■ 5月5日(火曜日)
周囲が薄ら明るくなる朝5:00に目覚め。
国道のすぐそばだったが、車の通行もないし、シートの状態にも慣れてきて良く寝れた。
少し早いが、場所もこんな場所だし、次の場所に向けて、出発してしまおう。
←こんな場所だったんだよ
●奥松島・壮観
まだ車の通行がほとんど無い国道45号を仙台方面へ。
そういえば、宮城県といえば、有名な観光地として松島というのがある。
すっかり忘れていた。
日本三景の一つとも呼ばれているので、是非行っておかないとな。
ざっと地図で調べた感じだと、松島というのは特定の場所ではなく、景色の名前のようだ。
海に浮かぶ小さな島々が織り出す、松と海のコントラストがすばらしいとのこと。
そして、その松島を見るための主な4つの展望台が松島四大観と呼ばれ、これから行く壮観というのはそのひとつだ。
鳴瀬川を渡った後県道60号へ分岐。
ひとたび、海に近い場所へくると、津波被害の爪痕を見ることができる。
←ピンボケすまぬ
堤防とかが一部なくなっていて、造成途中とはいえ、ひどい有様だ。
土埃のあがる海岸道路を通り、小さな橋を渡ると宮戸島。
一応突き当たりまで行ってみたが、人気の無い海水浴場があるだけで、他は何も無い。
戻って壮観へ。
突き当りまで行ったのは、入り口を通り過ぎてしまったためだ。
今度は、ひとつしかなかった看板を見つけて止まる事ができた。
←早朝なので、私しかいない
←ここは観光地だったのか
今はまだ朝早いので誰もいないが、昼間は程々に人が集まるのだろうな。
山頂の展望台はここから歩いて15分。
全然登山用の装備ではないが、行くぜ!
看板の横の階段から遊歩道へ入り、森の中を歩く。
尾根の階段を上れば山頂の展望台だ。
←徒歩15分で展望台に到着
ハァハァ・・・やっと到着。
山頂は風が吹きすさび、めっちゃ寒い。
そういえば、ここ東北地方は、地元岡山と比べても少し涼しい感じだった。
昼間でも涼しいんだから、早朝の山頂は寒いに決まっているか。
←こんな景色
これが松島の景色・・・なのか?
まぁ、良い・・・っちゃあ良いが、だから何?という感じだ。
まぁ、確かに、海と松のコントラストは他では見られない特別な風景ではある。
建築技術が未熟だった昔は、この景色は風情があって、とても良いものだったのだろう。
・・・芸術センスのない俺には良くわからないな。
展望台には、他に石碑のようなものがある。
←この石碑は何が書いてあるんだ?
←石版の内容だ
平成4年・・って、設置されたのは最近のことか。
ああ、でも書いている内容から推測するに、昼間や夕方なら、もっと美しい景色が見られるに違いない。
そういえば、山頂というと、例の物もあるのではないだろうか?
←展望台の横・・・そこ!
←やっぱあった
ありました、三角点です。
日本の位置を測りだしたり、地図を作成するために大変重要なものなので、大切にしましょう。
時刻は6時過ぎ・・・この調子なら、4大観めぐりとかできそう。
よし!次の麗観は街中っぽいので、早朝の内に行ってしまおう!
●松島・麗観
来た道を戻り、国道へ合流後、仙台方向へ。
三陸自動車道の脇を走り、松島北ICを過ぎると、だんだんと市街地化が始まった。
どうやら、観光地として有名な松島は、結構な都会みたいだ。
住宅地が増え、徐々に都会化が始まる国道45号を進むと、左手に大きな温泉旅館が。
地図で見ると、この辺りの山なんだけど、ツーリングマップルじゃ、地図が小さすぎてよくわからない・・・。
そうこうしているうちに、マリンピア松島水族館まで来てしまった・・・これは行き過ぎ。
Uターンして戻り、近くのコンビニで朝食を買うと同時に場所を確認。
水族館まで行って気づいたが、ここは松島めぐりの遊覧船が出ていたり、お土産屋さんも沢山あるし、海沿いに広い海浜公園もあって、結構な観光地ですよ。
さすが、日本三景だね。
それはそうと、目的の麗観は・・・
携帯地図で確認・・・新富山展望台というのがそれらしい場所にあるけど、それかな・・・?
あ、地図にもわかりにくい文字で新富山って書いてある・・・きっとここだ!
結構狭い路地っぽいけど、早朝だから車で行って良いよね?
携帯見ながら路地を入り、目的の場所へ。
とある温泉旅館のお向かいに、それらしい場所へあがる坂道発見。
たぶんここだ。歩いていこう。
←綺麗な展望台
さっきの壮観と違い、ここが麗観・・・という表示はないが、新富山という展望台であることは間違いない。
←海の向こうに松島が見えるね
遠っ!
景色ちっちゃ!
最近は大きな建物ができてしまって、それらに目が行ってしまいがちだが、まだ観光地として馴染んでいなかった昔は、海と松の溶け込み具合が良かったのだろうな。
他に看板もあったので読むと、やはりここがかつて麗観と呼ばれた場所だったようだ。
帰りは適当に走ると、端巌寺の横に出てきた。
この端巌寺は松島遊覧船乗り場のすぐ横にあるので、松島という観光地の中のひとつだろう。
時間があれば行くかな・・・いや、あっても行かないかな・・・。
●松島・幽観
麗観のあとは、次は幽観。
場所もすぐ近くだ。
地図で見ると、松島を過ぎて、隣の利府町に入ってすぐのところの山らしい。
・・・さっきUターンしたところだったりして。
こちらも携帯地図を頼りに向かう。
先ほどUターンした場所のすぐ隣に入り口があった。
本当にここ?と言いたくなるような山道を進むと、突き当たりに駐車場。
車が一台止まっている・・・こんな朝早く先客か?珍しいな。
駐車場横の階段を上って山の山頂へ。
ぜえぜえ・・・やっと到着。
むむ・・・展望台・・・というより、休憩所に来ちゃったんだけど?
←大自然が気持ち良い
←何か祭られている
突き当たりのお堂には、何か祭られている。
どうやら、ここは何かのお寺の跡地だったみたいだ。
ということで、一応お堂にお参り。
休憩所のような展望台からは、松島の景色を見ることができる。
←で、その景色
周りは森だけど、休憩所から覗ける場所だけ伐採して開けている。
森の先に海、そして海に浮かぶ盆栽の枝のような島。
かつてここを訪れた偉人さんも、この景色を見たのだろうか・・・。
帰りは来た道を戻るわけだが、念のため他に展望台が無いか探した。
が・・・どうやらここは森林公園の一部で、別の遊歩道を歩いても、森の奥へ進んでしまう一方だ。
とうことで、あきらめて別の場所へ。
ここのすぐ近くに四大観ではないが、双観山展望台というのがあるので、そこにも寄ってみよう。
●双観山展望台
さっきの幽観から国道に戻り、道の対面のわき道を入り、山を登ると到着。
まだ早朝なので、誰もいない。
←こっちはきちっとしてる
展望台という割には駐車場狭いか・・・。
駐車場の横に公衆トイレ、その置くには茶屋があるが、今は早朝なので当然閉まっている。
←職業がら、こういうのにも目が留まります
駐車場の角には電柱。
山の中にあるというわけで、電線にはの被覆の厚いケーブル状のものを使われている・・・って、どうでもいいか。
トイレを済ませて通路を歩き展望台へ。
←おお、イイネ!
景色はさっきの幽観とよく似ているが、こっちのほうが海が近くてダイナミックに見えるね。
←休憩所からだとこんな景色
休憩所から松を挟んだ景色も、風情があって面白い・・・と思うのは俺だけだろうか?
さて、残る四大観の偉観は、ここから少し離れた場所だ。
そこへ行く前に、折角の松島だから、お土産や記念品を買って帰ろうかな。
とりあえず、コンビニ購入した朝食をここで食べて、松島の市街地へ戻る。
●松島へ
さて、時刻は8:00過ぎ。
来た道を戻り、市街地へと戻る。
まだ早い時間なので、お土産店は開いてないかもしれない。
まあ、歩いて散策するとそのうち開くかな。
お土産店街の手前にコインパーキングがあるのを覚えていたので、そこへ駐車。
むむ!?割と広いのに、あと3台分しか空いてない。
危ね〜、駐車場難民手前だったぜ。
車を降りてから、荷物を準備し、大通りを散策だ。
国道の歩道を歩きながら、商店街を反対側まで移動。
まだ殆どのお店が空いてないけど、いくつかのお店は準備始めているし、カキ入りカレーパンの店は行列ができている。
アレ食べたいけど、並ぶの面倒くさいな・・・。
←遊覧船乗り場
お土産店は空いてないが、遊覧船はすでに何本か稼動したようで、観光案内所内の遊覧船乗り場や待機所には沢山の人がいる。
遊覧船は、20分ほど松島湾を遊覧するようだな・・・時間ないからパスするかな。
商店街を端まで移動すると、一番端にすでに開店したお土産屋さんがあったので、そこで何か記念品がないか物色。
うむ・・・記念品のようなものか・・・Tシャツとかタオルとかも、長く使うものなので良いかもしれないな・・・。
お菓子の類は、もうちょっと他の店のラインナップを見てからにするかな。
あと目についたのはクリアファイルと刀の形をした傘、それと、萌え伊達政宗くらいか。
萌え伊達政宗はさすがにもう流行じゃないな・・・。
傘は、雨降ってたら買ってたかもね。
伊達政宗のグッズが割りと多いが、伊達さんにはあまり関心がないので、仙台にちなんだクリアファイルをGET。
うむ、適当に時間つぶして、他の店も行くかな。
国道から海側は公園のようになっていて、一部で神社のようなものもあった。
←神社より
うむ・・・海面近くから眺めるよりは、展望台のような高いところから見たほうが、島が立体的に浮いて見えてよかったかな。
さらに戻ると、観光案内所兼遊覧船乗り場へ到着。
観光案内所の中には、松島にまつわるイベントの紹介とは別に、例の津波災害のときの写真も数点展示されている。
この観光案内所にも2m近くの津波が押し寄せたようだ。
窓口にの前に横転した自動販売機が印象的だ。
さらに町の中の津波直後の様子や、さっき神社に行く際に渡った真っ赤な何とか橋が、海に流された際の回収の様子が展示されていた。
やっぱ、ここも津波被害あったんだな・・・。
観光案内所から出ると、大体のお店が開店したので、改めて町を端まで歩いて散策。
やはり、お菓子類のラインナップはどの店も同じだ。
そのお店独自の変わったもの・・・というと、カキのオリーブ漬けがあったな。
少々値段お高めだが、珍しいものなので良いかもしれない。
車を置いた駐車場より郊外はどうなっているのか・・・お店が空いたみたいなので、一応歩いて確認。
お土産店というより、民宿や食堂店が多いようだ。
←おいしそう
牛タン弁当高いよ・・・めっちゃおいしそうだけど、豪華な牛タンは昨日食べて食べにくいってわかったしな。
←こちらもおいしそう
そうえいば、こっちに来てから海鮮の類を見ていない。
津波の影響かもしれないが、こういうのも食べたいな。
一旦駐車場に戻り、大体購入するものも決まったので、各店にGoだ!
ちなみに、コインパーキングの隣は、かまぼこ専門店と地酒専門店でした。
さて、お土産を買おうと思ったら、端巌寺へ続く路地の、高級そうなお土産店も空いてた。
そういえば、今を逃せば次ここに来るのも10年以上先になるかもしれないので、端巌寺にも行っておくか。
←人だかり多くなってきました
人の流れに沿って寺の中へ。
正直面倒くさいし、興味も無いので、やっぱやめようかな。
←綺麗な参道
自然溢れる静かな参道をしばらくあるくと、やっと本道への入り口発見。
まだ、入り口にすらたどり着いていなかったのか・・・やっぱやめよ。
←入場はお金をとるらしい
折角入り口まで来たが、人の流れに逆らいUターン。
確かに、時間も無限にあるわけではないので、興味のないものをわざわざ見に行く必要ないよね。
←ところで、この看板
ところで、例の津波ですが、ここ端巌寺の入り口の手前、写真の場所まで来たようです。
端巌寺は無事だったのか。
商店街に戻り、さっき空いた高級そうなお店のお土産も物色。
牛タン串とか、鉄板焼きの牛タン販売とか、おいしそうな匂いが漂う中、記念品になりそうなものをさがしたが、なかった。
地元銘菓のお菓子店も開いていたが、やっぱ、仙台・松島とプリントされたお土産がいいな。
というわけで、目的のお店でお菓子のお土産をGET。
カキのオリーブ漬け買おうと思ったら、要冷凍だったのでやめた。
よ〜し、お土産も購入したので、少し長いしたが出発だ!
←どうでも良いですが、観光地の末端の電柱
歩いてパーキングに戻り、料金を精算して出発。
駐車場の入り口につながる路地では、駐車場待ちの車が3台ほど並んでいる。
むむ・・・駐車場待ちの車が出てきてしまうほどに混んでいるか・・・。
ってか、あんたら、そこにいたら俺ら出れないけど?
先ほど歩いて帰ってきた(上の写真の)道は空いていたので、駐車場出てそっちから路地を脱出。
何とか国道に合流するも、すごい渋滞だ。
進まねぇ・・・これは、鳥取砂丘や伊勢神宮で見た、5月の観光地でよくある駐車場待ち渋滞ですな。
親切な人が列に入れてくれたので、国道に合流し、街の反対側へ。
信号横のコンビニでUターンして、再び国道を渋滞しつつ進む。
仙台方面はやや流れもよく、程なく中心地を脱出。
たまたまだが、早朝来ておいてよかったよ。
●松島・偉観
松島を過ぎ油断していたが、そういえば4大観の最後のひとつ、偉観をまだ訪問していなかったよ。
というわけで、仙台火力発電所の隣にある東宮神社へ。
西塩竈市の市街地で、県道を曲がり目的地へ。
県道を道成に進むと看板発見。
←公園になってます
小高い丘の上の公園の駐車場に車を止め、看板に従い歩いて東宮神社へ。
←目的地はこの先か
遊歩道を進むと・・・毘沙門堂に到着。
ここの神社の裏からの眺めが、偉観だそうだ。
←すぐ目の前に島
すぐ目の前に島があって、ダイナミックだ。
遊覧船が行ったり来たりしているので、この辺りを見ているのか。
何が珍しいのか・・・というえば、それまでだが、これまで見た松島の景色の中で、一番ダイナミックかな。
駐車場まで戻ると、丘の上の公園では、近所のファミリーのバーベキューが着々と進んでいた。
ここは見晴らしの良い丘の上なので、例のものがありそう。
←見〜つけた
あったよ、丘の端に。
三角点ではなくて、基準点だった。
公園の中なので、埋設型のものになっている。
このタイプは、長い時間をかけて中に砂がたまり、開けにくい、空けても土で埋まっていることが多く、使いにくいことが多い。
鳥取のアスファルト舗装路の真ん中に作った基準点が、4年でそんな状態だったので、周りが土のこれは、あっという間に土で埋まるに違いない。
←公園の様子
時刻はお昼近くなってるので、弁当持参の家族も増えてきた。
むむ・・・ご飯か。
国道を通ると、もろ仙台市内と通りそうなので、どこかでご飯食べないとな。
●仙台へ
国道45号をこのまま進むと、仙台市内へ入ってしまう。
仙台の中心で国道4号へ合流し、国道4号を南下後、国道6号へ分岐する算段だ。
時間にして、約3時間で福島入り。
・・・早いな。
昨日昼宮城に来たばかりなのに、宮城県もう終わり?
・・・む、そんなもんか。
時刻はお昼なので、お昼ごはん食べないとな・・・どこか良い店があったら入ろうかな。
去年立ち寄った宝助っていうラーメンチェーン店があったら行きたいが・・・。
仙台東部道路の仙台北港ICで渋滞してたが、それを越すと順調に市街地へ。
そういえば、姉夫婦のお土産を買ってない。
これから行く宇都宮の餃子もいいけど、餃子はどこでも売ってるしね・・・。
その地方にしかないレアなもの・・・となると、やっぱ牛タンだよな。
どこかでお土産としてのしっかりした牛タンを買いたいけど、良い店ないかな?
イオンとかに県外向けお土産売っているとは思えないしな。
そういえば、仙台というと、伊達政宗。
馬に乗った伊達さんの像が仙台にあった気がするので、それ見に行くか。
観光地ならお土産の牛タンを扱う店もあるはずだ。
←仙台市内の景色
国道4号のバイパスを越えると本格的に市街地だ。
県庁が近くなるにつれて、大きなビルも増えてくる。
ってか、飲食店があるような気がしない・・・もうお昼は無理だな。
仙台の中心地には、仙台育英学園等、聞き覚えある名前も。
ってか、高校多いな。
気づかないうちにアンパンマンミュージアムを過ぎ、鉄道もくぐれば、その先が国道4号。
←国道45号起点だって
青森の陸奥湾で別れた国道4号に(岩手市内で少し走ったが)やっと合流。
福島を目指すため一旦左に曲がるが、その後伊達さんに会うために、青葉城跡に向かうぜ。
こうやって走ってみると、日本の国道って、端から端まで繋がる1桁台の幹線、そこから地方に伸びる2桁台の支線、地方同士を結ぶ3桁台の連絡線というふうに、目的に応じて番号が決まっていて、面白いな。
ツーリングマップルと携帯地図を見ながら、目的の青葉城跡へ向かう。
国道4号から曲がって・・車線間違えたのでやり直し・・・って、ここ一方通行!?
こっちの道から迂回して、もう一度やり直して目的の信号曲がり、あとは道成・・・。
ん?変なところに出た・・・じゃない、目的地のすぐ近く・・・これを曲がってまっすぐ行くと・・・あった!
やれやれ、国道をまっすぐ進むのは簡単だが、市街地の路地を進むのは難しいな。
こんなときはやっぱカーナビだな。
←さすが東北一の都市。完全に都会だ
●市立博物館
数台の駐車場待ちのあと、やっと中へ。
中へ入って思ったけど、ここ青葉城じゃなくね?
←絶対違う
ここ、市立博物館だね。
青葉城跡はこの隣でした。
ちょうど何かのイベントをしてたようで、それで駐車場が込んでいたのか。
入ってしまったので、ここに車を止めて一旦建物の中に入るが、別の出入り口から外に出て隣の青葉城跡へ。
市立博物館の庭には、伊達さんの顔の銅像もあった。
本人の顔・・・かどうかは、わからんがな。
←こんにちは!伊達さん!
案内図に従い、庭から隣の道路へ出る。
青葉城跡っていのは、この道を歩いて石積を上った先だ。
●青葉城跡
私と同じように市立博物館に車を置いて徒歩で城跡へ向かう人はいるらしく、道路脇には他の観光客が何人も遊歩道を歩いている。
この坂道、勾配がキツくて、割としんどいな・・・。
隣を路線バスが走っている。
もしかしたら、博物館の入り口に乗り場があったかも・・・アレに乗ればすぐ行けれたな。
←あと少しで到着だ。
道路を上まで上りきると、やっと到着だ。
←うっし!到着
しんどいが、最後の石階段を上る。
←伊達さん見〜つけた!
広いテラスのその先に、旅行紙でよく見る伊達さんの銅像だ。
やっぱ、あそこだけ人だかりが多い。
←なんて神々しいんだ・・・
記念に写真を撮ったが、昼からだとどこから写真をとっても逆光になるんだが?
この仕様は、知ってないと防げないので仕方がないか。
このテラスから見る仙台市内の景色も最高だ。
お城があった当時は、今のように高いビルもないだろうから、絶景だったに違いない。
さて、目的の伊達さんに会ったあとは、記念品とお土産の散策だ。
特に、隣の青葉城跡には牛タンの店があるみたいなので、そこに行かねば。
まずは、お土産館でお土産を散策。
さすが仙台の中心部だけあって、見慣れたお菓子の他に、気仙沼のフカヒレスープや伊達さんのグッズが所狭しと置いてある。
記念品はなし・・・お菓子も特に買うもの無し・・・となると、あとは牛タン。
ここには伊達の牛タンという有名店が入っているらしく、お土産用の牛タンも豊富だ。
松島では2〜3人前のものしかなかったが、ここには4〜5人前のものもある。
姉夫婦は大家族なので、この辺りを二つほど買えばいいかな。
普通のものの他に、厚切りの牛タンとか、味噌仕込みとか塩仕込みとか、所見のものもあるな。
どれが良いかわからないので、全部入っているやつが良いけど・・・ないのか。
となると何か最適な組み合わせがいいな。
やっぱ、味噌は初めてだから、塩と厚切りの組み合わせにしよう。
・・・ということで、姉夫婦に郵送完了。
買い物が終われば、後は私自身の昼食。
もちろん、牛タンのレストランあるけど、昨日の昼も夜も牛タンだったので、他のがいいな。
店を物色すると、そばの店や寿司の店があった。
そばの店はいっぱいで入れそうにない。
寿司は敷居が高いのか、割りと空いている。
寿司の店には天丼も置いているようなので、天丼食べよう。
店に入り、着席できる席を探す。
ん?テーブル席は全部予約席・・・奥のカウンターと座席が普通に座れる席か。
カウンター席に着きメニューを眺めるが・・・ん?店員がいない・・・??
しばらく店の様子を見ていたが、店員が出てくる様子がない。
何度か店の中を往復したり、待合簿のようなものも探したがない。
あれ?これ、どうすりゃいいの?
カウンター席に戻りどうするか考えいると、別の客がやってきて、やっと店員が出てきた。
私も店員を呼びとめ、対応してもらう。
やっとお絞りと小冷が出てきたよ。
で、天丼を注文。
出てきた天丼をおいしくいただきました。
←いっぱい人いましたね
帰りもあの坂道を降りて戻る。
勾配が急なぶん、帰りは少し楽だ。
予断だが、実は自動車で、お土産店のすぐ横まで上ることができた。
ま、携帯の地図精度じゃそこまでわからないので仕方がない。
●そして福島へ
青葉城跡の観光が終われば宮城県での予定は終了。
国道を忠実に走り、福島へ向かうことになる。
←仙台は大都市だなぁ
地図を見ながら国道4号を進むことになるのだが・・・さすがに仙台市内は左折レーンは直進レーンが多く、何度か間違えてそのたびにやり直す。
一方通行も多いので、元の場所に戻りやり直すのも大変だ。
くっぞ!仙台市内の道、イライラするなぁ・・・。
やっと国道4号で中心圏を脱出。
その後は国道6号への分岐もすぐに入れた。
←ここから国道6号線だ
あとは平凡な道をただただ進むだけ。
おっと、そういえば、福島県に入るには例のアレがあるな。
←福島県入りだ〜〜
福島県に突入!東北地方も後1県だけだ!
岩手県もそうだったけど、宮城県もあっという間だったな・・・。
ってか、岩手県は最東端、宮城は松島と、見所があまり無かった気がする。
一日一県のペースで言うと、いいペースだけど。
車が少なかったので、反対からの写真も取っておいた。
←もう一度ここに来るのは何年後か
こうやって、国道上の県境写真を取り集めている人って、世の中探しても俺だけなのでは・・・。
日本国内の国道を走破したマニアの人は、この間テレビで紹介されていたが。
忠実に国道を走り続ける俺も、ひょっとしたら道路マニアなのかも知れない。
●相馬
県境をくぐり30分ほど走ると、福島での最所の町の相馬市だ。
ここに道の駅があるので、今日はここまでかな。
もうひとつ南に南相馬という道の駅があるが、その先は立入り禁止区域ばかり。
精神的に、少し離れたこっちの道の駅でキャンプしたいな。
まずは晩ご飯を探す。
相馬市街地の中は、24時間営業の牛丼店はあったが、地元にもある店はちょっと・・・。
あとはレストランまるまつか・・・これも昨日の昼消化してしまった。
あと、照明が薄暗いが、怪しそうな喫茶店があるか。
イオンの近くにはレストランCOCO'sもある。
ココスは地元にもあるが、群馬県の旅行の際に行っただけで、それ以来行ってないから候補のひとつだな。
イオンの中にフードモールないか行ってみたが、無かった・・・。
フードコーナーも19:00で閉まるらしい。
パン屋はぎりぎり開いていたので、明日の朝食用に叩き売りパンをいくつか購入。
・・・どう見ても菓子パンだよな・・・。
国道5号沿いの店をあきらめ、国道6号のバイパス道や、福島市に向かう国道115号沿いも探すが、特に店がない。
ってか、閑散としすぎ!
市役所の対面にレストランっぽい店あったが、20:00時で閉店。
むむ!もう20時か!
そういえば、県境をくぐったのが18:00過ぎだから、無理ないか。
相馬市内を走って、わかったことが、一番栄えているのは国道6号沿い。
もう、この道沿いにある店に行くしかない。
ということで、COCO'Sに決定。
食事時間時だから、同時に来たヤンチャな若者グループと一緒に少し待ったされたが、中に入れた。
部屋の隅の席に案内されたので、しばらくメニューを観察。
隣の若い女の子グループは就職したばかりのグループらしい。
それぞれの職場の愚痴や体験談を赤裸々に語り合っていた。
私はその話をBGMにメニューを決め、後は地図と睨めっこ。
むむ・・・相馬市内に日帰り湯がない・・・温泉マークは市街地から少し離れているが、4箇所ほどある。
経験上、温泉は昼間しか日帰り湯できない。
まずいな・・・お風呂ないぞ。
と思っていると、料理が来た。
←ツインハンバーグで〜す。
COCO'Sの肉料理は大体ミディアムレアで焼かれていて、鉄板に備え付けられた焼石に、一口サイズに裁断した肉を押し付けて焼加減を調整して食べるというシステムになっている。
なんか面倒くさいんだよな。
和食セット的なものもないしな。
それに昨日からずっと肉料理ばかりなんだよな。
たまにはラーメンとか食べたい。
と思いつつ、完食。
無駄とは思うが、4つの候補の温泉を目指して走る。
●そして就寝
家への定時連絡を追え、お風呂を探す。
4つの候補があるが、走行できる距離と道から考えると、いけるのはせいぜい2箇所だ。
まずは高速道路の高架近くにある温泉へ向かう。
真っ暗闇の県道を携帯の地図を頼りに走る。
たぶんこれ・・・という分かれ道を曲がり、山道を走るが・・・何もない。
山の谷間の林道っぽい道をひたすら走るが、そもそもそも普段車の往来があるような道じゃない。
高速道路の高架のしたをくぐり、しばらく山を登るが、温泉地がある気配なし。
だんだんと怖くなってきたので、次に広い場所があったら、Uターンして帰ろう・・・と思ってから10分も進んでしまった。
もう温泉なんて絶対ない!
わずかに広くなった道で、何度も切り返しをしながら何とか車をUターンさせ、逃げるように今来た道を戻る。
やっぱ、地図の温泉マーク、頼りにならない。
もうひとつの候補は、国道から県道を海に向かって走ったところ。
場所柄ここの温泉は営業していると思うが、時刻は22:00。
日帰り湯絶対無理だな・・・。
国道から30分かけて行ってみたが、やはり営業時間は終わってしまった様子。
入り口は消灯され、客室と思われる部屋の明かりもまばらだった。
仕方ないので、今日のお風呂を断念。
そもそもそんなに汗かいてないから、一日くらいなら良いや。
目的の道の駅に到着し、駐車ペースを確保。
さすがに明日から平日なので、車はあまりいない。
現状で一番条件の良い場所を選んで、シートをセッティングして就寝。
明日は5時スタートで立入り禁止区域を行けるだけ行くよ。