■ 4月29日(土曜日)
だいたい予定通り、5時過ぎに目覚め。
途中3時ごろにも一度目覚めたので、2度目の目覚めだ。
車中泊初日だが、思ったより眠れた。
トイレ、歯磨き、かたずけを終えて5:30に出発。
ふむ・・・歯磨きする分出発が遅れたな。
うむ、東北だと5時だと薄暗い感じだったが、この辺りだと結構明るいんだね。
● まずは下道
予定通り下関ICで高速を降りて、看板に従い走ると国道2号に合流して関門トンネルに到着。
料金所でいくらか列になっているが、みんな長時間止まらず、すぐ通っている。
ピッタリの料金をあらかじめ用意しているのか・・・俺、ピッタリ料金持っているかな・・・。
財布を探すと・・・あった!
良かった・・・俺でリズムを止めることにならなかった・・・。
お金を払い終わると、FKDにとって初めての関門トンネルだ。
←相変わらずだね
久しぶりの関門トンネルだが、変わらないな。
中に入ると相変わらずのタイル張り。
空調のような音がしているのも関門トンネルならでわだ。
ある程度進むと車が渋滞。
出てすぐのところが信号交差点になっているので仕方ないかな。
ゆっくり走ると福岡県との県境を通過。
写真を撮りたいけど、フラッシュが付いてしまって他の車に迷惑をかけてしまうので毎回諦めるんだよね。
県境のところで止まると、撮影もできるのだが。
その後も前の車について走ると、トンネルを抜けた。
料金所も通過すると懐かしい九州の地だ。
まずは適当な信号を曲がって、関門橋を見に行く。
関門橋のすぐ横には関門トンネル人道もある。
証明書もあるし、行ってみる?とFKDに聞くと、別に関心なさそう。
む?思ったよりリアクション薄いな・・・私は前の旅行で一度行っているし、時間勿体ないのでカットしますか。
車をUターンさせ、写真を撮ることもなく順路に戻る。
順路に戻る途中、門司港の前を通ったが、TVで見たことある風景・・・。
あっ!ここ、バナナの叩き売りしているおじさんがいるところだね!
そういえば、北九州では焼きカレーが有名だったね。
今は食べるタイミングではないから、帰りに食べたいな。
国道は2号線から3号線になり、しばらく行くと国道10号に分岐。
ふむ、この道、通った記憶ない・・・と思ったら、前回の旅行では東の海沿いの県道を通っていたんですね。
国道10号を走り続けると、この旅行最初の道の駅に到着。
道の駅、豊前おこしかけだ。
←ドームみたいな屋根付きだ
道の駅の建屋の他に屋台村とかがあるし、ドームを連想する大きな屋根もあるので、道の駅としては割と賑わっている感じだ。
時刻は8:00・・・だが、お店は開いていた。
中を物色・・・お土産は買うつもりないので、記念切符と道の駅ストラップを探す。
記念切符はないみたいなので、道の駅ストラップを購入だ。
あ、北海道で買い集めた道の駅のマグネットもあるね。
これ、使い道ないからいらない。
後は、相変わらず道の駅のスタンプラリーもあるようだ。
これはどっちでも良いかな。
道の駅を出発して少し走ると、またまた道の駅が出現。
ん??こんな近くに道の駅あるの?
道の駅、しんよしとみだ。
そういえば、道の駅って田舎の各市町村に一つの勢いであるんだっけな・・・市町村が変わったからあっても不思議ではないが、さすがに道の駅間の間隔が狭すぎだろ。
←ヤギがいます。
おそらく福岡県最後の道の駅なので、一応名産とかお土産をチェック。
・・・どうせ買わないから、全然頭に入らない。
記念切符はないので道の駅ストラップを購入。
どうせこの先も道の駅に訪れるので、スランプラリーの台帳も購入だ。
さっそくスタンプGET!
この道の駅にはヤギもいるようだが、あまり長居すると夕方の湯布院に影響ができるのでさっさと出発しますかね。
道の駅を出てしばらく走ると、例のあれがやって来た。
前来た時も不意打ちを食らって慌てた記憶がある。
←ここから大分県です
←もちろん、反対側も撮影
よ〜し、大分県に入ったことだし、湯布院に向けて気合入れて行くかね。
● 昭和の街並み
今回の旅は国道で九州一周がメインテーマなので、県境を渡るとすぐに国道212号へ分岐だ。
だが、この先10号線を直進したところにも道の駅があるみたいだ。
道の駅だらけだな・・・まるで北海道だ(笑
順路とは違うが、この先の道の駅にも寄ってみよう。
←大きくて新しい道の駅
道の駅なかつ・・・というのだが、私が持っている2009年のツーリングマップルには載っていない。
時刻は9:00前、まだオープンしていないのか、中で店員たちが朝礼のようなことをしている。
ふむ、あと2〜3分なので、待ちますか。
隣のレストランでは持ち帰りの唐揚げを売っている・・・けど、こっちも開いてない。
適当にブラブラしてたら9:00過ぎたので、中へ。
中はスーパーみたいな構造・・・JAと提携して地元の野菜などを直売しているのも道の駅の特徴だ。
さて、その中で注目なのは・・・おじさん達が並べている唐揚げだろうか?
いろんな専門店の唐揚げが並んでいる。
基本作り置きだからおいしくないと思うけど、このあたりの名産が唐揚げなので、一応GETだ。
あとは記念切符とストラップ・・・あった!両方GETだ!
←ってことで、さっそく
さて、車に戻り、さっそく唐揚げを食べる。
ふむ・・・唐揚げですね・・・。
やっぱ、作って時間が経っているから、油でべちゃべちゃ感が・・・。
特別おいしいとは思わないけどな。
唐揚げの試食を終えて出発しようと思ったら、隣でたむろして会話しているおじいちゃん連中が邪魔。
そういえば、隣は北海道のナンバーのキャンピングカーだったな。
そのキャンピングカーと旅話で、同じキャンピング仲間と話が盛り上がっているようだ。
車のエンジンついているけど、出発の気配を見せなかったためか、こっちに全然気づかない。
窓開けてお願いすると、おじいちゃんたちはすまなそうに移動した。
さて、出発なわけだが、まずは来た道を戻り、国道212号へ分岐だ。
この国道、すぐに10号線に合流するので、地図で見ても遠回りなのは明らかだ。
だが、あくまで海に近い国道を通るのがメインテーマなので、ここは頑なに海に近い国道を通る。
しかし、ほんの30分ほど走ればやっぱり国道10号に合流。
さらに走り、国東半島方面(国道213号)に分岐すれば、最初のポイントである高田の昭和町に到着だ。
・・・ツーリングマップルではそんなに推してないけど、九州の旅行本にはしっかり載っているようだ。
看板に従い路地を曲がると、それらしいところにやって来た。
駐車場は・・・民間経営の駐車場があったので、そこへ駐車する。
この民間経営の駐車場・・・観光地でよくある、自分の庭の空き地を駐車スペースとして貸しているパターンだ。
地主と思われる男性に声を掛けられ、勧められるままポストに駐車料金を投函。
ついでに手製のパンフレットもいただき、通りを目指す。
←ここが入り口
パンフレットによると、この商店街が昭和の街並みうんぬんかんぬんらしい。
・・・単なる過疎った町ですね。
せっかくFKDが行きたいといった場所なので、もっとよく見てみましょう。
←うお・・・これはすごい
昭和37年当時はガソリン1ℓ46円なのか・・・今のほぼ三分の一ですね・・・安い。
路地を歩くと、金物店等、普通のお店もありますが・・・あ、あれが本に乗ってた駄菓子屋ですね。
←九州の旅行本に乗ってた駄菓子屋
駄菓子屋というと小さい頃の思い出の店だが、私の家の近所には、駄菓子屋的なお店がなかった。
なのでそんなに思い入れがない。
お菓子のラインナップはチロルチョコやガム、これぞ駄菓子・・・的なものがそろっており、FKDも満足だ。
・・・さすがに子供向けお菓子ということもあり、お土産を買うというわけにはいかないかな。
その隣はオシャレなカフェだが、まだのんびりするつもりないのでパス。
パンフレットを見ながら路地を曲がると、住宅街の路地の途中に展示館があった。
←ちゃんとこういうのもあるんですね。
ここは一旦お預けにして、まずは路地を行けるところまで歩く。
路地は完全に住宅地になっているが、それでも進むと、川を横断する橋の手前でパンプレットは終わっている。
この横にも博物館があるようになっているが、どうやら店長が出張のため今日はお休みらしい。
なんでこんな肝心な連休初日に出張・・・ま、民間経営なら仕方がないか。
来た道を歩いて帰るわけだが・・・別に大したことはない。
この程度の街並みなら地元でも見ることができる。
唐揚げといいい、昭和の町といい、大分県民はやること言うこと、大げさだな。
先ほどスルーした昭和の町展示館も中を観察するが、ちょうどキャラクターコラボイベント中なのか、中はいろんなキャラクターが展示され、コンパニオンのお姉さんが女の子と楽しくお話していた。
館内も控えめながらメルヘンな感じになってて・・・めっちゃ場違いだな。
何だコレ・・・全然昭和の町じゃない・・・昭和の町感があったのは入口だけだな。
建物からして郵便局か銀行の建物を再利用しているのか、カウンター見たいなものや名前の入るボックスのようなものがあった。
ただ、展示されていたのは昭和の町ではなかったが・・・。
路地を曲がったところまで戻ると、お土産屋っぽくなった雑貨屋があったので、そこに立ち寄る。
中で売っているものは・・・昔懐かしのおもちゃ、コップやお皿などの生活用品・・・あれ?お土産ない。
ソフビの仮面ライダーなんて、プレミアついて高くなってる・・・お土産として買うものではないな。
買うものないので手ぶらで退店。
他に見どころないな・・・名物でもあれば食べたい気分だが、それもないとは・・・ほんとにただの古い町だ。
無駄足だった、帰ろう・・・と思ったが、まだ一か所寄ってない通りがあるので、そこも歩いて見に行く。
小さな食堂が立ち並ぶ路地を抜けると・・・駐車場が多くありバスの停留所もある区域に来た。
町を出てしまった感じだが、その隣になにやら賑わっている区域があった。
←んん?何だ?ここ
昭和ロマン村・・・というらしい。
中では古いものが展示してそうだ。
ココ、ココ!こういうところを期待していたんだよ!
中に入ると中央広場でマジックショーをやっているが、そんなことはお構いなし。
入口横に並んでいるのは昭和の時代に走っていた車。
初代シビックや初代ブルーバード、ミゼットなど、見たことはないけど、小さいころまれに見かけた車だね。
←懐かしい車だ。
諸元表も展示されてた・・・たかだか100馬力で結構イイ車だったんだね。
横の建物を入ると、昭和の雑貨を展示した廊下のようなスペースに学校の教室を模した休憩スペース。
廊下を歩くとまた駄菓子屋だ。
←昭和の時代の雑貨や看板がいっぱい。
←スバルのテントウムシも展示されてる。
昔の車はサイズの小さい車が多いな・・・これで4人乗れるんだから、なかはギュウギュウだ。
ナンバープレートが付いている・・・といことは、まだ走るということか。
こんな古い車が・・・。
駄菓子コーナーを奥に進むと、有料の昭和時代体験コーナー。
昭和の時代の夕方を体験できるのだ。
ま、室内での体験なので、スタジオ間がメッチャ出てますが。
室内の照明を明るく、赤く、暗く変えて、朝、昼、夕方、夜を再現してるんだね。
将棋が置いてあったので、FKDと将棋勝負・・・予想通り、俺の圧勝。
昭和時代体験コーナーは、路地だけでなく昭和の時代の家庭事情も見ることができる。
そういえば、最初に住んでいた木の家や、爺さんばあさんの家、友達の家とかはこんな感じだった気がする。
家を出ると元の駄菓子コーナー。
ふむ、まぁまぁ楽しかったな。
この建物を出て、一旦中央広場に行くと別の建物へ。
こちらも駄菓子屋っぽくなっているが、カウンターの奥には博物館のようになっている。
部屋いっぱいに置いている棚に、昭和の時代のさまざまなものが展示されている・・・というものだ。
どうやら、ジャンルごとに年代順に置いているようだな。
最初はピンとこなかったが、コカ・コーラーのヨーヨーあたりで懸賞の商品ブースだとわかった。
他にも男の子向けおもちゃやファミコン等のTVゲーム系、リカちゃん人形などのブースもある。
面白いものだと、文房具などもあります。
ドリル鉛筆やロケット鉛筆懐かしい。
←棚ばっかり見てて気づかなかったが、旗も豊富。
2Fの渡り廊下には映画のポスターが展示されている。
石原裕次郎の作品が多い気がするが・・・。
渡り廊下を降りたら元のスタート地点。
いや・・・結構見どころあったな。
あんな町ほっといて、最初っからこっち来とけばよかったな。
他に見るところはなさそう・・・すべて見つくしたのでそろそろ帰りましょうかね。
お土産と言っても駄菓子しか売ってないので、買い物はイマイチ。
まぁ、大分では湯布院で買い物するつもりなので、買い物できなくても良いけど。
帰る頃には時刻はお昼前・・・来るときに通って来た小さな食堂が愛おしく感じるが、外に掲示されたメニューがうどんやカレー、天丼ばっかりだ。
時刻も少しだけ早いので・・・ここは我慢して、もうちょっと地元に精通したものを食べたいな。
というわけで、次行きま〜す。
● ただただひたすら走る
さて、国東半島をぐるっと走るわけだが、ここは前回の旅行の再現・・・つまり、ただただ走るだけ。
違うのは、道の駅があると立ち寄る・・・というくらいか。
そんなわけで、ぐっと通行量が減り、秘境感が出てきたのどかな国道213号を走っていると、道の駅が見えてきた。
道の駅くにみ・・・だ。
←なんだ?いい匂いがするぞ。
時刻もお昼なので、ここで昼食を取りたいな。
車から出ると、鼻をくすぐる炭火焼きのおいしそうな匂い・・・これは、自販機の横で鳥の炭火焼きを作っているんですね。
来るお客さんは高齢者ばかりなので、あれが売れるとは思えない・・・となると、あの鳥の炭火焼きの大半は客寄せの為の無駄遣い!?
そんなことの為に、幾らのお金や何羽の鳥の命を無駄にするのか・・・そう考えると、少しでも買ってあげた方が良いのかな・・・とも思ったが、俺のお金も無駄になっちゃうので、ここはスルーだな。
道の駅の売店で恒例の記念切符とストラップをチェック。
記念切符あったので、記念切符とストラップGET!
さて、買い物終わったのでご飯食べるか。
隣のレストランはギリギリ行列できてない状態・・・なので、すぐ座れた。
ここの名物は・・・どうやらタコらしいね。
・・・地元に近い下津井の名産もタコだった気がするが、細かいことには気にしない。
←おお、整ってるね
タコ飯御前・・・だったかな?
タコ飯、たこわさ、豆腐に吸物、漬物のセットだ。
肉ッ気がないので寂しいが、海の物ってこういうもんだろうな。
ご飯にタコの出汁がしっかり出ていて、とっても美味しかった。
さて、ごはんが終われば、鳥の炭火焼きのおいしそうな匂いを嗅ぎながら出発だ。
ツーリングマップルによれば、この先も特に注目するものはない。
海水浴場がいくつかあるので、海のシーズンは賑わうのかもな。
前来た時も特に何んにもなくて、ただただ走り抜けたっけ。
前を走る車が制限速度ピッタリで走るから、えらく時間がかかったとい印象だが、今回はそんなにゆっくり走る車いなくて快適だ。
天気もいいし、気持ちいいな・・・と思っていると、次の道の駅だ。
道の駅くにさき・・・というらしい。
←結構車泊まってるね。
空いているところに車を止めて、売店をチェック。
記念切符もストラップもない。
ってことは、こっちの観光案内所のような建物にあるのかな?
入ってみると、やっぱり観光案内所だった。
無料パンフレットの中にストラップを発見。
係員が無料のパンフレットを推す中、ストラップ購入を求めると、「こっちは有料ですよ!」と。
いや、わかってるって。
ってか、有料のものを求めるのがそんなに珍しいのかな?
ストラップはあったけど、記念切符はなかった・・・まぁいいけど。
建物内はそれ以外に、近くにある遺跡の紹介がされていた。
遺跡探索ツアーとか、ここが開催しているみたい・・・それで、建物が妙に大きいんですね。
占いのようなものもあるので、無料だったからやってみたら、無駄使いを注意されたが、幸運のアイテムはここのお土産だった。
無料・・・と言いつつ、占いの結果を理由に買い物をお勧めする王道のパターンですね。
ここのお土産を買うのは無駄遣いではないのか・・・?とも思ったが、せっかくお勧めしてくれているので、そのお土産を購入することにした。
買い物が終わると出発。
大分空を過ぎると、車の量が多少増えた。
が、みんな、大分空港道路に行ってしまった。
我々はのんびりした道を走りますかね。
いくつかの海水浴場を抜け、のどかな田舎道を走り抜けると、別れたはずの国道10号と合流。
すぐに別府湾沿いの道路に変わり・・・走行車線も2車線に拡大。
ふむ、別府に到着するのも時間の問題だな。
● 別府タワー
さて、前回の旅行では別府で宿泊をしたが、今回の宿泊地はこの先の湯布院。
ってことで、別府の町もスルー。
と思っていたが、実は別府タワーが日本タワー協会に加盟し、スタンプラリーをしている・・・という事実を去年知ったので、タワーへ上ることにした。
よくよく考えたら、別府タワーって外から眺めるばかりで中へ入ったことがないな。
なので、今回は別府タワーに登ります〜〜。
国道10号を進むと、別府タワーが見えてきた。
←これで3回目ですね。
四国行きのフェリー乗り場やテルマスっていう温泉施設が懐かしい。
そうそう!前回は別府タワーの裏あたりの温泉街に泊まったよね!
ずいぶんと来てないんで懐かしいはずだが、町が変わった・・・という印象はないな。
別府タワーのすぐ横にあるコインパーキングに車を止めて、歩いてタワーへ。
歩道のすぐ横にあるエレベーターで上がれるみたいだが・・・ん?入場券買わなくていいのかな?
見たところ入場券売っている場所がないので、表示されたとおりに別府タワー展望台の階数のボタンを押すと・・・到着。
エレベーターの扉の目の前にあるカウンターにいるおばちゃんが入場料を請求。
ああ、ここは登ってから入場券を払うシステムなのか・・・変わっているな。
←別府から北側
←タワーの南側
展望台をぐるっと一回りして各方面の景色を堪能。
周りのビルが結構高くて、見晴らしバッチリというわけにもいかないのが悲しいところだな。
タワーの歴史や建造当時の写真も展示されていたが、タワーが建った昭和初期は、周りは木造平屋立ての建物ばかりで、本当に一軒だけ飛び出ったタワーだったんだね。
タワーからは別府駅もわずかに見ることができる。
こうしてみると、別府も結構な町だな。
ってか、四国一周の旅の時あの辺歩いて散策したはずだが、今見ると結構広い範囲を歩いているな。
さて、タワー協会のスタンプは・・・エレベータ出口のすぐ横にあったのでスタンプGET!
九州はあと一か所、福岡タワーがありますね。
とか思っていたら、カウンターのおばちゃんがおもむろに粗品をくれた。
スタンプ押したら、粗品くれたんだ・・・。
「制覇した?」とも聞かれたので、まだですと答えた。
どうやら制覇したら他にも何かくれるらしい。
制覇のためにはもう一度札幌行く必要があるから・・・当分先だな。
特にお土産買うことなくタワーを出ると、後は湯布院へ向かうだけですね。
ちなみにもらった粗品は、別府タワーのボールペンでした。
● 湯布院へ
別府タワーの観光が終われば、順路の移動を一旦中段し、この先の県道52号を右折だ。
別府から湯布院に行くには、この県道しかない。
国道にこだわると、だいぶ遠回りしないといけないのだ。
県道に入ろうとして、
間違えて手前を曲がってしまったが、落ち着いてやりなおし。
市街地の中を通る坂道をひたすら上る。
このあたりの道で全部坂道だから、自転車だと移動しにくい。
学校や大きな展望塔を横切り、高速道路をくぐると市街地から離れて山岳道へ。
県道も52号から11号へ。
木々の隙間から見えるゴルフ場が優雅だな・・・と思ったらそれもそのはず、この道が阿蘇山へアクセスするやまなしラインになるのだから。
へぇ・・・、あのやまなしラインって、こんなところまで来てたんだ・・・。
道を進むと、トンネル撤去工事中という珍しい現場も見つけた。
トンネル撤去・・・って、トンネルって不要になったら自在に撤去できるものだっけ!?
どうやら、もともとは延長の短かった小さなトンネルだったが、前後の道路の拡幅工事に伴い、トンネル貫通箇所も掘削することになったみたいだ。
トンネル撤去の現場って見るの最初で最後だと思うが、まず真上の地山を掘削してから、露出したトンネル本体を上部から少しづつ崩し始めるんですね。
いや〜、ダム工事現場以上に珍しい現場に出くわしたな・・・。
更に道は進むと、やまなしラインの面影を感じさせる、景色の綺麗な場所へ。
←?森のようなところを抜けて、高原のような場所へ
高原道路のような景色の良い場所を登っていくと、峠を越えて下り坂に。
遠くにちらっと街並みが見えた・・・あれが、湯布院の市街地だ!
やった〜、本日のゴール地である、湯布院に到着ですね。
←景色が綺麗だな
景色が良いので峠をくだりながら先の道路を観察・・・ん?この坂を下りきると、おそらく湯布院のメインストリートだな。
となると、今日宿泊するホテルはメインストリートから少し山の方に外れたところだったから、そろそろその辺じゃないかな?
すると前を走る車が交差点で曲がり、ホテルっぽい建物に向かった。
あれが今日のホテルかな?
FKDに聞くと、「いや、あれ、たぶん潰れてますよ」と。
ん?あれじゃないのか・・・。
その後道を下りきると、市街地(と言っても、そんなに栄えてないが・・・)に到着。
メイン通りを通るが、おそらく湯布院の観光ストリートは一本南側の道。
ま、位置関係を覚えるために、まずは一旦素通りし、この先の道の駅で休憩しますか。
湯布院駅への分かれ道を通過すると、急に道が寂しくなったので、そのまま高速道路をくぐり道の駅へ。
道の駅ゆふいん・・・だ。
←さすがに山間部だけあって、太陽光はあたりまえ
こんなところに道の駅が・・・ってことは、湯布院で外湯してここで車中泊とかもできるんですね。
買い物は湯布院ストリートですればよいので、お土産のチェックはすっとばして、トイレ、記念切符、スタンプラリーをそれぞれ消化して、次の予定を考える。
今日泊まるホテルの場所を確認すると・・・駅のすぐ近くらしいので、まずホテルに車を止めてから町を歩くことに決定だ。
車で湯布院駅へ良き、FKDの誘導で目的のホテルに到着。
ん?本当に駅から近いね。
車を止めると、人が出てきて、車を駐車してくれるらしい。
おお!なんてスゲーところだ。
荷物まで持ってくれるし・・・前の旅行で別府に泊まった時もそうだったけど、さすが、15000近く払うだけあって、ここも高級な方だな。
ホテルに入りチェックイン処理。
・・・
・・・
・・・
ん?
あれ?予約が入ってない???
いや、まて、FKDと二人で予約したって。
控えの紙がここに・・・って、これ、控えの紙じゃない!
ここなら良いね・・・て、印刷して保存しといた紙だぁぁぁ!
メールがスマホに入っていたはずだが・・・あ、スマホで見れるのは未受信の家メールだから、家で受信してしまうと見れなくなってしまうのだぁぁぁOTL。
FKDにも転送していたが、転送したのはFKDの会社メールだ・・・ってことで、確認メールも手元にありません。
・・・
絶体絶命っ!
空き部屋あるから泊まれるよ・・・というけど、どこかに予約はしているはずなので、それが当日キャンセルになると、料金も発生していまう!
確か、一泊14000くらいだったので、これは痛い!
なんとか思い出さなければ・・・。
ちょっと時間をもらい、ロビーで検討。
予約した時の出来事を少しずつ思い出すと、確かに予約したの、ここじゃないかも。
ではどこだ?
予約サイトを確認するも、当日だと料金と表示順が変わっていて、どこかわからない。
会社の私とFKDのPCのメールをチェックできれば手っ取り早いが、今日は休日なので、私のグループの人間は出勤してきていない。
いたとしても、たくさんあるメールの履歴から目的のメールを探すのは、知らない人には困難に違いない。
むぅぅぅ、思い出すしかないのか。
・・・?
・・・?
・・・?
そういえば、ここに来る途中、わたしが「今日のホテル」、FKDが「潰れています」って言ってた建物があったな。
根拠はないが、何故かあの場所が記憶に残っていた・・・あれって、どこだっけ?
googleMAPで場所を確認すると、見たことある地形だ。
FKDに言うと、「TELしてみてください」というので、電話番号を調べて、携帯で電話して予約を確認。
!?俺の名前で予約がある!?
予約している人の住所って、俺と同じ住所ですか・・・あ、電池切れた。
FKDにスマホ借りて、もう一回電話して確認。
どこのだれが予約したのかはわからないが、私と同姓同名の予約名があるとのこと。
そこだ!そこに違いない!
ホテルの人にお礼を言って、荷物と車の鍵を返してもらい、再出発。
時刻は17:30・・・くだらんことで1時間もロスしてしまった!
元来たメイン通りは混んでて時間かかるので、裏山の山岳道をここしかないとばかりにすっ飛ばして移動。
たどり着いたところは・・・遠目には潰れているように見えるが、確かに来る途中に見かけたあの施設だ。
潰れているっぽく見えるのは、景観に配慮したカラーリングとデザインだからでした。
さっそくフロントに照会し、チェックイン処理完了。
部屋は・・・今いるフロントが実は4Fらしく、部屋は階段を下った2Fだ。
ああ、ここは斜面に立っているタイプのホテルなんだ。
部屋にたどり着いたのは、17:45だった。
夕食は18:00からスタートなので、もうすぐ夕食だ。
だが、湯布院ストリートもせめて一往復しておきたい。
というわけで、夕食スタートを18:30まで遅らせて、残り45分で駆け足で見に行くことに。
さっき通って来た道を走れば、10分以内に駅まで行けるはずだ。
往復20分費やしたとしても、あと25分散策できる。
あわよくば、何か買い物ができるかもしれない。
● 湯布院一日目
「散策する時間なくなった、ごめんねFKD」
「それにしても、予約した旅館、よく思い出せましたね」
そんな会話をしながら湯布院駅に到着。
ここからメインストリートを目指すが、有料駐車場は高いので、どうせ長居しないし、近くのコンビニに勝手に止めて、ダッシュで移動だ。
(良い子は真似しないように・・・)
←大きな鳥居を横切ります。
駅から湯布院ストリートへアクセスする道には、カフェや唐揚げ専門店もあり、すでに賑やかな感じだ。
←川です
ストリートの入り口には一本の川が流れている。
向こうに見える大きな建物が、間違えて訪れた旅館だ。
あっちの方が高いけど、親切だし近い・・・やっぱあっちに泊まるべきだったか・・・。
←町の風景
←町の風景
まずはカメラ片手に歩いてストリートを反対側まで歩いて撮影。
さすがに時刻は18:00になったため、駅に向かって帰る人の方が多い。
オシャレなお店が何店もあるけど、人だかりがまったくない。
それもそのはず、ほとんどのお店が18:00で店仕舞してしまっていた。
ばくだん焼きとか、チーズタルトとかプリンとか、食べたかった・・・。
ある程度進み、端と思われる場所まで来るとUターン。
帰りは全天球カメラを使って全方向を撮影。
帰り道は興味あるお店もチェックしながら歩く。
←こんなお店もあるんだ・・・。
←帰り道は脚光だ・・・
←何だか整った街並みだな
←傘専門店とは珍しい
総じていうと、せっかく街並みが整っているが、道路に残る電柱がもったいない。
地中化するには道幅が狭い・・・ので、古町みたいにソフト地中化(裏口配線)にすればよいのに。
あと、民家はもちろん、お土産屋さんやスイーツ店の他に、傘専門店や調味料店、カフェなど、いろんなお店がある程度統一されたデザインのものとに建ってて、いい感じだった。
電柱が余計にもったいない・・・。
さて、時間だ。
ダッシュでもと居たコンビニに戻り、適当に買い物して出発。
レジにはカップ麺片手の観光客がたくさんいたが、カップ麺なんか何が珍しいのだろうか・・・?
旅館に戻り、部屋に荷物を置くと時刻は18:30。
すぐに大食堂へ。
4Fの大食堂にはすでに何組かの客がテーブルを囲って食事を楽しんでいた。
ふむ、夕食も部屋に運ばれないのか・・・。
ま、気を取り直して、まずはFKDとビールで乾杯ね。
←今晩の夕食
刺身に、鍋に付け合わせ・・・これだけじゃないよね?
これはたぶん、後からそばやてんぷらが出てくるってパターンですね。
スプーンからして茶わん蒸しもあるな。
まずは食前酒をいただき、刺身から手を付けていく。
後ろや隣のお客さんには、ステーキのようなものがついているね・・・俺たちより良いコースなんだ。
我々は湯布院ストリートでスイーツを楽しむ予定だったから料理は質素なんだよね・・・。
料理の味は普通だ。
鍋は良い出汁がでて、スープまでうまい。
後は料理の店舗が早ければ・・・。
今日の出来事で場を盛り上げつつも、料理を待つ。
←後から来た茶わん蒸しとグラタンです
読み通り、てんぷら盛り合わせ、茶わん蒸し、グラタンがあとからやって来た。
最後はお茶漬けで絞めて、デザートはカボスのゼリー。
うん、量的にはちょうど良かった。
ご飯が終われば次はお風呂。
3Fの大浴槽は・・・まぁ、普通の大浴槽だが、タオル類が使い放題なのは社員旅行で訪れた有馬温泉と同じだ。
露天風呂ですぐそこにある湯布院岳を見れるのだが、夜だとよく見えない・・・当然か。
温泉の後はマッサージチェアーで癒しの時間。
あとは、TVでニュースとあるある晩餐会見て就寝。
そういえば、昨日仕事終わってから車中泊してここに来ているんだっけ。
二日分の疲れを癒さないとな。