ヨーホー国立公園　　(紀行記リストへ) 　(コロンゴア大氷河へ)

	スケッチをしようと、出かけたエメラルド湖。 周囲を深い木々の緑に囲まれた、静かで落ち着きのある湖だ。 強烈なモレインレイクの感動のせいで、残念ながら、エメラルドグリーンの湖に感動はない。 ロッジに長期滞在し、心を休めるには、最適な場所だろう。 　湖畔の丸木のテーブルにランチとスケッチ道具を広げたが、降りだした雨のためランチも早々に切上げ、スケッチは別の機会へ。 日本からの新婚カップルと、シャッターを押し合って次へ向かう。
小雨も止んで、タカカウ滝へ。 途中にも小さな滝が点在し、「あれかな」の繰返し。 10台ほど車のいる駐車場から、音を辿って少し川を下る。 　中州への吊橋で揺れを楽しんで、さらに滝に近づくと、滝が起こす風としぶきがだんだん激しくなる。 岸沿いの細い踏み分け道に被さるブッシュの枝も、滝から戻ってくる観光客の若い夫妻も、全身水滴に覆われている。 どこまで近づけるか我慢比べで進み、タカカウ滝のしぶきとタタカウ。 結果、ハニーが１番だったが、それでも滝壷からは、かなり遠かった。 はて我々は、タカカウ滝へ何しに行ったのだろう？
タカカウ滝への途中にある合流点
メロンソーダとカフェオーレをミックスしたら・・・。 「まずそう」「ミルク分が固まる」との声が聞こえそうだが、 ここは、そのミックス現場。 キッキングホース川の澄んだ萌黄色のソーダ水と、ヨーホー川の濁ったカフェオーレの、２色の水が激しくぶつかりあう。 大陸分水嶺の西だから、お届け先は太平洋。

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