■ 5月4日(月曜日)
高速道路を走行する車の音であまり眠れなかったが、4:30に起床。
周囲はまだ薄ら明るい・・・いつもなら6:00に起きて適当に散歩するはずだが、今回は早めに出発だ。
←夜が明けたばかり
●まずは秋田へ
高速道路を通り秋田へ向かう。
コロプラのスタンプをGETするため・・・とは、とても他人には言えない理由だが、そのために早朝出発するのはプラス効果もある。
ひとつは、旅行中の新たな生活パターンの構築。
道の駅で寝泊りする際、朝5:00に出発して、夜の21:00に就寝する人が多かったんだよね・・・。
確かに、5:00に夜が明けるなら、5:00〜7:00の2時間を移動に割り当てても良い。
正直、夜だと地図が見えなくて移動が大変だからな。
移動時間が同じなら、夜走るより昼間走ったほうが景色や地図が見れて良い。
特に人の少ない早朝は深夜と条件が同じだから、移動効率も同じだ。
二つ目は、まだ日中通ったこと無い岩手市内の景色を高速道路から見るということだ。
大した理由ではないが、前回も岩手市内は夜の訪問となり、町並みの雰囲気を見ていないので、それだけでも見ておきたかった。
←車が全然いない
早朝ということもあり、通行する車は皆無。
スピードも出し放題だが、そこはめったに通らない場所だし、去年デンジャーな体験もしたので、断固として安全運転で。
秋田道への分岐を通過すると本格的に盛岡へ。
岩手県の高速道路って、都会と山岳の中間辺りを通っているんだよな。
道路の左手が山脈で、右手が都市・・・みたいな。
ちょうど邪魔にならないところを高速が通っているという印象。
地図で見ると、両側都市っぽくなっているが、山のなだらかな傾斜は地図じゃ表現できないからな。
盛岡南を通過知れば、お初の道。
右方向には大きな建物がいくつか見れる。
そういえば、岩手県の県庁所在地は盛岡市・・・県の名前と県庁所在地が一致しないということは、ここは廃藩置県に反対した県なんだな・・・。
盛岡を通過すると、ほぼ山岳地になった。
さらに進むと、後ろから後続車がすごいスピードで走ってきた。
こんな早朝に、どんな車だ・・・と思ったら・・・86!?AE86かよ!
まだハチロクって走ってるんだ・・・。
ハチロクにペースを乱されることも無く走ると、東北道と八戸道との分岐。
直進するはずの東北道が分岐側になっていて、直進すると八戸道という変なジャンクションだ。
問題なく青森方面へ分岐。
高速バス2台を抜いて快適に走ると、県境到着。
←秋田まで来ちゃったよ
さらに進むと花輪SAを過ぎて目的の十和田ICに到着。
花輪って・・・キャプテン翼に出てくる立花兄弟の故郷じゃね?
秋田の花輪って、この辺りだったんだ・・・めっちゃ田舎だ。
十和田を降りると、国道103号を西へ。
この国道を東へ1時間ほど進むと十和田湖に行ってしまうのだ。
ちなみに、高速道路をこのまま1時間走れば、青森到着・・・という位置関係だ。
さて、国道から降りて、秋田県の鹿角市のスタンプGET。
さらに国道103号を西へ進み、大館市に入り、大館市のスタンプGET。
これにより、秋田県のすべてのスタンプを取得したことになる。
去年の青森県のすべてのスタンプ取得に続き、秋田県も制覇だ!
さて、時刻は7:00になってしまったので、ローソンで朝食を買うとともにUターン。
朝食を食しながら着た道を戻る。
ローソンで作りたての手作りおにぎり売っていたけど、この辺りのサービスなのだろうか?
出来立てのおにぎり、とってもおいし〜〜い。
●そして日本一周リスタート
朝食を食べながら今来た国道103号を逆戻り。
再び鹿角市に入ると、気になる看板発見。
「きりたんぽ発祥の地」・・・らしい。
きりたんぽ・・・て、お土産として買って帰ったけど、反応イマイチだったんだよね。
自身も食べてみたけど、イマイチだった。
西日本人の舌には会わないのかも。
途中高速道路上で追い抜いた高速バスをすれ違った後、東北道の十和田ICで東北道を岩手へ。
相変わらず通行する車いないな・・・。
←おお!いい景色
県境をくぐり再び岩手に戻ってくると、右手に岩手山発見。
おや?くる途中には見かけなかったが・・・ああ、反対側は他の山の陰になって気づかなかったんだな。
まるで富士山みたいだな・・・大きさが全然違うが。
鹿児島の開聞岳を思い出す。
盛岡の市街地を眺めがなら通過すると、目的の花巻に到着だが、ここでは降りない。
花巻Jctで釜石自動車道に分岐。
このまま終点まで走る。
花巻から釜石に向かう国道283号は、去年通行済みだ。
この区間は高速道路でショートカット可能・・・去年我慢して走って正解だったな。
釜石自動車道は、東和ICから無料区間となる。
なんちゃって高速に変わってからも、宮守まではいける。
宮守から遠野住田までは、現在建設中の区間。
この間だけは、国道283を通るしかない。
多少の渋滞を我慢しつつ走ると、遠野住田ICに到着。
ここから仙人峠道路を通り、釜石市へ。
去年通った大間山の仙人トンネルは、今年はパスね。
あれ、時間かかるから。
仙人峠道路を降りると、終点に見覚えの無い道の駅が。
去年は無かったが・・・最近できたのだろうか?
記念品を求めて、一旦休憩。
←思ったほど大きくなかった
お土産を物色すると、クリアファイルを発見したので購入。
あとは・・・地元の釜石鉱山の紹介とか。
鉱石って言っても、磁気を帯びた意思、鉄分を多く含んだ石とか、いろいろあるんだね。
この辺りは、かつて鉱山の採掘が主流だったとか。
(今もやっているかも知れんが)
それで、鉱石からの製鉄も近くでやっているらしい。
それで釜石という地名になったのか・・・どうかは不明である。
さて、道の駅を出発し、国道283号を東へ進むと、徐々に市街地化が始まる。
去年立ち寄ったレストランまるまつを通過し、釜石ラーメンの店をいくつか通過し、大きな工場の脇を通ると、国道45号線に合流だ。
←よ〜し、ここからリスタートだ
日本一周の旅は、ここから再開。
今回は福島の通行規制されている箇所まで行くぜ。
●そして陸前高田へ
さて、国道45号を南へ。
今回、あらかじめ行き先を地図で見ていたが・・・特記するような場所はない。
道も、ほんのちょっと最所だけ海沿いを走っただけで、後は山岳道路だ。
トンネルを抜けると、すぐに三陸TSがあるが、旅はさっき始まったばかりなのでスルー。
その後も、トンネルを通り、坂を降りて、峠を登り、トンネルをくぐり、坂を下り・・・の繰り返し。
国道45号面倒くさい・・・なんでこんなに、集落と集落までが遠いのか・・・こりゃ、三陸自動車道必要だよ。
今頃になって、復興のシンボルとして三陸自動車道作っているが、今頃遅いよ。
時刻はお昼になろうという時間だったので、大船渡市に入って少しの所に道の駅さんりくがあったので、そこに寄って昼食を探す。
むむ・・・食堂ないか・・・。
お土産を物色・・・かもめという饅頭や、去年買った麺セットなど。
宮城県の気仙沼が近いこともあり、フカヒレスープの類も何種類か見かける。
うむ・・・フカヒレスープ、すでに買ってしまったが・・・確かに、気仙沼で買ったほうが良かったな。
店の外では、フカヒレスープの販売やってた。
100円?
安い、食べよう。
←地味・・・・
見た目は地味だが・・・うまいぜ。
一見すると、お土産用のスープをたくさん詰め込んで炊き出している感じだ。
お客さんはそこそこだが、わたしがベンチに座ってスープを飲んでいると、それを見た他のお客さんが注文していた。
ふっ・・・商売に貢献してやったぜ。
さて、ご飯なかったのでその後出発。
再び、国道45号を走り、大船渡市を通過し、陸前高田へ。
陸前高田って、何度も聞いたことあるけど、津波被害が一番激しかった場所ではないだろうか?
坂を降り山岳地から海沿いの集落に入ると、去年見られた景色があわられた。
←うわぁぁぁ、何にもない・・・
あれから月日が経っているからだろうか・・・被災跡には草木が生え、きれいな草原となっている。
去年宮古などで見た景色と比べると、掃除や造成工事が行き届き、綺麗になった感じだ。
←お!?あれは!
少し進むと、右手方向に見覚えある建物発見。
あれは・・・唯一一棟だけ残った防災マンションではないだろうか?
建物の壊れ方を見て、どの高さまで津波が押し寄せたのか良くわかる。
海面の水位があんな所まであがってしまったら、我々人間にどうしろというのだろうか?
近代化が進んだこの日本において、大変なことが起きてしまったことは間違いない。
陸前高田の中心部は、荒れ果てた荒野・・・という印象は無く、土地のかさ上げ造成工事が進む大きな工事現場・・・・という印象。
やや遠くの原石山から採掘した土砂、原石を、長いベルトコンベヤーで運んできて、盛土の材料にしているようだ。
かなり広い範囲の土地のかさ上げを計画しているらしく、幹線道路の国道45号より山側は、向こう側が見通せないくらい高くなっている。
それで、ベルトコンベヤーとかコンクリートバッチャープラント等の機械がある辺りで、観光客があるまり、高台に上って工事風景を眺めていた。
近くにある道の駅高田松原は車でいっぱい。
私は・・・工場見学はパスかな。
どうせ車留めるところないし、ここに移住するわけでもないからな。
陸前高田を通過し、山岳へと入り少し走ると、いつものアレだ。
←よし!県境だ!!
ついに、宮城県入りだ!
去年も今年も、来る途中通ってきているので、大した感動はないけど。
●そして気仙沼
お昼過ぎているので、この気仙沼でぜひお昼にしたい。
そんなわけで、気仙沼の割と街中で国道45号からはずれ、市街地を散策。
何か食べる店ないかな・・・。
少し行くと、レストランまるまつ発見・・・今年も早速まるまつにお世話になってしまうのか!?
できれば、去年晩御飯で食べた宝助みたいな店が良いけど・・・。
まるまつを過ぎたら、右手に弁当やと、その隣にすし屋発見。
すし屋の入り口に、フカヒレ丼という看板を見かけた。
フカヒレ丼・・・値段が危険な気がするが、話の種に食べておくか・・・。
路地を幹線道路の県道まで移動すると、車をUターンして、さっきの店へ。
もう一度看板を見ると・・・フカヒレ丼、5500円とか書いてるけど・・・高っ!
昼食で5500円・・・静岡のマグロ丼の3500円でも高いと感じたが、5500円か・・・・・・。
さすがに、5000円越えると、勢いで出せる額じゃねーな。
適当にその辺走りながらしばらく迷うも、話のネタに食べることにした。
フカヒレを食べること事態が最初で最後かも知れんしな。
意を決して行ってみた・・・ら、お店が準備中だった。
よかった・・・昼食5500円出さなくて済む・・・いや、またお食事所をさがすことになったのでふり出しに戻るか・・・。
いや、もう探すの時間もったいないので、まるまつに行っちゃおう。
ピンポイントでお昼過ぎたので、並ばなくていいんじゃね?
早速店に行ってみたら・・・少し空いてた(嬉
中に入り、メニューを確認。
注文したのは・・・
←去年と同じ(笑
牛タン定食で〜〜す。
出てきた料理を見て思ったが、今日の晩も明日の昼も牛タン定食かも知れない・・・ま、良いか。
一年ぶりの牛タンだが、相変わらずうめぇな・・・。
焼肉屋の牛タンと大して変わらないが、厚みが厚い分、食べ応えがある。
付け合せの惣菜も、キャベツの千切りとかじゃなく、地元の珍しい野菜を使った漬物だ。
ちょっと癖があるが、食べれないことも無い。
とろろご飯もとってもおいしかった。
さて、昼食が終われば、また進む。
大した目的地は無いので、ひたすら走るわけだが・・・それはちょっと寂しいので、何か珍しい場所があれば、立ち寄ってみるか。
●岩井崎
さて、石巻までただただ走るのは面白くないので、何か観光地っぽいものがあったら寄ってみよう。
地図で見ると、さっき寄った大船渡町や陸前高田のほうが観光岬多いな・・・ま、後戻りは大きなタイムロスなのでしないが。
これから先に行く所というと・・・岩井崎というのがすぐそこにあるので行ってみるか・・・。
国道45号から看板に従い走ると・・・殺風景な岬の突端付近にやってきた。
ここが岩井崎なのか・・・観光看板も駐車場も何にも無い・・・。
例の津波で何もなくなってしまったのか・・・?
いや、地図には横綱の銅像が残ったとあるが・・・。
少し高いところに建物があるので、あそこが何かの施設だろうか・・・?
車から降りて確認すると・・・ただの民家だ!
ん?観光看板もなし、駐車場もなし、民家しかないということは・・・場所が違うのか?
そういえば、湾を挟んで反対側は、綺麗な防風林や灯台が見える。
あっちじゃね?
車を走らせると・・・綺麗な松の防風林の中に駐車場、喫茶店、そいて観光客の姿が!
ぜってーここだ!
←間違えて、別の場所に行ってたらしい
車から降りて、早速散策してみる。
第一駐車場には15台、少し離れた第二駐車場には50台くらいと、規模としては小さい。
まず目についたのは、手前左手の喫茶店。
中途半場な時間なので、お客さんはなし。
ただのお食事所・・・みたいで、お土産とかはなさそう。
左手奥には灯台が見えるが、上れるわけではなさそうだ。
最後に右手奥が、目的の岩井崎。
潮を吹く岩や第9代横綱の銅像があるらしい。
さて、私は右手に沿うかたちで岩井崎から。
←観光地はこうあるべきだね
後から来た他の観光客と一緒に遊歩道を歩いていくと、すぐに目的に到着。
←一応ちゃんとした観光地なのね
到着・・・と行っても、岬の先端付近に記念碑があるだけのものだが。
三陸復興国立公園・・・とは、いかにも最近になってついたような名前だ。
←何故これがここに?
岬の横には、第9代横綱の銅像が建っている。
なんでも、あの大津波にも残ったんだそうな。
なぜこれがここにあるのか・・・は、この人はこの辺りの出身らしい。
近くの銅版に書いてあった。
←さすが横綱、手大きい。
さて、私が関心があるのは横綱よりも潮吹く岩だ。
さっきから潮を吹いている様子はないけど、一応見てみよう。
←わかりにくいけど、中央吹いているよ
いったいどこが吹いているのやら・・・。
しばらく眺めていると、2〜3回波が岩にぶつかったすぐ後くらいに、岩のくぼみの辺りから少しだけ泡のようなものが出ている。
もしかして、アレか?
2〜3回に一度・・・っということは、岩の中の空洞に水がたまり、それを波が勢い良く押し出すことによって、潮が吹いている・・・のかな?
(もちろん、それだけでは10mもの波しぶきあがらないだろうが)
そういう仕組みならば、もうちょっと波が高くて、潮位が今よりすこし高い時のほうが、はっきり見れるかもしれない。
しばらく待ったが、高く波が打ちあがることはなさそう・・・ということで、先を急ぐことにする。
←隣の灯台です
岩井崎灯台に移動。
こちらは、登ったりできないので、ただ眺めるだけ。
灯台自体それほど大きなものではないので、広い範囲に使っているわけではないのだろう。
場所的に、大船渡市の岬のほうが、広い範囲で活用できそうだからな。
←この付近より少し外れると・・・
さて、帰り道、観光スポットから離れ、第二駐車場に戻るとこんな感じ。
ここも津波被害を受け、高台にある家以外は流されてしまっている。
今でこそ、草木が花を咲かせているが、当時はゴミだらけで片付けが大変だったに違いない。
そして来年は、今よりもっと沢山の草木が、花を咲かせるのだろう。
こうやって、津波の記憶はだんだん色あせていくのだろうな・・・。
●そして石巻
岩井崎を出発して少し進むと、道の駅大谷海岸がある。
地図には仮営業中と書いてある・・・仮営業って、プレハブか何かなのかな?
←プレハブじゃないけど、似たようなもんだ
国道の左側にポツンとそれはあった。
プレハブではないけど、似たような仮設設備だ。
そうまでして営業するのか・・・と思ったが、よくよく考えてみると、道の駅を支えているのは地域の住民の方々。
こういう災害が起きた後だからこそ、地域の方々の心の支えが必要なんじゃないかと思う。
というわけで、何か買うものはないかと中へ。
大体、他の道の駅で売っているものがほとんどだな・・・。
定番のかもめのまんじゅうに、豊富なフカヒレスープ。
うむ・・・すでに買ったものばかりだし・・・特に無い。
というわけで、結局何も買わず出発。
国道45号を南へ。
ガソリンが心細くなっているので、この旅行2度目の給油だ。
去年から引き続き、岩手県から被災地に近づく形で津波災害地を見てきたが、岩手県内の被災地は、道路を作ったり、災害の爪あとを残さぬよう清掃したりと、何とか津波被害から立ち上がろうという強い意志のようなものを感じたが、宮城県に入ってからは、大きな道路の建設や被災地の造成工事を見るわけも無く、復興の意志をあまり感じない。
まあ、被害の規模が岩手県のほうが大きいからかもしれないが。
←鉄道の降下とか、当時のままなんだよね
時刻は16:00を過ぎている。
これから先、観光する場所は無いので、19:00までに石巻の市街地に行けるよう、がんばるぜ。
国道45号は、南三陸を過ぎてすぐに内陸に向いてしまうので、海沿いの国道398号へ分岐。
少し走ると東北一の河川らしい北上川へ。
北上川の堤防は・・・津波にやられてボロボロだ。
←堤防の形はあるけど・・・
堤防の形と機能はあるけど、コンクリートやブロック等の流路工の痕跡がない。
台風や大雨が降った場合、すぐに堤防が決壊しそう。
堤内は・・・当然、津波でやられて、向こうの山まで見渡せるくらいの平地になっている。
こんなの直すの、毎年200mづつやったとしても、10年で2キロ、両側あるわけだから片側で1kmしか進まんのか・・・気の長い話だ。
北上川からリアスブルーラインと呼ばれる海沿い道に分岐し、快適に走る。
気づけば、私と同じ旅行客と思われる車が2台、前を走っている。
そいつに追従するように進むので、コーナーの先が予測できて気が楽だ。
前を走る車は女川町で居なくなってしまったが、女川の集落を抜けると、次は石巻だ。
時刻は?18:00少し前、ちょうど良い時間に到着だな。
●石ノ森漫画館
女川を過ぎたあたりで気づいたが、石ノ森漫画館というのが、この先にあるらしい。
電柱に看板がついてた。
ふむ、大した観光していないので行きたいのだけれど、観覧時間に間に合うだろうか?
市街地えを走り、旧北上川を渡ると左手に発見。
通り過ぎちゃったので、引き返して到着。
駐車場は少し離れたところにあるみたいなので、車を止めて歩いて到着。
外には数組の家族が記念撮影。
中では、係員の女性がカーテンを占めている。
ん?カーテンを閉めている??観覧時間は?・・・閉館18:00と書いてある。
今の時間は・・・18:05。
間に合わなかったか・・・(間に合っても入れてもらえんと思うが)
ということで、概観だけでも記念撮影だ。
←閉館直後は賑わっていた
←ふむ、残念
いつまでもここにいてもしょうがないので帰ろう。
駐車場まで戻ると、駐車場の横に焼きカキの食べ放題の小屋があることに気がついた。
まだ営業しているみたいなので、ちょびっとだけ食べようかな。
女子高生と思われる数人のバイトが店番をする焼きカキの屋台小屋・・・外でバイトたちの話し声が聞こえる中、小屋の中のお客さんは私だけということもあり、非常に気まずい。
食べ放題にしようかと思ったが、一人だし、牛タン食いたいのでほんのちょっとだけ注文。
焼くのに10分くらいかかるだと・・・まぁ、良いか。
店内のチラシや携帯、地図等を見て時間つぶすと、注文したカキがやってきた。
←うひょ!おいしそう!
よくよく考えたら、わざわざこんなところに来てまでカキ食べることも無いのだが、地元じゃ仕事のエリアが変わって、カキを食べることがなくなったからな・・・。
おまけで、ひとつサービスしてくれた・・・。
他には無いか?と聞かれたので、ホタテまで注文してしまった。
バイトの女の子の「いっぺんに言えよ」的な怪訝な表情が印象的。
さて、カキの味は・・・おお!おいしいね。
焼きカキは初めて食べたけど、口の中でプチッとはじけて、カキエキスが溢れておいしい!
カキはカキフライかカキオコでしか食べたこと無かったけど、焼いただけのカキがこんなにクリーミーなんて知らなかったよ。
まさに海のミルクだ!
ということで、三つ食べ終わったが、さっき注文したホタテが来てない。
もう帰ってもいいけど、注文してしまったので待つか・・・。
しばらく待つと、焼きホタテも二つ運ばれてきた。
バターと醤油で味付けしたもの・・・そういえば、これに似たものを北海道の稚内で食べたっけ?
貝柱のところはおいしいけど、貝柱の周りの身は邪魔くさいな。
でも、
ちゃんと残さず食べたぜ。
●イオン石巻店
さて、夜のおやつを食べた後は、晩御飯・・・ではなく、イオン石巻店へ。
え〜と、三陸自動車道の隣にあるわけだから、国道を自動車道のICに行けばあるよね。
国道398で石巻の市街地を東から西へ移動。
町の中には、いくつか注目の飲食店があった。
その中でも、牛タンの専門店は注目だ。
あと、その近所に日帰り湯もあるので、この後行くか。
国道398から国道45号へ合流し、県道を走ると・・・う〜〜む、あった!
けど、どこから入るんだ?・・・あ、あそこだ。
到着〜〜。
←イオンはどこも広い
さて、何故ここに来たのかというと・・・ここはプラザカプコン石巻店というゲームセンターがあるのだ。
ここでやることは、そう!バトルギア4の鍵作成だ。
中に入り、ゲーセンを探す。
たぶん、イオンモールの中だと思うけど・・・2Fに行き、なるべくフロアの端探す。
あった。ゲームコーナーだ。
バトルギア4は・・・あった!
レースゲームがいくつか置いてある場所に2台。
鍵は・・・売っているが、去年から用意しているのでそれを使う。
車は・・・そうだな、マツダはまだ2週してないから、マツダの車にするか。
というこわけで、FCで鍵作成。
いつもの超初級B逆でロールアウト。
さらにあと2〜3台、岡山の店舗ではプレイできない超初級Cで足跡を残して終了。
さて、バトルギア4以外に何かいいゲームは無いものかと物色したら・・・待機ソファーの前に初音ミクを2台見つけた。
だれか女の子が一人やっているので、その横でプレイ。
むむ・・・音がやや小さいか・・・やりにくいな。
ボタンの半力は軟いので、連打系の曲はやりやすい。
平凡な記録で終わったので、女の子いなくなった隣でプレイ。
おお!こっちのほうが音が大きいくてやりやすい・・・良し!良い成績残った。
ついでに、さっきの筐体の戻り、もう一度リベンジ・・・良い成績出たので終了。
さて、あとはご飯とお風呂だな。
1Fの飲食店へ行き店をチェック。
牛タンの定食とか食べたいのだが・・・むむ、さすが、イオンの飲食店街には、観光客向けの牛タンとかは売っていないようだ。
見本の
ハンバーグとか麻婆豆腐とかスパゲティは、おいしそうなんだけどな。
となると、ここに来る途中、国道に牛タンの店があったので、そこ行くことになるかな。
いや、待てよ、岩手や青森は日帰り温泉が9時で閉まってしまったからな・・・先にお風呂を確保するか。
●牛タン炭焼 利久
さて、まずは場所を思い出すのに来た道を戻る。
お風呂、牛タンの店を無事発見。
よし!ご飯だ!!・・・いやまて、お風呂の時間を確認しておくか。
閉店時間によっては、先にお風呂かもしれないし。
国道から行けば良かったが、近道をするため、隣接する住宅街の中を走行。
しかし・・・迷った。
鉄道を横断するところまでは良かったが、鉄道を横断してからは、道路が規則正しくできていないので、路地の奥まで行って行き止まり・・・とか。
倉敷の住宅街と一緒だ!
RPGのダンジョンと同じ要領で、右の壁沿いに進むと、何とか途中横断した鉄道まで戻ってきた。
もう、国道に出てしまおう・・・あまり道の入り組んでいなさそうな路地を選び直進すると・・・目的の元気の湯発見。
あれ?ここだっけ?鉄道の西側だと思っていたが、鉄道の東側だったか・・・どうりでたどり着けないはずだ・・・と思っていたら、家から電話かかってきて定時報告。
さて、お湯の時間は・・・午前0:00までだから、時間に余裕がある。
よし、ご飯が先だな。
さっきのお店に戻って、今度こそ入店だ。
←チェーン店なのかな?
中に入ると、居酒屋風の店構えに戸惑いながらも、案内されたカウンター席へ。
カウンター席って、窓越しに肉を焼くところが見えるから緊張するな。
メニューは・・・牛タン定食以外に、カレーやシチューもあるが、ここはやっぱ定食だろう。
牛タン定食の、並、上、極上・・・といった具合だ。
当然、ランクが上がるにつ入れて、肉質が良くなるのだが・・・よし!折角ここまで来たんだから、2400円の極上いったれ!
←牛タン定食【極】です
分厚い牛タンが4枚(2つに切っている)に、テールスープ、小鉢といった具合だ。
小鉢も、牛肉をベースにしているので・・・牛肉尽くしですな。
牛タンが分厚い・・・中はうっすらとミディアムレアだな。
一口・・・おお!じゅわ〜と肉汁が染み出て、おいしいね。
ただ・・・タンって、焼肉屋のやつで食べたらわかる通り、コリコリとして歯ごたえあるじゃん。
これだけ分厚くて、且つ中がミディアムだと、なかなか歯で噛み切れないんだよね。
おいしいけど、食べにくい・・・これは、少しランクを落としたほうが良かったか。
テールスープはおいしいよ。
小鉢も肉だし、野菜は牛タンの横に少しだけ添えられている漬物だけ。
ちょ・・・もうちょっと野菜感が欲しいかな。
歯ごたえある肉に苦戦しつつ、何とか完食。
うむ、牛タンって、分厚くなればなるほど、食べにくくなるのか・・・よくわかった。
●風呂は行って寝る
食事の後は、さっき行った元気の湯でお風呂。
去年の旅行にあるように、この手のお風呂は何度も利用しているので、詳しくは書かないし、あまり印象にも残っていない。
ただ・・・良い湯だった。
←夜なのでピンボケした
お風呂が終われば寝るだけ。
さっき、ご飯食べるときに、料理が来るまでに地図で場所を確認していたので、近くの道の駅へ向かう。
国道45号を気仙沼方面へ。
旧北上川を渡り、道なりに右へ曲がると左手方向に発見。
すぐ横に日帰り湯があるからな・・・時刻も23:00だし、もしかしたら、すでに駐車するところないかも・・・。
そんな不安を抱えつつ中へ。
出るときに何台か車とすれ違った・・・ということは、いっぱいか?
自分も中をぐるっと回ってみるが、駐車スペースという駐車スペースはすべて埋まっている。
駐車スペースじゃないところまで車が止まって、すでに車の行き来も難しい状態だ。
すでにこんなに沢山止まっているのか・・・。
狭いスペースだが、開いている場所があったので、ねじ込めるかどうか、挑戦してみた。
・・・が、うまく入らない。
無理をしたら入りそうだが、車から降りるの大変そうなのでやめた。
そりゃ、止めれるなら今頃だれか止めてるよな。
ってか、横の大型車が怠慢駐車なんだよ!
さて・・・道の駅で泊まれないとなると、どうするかな・・・。
ここから近い道の駅というと、国道45号を気仙沼方面に1時間ほど戻るとあるが、1時間も戻ると、また1時間こっちに来ないといけないので面倒くさい。
しかし、ここから仙台方面はしばらく市街地が続くから、道の駅ないんだよね・・・。
海の近くに行けば、公園なり何なりあるだろうが、津波で災害があった場所だから、海の近くはちょっと・・・。
大きなスポーツ公園などの駐車場があればいいが、手持ちの地図では見つけられないだろう。
となると・・・河川の堤防とかかな?
旧北上川の土手を少し走ってみると、確かに車を止めるスペースはいくつかあるが、こんな目立つところにぽつんと車を止めるか・・・?不振車両と間違えられそうだ。
河川敷に降りれるところがあれば最高だが、深夜になるとそれを見つけるのも大変だ。
ふむ・・・困ったな。
国道に戻り、適当に走っていると、国道横にもしもしピット発見。
国道を走っている人が携帯を使うために一時停車するためのスペースで、宮城県に入ってから何度も見てきた。
もしもしピットって名前だから、一時的に車を止めるスペースなように聞こえるが、要するに停車場だよね。
山間部のもしもしピットは車が2〜3台しか止めるスペースなかったが、ここは車が10台くらい止まれるほど広いので、ここで泊まることにする。
ちょうど、道の対面が警察署だし、朝5時ごろに出発すれば、地元の目に触れることもないし、良いよね。
というわけで、ここで就寝。