■ 4月30日(月曜日)
夜が明け、外がある程度明るくなって目覚め。
大型トラックと普通車の駐車場が離れているので、大型トラックがエンジン付けっぱなしでうるさかったけど、あまり気にならなかった。
ただ、大型トラックが深夜も出入りしているので、案外にぎやかだったと思う。
さて、昨日は宮島と錦帯橋で長居してあまり移動できなかったので、今日は早めに出発しないとな。
←明るくなって分かったけど、大きくておしゃれね
● 道の駅巡り
早めに出発しないとな・・・と言いつつ、トイレと散歩をしていると出発が6:00前になってしまった。
ふむ・・・目標は5時出発だが、なかなかそうならないな。
おまけに、寝ている間に窓の内側が曇っているから、エンジンかけて曇りを取らないと。
エンジンかけたら周りに迷惑だから、あまりしたくないのだがな。
ここから先は下関まで何も観光するところがないから、早めに出発したいところ。
まぁいい、下関に着くまでの間、道の駅巡りでもしながら進みますか。
道の駅を出発して
順路である2号線をひたすら西へ西へと移動。
昨日は夜になりわかりにくかったが、ここは町から外れた山と田んぼと川の見える田舎道だ。
ま、道の駅って、だいたいそういうところにあるよね。
徳山西ICを過ぎれば防府に到着。
防府と言えば、まだバトルギア3をやっていた頃、山口の大会に参加するため、防府東ICまで高速でやってきて、そこから下道で山口へ行った覚えがある。
あれからもう10年以上時間が経ったのか。
一緒に来た後輩は、今何やっているのかな・・・?
そんなことを考えると、防府の中心地っぽいところまで到着。
荒々しい山肌の景色が懐かしい。
次の道の駅は秋穂か・・・ちょっと先だな。
と思いスマホで検索すると、すぐ近所に道の駅がある。
何っ!?なんでそこに道の駅?
手持ちのツーリングマップルには載っていない・・・新しくできたのか・・・???
今の時間だと開いてないのは間違いないが、買い物ができないまでもスタンプはGETできるかも。
場所は海沿いの港の辺・・・おそらく、漁港か何かがある場所だろう。
道は分からないが、適当に海へ向かえばたどり着くかな。
今走っている国道2号は、やや町はずれの道が単純な場所。
大きな県道を通ればわかりやすいけど、順路以外はどこ通っても問題ないので適当な場所を曲がり、複雑な住宅街を迷いながらも海へ。
ある程度走るとわかり易い幹線道路に出て、道の駅へ到着。
やはり漁港の横だった。
←やっぱり開いてないや
漁港の横の大きな建物内に道の駅はあった。
道の駅潮彩市場防府というらしい。
漁港というからには、美味しい魚が食べられる漁師の食堂があるかも?
と思っていたが、こんな田舎の漁港に、そんなものはなかった。
あわよくば朝食食べれるかも・・・と思っていたので、それについては残念。
道の駅を確認すると、やっぱり開いてないけど、スタンプはお店の外の休憩所にあったのでスタンプGET。
調べると、記念切符はこの道の駅では扱っていないみたいだ。
おお、この時間の訪問はちょうど効率が良かった。
さて、来た道を戻り、河川の土手を通り、国道2号へ。
たまたまだが、曲がって来た場所にたどり着けた・・・俺、すげぇ。
その後も国道2号を西へ進む。
途中県道を曲がって秋穂方面に30分ほど走れば、次の道の駅到着。
道の駅あいおだ。
←昔よくあった小さな道の駅だ
秋穂と書いてあいおと読むのか。
いや、そんなことよりも、到着が7:15なので、やっぱり開いてない。
建屋も物置小屋みたいに小さいし、駐車場も10台くらいしか車置くスペースない。
昔ながらの、農家の人たちの休憩所・・・という感じな場所だ。
なので、トイレだけ済ませて出発。
もとの道に戻る途中、コンビニで朝食を買って2号線に合流。
そして、西へと進む。
そういえば、ここに来るまでに海沿いを走っているとはいえ、いくらか国道2号線を走って来た。
以前の旅行で、下関から家まで国道2号を使って帰っているので一度は通っているはずだが、今のところ見たことある感がほとんどなかった。
そういえば、山口県内の国道2号って、下関に行けば行くほど2車線化されている場所が多い。
そもそも、国道2号って、片側2車線だっけ・・・?
国道2号を通って帰ったのもかれこれ10年近く前の話・・・あれから道路改良が進み、かつての風景は失われてしまったのか・・・?
10年近く立ち寄っていなかったら、こういうことが起きているから、旅行というのは面白い。
更に西へ進むと、新山口駅のある町中に。
それを過ぎると、順路は国道190号へ分岐。
ここから宇部市を経由して下関へ入るのが、今回の順路だ。
道を進むと、順路左方向にきららあじすという道の駅がある。
お店は開いてないだろうが、スタンプをGETできるかも知れない。
そういえば、この阿知須には、仕事のお得意様の実家があると聞いた。
この連休帰っているうなので、来れば会えると言っていたが・・・どこだったかな?
国道190号沿いで、近くに小さな山があるのは覚えているのだが・・・忘れた。
まぁいいや、こんな早朝に家に行ったら迷惑だろう(笑
このあたりは、国道を自転車で走っているサイクラーが多い。
サイクラー・・・?いや、競輪か何かの選手にも思えるが・・・。
その人たちを避けながら、地図に従い道の駅を目指す。
道の駅についたのは7:30頃。
やはりお店は開いていない・・・が、周りには自転車乗りが何人か休憩している。
お店を覗くと、スタンプは休憩所に置いてあったので、スタンプGETだ。
ん?スタンプ・・・・??
あっ!さっき道の駅あいおに寄ったとき、スタンプをGETするの忘れていた!
今までの傾向からすると、お土産の購入は店が開かないとできないが、スタンプは休憩小屋に置いてあってGETすることは出来ていた。
さっきの道の駅もGET出来ていたかも!?
地図で確認すると、前の道の駅、来るのに30分くらいかかったが、周防大橋を渡ると僅か15分くらいで戻れそう。
往復で30〜40分なら、ここに戻って来たころには記念切符の買い物もできそう。
よし、行くか。
←周防大橋を渡て秋穂に戻る
地図で道を確認して、県道と周防大橋を使って秋穂に戻る。
道は信号も民家もない快走路。
ついついスピードが出てしまいがちだが、こいう場所って危ないので、前に車がいないときは制限速度で。
朝7:30を過ぎたころなので、さすがに通勤と思われる車が増えた。
割と長いストレートの中間地点辺りで、地元の警察車両が通行状況を監視していた。
ほんとに警察いるとは・・・びっくり。
ここ、スピード出す人多いんだろうな。
目的の道の駅に着いたのはそのあとすぐ。
本当に20分程度で戻ってこれた。
スタンプは・・・あった!小さな休憩小屋にあったよ!
ってことで、スタンプを無事GET。
来た道を戻る際は、すでに警察車両はいなくなっていた・・・そういえば、通行車両もさっきと比べると少ない。
あれが通勤時間帯のラッシュだったのか・・・???
もとの道の駅きららあじすに着いたのはちょうど8:30の開店前だった。
←大きくて綺麗な道の駅だ
車の中で適度に休憩すると、時間が来たのでお店へ。
お店をぐるっと一回りし、記念切符とストラップの両方をGET。
よし、任務完了、出発だ。
1時間ほど無駄足をしてしまったが、目的のものは効率よく入手できているので良しとするか。
● 宇部を経由
さて、元の国道190号に戻り、順路を順調に進む。
ここから先は、下関まで道の駅はない。
時間も2時間程度だろうから、景色を楽しみますか。
国道190号を走り続け、山陽道の入り口を通過すると、宇部の市街地だ。
阿知須で見た田園風景とは打って変わって、会社や住宅などの建物が並ぶ市街地。
大きなビルこそないものの、人々の生活感にあふれた町だ。
初めて来たけど、飛行場や工業地帯もあって産業も盛んだし、海と山に挟まれてレジャー処も多い。
なんだか住み易そうな町だ。
宇部市といえば、宇部興産の専用道路が有名だよね。
手持ちのツーリングマップルにも乗っている。
宇部市から美祢市まで続くおよそ32kmの日本最大の私道だ。
テレビとかでも紹介されたよね。
当然、私が今日走ることはできないわけだが、国道を進んでいると道路が交差するはずだ。
地図を見ながら注意して走ると、目的の道が見えた。
←見えた!
アレが、宇部興産専用の私道だ!
・・・だから何?
見た目は普通の道路だ。
だよね、日本最大の私道が珍しいだけで、作りは至って普通の道路だ。
そりゃそうだ、私有地に作る道とは言え、大型トラックが通れる道を基準や指針に合わせて業者が設計して、別の業者が作ったんだから、普通の道と遜色ないものが出来ているのは当たり前だ。
でも、あんなものをよく32kmも作ったよね・・・すごい経済力だ。
宇部興産って、そんなに儲かってたのかな???
宇部興産専用道路を通過すると、山陽小野田市の市街地だ。
ここはかつてバトルギア3というゲームでタイムを争ったライバルが暮らしている町だ。
あの人、本名も住んでいる詳細な場所も知らないけど、今頃どうしているかな??
今もサーキット走っているのだろうか?
山陽小野田市の市街地を通過して田舎道を進んでいくと、国道2号線に合流。
順路はこの後小月を通過し、下関へと続く。
● ちょっと寄り道
このまま行くと午前中に下関についてしまうので、ちょっと寄り道。
予定では下関を通過し、門司で焼きカレーを食べる予定だ。
本来なら、門司の焼きカレーは九州を旅行した去年食べるべきだったのだが、時間の都合で去年は食べれなかった。
なので、すぐ近所を通過する今年食べようということだ。
食べるなら昼食だが、昼食まではまだ時間がある。
昼までにどこかで時間つぶせないか・・・?
・・・あった。
小月から北方向に北上すると、道の駅があるじゃないか。
ってことで、道の駅に立ち寄ることにする。
国道2号から国道491号線へ分岐することになるのだが、ここは馬鹿正直に迂回気味な国道491号を通らず、適当な道をショートカットし、国道491号に合流してから小月の町を通過し、山岳道を走る。
山岳道を登り切り、菊川の集落を進むと道の駅発見。
←うん、ここは普通の道の駅だ
道の駅きくかわという。
車を止めて中へ。
まずは入口付近にあったスタンプをGET。
お店のお土産売り場を散策し、記念切符とストラップを続けてGETだ。
ここから先、下関、角島でお土産を買うので、お土産のラインナップも一応確認。
地元ならではの定番おやつらしきものから、ふぐやオレンジを使ったお土産など・・・。
その中で特に多かったのは、そうめんだ。
お土産でそうめん売っているのは小豆島くらいしか見たことがない。
この菊川ではそうめん作っているのか・・・。
これから暑くなれば何か需要があるに違いない。
お土産にしては少々値段が高いが、一つ買っておこう。
さて、買い物を終え車に戻り地図で行先を確認。
ん?よく見ると、ここから北へ少し行ったところに、もう一つ道の駅がありますね。
片道ざっと30分くらいか・・・。
時刻的には行って戻ると昼を少し回るくらいか。
出来れば門司は行列ができる昼前に行きたいところなのだが・・・。
門司で昼食を食べた後、余裕をもって下関や巌流島を観光したいからな。
ま、片道30分くらいなら行ってもいいかな?
この後のことなら何とかなるよ。
ってことで、出発。
国道491号から県道に分岐し、木屋川を登っていくとその先に道の駅を発見。
←ん、こっちの方が比較的広くて綺麗
道の駅蛍街道西ノ市というらしい。
道の駅の名前が示す通り、このあたりは蛍が見られるのだろう。
駐車場に車を停めて中へ。
建屋がいくつか分かれているみたいなので、面倒だが一つ一つ見ていく。
休憩所のような場所の片隅にスタンプが置いてあったので、スタンプはGET。
あとはストラップと記念切符だが・・・売店らしき場所がない。
どうも今いる建屋は、ただの休憩所のようだ。
外に出て、奥にある建屋へ入る・・・こちらは温泉ですね。
ほぉ、道の駅に日帰り温泉あるんだ・・・ここで車中泊をしろという無言のメッセージを感じるぜ。
別の建屋に入ると、こちらに売店があった。
地物の工芸品や名産、出来立ての惣菜を扱った売店と、小さな食堂があった。
こちらの食堂では、安倍首相も食事を楽しんだらしいね。
レジ横にストラップと記念切符があったので購入。
コンビニのホットスナック風のフグの唐揚げが売っていたので、思わずそれもGETだ。
←レンジで温めたらより美味しいよ
これを、小月に戻りながら車の中で食す。
フグの唐揚げって最後に食べたのは秋田へ旅行に行った時だと思うが、相駆らわず骨の部分が多くて身が少ない。
手がベトベトして食べにくい・・・でも、美味しいんだよな。
道の駅菊川を過ぎたあたりで完食。
うむ、美味しかった・・・お店で調理したてのものを食べると、もっと美味しいに違いない。
さて、進路はその後小月の町中に戻り、少し山口方面に後戻りしたあと、国道2号線に合流し、下関へ向かう。
時刻は昼前・・・一気に門司まで行って昼食を食べるかね。
● 昼食
国道2号線を道なりに進めば、徐々に見覚えある風景が見えてきた。
ゆめタウンとか懐かしい。
あ、そういえば、前来たときはこの辺までしか2車線化されてなかったね。
今では小月を越えてその向こうまで2車線化が終わっている・・・ずいぶん工事進んだな。
ってか、やっと見覚える国道2号の風景に出会って、ちゃんと下関に近づいていることが実感できて安心したぜ。
本州と九州を行き来するのに、関門トンネルか高速道路を使うわけだが、どちらかというと関門トンネルを使う機会の方が多い。
このあたりを頻繁に旅行したのは
10年近く前の話だが、このあたりは割と良く来たほうだ。
国道9号線へ分岐する交差点を国道2号に沿って右折し、道路を進むと去年も通った関門トンネルだ。
相変わらずトンネルの前の料金所は渋滞しているが、みんな規則正しく道を譲りあっているので、少し待っていると料金所を通過。
←何度目の撮影か
関門トンネルを抜けた先がすぐに信号交差点になっているので、信号待ち渋滞がトンネル内部まで続いていた。
県境の写真を取りたいと思っていたから、ちょうどいい渋滞だ。
←これでも綺麗に取れた方
トンネル内だと、相変わらず写真がいいように取れないな。
今回は渋滞であまりスピードが出なかったので、ぼんやり風景がわかるようには取れた。
本当は壁に「福岡県←|→山口県」って書いてあるから、それの真ん中辺を取りたいんだけど、さすがに文字までは無理か・・・。
トンネルを出て信号を右折。
スマホで焼きカレーの店を探すと・・・おお、出てくる出てくる。
やはり門司港周辺が多いな。
ここから一番近い場所は・・・ん?すぐ道反対にあるぞ。
あ、ほんとだ、何人かで行列できてる。
そうか、今ちょうどお昼だから、門司港真っ只中に行くと行列ができているかもしれない。
出来ればすぐ入れるお店がいいから、お店が沢山あるあたりに様子を見に行きたいな。
とりあえず、どこかに車置かなきゃ。
門司港周辺の大通りを駐車場求めて車を走らせるが・・・駐車場がどこも満車だ!
そうか、今連休真っ只中。
当然門司港でも何かイベントやっているだろうから、午前中で人が集まって駐車場がいっぱいになっていても不思議ではない。
しまった・・・道の駅に寄り道なんかしている場合ではなかったか・・・。
そういえば、さっきから同じ車がウロウロしているような気がするな。
ちょっと離れた場所なら駐車場開いているかも知れない。
門司港が少し離れた路地を進みながら駐車場を探す・・・一周して最初の関門トンネル前の信号を曲がったところに、大きな立体駐車場があり、そこがまだ空車だと気づいた。
幸い、さっき見かけた焼きカレーのお店から近い。
よし、ここだ!もうここで良いや!
駐車場に入れようと入口に近づくと、係員に止められた。
どうやら、さっきまで満車だったけど、止っていた車が出発したため表示が空車にかわったが、出発した車がまだ降りてきていないので、車が下りてきたら入って良いとのこと。
なるほど、屋内での車のすれ違いが発生しないように、ここで止めているんだ。
私の後ろに同じように駐車場を求めて並んでいる車があったが、この車は入れないので並ばず他へ行くよう、係員はお願いしていた。
どうやら、満車の場合、ここで列を作らせないようしているようだ。
なるどほ・・・そういえば、他の駐車場も駐車場待ちと思われる車の渋滞がなかった。
駐車場待ちの渋滞ができないよう、待っているお客さんを追っ払っているんですね。
さっきからこの辺走っている車って、もしかして駐車場探して彷徨っている駐車場難民だったのかも。
車が一台出ていくのを確認し、中に入れた私。
中を進むと、駐車場の一角が一台分だけ開いていたのでそこに駐車。
後ろに下がると、後ろからガリガリ嫌な音が・・・。
どこかに車をぶつけたかと慌てて見に行くと、コンクリートの車止めが思いのほか高く、車止めがリアディフューサーをこする音だった。
なんてこった・・・こんなところで車を傷つけるなんて・・・ま、目立たないところだから良いか。
さて、準備して出発。
建物から出る途中、坂道を降りる車を目撃。
ってことは、また一台外で待ってるんだろうな。
建物を出て道を渡り、目的のお店へ。
行列がさっきより少し長くなっているけど、まぁ、大した長さではないか。
←来ました、焼きカレーのお店
こがねむしというらしい。
見た目は喫茶店を思わせる店構えだ。
私の前に並んでいるのは15人。
お店の座席数が15なら、およそ20分で一周して中に入れるはず。
でもお店狭そう・・・座席数が15より少なかったら、もっと待つかもしれないな。
写真撮ったり前に並んでいる人の会話を盗み聞きして楽しんでいると、後ろに行列ができた。
後ろの客、どうも日本語で会話していない。
何語だ・・・?韓国語とは思えないが、中国語のような早口な感じもない。
見た目やファッションは日本人なのだが・・・わからん。
列に加わり約30分で店に入れた。
お店の座席数はざっと見て10くらい・・・小さなお店だ。
そのお店の奥のカウンター席に詰めて着席。
メニューを手渡されるが、当然頼むのは焼きカレーだ。
ハヤシライスやハンバーグカレーもおいしそうだったけど、焼きカレー食べに来たんだから焼きカレー食べないとな。
ってか、来た人みんな焼きカレー注文している。
カウンター席の奥には厨房らしいものはなく、飲み物を用意するスペース。
お店のおばさんが忙しそうに行き来している。
外は暑くてジワリと汗をかいていたので、出された水が美味しい。
壁には古いポスターやカレンダーが張られ、入口横のテーブル席や椅子も、喫茶店でよく使われているソファ型の椅子だ。
普段はお客が5〜6人しかこない喫茶店なんだろうね。
注文してしばらく待っていたら、店の奥の部屋からおばさんが焼きカレーを何皿か持ってきた。
どうやら、調理をしている厨房は、奥の別の部屋にあるようだ。
こういうのは基本、入店した順番に出されるものだが、一皿だけ余ったので、ちょうど一人客だった私に振舞われた。
ラッキー、入店して大して待たずに料理にありつけた。
団体客より一人客の方が、こういう時便利だよね。
←うひょひょ〜〜美味しそう。
写真撮影を終えて、パクリ。
む、カレーというより、カレー風味のドリアを食べている感じだ。
下にはごはん、その上にアスパラやベーコン、後なんかよくわからない具が載ってて、それにカレーがかかって、一番上に卵が乗っかって、焼きでコーティングされた感じだ。
コーティングの下は熱々で、急いで食べたら火傷しそう。
カレーの辛さは卵で見事に消えて、マイルドになった感じ。
カレーと言うからにはカレーを連想していたが、カレーとは別物だ。
量的にちょっと物足りないけど、お代わりするわけにもいかないので、完食後はすぐに撤退。
外に並んでいる人が他に大勢いるからね。
料理を食べ終え、早々とお店を出る私に、「暑いのにどうもありがとね」のおばさんの言葉が印象的。
忙しくて疲れているのはおばさんやコックのはずなのに、お客への感謝の気持ちと気配りを忘れない・・・ここは良い店だ。
お店を出ると、行列は私が店に入る時より長くなっていた。
ふむ、他のお客のことを考えて私は早く店を出たが、店員のおばさんやコックの疲労度を考えると、もっとのんびりした方がよかったのかな。
ま、いいか。
歩いて近くのコンビニまで行き、ドリンクを購入。
駐車場まで戻り車を発進。
目指すは今度こそ下関だ。
● 下関タワー
関門トンネルを使い再び山口県側に戻り、国道9号線の分岐交差点を国道9号方向へ。
海沿い道を走ると、関門橋がだんだん近づいてきた。
何度見ても、この関門橋って雄大だな。
←近くで見ると、もっとスゲーんだぜ。
瀬戸大橋より小規模なのに、瀬戸大橋より立派に見えるのは、普段瀬戸大橋を見慣れているからだろう。
その関門橋の横には、火の山公園や関門トンネル人道がある。
関門トンネル人道は以前家族で行った九州旅行の際に、歩いたよね。
なので、今回はパスだ。
関門橋を過ぎれば壇ノ浦の街並み。
何か人が大勢いる場所があるけど、あれなんだろう・・・?
と思って地図を見ると、赤間神社だった。
何かの観光地かな?
更に道路を進むと、左手に唐戸市場やカモンワーフ、海響館を発見。
大勢人がいるな・・・確か、下関で買い物ならここ・・・って、ガイド本に書いてた気がする。
そこを通過すると、左手に高い塔が見えた。
あれが目的地の海峡ゆめタワーだ。
とりあえずそれを通過し、下関駅でUターンしてから海峡ゆめタワーへ。
直角平行に整った路地を適当に進むと、目的地に到着。
駐車場は・・・どこか開いている有料の駐車場に入れちゃいましょう。
←おお〜高いな
海峡ゆめタワーだ。
近くに行くとカメラに収まらないのは、他のタワーと同じだな(笑
他のタワーと違うのは、観光客らしい人があまりいないという・・・。
周りがビルの立ち並ぶビジネス街だし、すぐ横には地元の人が行きかうスーパーがある。
あまり観光客が立ち入る場所ではないかな・・・。
←ん・・・?
←あれ???
タワーに近づくにつれ、私は異変に気付く。
人がいない・・・!?
観光客が少ないどころが、全然いない・・・!
今日は休みなのか?
中に入ると営業はきちんとしていた。
が、やはり人はいない。
どういうことだ・・・?連休真っただ中にだれも来ていないなんて・・・ここって観光地じゃないの???
チケット買ってタワーへ。
私の後ろに幼い子を連れた親子がやってきた。
お客はこれだけ・・・??
他にお客はいないので、待つことなくエレベータ始動。
←タワーの内部
エレベータはガラス張りになっていて、上昇する様子が伺える。
このガラス張りエレベータって、昔は限られたデパートにしかなかったけど、今じゃ大体のタワー系観光地にあるよね。
このエレベーターに、私と娘連れの母親の3人だけ・・・気まずい。
地上143m、30Fの展望室に到着。
フロアの外壁は、当然だがガラス張りで全ての方向が展望できるようになっている。
←関門橋方面。
関門橋方面では、当然だが先ほど通って来たカモンワーフや唐戸市場、海響館が見える。
うっすらだが門司港も見えるね。
展望台ではお馴染みの望遠鏡もあったので、使って覗いてみた。
うお〜〜〜!すげぇ望遠機能!!
関門橋の麓にある関門トンネル人道の入り口、看板の文字まで読めるだと!?
当然だが、関門橋を渡る車両の車種までわかる。
すげぇな・・・さすがニコンの望遠鏡だぜ(笑
←巌流島方面
あれが巌流島か・・・。
今日これから行く予定だが、割と陸から近いところにあるんだね。
そういえば、あの巌流島、いったいどうやって行くのだろう?
ガイド本では巌流島にも行けるみたいだったから、なにか船便があるはず。
調べると、カモンワーフに巌流島と門司港に行く船便があることが判明。
時刻は、15時台に2本、16時台に1本だけ・・・。
今から行けば間に合うことは間違いないが、16時台のに乗ると向こうにいる滞在時間が僅か20分になってしまうぞ。
出来れば一本早い15時台2本目に乗りたいな。
15時台の1本目は、時間的に微妙だ。
←あとは近所の麓
眼下にはフェリーが停泊しているのが見えた。
ん?あれって、割と大きいんじゃないか?
手前には新日本海フェリーの看板も見える。
日本海を行き来しているなら、北海道行くときに乗ったフェリーと同じくらいの大きさがあるのかな?
一体どことどこを結ぶ航路なんだ・・・?
調べると関釜フェリーという、下関と韓国・釜山を結ぶフェリーだった。
韓国からの国際線が来ている!?
だから門司港にわけわからんアジア人が行き来していたのか・・・。
ってか、ここから韓国へ行けるんだ・・・。
いや、韓国に行くだけなら岡山空港からも空の便があるから、わざわざここまで来る必要ないか。
ここから出るメリットは車を積んでいけるということかな?
展望室を一周し、スタンプも見つけたので、タワー協会のスタンプをGET。
(そもそもこいつは期限切れなのだが)
次の目的地も見えたので、ここは撤収だ。
←制振装置の状況
撤収する私の視野に、気になるもの発見。
制振装置状態表示盤・・・というらしい。
さすがにこれだけ高い塔だと風の影響で塔が揺れるので、それを制御する装置のようだ。
一体どういう仕組みになっているのか・・・。
この装置によると、現在外では毎秒3.2mの風が吹いているので、塔の揺れを10cmに制御しているとのこと。
確かに、さっきから足元がユラユラ揺れている気がしたんだよね。
この足元が揺れる現象、他のタワーでも経験したことがある。
ランドマークタワーやあべのハルカスのような大きなビルにもあるのかどうかわからないが、銚子タワーとかは揺れていた気がするな。
私が展望室をぐるっと回っている間に知らないお客が来ていたが、日本語をしゃべっていない・・・。
アジア人の若い男が、女の子を二人連れて遊びに来ているみたいだ。
あいつら、一体どういう関係なんだ・・・?
展望室の下の階はカフェ&レストラン、その下の階もやはり展望室。
展望室からの眺めなら上の階で見た。
今更この階で展望するものなどないだろう。
下りエレベーターで出入口へ。
お客がいなく暇そうな係員の女性から暖かいお出迎え。
何だか気恥ずかしい。
っていうか、お土産買うとこなかった!
これだけの設備、当然観光客用に作られてるんだろうから、お土産買うとこないほうが不思議だ。
どこかにあるはず・・・。
ゆめタワーから出てぐるっと周囲を見渡すと、対面の建物に売店らしきもの発見。
中に入ると、やはり売店だった。
錦帯橋の時も感じたけど、びっくりするほど中は暑い。
なんだ・・・?暖房でも付けてんのか・・・?明日から5月だぞ。
そんな中、置いてあるグッズやお土産に目を通す。
訪問証明書とかはない・・・ので、普通のお土産を買うことになるか。
定番のクリアファイルはあるけど、クリアファイルばっかり買ってもね。
広島の宮島でお菓子は買ったし、会社のお土産は角島あたりで買う予定だ。
となると、ここで買うのは友達の土産とかかな。
そんなことを考えてると、ふく雑炊の素発見。
おお!下関といえばふくだよね!
今回は時間もあるし、経済的余裕もあるので、ふくも食べちゃいますか!
ご当地ラーメンがない代わりに、瓦そばのお土産が多い。
そう言えば、瓦そばというのも下関では有名なご当地グルメだ。
おお、だんだん思い出してきた。
よし、いい加減ここの暑さにうんざりしてきたので、ここでの買い物はふく雑炊だけにして、次に行くカモンワーフや唐戸市場で、もっといろんなものを探そう!
ってことで、お土産用にふく雑炊の素GET。
よし、では巌流島に向かって出発だ。
● 巌流島
海峡ゆめタワーを後にし、駐車場で料金精算して出発。
ゆめタワーに入ったときに気付いたんだけど、私が停めてた駐車場はゆめタワーの駐車場ではなく、ただの普通の駐車場だった。
ゆめタワー専用駐車場は、タワーのすぐ横にあって、そこだと駐車料金タダだった。
ふむ・・・ゆめタワーを見つけてつい舞い上がってしまった・・・もっと良く周辺を観察すればよかったな。
車は来た道を戻りカモンワーフ周辺へ。
さすがに午後だから駐車場開いてないかも・・・。
一旦通り過ぎて駐車場をチェック。
ん?カモンワーフの隣に、大きそうな駐車場がある。
よし!そこに入れてしまえ!!
Uターンして向かうと、なんだかオシャレな外観の駐車場。
警備員が沢山いるなか、案内されて入ると、中はそこそこ開いてた。
車を置くと、手荷物を準備して出発だ。
駐車場の正面には海響館があるか、水族館など行くつもりはない。
そういえば、水族館って、最後に行ったのいつだろう?
そもそも俺、水族館に行ったことあったっけ??
←さすが、オシャレな外観だ
←隣には遊園地もあります。
水族館に遊園地・・・この辺が下関の最大の遊び場なのかな?
まぁ、そんなことより、巌流島だ。
歩道を歩くと、気になる看板発見。
←ヘリコプターで遊覧飛行
関門海峡ヘリコプター遊覧飛行・・・だと!?
へぇ・・・すげぇな、ヘリコプターで空中遊覧できるんだ。
料金は4つのコースに分かれてて、1名様6000円〜22000円まで。
コースを見る限り、関門海峡を一周する9000円のコースがよさそうだが・・・。
いやいや、こんなものに乗る時間はない。
巌流島に行かないと。
歩道を歩いていくと、海響館とカモンワーフの中間にあるあるかぽーとという建物に、乗船チケット買うところあった。
門司港行きと巌流島行き二つの窓口があるので、迷わず巌流島行きの往復チケットを購入。
乗り場はすぐ目の前の桟橋か。
←巌流島へ行っちゃうよ?
乗船待ちの列は少し出来てたけど、まだ時間あるのでその辺をぶらっと散策。
西から順番に遊園地、海響館、あるかぽーと、ホテル、カモンワーフ、一番東が唐戸市場・・・という具合に、海沿いに並んでいる。
市場、商店街、ホテル、港、水族館、遊園地がすべて一塊に作られている・・・上手い街づくりだな。
これなら、観光客もここに来るだけですべてが楽しめるってわけだ。
それぞれがバラバラな場所だと、それぞれの場所を調べて移動する手間もあるし、物流もそれぞれ必要になるから、大変効率の良い街づくりだといえるだろう。
とかなんとか関心していると、船が来たのでそろそろ順番に入ろう。
←これから乗る船
船が停泊すると、次から次へと人が船から下りてくる。
結構な人が行き来してるんだね。
人が降り切ったので、よし乗船!と思ったら、女性の船員が船の掃除始めた。
ああ、すぐには乗船しないんですね。
ちゃんと掃除してメンテナンスもしないと、すぐ汚くなるからな。
それにしても、掃除をする船員もそうだが、この桟橋にも女性の従業員の姿が目立つ。
女性が海の現場に立つ姿ってあまり見ないので、珍しい光景だ。
国際色強い町では、女性の職場進出が進んでいるのかな・・・?
次々にできる行列や船の掃除具合を眺めていると、掃除が一通り終わったので乗船開始。
船は1Fの客室と2Fの展望室に分かれており、私は屋根のない2F展望室へ。
何となく波被りそうだが、まぁ、我慢するか。
船は定刻通り出発。
あるかぽーとの防波堤を抜けて、一直線に巌流島へ。
そういえば、海からの街並みの眺めも貴重だ。
←関門橋です
←あっちは門司港だ
周りの眺めを楽しみながらもライフジャケットの設置場所のチェックを怠らない。
無いとは思うが、もし船が沈没した場合、すぐにライフジャケットを身に着けて海に飛び込むためだ。
まぁ、今日は見た目も波が高くなくて、あまり潮飛んでこないから大丈夫か。
しばらく待っていたら、前方に巌流島が見えてきた。
←あれが巌流島だ!
巌流島が見えた!
ってか、さっきゆめタワーから見たから外観は知ってたんだけど。
周りが防波堤で囲まれてて、案外無人島感がないんだよね。
徐々に近づいてくる巌流島を、無駄に写真撮りまくりながら待つ。
桟橋に到着。
着いた!
←巌流島に上陸
桟橋を降りて入口の写真を撮影していると、若者の団体が足早に一ヵ所に向かって移動。
私も帰りの船の時刻を確認してから、速足でそれについて行く。
島内には人工的な建物はなく、桟橋の横にプレハブハウスの休憩小屋がある程度。
あとは、島の奥へと続く海沿いの遊歩道と島の中心、林の中にある多目的広場だ。
←島の半分は民有地
その遊歩道を歩いて、島の奥へを進んで行く。
遊歩道を歩き、林を抜けた先にあったのは、武蔵と小次郎が決闘したまさにその場所だった。
先ほどの若者集団も写真撮ったりしてる。
←おお、これこれ
武蔵と小次郎の銅像だ。
こんなのあったんだ。
私も記念にパチリ。
全天球カメラで周辺の動画を取りながらぶらっと一周すると、記念碑とかいろいろあった。
←隣の浜辺
あれが、武蔵が上陸した際に使用した船だろうか・・・?
いや、そんなものが今も残っているはずがない。
レプリカか・・・。
←やっぱ、こういうのあるよね
こちらは巌流島のことが記された看板。
小次郎、武蔵の対決から始まり、佐々木巌流島の碑の建設、住民がピーク時の30軒になるも、その18年後に住民0になり、アントニオ猪木とマサ斎藤のプロレス興行後に、岡山県大原町と福井県今立町が姉妹都市縁組に調印し、巌流島の整備完了。
って、巌流島の歴史かい!
ってか、佐々木小次郎の墓があったんだ・・・。
周りをぐるっと見回すと、見慣れたあれも発見。
←!?こ、これは・・・
←キターー三角点だ
三角点見つけて喜ぶのは、俺か日本全国三角点マニアぐらいなものだろうな。
三角点の形状がどこも一緒なのは、測量法でその形状が定められているからなのだ。
まぁ、それはともかく、この巌流島、地番が割り当てられているんだから、測量の手が入っていても不思議ではない。
←島からの景色
佐々木小次郎や宮本武蔵も、この景色を見たのだろうか・・・?
いや、あの時代は関門橋はもちろん、門司や下関のビル群もなかったか。
さて、周辺の観光客からも、帰りの船の時間の話が聞こえてきた。
む、見るものは見た、さっさと撤収するか。
帰りも速足で桟橋へ。
そういえば、せっかく来たんだから、何か記念品ないかな?
巌流島上陸証明書というのがあったはずだが・・・?どこにあるんだろう?
来たときに見かけたプレハブハウスを覗くも、休憩所とかしかなく、売店の気配がない。
スマホで調べると・・・あ、船の乗船券売っているとこで売ってたんだ。
じゃぁ、これ以上ここにいてもしょうがない。
折角帰りの船がいるから、この船に乗って戻ろう。
帰りは2F展望室ではなく、1Fの客席に乗船。
適度に休憩していると元のあるかもーとに戻って来た。
船を降り、乗船券売り場を探すと、確かに巌流島上陸証明書の受付窓口があった!
住所と名前を記載し、お金を払うと、郵便で自宅に送ってくれるとのこと。
ほほぉ、買って帰れないのか。
ま、良いけど。
目的の巌流島の観光を終えたのは16:30。
ふむ、夕食を食べるにはやや早いが、買い物をするにはベストな時間だな。
● 唐戸市場とカモンワーフ
よ〜し、買い物の時間だ。
ってことで、カモンワーフを素通りして唐戸市場へ。
ぱっと見、あまり賑わっているように見えないというか、業者さんの姿しか見えないというか・・・これってもしかして・・・?
入口を確認すると、中が薄暗い。
扉は開いているが、行けるのはトイレまで。
その先の扉が閉まっており、奥では掃除や片付けの風景。
もちろん、お客はいない。
これは、つまり、閉店しているということだな(笑
そりゃ、取りたて新鮮な鮮魚を売っている市場だから、朝早くから開いて夕方に閉まるのが当たり前か。
がっくりしながらカモンワーフに戻り、まずは建物の外観をチェック。
そもそもカモンワーフって何?
ざっくり見てみると、いろんなお店が軒を連ねる商店街みたいなものだ!
じゃ、ここで買い物すればいいんじゃね?
1階は何軒かのお土産店やフードコーナー、レストラン。
2階は普通の飲食店など。
3階は居酒屋、焼き肉など、地元の人が使いそうな感じだ。
お土産は先ほど海峡ゆめタワーでふく雑炊の素を購入したが、店によってはふぐ刺しも扱っており、地方発送もできる。
ん、ふぐ刺しか・・・今回の旅行で一番高級なグルメかもしれない。
これを、両親と姉夫婦のお土産に当てがおう。
さて、本格的に買い物をするまえに、カモンワーフの隣にふく刺しを扱う食堂があるので、まずはおやつ程度にふく刺しぶかっけ丼食べてみよう。
幸い時刻は夕方で人も少ない。
もしかしたら、この先お店が閉店するかもしれないので、早く行かなくては。
←お昼は賑わっているに違いない
ふくの河久というらしい。
ふく刺しぶっかけ丼880円は、高級というイメージのあるふく刺しを払拭する安さだ。
ってことで、お店に入る。
ここは店内で食券を購入するシステム。
目的のものを買って・・・ん?ふく刺しぶっかけ丼も良いが、雑炊や味噌汁も美味しそう。
いや、これはおやつなんだから、ここはふく刺しぶっかけ丼で。
←というわけで、出てきた。
これは・・・店先にあった写真とはちょっと変わっているが、まちがいなくふく刺しぶっかけ丼だ。
ぶっかけ丼というとおり、醤油をぶっかけて食べる。
想像よりふくの量が少ないが、880円という値段を考えるとそんなものか。
さて、食べてみる。
ふく刺しなんて普段食べる機会がないので美味いのかどうかは分からないが、コリコリした食感が楽しい。
酸味の効いた醤油もふく刺しの風味を生かしている気がして、これはこれでおいしくいただけた。
ふむ、量的にちょっと物足りない感じだが、おやつだから良いか。
食べている途中、テレビから逃走している脱獄犯が広島市内で確保されたとニュースされてた。
ほら、やっぱりね、とっくに向島からいなくなってるじゃん。
島との距離が近いから、泳いで本土に渡ってるんじゃないかと思ったんだよね。
ってか、広島市内だと、一日目の夕食を食べた場所だ。
鉢合わせしなくてよかったな。
いや、実は会っていたりして。
さて、腹ごしらえも終わり、いよいよ商店をじっくり観察。
←スゲーふく推し
レストランやフードコーナーはスルーして、まずはお土産店の数やラインナップを細かく確認。
どの店にも売っている共通のものは置いといて、その店しか売ってないオリジナルなものが良いな。
いろんな店を行ったり来たりして観察したが、店毎の特色あるお土産・・・というはあまりない。
冷凍のふくの唐揚げ等、冷凍食品はバリエーションがあるようだが、そんなの買わないしな。
宮島で見たカキ大将に似たやつのふくバージョンがあったので、それを親戚で分けて食べるよう購入。
後は、ふく刺しだな。
どの店で買おうか・・・いや、まずは相場のチェックかな。
ふく刺しを扱うお店は3店ほどあったので、それぞれ細かく確認。
ん?同じふく刺しなのに、2〜3人前で3000〜4000の奴と、10000円くらいするやつとあるけど、何でこんなに値段違うんだ??
あ、ふぐはふぐでも、普通のふぐととらふぐの二種類の刺身があって、とらふぐの刺身だとイメージ通りの高級感だ。
はは〜ん、さっきの食堂等で食べるやつは普通のふぐで、高いやつはとらふぐなんだ。
どっちを買うかというと、当然とらふぐだな。
家用の奴は両親が二人で食べるだけだが、姉夫婦の家は確か7人いたはずだから、一番大きい大皿にしないと。
どの店で何を買うか、何度も行ったり来たりしながら考えた末、おばちゃんが一人で切り盛りしているお店で購入することにした。
このお店だけ母の日用セットがあったからだ。
自宅用にそこそこの量の奴と、姉夫婦用に沢山の奴を購入し、発送準備をお願いした。
さて、買い物が終れば次の目的だが、せっかくだからふく刺しというのを食べて見たい。
さっき食べたけど、やぱりもうちょっといろんなバリエーションを試してみたい。
夕食には早いが・・・ええい、行ってしまえ!
この後川棚温泉で瓦そば食べようと思ってたけど、たぶんそれも食べれる(笑
カモンワーフ内のお店の前にあるサンプルを細かくチェックしながら、割とリーズナブルなお店に入り、ふく刺しとふく雑炊を注文。
地図でも眺めながら次の予定を考えていると、料理がやって来た。
←こちら、ふく刺し
ふく刺しは一人まえで1200円程度。
リーズナブルな方のふくですね。
身の刺身と皮がそれぞれ入っているので、醤油に薬味を付けて楽しむ。
初めてふく刺し食べたのって、会社の旅行で山口に来た時だっけ?
そんときはふく刺しが高級料理だっということを知らず、ちょびっと食べただけでご馳走様だったっけか。
さすがにこの年になったら物の価値がわかって来たので、大事に食べないとな。
一枚一枚食べたり、大胆にたくさんいっぺんに食べたり・・・コリコリした食感と柚子醤油の風味が良いね。
←続きまして、ふく雑炊
後からやってきたふく雑炊も美味しく食べた。
さすがにかに雑炊とは味も風味も違う。
ふくがどこに入っているのか・・・はわからなかったが、カニ雑炊とも普通の雑炊とも違う、なんとも美味い感じだった。
ということで、完食。
さすがに短時間でご飯2階食べたので満足だ。
この後、川棚温泉で瓦ぞばを食べるのか・・・ちょっと食べ過ぎだな。
←大満足だ
買い物も食事も終わったので、次の場所へ移動だ。
次はせっかくここまで来てるんだから、久しぶりに琵沙ノ鼻も観ておきたいな。
● 琵沙ノ鼻
駐車場で料金を精算して出発。
進路は国道191号線を角島方面へ向かう。
下関駅を超えれば、今まで西向きだった進路が、北向き進路へ変わる。
大きい地図でいうと、このあたりはちょうど本州の南西端あたり、西に行き切って南に進路が変わるあたりだ。
西に行き切ったついでに、本州最西端の琵沙ノ鼻も訪問しよう・・・というのは、存在を知っている旅行者には自然なことだ。
ただ、時刻はすでに18:30を過ぎている。
明るい内に到着できるかな??
快適に国道を走る。
地図を見るとこの後道路は住宅街を通過するはずだが、海の見える道が終わりそうにない。
ん?どうも道路自体も新しい・・・こっちを訪れていない10年の間に、こっちに道路が付け変わったのか。
これは走りやすくて良い。
その後も国道を快適に走り、少し内陸に入ると見覚えある信号交差点に到着。
そうそう、ここ、ここ!
ちょうど最西端があるんじゃね?と思ってたら、あの小さい看板を見つけて、本州最西端に行こう!ってなったんだよね。
懐かしいな。
いや、時間がない、行くぜ。
信号を曲がってしばらく走る。
うん、こっちの道は変わってない。
本当に海に向かって走っているのか?と、疑ってしまうような田舎道だったっけ。
しばらく走ると、交差点でどっちに進もうか悩んでいる車を発見。
どっちに行くんだ、早くしろよ・・・と思ったら、私が後ろに着く前に車は左折した。
私は直進・・・おっと、琵沙ノ鼻はここを左折って、小さな看板に書いてあるぜ。
ってことで、私も左折。
ん?ということは、前を走る車は琵沙ノ鼻へ向かっているのか。
前来たときと同じ状況だな。
前を走る車は、2車線ある車道の右側を快調に走っている。
おいおい、ここは一方通行じゃないぞ、そっちは反対車線だ、ちゃんと左側走れ。
ってか、この道こんなに広くなかったはず・・・道路が拡幅されている。
しばらく走ると2車線区間が終わり、逆走していると気づいた前走者は左側走行に戻った。
その後も看板を確認しながらゆっくりしたスピードで目的へと近づく。
これが、到底海に近づいているとは思えない山道なんだよな・・・。
道路は勾配のキツイ峠道になり、産廃場まで来たところで、前を走っていた車が広い場所で停車してしまった。
おそらく、走っている方向があっているのか不安になったのだろう。
私はこの先を知っているので、横から抜いて迷わず森の奥へと進んでいく。
抜かれた車も私の行動を見て、私の後をついてくる。
ってか、産廃場なんて前なかったけどな・・・。
そんなことを考えながら峠道の突き当りに琵沙ノ鼻を発見。
到着だ。
太陽は沈んでしまっているが、まだ完全に暗くはなっていない。
写真2〜3枚撮ることはできそうだ。
←さすがに光量が足らなくなってきた
←懐かしいな
駐車場にクルマを停めて、カメラの準備をして最西端の地へ。
開所時刻が日没までって書いてあったけど、もう日没過ぎてるよね。
でも開いてる。
行っていいんだね。
←おお、変わらないな。
←そして、誰もいない
さすがに時刻は19:00を過ぎているだけあって、周りに人はいない。
展望所から景色を眺めて写真を撮っていると、前を走っていた人たちがやってきた。
男女のカップルだったのか。
たぶん記念写真撮るだろうから、私は展望台から離れ、それぞれ看板を眺めて撮影。
←あ、懐かしい
あ、そういえば、本州最西端訪問証明書ってのがあったね。
下関駅の観光案内所で手に入るのをすっかり忘れていたよ。
まぁ、すでに一つ持っているので、デザインが前と違わないなら、わざわざ買う必要ないかな・・・。
そうこうしていると、若いカップルは帰っていった。
私も少し海を眺めてから帰ることにする。
遠くで子猫の鳴く声が聞こえてくる。
たぶん捨て猫だ。
こんなところに餌があるわけがない・・・ひでぇことしやがる。
と言いつつ、私もスルーして出発だ。
● 川棚温泉
さて、琵沙ノ鼻への訪問も終わり、次に順路上にあるのはお風呂だ。
ここも以前立ち寄ったことがある、川棚温泉グランドホテルというところに行く。
確か日帰り湯があったはずだから。
隣接しているレストランで瓦そばも食べれるけど・・・さっきふく雑炊食べて1時間近くしか経ってない。
ちょっと食べ過ぎ・・・かな。
すでに日が落ち、暗くなった国道191号を北上。
確か前昼間に通ったときは、このあたりは田舎道だったはず。
そこを通っていくと、川棚温泉の看板を発見。
その交差点を右折し、県道を上がっていくと、川棚温泉郷に到着だ。
ちなみに、ここからさらに30分ほど山を上がると、午前中に訪れた道の駅きくかわに出るんだが、まぁ、それは良いか。
ようこそ、川棚温泉郷へ・・・の看板をくぐり、目的のグランドホテルを目指す。
ホテルはこのあたりで一番大きいホテルなので、すぐに発見。
発見はしたが、入口がわからず通り過ぎちゃったんで、Uターンして戻ってちゃんと入った。
ホテルの割に駐車場が広いのは、外来者向けの日帰り湯があるからなんだよね。
←前来た時も、この看板見たて迷ったね
駐車場にクルマを停めて、準備して、ホテルの脇を通って奥へ。
日帰り温泉とレストランが一緒になった建物は、ホテルの横を抜けた奥にある。
久しぶり過ぎて懐かしさを感じないが、それだけは記憶にある。
←その建屋
通路を奥に進むと、建物発見。
正面がレストラン、隣が日帰り湯の入り口、一番右奥がお土産店だ。
あれ?お土産店なんかあったけ??
どうやらお菓子屋持ち帰りできる瓦そばを売っているっぽい。
こんな時間に営業しているなんて珍しいな。
レストランでは瓦そばやおでんなど、簡単なおかずを食べることができる。
そういえば、瓦そばを最初に売り出したのはここのお店だったんだっけか。
だから、お土産用のそばも品質が良いはずだが・・・。
ま、つい1時間前に食事をしたばかりなので、とりあえずお風呂入るか。
真ん中の通路に進み奥へ入っていくと、日帰り湯だ。
二人の高齢者が受付をしており、その手前に券売機が置いてある。
なんか、建物は綺麗で清潔なんだけど、ここだけ田舎臭いんだよな・・・。
貸しタオルとかは必要ないので、券売機で入浴券だけ買って受付。
奥に行くと、右手が男湯、左てが女湯になっているので、当然男湯に進む。
中に入ると・・・おお、白を基調とした広くて清潔な脱衣所。
雲を連装させる天井や壁には、何やら詩が書かれている。
人はあまりいなく、鍵の着いたロッカーもないことから、貴重品は入口にあったロッカーに入れるのだろう。
(貴重品持ってきてないからよいけど)
棚にある籠に荷物と衣服を入れ、タオルを準備してお風呂場へ。
お風呂場も白を基調とした色彩で、なんだか洋風な感じ。
ぱっと見て、金がかかっているように見える。
なるほど・・・さすがホテルが経営する日帰り湯、そこらへんのスーパー銭湯とは作りが違うぜ。
ってか、前来た時もこんなだったのかな・・・全然覚えていない。
体を洗い、湯船で体を温めたら露天風呂へ。
露天プロは黒を基調とした床に、奥に杉林や竹林など、日本独特の景色を楽しむことができる。
前来ているはずだが、まったく記憶が・・・(以下略
風呂から上がり撤収すると、元来た建屋の入り口。
さて、夕食にお多福の瓦そばを食べるかどうか・・・。
時刻は21:00なので、夕食を取ってだいたい3時間近くにはなった。
食べてもよさそうだが、やはり食べ過ぎ感が否めない。
ふむ、昨日の晩御飯もなんだか食べ過ぎた感じだったので、今日は遠慮しておくか。
どうせ食べるとしたら瓦そばなんだろうしね。
隣のお土産店は21:00で店終いの様子。
まぁ、買い物しないつもりだったので良いけど。
ホテルを出発したら、順路の国道191号に戻り北上。
ツーリングマップルでは、この先道の駅がないが、スマホで探すと角島の手前に道の駅が出来ている。
今日のキャンプはそこだな。
● 角島
完全に夜になり、周囲の地形がわからないまま、国道191号を北上。
地図を見る限りでは海沿いを走っていることになっている。
確かに、時より港町のような集落を通過するので、海地に近いところを走っているのは、間違いないだろな。
そうこうしていると、道路は内陸に入り、道の駅に到着。
道の駅北浦街道豊北というらしい。
海に面した丘の上にそれはあった。
中に入ると海に面した箇所に道の駅の建屋、駐車場は100台近く車を停めれそうな感じの広い感じ。
その駐車場、まだだいだい半分くらい空いているか・・・。
道路と建屋からほどほどに離れたところに車を止めて、寝る前のトイレへ。
トイレは敷地の端の方に設置されているが、隣の事務所のようなところに明かりが灯っている。
夜の道の駅は無人だ・・・と思っていたが、誰かいるのか・・・?
トイレを済ませて車へ戻る。
明日の予定を考えようと地図を見ると、角島がすぐそこだということに気付いた。
ん?ここからなら15分程度で角島に着くのか。
そういえば、前来た時も深夜に角島灯台を訪れたが、見たのは灯台だけで、周辺の公園の風景を見ていなかった。
行くとしたら今しかないな・・・寝るのはちょっと早いし、行ってみるか。
ってことで、車を発進させ、角島へ。
国道191号を走ると、角島大橋の看板が出た見覚えある交差点。
そこを曲がって田舎道を進んでいくと、角島大橋に到着だ。
入口横の公園で何人かが立ち話をしている横を、颯爽と抜けて橋へ。
結果は分かっているが、とりあえずゆっくり走ってカメラをパチリ。
←まぁ、頑張った方か。
だよね、思った通りだよ。
暗闇の中橋を照らすオレンジの照明が、行先を教えてくれる道しるべに見えて、何度来ても幻想的なんだよね。
そんな橋をさっさと渡ると角島へ到着。
尚も快走路をまっすぐ進んでいくと、島の反対側付近で三差路に到着。
ここを右折すれば角島灯台到着だ。
うん、島の中のことはなんとなく覚えていたよ。
道中に一般の民家がないのは前と一緒だ。
←これだけじゃ、わけわかんないよね
角島灯台だ。
駐車場はどこも閉まっているので、バスの停留所に車を置いて、後は徒歩で移動。
角島灯台の夜景を撮影しに人が来てるかな・・・と思ったら、全然いなかったよ。
←設定を変更して、マックス明るくしたらこうなった
夜の角島灯台公園来たの初めてだが、幻想的過ぎて美しい。
灯台から発せられる強烈な光が海を照らし、薄明るい残光が広大な公園全体をやさしく照らしている。
まるで映画館だな・・・。
所々ポツポツを置かれたベンチの距離感が、薄明りとマッチして、まさに恋人たちの聖地にふさわしい。
なのに、周りには誰一人いない・・・勿体ないな。
この雰囲気を伝えたいので、何とかカメラに収めようと四苦八苦。
途中、スマホで夜景の撮影の仕方を勉強しながら、カメラの設定を細かく設置し、近くのベンチを三脚代わりにして撮影。
結局30分撮影しただろか・・・。
満足いく写真が撮れない。
親父のニコンのカメラでは、夜景モードがあるものの、シャッタースピードやホワイトバランスを細かく設定ができず、暗い写真になってしまう。
だが、自分のソニーのカメラだとそのあたりもざっくりではあるが設定可能なので、背景も写すことができた。
うむ・・・灯台の光源は明るさを抑えて、だが背景を映るよう全体を明るく・・・難しい。
手持ちのカメラでは無理か?
そう思っていると、誰かが車でやってくるのが分かった。
カメラを構えて撮影し続けていると、男女のカップルが公園に現れた。
おお、カップルがデートにやって来た。
そうなると私はさっさと姿を消した方がよさそうだな。
と思っていると、写真を頼まれた。
やべぇ・・・俺、カメラ持っているから、それなりに知っている人に見えたのかも・・・。
カップルは灯台を背景に写真を撮ってほしいと、彼氏がスマホを差し出した。
一番難しいアングルじゃないか・・・そんなものを、スマホで良いように取れるんかな?
設定とアングルは彼氏にお願いして、後は私がカメラを構えてシャッターボタンを押す。
撮った写真をカップルに見てもらい、反応を伺う。
写真を一瞬だけ見たが、二人の顔・姿と、背景の灯台、光源、夜空も綺麗に取れていた。
これにはカップルも大満足だ。
ん・・・?スマホカメラの方が綺麗に取れるのか??
スマホで調べると、確かにスマホで夜景を綺麗に撮影する方法や、専用カメラアプリがあるね。
アプリをダウンロードする時間はないので、手持ちのスマホカメラでも試してみるか。
車に戻るついでに公園を一周。
うすら明るいのは灯台付近だけで、海に近づくとだんだん薄暗く、いい雰囲気になっていく。
一組や二組、真っ最中でも不思議ではない。
ってか、こんな場所、一人でブラブラしてたら、北朝鮮に拉致してくださいと言っているようなもんだな。
車に戻り、手持ちのカメラを確認。
お話にならない親父のニコンのカメラに、今使っていた私のソニーのサイバーショット。
それ以外では、SHARPガラケーのカメラに、SONYミクペリアのスマホカメラ、そしてVaio君3号のスマホカメラに、全天球カメラだ。
何ぃぃぃ、この車の中にカメラが6台もあるだと・・・。
何でこんなにあるんだ・・・。
それはそうと、私が車でカメラを確認していると、さっきのカップルが戻ってきて、彼らの車で帰っていた。
あれ?×××しないの?
あ、俺がお邪魔だったか。
使えそうなカメラを持って再び灯台公園にやってくると、それぞれカメラで順次撮影。
全天球カメラは仕上がりが見えないのでどうなったかわからないが、ガラケーのカメラもVaio君3号もニコンと変わらない品質だったのに対し、ミクぺリアはまぁまぁの出来だ。
設定をいじればミクペリアで良い写真が撮れそうだが、時間もかかっているし面倒だ。
結局SONYのサイバーショットが一番いい出来だったかな?
あまり時間をかけると明日に響くので、ここで断念するか。
ふむ、夜景って難しいね。
元来た道を戻り、再び角島大橋を渡る。
あ、そういえば、さっき夜景撮影の設定をあれこれしたから、角島大橋の夜景も綺麗に取れるかも?
思い立ったら即行動・・・ということで、橋を渡り終えると、橋を見下ろせる斜面上の道に移動してカメラ準備。
ってか、すでに車が3〜4台止まってる。
三脚にカメラを設置しているところを見ると、夜の角島大橋を撮影しているようだ。
私は少し離れたところに車を停めて、ニコンとソニーのカメラだけ持って、いい位置を探す。
あの人たち、カメラを三脚に据えて何かを待っているようだが、何してんのかな?
そんなに夜景の撮影って、そんなに時間かかるものなの?
私はそんな本格的な装備を持っていないので、デジカメで数パターンの設定を試して撮影して終了。
←こちらニコンのカメラ
←こっちはサイバーショット
ふむ、もうちょっと背景が出るようにしたいが、これ以上シャッタースピードを遅くできないし、カメラを固定する三脚もない。
ふむ、夜景の写真って、時間かかりそうだな。
他の人の邪魔をしてはいけないので、私はこれてに撤退。
シャッタースピード8秒でこれだから、背景が出るようにするには何秒開けないといけないのだろうか・・・。
来た道を戻ると、もといた道の駅に到着。
時刻は24:00。
ちょっと遅くなったな・・・ってことで、シートをセッティングして就寝。
明日はちょびっとゆっくりしても良いかな。