■ 5月1日(火曜日)

周囲が何となくざわざわしてきて目覚め。
時刻を確認すると、もう5時半だ。
ふむ、今日から島根方面に行くわけだが・・・どうすっかな。
この先、川尻岬と元乃隅稲成神社にも行くわけだが、川尻岬はたぶん買い物するところないから、見て終わりそう。
元乃隅稲成神社はいろいろ写真撮りそうだ。
その後は萩に向かうが、ここを過ぎたら山口県では観光する場所があまりないので、道の駅巡りをすることになる。
特に時間に縛られていないので、もうちょっとのんびりするか・・・いや、せっかく目が覚めたので、行動開始しよう。

● 早朝の角島灯台

まずはトイレと歯磨きを済ませて、道の駅をぐるっと一周して散歩。

 ←道の駅全体

当然だが、道の駅はまだオープンしてない。
そういえば、この道の駅、記念切符があるんだよな・・・。
せっかく来ているのでGETしたいが、後戻りのロスはあとでジワジワくるんだよな〜〜。
ま、後で考えるか。
ってことで出発。
そういえば、早朝の角島灯台の姿を見ておきたい・・・そう思い立ち、急遽角島灯台にも立ち寄ることにした。

 ←早朝の角島大橋

例の橋が見下ろせる斜面道路にやってきて、写真をパチリ。
うん、夜と違っていい感じ。
朝だから太陽光が赤みかかっているが、昼ならもっと綺麗に取れるんだろうな。
写真を撮ると、さっそく橋を渡って灯台へ。
深夜と昼間とも違い、早朝は見どころがない・・・ので、車の通りも全くない。
時々、漁師と思われる地元の車を見かける程度だ。
角島の快走路を突き進み、途中お土産店らしいところを通過。
あの店、以前来た時は掘っ立て小屋のような粗末な店だったのに、今は駐車場も整備され、レストランやお土産店もある観光拠点になってるじゃないか。
あの店でお土産買えそうだな。
何か記念品とかもあると良いのだが。
島の反対側の3差路で右折して、角島灯台に到着。
夜が明けたというのに、誰もいない。
売店の準備も始まってないのか・・・。

 ←朝の角島灯台です。

 ←灯台入口

あまり長居するつもりないので、道路の端に路駐して歩いて散策。
灯台入口を見て、ピンときた。
これ、昼間は灯台に登れるね。
このあたりは海も綺麗だし都会のゴチャゴチャした景観もない。
良い景色が眺めれるだろう。
ヤバい、昼間も訪れたくなってきた。

 ←角島灯台公園はこんな感じ

角島公園は綺麗に整備された公園だ。
昨日歩いているときに何となく気づいていたが、公園の芝は人の手で整備され、不要な草やゴミも除去され、清掃の手が行き届いている。
下関周辺と言い、琵沙ノ鼻と言い、下関市の観光資源に対する力の入れようがわかるな。

 ←公園から灯台を見ると、こんな感じ

昨日は灯台の右横の小屋から、レーザービームのような強力な光が海を照らしていた。
昼間はこんななんだ・・・まさに公園の象徴といった感じで良いね。
よし、買い物も観光もできない灯台に長時間いてもしょうがないので、本来の目的を果たしに行きますか。

● 川尻岬

角島灯台を後にし、橋も渡ると元来た国道191号へ。
国道191号を萩方面に走る。
さすがに角島が下関市の北端の観光地だけあって、角島を過ぎたら喉かな田園風景だ。
確かに、以前角島に来た時も、早朝起きて萩まで車を走らせてからUターンして帰った覚えがあるが、あの時の風景も全く頭に残っていない。
ま、地図で見ても、角島から島根県浜田市までは特に立ち寄るポイントがないので、仕方がないかな。
特に見どころがなく、左手に油谷湾を眺めながら国道191号を走り続けると、県道66号への分かれ道。
この道を曲がると、川尻岬への小さな看板を見つけたので、あとはどこをどう進んだか覚えていないが、とにかく看板に従い進む。
途中に楊貴妃がどうのこうのとか看板が出てたけど、そんなもの興味ないのでスルー。
楊貴妃って、中国の歴史上の人物ではなかったか?
何故そんなものがここに・・・まぁ、それよりも、川尻岬ですね。
思ったよりも長い山道を進み、やっと川尻岬にやって来た。

 ←イエ〜イ、到着

山道の道路の先に川尻岬はあったけど、駐車場や売店といった観光地にありがちな整った設備はない。
道路の終端に、いきなり住んでいるかどうかわからない家が2軒、その横に未舗装の小さな駐車場、その奥に広場があり、その奥に川尻岬が見えている。
とりあえず、車は小さな駐車場に入れたら出すの面倒そうだから。家の横のスペースに置こう。
この家、昼間は食堂か何かをやってるっぽいけど、営業している気配がない。
民家の駐車スペースは有料であることが多いので、一応声を掛けて金を払おうか・・・と思い、ドアに手を掛けたが、開かない。
呼び鈴もない・・・ので、また帰って来た時にチャレンジしよう。
さて、車を止めて歩いて広場へ。

 ←あそこに見えるのが川尻岬なのか?

広場は小学生が遠足で訪れるような感じの広い空地だ。
先へ進むと、テントがポツポツと目立つ。
キャンプ用の暖炉とかがあるということは、ここでキャンプできるんだね。
テントの中の人はまだ眠っているのだろうか?
あまり音を立てないようにしないとな。

 ←というわけで、川尻岬です

 ←っていうか、もっと奥に行けるね

看板の設置された展望台らしいところで記念写真。
でも、また奥に進んでいけますね。
地形からすると、あの山の向こうに灯台があっても不思議ではない。
展望台の横にある遊歩道から行けるようだし、よし、行ってみよう。
展望台の横の遊歩道を歩いて、さらに奥へ。
今までの道と違い、ここは所々岩が露出したデコボコ道だ。
こんな軽装で大丈夫か?
ま、パッと見、そんなに森じゃないから大丈夫か。
最初は尾根に設置された遊歩道をとことこ歩いていたが、小山に差し掛かると開けた遊歩道から樹木に覆われた山道になった。
傾斜もきつくなり、これは本格的な登山道みたいだ。

 ←ひえぇぇえ、こんなとこ歩くの?

キツイ勾配にヒイヒイ言いながらしばらく歩いていると、勾配が緩くなり、突き当りに灯台が見えた。
やった!終点だ!

 

 ←おお〜、灯台だ。

念のため、灯台の周りをぐるっと一周して、この先に道がないことを確認する。

 ←川尻岬灯台というらしい

灯台を一周した時に、設備も確認したが、ここは整備もあまりされていないようで、灯台敷地の外は草が沢山生えてた。
看板とかベンチとかもないので、観光地として開かれているわけではないようだ。
ふむ、周りにも草や木で囲まれていて、海の景色がちらっとしか見えない。
わざわざこんなところにやってくる意味もないか。
北側の海は高い塀が設置されていたので、その向こう側がどうなったのか気になったので、デジカメを持った手を伸ばして写真だけ取ってみた。

 ←ひえぇぇぇ

うぉっ!塀の向こうは断崖絶壁だ!
これは危険!塀で仕切って正解だ。
ってか、塀ができるまでは自殺者とか居そうだな。
これだけ断崖絶壁だと、海波の浸食による地面の崩壊が心配だ。
一通り見物を終えたので、 灯台の敷地を仕切る小さな塀に腰掛け疲れた体を休ませていると、私の後ろを灯台目指して歩いてた夫婦が、やっと灯台に到着。
私はこれ以上ここで見るべきものがないので、挨拶を交わすとそそくさと灯台を後にして、来た道を戻る。
山道を戻った後、尾根道まで戻ると、左右に海の景色が見えることに気付いた。

 ←西方面

半島の向こうにうっすらと角島が見えているが、橋や灯台までは見えないな。
ってか、草木の生えているところと生えていないところの境界線まで海水が登っているということだがら、今がちょうど干潮なのか、満潮になるとだいぶ水位が上がるんだね。
あと、ゴミが溜まっているから、長門市はちゃんと掃除した方が良い。
岩壁には釣り人の姿も見える。
何かエエもの釣れるんかな?

 ←東方面

こっちはこの後行く元乃隅稲成神社があるが、半島がだいぶ突き出ていて見えそうにない。
それにしても、日本海側は海沿いに道路もなく、地形がごつごつと荒々しい。
冬になると北風や波が荒々しくなるからかな。
海岸線が豪快で綺麗だ。
さて、遊歩道を使い、元の展望台から車を止めた建物の横へ。
相変わらず出歩いている人はいないな。
車を動かす前に、もう一度建物内に人がいないか確認。
誰もいない。
駐車料金払わなくてよいのかな?
イイよね?
出発しちゃうよ?
誰かに止められる様子もないので、出発だ。

● 元乃隅稲成神社

さて、次なる目的に向かてGoするわけだが、次の目的地の方角と距離感はだいたいわかっているので、単純に来た道を戻るだけでなく、なるべく海沿いを東へ向かって走る。
そもそも、ここにどの道をどうやって来たのか覚えていないわけだから、来た道を戻れるわけがない・・・ということだ。
なるべく東へ東へ、左へ左へ進むわけだが、当然わけもわからぬ狭い道もあるので、そういう場合は広い道を優先して走る。
時折、集落の中で対向車をすれ違いながらも進むと、楊貴妃がどうのこうのと書かれた交差点に到着。
なおも東、左ルールで走り続けると、何か県道に合流。
元乃隅稲成神社の小さな看板があったので、ひと安心しながらやや狭い県道を走っていくと、それらしいポイントに到着だ。
何か、いっぱい車いるし、こんな田舎に観光バスまでいるね。
車の列に並んで進むと、駐車場らしき場所の前に到着。
こんな田舎なのに、駐車場は作られたばかりで綺麗だし、有料なんだ。
地元のボランティアと思われる交通整理員に誘導され、9時になりオープンしたばかりと思われる駐車場へ。
駐車券と取ってゲートを通過。
結構駐車場埋まっているので、なるべく奥へと進み、簡単に止めれるところに駐車。
カメラを準備して出発だ。
駐車場を出る前に、まずは駐車場入り口横にあったトイレで休憩。
トイレから出るとすぐ横に自販機があり、他の旅行客達が自販機の前で棒立ちしていた。
何だ?どうかしたのか?
そういえば喉乾いたな、なんか飲むか。
私も自販機を見て唖然。
コカ・コーラの自販機は、殆どの飲料が売り切れだった。
そういえば、駐車場から出るときに、金を払う必要がある。
これだけ飲料が売り切れということは、もしかしてここの精算所は1000円札が使えないのだろうか?
今の時代、そんな有料駐車場を作るとは思えないが、この間行った総社駅の北駐車場がそうだったように、もし1000円札が使えないなら、精算所を訪れた際、小銭がなく、後ろからも車が来て、進むことも戻ることも出来なくなるぞ!
私も財布の中身をチェック。
ヤバい!小銭がない!
今のうちにここでジュース買わねば!
今ならまだリンゴジュースが残ているので、これを買っておこう!
ってことで、小銭に換金完了。
これで安心だ。
ジュースで喉を潤しながら、肝心の神社へ。

 ←ほぉ、綺麗だね。

駐車場といい、鳥居といい、本当に最近整備されたばっかりのような感じだ。
何か人工的に作られた感があって、ちょっとキモイな。

 ←おお、これこれ、雑誌に載っていたやつね

鳥居をくぐるとすぐに、右手に雑誌て見た景色が見えた。
会社の後輩もここの写真を撮りたいって言ってたっけ。
ってことで撮影。
撮影してすぐに、すぐ横に撮影ビュースポットがあることに気付いたので、もう一度そこで撮影。
雑誌を見ても気づかなかったが、かなり新しい感があり、あまり自然に馴染んでない気がするな。
あと、ここに訪れた観光客、案外外人さんが多い。
中国人か、韓国人か?
自撮り棒を手に持つアジア系の外人の姿が目立つ。
ってか、自撮り棒なんて今の日本人はだれも持っていない・・・やってることが田舎臭くてダサいな。
下関に国際線フェリーターミナルがあるくらいだから、ここも外人向け観光ツアーの一部になっているのだろうな。
ビュースポットの反対側の歩道の隅には、鳥居の材料と思われる木材が仮置きされていた。
遠目から見たらベンチのように思えるが、これは鳥居の梁の部分と柱の部分で間違いない。
何でこんなものがここに・・・前あった鳥居かな?
それにしては、劣化感がない。
となると、これからどこかにもう一個鳥居作るのかな?
見たところ、鳥居作れるスペースないけど。
ま、そんなことはどうでもいいので、あの鳥居軍団を撮影に行くか!
いや、まて、ここは神社だ、まずはお参りしよう。
入口鳥居の横にあったコンクリートのスロープを上がっていくと、もう一つ鳥居があり、その上に神社本殿があるようだ。
なんか、鳥居の上の方に賽銭箱が付いてて、みんな一生懸命賽銭を投げ入れている。
何なんだコレ・・・まるで何かのアトラクションだな(笑

 ←「日本一入れにくい賽銭箱」で有名らしい

他の観光客も、楽しそうに賽銭を投げ入れている。
私もチャレンジしてみた・・・1投目のアンダースローは箱を外したが、2投目のオーバースローでちゃんと入った。
ふむ、あまり時間かからなくてよかったが、こんな神聖な場所にこんなお遊びのような要素を入れちゃって良いのだろうか?
賽銭を入れてさらに進むと、小さな社があった。
え!?これが本殿?って思うほどの小ささだ。
気のせいかここをお参りする人の数が、下の鳥居に居る人より全然少ない気が。
ってことで、お参り。
なんか、社が思ってたよりも小さくて、お参り感がないな。
社のすぐ横には小さな展望台があった。
海の眺めが綺麗だ。

 ←綺麗だな

来た道を賽銭箱の鳥居まで戻り、別の通路を使ってスロープを降りる。
降りたらそこにも社があった。
さっきお参りしたから、もういいや。
と思ったけど、上の社が小さかったことを考えたら、こっちが本物かもしれないので、一応ここもお参り。
あとは・・・眼下に広がる鳥居の階段を下りますか。
何度も行き来するの面倒だから、全天球カメラで動画撮影しながら降りよう。

 ←スタートしま〜す

 ←鳥居の中はこんな感じ

 ←以上、鳥居でした

全天球カメラの映り具合はスマホに転送しないと見れないので、後で気が向いたときに見よう。
あと見るべきところは・・・

 ←竜宮の潮吹

竜宮の潮吹・・・読んで字のごとく、海水が岩場の隙間に入り込み、圧縮された空気が海水が勢いよく噴き上げる現象らしい。
今日は風がなく波もないので見ることはできないかな。

 ←あれが潮吹する岩だ

あの岩から潮を吹き出るのか。
見れないのは残念だが、見たら見たらでびしょびしょになってウザいに違いない。

 ←ふむ・・・あれは?

ところで、ここは海の見える岩場。
ということで、日本海が綺麗だ。
西の海には、先ほど訪れた川尻岬と思われる小さな半島も見える。
ん?川尻岬??
さっき川尻岬からこっち見たとき、こっちの陸は見えないと思ったけど、実は見えていたのか。
ってか、遠くではあるがはっきり川尻岬見えてるんだから、向こうから見えてないわけがないな。
さて、一通り観光し終えたので、帰ろうかな。
帰りは鳥居には戻らず、すぐ横の歩道に出て、道沿いを歩いて駐車場へ。
ってか、入るとき気づかなかったが、駐車場も段々の構造になってて、上の方が混雑しているが、出口付近の下の方がガラガラだ。
せっかく交通整理員いるんだから、ちゃんと誘導しろよ。

 ←隣接の道路からの景色

雑誌に載っている景色と同じ景色ばかり撮影してもしょうがないので、自分なりに良い景色を見つけて撮影。
アジア系外国人を乗せた観光バスが居なくなったせいか、観光客減ったな。
と思ったら、観光バスがまた2台ほど駐車場に入るのが見えた。
お客さんの名前を書いているプレートをちらっと見たが、どうもあれも釜山からの観光客っぽいな。
これで売店とかで記念品やお土産売っていれば 、地元にもお金が残りそうなものだが・・・まぁ、それはこれからやっていくのかもしれないし、今なら自販機の売り上げでそこそこ行きそうだ。
その自販機だが、帰りにちらっと見ると、コーヒー以外は全部売り切れだ。
コーヒーも甘めのものはなくなっていて、ホットか無糖のものしかない。
早めに買っておいてよかった。
車に戻り、出口に向かって出発。
段々になった駐車場を降りていき、出口で小銭を使い駐車料金を払って脱出。
このあたりの道は一方通行だと今気が付いたので、一方通行の標識に従い通って良い道を進み、あとはどうにかして最初の国道191号に戻ろう。
道路を走ってると、観光帰りと思われる他所の車に追いついたので、それに追従する形で国道191号を目指す。
途中、コカ・コーラの配送車とすれ違った。
早く行って補充してあげて!みんな困ってるから!!

● ちょびっと後戻り

前の車についていくと、なんかわけわからんところを走りながらも割と最短で国道191号に合流。
こんな信号のない交差点に合流するとは・・・俺が単独で走ったら、こんなに最短では合流出来ていなかったな。
さて国道191号を長門方面へ・・・行こうと思ったけど、そういえば昼間の角島灯台を観光していないことを思い出した。
時間はまだたっぷりあるし、この先島根県浜田市まで観光の予定ないので、昼間の角島灯台を見ておこう。
ついでに道の駅に立ち寄り、記念切符とスタンプもGETできるしね!
ってことで、進路は下関方面に逆戻り。
逆戻りって旅行ではあまりいい思い出ないけど、日数的にままだあと半分あるから良いよね。
早朝見た景色を再び眺めながら逆戻りすると、角島大橋に向かう分岐道に到着。
ここを曲がれば角島大橋に行くが、どうせ行くならお昼ご飯を食べれるよう、もうちょっと後から行きたい。
というわけで、先に朝キャンプした道の駅に先に立ち寄る。
道の駅にはすでにたくさんの人が訪れ、交通警備員が交通誘導を行っていた。
交通整理員の誘導で開いていたところに車を止めて、準備して中へ。
入口から見えるところにスタンプを見つけたので、まずはスタンプをGET。
後は売店のレジ周辺を観察・・・記念切符発見。
ストラップは・・・これはなさそう。
なので、記念切符だけをGET。
お土産の下見をしようかと思ったけど、見たら欲しくなるかもしれないのでやめておこう。
買い物するなら角島だ。
さて、道の駅を出る際、気になるポスターを発見。
行って良かった道の駅No.1が、ここ、道の駅北浦街道ほうほくらしい。
一体、何が良かったのか・・・角島が近くにあるからかな?
レストランから外の眺めが綺麗なのか?
それとも、食堂のグルメが豊富なのか?
ま、それを追求するより、次の角島へ行ったほうが時間を有意義に使えるので、ポスターに書いてあることは気にせず、出発するか。

● 再び角島へ

行って良かった道の駅って、個人的に印象に残った道の駅って、あったかな?
角島へ向かいながら、そんなことを考えていた。
道の駅って、お土産の情報収集やキャンプに使う拠点のイメージだったので、目的地として考えたことがなかった。
そう考えると、特別印象に残っているというわけではないが、北海道には日帰り温泉やレストランが併設された道の駅がいくつかあり、機能的な道の駅が多かった印象がある。
また、このシリーズの旅行で、道の駅で初めてキャンプしたのが、高知県の南国市にある道の駅だ。
あれ以来、旅行の際は道の駅を訪れるようになったかな。
後は・・・これらか行くことになる出雲大社の前の道の駅か。
朝一出雲大社に行くために、前乗りしてあそこでキャンプする人が多かったよね。
今まで割と全国の道の駅を訪れているはずだが、これくらいしか印象に残っていない。
そもそも、道の駅をまた訪れたいなんて、考えたこともない・・・。
そうこうしていると、角島大橋へ到着。
橋の手前の広場や、橋を見下ろせるスロープ道にはカメラを持ったたくさんの人がいる。
橋だけでこれだけギャラリーができるんだ・・・角島大橋、スゲー。

 ←ってか、まるで南国

橋を渡り角島へ。
夜や朝と違って、昼間は海の青と橋の白、島の緑が映えてなんだかとっても綺麗。
ここは本当に日本か?と思うほどに美しい。
橋を渡るとノンストップで灯台へ。
朝見た途中にあるお土産店には、かなりの車が停まっていた。
おそらくあそこでお土産と昼食を食べることになるだろう。
早めに行って並ばないと、何もできないかもしれないな。
さらに進み、例の三差路を右に曲がると灯台に到着。
有料の駐車場は当然だが開いているので、そこに留めることになる。
ソフトクリームやタコ焼きの看板が出ているのは夜来て知っていたが、昼間は干物も売ってるんだ。
でもあれ、あんまり売れないんだよな・・・。

 ←灯台入口

というわけで、角島灯台だ。
灯台に入る前に、隣にある展望ギャラリーを覗く。
ここは多少のお土産も売っている雑貨屋ですね。
ギャラリーと言うからには、写真等が展示された博物館のようなものかと思ってたが、雑貨屋の方が面積が広い。
何か記念品ないかな・・・と、一生懸命探したけど、それらしいものはない。
わざわざここでお土産も買う必要もないし、便利そうな雑貨もない。
ということで、買い物せずスルー。
さて、角島灯台を登りますか。
の前に、まずは灯台の周りをぐるっと一周。

 ←この看板見たの久しぶりな気が(笑

まずは灯台を紹介した海上保安庁の看板を発見。
何か、石川県とか三重県を回っていた10年ほど前はこの看板を見て灯台の勉強してたけど、灯台の構造ってだいたい同じだから、なんかもうどうでも良くなったかな。
日本中のだいたい有名な灯台も、ほぼほぼ訪れちゃったしね。

 ←灯台公園

昨日一生懸命写真撮影に励んだ灯台公園も、こんな感じ。
人多いし、何かの記念撮影している団体もいるよ。

 ←ここからぶっといレーザーが出てた

灯台の横には、強力な一筋の光を放っていた小屋がある。
これ、何なんでしょ?
ま、何でも良いか。
昼間見ると単なるオブジェの様に見えるけど、夜になるとちゃんと仕事してるんだね。
さて、灯台周囲の観察が終ると、いよいよ入口で入場券を購入して中へ。
中が螺旋階段の構造になっているのはこの灯台も同じ。
その階段を一段一段上ると、最後が踊り場になっているのも同じだ。
島根県の出雲日御碕灯台はここから梯子でさらに上に上がるから、スカートをはいた女性が先に登るとラッキーな展開を期待できたが、ここはこの踊り場から外へ出れる。
ということは、頭上に光源となるレンズがあるということだ。
上を眺めると、確かに水平に360°回転する光源レンズがあります。
大きいな・・・これが夜になると動くんだ。
間近で見ると、メッチャまぶしいんだろな。

 ←外からに景色

外に出ると少し風が吹いていた。
やっぱ高い・・・怖い・・・けど、いい眺め。
当然のことだが、海と陸地しか見えない。
分かり切った眺めなのに、なんで登って見ちゃうんだろうな。

 ←灯台公園の全景

すぐ下の灯台公園は、人があまり居なくなっている。

 ←これは駐車場

そういえば、駐車場には大型バスの入れる場所がないよね。
ここは観光ツアーバスが立ち寄る場所ではないのか。
こんな山陰離れした場所、もっと人を呼び込めると思うんだけどな。

 ←何だか海が綺麗

東の方面には、角島の牧崎の向こうに、川尻岬がうっすらと見えた。
岬の尾根の向こうに見えるわけだから、向こうからは灯台が見えるはずがない。
ふむ、高い所からの眺めは良いものだ。
風が吹くたびに灯台が揺れている気がして怖いけど。
他に上がってくる人が増えてきたので、私は螺旋階段を下りて灯台から出る。
駐車場まで戻り、何か記念品はないかと売店を覗く・・・が、ない。
折角来たんだから、何か買い物しないとな・・・。
もてなしてくれる観光地の地元民の人たちの為に、大なり小なりお金を使ってあげるというのが、旅行客の務めであり、マナーだと思うんだよね。
ってことで、来るときに見かけたお土産店らしいところ行ってみよう。
車を走らせ、来る途中に見つけていた、しおかぜの里角島・・・というお店に立ち寄る。
道路から見える海が、ヤバいくらい綺麗だ!

 ←そういえば、海がメッチャ綺麗

ここって、沖縄だっけか?
いいえ、山口県です。
いや、緑色っぽい色の海を間近に見たのは初めてかな。
海ってこんなに綺麗だったんだ。
沖縄の海も、雷雨の翌日でなければ綺麗だったに違いない。
さて、海を眺めるのはこれくらいにして、建物の中へ。
建物はレストランとお土産店とに分かれており、レストランでは多少の行列が出ていた。
時刻はまだ11:20なので、昼ご飯にはやや早い。
先にお土産店を物色だ。
むき出しコンクリート床のお土産店は、お土産店というよりは、近隣住民が使うスーパーを連想する雰囲気だが、そこに置かれている品物は間違いなく島で生産されたお土産だ。
お菓子、水産加工品、雑貨など、様々なものが売られている。
無難なところでは、もはや定番のクリアファイルも置かれているので、これはキープ。
後は・・・なにが良いかな。
過去に一度、角島にまつわる会社向けのお土産を買ったことがあるので、ここで買うのはあくまで自分用のものになる。
自分用のものなら、雑炊の素とか、ふりかけとかかな?
しばらく店の周りを行ったり来たりして吟味し、結局クリアファイルとウニのふりかけを購入。
そういえば、お土産を吟味するお客さんに、バスガイドさんが何人かいる。
観光バスはここまで来てるんだ。
ってか、若い20代後半のバスガイドさんって、久しぶりに見たかも。
若いバスガイドさんはどんなものを買うのかな・・・いかんいかん、そんなキモイ観察なんかせず、とっとと昼ご飯食べよう。
建物の隣、レストランに移動し、まずは順番待ちのリストに名前を書く。
名前を書くときに、前に何人並んでいるか、チェックするのも忘れない。
ふむ、3〜4番目・・・15分程度で順番が回ってきそうだ。
後は適当に待っていると、10分ほどで自分の番が来た。
さすが、まだ昼前ということもあり、待ち時間が短くて済んだ。
料理を注文して、スマホで将棋でもしながら待っていると、料理が到着。

 ←わぁ、おいしそう

頼んだのはウニ丼でした。
秋田県に旅行に行った際、入道崎で初めてウニ丼食べたんだけど、メッチャ美味しかった。
それ以来、北海道もそうだけど、訪れた先でウニが取れるところがあったら、つい頼んじゃうんだよね。
西日本ではウニの印象がなかったんだけど、山口県のこの辺りでは良質なウニが取れるらしく、それが観光グルメにもなっている。
ウニの旬がいつなのかはもはやどうでもいいので、とにかくウニが食べたい。
ってことで、食す。
ウニが口の中でトロっと溶けて、ウニの濃厚な甘みとごはんがマッチして、おいしい〜〜。
ただ、ちょっとボリュームにかけたり、時々味の薄いウニがあるということは、今旬ではないのかもしれない。
いえ、ここ中国地方でウニが食べれただけでも良いです。
ありがとう、そして、ごちそうさまでした。
ご飯を食べ終えたのがだいたい12:00。
外に出ると、レストランでは長い行列が出来てた。
さっきのバスガイドさんも並んでる。
ほんの数分、並ぶ時間が違ってただけで、こんなに行列の長さが違うんだ・・・。
良かった、早めにご飯食べといて。

● 後はドライブです

お腹も満たし、満足してお土産店を出発。
次の目的地は特にないので、後は東へ東へ移動することとなる。
移動・・・となると、やることは道の駅巡りか。
ざっと調べると、浜田市の大長見ダムに到着するまでの間、少なくとも10は道の駅がある。
本日中に島根県まで移動したいので、順路から30分以内で行ける道の駅を選ばないとな。
探していると、長門市まで行くといろいろ道の駅がありそうなので、とりあえずは長門市まで走る。
1時間ほど田舎の風景を眺めながら走ると、長門市の市街地圏に到着。
国道191号から国道316号に分岐し、山道の快走路をどんどん上がっていき長いトンネルを抜け更に走ると、30分かからないくらいで道の駅に到着だ。

 ←おお、割と新しいね

道の駅おふくという。
実は昨日立ち寄った道の駅蛍街道西ノ市から車で15分程度の位置関係。
国道をさらに進めば、宇部興産専用道路の終点がある美祢市に行けるが、さすがにそこまでは行き過ぎだな。
さて、道の駅に入り中を物色。
新築独特の匂いが鼻を刺激しする。
10年前の地図に載っている割に、建屋が新しすぎる・・・最近リフォームされたのかな?
内装やお土産などの陳列棚もオシャレに統一されており、この道の駅で焼いたであろう焼き立てパンや近所で作っている地サイダーなどが置かれていた。
道の駅売店の横にインフォメーションセンター、その向こうには日帰り湯まであり、機能が充実している。
一人旅では、ここを拠点にすることもできますね。
スタンプはすぐに見つけたのでGET。
ストラップと記念切符も見つけたので、珍しい地サイダーと共にGETだ。

 ←地サイダーいただきます。

そうそう、その土地にしかない珍しいものもちゃんと口にしないとね。
ってことで、地サイダーいただきます。
む、炭酸控えめ、甘さ控えめですっきりしている。
コーラ等のメジャーな炭酸飲料を飲み慣れてたら、味も刺激もちょっと物足りないと感じるが・・・ま、観光名物なんだからこういう控えめでちょうどよいのかもしれない。
道の駅を出発して来た道を戻る。
長門市まで戻れば、この先の海沿いに次の道の駅がある。
10年前のツーリングマップルにはシーサイドスクエアって書てあるけど、これが道の駅になってるんだろうな。
長門市の市街地の路地を曲がり看板を頼りに海に向かって走ると、目的の道の駅到着だ。

 ←で・・・デカイ・・・

道の駅サンザキッチンだ。
本体の駐車場はいっぱいで入れなかったので、ちょっと離れた臨時駐車場にクルマを停めて、5分ほど歩いてアクセス。
で…でかい・・・。
今まで訪れた中国地方の道の駅の中では、かなり大きい方なんじゃないか?
時刻も、お昼過ぎの午後というだけあって、かなり人手で賑わっている。
炭火焼の美味しそうな匂いが、やや強いに乗って漂ってくる。
どこかに炭火焼のお店があるのか?
周囲を見渡すが、それらしいお店がない。
このおいしそうな匂いは何なのか・・・いったいどこから・・・???。
道の駅について、まずは入口近くにあった建屋でトイレ休憩。
後は売店で買い物だが・・・どこが売店だ?
最初に入った建物は、レンタサイクルをしているお店だった。
ここにスタンプがあるということは、ここが道の駅の施設か何かだろう。
とりあえずスタンプをGETし、レジとか店内をあまりキョロキョロせず探すが、記念切符やストラップらしいものはない。
ん?お土産を売っている売店はないのか?
隣の建物を見てみるが、こっちは船のターミナルっぽくなってて、とてもお土産を売っているように見えない。
お土産とか売っている建物は、奥の建物か?
ってか、この道の駅、いくつ建物があるんだよ。
どれが本体なんだ!?
とりあえず、一番奥の建屋に入って、売店探し。
建物内を歩くが、飲食店ばっかりだ。
とりあえずスタンプGETしているけど、売店がどこかよくわからんかった。
ま、ネットで調べると、ここには記念切符もないみたいなので、これ以上ここにいても無駄かな。
ということで撤収。
沢山人がいる割に、これと言って見どころがなかったのは気のせいか・・・まだすべてを見れてないのかな。
まぁ、イイか。
道の駅を出発して順路に戻ると、再び島根県との県境を目指す。
次の大きい町は萩か。
萩も周辺に道の駅が3〜4軒ある。
本日中にすべて回れるだろうか・・・?

● 道の駅めぐり

長門市の道の駅を出発して、順路を東へ向かって走ると、地図に載ってない高規格道路が出現。
現在整備中の山陰道・・・ってやつですね。
私が島根県に出向していた2000年のころは、安来のあたりにちょびっとあっただけだったけど、今となっては整備率もあがり、全体の半分には満たないが、それでも主要な箇所には見られるようになった。
昔と違い、ずいぶん道路整備が整ったな・・・。
そんな山陰道は使わず、私はあくまで下道派なので、国道191号を突き進む。
明らかに道路を走る車が私だけになってしまったが、こっちが順路なので問題ない。
誰もいない山道の国道を進むと、道の駅の看板が。
む、地図に載っていないということは、山陰道の開通と共に新しくできたのか。
でもこの調子で行くと、道の駅があるのはたぶんこの道沿いじゃなく、山陰道側だな。
道の駅の看板に従い、順路を外れて何かよくわからん田舎道を進むと、思ってた通り山陰道沿いの道の駅に到着。
ん、ちゃんと山陰道からじゃなくても裏側から入れる親切設計だ。

 ←ただの休憩所な感じ

道の駅萩・さんさん三見だ。
大きさは先ほど訪れたサンザキッチンと比べると大きくない。
逆に、山陰道に併設された設備としてはやや小さいか・・・と思う。
花の苗とか野菜の種とか売っているから、JA関係が経営しているのかな?
となると、中には新鮮な野菜が・・・ありますね。
年配のおばあちゃんが店番をしている・・・田舎の道の駅で良くある光景ですね。
スタンプは入口から入ってすぐ横にあった。
年配の男性が白紙の紙にスタンプを押すのを見届けた後、私は自分のスタンプ帳にスタンプを押す。
売店には野菜以外にお土産も売っており、レジ横に記念切符もあった。
ストラップは・・・なしか。
ってことで、記念切符をGETだ。
帰り際、先ほど訪れてた男性が帽子を忘れて行ったとかどうとか騒いでいたが、私にはどうすることもできないので、ほっといて出発だ。
さて、来た道を戻り、順路に合流。
その後も道路を進み、橋を渡ると急に市街地になった。
ん?萩市の市街地に到着か。
萩にも、何か世界遺産に登録された町並みか何かがなかったっけか?
まぁ、街並みは興味ないのでスルーな。
まずは大通りを走り、萩の町を端まで走る。
町の中心にある大きな交差点を左折すると、島根県への順路だ。
島根県に出向している間、萩を訪れたのはたったの2回だが、それでもこの通りは見覚えがある。
懐かしいな・・・。

 ←この意味不明な灯台も懐かしい。

途中にあったコンビニでいったん止まって、現在の位置や状況を確認。
ん、この萩市、すぐに行ける範囲内で道の駅が4つもあるじゃないか。
そのうち二つはすぐ近所、ここからだと遠い方でも15分程度で行けるけど、残り二つは片道30分は掛かりそう。
この二つ、別々の方向にあるから、道の駅から道の駅まで直線で行けない。
今の時刻が15:30・・・道の駅の営業が17:00までだと、すべてを訪れるのは無理っぽいな。
無理は承知でチャレンジしてみるか。
ってことで、まずは同じ道沿いにある二つの道の駅をつぶすために、道路をUターンして山口方面に向かう国道262号を走る。
萩市中央の交差点を直進すると、あまり知らない道。
昔、あの辺にショッピングモールがあって、そこのゲームコーナーでバトルギア2やったけど、今はもうないだろうな・・・
等と考える。
橋を渡ると大きなボーリング場が目に入った。
ボーリング場といからには当然、ゲームコーナーもあるだろう。
萩市の若者たちは、あそこで夜遊びをしているに違いない。
等と考えながら、先へ進む。
この先、国道は川沿いを通るため左へ左折だが、道の駅を目指す私は山を直進する県道ルートに入る。
さらに走ると、前方に意味不明な巨大な屋根が見えた。
もしかして、アレが道の駅なのか??

 ←なんだ、アレ???

巨大な屋根の向こうに駐車場があったので、そこに駐車。
歩くと、いろんな偉人さんたちの銅像もありますね。

 ←二人

 ←3人

 ←さらに二人

 ←さらに3人、全部で10人

だれがだれなのか、どういう功績を残した人なのか、勉強する時間が惜しいのでスルー。
ただ、一人だけ鎧を来た人が高杉晋作だとわかり、知っている人がいて安心した。

 ←これが、門ね

で、この門なに?
ここは関所か何かなのか?
後で調べたら、ここは江戸時代に開かれた道・・・らしい。
関所としての機能もあったかもしれないな。
ま、そんなことより買い物だ。

 ←建物は風情ありますね

道の駅萩往還だ。
手っ取り早く中に入ると、すぐにスタンプを見つけた。
スタンプGET〜〜。
後は記念切符とストラップだが・・・記念切符はない。
ストラップも通常キーホルダーコーナーかレジ横にあるけど、ここにはなかった。
よし、時間が惜しい、次行くぞ。
道の駅を出発して、さらに道を進む。
県道はさっき分かれて川沿いを迂回してきた国道262号に合流。
更に国道を走っていくと、次の道の駅に到着だ。

 ←人はあまりいない

道の駅あさひだ。
観光名所・・・というより、地元民が買い物や待ち合わせ、休憩に使っているような田舎のドライブインだ。
ま、田舎の道の駅って、こういうのだよね。
早速中に入ると、すぐにスタンプを見つけて、スタンプGET。
記念切符とストラップは・・・店をぐるっと見回したがない。
ないものは買えない・・・ということで撤収。
この道をさらに30分ほど走ると、山口市内に到着できるが、特に用はないし時間もないので、一旦萩市街地に戻ろう。
来た道を戻るわけだから、当然だが先ほど訪れた道の駅往還も通る。

 ←萩・明治維新150年なんだって

例の門を通ると10分ほどで元いたコンビニに戻って来た。
そこから国道沿いを5分ほど走れば、道沿いにある一番近かった道の駅に到着。

 ←大きくて入口しか写せなかった

道の駅萩しーまーとだ。
ここは路線バスも通るということで、かなり大きい。
そして綺麗。
浜田に出向してたころは、こんなのなかったと思うけどな・・・。
中に入るとお土産の売店もかなり大きい。
萩を観光旅行した人たちが、ここでお土産を買って帰るんだろうな。
お土産もお菓子、名産品、鮮魚などさまざまだ。
山口のお土産は下関で買たので、スタンプと記念切符、ストラップがあれば十分だけどな。
ってことで、目的のものを探す・・・が、スタンプしかない。
諦めよう・・・と思ったら、ストラップもあった。
記念切符はなしか。
時刻は17:00。
この道の駅はまだ閉まる様子はないが、他の道の駅はどうだろう。
ここからもう一つの道の駅までは20分くらいかかりそう。
行ったら閉まっていた・・・というオチが見えているが・・・行ってみるか。
目的地の道の駅は県道沿いにあるので、わかりやすく県道を走ることにした。
道の駅を出て信号をちょいちょいと進むと目的の県道へ。
ん?やたらと道が狭いけど、この道で本当にあっているの?
すぐ横に大きい道路があるように見るが・・・ま、順路以外はどの道をどう走っても良いので、ここまま進む。
そのまま進むと、その広い道に合流したので、尚も山道の県道を割と急いで走ると、4つ目の道の駅に到着だ。
時刻は17:25分・・・どうだ・・・???

 ←ん、あれ?怪しい

道の駅ハピネスふくえ・・・という。
入口が閉まっているように見えるが・・・やはり閉まっている。
どうやら営業時間は17:00までだったようだ。
ふむ、ここには記念切符が売っていたいので、今日中に寄りたかったな・・・残念。
ってか、こっちに最初に寄っとけばよかったよ。
トイレ休憩を済ませると、一旦萩まで戻ることにする。
あと1時間程度で日没・・・そうなると、晩御飯とお風呂できるところを確保しないとな。

● 県境

さて、晩御飯とお風呂だが、ここ萩周辺には日帰り湯ができる場所がない。
いや、あるけど、営業時間はとっくに終えていた。
島根県方面に走れば、国道沿いに点々と日帰り湯のできる設備があるようだ。
ただ、注意しないといけないのは、この周辺はおそらく、日帰り湯は夜遅くまで営業していない。
となると、まずはお風呂を済ませてから、ごはんを食べることになるだろう。
ご飯は最悪コンビニでどうにかなるから、まずはお風呂だな。
国道191号を島根県方面に走る。
角島〜萩間と違い、ここから先は浜田出向時代に何度か走っている。
少しばかり記憶に残っる・・・と思ったが、まったく記憶にない。
寂しい限りだが、あれから17年の年月が経っているのだから仕方がないか。
国道を走ると、海沿い道に出た。
そうそう、ここから先は海に面した道が多い。
真っ暗だったらどこをどう走っているのかわからないだろうけど、警察が隠れるスペースがないから、スピード違反検挙のリスクは減るかな。

 ←よくみる景色なので、いちいち記憶にない

そうこうしていると、前方に道の駅を発見。
道の駅阿武町というらしい。

 ←まぁまぁ大きな道の駅

どうせ営業は終わっているだろうから、駐車場にクルマを停めてトイレ休憩だけ。
ん?駐車場の目の前に、日帰り湯の設備がある。
営業を終えた道の駅に割と車が集まっているのは、この日帰り湯があるからか。
確かに、ツーリングマップルに載っている。
テルメ阿胡、営業時間は21時まで・・・か。
ここで風呂に入ってしまえば手っ取り早いが、日没までまだ時間があるため、ちょっと時間がもったいないか。
そいうえば、この先には山口県と島根県の県境もある。
本日中に県境の写真を撮ってしまえば、明日朝の行動も割と自由になる。
そうだな・・・時間ギリギリだが、日没までに山口県と島根県の県境の撮影にチャレンジするか。
この状況、去年の長崎県と佐賀県の県境の写真を撮影したときと似ている。
あの時は結局ピンボケしまくって良いように取れなかった。
今回もそういう風になりそう・・・いや、チャレンジしないと結果は出ないので、行くだけ行ってみよう。
ということで、ここではお風呂に入らず、先に進むことにする。
そういえば、日本の道の駅はここから始まったとか、気にある看板があったな。
県境の写真と撮ろうと撮るまいと、先ほど閉まっていた道の駅ハピネスふくえを明日立ち寄るかも知れないので、ここの道の駅も後から寄れそうだ。
ということで、ケツが決まったので、国道191号をぶっ飛ばして走る。
しばらく走ると後ろからまぁまぁ早いバイクが後ろにピッタリ着いたので、意地になってちょっとペースアップして走る。
この状況、北海道でスピード違反したときに似ている。
ペースアップとはいえ、スピード違反のリスクはあるので、ほどほどにしないとな。

 ←このあたりは海水浴場も多い

後ろばっかり気にせず、走る道にも気を付ける。
そういえば、ちいなさ集落にあった細かいコーナーがなくなり、大きいコーナーが増えて、あまり減速しなくても走れるようになった気がする。
道路脇の法面や擁壁が新しいということは、道路改良がだいぶ進んで、快走路に変わったんですね。
そんな中走っていると、再び道の駅を発見。
県境の撮影のため、ここは道の駅には立ち寄らず、県境目指して一直線だ。
道の駅を過ぎ、寂しい田舎町の国道の坂道を上るとトンネルが出現。
山深い場所では、山の尾根が県境になっているのは良くあること。
ここもおそらく、トンネルの中が県境になっていて、トンネルを出ると看板・・・というパターンに違いない。
カメラを準備し、トンネルに突入。
予想が合っていたら、トンネルの入り口に、反対向きの県境看板がミラー越しに見えるはず。
・・・なんか、看板があったような・・・これは期待大だ。
すぐ後ろにバイクがいるけど、ここは構わずペースダウンしながらカメラ準備。
トンネルを出ると・・・やはりあった!県境看板だ。
カメラを構え・・・撮影!
上手く取れたか??
坂道を下りながらも映像を確認。

 ←おお、これは

疾走感がある写真ですが、看板を読み取ることができず、失敗です。
時刻は18:59だもんな・・・まぁ、そりゃそうか。
どこかでUターンして、反対側の写真も挑戦しよう。
それで失敗したら、もう無理だな。
ってことで、坂道を下り、次のトンネルも超えてから海水浴場の入口で後ろのバイクに道を譲りUターン。
ん?後ろのバイクに道を譲るんなら、トンネル手前でそうして、トンネル出口をもっとゆっくり走れば良かったんじゃ・・・・まぁ良いか。
来た道を戻り、再び県境のトンネルに入り、カメラ準備。
今回は後ろから車来てないので、だいぶスピードを落としてトンネルを脱出。
と、同時に、看板を見つけて撮影。
さっきとあまり時間経ってないし、条件はさっきより良いので、より良い写真が撮れるはずだ。
どうだ!?

 ←相変わらずの疾走感

さっきといっしょだ〜〜〜!
ってことで、失敗。
たぶんこれ以上いい写真は無理なので、ここは諦めよう。
時刻は19:00・・・あと15分早かったら何とかなった…かもしれない。
それはそうと、ここで県境の写真撮影を失敗したということは、明日早朝もここに来ないといけないな。
となると、お風呂とご飯もここからあまり離れない場所で行うことになる。
ふむ、ぱっと見、益田周辺には日帰り湯なさそうだ。
となると、ここから萩方面に戻ったところに、道の駅と日帰り湯があるので、そこに向かいますか。

● お風呂とごはん

国道191号を萩方面に戻ると、先ほどスルーした道の駅に到着。
道の駅ゆとりパークたまがわだ。
ここから少し海の方へ行ったところに日帰り湯がるので、スマホで地図を確認しながら進む。
どうやら、本来通っていく道とは違う川沿いの道を通ったようで、夜になり道路は真っ暗で道幅も正確にわからない。
こんなところに日帰り湯があるのか・・・と不安になりながらも、どこを曲がって良いのかわからない交差点を探しながら進むと、目的の日帰り湯に到着。
ほんの僅かな距離なのに、えらく長く感じた・・・。

 ←これは閉店間近の写真

田万川温泉憩いの湯だ。
ここは近くにキャンプ場もあるので、そのお客も多い・・・のだろう。
おっと、営業時間が20:00までだから、とっととお風呂済ませないとな。
施設の中の仕組みはよくあるスーパー銭湯と一緒。
食事できるレストランもあるけど、営業時間は20:00までなので、今からお風呂と食事を両方取るのは不可能。
どっちかというと、お風呂優先なので、食事は諦めよう。
ってことで、大体共通しているお風呂の内装については割愛する。
お風呂が終わったのは閉店時間間際の20:00前。
マッサージチェアーあったけど、試せなかった・・・。
さて、お風呂が終れば次は食事だ。
残念だが、この付近には外食ができる店がない。
お店を探すには、萩か益田の市街地まで行かないとだめ・・・か。
萩には確かファミレスのジョイフルがあったな。
益田市は・・・今回17年ぶりに訪れるのでわからない。
食べるのものはその土地にしかない、郷土料理や独特なもの・・・と思っていたが、よくよく考えると、ここは住み慣れた地元と同じ中国地方。
これからどんどん地元と近くなっていくので、チェーン店やレストランも同じものがあって当然。
地元と違うものを探せという方が難しいかもしれない。
さて、どっちに行く?となると、島根県益田の方が近い・・・のでそっちかな。
ということで、国道191号を走り、再び県境を越えて、島根県益田市へ。
益田市は浜田市出向時代に、2度ほどここに遊びに来たが、ゲーセンが一軒しかなかった記憶が。
しかも、そのゲーセンがショッピングセンターの中にあるから、19:00で閉まっちゃうんだよね(笑
やりたいゲームもなかったから、近くの走り屋がしそうな峠を見に行ったっけ。
後は、萩市へ行くための通過点・・・か。
今にして思えば、萩まで行ったなら山口まで行けてたな。
国道を走り続けると、海水浴場沿いを走り抜けた先に、益田市の市街地に到着。
そうそう、車屋のディーラーが出てくると市街地の証拠だよね。
何か食べ物屋がないか注意しながら、一旦は国道を直進して町の反対側まで移動。
国道は益田から広島に向かう国道191号と、順路である海沿い国道の9号に分かれる。
9号線は交差点からちらっと覗いたとき、そんなに明るくなかったから、191号を直進。
端から端まで移動したけど、大手ファミレスと小汚いラーメン屋くらいしかなかった・・・。
マクドナルドがあるあたりが若者が集まるであろう場所なので、そのあたりにポツポツとしか飲食店がなかったら、他を探しても無駄だろうな。
となると、行くべきところはガストだな。
ということで、国道191号沿いにあったガストに直行だ。
ガストに入り、テーブル席に案内されて、料理を注文。
スマホで詰将棋してたら、料理が運ばれてきた。
う・・・思ってたより出てくるのが早い・・・まだ地図で明日の予定とかチェックしていないのだが・・・。

 ←うお・・・おいしそう!

頼んだのは、チーズINハンバーグONチーズとグリルウィンナーだ。
チーズINハンバーグにチーズ乗せたら、もはやハンバーグ料理じゃなくなってしまっているが、グリルウィンナーをチーズフォンデュ風にして食べることができ、大変満足だ。
ってか、ココイチのチーズカレーもそうだが、チーズって案外お腹に溜まるんだよな・・・結構お腹いっぱいになった。

 ←これはちょっと食べ過ぎだったかも

その後に登場するのが、食後のマンゴーパフェ。
お腹がまぁまぁいっぱいになったので、結構キツイ。
マンゴーの酸味と甘みが良いお口直しにはなるんだけど、この後寝るだけだから、やっぱ食べ過ぎだな。
ご飯が終われば寝るだけ。
ここから一番近い道の駅は、先ほど立ち寄った道の駅ゆとりパークたまがわだ。
またあそこまで戻るのか・・・さっきから県境を行ったり来たりしてる。
ま、明日朝もあそこを通過するので、仕方ないかな。

● 道の駅

島根県益田市から国道191号を再び逆戻りして、道の駅ゆとりパークたまがわに到着。
時刻は22:00を過ぎている。
食べたものを消化させるため、もう一時間くらい何かしたいが・・・地図でも眺めて明日走る道順でも考えておくか。
しばらく地図を眺めて、明日立ち寄る道の駅を確認。
立ち寄りたい道の駅が5はあるが、朝から道の駅巡りをするとなると、明日朝あまり早く起きなくても良いな。
とかなんとかしていると、ポツポツと何かが降って来た。
雨か・・・マジか。
そういえば、このシリーズの旅行って、不思議と雨にあったことがない。
FKDと箱根に行った時もめっちゃ雨降ったけど、あれも夜から早朝にかけてだけだったからな。
朝から雨に合うのは初めてか。
丁度観光する予定もないので、明日は午前中道の駅巡りをした後、午後から懐かしの大長見ダム観光だな。

 

 

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