■ 4月30日(日曜日)

さて、今日から沖縄出発です。
この日のために、準備をしっかり・・・出来なくて、昨日もレンタカー確保でバタバタしたっけ(笑
航空券の予約とレンタカーの予約番号、持って行く荷物の割り当てなど、朝起きて一応確認。
飛行機は9:45出発のため、7:00に駅でFKDと待ち合わせとなっている。
ご飯、歯磨きを終えて、荷物を車に積み込んでレッツゴー。

●初めての飛行機

途中FKDから電話があり、待ち合わせを7:30にして欲しいとのこと。
もう駅に着いちゃっているのだが?
しょうがないので、30分ほどどっかドライブ行って、もう一度駅で待機。
しばらくすると・・・FKD登場。
大きなドラムバックと、貴重品入れと思われるカバンを装備中。
・・・あれ?そのバック、機内に持ち込みできるの?
「たぶん大丈夫っす」
・・・たぶんダメだと思うが。

昨日のレンタカー争奪戦の話をしながら空港へ。
空港の駐車場は・・・ほら、ガラガラじゃない。だから電車でなく車で来いって言ったのに。
車を停めて、歩いて空港へ。
中に入り、まずは受付で行きの航空券を購入。
帰りの航空券は既に私が購入済みである。
購入の際、帰りの便の事を聞かれたので、私が購入していることをプリントを見せて教えると、往復割引が適用された。
私が準備した航空券のプリントは無効に・・・
新しい航空券もって、2Fの登場ゲートへ。
FKDのドラムバックは、係員に呼び止められ、荷物預けになった模様。
だから言ったのに。
私は大丈夫らしいので、カメラや鍵、パソコン等の金属製品を全部出してセキュリティチェックへ。
小型の肩掛けカバンが検査に引っかかったようだが?あ、まだ中に3DSと車載用コンバーターが残ってたっけ(笑
セキュリティチェックも問題なく通過。
後は荷物もって飛行機へ。

 ←通路の窓から撮影

通路から見える飛行機が・・・小っさ!
思っていたよりも、小さいのな。
もっと大きい機体なら、予約も簡単に取れるのに・・・それだと、この空港に着陸できないのか(笑
扉から中に入り、自分の座席を探して移動。
私は3列ある椅子の一番廊下側。
隣の2席は、小さい子供を抱えた若い家族・・・これは、DSで遊んでいたら、なんか邪魔されそう。
荷物は頭の上の棚に入れて、カメラだけは手元に。
ちなみに、FKDは別の席・・・ま、ギリギリになって予約入れたんだから、しょうがないか。
しばらくドキドキしていたら、アナウンスが流れ、出発体制に。
CAさんが、荷台のドアを閉めて、ロックがかかっているかチェック。
シートベルトを装着し、CAさんが廊下の前方と中央に2箇所立って、シートベルトやライフジャケットの使い方を、アナウンスにあわせて実演。
その後、エンジンが始動され、飛行機がゆっくりと動き出した。
飛行機のエンジンの音、結構うるさい・・・多少の独り言なら聞こえないくらいだ。
滑走路をゆっくり移動する飛行機。
もう既に時速50km/hくらい出ていそうだが、目標物のない滑走路の上では、スピード感がよくわからない。
しばらくして滑走路の北端へ移動し終えた飛行機は、旋回して南向きに方向を変える。
エンジン音がさらに大きく凶暴になったことで、滑走路を全力で移動し始めるんだとわかる。
車では味わえない、シートに埋まるほどの強烈なGをしばらく我慢すると、正面から後ろへ抜けていたGの方向が、斜め上から後ろ下へと変わったかと思うと、フワっと機体が浮いた。
その後、上昇→水平移動→上昇と、断続的に上昇を繰り返し、地上があっという間に遠くなった(と窓際の人が言っていた)
この上昇→水平移動の瞬間の無重力になったフワッと感が、何か嫌だね〜〜。
しばらくガタガタを揺れる機体の中で遠くの窓の景色を見ていたが、上昇しきって上空で安定期になると、すごく静かになった。
「シートベルト外して立ち歩いて良いよ」ってアナウンスが流れたので、人の流れを見ながら隙を見てトイレに。
実は大きい方を我慢していたのだ(笑
トイレから帰ると、みなさん、和まれていますね。

座席にささっている、飛行機内での注意事項や、搭載されていた飛行機業界の雑誌を読んで暇つぶし。

この安全のしおりを見るのも、最初で最後かも・・・。
しばらくすると、CAさんが飲み物やつまみを持ってきたので、シークヮーサージュースを頂いた。
さっぱりした酸味が利いてて美味しい。

しばらくの間、雑誌や安全のしおりを隅々まで読んだり寝たりしていたら、再びシートベルトのランプが点灯。
シーベルトしてしばらく待つと着陸体制に。
窓際の客さんから「あ、空港だ」との声も。
墜落するとしたらこのタイミングだが・・・嫌なことは考えないようにしよう(笑
窓の外から空港の滑走路や管制塔が変な角度で見える・・・飛行機が大きく傾いて旋回しているのか?全然わからないな。
小刻みに感じる小さな落下感で、飛行機の高度が下がっていることを実感。
その落下感が、「ドン」という音と共に急激に水平移動に変化。
滑走路に着陸したんだ!
と思ったとたん、エンジン逆噴射・・・めっちゃうるさい。
それでも中々止まらない飛行機。
これで減速してんのか?と思っているとやっとエンジンの音が静かになり、着陸成功のアナウンス。
と同時に、せっかちなお客さんが飛行機を降りる準備始めた。
まだ滑走路移動している最中のはずだが・・・??

●到着

「飛行機を降りる準備ができました」のアナウンスが終わったとたん、せっかちなお客さんは我先に降りるため、椅子から立ち上がり廊下へ出る。
私は・・・私が速く降りないと、隣の親子が降りれない・・・けど、隣の親子は焦っているようすはなく、座って順番を待っている。
私も落ち着いて、タイミングを見て廊下に出て飛行機を降りる。
接続通路から見える初めての沖縄の景色は・・・飛行場だ。

通路を抜けるとロビー。
人の流れに同調してロビーを進む。
先に下りたFKDと合流。
脇にはお土産屋さんが。
ちんすこうと紅芋タルトはちゃんと売っているので、お土産買い忘れた場合、ここでの購入も可能だな。
ロビーを進むと、ありました!港とかでよくあるやつ!

慌てて写真とったので、大きさが伝わらないが・・・

こんな感じだ。
ちなみに、「めんそーれ」とは、「ようこそ」という意味らしい。

さて、預かりとなったFKDの荷物を回収し、感賞に浸るまもなく外へ。
外には沢山のレンタカーのスタッフが待機しており、そのうちのひとつ、予約したバジェットレンタカーのスタッフへ、予約したことを伝える。
しばらくするとマイクロバスがやってきて、お客さんを連れて飛行場近くの営業所へ。
そこで申し込み用紙を書いて、レンタカーを受け取るというシステムだった模様。

 ←そんなわけで、レンタカー

レンタカーはスズキワゴンRだ。
家の親父の乗っている車と一緒だから、運転は問題ない。
沖縄なので、沖縄ナンバーだ。
本当は次に乗り換えするFitがよかったんだけど、そうとも言っていられない状況だったので、仕方ないよね。

●那覇港の下見は?

さて、車に乗って出発・・・はいいけど、現在の居場所がわからない。
那覇空港から当然のようにここに連れて来られちゃったからね。
地図で確認・・・あ、カーナビ付いてる。
カーナビの表示と地図を相互確認して居場所確定。
あとは国道に乗って北上。
沖縄一周経路上で最初にあるのは那覇港。
ここから西表島や鹿児島行きのフェリーが出ているはずなので、便やシステムなどを下見しておきたいところだが・・・。
・・・・
場所が分からず、あっという間に通過(笑
どこが入り口だったの!?
那覇港が思ったよりも大きくて、入り口を見過ごした。
カーナビで見ると、ターミナルも複数あるみたいだし・・・。
土地勘もないので探すの面倒臭い・・・どうせ、飛行機で行くんだろうし、もういいかな。
ってことで、那覇港の下見はやめ。
お腹すいたので、昼飯食いに行こう。

●昼食

昼食は、FKDのが持っていた旅行本に載っている沖縄そばの店へ。
FKDの誘導にしたがって走ると・・・店発見。
想像よりオシャレな店で、見落とすところだった(笑
駐車場が一杯なので、近くのショッピングモールの駐車場に勝手に車置いて、歩いて店へ。

←写真勝手に拝借

てぃーあんだーという店である。
中に入ると、海の家をイメージした明るく爽やかな店内。
カウンター席に座り、もっともメジャーな半そばとジューシーのセットを注文。
ちなみに、ジューシーとは、炊き込みご飯の事で、ここでは豚肉が入っているとのこと。
店の雰囲気についてFKDと談話したり、次の目的地の事を話している間に料理が運ばれてきた。

薄い色のスープに縮れ面・・・・見た目がさっぱりに見える、これが沖縄そばか!
一口・・・うまい!
一般的に沖縄そばというのは、豚と鰹の合わせダシと言われているが、豚と鰹のいいところがバランスよくマッチして非常に美味しい。
麺は少し太い素麺という印象。
若干縮れている分スープとよく絡んで美味しい。
チャーシューもとろとろで惜しいし。
炊き込みご飯も、そばのスープがだし汁に入っているからとってもうまい!
あっというまに間食です。

●ラウンドワン宜野湾店

昼食が終わると、国道へ戻って北上。
次の目的地はラウンドワン・・・バトギ4の鍵作成である。
地図とカーナビを見直しながら、国道を北上。

市街地から離れた国道沿いに、米軍基地と思われる入り口を発見。
あのゲートから向こうはアメリカ領・・・勝手に入ったら怒られるぞ。
おっと、カメラでの撮影も程々にしとかないとな。
しばらく基地の横を走る。
時々見える特殊なトラックなどの軍事兵器を眺めながら国道を直進すると・・・基地も終わり集落となったある一画、左手に沖縄アフターズスクールの看板を掲げた建物が!
沖縄アフターズスクールと言えば、SPEEDやMAXだよね!
ここがレッスン場なのかな?
もっと都会にあっても良いと思うけど。
尚も走り、異変に気づく。
おかしい・・・自分の思っている道を走ってない・・・あ、国道で2本あったのか。
ラウンドワンのある国道は、こっちの海側の国道だ!
ってことで、進路変更。
わけの分からん道を入っていき、映画「香港国際警察」で見たような集落の坂を下り、海側の国道へ到着。
どっち行っていいのか分からないが、適当に進むとラウンドワン発見!
むむ、あんまに賑わってないところにある・・・いや、夜になると賑わうのかな??

 ←沖縄のラウンドワンも大きなビル構成

中に入り、エスカレーターで2Fに上がるウロウロすると・・・あった!バトルギア4!
しかも2台ある!
鍵は!?売り切れか・・・。
持ってきていた予備の鍵を使い、マシン作成。
マシンは・・・何でもいいので、R34のGT-Rを作成。
お約束の超初級B逆で登録。
あとは2〜3台のマシンで足跡の残し。
一緒に来たFKDは湾岸ミッドナイトやってたので、少し初音ミクもプレー。
こっちはあまりやりすぎると時間を浪費するので、程々で終了。
あとはザラッと店の中を見て回って撤退だ。

●残波岬

もとの国道58号に戻ってきたあとは、ひたすら国道58号を北上。
この辺り、時々ナンバープレートのひらがなの部分がアルファベットになっている車を見かけるのだが・・・何だあれ???
何度か見かけるうちに、運転者が外人だということに気づく。
ああ、外人が所有している車だから、ひらがなでなくアルファベットなのかな?
本州じゃ見たことない・・・ここ沖縄だけの独自なのだろうか??
国道を進み、アメリカ村も通過すると、右手に嘉手納基地発見。
ちょっと前に移転だかなんだかで話題になった場所だ。
確かに、自分たちの町にこんな大きな軍事施設があったら迷惑だ。
どうせ、戦闘機の音がうるさいんだろうしな。

さらに進むと、カーナビの地図に残波岬が見えてきた。
地図の縮尺と移動距離感の傾向から考えると、行って帰っても1時間ちょい・・・今日は名護まで行けば十分なので、少し寄り道しよう。
カーナビに従い、国道から県道に入り、看板の指示に従って走ると・・・ついた!残波岬!
お!向こうに灯台も見える!これは観光ポイントな予感!

駐車場の近くに小さな売店があるが、大した物は売ってなさそう・・・となると、ここでやるべきことは灯台の観光だな。
車を停めて歩いて灯台へ。

 ←大きな灯台だ

駐車場から灯台までの間は、木も生えてないような岩場っぽいところの真ん中に作られたコンクリートの歩道を歩くだけ。
途中には何もない。
草が生えている所とそうでない所とで境目が出来ているので、草が生えていない場所まで波の影響があるのだろう。
・・・灯台まで波が来るって言うのか?
ああ、台風のときは・・・ね。

 ←いつもの看板ね

お!?灯台の中に入れるじゃないか!
白く細長くて中に入れる灯台というと、島根県の日御埼灯台があったっけ。
あれ、歩いて登るの大変なんだよな〜〜。
FKDは灯台初体験とのこと。なら、登ってみるか。
入場料を払い、往復階段を登る。
あれ?螺旋階段になってない・・・ま、こっちの方が適度に休憩できて疲れないからいいか。
踊場のいくつかの場所には、全国の灯台が紹介されているのは、他の灯台と同じ。
この灯台たちのうち、すでに半分近く訪問してしまったわけだが・・・・(笑
尚も階段を登ると、最上階へ到着。

←灯台レンズ部分

最後がハシゴになっていて、上りきったさらに頭上に灯台の命とも言える光源のレンズがあるというのも、他の灯台と一緒。
大半の人は、このレンズに気づかないんですけどね(笑

良い眺めだ・・・これで天気が良かったら、なお良かったんだろうな。
こんな高いところだから、風が少しキツイ。
でも、灯台は揺れることもなく、ビクともしない。
そりゃ、今まで何度も台風にさらされたわけだから、こんな風大したことないよな。

灯台を降りて遊歩道を歩いていると、こんな銅像を発見。
何かした人なんだけど・・・忘れた(笑

トイレ休憩したあと売店を覗くとソフトクリーム売っていたので、ソフトクリームGET!
何の味だったか・・・忘れました(笑
たしか、沖縄の名物フルーツだったと思うけど。

ちなみに、駐車場の横ではヤギが飼われています。
なぜヤギ・・・???

●万座毛

さて、車を出発させてから国道58号に戻り、再び名護方面へ。
残波岬からほど離れていない場所にもうひとつ観光地がある。
それが万座毛だ。(マンザモウと読む)
どっちかと言うと、さっきの残波岬の方が観光地としてはマイナーだ。
車で30分ほど進むと、看板が見えてきた。
駐車場に車を置いて、看板に従い歩くと、しばらく草原のような場所が続く。
ん?岸壁まで敷居がないのか・・・と、海に近づくと・・・

 ←おお!

おお!旅行ガイド本でよく見る景色だ!
切りだった岸壁に波が打ち付けることによって岩が削られ、こんな形になったのだろう。
大自然が作り出した神秘だね。
ガイド本では海は真っ青だったけど、今日は天気が悪いので海の色が悪い。
それでも、今まで見てきたどの海よりも綺麗だ。

そのビーチ側はこんな感じ。
天気が悪いのが残念だな。

こんな草原地のすぐ横にあんな岸壁があるなんて、その組み合わせが不思議だ。

●名護へ

万座毛の視察が終わると名護へ。
ここから名護市までは、大して観光地がない。
時間も夕方ということなので、名護のホテルで一晩でしょう。
後輩のFKDが携帯でホテルを探している間に私は国道58を進む。
しばらく進むと、沖縄自動車道の終点に到着。
そこからさらに、海沿いの道を進む。
途中、コンビニでおやつを購入。
コンビニ内の品揃えも、本土と少しだけ違う。
フロアの広さは変わらないが、沖縄のお土産で列がひとつ使われていて、さらに水着やサンダルは別の列・・・。
下着や化粧品などの日用雑貨は控えめにしている。
お菓子やカップ麺も、本土では見たことないものがある。
(逆に、本土で当たり前のものがなかったり・・・)
ジュースも、沖縄のさんぴん茶や、シークヮーサージュースが普通に並んでいる。
ビールも地元オリオンビールばっかりだ(笑

それらの中で、沖縄のお菓子、サーダーアンダギーを購入。
お味はうまいね。
外はやや固めだけど、中はふわっとした感じのケーキ・・・ちょっと硬いドーナツと表現すべきか。
昔、うちの母親が作ってくれたドーナツを思い出しますね。

おやつを食べ終えた我々は再び国道を進む。
名護の市街地はすぐそこ。
カーナビに入力したホテルの場所へ。
途中、ナビの意味が分からなくて通り過ぎちゃったけど、無事にホテルに到着。
ホテルは・・・「大丈夫か?」という言葉が出てきそうなくらい、汚れたホテル。

FKDがチェックインしてる間に、駐車場に車を駐車。
駐車場狭っ!自分の車だと確実に車道にはみ出しているよ・・・。
荷物を持ってホテルの中へ。
ホテル代は一泊素泊まりで3500円。
そりゃ安いけど、ホテルにエレベーターないって・・・。
荷物もって5Fまで階段って、しんどい・・・。
部屋はまぁまぁ広いけど、湿気臭いし、お風呂も汚いし・・・まいった(笑
ぶっちゃけ、車の中でシート倒して寝た方が快適かも。

その夜は二人で居酒屋で晩御飯。

オリオンビール、ソーミンチャンプル、ビタローのバター焼きなど、沖縄料理を堪能しました。

夜は・・・雷の鳴る嵐となりました。
雨と雷の音がうるさい。
梅雨入りしたという話は本当だったのか・・・。
3時頃になると嵐もやみ、静かな夜になったのですが、近所のスナックから出てくるお客さんの話し声や、カラオケの音が漏れてうるさい。
沖縄県民は午前3時まで飲むっていう県民ショーの話は本当だった(笑


 

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