■ 5月4日(金曜日)
夜、雨が強く降ることもあったが、朝までぐっすり眠り、起きたのは周りが慌ただしくなってきた5:30頃。
ふむ、5:00からスタートしたい気がするが、どうも5:00に起きれない。
東北や北海道に行っていたころは、普通に5:00前に目が覚めていたんだけどな。
● まずは散歩
起きて最初にするのはトイレ。
ということで、トイレと歯磨きを済ませ、駐車場をぶらっと歩く。
←この建物は変わらないな
駐車場に止まっている車は、当然だが県外ナンバーばかり。
主に九州と関西、中部方面が多いか。
時々関東の車もあったりする。
さすがに東北の車はない。
車に戻り、周辺の出雲そばの店をチェック。
む、予想していたことだが、朝からやっている出雲そばの店がない!
お店は10店くらいあるけど、朝からやっている店はほんの2〜3軒。
食べ歩きするにはちょうど良い数だが、時間は・・・一番早いところで8:00だ。
ふむ、出雲大社の参拝は6:00からなので今から行けるが、早く行ってもそば食えないから、慌ててもしょうがないな。
地図で見ていると、出雲大社の近くにも無料っぽい駐車場がある。
ここから出雲大社まで歩いていくにはやや距離が遠いので、車でそっちまで移動しよう。
● 出雲大社へ
車を発進させて、出雲大社へと向かう。
信号待ちしていたら、右手に出雲阿国の像が。
←前来たとき、こんなのあったっけ?
この人、何かの本で存在を知った以降、何かと名前を聞くが、結局何した人だったけ?
名前に出雲と入っているので、ここに関連した人だとは思っていたが・・・まぁ良いか。
信号を曲がり、大きな鳥居を車で通る前に、減速して車内で一例。
横丁らしきメイン通りに入り、ちょっと走ると左手奥に無料っぽい駐車場がある。
あれ?こっちも車でいっぱい・・・tって、そりゃそうか。
しまった、置くとこ無いのならさっきの道の駅からスタートすればよかった。
駐車場内をぐるっと一周すると、開いている場所が2〜3カ所だけあった。
そこに車を止めて、後は徒歩でアクセスだ。
準備をして外に出て、まずは徒歩で横丁をくまなく歩く。
まずは出雲大社とは逆方向・・・先ほど通って来た大きな鳥居を目指す。
←ガラーン
←ガラーン
時刻は6:30・・・町は静まり返っている。
これが、お店がオープンする10:00ごろになると、一体どれだけ人がごった返すのだろうか?
今まで伊勢神宮をはじめ、松島、江の島、厳島神社の早朝の様子を見てきているので、ここも昼前になると多くの人でごった返し、駐車場待ち渋滞が発生するのだろう。
さて、お店をチェックしながら歩いて通りの南端へ。
さっきくぐって来た鳥居だ。
←出雲大社に来たって感じがするよ。
一礼をしなおして鳥居を再びくぐる。
さっき歩いてきた道の反対側の歩道を歩いて、お店をチェックしながら出雲大社を目指す。
出雲そばのお店やカフェが何軒があるけど、開店時間はだいたい10:00くらい。
ま、そりゃそうだよね。
以外なのは、お土産専門店のようなお店が無さそうってことかな。
←出雲大社に到着。
お店がまだ開いてない閑散とした通りを歩いて、出雲大社の入り口に到着。
時刻は7:00前ということもあり、徐々に歩行者の人数が増えている。
今から参拝すると、ゆっくりしても7:00過ぎに終わるかな。
2日目だからゆっくりできるかどうかわからないが、頑張って見て回ろう。
● 出雲大社
まずは鳥居の前の入り口で記念撮影。
ついでに、早朝の周辺の様子も撮影。
←車通りのないメインストリートも珍しい
←こちらは参道だ
参道を歩いて奥へ。
一流芸能人の格付けチェックか何かでやってたけど、真ん中は神様の通り道だから、端を歩かないといけないんだっけか?
下り坂になっている参道の左端を進む。
出雲大社の本殿は、地盤が下がったところにあるのか?
いや、ここに来る途中のメイン通りが、途中から上り坂になってたんだ。
何でこんな構造になっているのかわからんが、人工的にやったとは思えないので、もともとこういう地形なのだろう。
←本殿はまだまだ先
下り坂を下りきっても、通路はまだまだ続く。
おそらく帰りもこの通路を通るので、ここは右側通行で行きますかね。
←これは大国主です
通路の東側には、大国主が何かを授かるシーンの銅像が。
立て看板があって何か解説してたけど忘れた。
イザナミの尊から何か授かった・・・んだっけか?
通路を挟んで対面側には手水舎があったので、ここで忘れず両手を清める。
まずは右手で柄杓を手に持ち水を汲んで、まずは左手を清め、柄杓を左手に持ち替えて右手を清め、柄杓の水を右手に汲んでその水で口を清め、もう一度右手を清め、最後は残った水で柄杓を立てて柄杓そのものを清めて終わり。
っていう手順だったよね?
その通りに実行・・・うまくいった。
ポイントは、柄杓にはなるべくいっぱい水を汲んでおくということか。
←やっと本殿?
尚も歩くと、本殿に到着。
三度鳥居で一礼して中へ入る。
早朝だというのに、人はまぁまぁの入り。
7:00来てないのに、すでにこんなに人いるんだね。
←この建物、懐かしい
この建物は変わらないな。
そして、しめ縄が大きくてダイナミック。
賽銭を入れてお参り。
出雲大社の参拝の礼儀は、確か2礼4拍1礼だったよね。
初めてこの作法を学んだのがここ出雲大社だったけど、これって出雲大社だけが2-4-1で、他の神社は2-2-1だと後で知った。
間違えないようにしないと。
ってことで、実行。
作法に注意が行って、肝心のお願いを用意していなかった・・・まぁ、いいか。
参拝はここで終わり・・・なわけがなく、敷地内にはほかにもいろんな神様が祭られているので、それぞれ見ていこう。
右側の壁に沿って、何だか貴重そうな建物を一つ一つチェック。
すると、さっき参拝した建物の裏に、もっと神々しい建物があることに気が付いた。
←前もあったはずだが、見た記憶がない(笑
さっきのは御仮殿だ。
神社を建て替えする際に、神様に仮に入ってもらう所だな。
この奥が本殿だからこっちが本体だ。
ってことで、ここでもお賽銭を準備してお参り。
←こっちが本物ね。みんなも覚えておこう
賽銭を入れて、2礼して、4拍して、最後の一礼と同時いお願いことをする・・・さすが、2回目になると完璧だ・・・(笑
さて、時間はまだまだあるので、みんながそうしているように、周りをぐるっと一周してみよう。
本殿の壁沿いに歩くと、壁越しに本殿の建物が見える。
←まぁ、そんなに本気で見てみたい・・・というものでもないけど
後は、何かよくわからないが小さな神様を祭った小さな社がある。
小銭があんまりないので、ここは申し訳ないがスルーだな。
←また何かあった
本殿の真裏の山には、またまた何かが祭られていた。
ふむ、伊勢神宮や日光東照宮のときもそうだったけど、いちいち小さい社が沢山あって、賽銭があっという間になくなるんだよな。
とはいえ、本殿の裏側、中心線に位置する社なので、一応お参りしておこう。
更に歩を進めると、本殿の西側にもいくつか社があった。
ぐるっと一周して戻ってくると、御朱印を受け付ける事務所にお守りなどを売っている売店だ。
どっちも不要だが、おみくじくらいはやっとこうかな。
いや、厳島神社でやったから良いか。
ぐるっと一周し終わった後は西隣の敷地へ。
西側には神楽殿がある。
←出雲大社では結婚式もできるんだね
←そしてこちらが神楽殿
神楽殿のしめ縄、大きいなぁ。
年に1回替えるんだっけか?大人が大人数で交換しているのをTVのニュースで見た。
あれ、メッチャ重いらしい。
神楽殿でもお参りをする。
さて、出雲大社は一通り見たと思うけど、他に時間をかけて回るところあるかな?
時刻は7:20・・・そば屋の開店にはまだ時間がかなりある。
とりあえず出雲大社の入口まで徒歩で戻る。
御仮殿から参拝道を戻ると、手水舎の後なりに、別の銅像が。
←大国主と因幡のウサギだ
大国主と因幡の白兎についても、何か伝承がある。
内容は・・・ネットを見てくれ。
この銅像は、出会いのシーンを再現したものだろう。
←スタート地点に戻る
参拝道を戻ると、当然だが元来た入口に戻って来た。
時刻は7:30を過ぎただけあって、入ってくる人の量が多くなっている。
この段々と人がにぎわっていく感じが、面白いよね。
かくいう私は、この後出雲そばの食べ歩きが待っているので、当分ここに滞在することになる。
映り替わる景色も楽しめそうだ。
● 出雲そば食べ歩き等
出雲大社は一通り見終わった。
なので、入口横のご縁横丁を覗く。
横丁といえば、伊勢神宮のおはらい横丁をすぐに連想するが、このご縁横丁はそんなに大きくない。
大きな建物の中に小さなお店が何店か入っていて、それらを繋ぐ通路がご縁横丁と呼ばれている。
・・・さすがにどの店も開いてない。
いや、ぜんざい専門店は入口を開けて掃除を始めている。
この調子だと、8:00にはオープンしそうだ。
さて、私はゼンザイよりも出雲そばを食べたいので、予めチェックしておいたお店へ。
開店は8:00だそうだから、まだちょっと早いかな・・・と歩いていくと・・あ、開いてる。
む、今週は連休だから、早開けしているのかもしれない・・・。
折角空いているんだから、入ろう!
←ぜんざいもやっています
中に入ると、お店は和を基調としたお店で、テーブル席とお座敷に分かれていて、入口から見える範囲の席は殆ど埋まっている。
いくつか開いている奥のお座敷に案内され、一人で着席。
メニューを確認・・・ってか、テーブルには釜揚げそばと割子そばの食べ方なるものが置いてあるので、この二つがお勧めなのだろう。
←蕎麦の食べ方知らない人っているのかな?
ま、出雲そばと言えば割子そばなのでこれを注文。
料理を待つ間は、メニューや食べ方テキストを読んで時間つぶし。
以前来たときは、旧大社駅の近くのそば屋と、ここからちょっと離れたお店でそれぞれ三色そばを食べたよね。
どっちも美味しかった。
食べた後蕎麦湯が出てきて戸惑った。
今回はスマホですぐに調べれるので蕎麦湯の不意打ちを食らうことはないぜ。
スマホで蕎麦湯の食仕方を調べていると、注文した割子そばがやってきた。
←イエーイ、割子そばだぜ。
ふむ、メニューにあったイメージ通りだ。
いつの間にかお座敷の対面には相席の老父夫婦が座っていたが、気にせず料理をいただきます。
まず、そばつゆを一番上の段に適量いれて、食べる。
う・・・うまい!
そうそう、そばってこれ!
この味が、家じゃ出ないんだよな・・。
続いて2段目、3段目も蕎麦つゆを入れてをあっという間に完食。
ふむ、美味しかった・・・まだまだ全然いけるね!
ってことでお会計。
値段も岡山で食べる蕎麦より2割安くらいだ。
値段的にもちょうどよい。
でもこれを3杯食べたら食べ過ぎな気がする。
さて、お店を出て来た道を戻りご縁横丁へ。
さっき掃除していたぜんざい専門店は・・・開いてる。
お土産用のぜんざい餅っていうのが美味しそうなんだよね。
他に開いているそば屋ないので、ぜんざいでお口直しするか。
ぜんざいのお店はノーチェックだったので、通りを歩いてぜんざい屋をチェック。
どうせ食べるなら、そば屋にあるものよりも、ぜんざい一本でやっている専門店が良い。
量的に2店しか行けないか・・・ということで、その2点をピックアップ。
一つはぜんざい餅のあのお店に行くとして、もう一つは勘右エ門と迷ったが、日本ぜんざい学会一号店にした。
何かこっちのほうがぜんざい!って感じだ。
←日本ぜんざい学会壱号店
お店は決まったので、まずはぜんざい餅の店に行こう!
←ご縁横丁の一番いいとこにあります
まずはぜんざい餅を・・・あ、いや、これは帰る直前に買うことにして、まずはざんざいを食べよう。
ぜんざいはぜんざい餅の売店とは違い、ご縁横丁の中からアクセス。
同じ店なのに面倒くさい・・・と思ったら、すぐそこだった。
中に入ると、狭い待合室とレジがありその奥に座敷席が。
ほぼいっぱい・・・ってか、おひとり様のお客は、待合室らしいところで食っている。
いや、そもそも待合室じゃないのかも?
ということで、私もぜんざいを注文。
ん?普通のぜんざいと、抹茶ゼンザイがあるのか。
どっちにしよう・・・このあとふつうのぜんざい食べるだろうから、ここは変わりだねの抹茶ぜんざいだ!
←おお!おいしそう!
ぜんざいだけで良かったけど、付け合わせとお茶と漬物が付いてた。
ふむ・・・そういえば、ぜんざいって、初めて食べるんだよな。
いや、小学校の給食でそれっぽいのが出てたような。
でもあれば、あずきの汁に餅が入っていた。
・・・それをぜんざいと言うのか。
さて、抹茶ぜんざいだが、抹茶にあずきと餅が入っている。
抹茶のさっぱりした味があずきの甘みを抑え、さっぱりといただくことができた。
ああ、これならお口に直しに丁度よいし、いくらでも行けそうだ。
ということで、美味しかった。
でも、これで750円か・・・スイーツにしてはちょっと高い・・かな。
店を出て、ついでにご縁広場も見学。
←中の様子はこんな感じ
ぜんざいのお店以外に、練り物や唐揚げ、そばの店がある。
となりの雑貨屋さんはすでに開店したようだ。
まぁ、店の外から見えた範囲には、興味を惹かれるものは何もなかったのでスルーだが。
ご縁横丁を離れ、通りを見渡すと、近くの観光お土産店のお店がオープンしていることに気付いた。
食堂もある・・・そばが食べれるぞ。
ただ、ぱっと見た目そば専門店というより、お土産店の休憩所という印象。
そば屋を生業としているとは思えないが、大丈夫だろうか・・・。
だが、他にそば屋置いてないので、ここを二つ目の店舗にしよう!
店に入り、1階の売店はスルーして2Fの食堂へ。
お店開いてる・・・そして、すでに数人お客が。
私も着席し料理を注文。
簡単な軽食と割子そば、ぜんざいがラインナップされていたので、迷わず割子そばを注文だ。
←本日2杯目
本日2杯目の割子そば、いただきま〜す。
見た目や薬味の構成は、先ほど「おくに」で食べた割子そばと同じだ。
このあたり、割子そばはこういうものを出そう・・・という暗黙の了解が存在しているのかもしれない。
食べ方も当然先ほどを同じだ。
ただ、先ほど食べた「おくに」のそばと比べて、若干太いし、太さも均一じゃない。
「おくに」で食べたそばは太さも均一で舌触り良かったけど・・・ここのは均一じゃないから、舌触りも悪い。
まぁ、手作り感だ出ているかな。
そばも若干硬い・・・少し表面硬化が進み、作り置きしていたんじゃないか・・・という感じもある。
いまいちだな・・・。
やっぱ、専門店のそばが良かった。
会計を終えると、1階の売店の割引券もらえた。
ふむ、何かお土産も買わないといけないと感じていたので、ちょうどよい。
が・・・何買おう?
1階に降りて、お土産を物色。
出雲そばのラインナップも豊富にあるが、お土産用の出雲そばは、売店ではなく、専門店の持ち帰り品を買って帰るつもりだ。
なので、出雲そばはスルー。
お菓子類もあるけど、さっきのぜんざい餅を買って帰るので、これもない。
記念品や置物、キーホルダーも良いものないし・・・どうすっかな?
ふと見ると、ぜんざいが売っている。
これは・・・どこかのお店が持ち帰り用として生産したものを、この店でも置いているようだ。
見た目のデザインも近年のものに近くオシャレ。
大きさもあまり大きくないのでちょうど良いか。
作り方も簡単・・・一つ、いや、二つ買っておこう。
さて、お店を出たのは9:00過ぎ。
ぜんざい学会のお店があくまで、後約1時間くらいある。
お土産専門店も開いていることだし、お土産を散策して、10時前にお店に行ってみよう。
ご縁横丁の隣にあったオシャレな雑貨屋さんで、お土産を物色。
小物入れや手袋、タオルなど、オシャレな女子受け製品が並んでいる。
どう考えても、40代男性が一人で来店する店ではなさそうだが、入ってしまった以上、ラインナップを一応確認。
先ほどのお土産店で売られていたぜんざいの他、油取り紙や小物入れ、ポシェットなど、様々なものがある。
ドレッシングとかも売ってるんだけど、これらの関係性が不明だ。
小物入れとか、大きさとかちょうどいいんだけど、こういうものを使うの何だかもったいないので、結局何も買わずスルーだ。
店を出て、隣のご縁横丁へ行き、ご縁横丁内のお店をチェック。
ほぼすべてのお店が開店したようなので、飲食店以外のお店を外からチェック。
大国主のTシャツとか、面白いね。
勾玉とか売っているけど、胡散臭い・・・。
ご縁横丁、実は2階だて方式になっており、今いるのは2F。
階段を使い、1Fに降りると、今は閉まっている占いの館や、無料の休憩室、トイレなどがあった。
お店は2Fか・・・再び2Fに戻り、ご縁広場内のそば屋をチェック。
ここのそば屋は立ち食いスタイルという、出雲そばには珍しいスタイル。
ここでも一杯・・・と思ったけど、やめた。
「たまき」というお店らしいが、このお店、直営店が斐川の国道9号沿いになかったっけ?
持ち帰り用のそばもあり、1袋3食で、大きさも包装のデザインもちょうどよい。
ふむ、出雲そばのお土産はここの出雲そばにしようかね。
大きさも小さく持ちやすいので、自分のと友人のを買おう。
さて、お土産は物色してある程度時間がたったので、ざんざい学会のお店へ。
時刻は9:30を過ぎたところ、まだちょっと早いかな・・・とお店に行くと・・・開いてた。
あれ?開店って10:00なんじゃないの?
もう開いているし、すこし順番待ちも発生している。
順番は・・・?
どうやら今列ができ始めたところ・・・ぜんざいをどれくらい時間をかけて食べるかは人によるが、15分で一食できると考えれば、今から15分以内に入れるはずだ。
とりあえず、順番待ちの紙をチェック・・・まだ2組しか名前がない。
私も名前を書いて、周辺でスマホの将棋でもしながら待つ。
しばらく待っただろうか・・・、お店の前がなんだか慌ただしい。
私の前に名前を書いた家族が、順番を飛ばされたとかで文句を言っているらしい。
その家族、どうやら名簿に名前を書いただけで、店の前で待たず、他のお店を回っていたらしい。
それで、自分より先に他のお客を案内したとかで怒っているようだ。
そのお客の主張では、そもそも10時オープンなのに勝手に開店を速めたとか、店の前に居なかったら順番を飛ばすとか、そんなの注意書きに書かれてないって主張している。
面倒せー客だな。
名簿に名前書いただけで、順番待ちに並んでいる気になってんじゃねーよ。
順番なんだから、名簿に名前を書いて店の前で待つのが常識だろ。
他に店に入りたい人が沢山いるんだから、店の前に居なきゃ、飛ばすに決まってんだろ。
そんなの、観光地の飲食店や高級飲食店じゃ常識だよ?
おめーらの見識が足んねーんだよ。
そのお客、奥さんと娘もいるせいか、凄みを効かせて店員に迫っている。
文句の一つでも行ってやろうかと思たが、あの様子では不要な騒ぎに発展してしまいそうだ。
お店側も客の主張を聞き入れるだろうし、わたしはあんな大人にはなりたくないので、黙って自分の番を待とう。
わがままご一行が来店してしばらくして、私も呼ばれたので来店。
私が一人客の相席で座敷に座り、さらに相席で私の後ろに並んできた若い男女が座る。
この男女、カップルというわけではなく、完全な一人客。
つまり、一つのテーブルに男二人、女二人の一人客4名が相席をする形に。
さっきのわがままご一行は店の反対側のテーブル席についている。
おそらく、あのお店を通すために、お客に席の移動とかもお願いしただろう。
まったく、わがままな奴らだ。
料理を注文して相変わらず将棋とかする。
他のお客は、ガイド本を見たり、本を読んだり、店を観察したりとさまざまだ。
共通しているのは、あまりお互いを干渉しない・・・ということだろうか。
そうこうしていると、注文したぜんざいが運ばれてきた。
←ほぉぉ、これは本格的
透明な汁に、あずき、餅が入り、付け合わせで漬物とお茶が付いている。
ぜんざい餅のお店もそうだったが、ぜんざいに漬物が付くのがスタイルなのだろうか?
料理に口をつける前に写真を・・・って、みんな写真取ってるんか〜い。
だが、スマホ、デジカメ、ガラケーの三つのカメラで写真を撮るのは、俺だけのようだな・・・。
さて、味はというと・・・汁を一口・・・甘っ!
まだ汁しか飲んでないのに、めっちゃ甘い!!
当然これにあずきの甘さも合間るので、さらにめっちゃ甘い!
これが、ぜんざいの本来の味なんだろうか・・・口の中がめっちゃ甘ったるいよ。
さっきは抹茶ぜんざいだったからさっぱりと食べれたんだけど、これは濃い。
あまりたくさんは行けれないな。
香川の和三盆が気持ち悪いくらい甘かった。
それほどでもないけど、今まで食べたものの中では、No.2に甘い。
女性って、こういうのが好きなんだ・・・。
とりあえず完食。
こうなってくると、他の店のぜんざいも食べたいところだが、そばも2杯食べたことだし、そろそろお腹も時間も良い感じ。
最後のそばの店は決まっているし、そこにお昼に行くことにしているので、そのためにはそろそろ出発しないと。
ということで、ぜんざいの食べ歩きはこれにて終了。
ご縁横丁に行き、お土産のそばとぜんざい餅を購入したら、駐車場に戻って出発だ。
←10時を過ぎると、この賑わい
駐車場に戻ると、駐車場を探す車がウロウロしていた。
荷物を整理する私の姿を見つけると、早く出ていけと言わんばかりに、手前に停まって待機する車。
ハイハイ、出発しますって。
● 昼食
駐車場を出発した私は、順路に戻るために、出雲大社前の国道に合流せず、一旦南方向へ戻る。
朝くぐった鳥居を過ぎ、道の駅大社ご縁広場も過ぎれば、国道431号に合流。
駐車場待ち渋滞がどれくらい出来ているだろう・・・それが気になっていたが、やはり長い列が出来ているようだ。
こういう列に並ぶ人って、だいたい朝から出雲大社を目指せる距離に住んでいる人なんだと思う。
私みたいに遠方の人は、前乗りか午後から訪れるだろうから。
さて、国道に合流後、今更だが国道ルートがわたしの持っているツーリングマップルと違うことに気が付いた。
国道が付け変わり、以前細い路地を通っていた狭い国道は、今は海沿いルートを迂回する形になっている。
まぁ、ちゃんと国道沿いを通れるならどこを通ったって良い。
ってことで、携帯の地図アプリをチェックしながら順路を進む。
国道は日御埼へと続く海沿いを通るが、途中から路地を曲がり出雲大社の前、ご縁横丁の横を通る。
海沿いの海水浴場では今日も強い風が吹いていた。
←今日も波がすごいな
何か、この波を見ていると、テレビで見た東日本大震災の津波を思い出すな。
さて、国道を進み、出雲大社の前を通過。
会社の出雲出身の新入社員さんからもらった情報によると、この先の信号を右に曲がって、大きな公園付近に美味しい出雲そばの店があるらしい。
早めにそこに行って、お昼ご飯だな。
道路を進むと島根ワイナリーに到着。
この交差点を南下し、しばらく走ると、出雲文化伝承館という施設に到着した。
この施設の中にある「羽根屋」というそば屋が美味しいという、地元出身者からの情報だ。
そばの食べ歩きも、ここでラスト。
もう当分そばは食べないだろうから、味わって食べないとな。
駐車場に車を置き、準備をして中へ。
門をくぐれば、そこには美しい日本庭園があった。
←おお、これは綺麗
綺麗な日本庭園だな・・・で、蕎麦屋は?
端の方に小さな案内板があったので、それに従い通路を進む。
途中にある建物は、中も見物できるようだ。
←出雲屋敷を利用した茶屋だ
←自由にくつろいで良いらしい
昔の日本家屋って、良いな・・・。
私もこういう家に住みたいが、住んだらいろいろ不便なんだろうな。
まずは窓が沢山あって地震に弱そうだし、暖房の熱もすぐに逃げていきそうだ。
何より、入口にある段差は出入りが大変不便だ。
夏は涼しそうで、どこでもゴロ寝できるのは良いけどな。
とか思っていると、後から入って来たお客が、建物など目もくれず一目散にそば屋をめざす。
あ、私もそば屋に来たんだった!こんなの見てる場合じゃない!
建物を通り抜け、さらに奥へ進むと、目的のそば屋があった。
←う・・・もう人が割といる
献上そばの羽根屋だ。
何だ?そばを献上するほど美味しいのか?
そりゃ楽しみだ。
すでに何組かのお客が外で待機しているところを見ると、中はいっぱいか。
名簿に名前を書いて、順番を待つ。
私の前にまだ5〜6組の順番待ちがあった。
中の席が何席あるのかわからないが、30分くらいかかるかもしれないな。
こりゃ、建物何か眺めている場合ではなかったな。
←綺麗な日本庭園
スマホで将棋をしたり、この後のルートの確認をしたり、ぼんやり日本庭園を眺めること約30分・・・。
やっと自分の番が来た。
名前を呼ばれ、中へ入店。
店内の割と手前辺りの
テーブル席の一つに案内された。
中は定食屋のような内装で、沢山ある座敷席、テーブル席は共にいっぱいだ。
さて、メニューは・・・釜揚げ蕎麦、ざる、てんぷらとかいろいろあるけど、やっぱり割子そばだろう。
3色と5色と種類があるが、今まで割子そばを2杯食べてきたので、3色に抑えておこう。
ってか、前行った蕎麦屋には5色とかあったけど、今回訪れた蕎麦屋は5色なかった。
5色そばはお初ですね。頼んでないけど。
←3色です
来ました、割子そば。
ん?前に食べた2店と比べて、そばの薬味が明らかに違う。
天かす、とろろ、山菜・・・いいね、いろんなの食べれて良いよ。
海苔とネギは自由に入れることができるんだな。
順番は好きな順番で食べて良いのかな?
そばつゆを入れて・・・ズズズ・・・美味い!
麺が細くて、のど越しが良い。
太さも均一だし・・・これはうまいね!
とろろや山菜なと、滑りのある食材と相性がバツグンに良い。
今日食べたそばの中で、一番かも。
ってことで、大変美味しくいただきました。
会計を済ませると、持ち帰り用のそばが目についたが、お土産用そばはすでに買ってしまったのでスルーだ。
ってか、今思い出したけど、この店も前の店も最初の店も、一度もそば湯が出てこなかったな。
もうそば湯は出さないことになったのか?
それとも、私の会計がそば湯が出る直前にしてしまっていたのか??
まぁ、絶対いるものでもないので良いけど。
←日本庭園を戻る
さて、ごはんも済ませてお腹いっぱいだ。
帰るついでに、もうちょっと日本庭園を見物するか?
いや、まて、旅行の予定日も残り明日だけ。
今日中に境港まで行かないと、明日中に兵庫県まで行けれないぞ。
ここは出発だ。
● 移動
出雲文化伝承館を出発して順路に戻る。
途中に島根ワイナリーという観光処もあるけど、ここはスルー。
ワイナリーだけなら、倉敷市の船穂にもあるからね。
その後は国道431号をひたすら東・・・松江・境港方面へと走る。
都心から離れた3桁国道ということもあり、特に見どころもなく、住宅地の中の幹線道路を一般車に交じり走っていく。
走り始めて30分・・・平田の集落には、昨日お風呂に入った割烹温泉ゆらりがあるはずだが・・・国道からは離れているらしく、どこかわからなかった。
尚も走ると宍道湖が見えてきた。
この先道路は、松江に到着するまで宍道湖の横を通ることになる。
宍道湖は・・・今日は風が強くて波が強いな。
宍道湖の荒波を眺めながら走ると、前方に道の駅が見えてきた。
道の駅・・・スタンプをGETしないとな!
←大きいね
道の駅秋鹿なぎさ公園だ。
駐車場の片隅には、車中泊と思われるボートやカヌーを積んだRV車が並んでいる。
あいつら、うぜーな・・・と思ったが、近くにレンタルカヌーやボートのお店があるところを見ると、ここでカヌーやボートのレジャーが楽しめるようだ。
この風でも楽しめるかどうかは不明だが。
あのRVグループはそれを楽しみに来ているのだろう。
さて、まぁまぁ車の多い駐車場の開いているスペースを探し、車を駐車。
中に入り、一通り中を見て、スタンプを発見。
記念切符のポスターを見つけていたので、レジで記念切符購入。
他にもお土産が豊富だが、
今日の夕方までに境港へ行きたいので、ここは急いで出発だ。
道の駅を出発し、相変わらず宍道湖を右手に眺めながら国道を走る。
宍道湖って、ただデカイ湖のはずだが、まるで海見たいで大きいな。
←波がすごい
遠く、湖の向こうにビル群の影を見ながら、尚も進む。
ビルの影が近く、はっきり見えるようになったころ、道路の幅が広がり、2車線に。
とうとう県庁所在地、松江市の都市圏だ。
とはいえ、ここは立ち寄るところがないのでスルーだが(笑
←松江にやってきました
松江の市内の道路はそんなに複雑ではないので、道路看板に従って走っていれば、大根島方面に抜けれるだろう。
松江と言えば、浜田出向時代に一度だけ来たことがある。
当時浜田から3時間かかったんだよね。
やってきて、国道沿いのセガのゲーセン行ったけど、バトルギア2がなくてガックリした記憶が。
そのあと、前の旅行でも訪れたと思うが、特に何もなく通過だったと思う。
えーと、今回も通過です(笑
何か、松江って観光地としての魅力が出雲ほどないんだよね。
宍道湖通りを脱出し県庁前を通過すると、信号を左手に曲がり松江城の前を通過。
さすがに松江城前は観光客がウロウロするような、そういう余所行きな街並みだ。
そこを通過し、国道に沿ってちょこちょこと何度か信号を曲がると、松江の町を通過し大根島方面へ。
あれ?松江の町って、もう終わり?
町の広さで言うと、出雲の方が大きそうだったな・・・。
都市圏から離れて住宅地の幹線道路を走ると、再び湖に出た。
ああ、湖の向こうに見えているのが大根島か。
何でそう呼ばれているのかは知らないが。
そうこうしていると、前方に道の駅発見。
ふむ、そろそろ休憩するか。
←弁慶生誕の地・・・だと!?
道の駅本庄だ。
たぶん、本庄っていう地名なんだと思うけど、それよりも弁慶生誕の地の方が驚きだ。
弁慶って、あの武蔵坊弁慶のことだよね?
←こんな石造を発見
くわしく調べる時間もやる気もないので、目で見たことしかわからないが、やはり弁慶が生まれたのはこの辺りのようだ。
歴史はあまり興味がないので、フーンとしか言いようがないが、あの弁慶も生まれた場所を崇められていると思うと面白い。
さて、中に入りスタンプと記念切符をGET。
あれ?記念切符には弁慶の里本庄と書かれている。
本当の名前はなんなの?
まぁ、何でも良いか。
弁慶グッズや柿の名産品とか置いてたけど、お土産は買うつもりないのでスルーして出発だ。
国道431号を相変わらず東へ進んでいくと、対岸には境港の町が。
この後、堺水道大橋を渡って、鳥取県入りすることになる。
その前に、国道は485を通り、隠岐の島行フェリーが停泊するメテオプラザが、また、堺水道大橋を渡らず道路を直進すると美保関灯台がある。
この辺りに来ることは殆どないので、この機会にぜひ寄らないとな。
● メテオプラザ
国道431号を進んで行くと、右手に川を挟んで境港の町が見える。
この後行くわけだけど、行くためにはたった一本の橋を渡るしかない。
近くて遠い場所だな。
←フェリーが停まっている辺りが境港駅だ
道路は485号への分かれ道に到着する。
ここを曲がり峠を越えると、半島の反対側、日本海側に出る。
ぐっと田舎な感じになったが、道路はすぐに突き当りである大きな施設に到着した。
なんだ?桟橋があるからフェリー乗り場か何かと思うが・・・地図にはメテオプラザって書いてあるな。
隠岐への玄関口・・・あ、隠岐の島へ行くためのフェリー乗り場だ。
施設が大きく、駐車場にはたくさんの車が止められている・・・にもかかわらず、人っ子一人見かけない。
なんだか不気味だ・・・。
ほぼ満車状態の駐車場の一部に空いているところを見つけ、車を駐車。
歩いて施設をぐるっと一周。
←こんな施設
桟橋がついているので、ここがフェリーターミナルだということは間違いない。
ということは、この停まっている車は、みんな隠岐の島へ行ったということなのか?
隠岐の島って、そんなに魅力的なところなのだろうか・・・???
コロプラスタンプ的には、隠岐の島へ行かなくても島根県は制覇できるので私は行かないが、この先旅行に行くところがなくなったら、もしかしたら行くかもしれない。
それにしても、この建物、変わった形をしているな。
ということで、中を視察だ。
←こちらは入口。ただし、裏口だけど
←フェリーの時刻表や旅費です
←こちらは航路
中に入ると広い1Fフロア。
その一部に時刻表とか航路が書かれた掲示板があった。
どうやら、ここからおよそ3時間で隠岐諸島へ行けるようだ。
隠岐の島・・・というのは隠岐諸島の右側の島の地名。
具体的には、いくつかの島から構成されており、3隻ほどあるフェリーは一日ですべての港を1回だけ周回しているようだ。
朝9:00以降にここを出発したフェリーは、それぞれの島を周回して18:00までにここに戻ってくるようになっている。
パッと見、日帰りで行けそうと思いがちだが、発着乗り場が重複する2隻の船の時間を比較すると、隠岐の島である西郷での滞在時間はおよそ3.5時間、西ノ島の別府や中の島の菱浦なら3時間しか滞在できない。
車を置いて徒歩移動となると、島を散策するなんて無理だ。
仮に測量の仕事で行くとなると、泊まり確定だ。
当然だが、島を隅々まで車で移動しようと思ったら、泊まりでなければ不可能だ。
ま、そもそも、隠岐諸島を車でドライブなんて考える人自体いないのかもしれない。
←おっと、これは政治的メッセージが強いな
ハイハイ、竹島は日本の領土でしたよね。
そんなに所有権を主張するなら、もっと実行支配すればよいのに。
←おっと、出たよ、電力事情
フロアには、中国電力の電力事情も紹介されていた。
隠岐諸島には海底電力ケーブルが持っていけないため、電気の自給自足をしているという話を聞いた。
ここで研究開発された発電・蓄電・放電技術を、将来的に本土にフィードバックするという計画をしているらしい。
ここまで見た感じ、ここってただのフェリーターミナルなんだけど、それにしては建物大きいよね。
なんでメテオプラザなんて呼ばれてんだろ?
施設内をさらに歩くと、その理由が分かった。
フェリーターミナルだったのは1Fだけで、2Fがリラックスルーム、3Fが温海水プール、4Fが平成4年にこの付近に落下してきた隕石を展示しているメテオミュージアムだったのだ。
それで、大量の車が駐車場に止めてあったのだ。
それならそれで、もっと人の行き来があっても良さそうだが、今のところ私は2〜3組のカップルと家族しか見かけていない。
どうなってんの???
さて、せっかくだからメテオミュージアムも見とく?
と思ったが、今日中に水木しげるロードへ行きたいので、見学はここまでにして次へ向けて出発だ。
ところで、興味本位でこういう変わったところを覗きに来ることチョイチョイあるけど、だいたいそのあと、本当にその場所に行くことになるんだよね。
舞鶴から出発した北海道旅行もそのパターンだ。
今回も、隠岐の島へ行く仕事とか、今後あったりして。
● 美保関灯台
さて、メテオプラザの視察が終われば、次は灯台。
ただ、メテオプラザ側からはアクセスする道がないっぽいので、国道を一旦戻り、国道431号の順路に戻る。
目の前には堺水道大橋があるが、そちらにはいかず、脇道の県道を直進する。
道路は所々民家のある道になり、突き当りにあった港のある集落も直進し、山を登ると灯台到着だ。
←まぁまぁ、車多いね
半分くらい埋まった駐車場の一部に空いた場所を見つけてそこに駐車。
大した灯台ではなさそうだが、意外に車が来ているな。
←おお!写真チャンス!
駐車場の向こうに美保湾と、その向こうに雄大な大山が見える。
大山をこっち側から眺めるのは初めてだ。
ってか、手前に隠岐の島へ向かうフェリー。
この構図は日に一度しか見られないレアな風景だ。
ってことで、写真をパチリ。
で、灯台だが・・・どこだ?
見たところお土産店らしいのないから、ぱっと見てパッと帰れそうだ。
←あ、あそこに!
灯台発見!
駐車場から遊歩道を少し歩いた先だ。
やはり、海面から高いところに位置しているから、灯台はそんなに大きくない。
←到着
←やっぱ大きくない
美保関灯台だ。
150周年らしい。
さすがに小さいタイプの灯台なので、中に入ることはできない。
それでも、外観や敷地内の観光は可能だ。
ぐるっと一周すると、灯台周辺は強固な塀で囲まれて、地盤がしっかりしている・・という当たり前のことはわかった。
灯台なので当然海が綺麗に見えるが、それは隣の建物のテラスからの方が良く見えそうだ。
・・・今のところ、良いとこなしだな。
←まぁ、これはいつものやつね
一応中を流し読みするが、灯台の構造や特徴なんて、どこも大して変わらない。
違うのはいつできたか、どこからどうやって材料を運んできたか、その地域とどう関わって来たかという歴史だ。
ま、一応ここの灯台がこの周辺では一番古いっぽいけど。
灯台を人多り見終わると、隣の建物で記念品の散策。
ってか、入口にビュッフェって書いてたけど、ここレストランなの?
来たときは入口で何人かがたむろして中の様子を伺っていたけど、今はいない。
中は・・・入れるね。
建物の中は、手前が休憩所、中央が小さな売店とテーブル席、奥には海を一望できるテラスがある。
綺麗なテーブル席と、奥のキッチンを見る限り、ここはやはりレストランのようだ。
レストランの営業は夜から・・・なので、今は飲食できない。
中においている美保関の資料や簡単なお土産を見る程度だ。
←海の眺め
テラスに出て、外の景色を眺める。
この先に隠岐諸島が見えるんですね。
・・・本日は見えませんが。
空気が綺麗で水蒸気のない早朝や冬場なら見れるんだろうけどな。
隠岐諸島までは67kmか。
車だと1時間くらいで行ける距離感だが、船だと3時間かかるんですね。
ちなみに、竹島はもっと遠くで211キロ。
あんなところに本当に島なんてあるのか?
と思てしまうわ。
ってか、生活に密着していない我々から見れば、竹島は別に日本じゃなくてもイイ気が・・・。
←いつぞやの海難事故の資料
日本海軍が美保関沖で遭難した時の状況・・・って、何だこりゃ?
日本海軍の戦艦が、演習中に衝突事故を起こしたんですね。
しかも2隻も。
演習中に違う方向から来た船を避けようと旋回したら、旋回しすぎて斜め後ろを通っていた小型船に衝突。
その後、後ろを付いてきた小型船も追突した・・・という内容だろうか?
視界の悪い中の演習だったために起きた事故・・・なのか?
昭和2年だから、通信技術も今より未熟だっただろうから、起きて当然の事故かもしれない。
テラスから建物に戻り、何か記念品がないか物色。
記念品はない・・・けど、何か買い物した方が良いかな?
でも、Tシャツとかマグカップいらね。
と思ってたら、醤油か醤油漬けか何か、そんなタイプの何かを売ってた。
今まで買ったものとは違うタイプのお土産だから、これにしよう!
ってことで、キッチンからご主人を呼んでお会計。
わざわざ人を呼びつけといて、こんだけしか買わない・・・なら、買ってくれなくても良かった。
と思われているかも・・・・と思いながらも会計を済ませ、建物を出た。
←外の様子
さて、帰ろう・・・と外に出て駐車場を目指す。
そういえば、ここって灯台とレストランしかねーの?
ぱっと見た目、広い公園もありそうですが・・・向こうには展望台のようなものもある。
小学生の遠足のお弁当タイムで訪れてもよさそうな、そんな広さがありますね。
ま、時間もないので、散策はスルーしますか。
車に戻り撤収。
来た道を戻る途中、来るときに通た港のある集落で、多少車が沢山止まっているのが見えた。
お土産店のような売店もある。
さっきの灯台に関連した記念品があるかも!?
少しだけ散策してみるか。
←港町
←ただいま満潮のご様子
公共の駐車場っぽいところに車を止めて、歩いてアクセス。
ふむ、人が沢山集まっていそうなお土産店の2店を除く。
1店は割と新しくて綺麗。
人が大勢いるのはお店の中じゃなく、外の売店。
どうやら、屋台方式で売られているホットスナックが目的のようだ。
お店の中を覗いてみたが、ド定番のお土産と無意味そうな雑貨が数点置いているだけ。
記念品になりそうなのは絵葉書くらいだな。
申し訳なさそうに買い物せず店を出て、お向かいの大きなお店へ。
しかし、こっちはお店は大きいけど、お土産のラインナップが古い。
ということで、記念品なく、購買意欲も沸かないので撤収。
ふむ、近くにホテルや旅館・神社があるので、観光拠点であることは間違いないが、何か、魅力が足りない。
車の品質も良くなり長距離移動が可能になったから、こういう場所にわざわざやってきて宿泊する人も減ってきているのかもしれない。
なんか、残念だな。
ま、あまり長居しなくて済んだと前向きに考えて、次行こう。
● 境港
来た道を戻り、今度こそ境港へ向かう。
時刻は午後3:30を過ぎたところ・・・水木しげるロードを散策して夕食を食べると本日終了だな。
ふむ・・・明日の夜家に帰宅するためには、夕食後なるべく鳥取寄りまで移動する必要があるな。
夜の移動になってしまうが、今日の朝出雲大社を訪れた時点で予測出来ていたことだ。
←あれが堺水道大橋か
目前に迫る堺水道大橋。
・・・って、そんなに身構えるほどのことでもないか。
橋の下を通過したあと、信号を曲がって堺水道大橋へ。
←橋を・・・渡っているのか?
橋は海面から高いところを通り境港へ向かう。
こういう障害物のない高いところって、風が強い。
もちろん、ここも窓から心地よい風を感じた。
こういう場所なので、橋には歩道が設置されていない。
そりゃそうか、こんな海に近いところの高い場所って、風が強いに違いない。
転落事故があったら大変だしね。
そ
して、橋を渡る途中、例のアレにも遭遇。
←よっしゃ〜鳥取県
よっしゃ〜鳥取県だ。
この旅行、ついに鳥取県に到着だ〜。
ってことで、境港に到着。
2006年にも来たことがあるけど、その時と雰囲気が変わっていない。
懐かしいな。
←もちろん反対側も
Uターンして反対側の撮影もし終えると、いよいよ境港散策だ。
とはいえ、時間に限りがあるので、行くところは2か所だけ。
といことで、まずはそのうちの一つ、境港水産物直売センターだ。
場所も堺水道大橋の下だったから覚えている。
実に久しぶりの境港訪問だが、道を間違えることなく目的地に到着。
お客は・・・割と入っているね。
車を置いて中へ。
目的はもちろん、カニだ。
夕方だから、今日採れて売れ残ったカニを、安く売っているかもしれない。
店の中をざっと見て歩いたが・・・あれ?大半のお店が閉まっている。
扱っているものも貝や魚ばかり・・・カニはない。
む・・・売り切れなのか、店じまいなのか・・・ともかく、目的の品物がなければ買い物はできない。
別のものを買うなんて発想もないので、残念だがここは撤退だ。
一応、記念品になるものはないかとざっくり見て回ったが、このような水産直売所にあるはずもない。
ま、カニはここがだめでも、鳥取のカロ市があるので、明日の楽しみに取っておこう。
ということで、もう一つの目的地、水木しげるロードへ向かいます。
● 水木しげるロード
境港水産直売センターから海に沿って境港駅に行くとやや車が渋滞。
そりゃ、水木しげるロード付近の駐車場はいっぱいだろうし、人多いから信号交差点もあまり進めないだろう。
駐車場を探す時間を短縮するなら、やや遠い場所へ置くのがベストだな。
前回来たときは・・・境港の市役所に勝手に置いて行ったっけ(笑
←水木しげるロードを車で横断
水木しげるロードを車で横断するのも、歩行者が多くて2〜3台ずつくらいしか通れない。
む、この辺りを車で移動するのはやめた方がよさそうだ。
近くにあった有料の駐車場もいっぱい・・・やはり少し遠くに行くのが良いな。
ちょっと歩く必要が出てくるが・・・昨日の石見銀山から歩きっぱなしな気もするが、健康にはちょうど良いか。
車で来た道を戻り、堺水道大橋の近くにあった無料の駐車場に車を駐車。
って、ここ、どう見てもただの運動公園ですが・・・。
手製の看板が出ているから、大型連休中だけの処置だろう。
駐車場を確保したので、後は歩いていくだけ。
ここから1km離れているけど、単純計算で15分で着くはずだ。
←うお!こんなん良いのか??
歩いていると、とんでもないものを発見。
いや、NTT柱の支線が歩道を横断しているよ。
しかも、歩道からの地上高が2.6m確保できていないように見える。
あきらかに地上高を確保できていない・・・こんなの、指導の対象になるんじゃないのか?
支線は道路ではなく人ん家に設置されている。
他人の土地に設置されているものだから支障移転は要求できないのかもしれないが、近隣住民から苦情とかこないのかな?
さらに道を歩くと水木しげるロードの工事看板を発見。
いよいよ、メイン通りだな。
←閑散とした感じだが・・・
←このへんから水木しげるロードか?
←おわっと、スゲー人
一般道らしい場所から工事看板を境に、段々と人が賑わってきた。
相変わらず、小さなちびっこを連れた家族が多いな。
ゲゲゲの鬼太郎って、今でも人気なのかな???
←ここもいっぱい
懐かしの水木しげる記念館も人でいっぱいだ。
前来たときはスルーしたけど、今回は・・・時間ないのでスルーです。
とりあえず、前回、2006年に訪れた時とどう変わったか知るために、境港駅まで歩きます。
歩道のいたるところに妖怪の銅像があるのは相変わらず。
他変わったところと言うと、お土産専門店とかグッズ売り場が増えたな。
前来たときは、町の金物店とか八百屋、クリーニング屋など、生活感を感じるお店もあったけど、今回は生活感を感じるお店がずいぶん少なくなった。
今と比べれば、あの頃はまだまだ未成熟だったな・・・。
だが、普段違うお店をやっているのに、今日ばかりはお土産を置いているは相駆らわずで、町のスーパーや薬局屋さんでも普通に定番お土産を見ることができる。
ふむ、定番土産を買うなら、専門店よりもこういうお店で買ってあげたいな。
ま、今回は買う予定ないけど。
あと、スイーツ店とか軽食屋も増えた気がする。
←ここの風景は相駆らわずだ
歩いていると、所々においしそうな幟や看板がある。
ふむ、特にお土産買うつもりないから、歩くついでに食べ歩きを楽しみますか。
←ということで、コレ!
まず見つけたのは、カニ入りグラタンコロッケだ。
カニクリームコロッケとは違うの?
ま、違くなくてもいいから食べよう。
カリッ!、もぐもぐ、うまい!
味はほとんどカニクリームコロッケだが、カニクリームコロッケと違うのは、小さいながら玉ねぎやジャガイモと言った具も入っているということだな。
熱々のコロッケを具をこぼさないように食べるのは相変わらず・・・でも美味しい!
←その隣の店には、かにまんだ!
隣のお店にはかにまんが。
これも美味しそう・・・といことで・・・
←いただきます!
はむはむはむ・・・うまい!
ベースは肉まんだけど、ちゃんとカニを感じる。
いいね、美味しいよ!
←地面にも妖怪が
通りを歩くと、下水道のマンホールにも妖怪が。
む、境港の下水道のマンホールは、全部猫娘・・・なのか。
さらに通りを歩くと、境港駅に到着。
相変わらず水木先生がお出迎え。
←よぉ、先生、お久しぶり
駅前の風景も、前と違ってゲゲゲの鬼太郎一色だな。
←駅前の交番
交番に入口には、鬼太郎ポリスがお出迎え。
中は当然だが普通の交番。
←こちらはさかいみなと交流館
何かハイカラな建物だと思ったら、交流館だった。
どうやらフェリーターミナルと併設されてて、ここから隠岐の島行のフェリーが出ているようだ。
←鬼太郎のポストと鬼太郎列車
鬼太郎ポストは、今も健在。
駅に停まっている電車も、鬼太郎列車です。
←鬼太郎列車
←鬼太郎列車
2両編成の鬼太郎列車は、どっちも絵柄が違う。
わざわざ2両用意したのか。
いや、今いるのが2両編成なだけで、もしかしたら3両編成もあるかもしれない。
私は電車オタクではないが、しばらく鬼太郎列車を眺めていたら、定時になり列車が出発。
動く列車の姿は・・・まぁ、普通の電車だ。
電車が居なくなり、空のホームを眺めて帰路に就く。
駅の隣には海鮮丼をイメージさせる看板が掲げられた丼物店、あとは多きなホテルが建っている。
前来たときは、こんなのなかったと思うけど・・・観光地として成長したな。
←さすがに人が少なくなってきた
水木しげるロードを逆戻りするころには、時刻はすでに17:30を過ぎていた。
さすがに先ほどより人が少なくなっているのがわかる。
ふむ、せっかく来ているんだし、食べ歩きするだけじゃなく、何か記念品が欲しいな。
訪問証明書があるとは思えないので、タオルとかキーホルダー的なものがあればよいが。
通りを歩いて、グッズ専門店みたいなお店を見つけて2〜3件回る。
鬼太郎のお菓子は前からあるけど、マグカップやぬいぐるみ、バスタオルはあの頃はなかったな。
ノートや鉛筆、小物入れ、いろいろあるな。
買うとしたら、やはりフェイスタオル・・・かな。
キーホルダーやステッカーを探すと、車に貼る「妖怪が載っています」のステッカーがあった。
む、これ良いな。これにしよう。
妖怪のアイマスクもあったけど、これはスルー。
といことで、お店を2軒回り、フェイスタオルとステッカーをGETだ。
あと、金属金物屋さんに、鋳造の鬼太郎やねずみ男の像があった。
目玉おやじなんかキュートだけど、1体10000〜30000円・・・これは買えねぇ。
←なんだこれ?
来たときはスルーしてたんだけど、水木しげる記念館の近くに、目玉おやじまんじゅうなるものが売っていた。
食べ歩きするなら、これも行かなきゃね。
←ちょっとグロいな。
お土産用のではなく、その場で食べれるものを注文。
ふむ、見た目は目玉に串が刺さったお菓子。
饅頭というからには饅頭なんだろう。
ひと口でパクリ。
ん?甘口な饅頭で、眼球のあたりは何かゼリー状の何かでコーティングされてて、プルッとしてる。
まぁ、不味いというわけではないが、口の中の水分を持っていかれるな。
包装を開けたときのインパクトが面白いかもしれない。
さて、通りも一通り歩き、最後の締めは夕食。
このまま出発して米子で食べるところ探しても良いけど、米子へ行く途中皆生温泉で日帰り湯ができる。
風呂に入ってしまったらその分、ごはんが遅くなる。
米子を過ぎたらしばらく食べるところなかった記憶が・・・。
なので、このあたりで食べてしまおう。
水木しげるロードでご飯を食べる印象がないけど、飲食店あるのかな?
・・・こんな観光地、ないわけがないか。
海に向かえば何かお店があるだろ・・・・と思って、適当に路地を海に向かうと飲食店を発見。
ぱっと見、趣味でやっているお食事処と言った感じ・・・。
この、観光客ではなく、地元住民をターゲットした感じの店づくりが良い。
さっそく入店。
中はテーブル席とカウンター席とがきっちり作り分けられた日本料理店といった感じ。
カウンターの奥に見える厨房からは、ご主人と奥さんが忙しそうに働いている。
お客の入りばまずますの様子だが、奥さんと親しく話しているところを見ると、おそらく地元の常連客だろう。
わたしは一人カウンター席に座り、料理を注文。
さっきいろいろ食べ歩きしたから、豪華なものじゃなくて良いかな。
←ということで、天丼
この日の夕食は天丼。
寿司とかそばもあったけど、そばは朝〜昼に沢山食べたから、ちょっとご飯欲しいと思って、天丼にした。
ま、見た目普通の天丼。
ま、旅行も明日で最後だし、そろそろ普通のものを普通に食べてお腹の調整しとかないとな。
ってことで、完食。
ご飯が終われば、15分歩いて元の駐車場へ。
後は皆生温泉で日帰り湯をすれば、本日の予定は終了だ。
● 皆生温泉で日帰り湯
境港での用事も終わり、いよいよ明日のゴールに向かって順路を進む。
まずは堺水道大橋まで行き、国道431号に合流して順路を米子方面へ。
この道、片側2車線だし信号も所々しかないから、快適に飛ばせる。
横に見える海の変わらない景色が、スピード感を麻痺させる。
スピード違反に気を付けないとな。
何か忘れているような気がする・・・そんな奇妙な感覚を感じながら、通りは海沿い道から内陸に入り、道路の両側に建物が並ぶ市街地に。
こうなると、通りと海との間に皆生温泉街があったはず。
ツーリングマップルで位置を確認し、県道を左折。
海に出て海沿いを走ると・・・温泉街に到着。
前来たのは・・・この建物だったな。
おや?大きなスーパー温泉が出来てる。
ここで良いんじゃね?
←これは入口にある看板
日帰り温泉オーシャンと言うらしい。
よく見ると、ツーリングマップルにも載ってる。
メジャーな日帰り湯なのか。
広い駐車場には車がびっちり・・・仮にここで食事ができたとしても、だいぶ待たないといけなそう。
先に夕食しといてよかった。
中に入り、下駄箱に靴を収めて入浴券を購入。
1Fフロアにはレストランがあり、奥から聞こえる賑やかな声に交じり、多少下品な叫び声も聞こえる。
む・・・ちょっとマナー悪そうなお客がいるな。
そこをスルーして、リラックスルームも進み階段で上へ。
男湯に進む…隣にマッサージチェアー発見。
あれはあとで楽しもう。
脱衣所から先は通常のスーパー銭湯と同じ。
違うのは、露天風呂は海を眺めることができる、ごろ寝する露天風呂があった。
ごろ寝風呂は床ギリギリに温泉が張られて、寝転がると僅かに温泉に触る感じなってほのかに暖かい。
顔を上げると、海も眺めることができるんだけど、ちょっと首がつらいな。
お昼だと綺麗な海を眺めることができるに違いない。
問題は、タオルがないと股間がむき出しになるということか・・・。
お風呂を終えるとマッサージチェア。
ん?コイン入れないと動かないけど、小銭がない・・・。
何か飲み物買って小銭作るか。
お風呂と言えば、牛乳。
ということで、自販機を探す。
2Fにはなさそう・・・1Fに戻り探すと、リラックスルームの奥に、沢山のコミックに交じり、飲み物とアイスの自販機を発見。
牛乳で喉を潤しながらコミックに視線を向ける。
ゴッドハンド輝の、輝VS蓮先生の対決のところ読みたい・・・いやいや、漫画読みだしたら閉店まで居そうだから、漫画はスルー。
小銭を携えて2Fのマッサージチェアーへ。
コインを入れて、全身マッサージ始動。
首、肩、腰、腕、ふくらはぎ、足の裏を念入りにマッサージ。
幼いころ銭湯に通っていた時は、ローターがむき出しになったマッサージチェアーが置いてあって、「あれ、痛そう」って思ったもんだが、最近のマッサージチェアーはローターはもちろん、空気圧などでマッサージをするから、大変良くできている。
FKDもハマるはずだ。
マッサージはおよそ15分で終了。
体も軽くなったところで、寝る場所探しに出発だ。
帰り際、1Fレストランの横を通ると、相駆らずレストランの奥から賑やかな声と共に下品な笑い声が聞こえる。
客のマナーがさっきより悪くなっているかも・・・ここで食事を取らなくてよかった。
ああいうお客を相手にしないといけないから、お店も大変だ。
● アミパラがいな
オーシャンを出発し、順路である国道431号を走る。
すでに日は落ちて真っ暗。
だが、この辺りは米子の市街地圏なので車線も多く、多くの看板が煌煌と輝いている。
ここから一番近い道の駅は・・・米子を通過した後、大山町に道の駅がある。
前来たときは、夜の道を大栄町まで移動したっけ。
今回は、なるべく昼間の姿を見ながら走りたいので、早い段階でキャンプに入ろう。
でも今の時刻はまだ21:00。
寝るのは早いかな。
そんな時は・・・ゲーセンですね!!
携帯で検索すると、初音ミク設置店が米子のアミパラにあるようだ。
スマホでお店を探すと、場所もそんなに遠くない、行こう!
幸いお店は国道沿いにあるから、すぐ見見つかるはずだ。
国道431号から県道に入り、国道9号に合流。
国道9号を安来方面に走ると、右手に発見。
ヤマダ電気のすぐ隣・・・いい場所にあるな(笑
水路沿いの通りに入り、駐車場に車を駐車。
準備して中へ。
←何だか人少なそう。
アミパラがいな。
アミパラはアミューズメントパラダイスの略称なんだけど、がいなって何?
こんな名前付いているの、ここだけなんだよな・・・。
さて、中に入り一通り視察。
入口付近には景品ゲームが並び、奥には音ゲー、ビデオゲームコーナーがある。
メダルゲームは2Fですね。
2階建てのアミパラなら、だいたいどこもこういう構成だ。
ただ、私が良くいくアミパラ岡山店と比べると、人の活気に欠ける。
連休中だから人が少ないのか・・・・?
目的のゲームは・・・初音ミク、ファイナルファンタジー、ギター、ドラムを発見。
後はKOFとかあるけど、どうせやらんのでスルー。
まずは初音ミク・・・やっている人がいる。
大人な女性が初音をプレーしている。
難易度はEX・・・結構うまいな。
これはEXがどうにかクリアできる腕前なので、もしかしたら初音ユーザーから見たら俺は下手くそなのかも。
なので、シアトリズム(ファイナルファンタジーの音ゲー)をプレイ。
無難にクリア。
初音が空いたので、続けて初音もプレイ。
あとは、ギターとドラムを1回づつ。
最後に初音ミクをもう一回やって、本日のクエストを終了。
よし、時間も潰せたから出発だ。
景品ゲームで記念になりそうなものGETしようかと思ったが、同じアミパラ系列だから岡山の店舗と景品が似てる。
特に欲しいものないので、スルーして出発だ。
● そして就寝
来た道を戻り、国道431号に合流。
その後順路を進むと、出雲で分かれた国道9号に合流。
この交差点を直進すると米子道に入って岡山へ一直線なので、鳥取方面に左折。
尚も進み、途中国道9号バイパス方面に向かって県道を曲がると、本日のキャンプ地、道の駅大山恵の里に到着だ。
緩やかな傾斜地に出来た道の駅は、近くには大きな建物もなく、風通しが良さそう。
夜、風が吹いて寒くないかな?
寝る前のトイレの際、周りを観察し、建物や看板に囲まれて風の影響の少なそうな場所を見つけて、そこに駐車。
以前、愛知の道の駅で風の吹く中キャンプしたとき、車が揺れて寝れなかった思い出がある。
車中泊する際は、車を止める場所も重要なのだ。
シートをセッティングして、地図を見ながら明日の予定を考える。
この長旅も明日で最終日。
明日中に鳥取と兵庫県の県境までは行かなくては。
ペース的には、2006年の旅行よりも遅いペース。
ただ、あの時はお昼には岩美町まで行けていたので、今回もギリギリたどり着けそう。
旅行が始まる前は、時間が余るから兵庫県の国道9号から下道で国道2号まで下り、岡山の県境から再スタートとか考えていたが、全然そんな余裕ない。
それだけ充実した旅だったということか。
明日は、青山剛記念館や牛骨ラーメン、鳥取砂丘にカロ市と、寄る場所が豊富。
なるべく早く起きてスタートしなきゃな。