■ 4月30日(火曜日)

雨の音がする中、起きて寝て起きてを繰り返し、結果的に5:30に起床。
雨が降ったような跡はあるものの、今は降ってない。
よし、この調子で今日一日持ってくれ。

● 高知県へ

さて、目覚めて周囲を見渡し、私が昨日道の駅に車を止めることが出来ず、近くの待避所に車を止めたのを思い出した。
両脇にはまだ車がいる。
取り合えず、道の駅でトイレと歯磨きを済ませて出発だ。
おっと、ドアの下にある水溜まりに気を付けないとな。

 ←こちらは昨日お風呂したホテルね。

道の駅の方は、早朝になり多少車が減ったよう。
その横を通り抜け、すれ違う人にあいさつしながらトイレで歯磨き。
さっぱりしたところで、車に戻り、出発。
車を出発させて最初に立ち寄るのは・・・もちろん、トンネルの向こうにある県境。
既に外は明るいので、車を走らせながら撮影。
・・・ピンボケ、失敗。
車をUターンさせて、反対側の写真を撮る・・・ピンボケ、失敗。
なんだ?ピンが合わねーぞ?
背景が濡れているからか?
道の駅でUターンしてもう一度チャレンジ。
やっぱりピンボケ・・・失敗。
Uターンして反対側もチャレンジ・・・やはり失敗。
何故・・・!?明るく見えているけど、実は光量が足りてないのか?
ってか、すぐ横道があるから、わざわざ車から取らなくても、道に車停めて、歩いて写真撮れば・・・。

 ←高知行は、意地の車から

 ←徳島行は横の歩道から

立ち止まって撮っても、うまくピンが合わず何度か取り直し。
む、雨の降った後の早朝は、撮影が難しいな。
県境の写真を撮り終えると、後は室戸岬に向かうだけ。
前の旅行もそうだったけど、ここから室戸岬までの区間はこれといった見どころはない。
一気に室戸岬まで行きます。

● 室戸岬

さて、県境の写真を撮り終わり、室戸岬へ。
早朝だから、さくっと行ける・・・と思ったが、前に地元の車がいるからさくっとは行けない。
まぁ、安全にたどり着くことも大事なので、ここは我慢して前の車に付いていこう。

 ←海が見える

前の一周旅行の際、見渡す限り水平線で感動したあの海沿い道だ。
日本を一周してきた今となってはそれほど珍しい景色ではないが、室戸岬を折り返していよいよゴールに迫るというタイミングだったあの頃にとっては、心を癒す絶景だった。
今日は雨上がりで天気が悪い・・・残念だな。

 ←なんだ?デカイ大仏が・・・

更に進むと、前を走る地元車は交差点を曲がり町中へ。
室戸岬へと進む国道を走るのは私だけに・・・。
あ、右手に大きな大仏がある。
あんなのあったけ?
とか思っていたら、見覚えある場所に到着。
・・・室戸岬だ!
車停めるところ探すため、一旦スルー。
15年ぶりの訪問だが、相変わらずお店ない。
いや、1〜2軒、何かお店があるな。
もともと建物がほとんどない場所だったから、ちょっと進歩しているな。
全貌を確認してから、Uターンして公衆トイレの駐車場に駐車。
時刻は7:00過ぎ・・・たぶんお店開いてないから、一通りパッと見たら上の室戸岬灯台へ移動だな。

 ←懐かしい銅像。

 ←こっちは何だか新しいね

 ←観光案内所と小さな展望台が出来たんだ。

 ←そんでもって、室戸岬ね

朝早いから、まだ人も少ない。
15年前に来た時と同じように、特に大したものはないな。
ん?いや、待て、中岡慎太郎の銅像の後ろ、展望台がないか?
階段を上ってあそこまで行けるようだ。
ふむ、折角だからちょっと行ってみるか。
急な階段をすっすっすっ・・・と上がると・・・ぜぇぜぇ、疲れた。OTL

 ←高いところからだと、良い景色

ここからだと室戸岬の全貌が丸見えだ。
海綺麗だな。
なんか、僅かだけと、海面が湾曲して見えない?
肉眼では、測量器械でもない限り水平線が水平かどうか分らんか。
天気悪いけど、太平洋って綺麗だな。
下に戻って、観光案内所をチェック・・・開店は8:00から。
他のお店をチェックすると、やはり8:00ぐらいなったら開くみたい。
室戸岬灯台を見て戻るとちょうどいい時間だ。
あとで寄ってみよう。
室戸岬訪問証明書の類が整備されているかもしれない。

● 室戸岬灯台

室戸岬を出発すると、すぐ後に山の頂上へ向かって上がっていく急こう配の坂道がある。
室戸スカイラインの入り口だ。
そこは上りよりも下りの方が面白いので、一旦スルーして室戸市の町中へ。
途中、海の駅という観光所があった。
遠目からだとどこが建屋かよくわからんかったが、もしかしたら記念品があるかもしれないので、後で寄ってみるか。
ってことで、室戸市内から室戸スカイラインへ。
しばらく山道を右に左に進んでいくと、あっさり頂上に到着。
さすが、一般車も快適に走れるように、道路のカーブがそんなにきつくない。
・・・つまらない道だ。
さて、頂上には、すでに車が一台来てて、誰かが観光してた。
いや、それもよりも、野良猫多くない?
餌箱のようなものがあるのを見る限り、だれかが餌付けしている。
これは良くない。
それはそうと、この室戸山頂上駐車場、実はアレがあります。

 ←実物を見るのは殆どなし

これ、日本に何百と設置された電子基準点の一つ。
前回訪れた時も見つけてたんだけど、当然ながらまだあります。

 ←これが標識

基本電子基準点No.031122らしい。
電子基準点と言うくらいだから、当然24時間電気が供給されているはず。
それらしい配線は見当たらない・・・地中配線なのかな?

 ←これは根元の測量標識

電子基準点の根元には、実測量でも使用できる基準点が。
ここに器械据えたらいいだろうけど、後視点がない。
どこかに三角点てもあるのかな?
あ、駐車場の上に展望台がある。
あそこに三角点があるのかも。
長い階段を上ろうと思ったら、先に来ていたお客が山を下りてきた。
・・・私よりも年上のおじさん連中が4〜5人・・・。
下の県外ナンバーの人なのは間違いない。
あの車、昨日泊まった道の駅周辺でも見かけたから、私と同じルートで旅行してるんだ。
って、おじさん4〜5人が寄ってたかって、何の旅行だ???
息を切らせながら頂上まで上がるとご覧の景色。

 ←これから向かう高知市内も見える

む、高知の方面は雲がない青空だ。
ふむ、雨が降らないのは良いことだ。

 ←そして看板

折角来たのでいろいろ写真撮影。
手持ちの全天球カメラでも景色を撮影だ。
前の旅行でも思ったけど、この全天球カメラって、開けた場所での撮影には不向きなように感じる。
ストリートビューがそうであるように、やっぱ狭い通路や閉鎖的な場所での撮影が良いように感じる。
さて、写真撮影が終われば山を下りる。
駐車場には、さっきいたもう一台の車はもういない。
下の室戸岬に行ったのかな?
私も、いつまでもいたら猫が餌を求めて寄ってくるから出発だ。

駐車場から岬までの降りる道の途中に灯台があったはずだ。
折角なので寄りたいわけだが、 下り道を走っていると、お寺に到着。
お遍路のお寺がここにあるんだ。
む、灯台はこの奥か・・・では、適当に空いている場所に車停めて行くか。

 ←まずはお寺の前を素通り

お寺の参拝客に混じって通路を歩くも、灯台に行くのは私だけ。
ってか、室戸岬にはあまり人いなかったけど、こっちはまぁまぁ居るんだね。

 ←灯台到着

懐かしいな・・・室戸岬灯台。
変わらないな・・・いや、転落防止柵の手前に看板が増えたな。

 ←こっちはよくあるやつね、ハイハイ

隣には、恋人の聖地なる看板が立っている。
確かに灯台のレンズを間近に見る景色はダイナミックだけど、恋人の聖地かどうかは・・・。

 ←あの時と変わらないな

それにしても、灯台のレンズをこんな間近に見られる灯台って、この辺では他にないよね。
千葉の灯台には、昔使っていたレンズを展示してあった気がするけど、あれは巨大だった。
ここのはそれほどの大きさはないけど、中四国にある灯台の中では、レンズの大きさがダイナミックに伝わる良い灯台だ。

さて、灯台の観光が終ると、ついでにお寺へ。

 ←前の旅行でも来ている・・・はず

最御崎寺・・・と言うらしい。
まずは手水舎で手を清めて・・・あれ?ない。
あ、本殿のすぐ手前にあった。
結構奥にあるんだな・・・だいたい入ったらすぐにあるけど。
その横には、線香が沢山炊かれたお椀。
そこで線香の煙にまみれて本殿へ。
ガラガラと鐘を鳴らしてから、賽銭を入れて、2拍2礼1拍・・・でいいんだよな。
ってことで、旅の無事をお参り。
参拝が終ると、他のお客もいるので撤収。

 ←これは…相撲の土俵か?

帰ろうとすると、入口(出口)の横に、相撲の土俵があることに気付いた。
どうやら、昔このお寺に、力士が巡業にやってきたことがあるんだとか。
今でも時々使うことがあるらしい。
さて、お寺の参拝も終わり、時刻は8:00前。
もう一回、室戸岬行ってみようかな。

● もう一回室戸岬

室戸山や室戸岬灯台の観光を終えて室戸岬に戻って来たのは8:00前。
む、意外に時間かからなかった。
観光案内所に行くと、何組かの観光客がトイレをしたり観光案内所の建物眺めている。
あ、観光案内所開いてる。
いや、中で清掃をしているのか。
様子を伺っていたら、何組かのお客が中へ入っていた。
係員らしき人も、おいでおいでをしている。
中に何があるんだろう?
中に入ると・・・あ、建物の隣にあった矢倉の展望台に上がれるんだ。
ああ、ここから室戸岬が見れる・・・と。
さっき中岡さんの後ろの展望台まで上がったからすでに不要・・・ま、折角係員がフライングしてくれたから、上がるだけ上がっておくか。
一応恰好だけ展望台まであかり、景色を眺める。
やはり・・・5〜6m視野が高くなったところで、景色はそんなに変わらない。
中岡さんの後ろの展望台の方が、眺めがよかった。
展望台を降りてから、観光案内所の中をざっと見て歩く。
12畳くらいの小さな部屋の休憩所で、棚や長机にはカタログやチラシがある。
一つ一つざっくり見ていくも・・・訪問証明書のようなものはなさそうだ。
ただ、ここ室戸岬では、金目鯛の丼ぶり・・・室戸キンメ丼なるご当地料理があるようだ。
おお、金目鯛って伊豆半島で食べたけど、あれ美味しかった。
あれの刺身の丼ぶりがあるのか・・・食べたいな。
観光案内所には他には特に珍しいものはないので、別のお店行ってみるか。
そういえば、前来たとき、室戸岬の深海の海洋水を買わなかったっけ?
あれ、さすがにもうない・・・って、売ってるのかどうかもわからんな。
観光案内所を出て、道の向かいのお店を見ると、ここもオープンしていた。
明らかにお客はいないが、記念品がないか、中を確認。
入ってすぐのところに、室戸キンメ丼のチラシや散策マップがあったのでそれを確認。
この店でも室戸キンメ丼やってそうだったので、思い切って聞いてみた。
が・・・
早朝はやってなくて、始まるのは11:00のランチタイムからだが、基本事前の電話予約が必要とのこと。
あと、キンメ丼マップに乗っている店の内、2店は閉店しているとのこと。
今の時期ならこの店はやっているかも・・・と、2店ほど教えてもらえた。
あとは・・・証明書を含めて、特に記念品になりそうなものない。
お土産を買うつもりもないので、キーホルダーでも買っておくかな。
車に戻ると、お店の人から無料でもらった室戸キンメ丼マップを片手に、紹介してくれた2店に電話で確認。
そのうちの1店は事前予約しなくても食べれるそうだが、11:00からじゃないとやってないらしい。
ふむ、場所は室戸市の中心地・・・今から行っても、30分以内に着けてしまう。
そこから11:00までの時間、ずっとこのあたりに居るわけにはいかない・・・ので、室戸キンメ丼は諦めるしかないかな。
ってことで、出発。
そうえば、室戸岬を出発したら、すぐのところに海の駅があったっけ?
あんまり期待できないけど、寄ってみよう。
車を出発させると、すぐに小さな漁港のような場所があり、その奥に海の駅があるようになっている。
行ってみたが・・・駐車場は広いけど、人がほとんどいない。
一番奥に小さな建屋があるけど、あれが海の駅なのか?
遠目から見ると、どやらクジラウォッチングの船がここから出ているようだ。
開業はまだ・・・だから人いない割に駐車場が広いのか。
ちょっと戻ると、テントのような売店があったので、無駄とは思うがそこも散策。
あるのは果実系の農産物と鮮魚ばかり・・・やはり記念品はない。
ってか、金目鯛もねーじゃん。
ふむ、納得した。
高知市内に向かって出発だ。

● そして移動

国道55号を走り、室戸市街地も通過。
この町のどこかで、室戸キンメ丼を提供しているお店があるはずだが、今日は食べれなかった。
ってか、今日食べれなかったら、この後一生食べないだろうな。
残念だなーとか思ってたら道の駅発見。
ふむ、高知県入って最初の道の駅・・・行ってみるか。
道の駅キラメッセ室戸だ。
前回の旅行で寄った気はするが、建物が綺麗に改装されて、まるで初めて見る建物だ。
敷地は、ホットスナックを買い食いできる区間と、クジラの何かしらを展示している資料館、その隣が、大きなレストランだ。
ん?レストランは道の駅ではないのか。
スタンプとストラップ、記念切符があるとすれば、この鯨資料館かな?
人はいなさそうだが、開いてたので中に入って観察。
中は広くておしゃれな空間・・・建物の見た目同様、中も新しい。
その空間の片隅に、机や棚に上品に陳列されたお土産。
なんか上品すぎるかな・・・。
キーホルダーとか置かれている棚にストラップを確認。
それをレジに持っていき、記念切符も確認し、両方GET。
ん?スタンプは?
あ、入って来た国道側の出入り口の反対側・・・海側の出入り口にスタンプがあった。
ってことで、めでたく3種の神器GET。
ここの施設は他に鯨資料館の中を観光できるようだが、私は興味ないのでスルーだ。
何人かいる係員の女性は、「えっ?観光しないの?」見たいな目だったけど・・・。
買い食いエリアに戻ると、鰹のコロッケ売ってたので、おやつ代わりに購入。
鰹の出汁っぽい下味が効いてて美味しかった。

 ←これはなかなか良かった。

車を出発させ、しばらく走ると、ちょっとした町になり、次の道の駅出現。
たしか、前回の旅行でもこのあたりは見どころがなくて、道の駅くらいしか見るところがなかった。
今回もそんな感じだ。

 ←町中の鉄道駅の隣

道の駅田野駅屋だ。
田野町の市街地にある鉄道駅のすぐ隣に道の駅があった。
市街地・・・と言っても、コンビニ・警察・銀行・町役場の機能が揃っているだけで、大型スーパーや娯楽施設、チェーン店の飲食店等は無い小さな町だ。
ってか、鉄道駅と道の駅が一緒になっちゃったんだ・・・まるで稚内だな(笑
普段は車で送り迎えをする人が止めているであろう駐車場にクルマを停めて中へ。
中は・・・新鮮な野菜が並ぶ直売所。
こういう場所って、だいたい何もないんだよな・・・と思いつつ中を散策。
やっぱり、ストラップも記念切符もない。
スタンプだけGETだ。
テントで即席の観光案内所を作って観光客に名産を猛アピールしてたが、私は先を急ぐのでスルー。
なんかちょっと申し訳なかったな。
車を出発させて田野町を出ると、またしばらくは家の無い海岸道。
絵替わりしない海を見ながら、歌でも歌いながら車を走らせていると、また次の道の駅発見。
そうそう、この辺り、ちょっと進むと道の駅が出てくるんだよな〜〜。
道の駅って、こんなにいる??

 ←国道の旧道側にある

道の駅大山である。
海沿いにあるのに、大山というのか。
ってか、鳥取じゃないのに大山か・・・。
さて、ここの道の駅は、国道55号の本線沿いにない。
どうやら、国道55号に併設してトンネルができたおかげで、国道からは直接アクセスできないようになったようだ。
それも理由の一つなのか、ここの道の駅は比較的空いてた。
車を止めて中へ。
売店を覗くと、細長いフロアにお土産とかお弁当が置かれていた。
ん?ここで簡単な食事をすることもできるようだ。
メニューはうどん・そばと定番なものに並んで、ちりめん丼というのがあった。
ご飯にちりめん雑魚と薩摩揚げが載ってるんだ。
何だか安っぽい朝食だが、何だか美味しそう。
売店の中をさらに歩き回ると、高知では定番のミレービスケットを発見。
(このビスケットは、この後ずっとお付き合いすることになるのだが)
店の奥、名産品コーナーには、地元でとれた松ぼっくりや竹細工、鍛冶屋がつくった草刈鎌が売ってた。
草刈鎌は 綺麗に出来ててよく切れそうだが・・・ま、必要ないかな。
特に欲しいものなかったけど、ちょっとお腹空いたので、やや早いがここで昼食をとることにする。
たぶん次の道の駅あたりがちょうど昼なんだけど、お昼は人多そうだからな。

 ←とうわけで、ちりめん丼(\700)です

レジで料理を注文すると、ポケベルみたいな呼び出し鈴を手渡された。
待ってたら呼び出しがあったので、料理を取りに行き、休憩室の思い思の場所でそれを食す。
ぱっと見、爽やかな朝食だ。
これを昼食にするにはちょっと物足りない気が・・・。
でも、四国に来てまだ海のもの食べてないので、そろそろ海のもの欲しかったんだよね。
ってことで、食べる。
・・・美味い!
同じちりめん雑魚でも、家で食べるのより全然美味しい。
食べてる途中思ったけど、ちりめん雑魚って、見た目は江の島のシラス丼と同じだ。
この二つ、何が違うんだ?
もしかして、表現が違うだけで、同じものなのか?
なら、生ちりめん丼というもの、欲しいところだな。
ご飯が終ると出発。
途中安芸市の市街地があったけど、特に見るところないのでスルー。
相変わらず左手に海を眺めながら音楽を口ずさんでドライブを続けると、香南市に入ったとろで道の駅発見。
この道は道の駅ラッシュだな。

 ←お昼は車が多かった

道の駅やすです。
お昼を過ぎた時間のため、駐車場は車でいっぱい。
止めるところない・・・あ、一ヵ所空いた、そこっ!
何でこんな広い駐車場にクルマがいっぱいなんだ・・・と思ったら、この道の駅は海鮮丼が食べられるレストランがあったんですね。
しまった・・・こっちで昼食食べればよかった・・・。
準備をして道の駅へ。
お土産物売り場は、若者が行きかい、活気があふれている。
直売所の柑橘系のお土産の中に、メロンを発見。
おお!メロンは親父の大好物・・・この前瓦煎餅買ったけど、こっちも買っておくか。
ということで、メロンを二束購入して郵送。
姉夫婦の家は・・・まだ早いか。
記念切符とストラップはなかったので、スタンプだけをGETし撤収。
一応、道の駅の隣にある海鮮食堂を覗く。
人手でいっぱいだ・・・。
ただ、鰹のたたき、海鮮丼、マグロ丼など、魅力的な料理が沢山。
くそっ!やっぱこっちでお昼にすればよかった!!
買い物を終えて、車に乗り込み出発。
既に香南市といえば、かなり高知に近づいた感じだ。
道路脇の家がだんだん増えてきたなーと思ってたら、道路も海沿いを離れると本格的な大きな町になった。
片側一車線だった道路が2車線増えたことが、それを物語っている。
上下線は中央分離帯で分けられてはいるが、基本高知県道路に右折車線はない。
なので、所々止まっている右折車を上手に交わしながら先へと進む。
野市の駅の近くは、前回の旅行でも訪れた場所。
それどころか、何年か前、この道沿いにあるアミパラに、バトルギア4の遠征をしに来た。
今もあるはずだが、どこにあるのかな??
あのゲーセンを探しながら走るも、見つけられない。
だいたい、TUTAYAやマクドナルドがあれば、その近所にありそうなものだが・・・ないな。
ま、立ち寄るわけじゃないから、見つけられなくても問題はないけど。
そうこうしていると、道路は南国市の国道32号への分かれ道に到着。
この国道32号を走ると、徳島を経由して香川県のゴールに戻るという位置関係だ。
つまり、ほぼ四国を半周したことになる。
(四国は東側より西側の方が面積が大きいので、厳密にはまだ半分来てないけど)
この交差点を国道32号方向に曲がり、高速道路のICに向いて走ると、右手に次の道の駅がある。

 ←懐かしの道の駅

道の駅南国風良里だ。
何て読むんだろう?まぁ、良いか。
この道の駅、前回の旅行では、ここで冷凍のカツオのたたきを購入した。
今回は・・・高知市内をある程度観光するつもりなので、ちゃんとしたお店で買うつもりだ。
なのでここではパス。
建屋に隣接する駐車場はやや狭いが、建屋の裏側、道挟んで対面側にも駐車場が増設されている。
さすが、桂浜と高速インターとの間にあるだけあって、利用客が多いのだろう。
その建屋の裏側の駐車場に車を止めて、準備して中へ。
建物は・・・大きい。
2階建てのようだが、2Fはほぼレストランスペース。
なので、散策するのは1F。
弯曲した通路のような細長い売店を端から移動しながら隅々まで商品を見る。
さすが、今まで来た道の駅よりも一番大きいので、さまざまなお土産がある。
ミレービスケットも段ボールでたくさん売ってます。
で、ストラップは・・・ないな。
スタンプはすぐ見つけたんだけど、ストラップがないみたい。
キーホルダーとかある場所にないから、ないだろうな。
記念切符買うついでに、たくさんあるお土産の中から珍しいものを購入。
この間、有吉とマツコのTV番組で紹介されてたやつだ。
少々値段が高いが・・・美味いらしい。
買い物が終ると、次なる目的地へ。
次の目的は・・・本日最後の観光となる龍河洞だ。
緒と遠回りだが、その近くに道の駅もある。
その道の駅を訪れたら、高知県の東半分は制覇したことになる。ぜひ立ち寄ろう。
来た道を戻・・・らずに、グーグルマップで最短の道順を検索して移動。
途中、ガソリンが少ないのに気付いたので、ガソリンスタンドで給油。
前回ガソリンを入れたのが剣山。
そこからここまで移動してきたんだ。
ここまでと言われても、地図上で直線距離だと大したことない様に見える。
実は 海側を大きく迂回してきたため、かなり走ってきてるんだけどな。
給油を終えてよくわからん道をグーグルマップに導かれて進むと、国道195号に合流。
これを徳島方面へ走る。
ん?国道195号といえば、もみじ川温泉の道の駅があったあの道だ。
この道をまっすぐ進むと、あそこへ行けるのか。
地図で見ると、剣山に近いところを通っているので、かなり山の上を進むんだろうな。
で、さっきからどうも車の流れが悪いけど、なんなの?
と思ったら、先頭が警察のパトカーだった。
ふむ、安全運転で進もう。
途中、家から不定期連絡の電話があった。
安全な路肩に車を停めて対応。
内容は、家のBS放送が見れなくなったから、業者に頼んで直してもらうという内容だった。
どうぞ、やってください。
あと、旅行に行く前から親父が食欲がないと言っていたのだが、相変わらず食欲ないらしい。
ご飯たべなくなってからもう一週間か・・・こりゃ、どこかおかしいな。
家の連絡を終えると、長い車列の最後尾に合流し、次の道の駅を目指す。
看板には、「アンパンマンワールドまで〇km」で看板が出てる。
確かに、この先にアンパンマンワールドがあるようだ。
だからこんなに車が多いんだな。
まさか、目指す道の駅がアンパンマンワールドの隣・・・なんてことないよね?
とか思いながら進むと、道の駅到着。
・・・ほんとに、アンパンマンワールドの隣だった。

 ←道の駅は簡素なつくり

道の駅美良布だ。
何て読むのかな?まぁ良いか。
高知県って難しい読み方の地名多いな。茨城県みたいだ(笑
中に入る前に、まずは外側を観察。

 ←あれがアンパンマンワールドね

お隣のアンパンマンワールドとは敷地を仕切る柵がないから、自由に行き来できる。
道の駅に車停めてアンパンマンワールド行く人いるんじゃねーのかな?
でも、それほど車多くない・・・みんなちゃんと、アンパンマンワールドの駐車場にクルマ停めてんだ。

 ←ベンチにはアンパンマン

さて、外側の観察を終えて、いよいよ道の駅でお買い物。
中はJAの直売所。
なので、スタンプはすぐ見つかったが、ストラップがない。
まぁ、このタイプのお店は記念切符もストラップもないから、ここにはないんだろう。
買い物を終えると、折角だからアンパンマンワールドの入り口だけ視察。

 ←これ、建屋

 ←アンパンマンだぞ!

 ←こちら、建屋の全景

ふむ、入口から見たら大したことなさそうなんだけど、建物に奥行きがあるだろうから、結構広いのかも。
窓越しにカフェらしきものも見える・・・ごはんもここで頂けるのか。
まぁ、行かないけどな。
よし、高知県の東側の道の駅はある程度行ったので、今度は観光しに行きますか。

● 龍河洞

本日午後の観光地である龍河洞へ向かう。
先ほど通った国道195号をある程度戻って、わけわからん県道を進むという道のりだ。
その通り進んでいたら、ポツポツ降っていた雨がザーザー降りになって来た。
ついに雨来た!連休前の天気予報通りだ!
気象衛星が変わってからというもの、天気予報の精度も良くなった。
ひまわり万歳!
雨の中、前の車を追尾する形でわけわからん県道を進んでいくと、目的のスポットに到着。
雨は相変わらず降っているけど、洞窟探検だから問題ないよね。

 ←ここが四国の洞窟か

駐車場は交通整理員が数名いるくらい広いんだけど、まだ空きが目立つ。
さすがにこの雨ではここへ来ようという人も少ないのだろう。
車を置いて、交通整理員に誘導されるままま龍河洞入口を目指す。
駐車場区間から、左右にお店が並ぶ商店街区間を通り、龍河洞の入口へ。
商店街区間の道路には屋根がついてて、商店街の品物を見ながら移動できる。
お店の多くは雑貨屋、古い飲食店、八百屋のようだ。
特に柑橘系のお土産が多い。
何かダマスカスの包丁を熱心にアピールしているお店あるけど、特に必要ないかな。

 ←晴れたらもっと人が賑わうんだろうな

八百屋では目的のデコポンも売っていた。
一応下見して、値段とか販売形態を確認。
外から来た私にとっては、ここまで来て果物をわざわざ・・・とは思うが、どうやらこの辺りでは柑橘系果物を地方発送するのがお土産の定番のようだ。
メロンとかマンゴーと言った高級果物ならともかく、ミカンなのかグレープフルーツなのかよくわからんものを買って郵送だなんて・・・。
全国のスーパーで買えるんじゃねーの?
とは思うが、一応買うつもりで店員から話を聞く。
買うのは帰り道なので、ここではいったん保留にして撤収だ。
さて、肝心の龍河洞へ向かいますか。
入口は商店街を抜けて、山道を上がったところ。
屋根があったのは商店街だけなので、ここでは足元が悪い中傘を差して移動。
と思ったら、入口へ向かう坂道にも屋根があった。
何て親切設計なんだ・・・。
入場券を購入したら、いよいよ中へ。

 ←しばらく絵替わりしませんが、ご了承ください。

鍾乳洞です。
床は所々フラットなコンクリート舗装に変えられているので歩きやすい。
ただ、所々狭くなってたり、通路が歪んてたり、天井が低かったりと洞窟感満載です。

 ←水吐けも良い

外では雨降っているので地下水が上昇しているはずだが、それも問題ないように思う。
ま、こういう場所って水対策もちゃんとやっているか。
通路の階段を上る途中、所々水の流れる音が恐怖なくらい唸りをあげている場所があったので、いつもより地下水が多いに違いない。

 ←写真で見るとさっぱり

 ←何かスゲーのかな?

 ←立入禁止の場所はそもそも入れない

 ←ちょいちょいこういう珍しい石が出てくる。

ある程度行くと飽きてくるのが、鍾乳洞あるある。
全く絵替わりしないし、珍しい石とかもあるけど、説明とか無いからそれに気づかない。
思うのは自然の雄大さだけだな・・・。
途中、竜馬に似ている鍾乳石というのがあったらしい。
照明があたって、影の方がより竜馬に見えるそうだが・・・私は興味ない。
他の人は熱心に写真撮ってるけど、何が珍しいんだか。
それって、ゴジラ岩と同じで、一部分が何かに似てるってだけでしょ・・・そんなの、いくらでも作れそうだから、能登半島の旅行以来、〇〇岩とかはスルーすることにしている。

 ←中には広い空間もあります

最初の方は記憶していた方向感覚も、何度も曲がったり登ったり降りたりしてたら、自分が今どの辺いるのかわからなくなってきた。
いったいいつまで続くんだ・・・と思ってたら、看板発見。

 ←鍾乳洞って、こんなだった?

今ここにいるの?あれ?あとちょっとじゃん!
ってか、こんな構造だっけ?
どこか広い空間で階段を上って折り返したような気はするけど、こんなだったかな?
ともかく前へ進むと・・・出口発見。
相変わらず雨降ってる。

 ←やっと出た!

で、鍾乳洞あるあるなんだけど・・・ここ、どこ?
目の前にはカフェがあり、一旦休憩できるらしいけど、私は買い物して次へ進みたいのでスルー。
何か人が歩いてる方向に向かって、一緒に歩く。
山の斜面からは入口やなどは見えない・・・一体どこに出てきたんだ?
しばらく歩くと、なんか小さな建物が。
あ、ダマスカスの包丁作ってる。
お土産屋か・・・スルー。
階段を降りると、大きな建物が見えてきた。

 ←何?ここ

なんか資料館に到着。
資料館の中を覗くも、ほぼ人いない。
こういうのって、鍾乳洞に入る前に見るところじゃない?
ざっと見るだけ見て外へ。
さらに通路を降りると、尾長鶏が展示していある珍鳥センターだ。
ここでは天然記念物の尾長鶏を見物できる。

 ←獣臭がキツイ・・・を 言うと、怒られるに違いない

 ←あ、昔テレビでみたことあるかも

いくつか展示してある鶏の中に、尾長鶏を発見。
尾っぽ長っ!
何のために長くしているの???
そいうえば、尾っぽを長く育てるために、わざわざ専用の止箱に入れて飼わないといけないと聞いた。
これだと運動できないから、なんだか鶏がかわいそう。
珍鳥センターを出て通路を歩くと、元来た龍河洞の入り口に向かう山道に合流。
こういう風になってたんだ・・・って、あれ?龍河洞の出口って、入口より東側だったんだ・・・。
入口よりも出口が高いところだとは思っていたが、入口より東側へ出ていたのか?
あれ?それだと鍾乳洞でみた地図と、位置関係がマッチしないな・・・????
まぁ、良いか。
帰りは、行きの時に立ち寄った果物屋さんで、デコポンを購入して、自宅と姉夫婦の家に地方発送。
何でこんなものを地方発送するのか・・・。

 ←さすがに夕方は閑散としている

帰りはダマスカスの包丁のアピールの声も聴くことなく、商店街を素通り。
帰る人が買い物するんだから、観光し終わった人に営業かけたほうがいいと思うんだけど・・・まぁ良いか。
というわけで、駐車場につき、荷物を整理したら出発だ。
本日の道の駅巡りも終わって、今日の観光も終わった。
今日の予定をすべて消化してしまったな・・・時刻は16:00過ぎ。
まだ何かやれそう・・・とりあえず、高知市内に向けて移動してみるか。

● 桂浜

さて、高知市内には道の駅はない。
高知を過ぎた道の駅は・・・須崎にあるが、高知からはちと遠い。
仁定川を上った日高村にもあるけど、やはり先ほど寄った南国の道の駅が一番近いかな。
となると、今日は高知市内でご飯とお風呂確定。
時間があれば、ゲーセンも行けるけど・・・今日は火曜日だから良いか。
ただ、ご飯まではまだ時間があるので、もうひと観光できる。
車はとりあえず高知市内へ向かっているが、20年前に出張で訪れたチルコポルトがあった総合施設もあっさり到着。
その後、同じ道沿いで見つけたBOOKOFFに立ち寄り、乃木坂のブルーレイを探すも、時間の消化は程々。
ってか、スマホで確認すると、桂浜のお土産店は18:30までやっている。
今から行っても、間に合うんじゃね?
ってことで、やや遅めだが桂浜に向かう。
さすがに桂浜は日本全国から観光客が集まるような大きな観光地だけあって、車でもアクセスし易いよう、広い大きな道がほぼ一本道で整備されている。

 ←生憎の雨だが、その分車が少なくてイイ

土佐湾まで出ると、後は看板に従って走るだけ。
途中カツオのたたきを売っていると思われる漁船のお店を通過。
おお、観光地だけあって、鰹のたたき推してるね。
瀬戸大橋を読み間違いやすい浦戸大橋の上から多少渋滞したが、それでも大した待ち時間がないまま桂浜に到着。
って、桂浜に来たのは良いけど、どうすりゃいいの?
とりあえず前の車についていくと・・・竜馬記念館なる施設があるようだが、そこは閉館を迎えてガードマン侵入をストップ。
道なりに進むと、駐車場に到着。
大きな駐車場・・・有料だが、桂浜のポイントのすぐ近くまで来ているようなので、後は歩いて散策しよう。
ちなみにこの駐車場は何時まで?・・・22:00までやっているのか!全然余裕だ!
(24時間やっているなら、ここで車中泊という選択もあったが・・・)
駐車場の比較的空きが多いところに車を止めていざ出発。
雨降っているので傘を差して・・・って、あれ?うまく開かない。
ファミリーマートで買った初音ミクの傘、傘の部分の塗料が熱で溶けてべたついてうまく開かないんだよな。
絶対構造上の不良だよ。
と思いつつも、力を入れて無理やりオープン。
あれ?何か開き方おかしくない?まぁ、良いか。
駐車場から歩いてお店の方へ歩いていくと、お土産屋の前まで来て、財布にお金を補充していないことに気付いた。
慌てて車まで取りに戻る。
傘を折りたたむとき、なんか抵抗あったけど、力業でうまくたためた。
財布にお札を補充し、出発。
いや、待て、今車を止めている場所、お土産屋さんから駐車場を挟んで間反対側で、歩くと100m以上ある。
もっと近くまで車で移動しよう。
公衆トイレの近くまで車で移動して、いざ出発!
が、傘が開かない。
そういえばさっき傘を折りたたむとき、普段ない抵抗があったな・・・どうした!?
よく見ると、傘の骨組みが根元から綺麗に折れ曲がっている!
さっきたたむときに抵抗があったのは、これだったのか!
傘の芯から放射状に伸びる骨組みが、全部根元から綺麗に折れ曲がって、傘を開くことが出来ない。
終わった・・・一本一本直すなんて不可能だ。
・・・新しの買おう。
今雨降ているから、どのお土産店でも傘売っているだろう。
・・・ってことで、駐車場の目の前にあった、おばあさんが一人で切り盛りしているお店で、500円のビニール傘GET。
・・・これ、ぜったい無くすやつだ。

 ←たくさんお土産店があります。

さて、まずはお土産のラインナップを確認・・・じゃなく、肝心の桂浜を見に行こう。
ってことで、お土産店街をぶらっと一周して、お店のラインナップを確認後、桂浜へ。
雨に濡れた石の階段をすべらないように上っていくと、丘の上に竜馬像と、それを見下ろすように桂浜が広がっている。
今日は雨が降ってて、海が荒れているな。

 ←竜馬さんだ

坂本龍馬の関心はこれっぽっちもなかったけど、来てみたら意外と良いものだな。
今日は天気が悪くて空が白いから、写真が暗くなって写しにくいな・・・ま、しょうがないか。
すぐ横には坂本龍馬像展望台なる謎の施設があった。
まだ工事中だが、登って真横から竜馬像を見るのは可能とのこと。
有料だが、こんな機会ないので、行ってみよう。
作業用のビティ足場で作られた通路と階段を進んでいくと、一番上の展望台に到着。

 ←これが坂本龍馬か

 ←生きた人間のような横顔だ

近くでよく見ると、まるで生きた人のような銅像だ。
良くできているな・・・本当にこんな顔だったのかな・・・・?
展望台が動くわけじゃないから、これ以上近づくことも方向を変えることもできないのは残念。
ま、こんな間近で見ることが出来たから良いか。

 ←ちなみに、展望台はこんな感じ

展望台には次から次へと人がやって来ている。
傘を差して通常より一人当たりのスペースを使っているので、いつまでも居座っては他の人に迷惑なので、見終わったらとっとと撤収だ。
さて、坂本龍馬像が終われば、次は肝心の桂浜。

 ←今日は荒れてるな。

 ←これが桂浜か

 ←いい波来てます

 ←防風林も風情あります

竜馬像がある広場から階段を使って海へ降りたところが桂浜。
綺麗な砂浜と、それにぶつかる海の波がダイナミックで綺麗。
波しぶきの音も、聞いているなんだか落ち着くな・・・。
時間を忘れて、ずっと聞いていられる。
海水浴をするには少々狭い・・・が、ここで海水浴をしようなんて人はいないだろう。
桂浜の向こうには、小さな水族館がある。
・・・あれ、本当に水族館なのかな?
香川の屋島にあった水族館よりも小さそうだけど・・・どこから水引いてんだ???
順路から階段で丘を登ると、車でやって来たときにスルーした坂本龍馬記念館だ。
今日はもうやってないので、Uターンして帰るか。
いや、待て、場所からして、この近くに灯台があっても不思議ではない場所だ。
どこかに灯台があるんじゃね?
グーグルマップで確認すると、桂浜のすぐ近くに灯台がある!
灯台の姿を全く確認できなかったが、一体どこにあるんだ???
グーグルマップ見ながら道を進むと・・・あっ!道路から小汚い路地を入った先に灯台を発見だ!
これは知ってなきゃいけれない場所だ。

 ←この胡散臭い路地を入ると・・・

 ←行き止まり。Uターンもできないっす

 ←そして灯台

高知灯台と言うらしい。
観光客は全く来ないみたいで、アクセスする道や灯台敷地を整備した気配はない。
外はまだ明るいが、時刻は18:00を過ぎているので点灯が開始されている。
ふむ、ちゃんと掃除して水垢を落とすと、綺麗になるに違いない。

 ←いつもの看板はあります。

もとは竜頭崎灯台という名前だったが、名称変更されて場所もここに移ったらしい。
もともとどこにあったのか気になる所だが、たぶん桂浜の先端かこの山の上にでもあったんだと思う。
近くに大きな観光地があるから、ここにだれも立ち寄らないのは仕方がないこと。
なんだか勿体ない気もするが、そもそも灯台に関心のある人なんて少ないだろうから、ちゃんと仕事さえしててくれればよいかな。
さて、時刻は18:30に迫って来た。
お土産を購入するため、少々足早に最初のお土産店を目指す。
お土産店街に戻って来たのは、お店が閉店に近づく18:30ごろ。
いろいろお店回る時間ないし、お菓子系のお土産を買うつもりもないので、食べ物よりもグッズと多く取り揃えているお店で、記念品を探す。
・・・しばらく探して歩いたが、証明書とかの類はないみたい。
閉店間際にやってきて何も買わないのも失礼なので、 テッパンのクリアファイルを購入して撤収だ。
折角来た桂浜だから、もうちょっとお土産買っても良かったかな・・・まぁ、良いか。
さすがに別のお店も閉店の準備している。
18:30になると、一斉にお店が閉まってしまうのか・・・。
こうなってくると、駐車場が22:00まで開いているとは言えて、居てもしょうがない。
見たところ、食事ができる場所はないみたい。
・・・高知市内で晩御飯を食べてお風呂、道の駅南国で就寝だな。

● 夕食

さて、ごはん何食べよう。
お昼食べれなかった室戸キンメ丼、高知市内なら食べれないかな?
ちょっと探してみよう。
スマホで検索すると・・・おっ!?一軒だけ高知市内で提供しているお店がある。
・・・ぱっと見、小さな居酒屋のようだが・・・このお店がある立地自体、飲食店街からやや離れている様に思えるが、大丈夫か?
ま、室戸キンメ丼が食べれるかもしれないので、とりあえず行ってみるか。
スマホをナビにして目的に向かって出発。
雨が降っているのにプラスして、日が落ちて暗くなってきた。
道路がわかりにくいな。
高架の側道を走って交差点を曲がらないといけなかったが、わからずに高架を直進してしまった。
Uターンしようにも、良いお店がない。
仕方ないので、交差点を左、左、左と曲がり、国道32号に合流して再スタート。
って、あれ?この国道32号と路面電車の風景、見たことある。
前回このあたりのゲーセンを訪れたことあるよね?確かバトルギア3の鍵を作りに。
何て店か忘れたけど、ゲーセンだと思って行ったら、ボーリング場だった・・・と思う。
ぱっと見それっぽい建物ないな・・・あの時、このあたりを走ったんだ。
国道32号から先ほどの高架のある路地に入り、高架の側道へ分岐。
信号交差点を曲がると、すぐ左側なんだけど・・・あれ?
お店のような明かりないよ?
店の前に車も止まっているので、お店の名前もわからないな。
スピードを落として店を探すも、そもそも建物の明かりがない。
建物はあるんだけど・・・。
車を止めて歩いて確認するか?と思ったけど、路面電車が通っている道路は割と道幅がなくて、私が車を停めたら後ろの車も通れなくなりそう。
仕方なく、お店を通り過ぎたのを確認してさっさと通過。
しばらく道を直進し、コンビニで停車して確認だ。
む、場所は合っている。
営業中とも表示されている。
なのに店の前まで来て店を発見できないのは何故だ??
・・・もしかして、開いてないんじゃね?
道を引き返し、もう一度確認・・・あ、ちょうど信号赤になって停車した。
お店は・・・?
窓から覗いて探す・・・長屋の一角、右から2番目に店があるはず・・・あった!でも電気ついてない。
こりゃたぶん閉まっているな。
信号が青に変わった出発。
む・・・室戸キンメ丼食べれるかと思ったけど、店閉まってたか・・・。
念のため他の店を探すが、高知市内ではないみたい。
ふむ、仕方ない、他の店を探そう。
国道32号に戻って道を進みながら、今度はカツオのたたきのお店を探す。
そりゃ、居酒屋行ったら売ってるんでしょーけど・・・定食みたいなの無いのかな?
検索すると、国道32号沿いで鰹のたたきを売っている店があった。
チルコポルトがあったパワーシティーの手前だな・・・名前からして、郷土料理とかを取り扱っている和食レストランだ。
む、この旅行の夕食にふさわしい、行こう!
スマホに従い道を進むと、道路の対面にお店を発見。
反対車線からは直接入れないので、一旦通り過ぎてから、チルコポルトがあったパワーシティーでUターンしてお店へ。
よし、到着・・・と思ったら、暗くて入口がわからず通過。
スマホの案内するUターン道を通って・・・って、こんなところ通れるの!?
農耕車しか通らないような農道を進んで店の直前まで後戻り成功。
今度はちゃんと入れた。
入口から入り、店の奥の駐車スペースに車を止めて、いざ中へ。
店の店構えを初めて見た気がしなかったが、とりあえず中へ。
順番待ちは・・・特に出来ていなくって、入口の横のテーブルにすぐ入れた。
メニューは・・・あ、鰹のたたきある。それ注文だ。
たたきに付けるタレを、塩と酢醤油どっちか選べるとのこと。
どっちが良いかって・・・カツオのたたき苦手な人でも行けるやつ・・・どっちがいいのかな?
お店の人におすすめを聞くと、両方持ってきていただけるとのこと。
あ、そーいうのもできるんだ。
料理の来る間、地図を見て今後と明日の予定を考えたり、メニューを確認したり、店の中を観察。
・・・??
俺、さっき店構え見た時も思ったけど・・・この店、前に来たことあるかも。
メニューを初めて見た気がしないんだよね。
特にかつ丼とか、すごく印象に残っている。
前の旅行で来たのかな・・・?
過去の日記を見返すも、前の旅行の時はガストに行っているようだ。
ではいつ・・・?バトルギア4のオフ会の時かな?
その時の日記が見つからないからわからないが、それ以外で高知で晩御飯食べた記憶がないので、たぶんその時だ。
あの時はインテグラRだったから、もう10年近く前なのか。
よく考えたら、さっき通たわけわからん農道もインテグラRで通ったような・・・。

 ←キターーーーーー!

しばらくすると、料理が運ばれてきた。
鰹のたたき、肉厚で何だか綺麗。
とりあえず、ごはん、味噌汁に口をつけてから、鰹のたたきをまずは塩でいただく。
・・・ん!?ん??ん???!
う・・・・うーっまーっいーっぞーーっ!(味 皇風に)
何だコレっ!今まで食べたカツオのたたきと、全然違う!
生魚というか、赤身の臭みが全くない!
しかも、塩で味が閉まって、鰹の甘みがより引き立っている。
とにかく美味い!これならいくらでもイケる!!
ってことで、夢中で食べて苦手だったはずのカツオのたたきをあっという間に完食だ。
鰹のたたきって、こんなにおいしいものだったのか・・・こりゃ、他の料理と比べて少々値が張るはずだ。
カツオのたたきだけ追加注文しようか?
いや、食べ過ぎは良くない。
俺の記憶が確かならば、この先須崎や東土佐でもカツのたたきは売っているので、楽しみは明日の昼に取って置こう。
ってことで、お会計。
よく見ると、レジカウンターや入口もなんだか見覚えある。
前来たとき、何食べたのか気になったが、直ちに記録が見つからない以上、どうしようもない。また思い出そう。

 ←「旬家おひざもと」っていう和食レストラン

車に乗り込み、店を出る時も、駐車場の不自然な段差と出口の見通しの悪さに共感。
確かに一度ここに来ている。
間違いない。
やっぱ、バトギオフの時かな?
まぁ、別にいいんだけど。
ご飯終わったので次はお風呂。
南国の辺には確かなかったと思うので、高知市内にある日帰り湯を目指す。

● 風呂入って寝る

ご飯終わったらお風呂。
グーグルマップで探すと、高知市内のスーパー銭湯が一番近い模様。
スマホをナビにしてその場所を目指す。
先ほどの残念な室戸キンメ丼の横の高架を通り、路地を左へ右へと進み、なんか川っぽいところの土手道を通る。
さすがグーグルマップ、わけわかんねー道行かせるわ〜と思ったら、目的の日帰り湯の裏口に到着。
そりゃ、最短はこの道だけど、正面に到着させろよ。

 ←結構客入ってんのよ

高知ぽかぽか温泉というらしい。
ぱっと見、スーパー銭湯とわかる安心の店構えだ。
ってことで、中の仕組みも同じなので、靴抜いて、入浴券買って、お風呂楽しんで、マッサージチェアーでマッサージして終了。
時刻は・・・もう21時過ぎたのか。
ここから南国の道の駅まで行けば22:00過ぎるか・・・時間あまったらゲーセン行こうと思ったけど、余りそうにないから道の駅行こう。
今いる場所がピンとこないので、スマホで道の駅南国までナビしてもらいながら、高知市内を最短で道の駅へ。
国道195号を通って国道32号へ合流すると、後は道の駅までまっすぐ。
到着した道の駅は・・・車でいっぱいだ。
建屋のあるスペースはもちろん、建屋の裏側の駐車場も、建屋の道挟んだ北隣の駐車場もいっぱい。
マジ、車置くとこない・・・!
こんなこと、西日本の道の駅では初めてじゃないか?
しばらく駐車場をぐるぐる回るも・・・こんな時間から出発する車がいるわけもなく、全然減らない。
駐車スペースがないとなると、どこか導線になってない場所に勝手に駐車するしかないか・・・。
そんなスペースを探すと、よく見ると車椅子マークがついた駐車スペースが開いていることに気付いた。
・・・こんな時間から車椅子の障害者が道の駅にやってくるとは思えない。
ここ置いちゃえばいいんじゃね?
ぱっと見、2箇所ほどあるみたいだし・・・。
車椅子スペースは最終手段だ。もう一回見回してスペースを探そう。
トイレの入り口の前とか開いているんだけど、さすがに人の出入りが多いよな。
他は・・・少々導線が狭くなってしまうポイントがいくつか。
やっぱ車椅子スペースが最強。
他に駐車スペースを探す車がノロノロ動いていたこともあり、一旦駐車場を出てから路地でUターンして戻る。
車椅子スペースに停めよう・・・と思ったら、駐車場の中央、大型バス置き場の所に乗用車が停まってるんだけど、ちょうど乗用車スペースとバススペースの間・・・軽四一台分ぐらい90°向き変えて置いたら置けそう。
そもそも、俺明日6時には出るんだから、少々ラフに置いてても問題ないんじゃね?
ってことで、そこに停めて宿泊。
Fit君が軽四なみに小さいのが幸いしたな。
あとはシートセッティングして就寝。
明日は・・・早朝はりまや橋と高知城を外から眺めて、足摺岬に向かって出発だな。
 

 

 

 

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