■ 5月1日(月曜日)

さて、外が明るくなってきてので目覚め。
昨日は雷とか酔っ払いの話し声とかがうるさくて熟睡できなかった。
そもそも、ここは5Fのはずなのに、何故あんなにクリアに聞こえたのか??
窓は・・・閉まってるよな。

●出発

さて、約束の時間になったので出発準備して1Fで待機。
FKDは・・・来ない(笑
5分過ぎたトコで携帯に電話してみる。
寝たみたいだ(笑
10分後、大慌てでFKD登場。
昨日帰ってきてから、爆睡していたらしい。
雷の音や酔っ払いの声があんなにうるさかったのに、4FにいたFKDは全然気づかないなんて・・・。

ホテルを出発してまずはコンビニで朝食を購入。
その後は、国道58号を通りながら朝食を食べる。
しばらく走ると、後ろから救急車がやってきたので、華麗にスルー。
何故こんな早朝に救急車・・・飲みすぎか?
まぁ、ともかく、 尚も国道を走ると海沿いの道に出た。
この先には屋我地島へと向かうための海上道路への分かれ道がある。
そこを左折し、まずは屋我地島と古宇利島と一周する。

●屋我地島と古宇利島をドライブ

信号を曲がると、まずは羽地奥武橋。
信号曲がったら、すぐ橋に。
完全に油断してたので、映像が取れなかった。
途中にある奥武島を通過した後は、屋我地島行くための屋我地島大橋だ。

この橋も羽地奥武橋同様、全長も長くないし、水面からの高さも低い。
海の上を通っているとうい認識さえなかったら、完全に見落としていた。
屋我地島についたら、適当に道なりに進むと、次に見えてくるのは古宇利大橋だ。

こちらは、水平線がばっちり確認できて、海を渡っている感がありますね。
空がどんより曇っているのが残念だが、晴れていたら気持ちよかったのだろうな・・・。
むぅぅ、残念。
橋を渡ったあとは、古宇利島の海沿い道を左周りに一周。
島のほとんどは、海の家のような小屋や畑しかない。
ちなみに、この古宇利島には、3600年前の遺跡が発見されていて、アダムとイブに似た物語も伝えられている。
ま、その話は旅行から帰って知ったのだが・・・(笑

橋の全長はこんなだったらしい。
山口県の角島大橋に似た形だ。
ちなみに、橋の奥の方、膨らんでいるところは、船の航路となっているから、水面からの地上高を得るために高くなっているのだ。
島を一周したら再び古宇利大橋を通って屋我地島へ。
直ぐ横に駐車場があった。

あぁ・・・あの小さな島へ向かうための、唯一にして一本の道。
空がどんよりしているが、それでも海の色の透明度が高いことが分かる。
これで満点の青空だったら、海の色も綺麗な青色だったんだろうな・・・。
くっ、沖縄は昨日から梅雨入りしてしまったので、今回の旅行では青空を見ることはできないだろう・・・残念。

屋我地島は交差点を右に曲がって西へ。
屋我地島の西側には、沖縄本島に渡るためのもうひとつの橋がある。
そちらの橋を渡って本島へ。

 ←運転席からの景色は大したことはない

 ←高いな

橋の上から見た景色は・・・太陽光に照らされているわけでもないのに、海が緑色だった。
橋を渡ったとは、国道505号へ合流。
そこから国道505号を東へ進み、羽地内海を左手に見ながら進む。

途中にあった、嵐山展望台から屋我地島と古宇利島を展望。
天気が良かったら、綺麗だったんだろうな。

その後も国道505号を走ると、もとの国道58に合流。
今回のドライブは、沖縄本島一周が目的なので、ココから一旦名護へ戻り、海洋博公園方面を目指す。

●海洋博公園は?

国道58号を通って、名護へ。
朝通った道を引き返しているだけなので、特に見所なく海沿い道への分かれ道に到着。
信号を曲がり国道449号へ。
ここからしばらく海に面した海岸線を走る。
特に見所が見つからないまま、左手に見えてきたのは瀬底島。
あそこにも橋がかかっていたっけ。
海の上の橋も、さっき何本か通ってどうでもよくなってきたけど、一応行ってみますか。

 ←というわけで、写真

この橋も、反対側が見えている小さな橋。
ここも船の航路となっているので、橋は海面から高いところを通っている。
ちなみに島は、古宇利島と同じくらいの小さな島。
島を一周している環状道路もないみたいなので、この道を突き当りまで走ってみる。
サトウキビ畑に出たところで行き止まりになったのでUターン(笑

帰りももちろん、瀬底大橋です。
本島に戻って左(北方面)へ。
ちょっと進むと、道路拡幅工事箇所に到着。
その後は、片側2車線の大きな道に。
何故、こんな市街地から離れた場所で、国道の拡幅工事を・・・ああ!そうか!この先に美ら海水族館があるんだっけ!
渋滞緩和のために、道路を拡幅しているのか・・・。
ってことは、美ら海水族館はここから近い!?
想像の通り、すぐに看板が出てきたので、お土産求めてそっちへ。
まだ開園していないらしく、渋滞は起きていない。
海洋博公園の前を素通り。
駐車場への入り口が4〜5箇所もあって、大きな公園だと分かる。
交通整理員もいて、これから忙しくなるんだろうな。
まだ駐車場空き待ちが起きてないから、入るのは今がチャンスなんだろうけど・・・ここに入ってしまったらおそらく半日くらいは滞在するだろうな・・・。
できれば今日中に本島の半分以上を走りたいので、ここに滞在する時間は僅かな時間しかない。
ということで、美ら海水族館の訪問を断念。
代わりに、近くにあったお土産屋さんで休憩。
お菓子や、記念品、サンダルなど、いろいろ売っていたけど、中でもご当地ヒーローのマブヤーグッズが沢山あった。
映画化も決定しており、山田親太郎とダパンプのISSAも主役級で出演するとか。
ただ・・・沖縄に旅行に来た人たちは、我々同様、これらを始めて目にするわけだから・・・売れるのかな???

海洋博公園の後は・・・国道505を通り、半島を一周すべきか、それとも名護へ向かう県道を走るべきか。
こちらの県道は沖縄そばの名店が道沿いに沢山あるらしいので、お昼にちょうど良いと思っていた・・・のだが、まだお昼までには2時間くらい余裕が・・・(笑
ここに昼まで滞在しては、美ら海水族館をパスした意味がない。
美ら海水族館をパスしてまで進行を優先したのだから、ここは国道505号を通って、先へ進行すべきだろう。
ってことで、国道449号から国道505号へ乗り継ぎ。
このまままっすぐ進むと、再び屋我地島へ戻るので、もう一度屋我地島へ渡り、まだ通ってない南側の道を通り、結果国道58号に合流して、屋我地島も一周完了。
国道58号の北上を開始、沖縄最北端を目指す。

●最北端へ

しばらく左手に海を捉えながら国道58号を北へ北上すると、国道331号への分かれ道。
このままこの道をまっすぐ進むと問題なく最北端の辺戸岬へ行けるのだが・・・昼食の時間も考えて、東側から左周りするため、国道331号へ行くことにした。
「沖縄の電力会社ってどこ?」「沖縄電力だ〜〜」などと話をしながら走ると、沖縄本島の反対側へ出た。
そこから県道70号を北へ向かって走る。
本島西側の国道と打って変わって、車通りのほとんどない道。
海の見える道はすぐに終わり、道路は民家のない山間部へ。
カーブも多いし、小雨も降り、風もある。
道からは森と山しか見えない、秘境という表現がピッタリなこの場所を、車で快走。
そんな場所で見えるものは電柱と標識だけなんだけど、その電柱をさっきから見ていて思ったんだ。

電柱のTOPに付いているあの丸いかぶせ物、なんだろう???
全部の電柱に付いているわけではなく、一定間隔で付いているみたい。
となると、何かを知らせるためのモノ・・・となるわけだが、それにしても電柱の一番上というのは、避雷器や鳥避け用のトマラインなど、通常電力設備の保護設備みたいなものが付いているはず。
鳥が止まらないようにするカバーなら、全部の電柱に付いているはずだが・・・???
その他の見所もなく、標識や電柱の話題で盛り上がりながら車を進めると、ホテルを通過したあと、海が遠くに捕らえられるような山間部へ。
緑色の綺麗な海に、川から流れてくる茶色い水が混ざってる。
この辺りも、海が綺麗だったのだろうな。
そういえば、北に行けば行くほど、雨風が緩やかになっている。
もしかして、本島の東側は降っていないというオチか?
そんな話・・・北海道の知床であったな(笑
尚も道をまっすぐ走ると・・・小さな端を渡ったところで、道路の構造が変わった!
道路の標識も、県道70号から国道58号に変わった!
ってことは、さっきの端が、国道58号の起点だ!!

●国道58号起点

近くの路上に車を停めて、稗みたいなものがあったので行ってみた。

国道58号線とは、ここ沖縄から奄美大島と種子島を経由し、鹿児島まで繋がっている日本最長の国道だ。
といっても、国道のほとんどの部分は海の上を通る海上国道なのだ。
沖縄本島、種子島、奄美大島は島を縦断しているだけ。
鹿児島に至っては港から国道10号までの間のほんの700mという・・・。
で、ここは何なのかというと、沖縄本島での国道58号の起点なのだ。
(ちなみに、終点は沖縄の那覇市だ)
昔は、この場所から奄美大島へ向かって船が出ていたのか・・・。
今でも便があるなら、鹿児島から国道58号を走覇してみたいね。
(車じゃ無理なんだろうけど)

 ←ここから後ろに向かって国道開始

ん?我々は那覇市の那覇空港のすぐ近くから車で走ってきたわけだから・・・この後、最北端を訪問してから国道58号を戻ると、沖縄本島での国道58号を走覇するということなのか。
それはそれで、旅の意義が出てくるぞ。

●辺戸岬

さて、人気のない国道58号起点を後にした我々は、国道58号を走り、次の目的地である辺戸岬を目指す。
海に近かった道路は一変、山岳地の中へ。
そういや、この辺には辺戸御獄という山があるって、看板に書いてたけど・・・ま、時間ないから行けれないな。
ちなみに、辺戸御獄というのは、沖縄では聖地とされているらしい。
さて、車を走らせると、久しぶりに交差点を通過。
あ、今、あの交差点からレンタカーが出てきた、もしかして今の交差点だったのかな?
そのまま進むと、再び海岸に出てきてしまったのでUターン。
さっきの交差点を入り、直進すると・・・あった!辺戸岬だ!

駐車場に車を停めて、歩いて先端を目指す。
駐車場から岬までは、舗装された遊歩道があるので、迷わず行ける。
(そもそも遠くから最北端の稗が見えているわけですが・・・)

 ←最北端〜西側は全然雨ふってないのだ

ってことで、最北端の稗までやってきました。

 ←岬から東側

 ←岬から西側

うう・・・荒々しい岩が続く、きれいな景色だ。
これで天気が良かったら、海も綺麗になって尚良かったのだが・・・。
草の生えている岩とそうでない岩とが分かれているってことは、草の生えていない場所まで、海水を被っているということ。
天気の悪い日や台風の日は、あの辺りまで水しぶきが舞うんだ。すごいな。
さて、岬を一通り見てあるいた後は、お土産散策。

 

・・・・・・。
・・・・・・。
・・・・・・(汗
自販機が並んだ小屋に、簡単な食事ができる屋台、かつてレストランだった廃屋の三つ。
無人の観光案内所には、辺戸御獄のパンフレットとか、地元観光名所のパンフレットしかない。
沖縄最北端、辺戸岬訪問証明書は、ここにはなし・・・か。
情報通りで残念だぜ。
時刻もお昼だったので、ここで昼食を済ませようと思っていたけど、上記の通り、屋台しかないので、別の場所へ行こう。
国頭村(くにがみそん)の道の駅までいくと、何かあるハズ。
道もまっすぐなので、30分程度でつくハズだ。

ちなみに、ここの駐車場、車は全部沖縄ナンバーなのは当然なんだけど、そのほぼすべてがレンタカーを意味する「わ」ナンバーだった(笑

お茶飲もうと思ったら、コカコーラの自販機休止中・・・OTL
でも、さんぴん茶とかシークヮーサージュース、タンカンジュースにアップルティーなど、地元では見たことない品物が多数あった。

●道の駅ゆいゆい国頭

辺戸岬を出発し、前の車に付いていきながら国道58号を南へ。
本島の東側は風が吹いて小雨も降っていたけど、こっち側は太陽が出てないのは一緒だけど、荒れた様子のない、穏やかな天気だ。
島の東と西とで、こんなに違うもんかね。
国道というだけあって、車通りもこっちの方が沢山。
まぁ、すれ違う車のほとんどはレンタカーなのだ(笑
そんな感じで進んでいると、いつの間にか国頭村の中心地に来ていた。
国頭村の青年会館に、先ほど訪問した辺戸岬訪問証明書があるはずなのだが・・・?
試しに行ってみたけど、やっぱ休みだった(笑
なので、計画通り、道の駅でお昼にしよう。
目的の道の駅は国道沿いにあったので、問題なく入って問題なく駐車。
売店でお土産をざっとチェックしてからレストランへ。

注文したのは、この道の駅しか食べられない、イノブタ肉そばの定食である。
FKDも同じものを注文していた。
スープを飲んで、麺を食す・・・うまい!
肉のダシを感じる塩味っぽいスープがさっぱりして、いくらでも飲める。
麺も太さも硬さもちょうどいいし、何より、麺の上に乗っているもやしとキノコの肉炒め物っぽいものが美味しい!
ちょっと脂っぽい気もするけど、一食だけなら気にならないぜ。
セットで付いている炊き込みご飯も、薄味だからラーメンとあって良い!
美味しく頂きました。
昼ごはんを食べ終わって売店で土産を買おうと散策していると、FKDがカウンターを指差す。
あれは・・・あ!探していた訪問証明書だ!
同じものなのかどうかはわからないが・・・ここでGET出来るのなら、入手しておくべきだ!

というわけで、沖縄県最北端の証GET!
頼んだらラミネート加工もしてもらえるそうだが・・・値段が高いので普通の紙でいいや。
注文したら、名前を日付を入れてもらって、キチンとした紙で渡された。
辺戸岬の売店も潰れて、青年会館も開いてなかったので、もう手に入れることが出来ないと思っていたのに・・・これはうれしいぜ。

●そんなわけでドライブ

さて、道の駅を出発した我々は、途中に立ち寄るポイントもないので、しばらくはドライブすることになる。
道の駅ゆいゆい国頭を出発し、国道58号を南へ。
国道331号への曲道を曲がり、再び沖縄電力の変電所前を通過。
「沖縄の電力会社ってどこ?」「沖縄電力だ〜〜」「前もこんな端したよな」などと話をしながら走ると、沖縄本島の反対側へ出た。
そういえばこの辺りで気がついたんだが、塀の入り口の左右にあるシーサーの置物。
あれ、右側と左側とで形が微妙に違うよね?
口を開けているのか閉じているのか・・・くらいなら分かったけど、他にも違いがあるのかも?
さて、本島の東側に再び出てきた我々は、先ほど最北端を目指して左折した交差点を、今度は国道沿いの右(南方向)へ曲がる。
朝よりやや明るみを増した空の下、海の見える山岳道をひたすら走る。
時には海沿い、時には山の中をひたすら走ると、湾を抜けた辺りで国道329号へ合流。
この国道329号を西方面へ曲がれば、どこへいくの?
あ、名護の市街地の手前、ファミリーマートの辺りだ。
ってことは、今、あの辺りの反対側にいるってことか・・・。
国道329号を左に曲がり、本島の西側をさらに南下。
しばらくすると、住宅の立ち並ぶ市街地へ。
ここは宜野座・・・という場所らしい。
見たところ、観光客が立ち寄りそうなお土産店や観光名所のようなものはない。
生活感を感じ取れる使い込んだ住宅ばかり・・・ということは、ここは、昔から地元の人たちが生活している場所なのだろう。
なので、ここはコンビニでトイレ休憩だけして直進。
しばらくすると、国道から海の方向に巨大な煙突がや工場が見えた。
送電線の鉄塔もいくつか見えたので・・・あれはたぶん、火力発電所だ。
そういえば、この沖縄をドライブし始めて、変電所はいくつか見たが、発電所は始めて見たな。
やっぱ、沖縄は本島で電力を発電しているのか・・・。
発電所を通り過ぎ、再び海沿いの道へとなった国道329号を南へ。
しばらく走ると、また巨大な工場施設が見えてきた。
んん?あの白塗りの建屋、煙突、鉄塔・・・まさか、また発電所か?さっき通ってきたばかりだが?
直ぐ前までやってきたら・・・やっぱ発電所だった。
ちょ・・・この湾、発電所多すぎ(笑
ちなみに、この金武湾には、もうひとつ火力発電所があり、この湾内だけで三つの火力発電所があるのだ!
この三つの発電所で、沖縄本島の電力をまかなっているのかも。
石川火力発電所を通過すると、あとは当分市街地だ。
旧道とバイパス道と2路線あったが、沖縄の生活圏を眺めるために、旧道を選択。
時刻は夕方が近づいていたので、隣のFKDは携帯でホテルの予約を始める。

●海中道路ロードパークと伊計島

さて、現在の居場所は、沖縄県のうるま市。
この場所には、今日最後であろう、立ち寄り場所がある。
海中道路ロードパークと、海中道路を通りきった先にある伊計島である。
このポイントは、国道を通って島一周の意義から考えると、国道の輪から大きく外れることになる。
が、島一周の意義から考えると、その通過ポイントは島の端ということで、やはり通過すべき場所であろう。
なので、寄る事にした。(今日のメインだったわけだが)
さて、このポイント、国道の輪から外れてもう一度そのポイントへ戻るという意味で言えば、行きと帰りが同じ経路を通る「行き戻り」となる。
となると、なるべく大きい道から行きたいところだが、どこから行くか・・・まっすく海中道路に向かっている道がないんだよな・・・。
交差点で信号待ちするたびに地図を見て考えていたが、ある程度進むと道が限られてしまったので、その道を曲がって、伊計島を目指す。
県道85号を曲がり、まっすぐ海に向かうと、信号を左へ。
あれ?地図と道が違うけど、どう行けば・・・ま、とりあえず道成にまっすぐ・・・あ、海中道路が見えてきた(笑

 ←この天気でも、朝よりはマシになってる。

やっぽー!海の中を通る道だ!
爽快?だぜ〜〜。(天気がよければな)
さて、この海中道路には、ちょうど真ん中のところに海の駅があるのだが・・・お土産の散策は後回しにして、まずは突き当たりの伊計島まで行ってみよう。

 ←そんなわけで、海の駅は通過

海の駅を通過し、そのまま沖縄石油基地がある平安座島へ。
道成に進むと、右手に浜比嘉大橋を捕らえつつ島の集落を抜け、防波堤が続く工場地帯へ。
防波堤になんか絵が描かれている・・・200○年春、200○年秋とか。
あ、これ、何か定期的に行なわれているイベントなんだろうな。
毎年のシーズンに、防波堤に各団体がなんらかの絵を描いて、優位を争っているのだろう。
ぱっと見た感じ、かなりの数があるな。
その防波堤の絵を気にして走ると、しばらく続いた石油基地の直線道路もいつの間には末端のカーブに。
カーブを曲がり、やや広い水路も曲がると、次の宮城島。
って、さっきの、川じゃなく海峡だった!?
宮城島も、前を走る車に付いていく感じに入る。
海から少し離れた山岳道路をうねうね走っていると・・・二つめの橋到着。
伊計島へわたる橋だ!

 ←前の車、一体どこに向かっているのか・・・???

橋を渡って直ぐ左に、小さなビーチがあった。
営業はしてないみたいだが・・・あ、明日海開きって書いてる。
沖縄は、明日が海開きなのか。
尚も走ると開けた畑に到着。

沖縄にもこんなところがあるんだ。
って、古宇利島や瀬底島もどうだっけ(笑
畑の真ん中を通る一本の通りの突き当たりには・・・ビッグタイムリゾート伊計島というホテルだ。

まだ少し速い時間なので、宿泊客と思われる人は少ない。
駐車場の隣には、ゴーカートのコースがある。
ああ、サーキット場があるって聞いていたけど、ゴーカートのことだったのか。
我々の前を走っていた車は、入り口から駐車場に入り、その横にある海沿いの駐車場で停まった。
中から出てきた若い男女。
二人とも、ダイバースーツ着てますが・・・・あっ!荷台からサーフボード出てきた!
そうか!ココは、ゴーカートもマリンスポーツも楽しめる、リゾートホテルだったんだ!
それにしては、あんま流行ってなさそうですが(笑
駐車場に勝手に車止めて、休憩のしながら明日の経路を考えていると・・・FKDが動いた。
車の前方・・・小さな植木が並ぶ囲いの向こうに停まっている車。
その後ろのハッチを空けて、女性が一人何かしているのだが・・・
「あれ、着替えてるんじゃないですかね?」
えっ?
まさか、ここ沖縄に来て、女性の生着替えを見物!?
これは映像に・・・、あ、それは盗撮という犯罪か(笑
そんな馬鹿な・・・と思いつつしばらく眺めていると、女性が上半身のシャツを脱いだ!
白色の下着姿となった女性は、上からタオルのようなものを羽織って、黒いウエットスーツを履き、あっというまにダイバー姿となった。
あの姿は一生忘れないだろう・・・(笑
さて、人気がなくなったところで、我々も海を見に行く。

結構波があるね。
沖の方では、波のなかに黒い点がいくつか。
結構やっている人居るんだ。
近くにあった立て看板によると、この辺りはサーフィンとかしないで・・・とのことだが・・・。

 ←カート場

カート場もこんなもの。
こんなものでも、レースとなると人が集まって賑やかに鳴るのだろう。
さて、あまりここで長居してしまうと海の駅での散策の時間がなくなってしまうので出発しますか。

●浜比嘉大橋

ホテルを出発して、来た道をそのまま戻る。
ということは・・・当然、行きのとき見た石油基地の防波堤にも来るわけで。

 ←こんな感じに並んでいます。

今度は逆順で見ているわけだが・・・絵がドンドン若返っていき・・・防波堤の真ん中辺で終わった。
来年も、再来年も、この防波堤に絵が追加されるんだろうけど・・・これ、そのうち書くとこなくなるよね?
今の段階でもう半分くらい埋まっているみたいですが。
防波堤も終わり、集落も抜けると海の駅が見えてきたが、そのまえにその直ぐ左手にある浜比嘉大橋を往復。

 ←沖縄には海を渡る橋が多いね

まあ、遠くから見た感じ、ただの橋だし、島にも見所ないので、渡ってすぐ戻ればいいかな。
橋を渡り終えるとすぐに公園があったので、そこで停まって記念撮影。

まあ、こんな感じ。
海を渡る走って、本州じゃ割りと珍しいけど、沖縄では沢山あるんだよね。

●海の駅あやはし

浜比嘉大橋を渡り終えた我々は、次に向かったのはすぐそこ、海中道路の真ん中にある海の駅あやはしである。
時刻はまだ17:00前・・・売店はまだ開いているはずだ!

というわけで、駐車場に車を止め、横断歩道橋を渡って売店へ。
さすがに17:00前というだけあって、人はやや少なめ。
売店で記念品やお土産をチェック。
大したものはない・・・が、ここ海の駅でしか売っていない、伊計島のいもを使ったケーキを発見。
入れ物も、地元の手作り感漂わせる安物の箱だが、何かのショーで優秀な成績を納めたらしく、そのシールだけが誇らしげに輝いている。
ふむ、他に売っているものは他の店でも買えそうなので、このケーキを買っとこう。

 ←そのお土産がこれ。

帰りに歩道橋から海中道路を撮影。

 ←東方向

先ほど訪問して戻ってきた、伊計島と浜比嘉大橋方向である。
正面に見えているのは浜比嘉大橋・・・・大きいね。

 ←西方向

これから戻る本島の方向である。
途中が船が横断できるように橋梁になっている。
道路の北側(金武湾)側は、海水浴ができるビーチとなっている。
それで駐車場がこんなに広いのか。
ちなみに、この海中道路、地図では橋のように見えるが・・・その名前の通り、橋ではない、道路である。
道路が通っている部分にだけ陸地が存在しているのだ。
埋め立てて作ったのか、もともとこういう地形だったのかはウィキペディアで調べてもらうことにして、それにしても、海の中を橋ではなく道路が通っているというのは、日本中を探しても中々見れないレアな地形である。
17:00を告げるチャイムが鳴る。
お店も閉店みたいなので、我々も今日のホテル目指して出発しましょう。

●今日の宿泊は?

さて、海中道路をもと来た方向へ逆戻り。
来るときには気がつかなかったが、この海中道路、海側は普通の海だが、湾側は海水浴場になってる。
ああ、湾なら流される心配ないからな。
さて、雨がぱらつき出した帰り道、やっと国道まで戻ってきたので、このまま予約したホテルへ直行。
この辺りは安いホテルが無かったので、宜野湾で取ったとか。
あので、国道329号に戻った後、そのまま交差点を直進して国道330号へ。
しばらくバイパスのような信号のない道を走り、FKDの指示て側道へ降りて東へ。
着いた先は・・・国道58号沿いの古いホテル。
駐車場は?えっ!この歩道が駐車場!?
大丈夫か?このホテル・・・。
チェックインして中へ。
エレベーターは・・・今にも壊れそうなぐらい、大きい音がしてるんですが・・。
廊下は・・・おっと、外見からは以外な木造の壁と板(笑
そして私の部屋は、外壁に面していない、真ん中の部屋。
お風呂の換気扇が廊下に繋がっているって、どうなの?
壁も木造だし、プラスティックのスリッパやナイロンっぽい絨毯がネチャネチャして気持ち悪い・・・。
これは、一日目のホテルが全然マシ・・・(笑
電話を充電するにしても、空きのコンセントねーし。
さすが3000円、恐るべし(笑

●晩飯食べてゲーセン行って終わり

さて、落ち着いたところで、FKDとご飯食べに行く。
車を出し、国道58号を走りながら先ほどのホテルの話。
さすがのFKDも、自分の籤運を呪っていた。
いや、あの部屋は、価格相当なんだと思うけど・・・。
夕ご飯は天下一品のラーメンを見つけたので、そこで済ませた。
帰りに、最初にも行ったラウンドワンへ行き、バトギや頭文字Dで対戦して遊んだ。
やっぱ、夜になっても、バトギやっている人いない。
以外なのは、頭文字Dもやっている人がいないということ。
初音ミクが3〜4人で順番待ちになるのは、こちらも同じらしい。

その後はホテルに帰って直ぐに寝た。

 

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