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情報一覧表 ハワイ 感動へのノウハウ編
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 私の運転するフォードモンデオは、ヒロ空港から南へ下がり、ケアアウの街から南西へ真っ直ぐな道をどんどん登っていく。
時折の雨の小止みが、「ひょっとしたら」と、天候に期待を抱かせる。
頂上付近で林の中を右へ回り込み、雨のビジターセンターへ到着。
ハワイ諸島誕生の歴史や真っ赤な溶岩が流れ出す映画やビデオを見る。
溶岩が押し寄せてきて燃える家屋や森林を淡々と撮っているが、これって災害の被災映像だろう?
「すげー」としか言わない観光客に見せる観光資源なのかよ〜。
日本語のナレーションのおねぇちゃんの声が、またすっごく明るい。明るすぎる。
(この真っ赤溶岩ドロドロ流れビデオは、ここでしか買えない。私のように後で後悔しないこと)

後で知り合いのご両親から借りたビデオより (現在こんな情景が見える訳ではない)

 蒸気が立ち上る直径4〜5mのくぼ地を見ながら、林の向こうのボルケーノ・ハウスへ昼食にでかけた。
ここは、晴れていれば、南向きの大きな窓からカルデラを眺められる絶好のロケーション。
本土からのツアーのバスが到着しており、すでに大混雑。カフェテリアの行列に並んで、サンドイッチと飲み物を買い、端の背の高いカウンタへ登った。
背の高くないマスタは、カウンタの上から空いているテーブルを物色。
一人しか座ってないテーブルを目ざとく見つけ、鷹の如く舞い降りた。
空いている椅子にすっと着いたら、陣取っていた本土のおばさんに、
私のテーブルです!
血相を変えて、両手を広げテーブルを抱え込まれた。
アメリカ人の"関西のおばちゃん"にたじろぎ、カウンタに戻ってきたが、
「ようもようも、こうやって叫ぶんよ・・・」
と、その場面を何度も再現してみせるマスタ。よほどの迫力だったようだ。