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欧州編 行程マップ  パリへの道のり
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 パリの2日目。3年前に買った"地球の歩き方"ヨーロッパ編でめぼしをつけておいたホテルに、電話をかける。
電話が通じない。ほかのホテルも同様だ。こうなったら、駅のインフォメーションに頼るしかない。
 寝台の予約をした北駅のカウンターの続きにインフォメーションがあり、その前の長い列に我々二人も加わった。
やっと自分の順番になり、
「今日の宿を探している」と言うと
「19番ホームの前のインフォメーションに行け」
で終り。「ええ何で?」と思ったが、ここは、SNCF(フランス国鉄)のインフォメーションだったのだ。


 指示通りの場所に行くと、7m四方の小さなオフィスがみつかった。
10人位が2列にならんでいる。
カウンターの向うには、若いパリジェンヌの係員2人がテキパキとお客をさばいている。
リュックを持った女子学生風の2人連れ、ジーンズにTシャツの青年、
寝込んだ女の子を抱いた若い夫婦、50才はゆうに越えたであろう老夫婦、
様々な年代の人達が今日の宿を求めて集まっている。

「ここに泊まりたいんですが、電話番号が違っているので・・・」
"地球の歩き方"の枠で囲んだ記事を示した。
係員の彼女は、手早くプリマ レピックの電話番号と住所をリストから調べると、電話を掛けはじめた。
どうやら、市外局番に"4"が追加されたらしい。やり取りの後こちらに向かって
「220フランと300フランの部屋があるが、どちらがいいか?」
昨日との落差がありすぎてはと、高い方を選んだ。4,600円か、6,600円。
これが二人分の料金だから、どんな部屋かみものだ。
パリの市街地図とメトロの路線図をくれて、場所と行く方法を説明してくれる。
紹介料はホテルの星の数に5フランを掛けた額。2つ星だから10フラン、約250円だ。


夜の街、M ブランシェを南へ下る坂道


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