■ 5月3日(木曜日)
深夜4時すぎ、どこからか聞こえてくるエンジン音で目が覚めた。
何だ、このエンジン音。
アイドリングにしてはうるさいけど・・・??
我慢して寝ようと思ったけど、エンジン音がうるさくて眠れない。
そりゃ、エンジン音がうるさくて目が覚めたんだから、再び寝られるわけがないか。
ってか、この時間、みんな車で寝てんのわかるだろ!エンジン切れよ!
一体どいつだ・・・??
見回すと、駐車場の向こうで、大型トラックが停まっている。
どうやら、そいつがエンジンつけっぱなしで休憩しているようだ。
大型トラックなら、すぐにどこか行くか、しばらくいるかのどっちかだな。
もうちょっと様子を見てみよう。
しばらく音を我慢してたが、30分経っても動く様子がない。
しかも、このアイドリング音、ただエンジン付けているだけでなく、まるで走行中のエンジン音のよう回転数が高い気がする。
ただ止まっているだけじゃなく、エンジンを回して何かを維持しているのか?
冷凍車か?それともエンジンを回して電力を維持しているのだろうか。
しかも、この調子だとどこかに行く感じではない。
しかたない、向こうがどこかに行かないなら、こっちが移動するか。
面倒だがシートを一旦戻し、大型トラックからなるべく離れて音が少しでも小さくなるところへ陣取る。
トラックの駐車場に止めることになったけど、他に乗用車が数台いるからいいよね。
それに、トラックの置ける場所は他にもたくさんある。
ってか、あいつ、なんでこっち来ないんだ???
聞こえる音が小さくなったので、これで眠れる・・・zzz
zzz。
zzzz。
zzzzz。
その後は特にトラブルなく6:00に目覚め。
思っていたより30分寝坊した。
あの大型トラックは・・・まだいる。
ってか、あの辺にいる人たち、うるさくなかったのかな?
ちゃんと耳栓して寝ているのだろうか?
まあ、そんなことより、トイレと歯磨きを済ませて予定通り大長見ダムへ出発だ。
● 当時を思い出しながら
ダム周辺道を散策するには、まずは現地に行かないとな。
ということで、昨日来た道を戻りダムをめざず。
早朝なので他にクルマもいなく、国道186号のICを降りると、そのまま国道を走る。
途中、浜田ダム方面に分岐するのが大長見ダムへの道・・・だったが、どれが分岐道がわかんなくて直進。
まあ、あの時と同じように、金城PAからダムを目指すか。
尚も国道を目指すも、見覚えのある場所にはたどり着かづ、行ったり来たりを繰り返しコンビニ休憩。
ってか、こんなところにコンビニあったっけ???
←ローソンなのか、ポプラなのか、どっちなの?
コンビニで朝食をGETして、改めて地図で道順を確認。
ってか、このコンビニ、ローソン+ポプラって書いているけど、どっちかで良くね?
さて、金城PAまで行けと言われればたぶん行けるんだけど、当時通っていた道順がどうもわからない。
道が変わっているとは思えないし・・・そもそも、当時も関係ない道は通ってないので、どうやって正解を引けばいいのかもわからない。
ふむ・・・もう一度金城PAまで行って、今度は大長見ダムへ向かって進んでみよう。
何か思い出すかもしれない。
今いるコンビニから県道沿いを走れば金城PAまで行ける。
問題は金城PAから。
って、あれ?
金城PAって、こんなに県道から入り込んだ場所だったっけ・・・?
いや、料金所を通った記憶がはっきりとあるので、ここじゃない。
となると・・・いつも大長見ダムへ行くために高速から降りていたのは、一つ手前の旭ICだったのか?
ふむ、まずは行ってみよう。
県道5号線を通って、旭ICへ。
この道を通ったという記憶が全然ないんだけど、県道5号という響きは覚えている。
周辺にはゴルフ場とか田畑が並んでいるけど、こんなだったかな???
基本夜しかこの通ってなくて、昼間この道を通ったのは数えるほどしかないから、覚えていないのも仕方がないか。
しかも、あの時はインテグラRで、自宅までタイムアタックしてたしね。
看板に従い、県道から旭I.Cへ。
旭I.Cまで来ると、なんとなく当時の記憶が思い出した。
そうだよ、大体ここに到着するのって深夜だったから、車が全然いなくって、料金所の人も「利用者が居た!」なんて顔するんだよな。
料金所を出て、この交差点を見たら、これからまたダムで働くんだな・・・って、気持ちを切り替えた覚えがある。
旭I.Cから一般道を左折し、先ほど通って来た県道5号に合流し、浜田方面へ。
やっぱり記憶にない。
民家って県道ギリギリに立ってたっけ??
本当にこの道を通ってダムに向かっていたのだろうか?
でも、当時地図で確認したら、浜田道沿いの県道を通っていたから、やっぱこの道で合ってるのかな・・・??
記憶にある以上にグネグネと曲がりくねる県道を半信半疑で進んでいると、朧げにお記憶にある風景。
右手に何か綺麗な建物、左手に人権尊重宣言都市の看板、その向こうに大型トラックが何台か止まっている運送屋の駐車場。
ここだ!ここははっきりと見覚えがある!
初めて来たとき、先輩にこのトラック置き場を過ぎたら左折しろって教えてもらった!
あのトラック置き場だ!
うゎ・・・看板といい、トラック置き場といい、変わってないな(笑
トラック置き場を過ぎて交差点を左折。
道路は別の県道になり、これを直進。
相変わらず通った記憶はないが、この道を直進すると、朝食を購入したコンビニだ。
記憶はないが、この道を通ってダムに向かっていたのは間違いがない。
真っ直ぐ行って国道を右折しても行けるんだけど、教えてもらったのはどこかを右折したよな。
どこだっけ?
注意しながら進んでいると、とある信号のない交差点が気になった。
この交差点、見覚えがあるな・・・ここを右折じゃね?
曲がって進むと、両側が山に囲まれた、記憶にある狭い道。
おお!これこれ!!この道を通ったんだよ。
やや長い下りのストレートでスピードに乗せたと思ったら、急に小さな右カーブがあって、調子に乗ると事故るんだよな!
あの時はインテグラRだから曲がれたけど、Fitだと曲がれないだろうな(笑
尚も進むと、周りが開けたまっすぐな道。
遠くにいくつか民家が見える。
そうだよ、クリスマスが近い時期、ここを走っていると、遠くにクリスマスイルミネーションした民家を数軒見たんだよ。
今でこそ自宅をクリスマスイルミネーションする人増えたけど、それを初めて見たのがここだったな。
この辺の家、自宅に大きな木とか植えているから、それをクリスマスツリーにしている家とかもあったな。
尚も田舎の快走路を進んでいくと、国道186号に合流。
あっ!この交差点だ!
ここをまっすぐ行ったらすぐ突き当るから、そこを右折するんだ。
国道沿いにちょっと離れたところにガソリンスタンドがあるのも、当時のままだ!
懐かしいな!
ってか、朝コンビニに行く前ここを通たはずだが、全然わからなかったな(笑
交差点を直進し、突き当りを右折。
後は道なりに進む。
道路は狭くなり、なんとか対向車とすれ違える程度の道に。
このあたりは全然変わらないな・・・。
山沿いから畑の横を通り、所々ある急激なヘアピンを曲がる。
すぐ横に民家があるのに、こんなところを夜中、インテグラRでタイムアタックしていたのか・・・なんて恐ろしいことを・・・。
その後も走り続けると、道路は山奥の川沿い道になり、さらに進むとダム湖と思われる湖が見えた。
この先に浜田ダムがあって、その堰堤を通って対岸に渡るんだよね・・・と思ってたら、思いがけない看板が。
←ああ?第二浜田ダム??なんだそれ?
第二浜田ダム???
確か、浜田ダムの下流に第二浜田ダムを作って、その後浜田ダムを解体するっていう話を当時聞いた気がするけど、それの工事?
ってか、第二浜田ダムが出来ているの!?
←浜田ダムを通って対岸へ。
車内から写真撮っていると、後ろから路線バスがやって来たので慌てて発進。
ってか、この道、路線バス通ってたの?
ダムを渡り対岸へ。
拡幅工事やらダム工事の資材置き場やらを通過したら、ぐるっとロータリーを回って広い快走路に出た。
ん?この道は・・・前はなかったけど、昨日夜通た道かな?
大長見ダムはこっちだ。
看板に従い、快走路を進むと、所々拡幅された田舎道に出た。
ああ、これは、昨日夕方通った、大長見ダムに向かう道ですね。
懐かしい民家を眺めつつも走る。
昨日は気づかなかったが、あの時と比べると、休耕田や取り壊された民家がいくつか見受けられる。
かつてバスの転回所になっていた浜田分校跡地は、今は公民館の分館になっているようだ。
更に進むと道幅も広がり快走路に。
山を上り終え、下り坂を下っていると、大長見ダム湖である紅葉湖のほぼ中央にある展望台に到着。
←大長見ダム湖って広いな
駐車場で一息入れて、帰り道を考える。
ふむ、やりたいことは終わった。
後は順路に戻り、国道9号を進むだけだな。
どこに合流すればいいんだっけ?
たぶん、国道186号が分岐する交差点だと思うけど・・・。
それって昨日夜通った道か・・・来た道を途中まで戻って、第二浜田ダムを眺めれば良いんだね。
そうと決まれば、そうしますか。
● 第二浜田ダム
車をUターンさせ、懐かしい道を戻る。
先ほど合流した交差点を直進し、昨日と同じようにトンネルをくぐると、昨日は暗くて気づかなかった第二浜田ダムに到着。
←第二浜田ダムの天端道路
昨日は暗くて気づかかなったけど、この天端道路を通ってたんだね。
天端道路が県道に直結してるって、珍しいな。
自動車は左岸側の広場の端に停めて、ダムをちょびっとだけ見学。
←直線のダムなんだ
下を見下ろすと、大きい。
高さは大長見ダムより高いかも。
←副ダム
中央に洪水吐け、その下に副ダムがあるのはどのダムも共通の構造。
大長見ダムは非常用洪水吐けが横に100m以上あったのに対し、ここは非常用洪水吐けがない。
高水時も常用洪水吐けで十分放流できるくらい、水位差ないのか。
(まぁ、上流側に浜田ダムがあるしね)
大長見ダムは途中からカーブになってたけど、ここは右岸から左岸まで直線。
こういう直線のダムって、縦横しか測るものないから、測量が簡単なんだよね。
←ダム背面
ダム背面が直角の壁なのも、重力式ダムなら共通の構造。
同じ重力式でも、アーチ形だと違うかもしれないが。
水はそれほど溜まっていない。
完成してすぐの湛水試験でいっぱいまで水を貯めるはずだから、それからでいうと半分まで水位が下がっていることになる。
水面付近の植物の繁茂状況から考えて、これが常時の水位ではないだろうか。
それにしても、コンクリートが白くて見た目も新しい。
完成して2〜3年しかたってないんじゃないのかな?
前来たとき(2006年)はこんなものなかったと思うけど、あれから12年しかたってないけど、こんなものが出来ちゃったんだ。
さて、見学も終わり、ダム管理棟でのトイレ休憩を終えると、本格的に順路を進むぜ。
● 順路へ復帰
その後も県道を走り続けると、国道186号に合流。
これを浜田方面に走ると、浜田に市街地に出て、国道9号線に合流だ。
←久々に見る浜田市役所
国道9号線に合流し、浜田市役所前を通過すると、浜田に来ていた時も1度しか走ったことがない区間。
何故走ったことないかというと・・・山陰道がこの先まで出来てたから、わざわざこの道を通る必要がなかったという。
今回は当時と違う目線で道路を走ることになる。
浜田の町ってどんなだっけ?
←当時と同じ、鉄道基地
←なんか、グランドもあるよ
走り始めてまず、懐かしのエディオンを通過。
この店で何か買い物をした気がする。
エディオンを通過したあと見えてくるのは、JR浜田駅の裏側にある鉄道基地。
浜田駅と鉄道基地との間に病院もあり、病院が鉄道施設に挟まれているという面白い立地だ。
山陰本線を超えるために坂道を上る途中、右手に見えるのは、浜田市にある総合運動場だ。
野球場のようなものも見えるので、県営グラウンドなのかもしれない。
山陰本線を越えて坂道を降りると、浜田自動車道の入り口。
これを曲がると、浜田道と山陰道に入れる。
今年はここからさらに国道9号線を進む。
ここから先、出雲までの道のりは、出雲のゲーセンに行く為に何度も通た道だ。
当然だが、2006年の旅行の際にも通っている。
いくつも記憶に残っているポイントがあるはずだ。
←浜田市内の民家
それはそうと、島根に来てから気になっていたんだが、浜田市の民家って、赤茶色の瓦屋根の家が多いな。
屋根というと、黒に近い灰色の瓦を使っていたり、瓦じゃないにしろ黒に近い色か青色であることが多いが、ここの民家の殆どは赤茶色の瓦を使用している。
何か意味があるのかな?
おそらく素材の色だと思うけど・・・このあたりはそういう色の土なんだろうか??
国道9号を進み続けると、見えてくるのは島根海洋館アクアスだ。
私がダムに出向に来た年に開園したわけだから、かれこれ17年か。
まだ一度も来たことはないが、今回も行きません。
←このオブジェも懐かしい。
アクオスを過ぎ、遠くの山の尾根沿いに設置されている風力発電の羽根を眺めながら走っていると、懐かしの江津の町。
江津にはグリーンモールというショッピングセンターがあり、そこにバトルギア4があり、前回の旅行ではそこで鍵を作った。
思えば、グリーンモールのバトルギア4は割と早い段階でなくなってしまったので、あの時作って正解だった。
今回もグリーンモール寄る?
ってか、そもそもグリーンモールって、まだあるの?
国道を進むとグリーンモールと思われる建物の前を通過。
・・・ゆめタウンに変わってる。
だよね。
たしか、グリーンモールからバトルギア4がなくなった理由がグリーンモール閉店だったと思うから、別のお店に変わっているのも当然だよね。
元グリーンモールを通過すると、江の川を渡って国道9号バイパスと合流。
←江の川大橋も懐かしい
この国道9号バイパスにも様々な思い出がある。
町中の渋滞回避の為にバイパスが整備されてたが、夜になると出歩く人も車もいなくなるから、現道を直進した方が早いんだよね。
今は山陰道が出来て利用価値も上がったけど、当時は山陰道の影も形もなかったから、何のための道なのか・・・と思った記憶がある。
その後、2006年に来た時は山陰道が工事中だったから、使い道に納得したんだよね。
思い出の
江津を過ぎたら前方に道の駅を発見。
えっ!?道の駅?
ああ、道の駅巡りは昨日終わったけど、順路にある道の駅は立ち寄らないとな。
←やっぱり赤茶色屋根
道の駅サンピコごうつだ
8周年・・・というからには、8年前に出来たんですね。
お土産はこの後石見銀山で散策予定なので、ここでのお土産購入はなし。
とりあえずスタンプをGETし、記念切符も購入して出発。
ストラップはなかったよ。
再び国道を走ると、朧げに記憶にある風景。
山の中の国道、何て読むのかわからない温泉津温泉の看板、そして連続トンネル区間。
←この連続トンネルも懐かしい
あの時と全然変わらないな。
変わったのは、9号線のなんちゃって高速道路が出来ているということか。
この道があるおかげで、一般道の交通量も少ない。
スイスイ進んでいい感じだが、当時も真昼間でも渋滞知らずだったような気がする(笑
仁摩サンドミュージアムの看板が見えたら、石見銀山への分かれ道。
仁摩サンドミュージックの前が少しだけ渋滞してたけど、私はそれはスルーして石見銀山に向かうため、県道を右折だ。
● 石見銀山(遺産センター編)
県道を看板に従いながら進むと、それらしい場所に来た。
所々何の脈略もなく設置されている石見銀山駐車場は、ガードマンが立ち、満車状態だ。
てか、何で駐車場だけポツンとあるんだ?
みんな歩いて移動しているのかな???
石見銀山の看板を目指して走っていると、とある施設にやって来た。
駐車場も広く、ガードマンや訪れている人が多い。
ここが観光拠点なのか?
←駐車場広いね。
←なんだここ?
施設は石見銀山世界遺産センターだった。
ナニコレ?
ってか、私はそもそも、石見銀山というのが何なのかよくわからない。
そうだな、まずは石見銀山が何なのか、勉強することが必要だな。
人のごったがえす施設内を一つ一つ確認し、ここが石見銀山に関する展示品が置かれている博物館のような場所だと知る。
石見銀山の下町や間歩は、ここから出発するバスに乗っていくようだ。
っていうか、石見銀山の下町や間歩までは、車では行けれないらしい。
さて、まずは事前勉強ということで、入場料を払って博物館を観察。
←石見銀山のマップ
まずは石見銀山のマップで地理的情報を入手。
そもそも、ここは石見銀山じゃなくて、ただ単なる観光拠点だ。
実際の石見銀山はバスで行くことになり、平日でも一般車両は通行禁止らしい。
石見銀山は、人々が暮らす街並み地区と、銀の採掘所がある銀山地区に分かれている。
銀山地区のほとんどの間歩は入れないが、この連休だけ特別に中を見られる特別ツアーがある。
・・・そのツアーも、先ほど残り定員一人が埋まらないまま出発してしまったがな。
私も誘われたが、往復3時間くらいかかるらしいのでやめたのだ。
それはそうと、ここで知識を入れて、バスで街並み地区に移動して昼食、銀山地区を観光してから街並み地区でお土産を物色・・・という予定で行けば、効率よく行けるかな。
施設内には他にも、街並み地区での人々の生活、銀の歴史と石見銀山を巡る覇権争い、銀の生成方法、江戸時代の古銭、銀が現代において主に何に使われているかを紹介。
銀って貨幣や食器に使われるのは知られているが、鏡の裏面にも使われているんだね。
←かつての銀山地区の風景
へー、こんなだったの。
←みんなも持ち上げてみよう!
最後の辺にはこんなものも。
これが30kgの銀塊だ。
銀塊はある程度しか持ち上がらなくなっており、持ち逃げすることは不可能だ。
そういえば、飛騨の鍾乳洞の観光地で、金塊を置いて観光客を集めたがその後盗難にあったって、テレビでやってたよね。
ここは警備員がいないが、そもそも銀塊が台から外れないのでセキュリティーも出来ているな。
持ち上げたら・・・う、重い。
さすが、銀だぜ・・・。
って、よく考えたら、30kgって書いてあるんだから、30sの重さなんじゃね?
この量で30kgって、重いのかな・・・?ボーリングの玉を比べたら重いと思うけど、鉄と比べたらどうなんだろ?
比較するものがないからわからないな。
(マンホールやグレーチング蓋って、確かに重いけど)
隣には現在の相場が書いてある。
純銀30kgで195万なんだ・・・。
って、金は銀の70倍以上の価値があるやん!
金めっちゃ高い!!
って、この塊が金だと、1億5000万になるの!!
金ってスゲー!!
他にも、銀山地区の空中写真とか間歩の長さとか書かれたものがあり、それらを見終えると出口。
入場口の横の売店をチェックするも、大したものは売ってない。
世界遺産センターの建物の横には休憩所と称した売店もあるけど、そこも大したものは売っていなかった。
ふむ、特に記念品になりそうなものはなかった。
まぁ、ここはいわゆる観光案内所のようなところ。
それほど期待はしていない。
本番は、石見銀山に行くことだ。
石見銀山に行くためのバス停を探し、ちょっと速いがそこで待つ。
バス停には他にも、太田駅方面や三瓶山方面などある。
さすが、メジャーな観光地だけあって、公共交通機関も整備されていますね。
適当に時間をつぶしていると、やっとバスが来たので、乗り込んで待機。
しばらく待って乗車定員がいっぱいになったら出発だ。
窓の景色を楽しんでいたが、どこをどう走ったのかわからなくなったので、バス酔いしないように窓の景色をぼんやり見ていると、目的の場所に着いた。
場所を降りると停留所・・・今いる場所は、町並み地区と銀山地区のちょうど中間地点だ。
さて、ここから街並み地区を観光するか、銀山地区へ行くかの2択を迫られるわけだが・・・。
銀山地区へ行くには、45分ほど歩く必要がある。
それを短縮させるのは貸し自転車を使うのが一番。
ということで、バス停留所のすぐ横にある貸し自転車屋を訪ねる。
ってか、さっきバス降りた人がこぞってここに来たから、スゲー人だ。
貸し自転車はすでに待ち状態。
こりゃだめだ。
他に貸し自転車屋ないのかな・・・?
町並み地区の端まで行けばもう一店あるけど、だるいな。
例え30分待ちでも、歩いていくより早いはずだが・・・いろいろと手続きが面倒そうだ。
先にご飯食べて、それでも自転車開いてなかったら、速足で歩いて行こうかな。
丁度時間もお昼前。
ご飯食べるなら今しかないか。
貸し自転車のお店から少し歩くと、ちょうど蕎麦屋があったので、そこで昼食だ。
←昔ながらのお店
越前そば・・・ていう名前なのかな?
町並み地区の建物は景観に配慮されているようで、どの建物も似たような構造だ。
看板がなかったら蕎麦屋ってわからなかったかな。
中に入ると、お客はまぁあぁ。
空席もいくつかあるのですぐ座れるかな。
と思ったら、店員がなかなか案内に来ない。
どうしたらいいの・・・と入口でおろおろしてたら、やっと店員が気づいてくれて、席を進めてくれた。
メニューを見て、定番っぽいやつを注文。
←なんか定番っぽいやつ。
スマホで本日の詰将棋してたら料理が運ばれてきた。
三段のせいろにそばが収められており、それぞれ違う薬味を入れて、3種類の味を楽しむ・・・という食べ方だ。
その辺は出雲そばと似ているかな。
食べると・・・美味しい。
そばといえば、いくら食べても食べた気がしないのが今までの経験上の話だが、ここの蕎麦もそうだ。
なんかもうちょっと食べたい気がしたが・・・追加注文は店から嫌われるし、順番待ちのお客も増えてきたので、我慢しよう。
料理が食べ終わるころには、店員の知り合いと思われる人も店を訪れ、お店のお手伝い。
ああ、連休の期間って普段より客が沢山来てお店大変だから、家族や友人を集めて店を手伝ってもらってるんだ。
田舎の観光地だとあるあるだよね。
大手レストランなどと違って、人と人との絆が垣間見えて微笑ましい。
会計を済ませて外に出ると、順番待ちの列は外に沢山できた。
後で知ったことだが、街並み地区でご飯食べれるところって、ここを入れて3〜4か所しかなかったんだ。
早くご飯食べといてよかった。
さて、昼食も終わったことだし、貸自転車を確認。
やっぱり開いてない。
よし、運動も兼ねて、歩いていきますか。
● 石見銀山(銀山地区編)
意を決して、徒歩で石見銀山を目指す。
それはそうと、どこまで行けばよい?
龍源寺間歩・・・というのが、唯一潜れる観光用間歩らしい。
それでは、そこに着くまで早歩きしながら景色を楽しもう。
←何か公共公園あるじゃん
歩き初めてすぐ、公共の公園を発見。
ここまで車でこれんじゃね?
と思ったけど、一般客用らしい駐車場がない。
やっぱり、車では来れないのか。
更に進む。
←まだ住宅街
道沿いには一般の民家が並ぶ。
見てわかる通り、昭和50年くらいに建てられたであろう民家が並ぶ。
庭の手入れが行き届いているところを見ると、まだ人が住んでいるのだろう。
←ちょいちょいこういう公園があります
周りには、私と同じように速足で歩いているオタクや優雅に自転車をこぐ家族の姿が。
ちょっとペースの遅いママさんチャリ程度なら、俺の早歩きで抜けるか!?
だめだ・・・一度抜かれたら追いつけない・・・・OTL
←お土産店・・・??
しばらく歩くと、右手に銀細工の工房のお店発見。
窓から眺めた感じだと、銀細工の何かしらを売っているようだ。
よし、帰り寄ろう。
←おっと、分かれ道
さらに進むと、分かれ道。
何か、寺とか製錬所跡とかあるらしいけど、もう龍源寺間歩さえ行けたらいいや。
ってことで、直進。
←なんか山感が出てきた
いよいよ、山登り感が出てきたね。
歩いている足に力が入ります。
←ああ・・・大自然が気持ちいい。
←やった!到着だ
歩いていると、やっと建物発見。
ここが駐輪場・・・やった!到着だ!!
と思って建物をよく見ると・・・公衆トイレと喫茶店しかない。
そして道はまだ先に続く。
あれ・・・?ここがゴールじゃない・・・まだ先があるのか。
ぜぇぜぇ、ちょっと疲れたから喫茶店で休憩するか・・・。
いや、待て。
折角ここまでカロリー使って歩いてきたんだ、休み時間が惜しい!このまま続行だ!
ってことで、やむなく自転車を手放す家族を横目に、さらに奥へと進む。
←ってか、どこまで行くの?
ちょっと足に疲れを感じつつも鞭打って進む。
もう自然が気持ちいいなんて言っていられない。
←そして、到着
しばらく歩くと、先に人だかりを発見。
あの建物・・・そしてこの先に道はない。
沢を渡る橋には、龍源寺間歩の看板・・・やった!ここがゴールだ!!
やっと着いた!
早歩きで割と急いできたけど、結局40分くらいかかったな。
ちょっと休憩して足を休めてから、施設を観察。
もう看板に書いている細かい説明など読んではいられないが、どうやらここに入れるみたいだ。
ってか、ここまで来て入らず帰るなんて、来た意味がない!
ってことで、入場料を払って入るぜ。
←後ろを気にしてたら歪んじまった
アレが鉱山の入り口か・・・。
よし、全天球カメラも準備して・・・出発。
←中の様子
中は綺麗に整備されて、歩きやすくなっている。
現代の若者の身長ではやや天井が低いか・・・私でも前傾姿勢にならないと、頭を打つ。
後ろから来る年寄り連中には、ちょうど良い高さかも。
ってか、当時の大人も、これくらいしか身長なかったのかも。
通路の幅も確保され、床もフラットになるよう、セメントで整備されている。
そういえば、壁や天井も突起物のないよう、完全に整備されているように見える。
綺麗に整備され過ぎて、本当に使っていたものなのか・・・と疑ってしまうが、そこはちゃんと整備していない立入禁止場所もあり、当時掘られた採掘所だとわかる。
中間地点を過ぎ、老人が着いてこれないことを確認すると、全天球カメラで静止画の撮影と、出口まで動画撮影。
ま、この手のものって、撮るだけで後から見ることほとんどないけど。
←龍源寺間歩、こうなってます
撮影しながら出口まで到達。
太陽の日が懐かしい。
ってか、鉱山内は電気ついてたけど、当時は電気がないはずだから、ろうそくの明かりだけでやってたんだ。
スゲーな。
←出口です
よし、鉱山の中は見れた。
整備され過ぎて生々しさがなかったけど、まぁそれはそれでよいか。
さて、帰ろう・・・なんだけど、ここどこ?
道は続いているから・・・歩いて帰ればよいのかな?
←銀山の断面
←この道を戻れば帰れるのか?
目前に見える道を歩いて戻る。
最初の道に出るんだろうけど、どこか合流してくるような道があったっけ??
と思いながら歩いていると、右手に何やらお店を発見。
何の店だ?
お土産店か?
少しばかり人だかりも出来ているようだが・・・。
中を覗くと、匂い袋を売っている専門店だ。
狭い店の中で、店の主人が中央より奥の場所に陣取り、客の見せている様に匂い袋を作っている。
店のご主人の説明によると、何とかの木の幹を乾燥させて細かく刻んで、袋に詰めて刺激を与えると匂いがするらしい。
植物と薬膳の交じった独特の匂いで、個人的には良い匂いとは言えないが、虫よけや消臭作用などもあり、叩いて刺激を与えると何年も使えるらしい。
手作り感万歳でいかにも古臭いアイテムで人気なさそう。
主人も売れないとわかっているのか、お客の相手は程々にして、坦々と作業をしている。
ふむ、こういう一風変わたものは思い出になるし、実用性もある。
一つ買っておくか。
ってことで、匂い袋購入。
それにつられて、別のお客も買ってた。
やっぱ、観光地に居るこういう職人さんの為に、お金を使わないとな。
帰り道を再び歩き始めると、最初の道に合流。
ちゃんと最初の道に合流したよ!
ってか、こんな分かれ道あるの、気づかなかった。
後は道なりに帰るだけ。
いや、まて、途中に銀細工の工房があったな。
あそこも寄ってみよう。
何か記念品があるかも。
徒歩で30分ほど戻ると、来る途中見かけた銀細工の工房へ着いた。
←右の建物です。
銀の店というこのお店、工房とショップが一緒になっているのは店を遠目に見てもすぐに分かった。
窓越しに中を覗くと、客が一人しかいないよ。
まぁ私は何か安いものでも探して買い物する気満々なので、恐る恐る中に入る。
店は広いとは言えないが、ショーケースや壁にある棚いっぱいに、銀細工の小物が売っていた。
ショーケースには指輪がいくつもあるけど、これが銀で出来てるなら、1万円以上するんじゃね?
とりあえず、店の端から端までラインナップと相場を確認。
指輪、ブローチ、髪飾りなど、女性向けのアクセサリーが売っているが、どれも高額なものばかり。
男性向けと言えば、名刺入れやネクタイピンが売っている。
棚には銀製の食器セットやフォークやナイフまでありますね。
当然値段も、万の単位のするものばかり。
これら、とてもお土産て購入するものではない。
何だ?ここはお土産屋さんじゃないのか?
もっと手ごろなやつないか?
壁にはキーホルダーやストラップが置いてある。
そうそう!こういうのが良いよね!
特に12星座のストラップとか干支のキーホルダーは、土産や記念品としてGoodだよ。
値段手ごろなものを探していたが、どうもキーホルダーやストラップの類は一律1000円くらいで売っているようだ。
ストラップにしては高い・・・が、銀だからそういうものだろう。
ということで、ストラップを一つ購入〜〜。
ふむ、親のプレゼントとかで何か買おうかとも思ったが、じじいとばばあに似合う銀製品が思い浮かばなかったので、やめておくか。
店を出て再び歩き始めれば、いくつか民家が見えてきた。
そうだ、まだ終わりじゃない。
町並み地区を散策して、何か記念になるもの探そう。
● 石見銀山(街並み地区編)
民家が徐々に見え始め、さらに歩くと、街並み地区に到着。
そいえば、先ほど通た民家に自動車が何台か止まっていた。
ナンバープレートは地元のものだったり県外のものだったりしたが、共通しているのは通行許可書がダッシュボートに置かれていた。
ふむ、やはり許可された車両でなければこのあたりには立ち入れないんだな。
←町並み@
さて、街並み地区は、大きく分けて表通りと裏通りの二つの通りがある。
古い民家が立ち並ぶのは大通りで、人の流れもそっちが多いに感じる。
主に車やバスが通る裏通りには、家やお店は殆どない。
ってことで、表通りを反対側まで歩いて散策しよう。
ちなみに、お店の類は途中にありそうだが、メジャーな飲食店は端まで行かないと無いっぽい。
←左が表通り、右は蕎麦屋へと続く
まずは路地を右に曲がり、昼食を食べた蕎麦屋まで戻る。
←ここはまだ統一感がない
蕎麦屋に至る道のりの途中、一軒何かお店があった。
銀とか、服とか雑貨を扱っているようだ。
道から見える範囲に大した品物はなさそう。
ということで、スルー。
蕎麦屋まで来ると、お昼の順番待ちは当然だがなくなっていた。
そいえば、ここに来てからドリンクが楽しめる休憩所はいくつかあったが、ご飯が食べれる店はまだ見ていない。
早めにご飯食べといてよかった。
来た道を交差点まで戻り、表通りを写真を撮りながらさらに進む。
←町並み地区の様子
←綺麗に整備されてるよね
電柱は地中化されていて視界にはない。
代わりに、道路には水道や下水のマンホール、電気や電話等のハンドホールが設置されている。
??電柱が地中化されているなら、路上機器があるはずだが・・・どこにもないぞ。
どうなっているんだ?
注意して歩いていると、道から外れた広い路地や駐車場の片隅に、路上機器と思われる不自然な箱があった。
箱・・・というのが、小屋のようなもので覆われていて、一目で路上機器とわからない。
だが、路上機器がないと電気が配れないので、おそらくアレが路上機器だろう。
民家も綺麗に整備され、観光意識がかなり強く感じた。
・・・綺麗なのは良いけど、生活感があまり感じられない。
これだけ町があるけど、実際に住んでいる人はどれくらいいるんだろうな。
←唯一のお菓子屋さん
通りを歩いていると、人だかりを発見。
(言うほど人だかりではないが)
お菓子処有馬光栄堂というらしい。
なにかお土産はないか?
当然、私も足を止めて人だかりを観察する。
女将さんが足を止めた私に気付き、試食品をお勧めする。
小麦粉か何かを焼いた焼き菓子だな。
食べると・・・硬い。
おそらく素材のものと思われる自然な甘さを感じるが、味も素朴だし、食感が固い。
美味しい!もう一つ・・・とは到底思えない。
が、こういうの、うちの親父好きそう。
ということで、親父用に一袋購入。
ちなみに、店の中を覗くと、棚にはこれしか売ってない。
これ一本でやっているのか・・・。
代々引き継いてきたものかもしれないが、アレンジ商品を開発するなど、もっと他のもやった方が良いんじゃないか?
ちなみに、これを購入する人も、私より上の年代の人が多いと感じた。
更に歩を進め、右手にあるぎんざんバーガーも通過。
こ、こんなところにハンバーガー屋が・・・。
建物は宿屋、郵便局、銀行と、町を形成する重要建造物が姿を表す。
もちろん、町に馴染むような景観の建物だ。
ぱっと見た目は普通の民家とは違うと分かるが、まさか銀行や郵便局までこんな建物とは。
ってか、今更だが、所々に〇〇家とかいう、観光できる家があるんだけど、あれ、何なんだろ?
更に進むと、なんだかゴージャスな門構えの屋敷が。
←他の建物とここは一味違う
ここが代官所跡だ。
ということは、ここが町並み地区の一番端か。
代官というからには、ここに町の一番偉い人がいたに違いない。
他の観光客も次々と門の中へ入っていくので、私も入る。
ただ、門から出てくる人も同じくらいいるようだが・・・。
←これ、入口
中は石見銀山資料館になっている。
ってか、石見銀山については、遺産センターで勉強したから、もう必要ないかな。
一応中を覗くと、現在は古銭展というイベントしていたようだ。
よけいに興味がない・・・それでみんな、ここまで来て引き返していたんだ。
俺も悪いが引き返そう・・・。
さて、端までやって来た・・・ということで、ここから裏の大通りに向かって歩くと、飲食店がいくつかある。
多少お土産もあるかもしれない・・・ちょっと覗いてみよう。
中に入ると、目につくのは売店より広い食堂。
む、ここはお土産店じゃなくて食堂だった・・・OTL
まぁ、多少お土産も売っているので、そば食って何か買い物しよう。
ということで、そばを注文して、その間お土産を物色。
ほとんどお菓子ばっかりだな・・・あ、さっきの有馬光栄堂のまずい焼き菓子もある(笑
とりあえず、欲しいお土産に目星をつけて席に戻ると、注文した3色そばがやってきたので、坦々と食事。
ってか、時刻はすでに15:00なのに、まだ食事を楽しむ人たちがこんなにいるのか・・・。
食事を終え、会計をするときに目的のお土産も購入。
他のお店も散策しようと外に出て店をチェックすると、帰りの遺産センター行きのバスがちょうど停まっていることに気が付いた。
時刻は15:00を回っている。
今日中に出雲大社を観光するのは絶望的だが、日が暮れるまでに出雲までは行かないと。
それに、ぱっと見他のお店はカフェっぽいし、今まで覗いた店の感じからすると、大した記念品は手に入りそうにない。
全ての店を回り切ったわけではないが、少々歩き疲れた感もあるので、散策はこれくらいにして次の出雲大社に向かいますか。
ということで、石見銀山の記念品は諦めて、バスで戻ることにする。
まぁ、記念品ではないが、匂い玉を見るたびに今日の出来事を思い出すことだろう。
←ありがとう、石見銀山
バスに揺られること約10分。
元来た石見銀山世界遺産センターに戻って来た。
何だか、ずいぶん長い時間、別の次元空間を彷徨った気がする。
石見銀山、うちの母親が行きたいって言ってたな・・・。
あんなに歩かないといけないのなら、あまりお勧めできないな。
歩いて車に戻り、次の目的にに向かって出発。
さっきも書いた通り、今日中に出雲まで行かないとな。
● 出雲へ
来た道を戻り、国道9号に合流し、出雲方面へ。
今日の夕方、出雲大社を参拝できれば、明日朝から移動に専念できるから効率は良いが、そばの食べ歩きはできないな・・・等と考えていると、前方に気になるお店が。
海産物の直売所のようだが、ふぐ専門お土産・・・って、幟に書いてあるな。
何だ?この辺でもふぐが獲れるのか?
気にはなるが、ふぐは下関で食べてきた。
時間も押しているので、スルーだな。
更に国道を進み、太田市の都市圏も通過。
右手に道の駅が見えてきた。
ん?こんなところに道の駅あったっけ?
まぁ、寄っておくか。
←ふむ、新しくはないな
道の駅ロード銀山だ。
私の前を走っていた乗用車も、私同様道の駅に入り車を停める。
若い女性と中年男性が、車を降りて、仲良く腕を組んで店内に入る。
・・・あいつら、どういう関係なんだ?
娘と父・・・にも見えないし、夫婦にも見えない。
会社幹部とその不倫相手・・・にしか見えない(笑
さて、銀山ってことは、ここでも石見銀山のお土産が買えたのか?
まぁ、私も入ってみよう。
中に入るとすぐにスタンプを見つけることができたのでスタンプGET。
トイレで休憩をして、店内を散策。
記念切符は・・・なし。
キーホルダーやスタンプを置いているところにも、ストラップはなし・・・。
ってことで、散策終了。
店内にはありふれたお菓子の他に、やはり銀細工のお土産がいくつか売ってた。
ってか、この銀細工、銀の店・・・って書いてある。
石見銀山にあった、あの銀細工の工房だ。
そうか、わざわざあの店で買わなくても、他のお土産店にも卸していたのか。
しかも、こっちはキーホルダーやストラップ等が主。
む、道の駅というと、車で来る人がほとんどだからな・・・置いているものも、ドライバーにとって縁のないものは置かないようにしているのか。
買うなら、こっちで買うべきだったか・・・。
他には買い物をしないので、次行こう。
道の駅を出発して、さらに出雲を目指す。
今走っている出雲までの道は、大長見ダムへ出向していた頃、ゲームスポットハロウィンへ行くため、毎週通っていた道。
10年以上ぶりに走る道ではあるが、益田周辺と違い、どこどなく記憶にある。
懐かしいな・・・。
←あれから10年以上も時が
経っているのか
更に走っていると、前方にまたも道の駅が。
ん、そうえいば、この先に昔からある有名な道の駅があるんだったな。
あの頃は寄ったことがなかったけど、今回初めての訪問だな。
←なんか、建物新しくなっている。
道の駅キララ多岐だ。
何がキララなのかわからないが、私がダムに出向いていた2000年ごろからあるはず。
それにしては、建物が綺麗・・・やはり立て直しか何かしたのかな?
建物の前スペースの駐車場はやや狭いと感じたが、隣に広い駐車場があった。
駐車場にはかなりの車が停まっている・・・大人気だな
準備をして車の外へ。
車の外に出ると、思っていたより強い風を受けた。
すぐ近くに風力発電の風車があるところを見ると、ここは年中強い風が吹いているのだろう。
実際私も、今はないが、かつてここにオランダで見かける風車が付いた建物があったのを記憶している。
←日本海の波
←波がすごい
風にあおられた白波が、激しく陸地へを打ち付ける。
ここに来るまではこんなに風強くなかったから、こんな激しい波の日本海を見たのは初めてだ。
(冬はもとすごいんだろうけど)
それはそうと、買い物だ。
中に入り、道の駅の三種の神器を探す。
スタンプは割と入り口から見つけやすいところにポツンと置いていたので、すぐにわかった。
記念切符とストラップは見つけることができなかった。
ってか、ネット見ると、取り扱われていない。
店を出て、屋台の炭火焼き鳥のおいしそうな匂いの誘惑を断ち切り、さっさと出発。
さて、ここから国道を通らず、海沿い道を通っていくと、出雲大社までショートカットできる。
ただ、出雲大社は順路の横にあるので、ここは国道を通っていくことになる。
現在の時刻は17:00。
ところで、出雲大社って何時まで参拝できるのかな?
伊勢神宮は24時間できたけど、ここは都会じゃないからな・・・。
調べると、夜20:00までは参拝は可能なようだ。
参拝しても良いけど、その時間だとそばやぜんざいの食べ歩きができない。
出雲そばの食べ歩きもこの旅行の楽しみの一つではあるので、出雲大社の参拝は明日朝にするか。
どうせ行っても駐車場いっぱいですぐ入れないだろうし、駐車場開くの待ってたら18:00過ぎて薄暗くなるに違いない。
となると、残った今日この時間は・・・道の駅巡りですね!!
調べると、出雲市内を過ぎたところに1っカ所、雲南市手前に一つある。
この二つを回ったら、時間的に夕方だ。
飯食って、風呂入るにはちょうど良い時間だ。
出雲ならどこかにゲーセンもありそうだしね。
そうと決まれば、早速行くぜ。
道の駅を出発してしばらく走ると、道は内陸に入り、徐々に都会になって来た。
出雲大社は左折・・・の看板は直進。
順路では左折が正解なため、一通り仕事をしたら、再びここに戻ることになる。
予め行っとく?
いや、時間も押し迫っているので、ここは道なりに進む。
国道をさらに走ると、国道9号とかつての国道9号線の分かれ道。
ダム出向時代は、かつての国道9号線が本線で、バトルギア2をやっていたゲームスポットハロウィンや、ノートパソコンを購入したエディオンもこの先だ。
ここは順路ではない道なので、どっちを進んでも構わない。
なので、あえてそちらを走る。
しばらく道路を進むと、馴染みのある交差点。
そうそう、交差点の右手前に、ゲームスポットハロウィンがあったよね。
今は飲食店になってる。
ハロウィンはその後、この交差点を左に曲がったところに移転したんだっけか。
そこでバトルギア3の鍵を作ったんだ。
交差点の左前方には、セガ直営店のゲームセンター、その向こうにマクドナルド、その向こうがエディオンだ。
あれ?セガのゲーセンの横、ガストだったと思ったが、なくなってしまったのか・・・。
さて、馴染みの道はここまでなので、この交差点を左折し、元の国道9号へ。
途中に移転後のハロウィンがあったのだが・・・ない。
確か、車屋の隣だったはずだが、ハロウィン、なくなっている。
ま、わざわざ移転するくらいだから、なくなるのも仕方ないか。
さて、国道9号に合流したら、松江方面へ。
道が太くなって快適・・・と思ったのは最初だけで、途中から渋滞が始まり、なかなか動かなくなった。
何だよ、渋滞回避のためにこっちに道付けたのに、結局渋滞しているじゃか。
それに、1回の信号で、まったく動かない時もあったな。
これは、事故の予感。
次の交差点で横道にそれて、元の旧道を進むことにしよう。
国道9号から横道にそれ、その後は快適に進む。
9号線を回避したところで、この先、川を渡ると結局9号線に三度合流するのだが、そのころになると全然渋滞していない。
やはり事故か何か・・・か?
その後も、見たような景色を走る。
このあたりは、ダム出向時代に松江に行くために2度、そのあと旅行で2度訪れただけだが、朧げに記憶にある。
こっちに来て間もないころ、スーパーの近くにあったドライブインに立ち寄った際、ここでバトルギア2を見つけたんだ。
後でハロウィンもバトルギア2にバージョンアップしたけど、あのドライブインで初めてバトルギア2をプレイしたんだよな。
それに、実写動画が流れる脱衣麻雀を見たのもあのお店が初めて。
麻雀に勝つと、女の人が服を脱ぐ実写動画が流れるのだが、あれ見たとき、ギンギンに興奮した!!
ってか、基盤の容量の拡大でそういうことができるようになったのか・・・という驚きと、小さな子供が目にすることもあるゲーセンにコレを置いて良いのか・・・という複雑な気持ちになった。
あの進化が、脱衣麻雀衰退に繋がったのかもしれない。
(そもそも、今の時代、AVくらいならネット動画で手軽に見れるしね)
さて、宍道湖の手前にて、道の駅の看板を発見。
時刻は18:00前。
さすがにもう開いてないかな。
←人だいぶ少なくなりました
道の駅湯の川だ。
近くに湯の川温泉があるから、そういう名前なんだろうな。
中に入ると・・・あ、売店開いてる。
ということで、ストラップはなかったけど、記念切符をGETできた。
もちろん、スタンプも見つけたのでGETだ。
さて、ここでの仕事は終わり、次行こう。
国道をさらに松江方面に走り、国道54号の交差点を曲がり、広島方面へ。
山と山に囲まラた谷道を15分ほど進むと、次の道の駅に到着。
・・・車がほとんど停まっていない・・・が、コンビニがあるじゃないか!
もしかして、開いてるんじゃないのか?
←建屋は小ぶりだ
道の駅さくらの里きすきというらしい。
近くに桜の名所でもあるのだろうか?
中に入ると・・・さすがに売店は閉まっていた。
くぅぅぅ、時間切れか。
ここには記念切符も販売されていたので、残念だ。
でも、建屋から隣のコンビニにアクセスできるようになってる。
広島の道の駅の様に、代わりにこっちで売ってないかな?
コンビニを覗いてみたけど・・・記念切符もストラップもなかった。
あったのはスタンプと多少のお土産だけだ・・・ってことで、スタンプGET。
さて、道の駅巡りはこれにて終了。
後はごはんとお風呂。
ここに来るまでに飲食店にも気を配りつつ走ってきたが、やはり斐川町や出雲の中心地まで戻らないと飲食店は絶望的。
ということで、一旦斐川町まで戻ろう。
● 晩御飯とお風呂
道の駅を出て、来た道を戻る・・・と思ったけど、広島方面にしか出れないので、広島方面へ。
Uターンするところ探していたら、松江自動車道に出た。
Uターンするの面倒だから、もう高速道路を使ってしまえ!
ってことで、ほんの僅か10分ほどだが高速道路を使って宍道ICまで戻る。
今思えば、このまま出雲まで戻ればよかったのだが、当時は来た道を戻ることしか考えていなかった・・・。
ICを降りて国道9号に合流すれば、出雲方面に戻る。
斐川町の中心地に近いところで、いくつか飲食店があったはずだ。
時間的にそこで夕食を取ることになるだろう。
国道を戻ると、この辺りにしては大きなホテルの周辺に、いくつかお店があった。
ラーメン、海鮮丼、焼肉・・・お昼ならラーメンにするところだけど、中国地方の旅ではあまりお目にかかっていない海鮮丼だな。
ってことで、出雲空港ホテルの隣にあった縁福というお店へ。
駐車場にクルマを停めようと思ったけど、空いているところがない・・・。
出入口の横、一番入れにくい場所が空いていたので、車をぶつけないよう、注意して駐車。
雨がポツポツとしてきている中、走って来店。
入口を入ると、順番待ちのお客さんが沢山いた。
く・・・今ちょうど夕ご飯時で、一番お客さんが多い時期だ。
別の店に行っても良いが、順番を待つ方が早く夕飯にありつけそうだ。
ここは待とう。
30分ほどスマホで将棋したり店のメニュー見ながら待っただろうか・・やっと自分の番が来た。
案内されたテーブルに腰を掛ける。
ぱっと見、6人テーブルの様に見えるが、俺が一人でこのテーブルを使ってよいのだろうか・・・???
注文は机に備え付けられているタブレットを使用する。
おお・・・某回転寿司みたいでハイテクだな。
料理をオーダーして地図を見ながら待っていると、料理がやって来た。
←おいしそうなカニクリームコロッケと
←海鮮丼です
海鮮丼高い・・・まぁ良いか。
写真映りはイマイチだが、実物は美味しそうだ。
え〜と、備え付けの出汁醤油にわさびを混ぜて、ぶっかければよいのか。
備え付けの出汁醤油は・・・
←ほぉ、自家製
あった。
あ、自家製ブランド。
味見したら、とっても美味しかった。
この刺身醤油欲しい・・・けど、昨日浜田で何にでも合う出汁醤油というのを購入してしまったので良いか。
醤油をぶっかけて、海鮮丼をいただく・・・うまい!
そりゃ、北海道のものと比べたらちょっと劣るけど、この辺で食べれる海鮮丼としては美味しい方だね。
ってか、山陰地方に海鮮のイメージがなかったから、この料理はあたりだ。
カニクリームコロッケも手作り感があっておいしかった。
さて、ごはんが終われば次はお風呂。
会計を済ませて外に出よう・・・って、あれ?
店に入ってくる人、何か傘持ってない?
外に出ると、雨降ってた。
そういえば、一昨日も雨降ってたっけ・・・日本海に面しているところは雨が降りやすいな。
地図を見て次なる目的地であるお風呂を決めて出発。
先ほどの店で順番待ちをしたこともあり、時刻は20:30を過ぎている。
手持ちのツーリングマップルに乗っている日帰り湯の情報も、おおむね21:30が受付リミットになっている。
これは、早く行った方がよさそうだな。
目的のお風呂屋さんの場所をあらかた覚えて、車を走らせる。
割と最短だと思うが、到着まで30分ほどかかった。
目的の日帰り湯が住宅街のショッピングプラザの裏に位置していて、大通りからはすぐに見つけることができず、ちょっと時間がかかったのがその理由だ。
到着すると、降っていた雨がちょうど止んだところだった。
このまま明日までもってくれるとよいが。
さて、受付時間は問題がないので、お風呂を楽しむ。
お風呂の中の構造や仕組みは、どのスーパー銭湯も同じなので、ここも割愛する。
ただ、お風呂から上がると別れのワルツが流れ始めたので、マッサージチェアーを楽しむことができなかった・・・残念。
さて、体もさっぱりして帰るか・・・と、外に出ると・・・びっくりするほど、どしゃ降り。
何だコレ?メッチャどしゃ降り・・・。
どしゃ降りの中、戸惑うお客。
家族とかは、ご主人が車取りに行って、やってきた車に乗り込むという、被害最小限なことができるが、一人の俺はそれもできない。
仕方ないので車まで猛ダッシュ。
折角風呂入ってさっぱりしたのに、ずぶ濡れだ・・・OTL
まぁ、ともかくお風呂終ったので、後は寝るだけだな。
寝る前にゲーセンにでも寄って、時間つぶそうかな・・・。
● 就寝
今いる位置は、出雲大社からいうと、東に位置している町。
今晩は出雲大社のすぐ近所のの道の駅へ行くのだが、そのためには国道9号の順路の交差点まで行く必要がある。
ま、夜で見通しは悪いが、必ずこの道を通るというルールはないので、適当に走ってたらいつかは着くかな。
夜の道を、行き止まりに入ってしまわないよう注意しながら進むと、何とか国道9号にやってきた。
途中大きな橋があり、それを渡る途中、遠くの日本海海上で雷が鳴っているのが見えた。
この後もあれそうだ・・・明日は晴れであってくれ・・・。
スマホでゲーセンを探す・・・やはり、ゲームスポットハロウィンはない。
ってか、ゲーセン自体も、驚くほどない。
一ヵ所、国道9号近くのゆめタウン内にゲームセンターがある。
そこが一番行きやすいかな。
携帯地図で方角を確認しながら、走ると、それらしい場所に到着。
ゆめタウン、大きな屋内駐車場があってデカイ・・・っていうか、周りにお店がいろいろある・・・晩御飯はこの辺が良かったな。
さて、なんだか車通りも少なくなって寂しい感じがするゆめタウンに入り、屋内駐車場に上がる。
車ガラガラ・・・これ、絶対閉まってるよね。
車を降り、入口から入るとすぐにゲームコーナーらしいスペースがあったけど、電源落ちているし、椅子も片付けられ掃除し終わった感じ。
他のお店は営業しているから、入口自体は開いているけど、ゲームコーナーは閉店していた・・・。
さて、やることなくなったので、もう寝るしかない。
ということで、夕方通った出雲大社へ向かう交差点まで移動し、出雲大社前の道の駅へ向かおう。
国道9号を浜田方面に戻り、夕方直進した出雲大社へ続く国道431号へ右折。
その道をまっすぐ進むと、出雲大社と道の駅へ行く。
と思ってたが、何か、海沿い道に出てしまった。
あれ・・・??暗くてわかりにくいけど、これ、絶対海水浴場の横を通ってるよね。
適当に広い場所を見つけて、車をUターン。
来た道を戻りながら、スマホで道の駅を探すと・・・道の駅、国道沿いじゃないのか。
スマホに従い進むと、やっと道の駅に到着。
入ると、駐車所は結構車でいっぱいだ。
関東、北陸では道の駅が駐車場いっぱいで置くとこ無いなんてよくあることだったが、西日本で道の駅の駐車場がこれだけ埋まるのは珍しい。
ってか、出雲大社自体、かれこれ12年ぶりになるけど、駐車場の込み具合は相変わらず。
この連休中は、ずっとこんななんだろうな。
開いているところを探すと、キャンピングカーに挟まれたスペースを発見。
む、軽四なら止めれるだろうけど、普通車がバックで入れるにはきついか。
だが、俺のFit君なら入る!
ってことで、駐車に成功。
トイレ行ってから寝よう・・・と、外に出ると、足元に巨大な水たまりが・・・。
靴と足が濡れた・・・まぁ仕方ないか。
ってことで、車に戻り、シートをセッティングして就寝。
今は雨やんでいるけど、さっきはすごいどしゃ降りだった。
明日は晴れてほしいな。