■ 5月1日(月曜日)

だいたい予定より早く、4時ごろ目覚め。
ちょっと早いので2度寝したが、やっぱ5時に目覚め
外はうっすら明るくなっている。
FKDも起きたみたいなので、外をぶらっと散歩してから出発だ。

●道の駅フェニックス

昨日真っ暗で地形がわからなかったのは、ガードレールのすぐ向こうが崖と海だったからだ。
ま、一度来たことあるので知ってたが。

 ←南国感漂います

 ←朝日が綺麗

 ←このあたりで有名な鬼の千畳敷だ

前来た時も同じところから景色を眺めた気がするが、久しぶりに見てもいい景色だ。
道の駅は早朝なので開いてない。
前来たときは、このあたりの道の駅でマンゴーを買った記憶があるが、早朝なので、次の道の駅に行っても開いてないだろうな。
都井岬を通過したくらいで、早朝からやっている直売所があれば買える・・・かもってレベルだ。
ふむ、完熟マンゴー買えないかもしれないな。
さて、景色ばかり見て考え事してても時間勿体ないので、歯磨きして出発しますかね。

● 都井岬

しばらくは、日南フェニックスロードと呼ばれる、海と山とのコントラストが美しい道を走ることになる。
さすがに早朝ともなると、他に車がいないので気持ちいいくらい快走だ。
走り続けるとモアイで有名なサンセット日南に到着するが、もちろん開いてないのでここはスルー。
今走る国道220号は、一瞬だけ日南市の集落を横切るので、そこのコンビニで朝食をGET。
朝ごはん食べながら走ると、サーファーらしい人たちを何人か見かける。
そういえば、このあたりは海水浴場が多くて、オールシーズンサーフィンを楽しめるんだっけか。
去年湘南行った時もサーファーたくさんいたけど、九州だとここが唯一の場所だったと思うので、たくさんいるに違いない。
港の駅という道の駅のバッタモンに立ち寄りそうになったが、よく見ていたFKDが違いに気づきスルー。
海水浴場の集落を抜けると道の駅なんごうがあるが、まだ7:00ごろなのでスルー。
更に海沿い道を走ると、海の向こうに目的の都井岬が見えてきた。
天気も良いし、他にクルマもいない・・・気持ちいいな。
所々幅の狭くなった海沿いの峠道を走り、都井岬への分岐道を左折。
しばらく行くと、料金所のようなゲート発見。
たしか、この先牛馬保護協力費として400円必要だったんだが・・・料金所閉まってる。
まだ7:30過ぎだから開いてないのか・・・、と思ったら、先に来ていただれかが門を手動で開けた。
ん?ここ、7:30になったらゲート開くのか、ラッキー。
開けてくれたゲートを通って中へ。
あれ?お金要求されなかった・・・まぁ、いいか。
確かこの道、野生の馬が野晴らしになってたので、ゆっくりいかないとな。
草原のような岩場にいる馬を眺めながらゆっくり走ると、道の終端に灯台を発見。
まだ7:30・・・ということで、開いてませんね。

 ←宮崎県最南端です

 ←9:00からって、全然開いてない

 ←駐車場はガランデゥです。

灯台の見学は9:00から・・・だが、あと1時間以上もあるので待てない。
ま、ここで入手できるものってなにもなかったと思うので別にいいけど。
それはそうと、ここ、半島の頂上に駐車場があることもあって、風がきつい。
気持ち良いけど、何本かの電柱が傾いている。
場所的に地盤の不安定な場所に立っているしな・・・しょうがないか。
帰りもゆっくりと走行。
以前来たときに昼ごはんを食べた観光ホテルも、まだ朝食の時間なのか、外を出歩く人の影も見えない。
ホテルを過ぎると、馬が数頭道の真ん中を歩いていた。

 ←ええっと・・・通れないです。

クラクション鳴らしてどかす・・・という最低な行為を後輩の前でするわけにもいかず・・・写真撮りながらゆっくりついていくか。
すると、対向車がゆっくりしたスピードで通過。
それを見たお馬さんたちが道の端に寄った。
やった通れる・・・北海道で体験しそうな、自然動物の障害物が、ここ宮崎で体験できてしてしまった。

● そして鹿児島

早朝都井岬を通過したというとは、トータル半日リードしたことになる。
よし、いいぞ!その調子だ。
国道の順路に戻り、いつの間にか国道448号にかわった道路を西へ。
山岳道から集落に降りると、マンゴーの直売所がないか気にしながら走るが・・・前来たときは結構見かけた記憶があるが、時間が早いためか、今回はそれらしい幟を全然見ない。
マンゴー直売所らしいものを見ないまま、串間の市街地を通過し、例のあれがやって来た。

 ←ここから鹿児島県だ。

 ←前回取れなかった反対向きの写真も撮影

鹿児島県志布志に入ると、急に都会になった。
県境を越えてすぐのところにある大黒リゾートホテルは、大きな建物と海産物の派手な看板で、バリバリにリゾート感を感じる。
さっきの都井岬の秘境感とギャップありすぎ(笑
そいういえば、宮崎県では海産物を食べられる集落をほとんど見なかった・・・海鮮丼の看板が何だか珍しく感じる。
ところで、志布志市・・・って、初めて聞いた気がしない。
何かテレビで、日本一言いにくい町の名前で、志布志市が紹介されてなかったっけ。
志布志市立志布志小学校(しぶししりつしぶししょうがっこう)なんか、「し」ばっかりで、地元の人以外ではうまく言えないとか・・・。
道路を進むと、国道220号(桜島方面)への分かれ道の先に道の駅があるので、立ち寄ることに。
看板に従い走ると、運動公園のような場所に到着。
その横の細い脇道を地元走りすると・・・隣接する道の駅に到着だ。

 ←肝心の建屋が映ってな〜い。

道の駅くにの松原おおさきだ。
くにの松原・・・というのは、このすぐ横、海沿いにある防風林のことだろう。
おおさき・・・というのは、このすぐ隣町だ。
志布志と大崎の境目になるから、こんな名前なんだろうな。
時刻は8:00なので、何とかオープンしてるので中へ。
鹿児島発の道の駅で地元のお土産をチェック。
頼まれていたカスタどん見つけたら、お土産買う時間短縮できてよい・・・と思ってたが、やっぱ道の駅には置いてないっぽい。
ざっと歩いて、出来たてのさつま揚げと記念切符、ストラップを購入。
鹿児島と言えばさつま揚げ・・・ということで、実食。
おおっ!出来立てと言いつつ、出来てたから少し時間たってるが、ふわっふわでおいしい!
薩摩揚げって、こんなにふわふわだったっけか?
地元で食べる薩摩揚げって、はんぺんとかちくわの派生だが、ここのはそれとは食感が全然違う。
一言で言うと、うまい!
道の駅で売っている薩摩揚げでこれだから、専門店の出来立てはもっとうまいに違いない。
道の駅を出発し、国道448号を南へ。
地図で確認すると、ここから佐多岬まで立ち寄れるような場所はなく、約2時間運転しっぱなしになる。
前回来たときは、内之浦宇宙空間観測所という場所に立ち寄ってロケットを見物したが、去年筑波で実物大のロケットを見た我々には不要。
なので、しばらくは休憩なし、見どころなしのノンストップですね。
・・・前回来た時も見どころ無くて、ノンストップだった気がする。
この調子だと、昼食は佐多岬なだ・・・あの辺、何かお店あったっけかな???
コンビニがないので、自販機でドリンクを買っていざ、峠道へ。
約2時間何もない・・・となると、別の意味でここも難所の一つだな。
山岳道をしばらく走ると、前の旅行のとき見落としたロケットの見える丘PAに到着。
ただロケットのモニュメント置いてるだけやん・・・と思ったら、よく見ると、湾を挟んで対岸の尾根が宇宙観測所。
それに気づき、あるニュース映像を思い出した。
あっ!ここって、宇宙観測所から打ち上げしたロケットが見れる場所だよね。
あそこの尾根から発射されるロケットの映像を思い出したよ!
そうか!ロケットの見える丘PAって、そういう意味だったのか。
そうと分かれば、ロケット打ち上げのないこの場所に居てもしょうがないので、とっとと移動。
(そもそも立ち止まってないけどネ・・・)
山道を降りて内之浦の集落を抜け、再び山岳道に入るとと、先ほど話に出た内之浦宇宙空間観測所だ。
通行する車ほとんど見ないのに、ここだけ車が数台止まっている(笑
ここには立ち寄らないとFKDと打ち合わせ済みなのでスルー。
そもそも中を見学するには、予約が必要だしね。
内之浦を通過すると、しばらく快適な田舎道が続く。
あまりの秘境感なので前来た時は100km/hくらいで爆走してしまったが、今回はスピード違反が怖いので普通に走ります。
気持ちのいい田舎道を走り抜け坂道を下ると鹿児島湾沿いを走る国道269号に合流。
目指すのは佐多岬なので、当然左折。
しばらく走るとネッピー館という、どこかで聞いたような温泉施設を通過。
ガソリン休憩を挟んで尚も進むと、道の駅発見。
こんなところに道の駅?
あっても不思議じゃないが、前来た覚えがないな・・・。

 ←峠道の横にある小さな道の駅だ

 ←本土最南端の道の駅らしい

 ←こういうの、記念写真にイイネ

本土最南端と自称する道の駅ねじめだ。
鹿児島湾の対面に見える開聞岳が綺麗。
って、前来たとき、こんなにクリアに開聞岳見えなかったけどな・・・。
前来たときは桜島が小噴火して天気が悪かったんですね。
天気が良いと、こんなに視界が広いんだ・・・。
お土産はストラップを購入。
記念切符も記念品も証明書なかった・・・残念。
時刻はまだお昼きてないので良いペース。
佐多岬でお昼できたらよいけど、できない場合この辺まで戻る必要がある。
昼食できるところを注意しながら、佐多岬を目指します。

● 佐多岬

国道269号を南へ。
小さな集落に到着すると、国道は終点。
ここから先は県道・・・いよいよ秘境感が出てきた。
それはそうと、さっきの集落・・・最南端らしいA-Coopがあったくらいで、飲食店なかった。
ふむ、ごはん食べる場所ねーな。
道路は県道68号に変わり、佐多岬目指して一本道を前の車を追うように突き進む。
ここまでくれば、前を走る車も後ろを走る車も、佐多岬を目指しているに違いない。
グネグネと山の中の広い峠道を走っていけば、本土最南端の郵便局の交差点を右へ。
いよいよ佐多岬へアタックだ。

 ←否応なしに期待感が膨らみます

山の中を通る佐多岬ロードパイクを、先端目指して走る。
南国特有の植物がたくさん茂り、南国感だたよう。
所々檻のようなものが見えますね。
イノシシでも出るのかな?
と思っていたら、別の檻の中に猿が捕まってた。
猿用の檻だったのか・・・って、この辺、猿が出るのか・・・。
そういえば、新見の山奥や小豆島の山の上の方等も、猿が生息している。
やっぱ人の少ないところは、こういう動物多いね。
さて、道路を進むと真新しい広い駐車場に到着。
あれ?前来たとき、こんなのあったっけ??
ここから先は進入禁止になっている・・・ので、この駐車場に停めるしかないか。
留まっている車も結構いるみたいだな。

 ←いつの間にこんなのできたんだ

ここから先はシャトルバスに便乗して先端を目指す・・・というシステムに変わったようだ。
シャトルバスを待つ間、日陰で涼しんだり、無料のパンフレット見たり、トイレ済ませたり、様々な時間つぶしをする。
駐車場自体もかなり広い・・・自動車でいうと100台以上、観光バスも5〜6台は置けると思う。
前の頂上の駐車場でも60台くらいは置けたと思うが、それじゃ観光バスのスペースがなくて困った・・・というわけか。
しばらくすると、シャトルバスがやって来たので、それに乗り込み出発。
バスに揺られてたどり着いたのは・・・どっかのモニュメントの前だ。
・・・これも、前回来たときはなかったな。

 ←何だか豪華なモニュメント。

モニュメントには本土最南端の文字と世界地図が刻まれているので、みんなに交じって記念写真。
裏側には佐多岬灯台も見えるので、つづけて記念撮影。
モニュメントの裏側には佐多岬の歴史も刻まれている。
昭和30年に佐多岬の開発が始まり、昭和39年に完成。
当初民間施設だったけど、平成19年から官庁への寄付が開始。
平成24年から岬自体が官庁へ売買され、再開発のための測量・設計を行って、平成27年に着手開始・・・と。
前回訪れたのは平成22年なので、このあたりはまだいわさきコーポレーションの私有地だったわけだ。
ところでこいつ、本土最南端の記念モニュメントかと思ったら、よく見たら北緯31度の記念モニュメントだった。
なんだよ、本土最南端の碑じゃねーのかよ。
そもそも、何で俺たち、ここに降ろされたんだ?
岬は小さなトンネルの向こうだったからさ、もっと先に行けるっしょ?
ってか、歩いて行って良いんじゃね?
ってことで、道路を歩いて進むと、記憶にある広場に到着。

 ←あれ?工事中

記憶にある広場には到着したが、ガッツリ工事中だ。
この人たち、連休中なのに大変だな。
駐車場スペースを狭くして、記念建屋とトイレを増設してるんですね。
そういば、前来たとき、トイレって工事現場によくある簡易トイレだったっけ。
あれじゃぁね・・・。
建屋も、小さなトンネルの中にプレハブ小屋があったっけ。
それと比べれた、きちんとしたトイレと建屋ができるのは良いね。

 ←お土産のラインナップ期待してま〜す

奥に歩いていけば、展望台があります。

 ←観光地でよく見る看板ね

こちらは床材とフェンス・看板は出来ているが、看板の中身が出来てない。
ま、工事中だしね。
展望台からは灯台や、前の展望台も見える。

 ←前の展望台も工事中

 ←まだまだ遠い、最南端

前の展望台も改築中か。
たしか、使わなくなった廃ビルもあったよね。
確かにあれはない方が良い。

 ←完成イメージ図

工事は今年度中までかかるみたい。
マジかよ、せっかく来たのに、工事中だって〜〜、間が悪いぜ〜〜。
ところで、歩いて行けるのはここまでなの?
確かトンネルと抜けたところから遊歩道があったはずだが。
どうせなら、歩いて行っても良いところまで歩いて行っちゃおう。
とうことで、立ち入り禁止の看板に注意しながら進行。
ん?トンネルは普通に通っていいようだな。

 ←トンネル内部

トンネルは通ってよいけど、内部の孔壁を補修中だ。
トンネル内は涼しくて気持ちいい・・・。

 ←トンネルを出た広場

トンネルの先の広場には索道が仮設されていて、観光どころではない。
ああ、展望台の工事現場に材料を搬入するために索道が必要なんですね。
結構大がかりな工事じゃないか。
こりゃ、今年度中かかるわ。

 ←ここまで来たらさすがに警告

佐多岬にはいけませんの看板はあるけど、さらに奥まで行けそうなので、他の観光客についてゆく。
着いたのは・・・御崎神社だ。
ああ、そういえば、そんなのがあったよ。
誰も来ない・・・なんてことはなく、案外人が来ていた。
神主さんはこの連休中、毎日ここに来ているのか・・・大変だな。

 ←この先が佐多岬

佐多岬へと続く遊歩道は、今度こそ本当に立入禁止になっている。
よし、これで満足、帰ろう。
神社で記念品・・・があるわけもないので、旅の無事を祈願して撤退だ。
歩いて帰る途中、お昼の昼休憩に突入。
当然、昼食休憩の作業員さん。
いるのはガードマンさんだけ・・・そりゃそうか。
北緯31度のモニュメントまで歩いて戻り、シャトルバスで駐車場へ。
最南端の碑まで行けれなかったのは残念だったな。
また今度・・・っていうわけにもいかないし・・・、でもこれで終わりってわけにはいかないな。
また、別の機会にこないとな。
とはいえ、すぐというわけにはいかない・・・何年後だろうな。
車に乗りかえ帰路へ・・・の前に、やることが一つ。
佐多岬ロードパイクから脇道の県道に入り、たどり着いたのはホテル佐多岬。
全室オーシャンビューの小さなリゾートホテルだが、ホテルの宿泊が目的ではない。
ここで佐多岬訪問証明書がもらえるのだ。
前もらえたから、今回も当然もらえるだろう・・・と思ってやってきた。
ホテルのロビーには、佐多岬で見かけた若者グループが先に来ていた。
彼らも佐多岬訪問証明書を求めていた。
ああ、まだあるんだね。
ってことで、私も注文。
確か、パソコンから印刷されたダセーやつだったよね・・・と思ったら、割としっかりしたやつが出てきた。
裏側が四極踏破証明書になっているとのこと。
ん?裏側・・・??
ほ、本当だ!大きな証明書の4分の1の部分になっている!
ってことは、他の証明書(神崎鼻、宗谷岬、納沙布)もあるってことか!?
この間北海道行ったときは、こんなのなかったが・・・。
やべぇ、これ集めるために、もうもう一度北海道に行かないと。
でもそれは、次の9月の連休だから、当分先だな・・・。
ホテルを出ると、今度こそ帰路へ。

 ←本土最北端の郵便局

本土最北端の郵便局を写真に収め、いざ桜島へ。
帰路の途中、前回も見たあの看板が。

 ←この看板は健在か

ハイハイ、宗谷岬まで2700kmね。
前回はここに来たのが、宗谷岬訪問の半年後だったからな。
今回はちょっと時間が空いているが、2700kmは僅かだが地球儀で距離を確認できる距離。
世界地図で確認できる距離を車で移動したんだな・・・地球って大きいな。
県道を戻り、最南端のA-coopがある集落へ。
そりゃそうと、次は昼食だな。

● 移動して昼食

さて、次の進路は桜島へ。
来る途中には気づかなかったが、鹿児島湾の先にうっすらと桜島が見える。
開聞岳が見えるんだから、桜島が見えても不思議ではないが、前回来たときは見なかった景色。
やっぱ晴れてたら、大隅半島の端から桜島見えるんだね!
去年の富士山と言い、病気した後のFKDって、何か憑き物が落ちたように幸運なことが起きてる気がする。
景色に見とれながらも、昼食と取るためのお店探しは欠かさない。
昼食と言っても、そこらへんにある平凡なラーメン屋ではダメ。
その土地独自のものがテーマなので、ラーメンはラーメンでも、このあたりでしか食べれないラーメンじゃないとな。
そう考えるとかなり範囲が狭くなってしまうんだよな・・・。
道の駅ねじめ、ネッピー館を通過し、宇宙観測所方面から合流した交差点を直進。
地図見るとこのあたりも多少の集落なので、このあたりでなかったら次は鹿屋市街地で探すしかないな。
錦江町の集落を走りながらお店のチェック・・・この町の感じ、規模的に瀬戸内市くらいの規模・・・なので、平凡なラーメン屋以外飲食できそうなお店は特になし。
やっぱ、そうか・・・もうちょっと昼ご飯遅れても大丈夫・・・なので、次の町へ向かう。
徐々に近づく桜島を眺めながら海沿い道の国道269号を走ると、道の駅を発見。
ん?このあたりに道の駅はないはずだが・・・新しくできたのかな?
 

 ←割と車いっぱい

道の駅錦江にしきの里だ。
にしきの里・・・というキャンプ場があったようなので、ここに道の駅ができたんですね。
残念ながらごはんできないので、お土産のラインナップを眺めて、記念切符、ストラップを購入して出発。

さて、道路は海沿いを外れて内陸へ。
内陸で国道220号に変わってまた海沿いになるのだが、なんでわざわざ内陸に行くのか?
このまま海沿いを繋がってればいいじゃないか・・・と思うが、そこは道路の歴史との兼ね合いもあるのだろう。
さて、国道の看板だけを頼りに道を進むと、前の旅行でビジネスホテルに宿泊した鹿屋市街地へ到着。
ふむ、やっぱりおよそ半日のリードですね。
途中珍しそうなラーメン屋の看板があったので、鹿屋空港基地の周りをウロウロしたが、見つけられず時間の無駄をしてしまった。
鹿屋市街地で長崎ちゃんめんそっくりなリンガーハットへ言った記憶があるが、お店が見つけられない・・・。
国道504号の交差点を曲がると、市街地だった景色は一篇し、谷間を通る寂しい幹線道路に。
これはもう、食べるところない・・・と思ったら、これから合流するであろう国道220号の高架をくぐった。
あれ?この道、再び鹿児島湾に出る国道220号に合流しないの?
この先も交わりそうにない・・・こっちはミスルートだ!
来た道を戻り国道269号へ。
もうちょっと進むと、看板に従い信号交差点を左へ。
このまままっすぐ進むと国道220号に合流だな・・・と思っていると、進行方向左側に飲食店を発見。
ラーメン屋の隣に、見たことも聞いたこともないファミレスっぽいお店を発見した。
うどんメインのファミレスっぽいが、九州で食べるうどん・・・って、讃岐うどんで育った我々には全くおいしくない印象。
ラーメンとうどん、どっちにするか。
鹿児島産黒豚を使った豚骨味の鹿児島ラーメンも魅力的だが、九州のうどん事情にも興味がある。
どっちにするか・・・えぇい!馴染みのないこっちのうどんのファミレスにチャレンジだ。
お店に入って料理をオーダー。
私が頼んだのは、坦々うどんのシラスご飯セットだ。

 ←ふむ、見た目はおいしそう

坦々うどんなら、うどんの触感のマイナスを味で調和できるかな・・・という目論見だ。
シラスご飯は・・・別に。
シラスっていっても、いちめんじゃこと一緒じゃん!って、去年江の島で言ったよーな。
問題のうどんだが・・・そんなに悪くない。
去年宮崎て食べた天領うどんの細麺は、歯ごたえがなくてにゅう麺食べてる感じだったが、ここのうどんは、まだ全国的に標準的なうどんだと思う。
麺残しもエッジも聞いてないけど、SAとかで食べる安いうどんって、こんな感じじゃね?
ピリ辛な味付けもマッチして、思ったよりおいしかった。
さて、やっと昼食が終わったので、桜島へ向けてGo!
時刻はすでに15:00過ぎ・・・空港基地と国道504号がなければ、まだ30分早くついてたかもな。
だが、この時間ならまだ桜島を一周はできる。
問題はそのあとだな・・・。

● 桜島

昼食も終わり国道220号に合流して再び鹿児島湾沿い道へ。
垂水市まで来ると、だいぶ桜島がはっきりと、そして大きく見えてきた。

 ←桜島雄大だな

天気も景観も良いけど、桜島に到着すると念のため開けていた車の窓を閉め切る。
灰が入ってこないようにするためだ。
だが、すれ違う車、どれも灰を被っていない。
今日は展望が良いし、もしかしたら灰が舞っていないのかも・・・いや、油断は禁物だな。
前来たときに桜島は一周済みなのでここは無視して進んでも良いのだが、FKDが初めて見たいなので、今回も一周します。
桜島に到着すると、国道220号から国道224号へ分岐。
最初の溶岩地帯を進むと温泉が点在する集落。
そこも抜けると、住宅がなくなった幹線道路になり、桜島フェリーが発着する観光地っぽいところに到着。
道の駅があるのでそこに立ち寄り、休憩だ。

 ←ああ、ここははっきり覚えているよ

ふむ、こちらの施設ははっきりと見覚えがあるね。
前来た時もお土産とか記念品探したけど、なかったんだよね。
ということはたぶん今回もないから、本気で探すのはやめて、ざっと目を通してから記念切符とストラップを購入。
・・・ん?記念切符は持ってなかったから良いとして、ストラップは持ってたかも・・・まぁ、いいか。
道の駅での休憩が終わると湯之平展望台にも立ち寄る。
国道から県道へ変化し、路地を曲がる。
外人さんが徒歩で山を下りてたけど、それには構わずガンガン坂道を上る。
道路にはさすがに灰が少し残っているので、スリップしないように気を付けないとな。
道路を上まで登り切り、湯之平展望台に到着。
車を駐車場に・・・おお、割と埋まっている。人多いね。
建屋に入る前に記念撮影・・・記念撮影用の専用のカメラ脚が設置されているのも、前来たときと同じ。
思えば、この脚を見たのはここが初めてなわけだが、他じゃ見かけないな。

 ←私は必要がないのでそのまま撮影

建屋に入り、中をチェック。
簡単な休憩所に小さな売店。
飲み物、お菓子、他愛のないグッズが中心で、記念品っぽいものはない。
ん?白くまアイス売っているな・・・コンビニでも帰る気がするが、買っておくか。

 ←やっぱりコンビニで見覚えが・・・

ふむ、おいしいです。
冷たくて、硬いです。
ちょっとづつ溶かしながら、ゆっくり食べるかね。
む!?ちょっと時間勿体なかったか・・・。

 ←こちらは鹿児島市街地方面

建屋の上の階は、桜島の紹介と展望所。
この展望所から鹿児島市街地も展望できる。
すぐそこに大きな町があるわけだが、それが小さく映る・・・まるでジオラマだな(笑
アイスがある程度食べ終わったので出発・・・と思ったら、FKDが観光客の中でファントムというドローンと飛ばそうとしている集団を発見。
どうやら、うちの会社でも使っている機種だから気が付いらしい。
おそらくドローンを使って桜島の火口の撮影を目論んでいるのだろう。
こんな観光地でドローンなんか飛ばして良いのかっ!?って建屋の売店のおねーさんにチクりに行った。
すると、トホホな感じで戻って来た。
特に禁止しているわけではなくて、時々いるんだと。
でもFKDは納得行ってないらしく、「堕ちろ〜堕ちろ〜」と言ってた。
自分が使っていたドローンが墜落したからだと思うが・・・根深いな。
湯之平展望台を出発し、来た時と違う方面の斜面を降りると元来た国道に到着。
で、もう一回道の駅の前を通り県道の一周ルートへ。
ん?行きがけに見かけた徒歩で下山していた外人さん、フェリー乗り場付近まで戻ってきている。
もうこんなところまで歩いてきたのか・・・さすが、外人さんだな。
その後も県道を走るわけだが、特に特記することがないほどに、平凡な道だ。
車の通りもないし、前来たときのような灰も積もってない。
鳥居埋没地の辺まで来たら、何度も降る灰の影響で草木や建物の変色を見ることができた。
灰の降る地域の人たちって、大変だね〜って言うが、実物を見ていないFKDはピンとこないようだ。
桜島の降灰の厄介さをうまく伝えられないまま桜島一周を終え、元の国道220号のルートへ。
このあたり、国道を走っていると、そこらじゅうで琵琶を作っている。
普通のみかんやグレープフルーツだと、灰降って育たないんだろうな。
国道に出ると、ほどなく道の駅に到着。
道の駅たるみずだ。

 ←桜島が良く見える道の駅

駐車場にクルマを止めると、駐車場の端に灰が残ってた。
ん?ここって、桜島が噴火するたびに灰が積もるのか・・・ならば、長居は禁物だな。
ってことで、記念切符、ストラップを購入して車に戻り、これからの目的地について少し考える。
これからこの国道を進めば、どんどん都会化が進んでいくので、当然道の駅がなくなる。
今日中に鹿児島市街地に到着することも可能だが、寝泊まりするところがない。
到着したは良いが、お土産のお店が開いて無くて翌朝まで足ふみ・・・となると、折角来た意味がない。
折角リードしているのだから、このリードを利用して霧島方面にコロプラのスタンプを取りに行く・・・という作戦はどうだろう?
霧島の温泉に入れるし、道の駅もある。
よし!それで行こう!
ってことで、出発!!
(この記事を書いている間、そのまま鹿児島に着いちゃえば、ぎりぎりでお土産GET出来て、指宿手前の道の駅まで行けてたかも・・・と気づいた)
前回の旅行では、この付近のコロプラスタンプをGetし忘れていたので、今回は忘れずGET。
その後も国道を順調に進む。
左手の鹿児島湾の向こうに見える桜島の景色が永遠変わらないので、鹿児島湾沿いに進んでいるという実感がない。
ちょっとずつ桜島の向きが変わっているのが面白いかな・・・と思っていると、東九州自動車道をくぐり、宮崎で分かれた国道10号に合流。
こうなると、霧島への分かれ道が近い。
国道223号の交差点を右に右折し、霧島を目指す。

● 霧島

地図で見るとざっと1時間程度の道のり。
いまざっと18:00なので、着いたらお風呂にごはんと、ちょうど良い時間だな。
国道223号は隼人の市街地をぬけ、谷間の川沿い道へ。
遠くの山の上には鹿児島空港がある。
FKDもY先輩と一緒に飛行機で来たことがあるとのこと。
なんだよ、鹿児島にも来たことあるんじゃん・・・なんだかんだ言って、九州のいろんなところ来てるじゃん。
でも、夜に到着したから、そのあとどこへ行ったのかはわからないらしい。
道路は谷間の温泉街へ?
到着か?と思ったら、ここままだ妙見温泉のあたり・・・まだ半分しか移動してない。
道沿いには、和気神社と藤公園の幟が。
ん?全く同じ名前の神社と公園が別のところにもあったな。
こんなところにもあるんだ。
前の車を追跡する形で尚も国道を進むと、周りが薄暗くなったころ霧島高原の霧島温泉郷に到着。
硫黄の匂いやもくもくと沸き立つ湯気、遠くに見える大きなホテルが、雰囲気を出している。
信号交差点を直進して県道を進むともっと小さな温泉がたくさんあるみたいだが、まずは今日の道の駅を下見するため、国道に沿って信号を右折。
道幅の広い山岳道路を下るように走ると、道の駅を発見。
もうだいぶ火も落ちて、すっかり暗くなってしまった。
ここから近くの日帰り湯は・・・あ、すぐそこにありますね。
行きましょう。

 ←趣あるね

さくらさくら温泉だ。
国道から路地を曲がった奥あるため、明かりを頼りには見つけられなかったが、看板のおかげで発見できた。
駐車場と思われる場所には、たくさん車が止められている。
ふむ、暗くてどこが温泉の駐車場なのかよくわからん・・・適当な場所へ車を置いて突撃!・・・と思ったら、それっぽい場所を発見。
今置いている場所は、民家の駐車場かも・・・ヤバイ、動かしておこう。
中に入り、時間と料金を確認。
お肉を焼くいい匂いが漂っていたので、期待も込めて夕食もできるかどうか確認・・・すると、宿泊客と同じ料理しか提供できないため、食事のみだと3500円するとのこと。
うっ・・・・3500円・・・・高い、それなら他で探した方が良いかな。
ってことで、食事は断念。
ま、こういうこともあるさ。
入浴券だけを購入してお風呂へ。
お風呂はそんなに大きくないけど、小さくはない。
お客さんあまりいなかったので、私とFKDで適度に楽しむ。
湯の色が白く濁っているのは、天然温泉特有。
外の露天風呂は泥湯になっていて、温泉の中の泥を体に塗りながら湯につかるらしい。
で、泥を洗い流してからもう一回内風呂へ。
お風呂から上がればFKDがマッサージチェアーを楽しんでいある間に牛乳を楽しみ、家に定時連絡。
ここの温泉って、廊下や壁が趣ある木製になってるし、寛げる中庭や特徴ある露天風呂もあって、なんだか高級な感じがした。
夕食が高いのもうなづける気がする。
ふむ・・・夕食も頼めばよかったかな。
さくらさくら温泉を出発して今度はごはんを探す。
まずは国道を進んでお店を探す。
霧島神宮らしき場所には来たけど、お店が全然ない。
お店がありそうな明かりもない・・・これは、こっちではなかったな。
Uターンして、霧島温泉郷方面に戻る。
戻る途中、高千穂牧場の看板を発見。
おお!コンビニで売っているコーヒー牛乳やヨーグルトで同じもの高千穂牧場って、こんなところにあるんだ!
行きたいけど、この時間だとう当然しまっているよね。
そういえば、岩手に行ったとき、小岩井牧場行くの忘れていた・・・さすがにあっちはもう行くことないだろう、残念。
さて、道路を戻りながらもFKDのスマホでお店を検索。
霧島温泉郷には数件お店があるようだが、営業時間が21:00までのレストランが多い。
居酒屋なら24:00ごろまでやっているか・・・最悪、そこで良いか。
霧島温泉郷に着き、一応見つけたお店を探すが・・・貸切や定休日等で、結局居酒屋しか行くところなかった。
すぐそこにコンビニあるけど、コンビニ弁当よりは良いかってことで、集落の居酒屋へ。

 ←選択はやっぱり居酒屋メニュー

 ←料理はどれもおいしかったです

居酒屋・・・ということで、本日のおすすめ等をメインに注文。
冷奴、あさりの酒蒸し、ししゃもの唐揚げ等、定番のものから、 地鶏の塩焼き等、地元ならでわっぽいものも一応食べた。
お酒に合いそうでおいしいけど、お酒は飲めないのでノンアルコールで我慢ね。
少量の料理をちょっとづつつまむようになるので何だか物足りないが、料理はおいしかった。
さて、道の駅に行って寝る前にコンビニでお買い物。
飲み物とデザートを買って車に戻る。
そういえば、(何か忘れたが)FKDにお金を返さないと・・・と思い、財布から560円を取り出し、FKDに渡す。
が、FKDが小銭を取り損なって車の社内のどこかへ落ちてしまった。
ん!?シートの下の方とか行っちゃったぞ!あそこは見つけにくく取りにくい!!
だが、50円玉と10円玉はともかく、500円玉は金額が大きく無視するわけにはいかない。
ってことで、大捜索。
幸い、免許の更新やチャレンジ200日の景品でもらったLEDライトが二つあったので、それらを駆使してシートの下を大捜索。
10円玉はシートの下に落ちる寸前で止まって居たので、何とか取れた。
500円玉は・・・シートとシートレールの間に引っかかっている。
スペース狭くて指が入らない・・・どうすりゃいいんだ。
シートレールの固定ねじを隠す内装カバーを外して、スペースを確保。
しばらく右往左往していると・・・やっと取れた!
だが、まだあと50円玉が残っている。
今まで探していたけど、シートに下にはなさそう。
ふむ、どこ行ったのかな・・・?まさか、シフトノブにぶら下げているナイロンのごみ袋の中にはないよね?
探してみると・・・あった、50円玉発見。
30分かけて、やっとすべての小銭を発見。
長い格闘だった・・・。
なんだかどっと疲れたので、その場でデザート食べて、道の駅へ行ってすぐ寝ました。


 

前の日へ

次の日へ

戻る