スプリングの抜けたダブル1つと、敷き板の折れかけた２段ベッドが2つ。
共同のシャワールームは、薄暗い裸電球に、コンクリートの床。ドアの鍵は閉まらない。
トイレの水は、一度流したら１５分待たないと流せない。
(さっそくタンク内蛇口の真っ茶色のフィルタを掃除した)
共同の炊事場には、使った鍋や食器が水につけてある。
日系２世の夫妻が経営する１泊１５ドル/人の宿は、ガスタウンの外れ。
観光客はその２ブロック手前で引き返すであろう、観光マップの番外地にある。

旅の初日は、２回目の７月２０日。スタンレーパークをレンタサイクルで回って、街を歩いて、イタリア風カフェテリアでの夕食で、あっという間に体内時計の夜がきた。