■ 4月30日(日曜日)
慣れない布団と枕だったが、まぁだいたい眠れた。
起きたのは6:00前・・・ちょど朝風呂が始まる直前だ。
慣れない布団なので居心地は良くないが、一度も起きなかった・・・ということは、よく眠れた・・・ということだろうか?
トイレしているとFKDも起きたので、朝風呂行きますか。
● 出発
朝風呂も昨日と同じ3F。
脱衣所に入ると誰もいない・・・一番乗りだ。
露天風呂の外の景色が見られる。
湯布院岳綺麗だね。
お風呂が終わればマッサージ。
昨日私はパスしたので、今回は体験。
2台あるマッサージ機は・・・どっちも型番が違う。
10分100円・・・で稼働。
背中、腰、足・・・と揉み解し。
まだ朝なのでそんなに疲れてないけど、気持ちいいね。
部屋に戻りTV見てのんびりしていると7:00になったので朝食だ。
朝食は・・・バイキング形式です。
こういうのってついつい食べ過ぎちゃうんだよね。
4Fの大食堂に行くと、中はガラ〜〜んとした食堂に沢山の食材がならんでいた。
今回も我々が一番手のようですね。
こういうのって、最初に一回どんなものがあるのか見てから、取り皿に取っていった方が綺麗に、計画的に盛り付けできるんだよね。
だけと、ソーセージとか卵焼き見てると我慢できなくなって、結局行き当たりばったりの思い付きで盛り付けだ。
←こんな感じ。
私はごはん派なので、パンとスープ、ジュースはやめて、ごはんと味噌汁をつけた。
実はこれは一週目で、2週目もサラダ中心に盛り付けしたのだ。
写真は洋風な朝食だが、ヒジキや焼きサバ、焼き鮭、きんぴら等の日本の朝食もしっかり準備されてた。
北海道行きのフェリーの朝食バイキングとはワケが違うね。
朝食が終わって準備するといよいよ出発だ。
←端かにぱっと見、ホテルとは思えないよね。
←湯布院岳綺麗
ホテルの外観って、大きなテントのような形なんだけど、茶色一色だから、ぱっと見ホテルとは思わないよね。
FKDがつぶれていると勘違いするのは納得がいく。
おそらく景観に配慮しないといけない場所だったんだろう。
出発するときに気付いたが、実は隣にテニスコートがる。
ホテル以外にもいろんなレジャーを楽しむことができるみたいだね。
● 湯布院ストリート二日目
もとの海沿いに戻る前に、早朝ではあるが、もう一度湯布院ストリートを通る。
今度は車で。
まずは、昨日寄らなかった金鱗湖から。
駐車場と看板がたくさんあるから、特に迷わずこれた。
車から眺めるため、隣接する道路を眺めながら走行。
森の中にたたずむ静かな湖・・・という設定なんだけど、思ったより小さいね。
湖の反対側まで来ると車をUターンさせて来た道を戻る。
FKDが「あれ?どこに湖あったんですか?」と。
さっきは車の反対側だったので見えなかったけど、今度は見えるよ・・・と教えてあげたら、「あれって、池じゃないんですか?」と
おっしゃる通り、ただの池です。
何が珍しいんでしょうかね。
FKDは湖というからすごく大きなものをイメージしていたらしい。
いや、地図で見てもそんな大きい湖ないし。
え?現地に行くまで情報とか入れない?
それにしては、おおざっぱな予定立てようとか言うじゃん。
だったら現地の地図くらいは見ておこうよ。
金鱗湖駐車場まで戻ると、昨日の湯布院ストリートを駅に向かってのんびり走る。
さすがに早朝は人通りないけど、掃除中の風景や朝のごみ出し等、生活感を感じて良い。
金鱗湖周辺は自然とも調和してのどかだ。
民他の建物もそんなに派手派しいものもなく、塀や石垣で囲まれた民家もない。
落ち着いた感じだな。
しばらく行くと、見覚えある川・・・昨日歩きで来たときにUターンしたところだね。
え!?あれって、湯布院ストリートのまだ半分だったんだ・・・。
まあ、お店が集中しているのはここから先だが、ここからは昨日通ったので、ペースあげて素通り。
コンビニでトイレ休憩済ませればいよいよ順路に戻る。
せっかく来た湯布院だったが、ホテルに泊まっただけだった・・・いつかまた、九州山間部縦断の旅の機会があれば訪れたいな。
● 買い物
さて、湯布院を出発して順路に戻るのは良いが、FKDが妹に頼まれたお土産を買いたいと言い出した。
もともと湯布院にあったお店で購入予定であったが、昨日あのようなトラブルが起きたため、買い物ができなかった。
お店は湯布院だけでなく、これから通る大分市内にもあるらしく、お店の開店時間もいい感じらしい。
菊家のプリンどら?
おいしそうだ、行ってみよう・・・というわけだ。
道路は順路に戻るため、来た道を戻る。
当然、あの湯布院岳を峠越えだ。
←相変わらず綺麗だな
湯布院岳を超えると森の道になるが、来たときにも見かけたトンネル撤去現場も通過。
やっぱ、トンネル撤去現場って、珍しいよね。
FKDの、中古のEG6が欲しいんですよね〜という話題で盛り上がりながら元来た国道10号に合流。
ここから宮崎を目指して走るわけだが、前回と違うのは、今回は純粋に海沿いを通るので、途中県庁のある国道197号へ分岐だ。
どっちの道も以前通ったことがある道なので、道に迷うことはないかな。
国道197号へ分岐し、大分県庁まで来ると、路地を右折。
そこからさらに商店街と思われる綺麗なタイル道の先に、プリンどらを販売している菊家がある。
どうやら駐車場がないみたいなので、コインパーキング探さないとだめか・・・。
いや、ちょっとで終わるから、近くのコンビニに置いちゃおうかな。
良い子は真似しちゃダメだぞ。
←まだ開いたばかりで人はなし
さて、菊家総本店だ。
湯布院にあったのは支店で、ここが本店。
ここで作ったものを、各支店に配送していいるっぽいね。
さて、注目のプリンどらは・・・ありました!
カウンターの中にいくつか売っています。
っていか、この店、プリンどら以外の物の方がたくさんあるんだけど・・・?
プリンどらって、あんまりお勧め感ないんだけど?
まぁ、とりあえず、目的の品物を購入だ。
←GET!
プリンどらGET!
コンビニの駐車場に戻って、早速いただく。
冷えたプリンがどらで挟まれて、おいしいね。
プリンも型崩れしない硬いタイプのものなので、安心して食べれるね。
甘さ控えめなのでちょっと物足りない感じがしたが、まぁ、いいか。
出発する前に、無断駐車した償いも兼ねて、コンビニでコーヒーとかお茶をお買い物。
って、スイーツコーナーにセブンイレブンのぷりんどらがあるんだけど。
ああ、ぷりんどらってそんなに珍しいかな・・・と思ったら、セブンイレブンにも売っているんだっけな(笑
● 日本文理大学
さて、買い物も終わり、順路の国道197号へ。
予定ではこの次は九州最東端の鶴御崎なので、ちょっと距離と時間があるな。
前の旅行では2〜3時間かかった気がするが・・・。
それはそうと、このまま進路を進むと母校である日本文理大学が近くにあるのに気付いたFKD。
久しぶりに寄ってみたいとのこと。
ってか、旅行のルートは事前にメール入れてたでしょ?今頃そんなことに気付くなよ。
自分が通ってた大学が大分のどの辺にあるのか、地理に関心がなかった当時は正しく理解していなかったらしい。
さて、FKDの誘導で交差点を曲がり日本文理大学を目指す。
野球のグランドらしき運動場が広がる私有地っぽい坂道をどんどん上っていくと、丘の上に大学発見。
倉敷芸術大学といい、加計学園といい、何で私立大学って山の上にあるんですかね。
校舎も綺麗でおしゃれで高そうだ。
学費も高いんだろうな。
校舎の入り口の横でFKDの記念撮影をして撤退だ。
● 最東端へ
さて、前にも触れた通り、九州最東端である鶴御崎を目指す。
日本文理大学の坂道を戻り、順路に戻ってしばらく進むと、小さな町を抜け、海沿い道へ。
その途中に・・・道の駅発見。
道の駅佐賀の関だ。
←車多いね
佐賀の関ってことは、関サバとか関アジとか置いているのかな?
当然中に入って確認すると、お魚は売ってないが、食堂に刺身や丼ものが多く置かれていた。
ああ〜〜、お昼ここだとよかったけど、今朝10:00か〜〜。
関サバとか食べれるお店はこの先にもありそうだが、どうも時間と合わない気がするな。
そのほかの記念切符とストラップは購入。
他のもお土産あるけど、どうせ大分では買わないので素通り。
ざっと見た感じだと、湯布院や中津あたりのラインナップとガラリと違っていた気がする。
やっぱお土産のラインナップって、その地方毎に違うんだね。
道の駅を出発し、国道をひたすら走る。
道の駅をきっかけにして、このあたりは関アジ・関サバを取り扱うお店が多い。
おいしそうなんだけど、時間がね。
ちょっと寄り道したら関埼灯台があるけど、今回は最初っから時間推しているので寄らないことにする。
って、毎回寄らないんだけど。
佐賀関を通過すると、国道は197号から217合へ。
特に見どころがないまま臼杵市街地へ到着。
暑い・・・のでお茶休憩。
さらに臼杵の山岳部を通り、いつか通った津久見、佐伯へと進むと、目的の鶴御崎が遠くに見えだした。
「これからあそこを目指してたんですね!僕、こっちの半島と勘違いしていました」とFKD。
どうやら、これから寄ろうとしている場所が順路から大きく外れていることに、やっと気づいたようだな。
目的地も視野に入ったことだし、2度目の訪問なので効率よく進んでいくぜ。
● 鶴御崎
何となく記憶にある佐伯市の市街地を走る。
見覚えある街並みの景色に、以前来たときは地図だけ見ながら走っていたから、このあたりでいろいろと道を間違えた記憶を思い出した。
あれはもう5年以上も前の話なのか・・・ずいぶん時が過ぎたな。
佐伯市街地を抜けると鶴御崎へと向かう海沿い道があるが、確かこっちは道が狭くてクネクネしてインテグラRでも面倒くさかった記憶があるので、今回は山間部のトンネルで途中までショートカットだ。
海沿い道への交差点はスルーし、山間部への道を曲がる。
田園の間の道を進むと、谷間に入り、トンネルへ。
トンネルを抜けて坂を下ると漁港に到着。
さらに海沿いの道を走り、もう一つトンネルを抜けると、さっきスルーした海沿い道に合流。
これで半分くらいをショートカットしたはずだが、まだ面倒くさい道は残っている。
まぁ、対向車と接触しないようにゆっくり走るしかないかな。
しばらくのんびり走っていると、一つの集落に着いた。
そこから看板に急な坂道を登っていくと、突き当りが自然公園のようになっている。
到着…ですね。
駐車場に車を置いて、後は徒歩で。
懐かしい・・・全然変わってないな。
ちょびっと掃除が行き届いて綺麗になっているかな?
←看板も綺麗になってます。
駐車場には他に車が一台とバイクが1台・・・相変わらず、マイナースポットだな(笑
コカ・コーラの自販機も相変わらずあります。
わざわざこの自販機まで、補給しに業者がやってくてるんだよね。
遊歩道を歩いて丘を登ると、遠くからもチラチラ見えていたあれがあります。
←灯台到着!
鶴御崎灯台です。
岬の突端ですから、当然灯台があるわけです。
灯台の地下一階が確か何かの博物館だったんだよね。
←そうそう、これこれ
そうそう、この張り紙、前来た時もあった気がするよ。
ってか、富永一郎って、お笑いまんが道場に出てた人だよね。
あの時、川嶋なおみは、まだ20代だったっけな・・・。
さて、灯台には入れないので、ぐるっと周りを観察。
もともと高台に建っているので、それほど大きな灯台は必要ない・・・ってことで、まぁまぁ小柄です。
←灯台の全景
おまけに、私は一度訪れたことがあるので、そんなに珍しくない・・・。
変わりないことを確認すると、灯台のさらに奥にある岬の突端へ。
灯台の敷地にある小さな展望台の先・・・階段になった遊歩道を進み、林を抜けると、目的地到着だ。
←ついに到着
あれ?立て看板、綺麗に作り替えられてるじゃん。
前来たときは、目的の標柱で、汚くて字が読みにくかったのに。
やっぱ、看板が新しいと、ちゃんと人が訪れているっていう気になるね。
←鶴御崎から北方面
←こっちは南
岬の突端なので、当然他の大きな陸地は見えない・・・はずなんだけど・・・
←んん???
あれ?海の向こう側に、うっすら陸地が見えてますね。
ありゃなんだ?
コロプラスタンプで愛媛県宇和島周辺のスタンプがGETできたところを見ると、どうやら愛媛県宇和島あたりが見えているようだ。
こんなに離れているのに、ここから向こうの携帯基地局が使えるんですね。
さて、後は到着証明書があれば完璧なのだが、ここで販売されていたのはもう10年以上も前の話。
今はもうないんだったな・・・って、あれ?
←あの標柱の裏側、よく見ると・・・
←!?
なにぃ!佐伯駅前の観光案内書にあるだとぉぉ!
ええっと、佐伯駅というと・・・あ、あの市街地にあるやつか。
くっ・・・後戻りになってしまうが・・・行くか、進むか・・・。
って悩んでいると、FKDが、「時間ないから無理ですね」と。
うっ・・・そ、そうね、時間ないから、今回も無理ね。
今日中に宮崎へ行くには、あまり寄り道できないからな。
仕方ない、順路に戻って昼ごはんにするか。
鶴御崎といえば、もう一つ。
ここは岬の突端なので、戦時中は要塞の一部だったそうだが、カノン砲の暴発事故時より施設は壊滅。
急遽、ここ鶴御崎に砲台を設置するため、近隣の町村から毎日600人雇用してカノン砲台を作ったらしい。
って、車もない時代に毎日ここに600人通っていたのか?
一体どうなってんだ・・・?歩いて通うにしても、片道半日はかかるんじゃないか?
どこかに宿泊する施設があったのかな?
ダムや橋を作る以上に、壮大な工事だったんだ。
そういえば、鶴御崎を離れてすぐのところに、水の子島海事資料館・渡り鳥館があったっけ。
あれも前行ったことがある。
海の中にぽつんと浮かぶ水ノ子島灯台に、激突して死んだ鳥を剥製にして展示してたんだよな。
あそこは一度行ってつまんなかったから、もういいや。
● 宮崎へ
さて、鶴御崎の訪問が終われば次は昼食。
と言っても、鶴御崎周辺にはお店がない・・・ので、来た道を港町まで一旦戻る。
順路の国道に戻る前に、交差点を曲がって寄り道をすれば食事処があるようだが、ここは順路を優先してスルー。
国道に戻り、順路を宮崎に向かって走る。
昼食ができるよう、お店のチェックは欠かせない・・・が、思った以上にお店がない。
あっても、やっているのかどうかも怪しい小汚いラーメン屋。
お昼時にも関わらず繁盛しているお店が・・・ない。
ちょっとは想像していたが、これほどお店がないとは・・・。
山を越え、海を越えてたどり着いたのは、道の駅だった。
←お昼過ぎてるが、人多い。
道の駅かまえ・・・だ。
お昼を過ぎているが、車はたくさん。
その理由は、すっかり渋滞してしまったレストランだろう。
おそらくこの周辺で数少ない食事処なのだろう・・・観光客と思われる人たちで大行列だ。
ってことで、昼食は取れそうにない。
ま、お腹空いてないからおやつ程度のものでも良いけど。
・・・そうか、そういえば、今日の朝食、ホテルでバイキングをたらふく食べたっけ。
それで、いまいち食欲がわかないのか。
ま、それはそうでも、何かお腹に入れないと、今は良くてもこの後お腹すくかもしれないので、おやつでもいいから何か食べようかな。
レストランがだめなら、軽食なら・・・ってことで、軽食コーナーを訪ねる。
やはり列は出来ているが、少し待てば出番回ってきそうだ。
ってことで、待ちましょう。
←おお、意外においしい
注文したのはブリカツバーガーとエビクリームコロッケだ。
ブリの切り身をカツにしてバーガーにしてしまったんですね。
ってことは、このあたりはブリがよく水揚げされるのか・・・。
お味の方は、出来立てということもあり、おいしかった。
マックのバーガーと比べると具のスカスカ感はあるが、それでも味がしっかりしていておいしいと思う。
一緒に買ったエビクリームコロッケも、しっかりエビの風味が出ていておいしかった。
エビがクリームコロッケになったら、こうなるんだね。
後は御土産をチェック・・・記念切符はないので、ストラップとスタンプGETだ。
昼食を済ませると出発。
この先、海沿い道を抜けると道幅の狭い山岳道路。
その先が大分県と宮崎県の県境となるのだが、この県境までの登り道が、今回の九州一周旅行において唯一の難所と言っていい場所だ。
難所・・・の意味をFKDはよく理解していないようだったが、行ってみてわかったらしい。
集落を走る幹線道路だった国道が、県境越えの山岳道路になると急激に道幅が狭くなり、勾配のきつく見通しの効かない曲がりくねった道に激変。
それだけならどこにでもありそうな峠道だが、他と違うのは、道路は枯葉や木の枝がつもり、所々小さな石がゴロゴロと点在し、他の車の通行の気配をまったく感じないことだろう。
対向車が見えないうえに、枯葉や砂利でスリップがしやすい状況・・・。
おまけに、前から対向車が来た場合に、交わせる箇所がほとんどなし。
そりゃ、こんなところ誰も通りたがらないよ。
ってか、何でこんなところが国道なのか・・・。
前両親と来た時も、母親が気持ち悪くなった・・・って言ってたっけ。
対向車が来ないよう祈りながらも、森の中の峠道を走り続けると、道路がフラットになり県境がやって来た。
←やっと県境に到着
←反対側は逆光で上手くとれねえ
県境を通過すると、道路も少しはまともになった。
と言っても、道幅がやや広くなりクネクネがなくなった程度。
いや、クネクネがなくなっただけでも、効率よく走れる。
これは大きなアドバンテージだ。
県境越えの峠道を谷まで下ると、後はいつもの幹線道路。
谷間の川に沿った道路を進むと、日豊海岸へ。
難所を超えて一息・・・と思ったら、道の駅を発見。
おお、宮崎県一発目の道の駅ですね。
←風が気持ちいい
道の駅北浦だ。
すぐそばに海水浴場もあるので、家族連れが多い。
ここにも焼き鳥の露天がるけど、売れ残った焼き鳥がなんだか寂しそう・・・いや、ここは我慢だ。
さすがに県境を超えて宮崎に来ただけあって、お土産のラインナップが宮崎産のものにガラッとかわった。
海が近いこともあり、やはり海のものが多い。
マンゴーはまだなしね。
記念切符もなかったので、ストラップとスタンプGETだ。
ついでに宮崎の地サイダーも見つけたのでGET。
←地物のものは味あわないとね
炭酸弱めで甘めの味なので、小さな子供でも安心して飲めます。
大人の私から見れば、炭酸の抜けたジュースですね。
道の駅を出発し、もういっこ山を越えると、朝大分市内で分岐した国道10号線に合流だ。
さて、ここからちょびっと走れば延岡だが、延岡は高千穂峡への分岐点だ。
時刻はお昼をとうに過ぎているので、前回の旅行と比較すると、少しペースが遅いかな。
まぁ、それはまだ一日目だし、ホテルからの出発と条件は一緒だから仕方がない。
ただ、今高千穂観光をすると、往復で2時間はかかるから、今日中に宮崎市内は厳しいかもしれない。
でも、FKDに高千穂の絶景を見せてあげたいな・・・。
と思っていると、FKDは内陸にある高千穂峡には関心がない様子。
神が降臨したという伝説のある場所なんだけど・・・まぁ、行かなくてよいなら行かなくていいか。
ってことで、延岡も直進。
前回立ち寄った絶景ポイントとして、次の日向市に馬ノ背を体験できる日向岬があるけど、じゃぁ、そこもいいか。
となると、宮崎中心地までノンストップ・・・てことだな(笑
● 夕食は宮崎で
宮崎まで一直線。
それが決まれば、もう迷うことはない。
日帰り温泉をチェックしながら・・・になるが、基本的には他の者には目もくれずひたすら直進だ。
途中、おぐらというチキン南蛮専門店を見つけた。
夕食はチキン南蛮が良いね・・・って言ってたら、チキン南蛮発祥のお店が宮崎市内にあり、「おぐら」というらしい。
さっきの店は支店だったのか!
よし!今日の晩御飯はその店でチキン南蛮だ!
って、俺一人旅行来てたら絶対ない選択だな(笑
晩御飯も決まれば、本当にチェックするものがない。
あるとすれば、道の駅くらいなんだな・・・あ、道の駅発見(笑
←なんだか小さな道の駅だな
道の駅日向だ。
日向と言えば日向君のタイガーショットだが、今の若い世代はきっとわからないだろう。
さて、この先が決まっているので、ストラップとスタンプだけをGETして出発。
この道の駅、すぐ近所に日帰り湯もあるので、車中泊にはぴったりですね。
道の駅を出発し、しばらく走る。
建物やお店もだんだんと少なくなってた。
ま、どうせ行先もやることも決まっているので、特にチェックは必要ないのだが。
前回来たときも、このあたりは宮崎へアクセスするため、他のモノには目もくれず走ってたっけ。
だから印象にない。
都農町とか川南町には、マンゴー畑もあったはず・・・JAの支所でマンゴーとか売ってたら、即買いなんだけど・・・。
それだけチェックしながら走る。
途中、都農町に道の駅を発見。
ん?地図に載ってない・・・ここ数年で出来たのか?
←パッと見、確かに綺麗だった。
道の駅つのだ。
どうやら、確かにここ数年で新たに作られた道の駅らしい。
行先もやることも決まっているので、ここもスタンプとストラップをGETして出発だ。
宮崎って田舎ですね・・・茨城に来たばかりの景色を思い出します、とFKD。
確かに、国道なのに、関東なのに、人の生活感を感じないあの景色、ちょっと共通しているかも。
宮崎市内の様子を知っている私は、国道53号で例えると今久米南町あたり(町の規模が)・・・と説明。
FKDはものすごく納得。
おお、この説明、使えるな(笑
看板には古墳群の文字が。
あ、そういえば、今年入った宮崎出身の新入社員のSDさんが、家の近くに古墳、宮崎と言えば古墳・・・って言ってたっけ。
本当だ、古墳群があるよ。
新富町から西都あたりには、たくさん古墳がありますね。
へぇ〜、知らなかったな。
前回来たときは、アウトオブ眼中だったんだな。
日向大橋を渡ればいよいよ宮崎市街地圏へ入る。
まずはシーガイアへの有料道路への分かれ道だが、当然行かないので信号を右折。
住宅が多くなった国道10号を進むと、国道219号と合流して車線数UP。
だんだんと都会化してくる街並みを楽しみながら、宮崎駅を目指す。
前回来た時も、どんどん都会化する街並みを見て、ワクワクした記憶がある。
FKDが地図をせわしくチェックする。
目的のお店はこの先の交差点近くにあるようだ。
時刻もぎりぎり景色が楽しめる19:00頃。
タイミングパッチリですね!
前回の旅行もほぼ同じ時刻にホテルに到着しているので、今のところペースは同じ・・・か。
さて、目的のお店を探さないといけないが・・・この付近、一方通行も多くまだ人通りが多い。
このあたりに確実にお店があるのなら、どこかに車を置いて歩いて探そう。
なるべく近くの出やすい有料駐車場に車を置いて、徒歩でお店にアクセス。
すぐに見つけられずウロウロしてしまったが、狭い路地の真ん中辺にお店を発見。
←よく見ると、大きな看板が出てた。
「おぐら」だ。
チキン南蛮発祥の店・・・らしい。
入口と出口が別々になっているのか・・・結構込み合うっぽいな。
まだ混んでないみたいなので、列ができる前にとっとと入ろう。
中に入って、勧められた席に着席。
メニューを確認・・・だいたい、洋食屋にあるメニューが並んでいる。
食べるものはチキン南蛮に決まっていたのでチキン南蛮を注文だ。
他にもハンバーグ定食やナポリタンなど、おいしそうなメニューがたくさん。
どれもだいたい1000円超えぐらいの値段。
そういえば、周りのお客さんみんなナイフとフォーク使っている。
ポップでメルヘンな店構えの割に、本格的なんですね。
ウェイトレスの制服も、萌え要素のない、事務的な制服・・・ここはポップでメルヘンじゃないんだ。
←来ました!チキン南蛮です
料理がやって来た。
おいしそう。
ぶっちゃけ、私は鶏肉があまり好きではないので、チキン南蛮を食べるのも、今日が始めてた。
(なので、私一人の旅行では、これを食べる選択はなかった)
ナイフを入れて、一口サイズにして、まずはタルタルソースなしで食べる・・・おお、うまいね。
チキン南蛮って、こんなんなんだ。
タルタルソースをつけて食べると、タルタルソースの甘みと酸味がマッチして、さらにおいしい。
よく見ると、チキン南蛮のサイズも大きいよね・・・これは、しっかりした食べ応えがあるよ。
私の隣に座っていた別の女性客は、定員にお箸を要求。
ん?頼めば箸を持ってきてくれたのか・・・もう半分くらい食べたからいいや。
その後も、付け合わせのキャペツ、スパゲティーもフォークで器用に完食しました。
うん、おいしかったね。
● 青島まで移動
夕食が終わればキャンプの準備。
この近くの道の駅は青島にある道の駅フェニックスだ。
その辺に行けば、日帰り湯もどこかにあった・・・気がするので、まずはその辺まで行ってみるか。
国道に戻り、10号から220号へ分岐(直進)し、青島を目指す。
市街地を通過し、大淀川を渡ると商業地区へ。
前の旅行でバトルギア4の鍵を作るために立ち寄ったラウンドワンもあります。
それも通過し、高速道路をくぐると宮崎空港が見える南国フード漂う道だ。
夜ではあるが、道路の両脇に生えたヤシの木が南国を思わせる。
その景色を楽しみながら、ジャイアンツと東京ヴェルディのキャンプ地として知られる総合運動公園も通過。
道路はぐっと普通の道になり山岳道へ。
青島ICまで到着すると、そこを降りる。
この先、道の駅まで行ってしまったら、もうお店はなかったはずだからな。
ICを降りると、大きなホテルの看板がいくつか。
その一番大きいホテルに、日帰り湯の看板を見つけたのでそこへGo!
確認すると・・・確かに日帰り湯をやっているようだ。
←何か高級そうなホテル
ホテルグランティアあおしま太陽閣だ。
そこの華の湯という外風呂で日帰り湯可能だ。
入口はホテルのフロントなので、堂々と正面入り口から中へ。
券売機で日帰り湯の券を購入してフロントへ。
あとは看板に従い奥へ。
1Fロビーにお土産置いていたので、あとでちょっと見てみようかな。
通路の先にあった大浴場へ。
人の入りはまずまず・・・そりゃそうか、たぶんここが道の駅に一番近い日帰り湯だから。
お風呂の中は、相変わらずのシステム。
初めて日帰り湯というのに入ったころは、すべてが珍しいものだったが、慣れてしまえばあまり印象に残らないほどに馴染みのシステムだ。
まぁ、いい湯だった。
FKDとある程度ペース合わせないといけないのは面倒だが。
お風呂から上がると、先に上がっていたFKDがマッサージチェアーでマッサージ受けてた。
もう完全にマッサージチェアージャンキーだなこいつ・・・。
私はその間、1Fロビーのお土産物売り場で、珍しいものを物色。
・・・特にめぼしいものないので、アイスを購入。
ソファーでくつろいでアイス食べてたらFKDと合流。
ここから道の駅までそんなに遠くないが、まだ9時・・・寝るには早い。
ふむ、ラウンドワンで時間つぶしますかね。
来た道を戻り、いつか来たラウンドワンへ。
でもラウンドワンは道路の反対側・・・なので、その先の交差点を鋭角に曲がり、ラウンドワンの裏口からアクセス。
中に入りゲームを物色。
バトルギア4は当然ないけど、初音ミクとファイナルファンタジーの音ゲーを発見。
おお!FF音ゲー4台あるぞ!ラウンドワンすげーな。
ってことで、適度にあそぶ。
FKDは眠たいのか、ソファーに座り御昼寝状態。
そんなFKDの視界から時々消えて、あちこち移動しながらゲームを楽しむ。
初音ミクの音ゲーしているとき、隣のパンチングマシーンで、怖そうなおっさんがゲームしてた。
パンチングマシーン叩く音が、尋常ではない。
一瞬視界に入ったが、派手なスーツに茶髪で強面の顔が数人・・・こりゃ、関わったらヤバそう。
ってことで、なるべくそっちに視線向けず、ゲームに終了して足早に撤退。
時間もいい感じ・・・FKDも眠たいみたいなので道の駅行って寝るか。
● 就寝
国道を再び青島方面へ。
宮崎空港から総合運動公園までの南国の道も、夜遅くなると照明の数を減らすようだ。
少し暗くなっている。
その道を直進し、先ほど降りた青島ICも直進すると、海沿いルートの旧道とトンネルルートの新道への分かれ道。
道の駅は旧道にあるのでそっちへ。
暗くて景色のわからない夜の道を走ると、道の駅に到着。
駐車場は・・・そんなに埋まってないので、条件の良いところを探して、就寝。
前の旅行では宮崎市街地のビジネスホテルに宿泊したし、明日は5時頃出発なので、トータルで3時間くらいリードするはずだ。
だが、一日3時間ずつリードしたとしても、旅行の期間がせいぜい一日増えるくらいか。
果たして、長崎を経由して九州一周できるだろうか・・・zzz