときは、海洋博物館があったイメージだが・・・そういえば、一度もそれらしいのを見なかったな。
海の中に赤色のタワーとそれにつながる連絡橋があったんだけど。
温泉街にはお客さんや観光バスがいるので、スローダウン。
丘をアップダウンすると、遠くにいつか見た懐かしい看板が見えた。
あの時と違うのは、今回は休日なので割と人が多いということか。
確か、手前の公衆トイレが無料の駐車場だったんだけど、あれから15年・・・何か変化があったかを確認するために、一旦スルー。
道路を直進し、足摺岬の看板と四国最南端の看板を通過。
その先は木々が道路に覆いかぶさるように生えて薄暗く、道がメッチャ狭くなってて大型車との対向が厳しい区間。
さらに何故か道路を歩く歩行者も多い。
そこをゆっくり走って抜けると、右手に大きな駐車場を発見。
見た目新しいから、ここ何年かで出来たのかも・・・。
さっきの歩行者は、ここから歩いているのか。
足摺岬からちょびっと離れているけど、Uターンして引き返すの面倒だし、Uターンするにしてもここに一旦入るんだから、ここに車置いて歩こう。
ってことで、到着。
時刻は・・・17:30。
訪問証明書は・・・絶対無理だな。
● 足摺岬
駐車場に車を止めると準備をして岬へ。
駐車場にはトイレがない・・・綺麗だけど無機質だな。
他の歩行者同様、あの狭い道の端を歩いて行くと、いつか来た足摺岬に到着。
懐かしいな〜〜。
←この看板は前と変わらないな。
観光案内所はどうだ?
公衆トイレの横にあると思うけど??
←ここだけど・・・
観光案内所、閉まってますね。
ま、ジョン万次郎を見たときに予測で来ていたことだ。
しかし、今日中に訪問証明書が入手できないとなると、明日朝また来ることになるな。
・・・とりあえず、隣でトイレしながら考えるか。
今日は、このあたりで晩御飯とお風呂確定。
寝るのは先ほどの駐車場でも良いが、明かりもなく人気もないので治安悪そう。
やはり近くの道の駅まで行くのがベストだろう。
お風呂は、近くに温泉街があるし、なんなら以前立ち寄ったホテルっぽい建物もある。
お風呂の心配はないから、ごはんだな・・・何か飲食店あったっけ???
←ジョン万次郎の銅像も健在
あの時と同じ、ジョン万次郎の銅像も健在だ。
訪れたのは15年くらい前だから、その時よりも綺麗になっている気がするが・・・まぁいいか。
この先、遊歩道を進むと灯台があるんだったよな。
崖が切りだって手、火曜サスペンスみたい・・・と感想を述べた記憶がある。
行ってみよう。
ジョン万次郎の銅像や観光案内所のある広場から先へ進み、ちょっとした遊歩道を進むと展望台に到着。
展望台に立ち周囲を観察・・・切立った崖の上に立つ灯台・・・あの時と同じ景色だ。
←おお〜〜懐かしいね。
←そうそう、こんな感じだった。
←谷の傾斜がすごい
うわぁぁぁ、懐かしいな・・・景色も天気と、あの時とほぼ同じだ。
←ちなみに、以前の景色です。
違うのは周りの観光客の量と私の年齢か。
南の海に面しているから、風もちょっと強い。
切りだった崖の上に石造りの展望台・・・下を見下ろすと、ほぼ真下は海・・・スゲー高い。
確か、岬と呼ばれる秘境に立ち寄ったのも、ここが初めてだったはず。
それ以来、こういうところや日本の端を目指すようになったんだよな。
ここから見える景色には灯台も見える。
あの灯台、行ったっけ?
行ってみよう。
展望台から木々に囲まれた鬱蒼とした遊歩道を歩いて進む。
・・・こんなところだったっけ??
←え〜と、こんな道、ありましたっけ?
遊歩道を進み、何か名物の岩を通り過ぎると灯台到着。
周りは木が高いから、灯台の全景を写真に収めようと思ったら、少し離れないとな。
←いつもの例の奴ね
←灯台と言えば・・・そう!基準点です。
←バッチシ生きてます。
←そして灯台の全景
写真撮ってて思ったけど、俺、ここに来たことないかも?
どう考えても、来た覚えがない。
灯台に興味を持ち灯台シリーズを始めたのも、室戸岬の室戸灯台が始まりだと思う。
つまり、ここは初めての地か。
看板や三角点ももっと味わって眺めればよかった。
帰りのあの鬱蒼とした遊歩道は通らず別の道を歩いて進む・・・と、公衆トイレのある無料駐車場に出た。
観光客の自動車が減っている様子はない・・・この人たち、このあとどうすんだろう??
時刻は18:30・・・さすがにもう隣のお土産店は閉まっている。
前来たときは近くのお寺でお参りもしたけど、さすがに今の時間は閉まっていた。
←入口が閉まって中に入れない。
お寺でお参りもできない、お土産屋さんは閉まっている。
そうなるとここでやることはもうない・・・。
ここを出発して、県道を北に向かって足摺岬を一周してから夕ご飯にしますか。
● 夕食は簡単に
歩いて駐車場まで戻ると、走って来た狭い道路をさらに先に進むように出発。
足摺岬にアクセスするのは来るときに走って来た道なので、こちらは殆ど車の通りがない。
他に車とすれ違うことなく、特に何もない道をひたすら進む。
途中通り過ぎた集落には、ポツポツと明かりが目立つ。
・・・そういえば、段々薄暗くなってきたな。
何かお店があったら寄ろうと思ってたけど、この調子ではなさそう。
その後も特に変わったものはなく、スマホで飲食店を探している間に、国道321号に到着。
もうすでに日は落ち、かなり薄暗くなっている。
国道を左折しちょびっと走ると、さっき走った土佐市清水市の市街地。
スマホによれば、ここのどこかに中華料理のお店があるらしいが・・・行ってみたが、どうやら駐車場がないようだ。
21時閉店との情報だが、すでにやっているかどうかわからない状況・・・。
他にお店もないし、市街地を端まで走ったが、他にお店はなさそう。
ん?今までいろんなところ旅行してたけど、晩御飯食べるところないって初めてかな?
何だかんだ言って、結局お風呂屋さんでご飯食べれるパターンが多かったからな。
今夜のお風呂は足摺岬のホテルだから、さすがにごはんは食べれない。
この辺りで済ませないといけないけど、あるのはローソンが2軒だけ。
ふむ、コンビニ飯はこのシリーズの旅行では一回目の四国一周の旅の初日以来だが、ないものを探して時間を使うよりはいいか。
近くのコンビニに立ち寄り、中を物色。
駐車場には、県外ナンバーの大型車ばかりだ(笑
週刊誌をちょっとだけ立ち読みした後、食べ物コーナーへ・・・お、ホットスナックは殆ど売り切れ・・・弁当もかなり少ない。
やっぱ、他の人も晩御飯はコンビニに駆け込んでいるようだ。
弁当少ないから、カップ麺とおにぎり類かな・・・?あ、新作のカップ麺ある。
どん兵衛の麻辣そば・・・?ピリ辛なのかな?美味しそう。
後はそれにおにぎりを二つほどプラスで良いや。
購入後はお湯を入れて、車の中で3分まつと出来上がり。
仕事中は車の中でカップ麺食べるの良くあるけど、自家用車の中でカップ麺を食べるのは初めてかな?
スープをこぼさないように注意しながら薬味を入れていただく。
おっ!ピリ辛!
そばを食べると・・・おお、ピリッと辛くて美味しいね。
辛さがちょうどよくて食が進むぜ。
ある程度食べるとぽかぽかになって汗だくだ。
美味しかった・・・。
あとは購入したおにぎりをいただき、晩御飯終了。
つまんねー晩御飯だったけど、このシリーズ、いつかはこういう日が来るよね。
お腹を満たしたところで、次はお風呂か。
お風呂は足摺岬にあったテルメというホテルで決めていた。
既に真っ暗だが、ここは危険を承知で足摺スカイラインからアクセスしよう。
● 足摺スカイラインとお風呂
足摺スカイラインは、国道321号から足摺岬に向かう県道に入ってからちょびっと行ったところにある。
そこを曲がるといきなり峠道・・・というわけではなく、ちょっと行ったところに葬儀場と斎場があり、そこを通り過ぎたら峠道だ。
斎場というのも、後でグーグルマップを見て知った。
最初から知ってたら、行ってなかったかもしれない(笑
さて、斎場を過ぎたら本格的な峠道。
とはいえ、スカイラインと名付けられているだけあって、道はそんなに悪くない。
急なヘアピンカーブはなく、一定の道幅もあり、速度をある程度キープできる道路だ。
これならバスもちゃんと走れるだろう。
室戸スカイラインや阿波サンラインに似ている・・・面白みに欠ける。
街灯が一切ないため、ヘッドライトの明かりだけが頼り。
その分、対向車の気配がわかりやすい。
しばらく上り坂を上ると、テレビ中継所のような場所を通過。
その後はあまり高低差の無い尾根道を進んだ後下り勾配に。
少し下り坂の安全運転で走ると、右手の広場にクルマが停まっている。
何かキャンプしてるっぽいんだけど、あの青い照明なんだ?
虫が寄ってこない照明なんだろうけど・・・こんなところでキャンプしちゃうんだ。
更に下ると、倉庫やコテージが現われて、目的のホテル到着。
中に入り、広い駐車場の一部に駐車。
四国最南端だけあって、留まっている車もまぁまぁありますね。
準備をして中へ。
←建物がオシャレで、初めて来たときはホテルだと気づかなかった
今でも日帰り湯やっているかな・・・?
ホテルに入り、フロントで確認するとまだやっている。
お土産もいくらか売っているようだ。
いや、お土産は良いからお風呂・・・。
入浴料を払うと、階段を下りて入浴場へ。
実は入口のフロントはホテルの最上階である5F・・・大浴場は別館の2Fだ。
別館まで廊下歩くと、ホテルの柔らかい雰囲気の空間から、公共施設のような無機質な空間へ。
廊下に面して、男湯の更衣室、リラックスルーム、女湯の更衣室がある。
リラックスルーム広いな・・・スーパー銭湯のリラックスルームより広いんじゃね?
端の方に申し訳なさそうにTVとマッサージチェアーが置いてある。
後で行こう。
さて、男湯に入り脱衣所で服を脱いで温泉へ。
リゾートホテルというだけあって、お風呂も綺麗。
外は足摺岬の景色が見えるが、当然だが夜なので今は何も見えません。
ということで、お風呂に入りながら今日一日を振り返り昼食での出来事を反省して風呂から上がる。
着替えを済ませると、先ほどのリラックスルームに行き、置いてあったマッサージチェアーでマッサージ。
飲み物は・・・自販機で500mlのカルピスを購入。
ってか、多い・・・。
マッサージも終わり、飲み物の飲み切ると撤収。
あ、そういえば、フロントにお土産置いてあったね。
一応見てみる。
大体、お菓子屋グッズだな・・・予想していたことだが、記念品はない。
ということで、本当に撤収。
そういえば、駐車場の一番端っこである別館の屋上って、展望台になっていなかったけ?
駐車場と繋がっている別館の屋上兼展望台からは、昼間なら足摺岬の景色が丸見えだ。
←明かりがなさ過ぎて何が何だか
む・・・あんまり綺麗な夜景じゃない。
もうちょっと明るかったらな・・・でも、ここでそれを望むのは無理か。
月が出てたらもうちょっと綺麗なのかもしれない。
一番向こうでポツンと光が回っているのが灯台だろうな。
ん?灯台?
そういえば、角島灯台は夜行くと幻想的でメッチャ綺麗だったな。
・・・ちょっと、夜の足摺岬灯台を見に行ってみようか?
時間もまだあるし、よし、行ってみよう。
● 夜の足摺岬灯台
リゾートホテル・テルマから車で足摺スカイラインを終点まで走り、道路を突き当りまで行けば、先ほどもいた足摺岬だ。
暗いけど、公衆トイレや岬の入り口付近だけ街灯が立っている。
・・・それ以外のところは明かりはなし・・・当然だが、人の往来もない。
公衆トイレの駐車場はガラガラだったので、そこに車を置いて、車に中に常設してあるLEDライトを持って、歩いてアクセス。
県道から中に入れば後は真っ暗・・・LEDライトを明かりにして突き進む。
入口を入ると広場・・・その奥へ進むと、昼間やってた何かよくわからん店があるのだが、当然だがそこは閉まっている。
そこにギリ自販機があって、そこが最後の明かり。
そこから先は街灯の無い真っ暗い道。
夜になり風も出てきている。
何だか不気味だ。
LEDライトで足元を照らしながら、展望台まで到着。
開けた場所に来ると、風をさらに強く感じる。
展望台からは、遠くに見える灯台の光源の部分だけが見えた。
それ以外のものは真っ暗で何も見えない。
・・・灯台の明かりで、海面だけが何となくわかる程度だ。
展望台の手すりの高さも、手触りやライトで照らした部分しかわからないので、展望台から転落しないよう、中腰で周囲を観察。
・・・これじゃ、展望台に先客が居たとしても気づかないな。
一応、周辺をライトで照らして人がいないか確認するが、もちろん、居るはずがない。
・・・北朝鮮の工作員が私を拉致するなら、絶好のチャンスと言えるだろう。
←びっくりするくらい、何も映ってない。
手摺の幅すらわからないので、手すりにカメラを押し当て、夜間撮影。
・・・今日は月も出てないから、全然取れない(笑
カメラや取り方を替えたら撮れる・・・なんてものでは無さそうだ。
それくらい、絶望的に光源がない。
ここはまだ展望台。
灯台まで行く?
・・・
・・・
・・・
この調子では灯台も真っ暗だろう。
道中も細い遊歩道だし、向こうに行ったってここと条件は同じだろう。
となると、わざわざ危険を冒す必要もないか。
ということで、暗闇にビビった私はとっとと撤収だ。
● 後は寝るだけ
公衆トイレの駐車場に戻って来た私は、車を出発。
こんな夜に遊ぶところない足摺岬だが、私以外にだれか来ているのだろうか?
向こうの駐車場は広かったから、車中泊する人とか居そうだけど。
夕方留めた駐車場も、だれかいないか一応確認しに行く。
細い道を抜け、右手の駐車場へ。
お!?意外にも車は何台が停まっている。
男女が普通に話し込んでいる姿も見えた。
やっぱ、こんな場所でも人はいるんだ・・・。
時刻は22:30・・・この人たち、完全に今日はここで泊りだな。
ここで車中泊できるな・・・だが、少々治安が心配だ。
観光地の駐車場は、地元のワルたちが集まって遊んでいくかもしれないからな。
ということで、ここでの車中泊はやめて、本日のキャンプ地へ。
地図を見ると、ここから20分ほど進んだ国道沿いに道の駅がある。
そこへ行こう。
足摺岬から県道を戻り、土佐清水市の集落も順路方向へ通り抜け、更に田舎の幹線道路をしばらく行くと道の駅発見。
地図で見るとすぐ近くっぽかったけど、意外に遠く感じた。
夜は視界が狭いから、移動時間が長く感じるのかな?
駐車場は割と空いているので、適当なところに車を止めて、シートをセッティングして、乃木フェスをプレーして就寝。
明日は、ジョン万次郎記念館で訪問証明書を手に入れないと出発出来ない。
少なくとも、8:00まではゆっくりできる。
6:00から始動したかったから、この2時間勿体ない。
やっぱ、昼ご飯は失敗だったな〜〜zzz