Maytalkの海外自由旅行情報
情報一覧表 ハワイ エピソード編
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 外にはDFSのマークを付けた専用送迎バスが、次から次へと日本人をつれて来ている。
ツアーのオリエンテーションでもらった小型パンフを提示しながら、エスカレーターをどんどん上へ上がっていく。
人気のフレグランスとバッグは最上階の3階にある。

 上がるのは楽だが、そこから降りるのが一苦労。
下りのエスカレーターが、降りた場所からフロアを一周しないと乗れないよう配置されているのだ。
全ての階をグルグル回らされて、見たくもない全ての売り場を歩かされた。
案の定、マスタがアロハシャツ売り場で立ち止まった。きんちゃんまでが毒牙にやられた。

 やっと1階まで降りてきたら、Bちゃんがキーホルダー等の小物売り場で、みやげ物(免税品ではない)を大量に買っていた。
「買え!金使え!どやこれは?」の雰囲気に満ち満ちた、このえげつない店を出たいのだが、1階で外に出る出口が見つからない。「ここは蟻地獄か?」
店員に尋ねない限り、絶対に分からないそのしかけとは、一度、人工芝を敷いたガーデンテラスへ出て、休憩してドリンクで喉を潤してから、テラスの端からお帰りください。最後の最後まで金を吸い取ろうとする。もちろん、さっさと出た。
♪よ〜く考えよ〜。ほんとに要るのかな〜♪
(ガイドブックの広告を元にパロってみました)

 免税品は確かに安いけど、「これだけリスト」で防衛しないと、骨と皮にされる。
このDFSのバックの色は黒と赤で、さながらドラキュラのイメージだ。標的にされている日本人の皆さん、お気をつけあそばせ!


 ワシ?ワシは一銭も吸い取らせなかったぞ〜。
と言いたいところだが、なんとこの吸血鬼、帰りの空港ロビーにも網を張っておる。
ここで$23を吸い取られてしまった。
免税店と聞くと買わなきゃ損と思ってしまう日本のOL達は、きっと財布の有り金すべてと、果てはカードの上限まで吸い尽くされ、日本へ放り出されるのだろうなぁ。
「また太ってからおいで、吸ってあげるから・・・」と。


満ち足りない回転寿司
「寿司食べ放題」のミールクーポンで指定された回転寿司へ行く。
疲労こんぱいのマラソンランナー達は「量を調整できるから助かる」と同調してくれた。
"ネタは紙のように薄く"、しかも"乾いてる!"
「こりゃあ、日本の回転寿司の印象を悪くするぞう」
と、回転寿司初体験のマスタも最悪の評価を下した。
しかも、このミールクーポンでは、1皿1ドルの一番安い皿しか食べ放題ではない。
「高いのを、金を出して食べりゃいいんだ」と居直ったが、ホノルル回転寿司GONは閉店間近かな?