■ 9月24日(木曜日)
今日から平日・・・ということもあり、深夜でも道の駅の車中泊客が増えることはなかった。
それよりも、やはりというか、エンジンを付けっぱなしで眠る大型トラックや、隣接する網走港で漁をする漁師さんの車のエンジン音がうるさくて、たびたび目が覚めてしまった。
確かに道南と比べたら、少し寒い気は擦るけど・・・。
漁師さんはしょうがないけど、そこの大型トラック!
北海道なんだから寒いのわかっているだろ!
ちゃんと寝袋用意してエンジン切ろよ!
ってか、毛布一枚あれば暖房いらんだろ!!
ってことで、音に耐えられなくなって起き上がると朝5時。
む、これ以上寝れそうにないので出発するか。
●もうね、ひたすら移動とかね
散歩を兼ねてトイレ休憩をして、車内を整理。
地元の漁師さんと思われる人たちが何人か、車にエンジン付けっぱなしで、漁港の横でたむろして立ち話してたが、私の姿を見て音がうるさいのを察したのか、エンジンを止めた。
まぁ、わたしは出発するから関係ないのだが。
ところで、ここを出発して宗谷岬を目指すわけだが、ここでひとつ問題が。
宗谷岬に至る道のりの道中で、他に特記すべき見所がない。
つまるところ、ココから先宗谷岬まではノンストップということに。
一体何個の道の駅を通過するのやら・・・苫小牧〜襟裳岬それ以上の長時間移動になるな。
ま、気長に行きますか。
道の駅網走を出発して、国道244号を西へ。
北見への分かれ道(国道39号)を通過すると、道路は市街地から抜けた国道238号へと変わる。
さすが、広い北海道だけあって、通っている国道の本数も多いな。
網走湖の横を走り抜けると、次は能取湖の横。
田舎の早朝というだけあって、対向車もなく、自然豊かで和だな。
道路は湖の横からオホーツク海の横になって、サロマ湖の横へ。
この辺り、オホーツク海に面した湖を多く、それらに沿う形で国道が通っているので、クネクネとしている。
サロマ湖を半分くらい進んだら道の左側に北勝水産を発見。
カニやホタテの直売所・・・と地図には書いているが、当然、今の時間はまだ開いてない。
水槽のようなものを積んだダンプカーが何台か入っていった・・・丁度品物を入荷している最中なのかも?
昼間ならお土産買えたかな?残念だ。
北勝水産を過ぎれは、一つ目の道の駅に到着。
←無人
道の駅サロマ湖である。
そして、びっくりするくらい無人。
昨日、一昨日はどの道の駅に行っても、車が止まっていたのになぁ。
そんなわけで出発。
道の駅から少し進むと、道路上に動物が倒れているのを発見。
あれは・・・たぬきか?
明らかに血を流して倒れている・・・踏まないようにしなきゃ。
動物の死体を回避して進む。
縁起悪い・・・ってか、今の、たぬきじゃなくキツネだったような???
その後も順調に・・・と思ったら、さっきの道の駅を出発して、30分も立たないうちに二つ目の道の駅に到着。
←近っ!!
道の駅愛ランド湧別である。
さっきのサロマ湖からわずか15分!
道の駅間の距離短すぎだろ!
というわけで、トイレ休憩のついでに観察。
売店は開いてませんでした。
ちなみに、この道の駅の隣は、小さな遊園地になっている。
建物の2Fもレストランになっているので、きっと沢山の人がここに泊まるんだろうな。
建物から出てくると、高校生と思われるジャージ姿の部活動生を乗せたマイクロバスがやってきた。
ここでトイレ休憩するようだが・・・そうか、今日は平日。
学校もやってるんですね。
それにしても、こんな時間に朝練かな?
高校生大変だな。
道の駅を出発して上湧別の市街地へ。
そろそろガソリンやばいので、多少ルート外れてでもどこかで給油しないとな。
といわけで、一旦ルートから外れて、4度目のガソリン給油。
ついてに、この近くにも道の出来があるので、そこに立ち寄る。
←道の駅だらけ
道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯・・・である。
手前の道の駅から、またもわずか15分、道の駅ありすぎ。
本当にひとつの自治体にひとつの道の駅があるっぽいな。
この道の駅には、
その名の通り、温泉設備がある。
営業は10:00からなので、今は閉まっているが。
隣にはチューリップ畑が。
まだ咲いて無いけど、規則正しく植えられたチューリップの苗が綺麗。
売店開いているかどうかチェックしたが、開いてないので出発だ。
時刻は7:30なので、ぼちぼち学校へ登校する小学生の姿も見え始めた。
もうそんな時間か・・・丁度セイコーマートを見つけたので、ここで朝食GETだ。
ってか、セイコーマート、今回の旅行で入ったの初めてだな。
6年前も爪楊枝を買うために入ったけど、品物の並べ方が他のコンビニと違うから、探すの時間かかるんだよね。
品物のラインナップも、微妙に違うんだよな・・・。
というわけで、朝食GET。
おにぎり、サンドイッチを食べながら移動だ。
上湧別の市街地を抜けると、また自然豊かな幹線道。
道路の横には、太陽光発電設備も見えます。
む!?そういえば、今までソーラー発電所あまり見かけなかったな・・・。
2〜3年ほど前、北海道電力が、太陽光申し込みを締め切ったと聞いていたが・・・ここ道北に来てから、やっといくつか見れるようになった。
やっぱ道北は土地余っているのかな。
←こういうの馴染み深い仕事しているのです
太陽光パネルの角度が急だな。
太陽光に大して直角に設置しているはずなので、北海道は緯度が急になる分、太陽光パネルの角度も急なのか。
ま、掃除はし易そうだが。
その後も音楽を楽しみながら道路を進むと、4つ目の道の駅に到着だ。
←6年ぶりの訪問
道の駅オホーツク紋別・・・である。
6年ぶりの訪問・・・オホーツク海に面した道の駅、特徴的なオブジェが懐かしい。
ということで、トイレ休憩。
駐車場を見ると、岡山ナンバーの軽四自動車がいることに気がついた。
どんなやつが、こんなところにまで来てるんだ・・・?って、ドライバーいない。
リアシートのあたらいに3段ボックスやカーテンが見えたので、本格的だ。
まぁ良いけど。
トイレ休憩をする際に、髯面のおじさんをすれ違う。
あの人が岡山ナンバーの軽四の人じゃないよね。
トイレから出ると、ついでに道の駅の横にある大きな建物も観察。
←なんだコレ?
道の駅の施設・・・ではない。
流氷科学センターって、書いている。
何するところなのかな?
中に入れそうだが、夕方までに稚内へ行ってお土産のカニを買わないといけないので、ここはスルーだな。
戻ってきて出発しようと思ったら、岡山ナンバーの軽四のおじさんに声を掛けられた。
やっぱさっきトイレですれ違ったおじさんだ。
ここ北海道で同郷の人と会うこと珍しいので、思わず話が進む。
このおじさん、南区藤田の辺りに住んでいて、定年退職を迎えて目的もなくなりしばらく暇だったから、北海道を一周する旅行に来ているらしい。
私がここに来たのは19日の船便。
おじさんはその2週間前の船便で、台風から逃げるように北海道にやってきたため、結構船揺れたらしい。
で、私と同じ小樽から左周りしながら昨日網走からここまでやってきたとの事。
聞けば、おじさんが若いときにも北海道をバイクで一周したことがあり、今は時間も余っているし、そのときの興奮が忘れられなくてここにやってきたとのこと。
あと、私以外に岡山からやってきたドライバーと何日か前に何組かすれ違ったらしい。
わたしはこれから宗谷岬へ進む。
おじさんも、1日200kmくらいののんびりとしたペースで宗谷岬へ目指し、その後小樽へ行った後、青函連絡船で青森へ渡り、時間を掛けて一般道でのんびりと岡山に戻る・・・まだあと3ヶ月くらい掛かるかな・・・との事。
いいな〜〜そういうのんびりとした旅、俺もしたいな・・・。
仕事しながらでは無理だな(笑
会社を定年退職したら、日本一周の旅をしようかな。
って、今の調子じゃ、毎年旅行してそうだが(笑
お互いの旅の安全を祈り、分かれる。
旅行って、こういう楽しみ方もあるよね。
●道のりは続きます
さて、道の駅オホーツク紋別を出発すると、またひたすら道路だ。
USBに入れていた音楽も再生しきってしまったので、3DSをカーコンポについないで、初音ミクの楽曲を流す。
ふむ、外部再生機をカーコンポにつなぐ際は、カーコンポも3DSもボリュームMAXにしないといけないので面倒だな。
しばらく行くと、正面に工事車両発見。
ああ、今日は平日だもの、道路工事もするよね。
って、よく見ると道路工事じゃねーな、電柱工事だ(笑
←北海電工のみなさん、おはようございます
あれは穴掘り建柱車。
電柱の横に2.5m程度の縦穴を掘って、そこに電柱を建てるんですね。
その作業をするための作業車で、電柱を吊り上げるためのクレーンと、その先端に取り付けする掘削用のスクリュードリルを搭載しています。
←北海電工のみなさん、おつかれさまです
こちらはバケット車(高所作業車)。
電柱の上部で作業するための車です。
バケットの横に小型クレーンが着いてて、重たい変圧器も吊り上げながら作業できます。
それはそうと、北海電工の作業車は水色なんですね。
ちなみに、北海道に電気を供給しているのが北海道電力で、そのグループ会社の施工業者は北海電気工事・・・北海電工です。
北電工だと北陸電気工事になっちゃうんです(笑
電気工事現場を通過し、ひたすら北へ。
この辺りの海は、前回来た時は夜間の走行になったので、昼間の景色を見るのは初めて。
←広いな〜北海道
こんな感じで、何もありません。
小樽から左回りしてきたせいですでに感覚が麻痺しているが、こんな景色日本に本土じゃ見られないよな。
稚内周辺はあまり市街地がないので、こんなところばっかりなんだよな〜〜。
音楽を楽しみながら速度に気をつけて走っていると、5つ目の道の駅に到着だ。
写真取り忘れたが、道の駅おうむだ。
おうむっていうのも、きっと地名なんだろうな。
ってか、その手前におこっぺっていう道の駅があったな・・・気づかず通過してしまった(笑
こちらは、売店が開いていたので、記念切符とマグネットを購入。
お土産も一応除いた。
カニラーメンのインスタント袋麺が沢山売ってた。
こういうカニラーメンもあるんだ・・・。
道の駅を出発して宗谷岬を目指す。
網走を出発して、今丁度宗谷岬との中間地点くらいかな。
この調子ならお昼には宗谷岬にいけそうだ。
前回この辺りに来た時は、オホーツク海に面していることもあり、カニの直売所の幟が沢山出てたけど、今回は全然見かけない。
午前中はカニ売ってないのかな?
ま、最悪稚内のあそこ行けば買えるかな。
その後も見どこの無い道路をひたすら走る。
こんな辺境の地に警察がいるわけも無い・・・と思いつつも、スピードは控えめに。
そうして走ると、5つ目の道の駅発見。
←船を模った建物
道の駅マリーンアイランド岡島だ。
ん?この辺りって、岡島って地名だったっけか・・・??
それにこの建物・・・この辺りは、水産業・・・漁港があるのかな?
中に入ると、売店と食堂。
食堂では遅い朝食をとる地元のオッサンが数面。
お土産は定番のものに地元の名産お菓子、インスタントのカニラーメンがある。
あれ?カニラーメンの袋麺、さっきの道の駅のものとパッケージが違う。
まったく別のものなのかな?
さっきの道の駅のもの買うべきだったか・・・?
いや、全種類集めているわけじゃないから、要る数だけあればよいか。
そんなわけで、定番の記念切符とマグネットを購入。
食堂では、定食は天丼、海鮮丼など、おいしそうなラインナップだったが、時刻が中途半端なのでスルーな。
道の駅を出発し、宗谷岬を目指す。
次の道の駅は多分、北海道最北端の道の駅。
それまでにある見所は・・・やっぱない。
道中に神威岬公園PAというのがあるが、積丹半島の神威岬とは関係がないみたい。
同じ北海道なのに、神威岬が二つあるんだ・・・。
その北側にあるクッチャロ湖・・・聞いたことあるな・・・と思ったら、聞いたことあるのは屈斜路湖、この先にあるクッチャロ湖とは全然別物でした。
クッチャロ湖の横もキャンプ場とかが多いみたいで名所にはなっているようだが、わたしはスルーね。
ってことで、結局ひたすら走るしかないので安全運転。
スピード出す車がいたらそいつを追跡しようと思っていたが、それもいない。
なんとものどかなドライブだ。
←日本とは思えないよね
そんなこんなで、神岬公園PAとクッチャロ湖を通過すると、一台すごいスピードのバイクが私を追い抜いて行った。
あれだ!アレについて行って、ペースアップだ!
と思ったら、次の道の駅が見えてきた。
そのバイクもそこに入っていく。
安心してください!わたしもそこへ行きます。
←6年ぶりの訪問
道の駅さるふつ公園である。
丁度車から降りたら、12:00を告げるチャイムが鳴り響いた。
む、この調子なら13:00までに宗谷岬行けそう。
昼食は宗谷岬だな(笑
ココには一度来たことがあるので、やることは休憩と記念品を買うくらい。
そんなわけで、観光案所で記念切符とマグネットを購入。
北海道最北端の道の駅訪問証明書を兼ねた絵葉書もあったはずだが・・・あれ?無い。
んんん?ここが北海道最北端の道の駅だったはずだが・・・そういえば、そういうアナウンスがどこにもない。
まさか・・・・もしかして、最北端でなくなった・・・のか???
お土産売り場の売店がないので、公園内を散策。
観光案内所の裏側に、プレハブ小屋の売店があり、わずかなお土産とホタテが売ってた。
ここ猿払村はホタテの養殖が盛んで、この売店や、近くのJAでホタテが殻付きで販売されているんですね。
ホタテね・・・良いね。
でも、カニのほうがインパクトあるなぁ。
買い物するつもりないので、人が他に居なくて気まずいが、ここは勇気を出してスルー。
プレハブ小屋の裏側には広大な牧場が広がる。
←広いなぁ
この辺り周辺、広大な牧場だったんですね。
牛さんがちょっと向こうの方にいるんで、国道からは気づかなかったんです。
そういえば、前来たときも新鮮な牛乳買って飲んだな。
その売店は、本日はお休み。
何だよ、休日しか営業してねーのかよ(笑
他に売店とかなさそうなので、同じ公園内にあるレストランを備えたホテルに突撃。
1Fにお土産売店とレストランがあります。
レストランは観光客向けの沢山のテーブル席がありますが、殆どが予約で埋まっている。
売店は・・・お菓子や漬物、昆布といった、水産物メインのお土産が沢山。
ま、わたしはこの後宗谷岬が控えているので買いませんが・・・。
道の駅を出発する間際、大型観光バスが駐車場に入ってくるのが見えた。
あの人たちがレストランの予約客かな。
どうやら稚内と礼文島を観光するツアーバスのようだ。
札幌のツアーバスだな・・・ああ、乗っている人が北海道民とは限らんか。
道の駅を出発すると、今まで晴れていた空が、少しずつ雲かかって来る。
北上するにつれて、陸よりも海の面積が広くなっていくので、その自然現象だろうか・・?
←ところで、アレ何?
ところで、さっきから気になっていたのだが・・・道路の右側、多少の草原の向こうは僅かな砂浜があって海なんだと思うんだけど、その草原部分で釣りらしきものをしている人が沢山居るんだよね。
5kmほど走ったけど、ずっと釣竿が立ってる。
多い人だと、釣り竿を10本くらい立ててる。
たいてい横にテント張っているんだけど・・・。
あんなところから海に向かって釣りしてんのかな?
そんなに海近いの?
そもそも、間に砂浜があると思うんだけど、そんな場所で釣れる魚がいるのかな・・・???
なおも進むと、釣竿と砂浜はなくなり、大地の隆起と岩が入り混じる場所へ。
こうなってくると、宗谷岬が近いよ。
←ああ、こんな場所走ったよ。
目前に見える半島の先端辺りが、宗谷岬のはずだが・・・。
天気もなんだか曇り空。
ま、この辺りは海風をまともに受ける辺りなので、天候もよほど晴れた日じゃないと太陽拝めないんだろうな。
そうしていると、宗谷丘陵への分かれ道が。
それを過ぎると、道路と海の間に、ポツポツと建物が出現。
まだらだった建物が、人家になり、それが道路の両側に並びだした。
人家の向こうには港も見える。
あれぇ、宗谷岬って、こんな集落あったっけ・・・?
日本最北端の郵便局を通り過ぎ、なおも走ると、この辺りには珍しく、小奇麗なガソリンスタンドも通過。
ん?ガソリンスタンドの看板に宗谷岬って書いてたな・・・あ!
そいうえいば、ガソリンスタンドの3軒隣が宗谷岬でした(笑
●宗谷岬
気づいたら見覚えのあるバス停を駐車場まで来ていたので、駐車場へ。
宗谷岬、到着です。
←ガラーン
今日は平日なので、お昼とはいえ訪れている人が少ないな。
前来た時は人がすごくて、記念写真取るのも時間かかったけど、今日は全然楽勝ですね。
ってことで、記念撮影してFKDに報告。
さて、お土産なんだけど・・・まずは2種類の日本最北端訪問証明書をGETし、その後お土産を物色。
注目のお土産屋さんは、宗谷岬の隣にある青い建物と、道反対にある小さなお土産屋さんの2件。
順番に見ます。
←お店、アレだけだったっけか?
←丘の上には宗谷岬灯台
←稚内方面は何にもなし
まとめると、お土産のラインナップはどっちの店もあまり変わらない。
なので、友人用にお土産用蟹ラーメンを購入。
あと、青色の建物のお店には、ラベンダー関連の商品も置いていた。
ラベンダーの匂いのする枕やティッシュカバーは少し魅力的だったな。
訪問証明書は両方のお店にあり、青色の建物方は、店の店主が証明者で、道反対のオレンジの建物は観光協会発行のきちっとしたものだった。
お土産の物色が終われば、前回スルーした駐車場のトイレ横の建物(休憩所)も拝見。
休憩所、ご自由にご利用ください・・・と書いているだけあって、中に人は居ないし、今は無人だ。
広い部屋の中に椅子があるだけで、特記するものはない。
2Fに行っても構造は同じ。
窓からガラス越しに宗谷岬とその向こう、サハリンが見えるかな。
・・・ほんと、雨風をしのげて、トイレができるだけだな。
2F階段の横には、訪問者がコメントを残せる旅人ノートがあった。
一応、昨日、今日の日付けのコメントもあるので、私もコメントを記入。
その横には、日本縦断者リストなるものがあり、日本列島を縦断した猛者たちが200人ほど、その軌跡と一緒に紹介されていた。
ふむ、ここに乗っている人の大半が、バイクや自転車で縦断を達成している。
車やマラソンでの達成者は少数なんですねぇ。
その横に展示されている日本列島図も、冒険心をくすぐる面白いものだ。
←こうしてみると、領土の半分は海
さらに、サハリンの新旧の地名図も展示。
そういえば、サハリンって日本が統治していた時代もあったんですね。
今じゃすっかり外国という認識ですが。
宗谷岬がオホーツク海と日本海の境目になっているのも、地図を見て発見。
ふむ、今回2回目の訪問だが、前回大して観光していなかったこともあり、今回いろいろ発見があります。
目的の建物視察が終わればお昼ご飯。
道沿いに並ぶお店を数件チェックして、一番小奇麗なお店へ(笑
お昼なので人はいない・・・夫婦で経営している食堂のようだが、暇そうにテレビを見ている。
広いけどお客さんいないので、適当なところに座ってメニューを確認。
注文した料理は・・・
←おいしそう!!
いくらとカニの2色丼だ。
・・・今回の旅行で、海鮮丼食べたの何度目かな?
函館、襟裳岬、納沙布岬、そしてここ、4度目だ!
ってか、毎日食べてるよね。
そろそろ飽きる頃だが、いくらのプチプチとした食感と、カニの旨みが口いっぱいに広がり・・・おいしいんだよね!
あっという間に完食だ。
お店の女将さんに、昨日、一昨日の様子を聞くと、かなり人がすごかったらしい。
最北端ってだけで、何が珍しいのか・・・って言ってた。
確かに、住んでいる人にとっては、ここは特別な場所じゃないよね。
ちなみに、私が店に入ったあと、カメラ持った中年のオッサンが一人来店してきたが、その人はこの店の名物の焼タコも食べてた。
焼タコのおいしいそうないい匂いが漂う。
アレも食べとけばよかったな。
●宗谷丘陵
ごはんが食べ終わると最後にガソリンスタンドで給油。
別にガソリンが少ないわけではないが、ここで給油することも目的の一つだった。
給油が終わると、最北端のGS給油証明書がもらえた。
ああ、そうか。
これをもらうためにわざわざみんなここで給油するわけだが、俺自身これがもらえるのを忘れていたよ(笑
やることは終わったので稚内へGo!
と思ったが、前回訪問していない宗谷岬灯台や宗谷丘陵もついでに見とこうと思い、すでに稚内へ向かっていたが、車をUターンして宗谷丘陵へ向かう。
←コレ、全部牧場なんだぜ
看板に従い坂道を登ると・・・まるで阿蘇山のような草原の広がる丘に到着。
なんて広大な草原なんだ・・・電柱のような人工的な工作物も殆どない・・・絶景だ!
写真撮影用の駐車場も道沿いに整備されていたので、そこに車止めて写真をパチリ。
宗谷岬にこんな場所があったんだ・・・。
さらに道を進むと、牛舎と通り抜け宗谷岬灯台へ。
あ、ここって、さっき宗谷岬の記念碑から見えてたところだ。
あの食堂の裏の丘がこうなっているんですね。
←そいえば、こんな道あった
ここには宗谷海峡で戦死した方々の慰霊碑、旧海軍の見張り所、宗谷岬灯台、平和公園っぽいもの、食堂などがある。
戦争物はあまり興味がないが、一応順番に拝見します。
←慰霊碑っす
日本の歴史ではあまり触れられていないが、(わたしは知らなかったが)ここ宗谷海峡において、アメリカ海軍との壮絶な海戦が繰り広げられたらしい。
結局海戦は勝利に終わったらしいが、日本、アメリカ共に大きな被害が出たらしい。
←こちらは望楼跡
明治8年、サハリンがロシア領となった当時、国境を警備するために設けられた監視所だ。
コンクリートで強固に作られた監視所が、当時の情勢を物語る。
ふむ、こういうの、FKDの好きそうなものだな。
←宗谷岬灯台です
宗谷岬灯台は、まさかの赤と白の2色構成です。
中に入ることはもちろん、敷地に入ることも許されません。
ふむ・・・5mごとに、赤と白で塗り分けられているのかな?
白色で円柱の灯台が馴染みなので、四角くて赤白のこの灯台が、まさか灯台だったなんて気づかなかった。
←おなじみの看板
おなじみの看板もありますが、日本最北端の灯台以外に特記することなし。
←灯台の向かいに食堂
こっちにも食堂があるんですね。
車が何台か止まっているので、お客さんは居るようだ。
・・・もしかしたら、従業員の車かもしれんが。
先ほどお昼ご飯食べたので、ここはスルーだ。
←なんか公園ぽいのがあるよ
鶴の形をしたオブジェが、駐車場の横にあります。
鶴・・・ってことは何か平和を意味するオブジェだと思うが・・・もう面倒なのでスルー。
←一応あそこにも行こうかな
来た道を少し戻り、丘の先に一軒だけ離れてたっている建物へ。
こちらは、売店、レストラン、簡易宿泊所を兼ねた建物だった。
見晴らしが良いから景色良いけど、風が吹いたら寒いぞ。
売店・・・と言っても、大したお土産はない。
レストラン・・・はさっきご飯食べたし・・・。
でも、この店には、宗谷牛を使ったハンバーグなどがあるみたいだ。
それ以外のメニューはおよそラーメン系。
そもそも、宗谷牛って何よ?(笑
建物から出て出発しようとすると、目の前の草原の真ん中に茶色い生き物を発見。
あれは・・・ちょっと遠いが、鹿さんですね。
ついに!北海道で鹿さん発見だ!
鹿さん、草原に座り込んで、こっち見てる(笑
馬といい、
ゼニガタアザラシといい、鹿といい、さすが北海道、いろんな動物と出会えますね!
さて、来た道をどんどん戻ると、先ほど景色の写真を取った駐車場へ。
さっきと違うのは、駐車場に観光バスが止まって人が沢山居るのと、駐車場の横の草原で、牛さんたちが草食べてます。
←これらが宗谷牛・・・だろうな
白と黒は主に乳牛で、黒いのは黒毛和牛という肉牛・・・て、ネットに載ってたっけ。
こんな近くで、牛を見たの初めてかな。
さらに来た道を戻ると、元来た国道に合流。
さて、稚内で買い物するか。
●稚内
国道238号を西へ向かい、稚内市の中心へ向かう。
稚内空港の横を通ると、「稚内メガソーラー発電所は左折」の看板を発見。
仕事でメがソーラー発電関係のことをやっているので、ちょっと見に行ってみた。
←東京から直接これる稚内空港
←北半球へ行けば行くほど、角度が急になる
看板に従い道路を曲がっていくと、目的のメガソーラー発電所発見。
うむ・・・太陽光パネルの角度が、岡山と違って急だな。
前にも述べたが、凡そ太陽に向かって直角くらいになっているはずなので、北半球のこの辺りは角度が急なんですね。
それにしても、こんなに太陽光パネルが聳え立っていると、そんなに広く感じない。
岡山でやっているメガソーラーの方が、広くない??
一体どこの企業がこれ持っているのかな・・・?
入り口の建て看板見てみたが、管理者等の名前書いてない。
トラブルがあったらどこへ連絡すればよいのか・・・???
←自営線の電柱番号
電柱にヒントがないか・・・と思ったら、電柱は大手メーカーの大日ポール製だった。
電柱番号は、稚内PV線06号・・・ってことだろうな。
多分出来たのが2007年10月・・・なのかな?
33kVって書いてあるから、33万キロボルトの送電線路ってわけですね。
(通常の電柱か6.6kVなので、その6倍の電圧)
電柱も太陽光発電の企業のものだとわかったが、所有者に関するヒントがない。
電柱の移設や事故が起きたとき、どうすればいいのだろうか・・・???
メガソーラー発電所を出発すると、すぐに国道40号へ合流する交差点へ到着し、稚内の市街地に入る。
マクドナルド、すき屋等の建物が懐かしい。
このまま国道をまっすぐ行けば稚内駅に行くはずだが、その前にお土産の買い物をしたい。
確か、松坂大輔記念館があった建物の隣が、大きな水産物売り場だったので、そこへ行こう。
←到着
お店の名前や店構えは変わっているが、間違いなく以前立ち寄ったあのお店だ。
松坂大輔記念館は残念ながらなくなってしまったようだが・・・。
中に入り、購入するお土産を物色。
中央付近にお菓子類、港に隣接して食堂、2Fがレストランなのは以前と同じ。
今回は・・・カニラーメンが山積のようにめっちゃありますね。
同じ建物の隣の店舗には、活カニや活ホタテ、冷凍カニなどが沢山。
ふむ、カニを買うならボイルのやつに・・・て言われているので、活カニはなしで。
カニといっても、タラバカニや毛蟹など、いろいろあるんだよね。
大きさによっても分別されているようで、何を買えば良いのか。
20分ほど厳選して、姉と自宅宛にボイルカニセットを購入して郵送した。
カニが一杯丸ごとと、ガラバガニの足のセットだ。
毛蟹は見た目が気持ち悪いのでパスね。
蟹シュウマイや帆立シュウマイといった加工品も魅力的だが、ここは我慢だ。
あとは、隣のお土産売り場にものどり、カニラーメンを購入。
さて、稚内でやることが終わりだが、一応ついでに最北端の駅を見に行くかね。
●稚内駅
車で国道40号を終点まで行くと、JR稚内駅だ。
6年前この辺りに来た時はわりとゴチャゴチャした場所だったが、今は綺麗に整備されている。
どうやら、JR稚内の駅舎が綺麗に作り替えられたみたいだ。
国道終点の信号を曲がり、駅の駐車場らしきところへ車を止めて、駅舎の中へ。
←稚内駅・・・って、あれ??
写真を撮っている最中に気づいたが・・・JR稚内駅の看板の横に、道の駅わっかないって書いてある。
・・・鉄道駅と道の駅が一緒になってしまったのか・・・・。
ああ、それで駐車場がこんなに大きいし、猿払公園が最北端の道の駅でなくなったわけか。
となれば、ココが現在の最北端の道の駅ということに。
何か記念品があるかもしれない。探してみよう。
←最北端の線路です。
日本最北端の線路の記念オブジェで記念撮影。
これって、以前の駅舎の時の車止めだよね。
何か見覚えがある気がするよ。
ちなみに、
以前は線路はここの先の防波堤まで延びてたんだって。
防波堤って、ほんの1kmくらいしかないけど、こんな短い路線があったのか。
そういえば、昔はサハリンまで船が出ていたんだっけな。
いよいよ建物の中に入るわけだが・・・
建物の中は完全にJRの駅だった。
駅舎の職員さんから、来駅証明書と、入場券を購入。
以前買ったものと違うな・・・ちょっと綺麗な感じがしてこれはこれでよい。
←ここにも記念オブジェ
ガラスの向こうに見えるホームには、雑誌でもよく見る最北端の線路のオブジェ。
写真撮影していいのかな・・・でも次いつ来るかわからないから、恥ずかしいけど写真とろう。
ガラスの向こうなので映りこみに注意しながら撮影。
さて、ここはJRの鉄道駅であると同時に道の駅でもあるわけだから、道の駅の施設もあるはずだが・・・?
探すと、駅の待合室の隣に、おみやげ物売り場や観光受付があった。
観光受付で記念切符とマグネットを購入。
最北端の道の駅の記念品があるかどうか聞いたが、残念ながらなかった。
お菓子類の売っている売店では、JRの駅というこもあり今まで見たことないオシャレなお菓子類があったけど、お菓子系のお土産はもう十分買ったので、ここはスルー。
こちらの売店にも記念品ない模様。
ふむ、記念品ないのは残念だな。
稚内駅の視察が終われば後は小樽に向かうだけ。
だが、その前に先ほど話に出た防波堤も今回は視察しておきたい。
前回は華麗にスルーしてしまったが、今回は北海道一周できそうで、この調子だともうここに来ることもなさそうなので。
●防波堤
稚内駅から旧線路沿いを歩いていくことも出来るが、面倒なので車で移動。
←左が防波堤です。
見えてきました、防波堤です。
ここの防波堤はドーム状の形状をしているため、土木建築物としては珍しいものなのです。
たしかに、防波堤と言われないと、防波堤だと思わないよね。
←防波堤の横
まずは車で端まで移動。
今まで遠くから見ただけだから気づかなかったが、防波堤めっちゃでかい。
そして長い。
柱一本一本も太くて大きい。
←内部はこんな感じ
防波堤の内部でも、十分車の通行が可能。
そういえば、何かこのシーン、カラオケの背景映像とかで見たことあるかも。
←全景
今まで遠くから見るだけだったからわからなかったが、でかくて長い(何度も言うな)
良くこんなものを作ったよな・・・そりゃ、雑誌に表紙にもしたくなるよ。
突き当りには何か記念碑があった。
←この申し訳程度の記念碑は何?
どうやら、稚内とサハリンを繋ぐ航路の記念碑みたいだ。
ここの航路、サハリンがロシア領になるまで頻繁に使われていたらしい。
ああ、確かに稚内駅からココまでは、歩くにはとっと距離があるな。
列車いるよ(笑
さて、見るもの見たので、北海道一周目指して、小樽に向かいますか。
●小樽へ
国道40号を引き返し小樽へ。
と、その前にDocomoショップ見つけたのでDocomoへ。
前回は日本最東端のDocomoショップで今の携帯買ったので、今回は最北端のDocomoショップへ。
携帯買おうと思って店員さんと話してみたが、どうやらDocomoの携帯にはオサイフとGPSを両立する携帯電話はない模様。
オサイフとGPSを両立するのはスマホだけなのか・・・。
AUにはあるのに、なんでドコモにはないんだよ!
それではと、携帯電話のバッテリーを注文。
でも、今在庫がなくて、用意されたものが家に届くらしい。
今手に入らないなら不要ですと断って撤収。
まったく、ドコモ全然役に立たないな。
ドコモショップを後にするとすぐに大きなガソリンスタンドを見つけたので、ついでに車を洗車。
そいうえば、二日目、函館過ぎた辺りで車の汚れが気になってたんだよね。
学生アルバイトっぽい奴に車を託し、私はロビーでテレビみたい新聞読んだりくつろぐ。
テレビか・・・北海道の地元テレビ曲のローカル番組を見たのは初めてかな。
銭湯や食堂で見たテレビ番組は、大体全国放送の番組だったからな。
地元の地方新聞を読みながら時を過ごす。
民宿問題がどうとか書いてある。
興味ある記事を読みきり、他に読み物は無いかと中を物色していると洗車が終わったようだ。
綺麗になった車を受け取り、お礼を言って出発。
さて、心も車も綺麗になったところで、小樽に向かって最終ランだ。
時刻も夕暮れになってしまっている。
前回ここを訪れた際は県道を通って海沿いを回ってきたわけだが、今回は日没を迎えたこともあり、電柱や標識のない県道は通らず、国道40号を通って小樽へ向かいます。
地元の帰宅車両と思われる車と一緒に、国道40号を通り、稚内市街地から郊外へ。
道路は制限速度70km/hのバイパスのような道路になる。
郊外に出ると、あっという間に民家がなくなってしまった。
時刻は夜だし、動物の飛び出しに気をつけないとな。
国道を走り始めて、すぐに完全に日が暮れて真っ暗になってしまった。
幸い、この辺りは平地なので、月明かりを頼りにある程度地形がわかる。
あとは、携帯地図を頼りに距離感を確かめることになるかな。
ちなみに、稚内から札幌・小樽までの間は、特記すべき観光地はない。
網走〜稚内同様、ここも道の駅めぐりをしながらただただ走るだけということになる。
まぁ、帰りのフェリーは明日の夜出発。
この調子だと、明日中に小樽に戻れるのは間違いない。
さて、道路は途中間違えてハイパスに入ったりというトラブルもあったが、順調に南下をする。
天塩町までやってくると、国道は旭川に向かう40号と、羽幌に向かう232号に分かれている。
旭川には用は無いので、国道232号へ。
天塩町には道の駅もあるが、この時間だと夕食、お風呂のの事も考えないとな。
それに、留萌の道の駅を過ぎたらそこから小樽までの約3時間は道の駅がない。
必ずどこかでキャンプを張ることになる。
その辺も一緒に考えるため、一旦休憩だな。
●温泉
国道沿いにある道の駅てしおに一旦立ち寄り休憩。
時刻は19:00前なのでもう閉まってるよな・・・と思って中を覗くと・・・まだ開いてた(笑
お店の人は作業服来た同年代の男性・・・どう見てもお店の人じゃないけど・・・記念切符とマグネットをGet。
どうやら、ここで宿泊案内みたいなことを19:00までやっているようだ。
閉店直前だったのか(笑
←こんな時間まで開いているの珍しい
さて、今後の予定だが、地図で見ると、この道の駅の近所に日帰り可能な温泉があるようだ。
そこがダメでも、これから先訪れる道の駅は、基本的に日帰り温泉とキャンプ場のセットになっているようだが。
そういえば、日高のあたりでもこんな感じの道の駅あった。
キャンプ場と日帰り温泉と道の駅がセットになっているのはありがたいな。
そんなわけで、地図を頼りに近くの日帰り温泉とやらを探す。
ふむ・・・無いな。
国道の側道に車を寄せて地図を確認・・・しようとすると、道路の側溝の横に何かが居るのに気づく。
茶色くて尖った耳。
これは・・・・犬ではない・・・キツネだ。
キツネは興味津々でこっちを見ている。
写真に収めようとカメラを構えると、窓で自分の姿が映りこむことに気づいたので、窓をあける。
するとキツネは車の異変を察知し、車道を横断して逃げていってしまった。
ちぇっ、車内から一枚だけでも写真取っとけばよかった。
再び
携帯で付近の地図を確認しながら、日帰り温泉らしい場所を探す。
途中から、旅行客と思われるバイクを見つけたので、そのあとをつけて行ったらたどり着けた。
←小さな温泉施設
てしお温泉夕映というらしい。
時間も問題ないので、ここで入浴することにする。
今までの経験では、コレくらいの大きさの施設はご飯もできる場合が多い。
この先飲食店は期待できないので、ここでご飯だな。
ちなみに、ここの同じ敷地内には宿泊施設もあります。
ま、わたしは泊まりませんが・・・。
準備をして中へ。
入浴権を買って、売店をチェック。
やはり食堂でご飯食べれる。
ラストオーダーが8:30だから、今の時間だとお風呂の後にご飯も余裕で可能だ。
よし、お風呂。
階段で2Fに上がり風呂場へ。
中は質素なスーパー銭湯といった感じ。
露天風呂からは外の景色が楽しめるが、日は落ちて真っ暗なので風情もへったくれもない。
お風呂のあとはご飯。
注文したのは、そばの海老天とじ丼セットだ。
←おいしそう!
何か、火の入った丼を食べるのは久しぶりな気がする。
天とじ丼って、あまり見ない気がするけど、ホカホカの丼って久しぶりで、おいしかった。
帰り間際に何か記念品ないかお土産を物色。
すると冷蔵庫の中に見たことのあるスイーツを発見。
←マヨネーズ・・・じゃないよな
てしおChuChuプリンというらしい。
これって、ふたに口をつけてチューチューとプリンを吸い出して食べる奴・・・だよな。
そういえば、秘密の県民ショーでこんなのを紹介していた気がする。
たまたまだが北海道ならではのものを見つけた。
食べてみたら、中は少し濃厚なプリン。
吸い出すのが面倒くさいけど、片手で食べれるし手も汚れないので良いな。
これ多分、ある程度食べつくしたら、底に残るカスが気になってイラつくんだろうな。
ご飯が終わればあとは寝るだけ。
今からだとあと1時間くらいは移動できるかな。
大体だが二つ先の道の駅くらいまで移動しよう。
国道232号に戻り、ひたすら走る。
すぐに前を走る車に追いついたのでペースを合わせて走行。
しばらく走ると、後ろからすごいスピードの大型トラックが、我々一般車数台をごぼう抜きして行った。
あれだ!アレについていけば、スピード違反しても捕まる心配ないぜ!
ってことで、先行するトラックにペース合わせる!
速度はどんどん加速し、時速は100km/hに。
んんん?制限速度60km/hの国道を、この見通しの悪い夜に100km/h!?
しかも、夜は見通しの悪いのもプラスして動物の飛び出しがある。
先ほどキツネの姿を見ていたし、そういえば昼間急ブレーキのあとを見た覚えが何度もある。
この速度・・・危なくね?
私の後ろで、私同様ペースアップした車はどんどん離れていく。
トラックを追跡する車は私だけに。
ここで動物が飛び出してきたら当然急ブレーキを踏むわけだが、止まりきれるだろうか?
鹿を跳ねたら車は大破してしまうぞ!
さすがの私も我慢できなくなってきたのでペースダウン。
大型トラックはそのまま行ってしまった。
感覚が麻痺しているっていうのは恐ろしいな。
●そして就寝
トラックから離れて普通に走っているが、後ろから車が追いつく様子はない。
夜とはいえ、これが地元のペースなのか。
遠別町の集落にやってきたが、直線道路上に大型トラックの姿はない。
あいつ、とっくに通り抜けていったんだろうな。
ここに道の駅富士見があるが、寝るにはまだ早いし売店も開いてないのでスルーだ。
さらに暗闇の道路を30分ほど走ると、次の道の駅であるしょさんべつに到着。
時間的にここで就寝かな・・・?
看板に従い道の駅へ向かう。
大きな運動場のような場所をスルスル〜と走ると、奥に宿泊施設と小さな道の駅発見。
道の駅は当然しまっているが・・・駐車場がどう見ても宿泊施設の駐車場なんだよね。
他に止まっている車もないし・・・なんだか場違いな感じがして落ち着かない。
もうちょっと落ち着いた場所が良いな。
というわけで、出発。
結局、初山別の隣町、羽幌までやってきた。
こちらは小さな集落の中に道の駅があるが、駐車場も広く、他に車も何台か居る。
ココがイイネ!
ってことで、街灯の明かりが眩しくない場所を選んで就寝。
ふむ、今日一日、網走からココまで来てしまった。
沢山移動したな・・・zzz