■ 5月2日(火曜日)

幹線道路横ではあるが、車通りも少なく、静かな夜だった。
相変わらずあまり寝れないまま、朝5時を迎える。
いや・・・3時ごろまでに記憶がないので、4時間は寝れているのかな?

● 千葉県へ

5時に起床して準備して出発。
まずは国道354号を東へ30分ほど移動し、国道51号へ。
国道51号を南下し、喉かな田舎風景を鹿島へ向かう。
関東なのにこんな田舎があるんだね・・・ってか、茨城って全体的に田舎だったな。
鹿島の市街地が近づくとだんだん市街地化してきた。
道路が2車線になったな・・・と思ったら、その先に大きな建物発見。
あれは・・・たぶんカシマサッカースタジアムだ。

 ←大きなスタジアムだ

所で、ここの本拠地とするチームってどこなの?
えっ!?鹿島アントラース??
鹿島アントラースって、鹿児島のチームじゃないの?
ええっ!鹿島アントラースって、茨城のチームだったのか!!
というやり取りをしつつ鹿島サッカースタジアムを通過。
ここから町が賑やかになっていくわけだが、鹿島サッカースタジアムを境目に市街地が始まった感じ。
国道51号は鹿島市街地で内陸に進路変更し成田へ向かってしまうので、国道124号へ分岐。
後は道なりにまっすぐ進むだけ・・・だと思ってたら、途中から道の形状が変わった。
どうも変だな・・・と思ったら、国道124号は曲がっていて、直進して県道に入ってしまった模様。
くそっ!Uターン・・・と言いたいところだが、このまま直進し利根川を渡れば千葉家の香取市・・・で、コロプラスタンプGET可能だ。
なので、利根川を渡って香取市でコロプラスタンプGETしてからUターン。
コロプラスタンプ集めも順調だ・・・だが、千葉県には、成田空港辺りの内陸にまだとれていないところがある。
そこらへんは行く予定がない・・・どうやら、千葉県は永遠にコンプリートできそうにないな。
車をUターンさせて、元の国道124号に戻り、鹿島市のお隣、神栖市へ。
このあたりは大きな建物ないし、広大な土地の中に一直線の広い道が通っている感じが、どことなく北海道の風景に似ているかな。

 ←男万部のあたりの集落って、こんな感じなんです

国道は途中、旧道と思われる狭い道と、バイパスと思われる広い道に分かれる。
俺規則では旧道を進むんだけど、バイパスと表記されてないんだよね。
道なりに進むと広い方なんだけど、どうせ将来広い方に移管されるんだから、もう広い方で良いのでは?
とも思ったが、やはり俺規則に従い狭い旧道へ。
狭い方の道は、本当に国道か?と言いたくなるような昔ながらの集落の道。
こんなところ、大型車両は絶対通れないな。
狭い道を速度を落として走っていると、ほどなく元の広い国道に合流。
結局同じ道に出てくるんだから、やっぱ広い方と通るべきだったか・・・。
その後も順調に国道を進み、銚子大橋へ。
この橋を渡れば・・・例のあれがあります。

 ←ついに千葉県入り

もちろん反対側も・・・と言いたいところですが、反対側の茨城県の看板はありませんでした。
無いことはないだろう・・・と、もう一度往復すると、橋の手すりに県境の看板を発見。
そんな場所、走行中では取れないよ・・・ということで断念。

 ←茨城県を走破しました。

道路はこのまま房総半島を目指しますが、まずは銚子で朝食と灯台の観光と行きますか。

● まずは朝食

国道124号から県道を左折して銚子市の市街地へ。
つい最近、テレビで銚子の町をぶらぶら歩く番組があったんだけど、銚子電鉄とか、濡れ煎餅とかあるんだよね。
銚子の町は漁業の町ともいわれているので、海鮮丼の食べれるお店があるに違いない。
そう思い、車を港近くへ走らせる。
海沿いの名もなき道を走ると、漁港のすぐ横に割と綺麗なお店があったので、そこへ立ち寄る。

 ←まいわい亭というらしい。

他にも県外ナンバーの車がいくつか止っていたのでその一角に駐車。
中は無機質な食堂・・・といった感じだが、お店の人や常連客と思われる人で賑わっている。
料理を注文して、入口横のお土産をチェック。
ほとんどが濡れ煎餅ですね(笑

 ←海鮮丼で〜す。

FKDはお勧めの鉄火丼でした。
海鮮丼、少し値段が高いけど、いろんなものが乗っててイイネ!
旅行に出ると、だいたいマグロ丼がウニ・イクラ丼しか食べないけど、こういう普通の海鮮丼もイイネ。
おいしくいただきました。
ご飯が終われば、銚子市内、銚子タワーと犬吠埼灯台の観光だ。

● 銚子ポートタワー

ご飯が終わったのは9時前。
よし、銚子ポートタワー行こう。
ってことで、銚子港から車で数分のところにある銚子ポートタワーに到着。

 ←大きな展望タワーだ

1Fがお土産売り場、2Fからエレベーターで上に登り、またエレベーターで戻ってくるという仕様だ。
2基のエレベーターが離れて設置されているため、塔自体も2本脚になって安定している・・・まぁ、それは良いとして、さっそく観光だ。

 ←おお、高い高い

展望台まで上がり、周囲を一望。
やっぱ高いところからの眺めはイイネ。

 ←南方面

犬吠埼灯台方面も・・・バッチリ。
これから行く犬吠埼灯台も見えてます。
ヒルナンデスのロケでは、ここからあそこまで歩いたのか・・・。

 ←こっちは北方面

先ほどいた県境の銚子大橋と茨城県だ。
あっちからやってきたんだな・・・さすがに大洗タワーは遠すぎて見えんか(笑
展望を終えてエレベーターで戻り、1Fでお土産と記念品を探す。
まぁ、友人向けのお土産はすでに買っているし、会社向けのお土産は房総半島最南端あたりで買いたいので、ここは記念品探しだな。
ぐるっと店内を探したが、大したものはない。
大洗もそうだったが、ここも地元の名産をブランド化して販売しているものがいくつか。
もてなしてくれる地元の人たちにきちんとお金を落とすのが我々旅行客の務めなんだろうけど、必要ないものまでは買えないな・・・。
だが、お菓子以外のお土産少ない。
と、そこに日本タワー協会のスタンプ帳なるものを発見。
なんだこれ?日本タワー協会なるものがあるのか。
中を見ると、東京タワーをはじめとして、日本各地にある有名なタワーの名前が連なっている。
一昨日立ち寄った大洗タワーもありますね。
ふむ・・・記念品としてはイマイチだが、今後の旅のモチベーションになるかも。
ってことで、GET。
そして、銚子ポートタワーのスタンプもGET。
期限はないみたいなので、いつまでも挑戦できるな。
ついつい忘れてしまいそうだが。
銚子ポートタワーの観光が終われば、すぐ近所にあるウォッセ21へ。

銚子ポートタワーから回廊を歩いて徒歩で行けるが、遠回りして車で到着。
ここは・・・いわゆる、海鮮物即売センターだ。
中には、いろんな魚屋さんが獲れたての魚を置いてある。
どうやら、このあたりではマグロもあがるらしく、トロや中トロがメインのように見えた。
そうだな・・・青森の大間では買わなかったマグロを、ここで買うことにするか。
端から端まで一通り店を見物。

 ←まだ朝なので人少ない

魚を使った練り物を売るお店や濡れ煎餅を作っているお店もあった。
濡れ煎餅のお店では、FKDが煎餅を焼いているところを写真撮影。
練り物屋では カレー風味の練り物が試食できて、ちょっとピリ辛でおいしかった。
でもこれ、今日のおかずだよね・・・お土産にはちょっと。
一通りお店を見て回り、印象に残ったお店でマグロの中トロを購入。
家に郵送した。
よし!買い物終わったので次・・・灯台へ行こう。

●犬吠埼灯台

ウォッセ21を出発して県道を南へ下れば灯台に到着。
先ほどの銚子ポートタワーやウォッセ21はあまり人いなかったが、ここは若者が割といるね。
県外ナンバーやバイクなどが増え、観光・・・というより、旅感が強くなってきたな。

 ←灯台前景

駐車場はちょうど空きが一つできて、すぐに車を止めれた。ラッキー。

 ←いつもの看板

灯台をめぐる旅も、四国一周の旅が最初だったと思うが、思えば日本各地の灯台を巡ってきたものだ。
日本を海に沿って一周ってことは、ほとんどの灯台を巡るってことだもんな。
当然といえば当然だが、日本の有名な灯台はほとんど訪れちゃったんだよね。

 ←で?これはなに??

この白いポスト何?
ただの郵便ポストだが、このポストから手紙を送ったら、風景入りの消印スタンプを押してもらえるらしい。
よし!後で出そう。
まずは灯台だな。
入口で入場料を払って、いつもの螺旋階段を上って灯台の頂上へ。

 ←頂上からの眺め

ヒェェェェ〜〜、やっぱ灯台高い。
ガラスに囲まれた銚子ポートタワーと違い、手摺越しに外から眺める灯台の方が、ちょっと怖いわ。
先ほどいた銚子ポートタワーもバッチリ見えます・・・って、向こうからも見えたんだから当然だが。

 ←下のお土産売り場周辺

ここが済んだら、あの向こうに見ているか見えていないかわからないが、とにかくアッチの方向(九十九里浜)へ向かうのだ。
今日一日でどこまで進めるかな・・・計算では、勝浦あたりまで行くと思うが。
展望を終えて 灯台を降りると、他にも観光できる建物があったので、まずは隣の建物へ。
入るとそこは灯台のレンズの展示室だった。

 ←でかっ!

超デカイ・・・こんなのが灯台のてっぺんについてんのか。
どうやら、これは、日本で一番大きい偏光レンズで、これと同じものが灯台に乗っているわけではないらしい。
それにしても大きい・・・そして重そうだ。
そりゃ、水銀層とベアリングが必要だよな。
一通り見終わり建物を出たら、また別の建物が目についたので、そこも覗いてみた。
こりらにもレンズが展示されていますね。

 ←こちらもレンズの一つ

こっちはここの灯台の初代のレンズらしい。
ちなみに、レンズ表面のギザギザに見える円形の溝は、光を屈伸・増幅させて一転集中させるよう計算されて作られているらしい。
よくこんなものを発明したな。

 ←これ何?

何かよくわからん機会も展示。
なんでしょ?これ??
まぁいいか。
ちなみに、建屋の外で、職業柄例のあれも発見。

 ←水準点だ!

 ←近景

灯台の敷地の隅に、水準点を発見。
地下埋設型で桝に収納されているタイプだ。
このタイプって、ふたの穴から土が入って結局埋まっちゃうんだけど、ここのはそうでもないみたい。
灯台敷地内にはほかにも、大きなベルとか休憩用のベンチとかあったけど、とりあえずスルー。
一通り観光が終われば、すぐ横の大きなお土産店でお土産を物色。
定番のお菓子に、銚子ブランドの何かしら。
お隣、茨城県のお土産はまったくなしですね。
他の県でもそうだけど、車で5分くらいしか離れてなくても、県境をまたいだらお土産のラインナップががらっと変わるんだよね。
銚子ポートタワーでもそうだったように、ここはお土産を買う場所ではないので、ラインナップだけを見てあとはスルー。
そうだな・・・絵葉書を買って、あの白いポストから自分あてに便りを出しておくか。
ってことで、絵葉書と切手を購入し、ボールペンを借りて手紙を作る。

 ←お願いしま〜す

現地から絵葉書を自分あてに出すのは初めてだな。
家に帰るころには届いているだろう。
どんな風景が付いているのかな?
さて、灯台の観光も終わったので、いよいよ勝浦に・・・と思ったら、近所に水平線が丸く見える展望台があるらしく、FKDはそこにも行きたいらしい。
そんなもの、北海道のチキウ岬や和歌山の潮岬もそうだったけど全然丸く見えないぞ。
と言いたいころだが、それは行ってみないとわからないので行ってみるかね。

● 地球の丸く見える丘展望台

犬吠埼灯台から車で5分ほど行ったところにそれはあった。
看板出てなかったから少し道に迷ったが。
一応公園のような場所にそれはあるらしい。
ちょい広めの駐車場に車を止めて、公園内の遊歩道のようなところを歩いてそこへ。
ちょっと遠いな。

 ←ここが入り口

 ←よし、入っちゃうよ

先ほどの灯台に比べたら、全然人がいない。
かなりマイナーなスポットな予感。
建物の1Fはお土産とかを売ってて、2Fが食堂、3Fが屋上展望台という構造だ。
お土産はどうせ買わないのではなっからスルーだ。
2Fではカレーのいい匂いがする・・・むむ、もうじきお昼か。
ここが終わったら昼食だな。

 ←ごらんのとおり

3F展望台に出て周りを見渡す。
・・・やっぱ思った通りだよね。
全然湾曲して見えないけど、いったいだれが湾曲して見えるって言いだしたのか。
でも、まっすぐな用紙を定規に見立てて比べてみると、湾曲してなくはない。
・・・やっぱり微妙だ。
見えている水平線の視角も狭いし、これなら和歌山の潮岬の方がよっぽど良いな。

 ←今後の進行方向

さっき灯台から見たときは気づかなかったが、あそこの崖、切りだっててすごい。
なんであんな地形になるんだ??
それにここ、よく見ると、灯台の展望台より標高が高い。
なだらかだから気づかなかった。
大自然の作り出す地形って、不思議だな。
ってわけで、視察終わったので移動だ。
そろそろお昼だが、ここの2Fでも食堂はあるのでご飯可能だ。
カレーのおいしそうな匂いがしていたが、やっぱ地元ならではのものを食べたいので、ここはスルー。
一旦国道に戻り、房総半島を南へ移動する。
お昼は・・・茨城でさんざん見てきたにんたまラーメンがいいな。

● そして大移動

今まで走ってきた県道を逆戻りし、国道126号に合流後、房総半島を南へ向かって進む。
九十九里浜沿いを移動・・・したいところだが、実は国道126号は海沿いでなく内陸を進んでいる。
残念だが九十九里浜を見ることはないのだ。
国道と浜を往復するには距離がありすぎる・・・やっぱ九十九里浜には縁がないな。
国道を進み、にんたまラーメンを探す・・・銚子自体結構な町だと思っていたが、見つからない。
茨城にいる間、にんたまラーメン結構見たんだけどな・・・??
スマホで店舗検索してみると、にんたまラーメンは実は茨城にしかないことが判明。
なんだって〜〜!それじゃ、食べれないよ!
今日も出発してすぐ見かけたが、あそこが最後の店舗だったのか・・・。
残念だな・・・ってか、じゃ、別のものを食べないと。
国道を走りながら、飲食店の看板を探す。
すき屋とか吉野家、マクドナルドとか馴染みの店はあるけど、そうでない店がなかなかないな。
ってか、このあたり、結構住宅が多いけど飲食店少ないな。
みんな外食とかしないのかな?
しばらく行くと、信号交差点の先に道の駅を発見。
ん?地図に載っていない・・・最近新しくできたのだろうか?
記念切符をGETするため、立ち寄る。
もしかしたら、食堂でご飯たべれるかも?

 ←新しくて綺麗な道の駅

道の駅あさひ・・・である。
結構オシャレな感じだ・・・さすが、新しい道の駅。
表示板が案内板がタブレットや液晶になっている・・・金かかっているな(笑
で、肝心の記念切符だが・・・売ってない。
売り切れとかではなく、そもそも扱っていないようだ。
新しすぎて、まだできていないのか・・・?ないなら買いようがない。
ついでの食堂もチェックしたが、結構人が多い・・・かなり並んでいる。スルーだ。
道の駅を出発し、しばらく国道126号を走る。
この道、いったいどこまで行くのかと思えば、いつかFKDと静岡へ行った際に、私一人でバトルギア4の鍵を作りに来たが、その店舗がある道だ。
あの時の旅行で、こんなところまで来てたんだ・・・。
飲食店って、この道沿いよりも、九十九里浜へ行った方がたくさんありますよ・・・とFKD。
確かに、九十九里浜の方がライダーお勧め店が多い・・・この道沿いにはお店がないのか?
と思ったら、ばんどう太郎発見。
このお店、今朝出発した行方にもあった。
もうここに行くしか。

 ←ばんどうと言えば、私的に板東英二なのだが

このばんどう太郎、千葉・茨城県に展開する何とか系列が経営しているチェーン店の一つ。
そうえいば、かつ太郎とか、○○太郎っていうお店あったね。
それらと同系列らしい。
中に入って料理を注文。
このばんどう太郎、どうやら和食中心のレストランらしい。
そばに合うメニューが多いという印象だ。

 ←注文したのはコレ

ソースヒレカツ丼そばランチだ。
かつ丼とそばのセットはありそうで今までなかった・・・面白い。
ところで、ソースヒレカツって・・・このあたりのかつ丼って、ソースカツなのかな?
おいしかった・・・が、お腹いっぱいになった。
この手のレストランって、だいたい量が多いんだよね。
お腹いっぱいになったので、進行を再開。
正直この先、印象に残る観光地はない。
せいぜい道の駅を巡って記念切符をGETするくらいか・・・。

● 道の駅巡り

国道は九十九里浜を離れやや内陸を走っている。
そこを通り、房総半島を南へ向かう。
景色的には九十九里浜を通ったほうが良かったに違いない・・・が、やはりここは国道を通るというルールに従って移動。
九十九里浜は日本一周2週目以降にお預け・・・かな。
道沿いに広がるお店や建物を見物しながら国道126号をのんびりと走る。
道の駅あさひを出てからずいぶん走ったと思うが、全然景色がかわらないな。
さらに走ると、高速道路である銚子連絡道路の入口。
これをまっすぐ進み、この先の県道を九十九里浜へ向かうと、最寄りの道の駅がありますね。
お腹いっぱいになって少し眠いので、休憩に道の駅へ行こう!
ってことで、信号を曲がって県道を通り最寄りの道の駅へ。
ちょっと眠たくてウトウトしているせいか、道の駅まで遠く感じる・・・。
近所の学校の生徒が校外学習でもしたのが、大勢の生徒が歩道を歩いて移動している。
中学生・・・いや、高校生かな?
ちょっとやんちゃな女学生のブラウスの透け具合が半端なくねーな。
ってか、何で薄いブラウスの下に、そんな柄物の派手なブラジャーするのかね???
そういえば、一昨日水戸の駅の前を走った時も、化派い女子高生がいたっけ。
前、埼玉に行った時も、スカート透けてる奥さんとかいたけど、関東方面は着衣のガードが緩いな。
そりゃ、電車や階段で盗撮したくなるよね。
さらに車を走らせると、やっと着いた・・・結構車多いが、ちょうど空いたところがあったのでそこへ駐車。
さすがに、関東方面のナンバーばっかりだな。

 ←お年寄りでいっぱい

道の駅アライはすぬまである。
はまぐりカレーやいわし丼とかが食堂にあるらしいが、さっきお昼ごはん食べたのでいらないや。
まず駅構内に入り、記念切符を探す。
記念切符がある道の駅は、だいたいスタンプラー関係のポスターがあるが・・・ポスターあるね!記念切符もありそうだ。
記念切符ってだいたい観光案内所にあるが、ここは野菜直売所っぽいスーパーだけでそれらしいのがない。
どこかな・・・と思っていると、直売所の隣、地元の名産紹介コーナーのまだ隣、事務所っぽいところにあった。
人に声かけないと買えないのか・・・人見知りには厳しいな。
今年は道の駅誕生11周年で、3種類の記念切符があるとのこと。
どうやら、正面が同じで、裏の絵柄が違うらしい。
どれにしますか?・・って、 ここは全部GETだ!!
私が記念切符を購入すると、後ろに並んでいた親子も記念切符を買い求めた。
おお!俺以外に記念切符を買う人がいるんですね。
買い物が終わり、FKDの姿を見失っている間に適当に休憩して、合流後出発だ。
元来た道を戻ると、先ほど見た学生集団は国道に合流しているところだった。
確かに、国道を入ったところに高校がありますな・・・かなり距離があったように思えたが、いったい何しにいっていたのか。
国道に合流し順路を進むと、地図に蛍光ペンで印した謎の場所が。
そこは・・・レジャラン成東店・・・いわゆるゲーセンがある場所。
そう、5年前、バトルギア4のエントリーキーを作るために、FKDと別れて一人でやってきた場所だ。
懐かしいな・・・。
「あの時、僕が東京観光している間に、こんなところまで来てたんですね」
感心するFKD。
俺も関心している・・・こんなところまで来てたんだ(笑
さらに国道を進み東金市にやってきた。
東金で思い出したが、昔ジャンプに連載されていたよろしくメカドックで、九十九里浜から江の島へ到着するまでの速さを争う、キャノンボールトライアルってやつがあったね。
東条さんが搭乗するピッツァは、ツインエンジン仕様でものすごいパワーの車だったが、ブレーキをチューンしていなかたので、突如目前に現れた事故車を前にブレーキによる減速が間に合わず、ここで事故ってしまったのだ。
懐かしいな・・・そういえば、あれはこのあたりが舞台だな。
そういえば、よろしくメカドックでつくば、鈴鹿、富士スピードウェイを結ぶ大型レースもあったっけ。
筑波サーキットの描写はどうなってたかな・・・帰って読んでみよう。
そう思っていると、目前に道の駅発見。
こんなところに道の駅・・・??5年前にはなかったが・・・??
道の駅といえば、記念切符・・・なので、俺、止りま〜す。

 ←思った通り、新しい!

道の駅みのりの郷東金・・・である。
大きな建物の外壁には、祝2周年という横断幕が掲げられている。
出来てまだ2年・・・そりゃ新しいわ。
中は、ほとんどが地元名産の直売所だ。
今日立ち寄った道の駅あさひもそうだったけど、道の駅と直売所が一緒になっている場所がこのあたりは多いね。
私がイメージする道の駅っていうのは、旅人の休憩とお土産売り場が一緒になった場所で、都会から遠い田舎や温泉地から少し離れた場所によくあるイメージなんだけど、ここはどのイメージにも一致しない。
都会だし、お土産ないし、直売所あるし。
道の駅の在り方も、変わりつつあるのかな。
スタンプラリーのポスターやのぼりがあったおで、観光案内所っぽいところに記念切符を照会したら、残念ながら売り切れとのこと。
売り切れるほど人気なのか・・・。
ないのは残念だが、集めているわけでもないので、別に構わない。
再び出発して順路を進むが、国道126号はこの先で房総半島を横断して千葉へ行っちゃうので、国道128号へ分岐して南へ。
国道126号と比べてちらほら田園風景が見え隠れする少し田舎道になったが、その分車も少なくなってスムースに進む。
茂原の市街地の手前、県道を曲がって山を登ると、その先に道の駅があるので、FKDのナビでそこに向かう。

 ←ここも直売所か

道の駅ながらである。
ここもやはり野菜などの直売所があり、ご近所のご老人たちに人気のスポットになっている。
カウンターにて記念切符をGET。
トイレ休憩を済ませて出発。

 ←グッドマナーで日本を走ろう

この道の駅、都会からやや離れた山岳地にあるため、ツーリングを楽しむ若者や旅人が訪れることも多いようだ。
アニメ「ばくおん」とコラボしたポスターも張られていた。
アニメ「ばくおん」は、(当時は)サンテレビで放送中だ。
さて、県道を引き返し、元の国道128号を順路通りに進む。
茂原の市街地は複雑になっていて手持ちのツーリングマップルでは、どこをどう曲がれば良いのかわからない。
俺の携帯の地図アプリを使って、場所を確認しながら走る。
茂原の町で道に迷うこともなく町を通過。
次の一宮町でも県道を山方面に分岐すれば、また別の道の駅がある。
往復時間を短縮するため、なるべく最短距離になる県道を選んで進む・・・が、この道、案外複雑。
ってか、一方通行になってて県道沿いに走れない。
うう・・・こんな狭い道だったとは・・・これは失敗だな。
スマホでFKDにナビしてもらいながら、わけわからん道をウロウロ走っていると、何とか道の駅に到着。
時刻は17:00前・・・まだ何とか営業しているかな。

 ←隣がコンビニなので、車は多い

道の駅つどいの郷むつざわだ。
道の駅の中には目もくれず、ダッシュで観光案内所にような場所に行って、記念切符をGET!
帰り際にちらっと覗いたが、この道の駅は直売所がない。
地元の紹介コーナーとお土産物売り場はあったみたい・・・東北や北海道で見た道の駅は、こういうのが多かったよね!
時間的にここが最後に寄れる道の駅かな・・・あとは、那智勝浦に向けて出発だ。
あ、そうそう、国道128号と九十九里浜が合流するあたりに、太東埼灯台があるので、今日の午後はまだ何も観光してないし、本日の最後はそこに行こうかな。

● 太東埼灯台

国道128号に戻ってきて少し南に進むと、太東埼灯台への分かれ道がるので、それを曲がって山道を進む。
山道の一般道っぷりを見て、知る人ぞ感を感じる。
地元の住民しか行き来しないような道を登っていくと、突き当りに灯台発見。

 ←だれもいな〜い

山の頂上にひっそりとたたずむ灯台。
いるのは犬の散歩している地元のおじいちゃんだ。
そりゃ、もうじき18:00だらかね・・・。
ってか、自動車も付近に民家もなかったけど、この爺さん、どうやって来たんだ???

 ←灯台の写真

ここの灯台は登れないタイプ。
遠くから見るしかないね。
入口に柵しているから、敷地内に入ることもできない。

 ←こちら、灯台の能力値

看板もボロイやつしかない・・・ここは、観光地としては注目されていないようだな。
灯台だけでなく周囲の広場も観察。

 ←灯台公園からの景色

まわりには樹木も生えた自然豊かな場所なので、眺めと言うと南向きににちらっと景色が見えるくらい。
あとは東向きに水平線が広がるだけだ。

 ←なんだコレ?

その灯台公園をうろつくと、何やら妙な基礎が。
近くの看板をチェックすると、どうやらここは昔砲台やレーダーが設置された小さな砦だったようで、砲台設置跡や弾除けの窪みなどが今でも残っている。
写真のそれも、電波探知機が設置されていた跡らしい。
戦争物ってあまり関心ないので個人的には戦場跡地って何だか気味悪いが、日本もかつてはこういうことやってたっていう、大事な歴史の遺産だよね。

 ←夕日と灯台

帰り際、夕日が出ているのに気付いたので、写真をパチリ。
たまたまだが、いい写真が撮れた。
夕日ってイイネ。

● 夕食はタンメン

山道を戻る途中、割と山を下りたあたりで灯台公園で犬を連れていた爺さんを追い抜いた。
この爺さん、この山を歩いて登っていたのか・・・。
民家があるのはその先・・・爺さん元気だな。
国道128号に合流したころには時刻は18:00。
そろそろ晩御飯の時間。
ってことで、那智勝浦に勝浦担々麺を食べに行くわけだが、場所的には手前の御宿に日帰り湯があるので、そこでお風呂だな。
まわりは暗くなってきたので、景色には目もくれずもくもくを進む。
御宿まで着いたのでお風呂・・・と思ったら、FKDがこの先の今日車中泊する道の駅の近くにもお風呂あるので、先にご飯食べましょうと。
それならそれで良いかと、御宿を通り越し、勝浦へ。
勝浦周辺は平地が少ないため、集落を通る国道と、山岳地をトンネルでショートカットするバイパス道に分かれている。
バイパスに入ったらトンネルばかりで自分の現在地がわからない。
結果、何度か道迷ってやっと到着。

 ←集落に同化した建物

勝浦最古の店と呼ばれている「こだま」という店だ。
こんなところ、知ってないと行けれないな・・・という場所だった。
中は常連客らしきお客さんのほかに、明らかに観光客と思われる若者の姿も。
我々もテーブル席に腰かけ、メニューを拝見。
本に乗ってたチューシュータンタンメンの卵トッピング行ってみた。
ついでに、本日のおすすめ、タコの刺身も注文。

 ←おお〜おいしそう。

タンタンメン辛いってイメージだが、こちらのタンタンメンは辛み抑え気味でおいしい。
さらに卵でマイルドになって辛みをほとんど感じない。
タンタンメンとしてはちょっと物足りなり感じだな。
それにスープが多いし、麺の量も思っていたより、若干多いかな・・・。
シャーシューも、脂身の少ない場所で、歯ごたえあっておいしいのだけども。
こっちのタンタンメンは、私の知っているものとは少し違うようだな。
でもこれはこれでイケる。
後から出てきたタコ刺しも、新鮮でコリコリしておいしかった。
タコ刺しって、タコ焼きのタコと、また違ったおいしさがあるね。
量多めだったが何とか完食。
後は風呂入って寝るだけだね。

● 今日はお風呂ないです

さて、ごはんも食べ終わりあとは風呂入って寝るだけ。
集落の道の国道まで出て、国道128号を西へ。
山岳地のバイパス道、海岸沿いの快適道を繰り返しながら進むと、ちょっと都会な感じの町に到着。
鴨川市の市街地だね。
さすがに、谷間にあった集落とはワケが違うほどの大きいね。
鴨川シーワールドやホテル街、市街地を通り抜けそれらしいところに来た・・・が・・・お風呂入れるような場所がない。
ってか、市街地を抜けたとこら辺りだから、建物すらないけど。
国道を降りて、集落の道を探すが・・・やはり、お風呂が入れるような施設はない。
FKDは温泉のマークついているって言うけど・・・ん?温泉マーク???
自分の目で地図を確認。
むむ・・・地図には温泉マークが確かについているけど、これは、温泉があるよ・・・って印で、日帰り湯を表しているわけではないのだ。
そして、温泉の場合は、石鹸禁止で、日中しか入れない場合が多い。
日帰り湯は「ゆ」ってマークね。
そう説明して地図をのぞき込むが、近くに「ゆ」のマークがない。
殆どが温泉マークだ。
やばい・・・風呂入れそうにない。
FKDもそれを察したのか、通信料がやばい自分のスマホでお風呂を探す。
ここから山の中へ30分ほど入った場所に日帰り湯があるが、営業時間は21:00までで、日帰り湯受付が20:30までだった。
今の時刻は20:00過ぎ・・・ちょっと間に合わないか。
後ろに戻るとすると、来る途中に話していた御宿まで戻るのか・・・こちらは1時間かかりそうだ。
念のためスマホで営業情報を調べると・・・22時までやっているようだ。
ギリギリ間に合うかな・・・微妙だな。
ってことで、急いで御宿まで戻る。
このあたり、深夜はあまり人が出歩かないのか、交通量がほとんどない。
助かるといえば助かるけど、この辺の人ってあんまり夜遊びしないんですね。
東京からそれほど離れていないが、結構な田舎だな・・・。
1時間はかからなかったが、何とか御宿に到着。
が・・・建物が薄暗い。
一応確認してみるが・・・普段は22:00までやっているようだが、この時期は21:00で閉店らしい。
今21:00すぎ・・・ダメじゃん。
スマホで一応、24:00まで開いている日帰り湯を探したが、南房総半島にはないみたいだ。
房総半島には、21:00を過ぎて営業している日帰り湯ないか・・・。
・・・ごはん食べる前、御宿を通過した時からこういう運命だったのか・・・。
FKDの言葉を信じたためにこうなったわけだが、自分の目で確認していなかったことと、地図マークについて説明していなかった俺にも責任があるかな。
ないものはないので、お風呂は諦めて、寝ることにしよう。
幸い、今日は車の移動ばかりであまり汗かいて無いしね。
気まずい雰囲気の中、元来た道を鴨川まで戻り、道の駅オーシャンパークに到着。
時刻は22:30・・・寝よう。

 

 

次の日へ

前の日へ

戻る