■ 5月2日(水曜日)

寝るころポツポツ降った雨は、夜中少し雨脚が強くなったが、それも少しづつ弱まり、朝私が目覚めるころには雨はやんでいた。
ってか、いつも寝る時毛布かけて寝てたけど、起きたら窓が曇ってすぐに出発できなかった。
今日は毛布を頭までかぶって寝てたけど、窓が曇ってない。
私自身の吐息が毛布に遮られ毛布の内側に溜まり、室内の気温上昇を抑え曇りを防止で来ていたのだろう。
これは良い、使える。
明日夜も試してみよう。
 

● 出発

5:30に目覚めたけど、目的地は道の駅なので特に急ぐ必要もない。
そうだな、トイレついでに道の駅に隣接する公園でも散歩するか。

 ←当然だが、無人の道の駅だ

道の駅の建屋の裏側に、広い公園敷地がった。
さすが、片田舎の道の駅、土地が余っているぜ。
それはそうと、公演を散歩していると変わった遊具がいくつかあったのでご紹介。

 ←なんじゃこりゃ??

変わった遊具だな・・・。
雨上がりなので少し濡れているがちょっと使ってみよう。
丸い台座に体を乗せると、台座が左右に回転運動する。
あ、これ、手すりに手を置いて、下半身だけ左右に回転運動させる遊具だ。
まるでダイエット器具だな(笑
まさか、ここにある遊具って、殆どがダイエット器具なのか?

 ←これはなんだ?

これはたぶん懸垂する器具か?
いや、足物にさっきと同じ左右に開店する台座がある。
とうことは、こちらも両手を上に伸ばしながら左右に回転運動する器具か。
ふむ、脇腹あたりをストレッチできそうだ。

 ←なんかデンジャーな予感

これはたぶん、下のロール部分に足で乗っかって、手すりで体を支えながらロールを足で回転させるんだ。
速くするとすべって転ぶという危険な要素もありますね。

 ←うん、ハイハイ

これは腹筋をする器具ですね。
濡れているので使わないでおこう。

 ←うわぁ・・・きつそう

これは雲梯に違いない。
ただ、勾配が付いているので、ただ水平に移動するよりもずっと腕の力が必要なり、懸垂よりきつそうだ。
それもと、上から下って使うのかな?
これだけあれば、なかなかのアスレチックができる。
こういう器具もイイネ。
もっといろんな公園にこういう器具を増やしてくれないかな。
さて、ぐるっと公園を一周して歯磨きも終えて、6:30になりスタートだ。
まだちょっと早い・・・ので、一番遠い道の駅まで行くか。

● 道の駅巡り

さて、本日一番最初に立ち寄る道の駅は・・・ここから一番遠いハピネスふくえ・・・に行きたいところだが、その一つ手前にあるうり坊の里に最初に行った方が、上手に円運動出来て好都合。
ということで、最初はうり坊の里KATAMATAに立ち寄る。
国道191号を萩方面に逆戻りし、須佐の集落で国道315号に分岐。
谷間を伸びる国道を進むと、ちょっと開けたところに道の駅を発見。
む、比較的ゆっくり来たけど、1時間かからなかった。
開店までまだあと45分ほどある。
仕方ない、車の中でのんびり過ごしますか。

 ←小さな道の駅だ。

道の駅うり坊の里Katamataだ。
いつも思うんだけど、道の駅の名前って、どういう名づけ方しているのだろう?
などと思いをはせながら、地図を眺めてこの後の道順を考えたり、スマホでHP等を確認して時間をつぶす。
途中雨がざーざー降る。
今日はほぼほぼ移動日で、石見銀山や出雲大社の観光は明日以降。
なので、今日は別に雨が降っても構わない。
ってか、どうせ降るなら、今のうちに降っておいてくれ(笑
尚も待っていると、8:00が過ぎて道の駅がオープン。
一人、男性が店に入るのを見届けてから私もお店に入る。
道の駅は平屋立てで、休憩所と野菜などを扱う売店があるだけ。
駐車場はやけに広いけど、設備は大したことないな。
休憩所でスタンプを見つけたのでスタンプGET。
あとはストラップと記念切符。
売店を歩いて探すも、どっちともない。
あれ?記念切符なかったっけ???
ネットで確認すると、この道の駅に取り扱いがなかった。
なんだ、ストラップもないなら売店に居てもしょうがない。
次行こう。
朝早く来て何も買わずに帰るのも気が引けるが、無駄な買い物もしたくないので、ここは店員の冷たい視線をぐっと我慢して撤収だ。
ってか、スタンプしかないなら、もしかして開店まで待たなくても良かったかも・・・。
さて、次なる道の駅へ出発だ。
道の駅を出てすぐの信号交差点を県道13号方面に左折し、その県道をひたすら走り続ける。
景色は山や川や田んぼなどしかない単調な道だ。
県道13号、11号、10号と乗り継いで、昨日の夕方立ち寄った道の駅ハピネスふくえに到着。
到着すると、一目でオープンしていると分かった。
だって、入口のカーテン、開いてるんだもん。

 ←昨日立ち寄った道の駅に、今日も訪問

さて、中は・・・?
道の駅は休憩所の建屋と売店の建屋に分かれていた。
休憩所の方にスタンプがあったので、スタンプをGET。
売店の方は、間取りも広く様々なものが売られていた。
お?売店スペース結構広いじゃないか。
観光バス2〜3台来ても大乗な感じだ。
近くに目立った観光地はないはずだが、なんでこんなに広いんだろうな。
そんな中、ストラップと記念切符のダブルコンボを発見、購入だ。
さて、時間が惜しいので次行こう。
次の道の駅も昨日立ち寄った国道191号沿いなのだが、その道の駅に行こうと思ったら萩まで戻らないと行けないんだよな。
国道191号は益田まで走ったので、このあたりは順路にこだわる必要がない。
なら、わざわざ萩まで迂回しなくても、なんか適当な道を通って直線的に国道191号に出れないかな?
地図を眺めると、県道を使えば、道の駅の近くまでは降りられるようだ。
時間もちょびっとこっちの方が早いかもしれない。
なら、こっち行こう。
地図に黄色で表示された県道は、たぶん狭いくて走りにくい道だけど、まぁいいか。
携帯アプリの地図で現在地を確認しながら、ツーリングマップルで行先を確認という作業を続けながら、計画したルートを外さないよう走り続ける。
黄色の県道に入ってしまえばあとは一本道。
事故に気を付けながらも狭く汚れた県道を駆け下りていくと、狙い通り国道191号に合流だ。
そこから益田方面にちょっと走れば、昨日夕方立ち寄った道の駅阿武町に到着だ。

 ←あれ?静か

駐車場にクルマを停めていざ、中へ・・・ってあれ?

 ←ガビーン

何〜〜〜営業時間変わっとるやないか〜〜い!
ってか、10時開店って、この大型連休中しては遅すぎだろ。
しかも、まだあと1時間くらいある。
これはさすがに待てないな・・・。
ここには記念切符が販売されていたはずだが・・・残念だ。
ただ、このままこの道の駅を立ち去ってはせっかく来た意味がない。
何かねーかな?

 ←あ、そーえいば、こんなのあったね

ここが第一号の道の駅なんだ。
道の駅って、いつから始まったんだ?

 ←道の駅のお隣

同じ道の駅の敷地内にある隣の建物が、日本初の道の駅の建物のようだ。
今は発祥交流館になっているようだ。
・・・要するに休憩所でしょ?
開いてないけどな。
よく見ると、平成3年日本初創業と買いている。
読みにくいな・・・なんで右側から書いているんだ?
それも何か文化の名残みないな理由があったんだけど、調べるも面倒だから割愛する。
平成3年ってことは、私が会社に就職するころにはすでに道の駅があったんだ。
全国に1000以上ある道の駅も、歴史は浅いんだね。
さて、ここにこのままいても何も始まらないので、次行こう。
国道191号を益田方面に進み、須佐の集落を過ぎれば、朝キャンプした道の駅だ。
さすがにここはもう開いているだろう。

 ←この辺は雨降ったあとが残っている。

本日の出発地点だった道の駅ゆとりパークたまがわだ。
なるほど、すぐ横の川が田万川だから、ゆとりパークたまがわなんだ。
それは良いとして、道の駅はすでに開いて、お客さんや出店の屋台が並んでいる。
そんなものには構わず、中へ。
入口のすぐ横でスタンプをGET。
続いて売店に立ち寄ると、レジ横にストラップと記念切符を発見したで、すぐにGET。
よし、山口県での道の駅巡りもこれで終了だ。
阿武町の道の駅の記念切符がGETできなかったのが残念だが、それを言い出すと立ち寄れていない道の駅は他にもあるので、仕方ないかな。
ま、スタンプ帳に期限がないから、またこっち来たときに集めればよいか。
ってことで、引き続き、益田方面に向かいま〜す。

● 益田でも道の駅巡り

引き続き国道191号を益田方面に向かうと、昨日も通った坂道を上がりトンネルに入る。
トンネルを出れば、いつもの県境だ。

 ←島根方面

 ←山口方面

さすがに今回は問題なく撮影成功。
実は県境があるのを忘れてて、一回スルーしてしまったのは秘密だ。
それはそうと、もしここの県境の撮影を昨日夕方出来ていたら、今朝のような道の駅巡りをしていただろうか?
たぶん、昨日の内に大長見ダムまで移動していたに違いない。
そういう言う意味で言うと、約一半日予定日程を遅れたことになるのかな。
その後も国道191号を走ると、海水浴場を通過し益田市街地に到着。
昨日晩御飯を食べるために訪れたときは、夜になり閉まっているお店が多かったけど、今の時間は殆どの店が開いていて華やかだ。
改めてみると、車屋が多い。
飲食店少ないな・・・。
順路は国道9号と交わる交差点を左折・・・だが、間違えて直進してしまった・・・。
しまった、引き返すか・・・いや、この先にちょっと遠いが道の駅がある。
もうそこも寄ってしまおう。
谷間を通る国道191号をしばらく進んでいくと、目的の道の駅に到着。
雨もだいぶ激しくなってきた。
今がピークなら助かるのだが。

 ←こじんまりとした施設だ。

道の駅サンエイト美都だ。
建屋が駐車場から少し離れているせいで、車から出て建屋に入る間にずぶ濡れだ。
建物に入ると、まずは入ってすぐのトイレで休憩。
あとは店内を物色してお買い物。
そういえば、ここが島根県で最初に来る道の駅。
ということで、品物のラインナップが今までと変わった。
当然だが、島根県の銘菓とか名産が中心になった。
ま、島根県のお土産は石見銀山か出雲大社で買うと決めているので、ここではあまり見ないようにしよう。
スタンプは入口の横にあったからGET。
レジの横に記念切符もあった。
ストラップは・・・なしか。
記念切符だけを購入して撤収だ。
建物の奥には食事スペースがあり、山菜を使ったそばが置かれていた。
さすが、島根県ともなると、そばがラインナップに入って来た。
こっちの地方じゃ、うどんよりそばの方がメジャーなんだろうな。
さて、道の駅を出発するわけだが、次の目的地は・・・ここからさらに道沿いを広島方面に進むと、もう一つ道の駅があるけど、さすがにそこまで行くと行き過ぎか・・・逆に、津和野方面に向かった方が道の駅が多く存在しているので、そっちに向かいたい。
車の中でしばらく道順を考え、きっちりルートを決めてから出発だ。
来た道を一旦戻り、途中県道172号へ分岐。
ツーリングマップルに載っている黄色の県道は道が狭い・・・と、今朝思ったばかりだが、思った通りやや道が狭い。
ま、見た感じ車の交通量少なそうだから、スピードを抑えて走れば事件が起きることはないかな。
しばらく山道を走ると、頂上と思われる場所で交差点に到着。
ん?一本道だと思ったけど三差路に出ちゃった・・・どっちだ?
一本道だと思ってたから、地図も見ていなかった・・・。
スマホの地図で位置を確認して正しいルートへ。
川沿いの谷道を降りていくと国道488号に合流。
やや益田方面に戻った後、もう一度黄色の県道へ分岐。
再び田舎道の県道を走る。
途中、小さな集落があり、路線バスも走っていた。
そのバスを停留所でパスして進むと、国道187号に合流。
この国道を広島方面に走ると、次の道の駅に到着だ。
ちなみに、この道を走り続け、中国山脈を越えてると二日目に寄った錦帯橋へたどり着くという位置関係。
ま、ここからだと2.5時間はかかると思うけどな。

 ←まだ雨降ってます

道の駅かきのきむらだ。
柿の木が有名な村なのか? 名前の由来がよくわからないな。
道の駅自体はそれほど大きくなく、先ほど寄ったサンエイト美都と同じ規模だ。
施設はこっちの方が新しそうだが。
時刻はちょうどお昼なので、ここで昼食をとるのもありかな。
中に入り、売り物を物色。
こちらの施設は、売店よりも食堂の方が広い。
売店も、花や野菜の苗が主流で、お土産類は少ない。
ああ、ここはJAタイプの道の駅なのね。
食堂には割と人が来ていて、待ち時間も発生している。
ふむ、待つのは時間がもったいないので、買い物を済ませて次行くか。
ストラップはなかったので、記念切符をGET。
あとはスタンプだが・・・今までなかったことはなかったので、どこかにあるはず・・・あった、別の入り口の横にあったよ。
ということで、必要なものは全部揃ったので出発。
次の道の駅も、一山向こうの国道9号沿いだ。
来た道を戻り、国道9号を山口方面に走っても良いが、ここも県道を使って山越えをしよう。
ということで、県道3号と県道226号を乗り継ぎ、国道9号へ。
何か途中道間違えてトンネル入っちゃったけど、結果早く着いたからいいや。

 ←なんだ?このデカい鳥居は?

国道9号に合流すると、目の前に巨大な鳥居が。
どうやら、この道を直進すると、津和野の市街地到着するようだ。
ふむ、地図で見ると、何か観光地があるようだ。
道の駅もあるので、後で寄ってみよう。
ということで、国道9号を山口県に向かうと、県境のトンネルを出てすぐ横に道の駅発見だ。

 ←雨降ってたためピンボケだ

 ←ほぉぉ、新しいね

道の駅願成就温泉だ。
施設内に願成就温泉という温泉がある。
っていうか、温泉地が道の駅になったのだろうな。
建物も概ね二つに分かれており、手前は軽食コーナーが供えられた休憩所。
スタンプもここにあった。
軽食コーナーで、うどんやそばを食べることができる。
その奥は別の建屋になっており、そちらは食堂に小さな売店、願成就温泉となっている。
あくまで温泉がメインで、次いで食堂、売店はおまけみたいなもんだ。
時刻は1時になろうとしているころ。
それほど混雑しているようにも見えないので、ここで昼食だ。

 ←何か名物そば

頼んだのは、名前は忘れたが、道の駅で販売されている特性ラーメンだ。
ラーメンに天ぷら、タケノコ、鮭が入っているだと・・・!?
蕎麦ならありがちなトッピングだが、ラーメンに天ぷらを鮭をトッピングするのは珍しいな。
食べると悪くない。
まぁ、良くもありませんが。
とりあえず完食。
やっぱ、しょうゆベースのラーメンに、鮭の塩加減がアンバラスな気がする。
ご飯が終るとお買い物。
目的のものを探すが・・・ストラップも記念切符もないようだ。
というわけで、スタンプだけGETして撤収。
道の駅を出発するころには、雨は小ぶりになってた。
いいぞ、このまま止んでしまえ。

 ←再び島根県へ

道の駅の出口から県境の看板が見えたので、カメラを準備して県境トンネル手前の県境看板を撮影。
トンネルの向こうにもあるのかと思って構えてたが、なかった。
大体こういうのって、県境トンネルの両側に両県のがあるけど、片方に両県のがあるのは珍しいな。
さて、益田市に戻りほんのちょっと走ると津和野へと向かう大鳥居だ。
その鳥居をくぐり坂道を下ると津和野の市街地。
町並みそのものが観光客を歓迎するような作りになっている。
やっぱりここは観光客が集まる観光地なんだ。
どうやら、この先にある津和野城跡と太鼓谷稲荷神社を観光客が訪れているようだ。
道中には源氏巻という謎の看板もある。
何だろう・・・これ?地元の銘菓っぽいな。
もしかしたらお土産にちょうど良いかもしれない。
津和野の中心地を通過すると、町はずれに道の駅を発見。

 ←おお、これは大きい

道の駅津和野温泉なごみの里というらしい。
この道の駅も温泉の横にあるんだ。
最近の流行りなのか、北海道でもよく見たが、温泉地のすぐ横か近くに道の駅があることが多いね。
やっぱ、温泉入ってすぐ寝るっていう車中泊客が増えてるんだろうな。
道の駅の建屋は、広大な駐車場の奥に立っている。
温泉が併設されているだけあって、見た目にも大きな施設だとわかる。
駐車場には大型バスが停まるスペースもあるし、そもそも屋根付きの入り口エントランスを道の駅で見るのは初めてだな。
建物の中も、広い売店に大きなレストランスペース、休憩室もいくつかあるみたい。
廊下の先には温泉スペース・・・あそこは用はないので、行かなくてよいか。
さて、店内を歩いている間にスタンプは見つかったので、スタンプはGET。
後はストラップと記念切符だが・・・探したけどどっちもない。
レジは売店の中央に4方向に設置されており、キーホルダーや絵葉書も豊富だったが、ストラップはなかった・・・残念。
お土産を物色していると、ここは島根県なのにやたらと山口県のお土産が多いことに気付いた。
益田に来てからはだいたい島根県産のお土産ばかりだったが、ここにきて急に山口のお土産に戻った。
ここは島根県なのに・・・。
津和野は山口県・・・なのか?(笑
そういえば、品物の中に源氏巻コーナーがあった。
見ると、いろんな種類の源氏巻があるようだ
こしあんをカステラみたいなやつで巻いているのか・・・。
どら焼きが平たくなったような感じだな。

 ←これはイメージです。

割とたくさんあるけど、何か違うの?
商品の陳列しているおじさんの横でしばらく品物を眺めていたら、抹茶味とか、普通のやつとか、白あんとか、単品販売とか、3個セットとか、12セットかいろいろあることを おじさんが教えてくれた。
しかも、一社だけじゃなく、ぱっと見2社ほど生産しているようだ。
ふむ、せっかくだから、どれか一つ買っておこうかな。
ということで、味違いのやつの3個セットを購入だ。
商品を手に取ると、隣で品物を陳列していたおじさんから、「当社の商品を買っていただいて、ありがとうございます」とお礼の言葉をいただいた。
あ、このおじさん、この源氏巻メーカーの人だったんだ。
メーカーの人が、直接商品を陳列していたのか。
道の駅って、こういうことがよくあるのかな???
レジにて料金を支払う。
3個セットで900円くらい。
ん?んんん???何か高い。
1本300円くらいするのか?
会社の人数分買おうと思ったら、ざっと3000円以上するぞ。
高けーな、こいつ。
でもこれだけの品数売っているということは、それだけ売れているのか。
どう考えても割高だけど・・・。
買い物が終ると撤収。
来た道を戻るついでに、津和野の町中を眺めながら帰る。
そういえば、大きな駐車場があるな・・・と思ったら、丘の上に神社らしきところがあった。
行ってみるか!?
いや、実は時間推しているので、やめておこう。
尚も戻ると、中心地らしいところにオシャレなカフェやお土産店があった。
警察のパトカーが巡回しているということは、違法駐車とかも多いのだろう。
あ、あそこ、源氏巻の直売店がある!
あ!あっちにも!!
買おうかな。
でも高いしな。
次の道の駅に売ってたら、買っても良いかな。
津和野の町を脱出すると、国道9号線に合流。
っていうか、さっき通った津和野のメインストリートが、かつての国道9号だったに違いない。
それはそうと、津和野から国道9号を益田に戻ると、およそ20分程度で、最後の道の駅に到着だ。

 ←お、ここも広いね

道の駅シルクウェイにちはらだ。
シルクウェイって、ここはシルクを輸送する道だったのか?
そんなことを考えながら 駐車場にクルマを停めて休憩室側から中に入ると、早々とスタンプを見つけたのでGET。
備え付けのTVにTOKIOの4人映っていたが、一旦スルーして売店スペースへ。
売店に入ると、ここも広い。
さすがに先ほどの津和野とは違い、島根県のお土産一色だ。
その中で源氏巻を探す・・・が、ない。
源氏巻がないぞ!
ん?もしかして、源氏巻って道の駅では扱ってないピンポイントなお土産だったのか。
む・・・それはぜひ買いたいな。
本日出勤中の会社の女性社員に源氏巻についてメールを送ると、とっても美味しいという返答が返って来た。
ってか、メールを送って照会してしまった以上、買わねば・・・。
ふむ、もう手に入らないと思ったら、どうしても欲しくなった。
よし、津和野に戻ろう。
そういえば、さっき休憩室から入ったとき、TV画面にTOKIOの4人が映ってた。
そういえば、例の事件のことで記者会見するのはちょうど今頃だったな。
休憩室の入り口に戻ると、何人かの観光客がTVを食い入るように見ていた。
そこにはTOKIOの4人の姿が。
国分太一やリーダーの城島が、何か質問に答えているようだ。
まとめると、TOKIOの5人で話し合いをして、山口が4人から怒られ、拒絶され、山口は退団・引退に向かっているという内容だった。
山口引退か・・・ZIPとかどうなるんだろう。
まぁいいか、とっとと津和野に戻ろう。
それにしても、こんなところでこんなニュースを見るとは。
脱獄犯確保と言い、TOKIOの山口メンバーといい、 今年は忘れられない旅行になりそうだな(笑

● 源氏巻

先ほど走った国道9号を山口方面に逆戻りすると、先ほど立ち寄った津和野の町だ。
先ほどと同じように街並みを観察しながら走ると・・・あった!さっき見つけた源氏巻の直売店!
でも、車置くとこなくね?
警察のパトカーがウロウロしているから、路駐するわけにもいかないしな・・・。
あれ?店の道挟んだ対面側。
あれ、民間の倉庫の空地っぽいけど、お店の駐車場になっているかも?
一旦スルーしてUターンするところ探す。
通りを進むと、別のメーカーの源氏巻のお店を見つけたけど、こっちはお店が開いてない。
生産オンリーで、直売はしていないようだ。
三差路で車をUターンさせて、見つけた源氏巻のお店へ。
小さな看板を見ると、やはり道の反対側が駐車場になっているようだ。
狭い駐車場だ。
そりゃそうか。
ここに来る人、手前にある有料の駐車場にクルマを置いて、一通り観光して歩いて移動する人を目当てにしているんだろうから、駐車場を大きくする必要もないのか。
有料の駐車場にクルマを置くと、駐車場の売り上げにつながるしね。
ってことで、その駐車スペースに車を置いて、小雨に耐えながらもお店までダッシュだ。
お店の名前は竹風軒。
ネットで調べると、津和野の狭い町中に、本店と3つの支店がある有力店・・・と、後で知る。
さて、和風で品のある店内でラインナップを確認。
やはり一本あたり300円近くするな・・・。
1本単品のものや、3本セット、5本セット、10本セットなどありますね。
もちろん源氏巻以外のものも売っているが、私は源氏巻を買いに来たのでそれらはスルーだ。
さて、1本あたり300円くらいするとなると、一人1本買うとかなりの金額になるな。
会社向けのお土産にしては、かなりの高額だ。
ふむ・・・微妙。
商品を眺めながら悩んでいると、お店のおねーさんが小さく刻んだ試食品を進めてくれたので、一つ食べた。
む・・・甘い。
かなり甘ったるいな。
香川で食べた和三盆ほどではないにしろ、あまり男性向きではない。
・・・となると、女性職員にだけ購入するか。
それでも一人1本だとまだ高額・・・。
ってか、そもそも1本の量が割とボリューミーだから、女性同士で半分にシェアしてもらえばいいんじゃね?
おお!女性限定で、さらに半分づつシェアしてもらえば、購入量をぐっと減らせる。
でも、3本じゃ足りないし、6本じゃ多い・・・。
中途半歩な感じが良いのだが・・・。
お店のおねーさんに聞いてみたら、3本セットや10本セットなどは、包装や化粧箱の大きさを変えて一纏めにしているだけで、中身は単品を本数分買っているのだとか。
なるほど、じゃあわざわざセットを購入する必要ないのか。
ということで、5本購入。
5本だと化粧箱で装飾できるので、それもたのんだ。
結局1500円程度の出費。
まぁ、これで会社の女性陣が喜んで無理なお願いを聞いてくれるようになるなら良いか。
商品を受け取ると、お店のおねーさんがサービスでビニール袋に入った試食品の束をくれた。
ああ、時刻はもう夕方近くだし、この雨だと他にお客は来ないだろう。
残ったら自分たちで食べないといけないけど、さすがに毎日試食品を食べてたら飽きるというものだ。
来店したお客さんにプレゼントしたい気持ちもわかる。
なので、プレゼントを受け取り、ありがとう!とお礼を言って撤収だ。

 ←うわぁ、いっぱいあるね

しばらく立ち寄る道の駅はないので、これをおやつ代わりにして順路を進みますかね。

● やっと浜田市

さて、道の駅巡りをある程度やり終えたので、やっと順路に戻り次のポイントに向けて移動だ。
ってか、時刻は15:30を過ぎている。
ほぼ一日道の駅巡りに時間を使ってしまった。
これはヤバイ。
もう寄り道している暇はないぞ。
国道9号線を益田に向かって走ると、先ほど立ち寄った道の駅シルクウェイにしはらを通過。
尚も走り続けると、約30分で益田の市街地に戻って来た。
道を間違えたあの信号交差点は、今回はしっかり確認して出雲方面に直進。
あとは順路を時間の限り突き進むだけだ。
願わくば、今日中に大長見ダムを眺めて、明日朝から石見銀山観光だな。
順路である国道9号線を進み続けると、前方に道の駅を発見。
あ、さっきは寄り道をしての道の駅巡りだった。
もう道の駅巡りは終わったと思っていたが、当然だが順路上にも道の駅はある。
寄らねば。

 ←再び小雨

道の駅ゆうひパーク三隅だ。
きっとここから綺麗な夕陽が見れるに違いない。
さて、時間も推しているので、こんなところで長居するつもりはない。
ということで、スタンプ、記念切符、ストラップをとっととGETし、他の者には目もくれず出発だ。
走り始めてしばらくすると、朧げに記憶にある景色。
と思ったら、周布川を横断する橋と交差点。
おお!ここだ!
益田側からダムへアクセスするため、ここを曲がって行ったんだ。
懐かしいな・・・。
国道9号線はあまり記憶に残ってなかったけど、ここは変わらないな。
間違えて直進してしまったので、Uターンして戻ろうか?
いや、待て、時刻もすでに夕方、先に浜田の町や道の駅に寄ってから、ダムへ行こう。
国道9号線のバイパス沿いにあったドライブインが、おそらく道の駅になっているはずだ。
そのまま国道をまっすぐ進むと、懐かしの町並みが見えてきた。
右手にあるパチンコ屋はさすがにお店の名前が変わっている。
続いて左手にあるホームセンターは、よくコンベックスを買いに来た店だが、こちらもジュンテンドーからナフコに変わってた。
そのあと右手に見えるのはよく給油に立ち寄っていたガソリンスタンド。
その隣が、かつてはイオンだった建物だ。
今はトライアルとして営業しており、同じ駐車場敷地の中には、オートバックスや回転すし屋、ドコモにファミレスのジョイフルもあるようだ。
ふむ、晩御飯は最悪ジョイフルで食べれることが判明。
とりあえず夕飯は確保できたな(笑
そのまま国道を走り続けるとカーディーラーが何社が並ぶ上り坂。
その先にすき家を発見。
おお、ファミレスと言い、セブンイレブンと言い、すき家もそうだが、24時間営業のお店増えたな。
私がこのあたりに暮らしていた2000年当時は、コンビニでさえ24:00で閉まってたのにな。
何だか華やかな方向に変わったな。
さらに一般住宅が広がる国道を過ぎると、当時バイパス入口だった信号交差点。
さすがに山陰道の開通に合わせて、交差点形状が変わってた。
ここをまっすぐ進めば山陰道に合流だが、私は交差点を左折し、国道9号を進む。
国道を進み、山陰神門銀行や、浜田城跡、かつてPS2を購入したゆめタウンを確認し、浜田市役所前で国道186号へ分岐。
山陰道のインターチェンジで山陰道を益田方面に向かえば、右手に道の駅があるはずだ。
が、見てきた町並みを思い出しながら感傷に浸っていると、入口を通過してしまった。
やべ、どこかでUターンしないと。
トンネルと一つ抜け、二つ抜け、三つ抜けるとインターチェンジが出現。
これを降りてUターン・・・いようと思ったら、元の国道9号に出てしまった。
とりあえず、もう一度山陰道に上がり、浜田方面へ。
こっちから行くと、道の駅までインターチェンジが一つあるだけ。
それに注意しながら走ると、どうにか道の駅に到着できた。
時刻は17:00前・・・まだ買い物できるはずだ!

 ←このような建物になっている

道の駅ゆうひパーク浜田だ。
なるほど、ここからも綺麗な夕陽が見れるんですね。
さて、 広い駐車所の一部に車を止め、準備をして中へ。
建物こんなだっけ?
覚えていない。
モスバーガーがあったのは覚えているが、今も建物内にモスバーガーがあるようだな。
建物に入る前に、まずは環境を確認。
1Fはお土産売店に、大きな軽食コーナー。
モスバーガーもフードコーナーの一部に入っている。
フードコーナーにはうどん・そばはもちろん、どんぶりものやラーメンなど、高速道路の軽食コーナーを上回るメニューの充実ぶりだ。
2Fはイタリアンレストランと海鮮レストランがある。
ここでご飯食べれるんじゃね?
でも、なんか今日は貸切予約になってるっぽい。
さて、1Fに戻り、売店を確認。
ん?っていうか、さっき施設内をぐるっと見て回ったが、スタンプなかったような・・・・。
売店の中にあるのかな?
時刻は17:00前なので、売店は閉店間際だ。
その中、お客が忙しそうに品物を物色している。
私もストラップと記念切符を買うために中を物色。
・・・したけど、どっちもなかった。
じゃあ撤収か。
そういえば、以前こっちで暮らしているときは、浜田の産業とかには関心がなく、どのような名産があるのか知らないままだった。
さっきポスター見て知ったんだけど、浜田漁港は島根県No.2の水揚げ量らしくて、海鮮物の町らしい。
そういえば、企業体でバーベキューした時も、肉以外に魚介類が沢山出てきたっけな。
お土産のラインナップに興味が出てきた。
明日石見銀山行くことだし、お土産も少し見ておこう。
ざっくりお土産を見たけど、先ほどいた益田方面のお土産のラインナップとはちょっと違うっぽい。
っていうか、この道の駅限定の商品がいくつかあるみたいだな。
興味が出たのは、出汁醤油とお菓子、赤天だ。
お魚の町らしく醤油系を売っているのは分かるとして、何にでも会う醤油ということで、興味が沸き購入だ。
のどぐろっていう魚の出汁が入っており、何にでもあるらしい。
ってか、商品ジャンルはソースになっていますが・・・。
赤天は浜田を代表するお土産。
タラの身を使った練り物の天ぷらなんだけど、赤み掛かった色でピリ辛・・・らしい。
これを買っても家まで日持ちしないので、代わりに赤天が入ったふりかけを購入だ。
後はお菓子、この道の駅でしか売っていないお菓子があるのでそれを購入だ。

 ←この手のお菓子は全国どこでも見られますが。

何か、名前が違うだけで、全国を探せはどこにでもありそうなお菓子だ。
だが、ここ浜田市を訪れた記念に、こちらも会社用に購入だ。
あと、自分でも食べれるように、一つだけ購入。
さて、時刻は17:00を過ぎたところ。
まだ外は明るい・・・写真は18:00を過ぎるまで行けるはずだ。
よし、大長見ダムへアタックするぞ!

● 大長見ダム

さて、大長見ダムへ行くわけだが、どうやって行こう?
どうせなら、あの頃通っていたいくつかのルートを、今一度走ってみたいな。
むふ、まずは出雲に遊びに行く際に使っていた国道186号からのアクセスを試みてみるか。
国道186号は、山陰道を出雲方面に出て、インターチェンジを降りれば合流できるはず。
走っていると降り道があったので、降りた。
・・・あれ?
何か違う。
住宅地に出てきたんだけど・・・?
地図をよく見ると、国道186号のI.Cの手前に、もう一個I.Cがあった。
ああ、島根大学はここからアクセスするんですね。
交差点で車をUターンさせて、もう一度山陰道へ。
って、よく考えたら、写真で紹介するにあたって、裏道っぽい国道186号を通るより、大道の県道34号を上がった方がよくね?
そうだよね、やっぱまずは正規ルートの県道34号から行こう。
ってことで、山陰道を益田方面にすすみ、道の駅を過ぎたら国道9号に降りて一般道を行く。
大長見ダムの看板に従い県道を進むと、山陰道のインターチェンジが出来て少し風景は変わっていたが、トンネル以降はお馴染みの道だ。
懐かしいな。

 ←浜田の町は少し変わったが、このあたりは変わらないな

川沿いの道を進んでいくと橋を渡ったところに、大長見ダムこっち・・・という看板が。
あれ?分かれ道なんてあったっけ??
あったような、なかったよな・・・曲がってみよう。
曲がると、民家がまったくなくなったが、再び交差点。
大長見ダムはこっち・・・と看板が見える。
ってか、ここは見覚えがあるね。
こんな交差点があったよ。
ってか、当然だが川沿いを上がればいいんだから、こっちだ。
川を渡る橋の途中、見覚えある原石山を見て、この道が正解だと確証を得て、アクセルとハンドルに力が入る。
ってか、浜田の町から30分は掛かったはずだから、ダムはまだまだ先だ。
道も少しづつ狭くなり、峠感のある道に。
対向車が突然飛び出して事故らないよう、ほどほどのスピードに抑えてどんどん進んでいくと、記憶にある変電所のような建物を発見。

 ←おお!これを見たら、ダムに来たって気がするよ

その施設も過ぎると、大型ダンプカーがすれ違うためのロータリーを通過。
あれを過ぎたということは、もうちょっと行ったらダムだな。
そして・・・

 ←おお!ここは!

これは、ダム下流の副ダムへ行くための道だ!
ということは、あの交差点を曲がれば、ダムが見えるはずだ!

 ←キターーー!!

おお!大長見ダムだ!!
懐かしいな・・・
そして、相変わらずデカいな。
道沿いに展望台を兼ねた広い場所があるので、そこに車を止めて、しばらくダムを眺める。
ここから見るとそんなに大きく見えないけど、実は端から端まで300m以上あるんだよな。
ダムのどっちかの岸に車停めて、道具や測量器械を担いで、測量するブロックまで階段などを使って歩いていたのか。
来た頃はブロックの縦幅が広かったのに、ダムコンクリートが打ち上がるにつれて、どんどん狭くなっていくんだよな。
懐かしいな・・・。

 ←こちはら副ダム

目線を落とすと、ダムの麓には副ダムが見える。
副ダムの下流で何か工事している。
って言うか、何かを施工しようとして基礎掘削したが、雨が降って雨水が溜まっちゃったから、仕方なく工事を中段して水抜きしている感じだ。
その水抜きも、今日の雨で進んでいないな・・・こりゃ、明日も水抜きだな。
連休なのに、全然休めないや。
さて、場所をダムの横の管理棟へ移動して、再びダムを観察。

 ←うお・・・デカイ

近くまで来ると、ダムのデカさがわかる。
横幅が300mを越えていると先ほど書いたが、縦の高低差も80m近くあったはずだ。
下流側は角度が付いているからあまり高さを感じないが、背面は直角の壁だったから、高低差がありありとわかるんだよな。

 ←ダム背面

ダムの背面には、ダム湖。
常用洪水吐けから常時水が抜ける水位が、これくらいなんだろうな。
大雨の時はもっと水位が上がるはずだから、もっと水が上まで来るんだよな。
ってか、ダム底がどの辺にあるか知ってるから、今の水位でも相当な深さだということがわかる。
落ちたらひとたまりもない。
・・・逆に、少々のものが落ちてもわからないな。

 ←こちらはダム管理棟

ダム管理棟は相変わらず。
車が停まっているということは、管理室に誰かいるんだろう。
一階が資料室になっていたはずだが、今日は休みなので閉まっているはずだ。
公衆トイレでトイレ休憩をしたついでに、トイレの水をペットボトルにくみ、その水で、雨に濡れて車に着いた枯葉やチリを多少洗い落す。
車が綺麗なったところで、よし!天端道路を通って、反対側へ行こうかな。

 ←天端道路を走りまーす

おっと、せっかくだから、ダムの中央からもいくつか写真撮っておくか。
ダムの中央付近に、ダムの監査廊に降りるためのエレベーターの入り口があり、その辺は少し広くなっているので、そこに車を止めてウロウロ。
私が車を止めてしまうと、他にクルマが止めれなくなってしまうが・・・俺しか車いないから、イイよね?

 ←ダム中央付近より下流側

ここからだと、ダムの導流壁の内側も見えますね。
あんな感じに、小さなフーチングが段々と設置されているんだ。
ここから見ると大した段差ではないが、実は一つ一つの段差は1mくらいあって、工事していた当時は作業用階段が設置されていたんだ。
躓いて落ちると、怪我するんだぞ。

 ←そしてダム管理棟付近

そのフーチングは、導流壁内部だけでなく、両岸のダムとの接地面にも施されている。
このフーチング事態、どういった働きがあるのかよくわからないが、今もそうされているように、当時も階段を行き来して移動していた記憶がある。
階段など、対比するものがあったら、ダムの大きさがより良く伝わるというものだ。

 ←こっちは左岸側

左岸側ももちろん、フーチングが設置されている。
こっちの方が斜面が急で、一つ一つのフーチングの段差が大きい。
途中には監査廊の入り口ある。
ああ、ダム内部の監査廊って、下流側のフーチングに扉があるんだっけ。
階段を下りて扉まで行くの面倒だから、結局エレベーターで降りちゃうんだろうな。

 ←ダムの下流側

ダムの下流側、副ダムの向こう側は、先ほど私が居た展望スペースと、山道がある。
思えば、あの展望スペースの手前、今は草むらになっているが、あそこに測量の基準点があったはずだ。
その基準点にポールを立てて、ワイヤーで固定して自立させて、わざわざ行かなくてもいつでも観測できるようにしていたんだ。
懐かしいな。
一通り見終わると、再び車に乗り込み、左岸側に到着してからも、邪魔にならないところに車を止めて、ダムの周辺を確認。

 ←左岸側より、ダム下流側

 ←左岸側より、ダム上流側

ダム左岸側から見た景色の方が、直線部分が多く、ダイナミックさに欠ける。
でも、左岸側の方がダム湖までの傾斜がきつく、水面が近くに見え、その高低差がより分かりやすい。
そういえばダム左岸と言えば、アレが気になる所だが、まだあるのかな?

 ←あ!

あった!
左岸側擁壁の上の天端に、今も観測用のミラーが残っているよ!
ダムに設置したポイントからあのミラーまでの距離を測って、誤差を確認してたんだよな。
懐かしい。
あれ、持って帰って使いたいんだけど、あそこに行く手段がないんだよな。
作業服とか着てたら、隣の山を遠回りして取りに行けるんだろうけど、今は無理。
ってか、あれから17年立っているから、無事に使えるかどうか怪しいな。
せめてもっとしっかり状態を確認したいところだが、今の設備ではこれが限界か。
ってか、よく見るとミラーが完全に下を向いているので、ミラーの向きを固定する留め具がバカになっているのかもしれない。
一つ50000円もするミラーがあんなところに放置されて何だか勿体ないような気がするが、使用に値する状態かどうか怪しいので、もはやそのまま放置する方が良いのかもしれないな。
ダム左岸側をそのまま上流に登っていくと、ダム背面を一望できるポイントがあったので、そこからの景色も撮影。

 ←ダム背面は直角の壁だ

私の記憶が確かならば、今溜まっている水位は、ダムの高さの半分くらいの高さだったと思う。
ダム湖、相当深いな。
今思えば、ダム底の広場に集まって毎朝朝礼したり、作業小屋があったあの景色も、ダム底を見る最後の機会だったわけだ。
俺って、何気に貴重な体験をしている。
そもそも、ここ大長見ダムに来なければ、日本を一周する旅行をしようなんて思わなかっただろうし、資格試験も積極的に取得しようなんて思わなかっただろう。
そういう意味では、人生観を変えた・・・と言っても良いかも知れない。
人を成長させるためには、いろんな場所に行き、いろんな人と出会い、いろんな価値観を体験することが良い経験になるから、一つのところに留まっている人は、もっといろんな体験をして欲しいな。
さて、時刻も19:00が来ようとしている。
そろそろ写真も厳しくなるので、お風呂とごはんを探すことにしよう。

● お風呂

さて、お風呂。
大長見ダムのダム湖に車を止めて、地図とにらめっこ。
浜田市の中心付近の海沿いには日帰り湯らしきものはなさそう。
やはり多少山に入らないとないか・・・。
旭I.Cのあたりに温泉があるみたいだが・・・いや、まて、よく見るとすぐ近所に2軒あるぞ。
ここから金城PAより近いということは、単純に30分以内に行けるということか。
とりあえず、その2軒の営業状況をスマホで確認。
一つはよくわからなかったが、もう一つの方は営業している。
22:00までだから今から行っても余裕だ。
どうせなら食事もできるとありがたい。
場所は、金城PAに向かって国道186号に合流後、広島方面に行くとあるはずだ。
道順も、たまたまだが大長見ダムから自宅へ帰るときと同じ道だ!
よし!行ってみよう!
目的地へ向けて走り出してすぐに、道路状況の変化に気が付いた。
道路が所々拡幅されて、地元の人しか通らないような田舎道だったのに、今ではバスが来ても対抗できるような綺麗な道になっている。
この変化は大きな驚きだ。
こんな田舎の道路をここまで整備する必要があるのか・・・?
日は落ちて周りもずいぶん暗くなったせいか、家の明かりや街灯の光がちらほら見えるが、その光が思ったほど多くない。
家はあるけど、住んでいないようだ。
さすがに、私がダムに来ていたころから17年の年月が経っているから、過疎化が進んでいるのかな?
寂しい気もするが、人は便利で住み易い場所を求めるので、仕方がないことなのかも知れない。
綺麗に走りやすくなった道路を進んでいくと、浜田ダムに出る。
浜田ダムの天端道路を渡て反対側に行くんだよな・・・って、あれ?何か、浜田ダムはこれを曲がれ!って看板あったような気がしたけど、勢い余って直進してしまった。
まぁ、引き返せばいいか・・・って、トンネル入っちゃったよ!
どうなるの!?
どこかに出るはずだから、このまま進んでみよう。
綺麗にできた快走路を順調に走っていくと、坂道を下った先で、国道185号に合流。
あ・・・結局国道186号に合流できた。
ってか、もう周りが暗くて、周辺がどうなっているのかさっぱりわからなかった・・・けど、良い道出来てんじゃん!
どうせ今日はここでキャンプだろうから、明日朝早く起きてどうなってんのか見にこようかな。
それはそうと、国道に合流して広島方面へ。
もはや夜道になりつつある国道をしばらく走ってくと、おそらくそれらしいポイントに到着。
でもそれらしい建物ないな。
ちょっと明るくなっている場所があってもいいと思うけど・・・。
金城PAに続く県道を通過したところで、行き過ぎに気付き、スマホで場所をチェック。
あ、この国道沿いじゃなくて、旧道から路地に入ったところにあるんだ。
スマホ地図を見ながら進むと、発見。

 ←公共施設のようなそっけない建物

きんたの里というらしい。
名前の通り、金太郎をテーマにした温泉施設だ。
このあたりは、金太郎の伝説でもあるのだろうか?
あるからこんな名前使ってるんだろうな。
そういえば、和歌山にも竜宮温泉があったけど、あの辺りに浦島太郎伝説あるのかな?
日本の昔話って作り話かと思ってたけど、何かしら伝承が残っているんだね。
あぁ、まだここが金太郎ゆかりの土地と分かったわけじゃないから、気が早かったかな。
準備をして中へ。
まずは営業時間と施設の確認。
営業時間はネットで確認した時間通り。
食事もできるようだが、少々値段が高い。
どうやら、宿泊もできるようだな。
値段はビジネスホテル並み・・・安いけど、宿は車中泊と決めているので泊まらない。
日帰り湯の料金だけを払って中へ。
靴からスリッパに履き替え、廊下を進むと銭湯だ。
廊下には、開業当時の記念写真や、建物の空中写真が展示してある。
なんか、ある一定層の年代の人だと思うけど、自宅や自社ビルの空中写真を持っている人っているよね。
あれ、どうやって撮影してるんだろう?
などと考えながら、お風呂入る。
お風呂内部はよくあるスーパー銭湯と同じだから、ここは割愛する。
お風呂を終えて出てくると、建物内をチェック。
そこで、金太郎に関する伝承をいくつか目にすることができた。
やはり、ここは金太郎にゆかりのある場所なんだ。
岡山に桃太郎伝説があるくらいだから、金太郎や浦島太郎、一寸法師なども伝説があっても不思議ではない。
日本って、面白いな。
さて、お風呂終ったので、ごはん食べに行こう。
夕食は、イオンの駐車場にあったジョイフルだな。

● 夕食、そして就寝

国道186号を通って浜田市に出てきて、そのまま国道9号を益田方面に走れば、来たとき見つけていたジョイフルにたどり着く。
時刻は22:00ごろになっていた。
あれ?大長見ダムを離れたのは19:00前だったと思うけど、あれから風呂入っただけなのに、もう3時間も経っているのか・・・。
地図で見ると近そうだけど、道路の高低差や直線路が少ない分、移動に時間がかかったのかな・・・?
駐車場では10台程度の車が止まっており、お店が開いているのはジョイフルだけ。
車の台数分、お客が来ていると考えるのが自然な考えだが、その通り、ジョイフルの込み具合はまずまずだ。
・・・こんな時間に仲間と待ち合わせしたり食事を楽しむなんて、17年前ではできないことだったけどな。
中に入り席に座り、メニューを確認。
料理を注文して、スマホで詰将棋やってたら、料理がやって来た。
料理早!
深夜のファミレスなんて、コックとウェイターが一人づつしかいないから、注文して10分くらいかかるのが普通だと思ってたが・・・来来亭やココイチくらい早かったんじゃないのか?

 ←こっちはセットのサラダです

 ←メインのハンバーグで〜〜す

もっとがっつりハンバーグを食べたかったが、このツインハンバーグが最大量っぽかったので、こうなった。
折角の旅行だから、もうちょっと変わったものも食べたかったが、変わったものがなかったので仕方がない。
まぁ、ジョイフル自体、行くことないから良いか。

 ←食後のデザート

デザートも美味しくいただきました。
やっぱ、ハンバーグは美味しいね!
さて、ごはんが終われば後は寝るだけ。
もうちょっとお腹を落ち着かせてから寝たいところだが、ここ浜田には時間を潰す場所もないので、このまま道の駅に行って寝よう。
・・・そういえば、寝る前だったんだから、もっと控えればよかった。
道の駅ゆうひパーク浜田に戻ると、広い駐車場の約40%が車で埋まっていた。
この時間、すでに売店もフードコーナーも閉まっているので、間違いなく車中泊の車だ。
駐車場の中で、なるべく導線から外れていて、車が密集していない場所を探して、そこに陣取る。
ここなら海もほどほどに眺められてよい。
とういうことで、シートをセッティングして、毛布を頭からかぶって就寝。
明日はなるべく早く起きて、大長見ダム周辺の通勤道を再び走り、そのあと石見銀山の観光だ。
出来ることなら、その日のうちに出雲大社まで行きたいところだが、そこは微妙。
む・・・あと3日でゴールできるのか・・・??

 

 

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