日本の冬に慣れ始めた体には暑すぎる。セーターはリュックに詰めて送迎バスの順番を待つが、
「マラソン選手優先のため」とかで、待ち時間は長すぎる。
オールフリーのツアーながら、ツアーに付き物のオリエンテーションは退屈だ。
初めからこのオリエンテーションに参加してないツワモノに怒る説明員のおばちゃんを見ながら、この場にいないツワモノが羨ましく思えた。もう観光してるんだろうな・・・。(自由旅行バンザイ)
うらはらに我々だけ残ってオプショナルツアーのアドバイスを貰う。
既に「ポリネシア文化センタ」「ハワイ島への往復エアー」「ハワイ島でのレンタカー」「ハワイ島の火山へのヘリツアー」は、日本から直接電話やＦＡＸで予約済みである。
さらに今夜用にと、決めかねているのが「ソサエティ・オブ・セブン(歌謡ショー)」か、「マジックオブポリネシア」。どちらがお勧めかと、説明のおばちゃんに尋ねたら、即答で「マジックオブポリネシア」。
2日遅れてやってくる友人2人のマラソン応援はそっちのけで、観光三昧になりそう。
ガイドのおばちゃんは、ひげを蓄えたマスタと貫禄のきんちゃんと遊びなれた小生の３人組を観察して、
「業界の方ですか？」
ときた。
「まあ、そんなもんです」
顔を見交わして、答えたものの、おばちゃんの言う"業界"って意味は、何だったんだろう？
旅行業界、放送業界、出版業界、ひょっとしたら組関係。
いえいえ、我々は飲食業界と設備業界と電機業界の面々でした。
