田舎修理工場都会へ 筑波参戦!









ホンダS600 小ネタ コワザ 集・・・臭? No2 


by  “田舎方程式”



ホンダS600 小ネタ コワザ 集・・・臭? の ページ、肥大化しすぎて、編集中、ホームページソフトが暴走(汗)する事態…に。

2015年以降を ホンダS600 小ネタ コワザ 集・・・臭? No2 (このページ)へ、移動しました。


そうじゃなくても(汗)見にくいページ。リンク先の異常等ありましたら是非、ご指摘願います。



イワユル・・・作業後・確認中

連絡用メール






小ネタ・番号19 (150216)


LEDって、なにか、何処か?暖かみに欠ける。 逆に、明るくすりゃ、するほど、刺す?感じ〜。

更に、周囲の知人にクルマ・オートバイの使用部品として、「半導体嫌悪症候群」が多数存在。(半導体を使う職種内でも・・・!)

旧車・オッサン連合会?には・・・ネガな印象〜。

 昭和40年代のメーター照明球

BA9S  な?規格。


ネット上に、この規格のLED球・・・

多数存在。


メーターに装着可能なタイプ、2種入手。差込11mmの制限の為、結局、選択肢は絞られます・・・が・・・。

口金とLED部の接合が甘く、ひねった?だけで、内部が切れたり、今回経験しましたが
ひねって・・・内部で・・・短絡 = ヒューズ切れ・・・の悪夢↓アリ。

固定された加工用の機械類はともかく・・・走るクルマにゃ・・・ちょっと疑問符。

感覚的に、どうも?暗いLED。 でも、LEDは、白熱電球と違って、発熱が極端に少なく
熱変形を利用して指針を動かす・・・計器本体のシゴトを邪魔しない・・・やさしい〜ヤツ。

だから ・・・  暗かったら、近づけたりゃ〜イイじゃん! 

軽〜い気分で、計器盤の反射具合を観ながら・・・足を?伸ばし?ました。

でも?・・・
フラフラでも困るし

振動だって
無い訳じゃ無い。

自動車用品店で売ってる、汎用の “拡散型・抵抗入り” を使うコトに・・・しました。


速度計は2灯

・・・なので、14mA/2個接合を、上下配置。 “まぶしすぎない光量”(オッサンには重要な要素・・・涙)確保。


回転計は 1灯 

だから・・・
タコメーター照明 コワザ

上側だけの球配置じゃ、計器盤の見た目が悪い〜上に、上側だけ光量を上げてしまうと、明るさの偏りだけじゃなく、

妙〜に目に刺す感じ、オッサンにゃ・・・毒。

電流計・燃料計 と
水温計は、一灯。

LED3球接合で対応。



距離のカウンター

グッと
見やすくなった・・。


コレ、今回、一番〜の 動機。


視力、落ちてる。 光に妙〜に、過敏になってる。オッサン達の・・・宿命。

そんなに?夜間に走るか?って疑問は、ともかく(小汗)

ムラサキ色が、少し混じってしまう! ・・・ワガママな感想も・・・ LED 宿命ってモン。(笑)


すこしだけ黄色な? “暖かい” 光。 やっぱり・・・ホントは、郷愁アリ。










小ネタ・番号20 (150406)


先日、野暮用で多摩地区に・・・おのぼりさん。(汗)

その際に、埼玉の某・親方に、ある村の?スペシャリストの方々を御紹介戴いた。

その親方の親方・・・ <バルブシム>を作っていた。・・・別車種から・・・。


ALL HAND MADE  = 手作業・・・で・・。(愕然)

外観的な精度も、びっくりしゃっくり!な質感漂うってモン。

・・・でした。 そりゃ。


性格の粗雑な、雑念ばかりのオイラにゃ, パクり様が・・・無い。 手が?ついて?いかないって!


・・・と? 本日は、S6関連の


リフター と シムの・・・


         話題です。


田舎のオッサン、だからぁ〜(汗)
S600の誇る “アルミリフター” って


こんな?カンジ〜・・・って

ずっと?思い込んでいました。


硬って〜モンで、硬って〜モン?叩くんだから〜・・・鉄じゃないと・・・ってノリです。


実車は

この映像

Sのエンジンの整備経験が在る人々間では、常識的な(泣)・・・故障。
決して、競技車的な使用条件じゃないです。
(映像はAK250最終型あたり・・・普通の車からすりゃ、競技状態??何せ1万回転超!!)

嵌めてある、鉄板(アウターシムタイプ・・・じゃアリマセン!)が剥離する・・・状況。

そ〜う、なんです。

インナーシム(バルブの頭)を

アルミ素材を介して・・・叩いてる!


剥がれても・・・打音が大きくなったぁ〜程度で普通に走れるそうです。(経験者談話)

だからって、そのまま走ると・・・鉄面が飛んでいって・・・(驚愕!!)
カムがリフターのアルミ面を叩き続けて、右映像の様になります。
こうなっても走行は可能で、バルブリテーナを叩きながら、

インナーシムを吹っ飛ばし、

カム面磨耗を進めながら
リフター頭を膨らましながら


まだ?走れるそうです。
そして・・・ある日・・・

The End。



S関連エンジンのバルブクリアランス調整する際、他社のエンジン整備経験者は・・・?

気づいているハズ。・・・あまりにも数値管理が不安定な事実。

そりゃ、温度管理や、カムやバルブステム等、各部のクリアランス要因ばかりじゃ・・・無い??

映像のサビの発生要因も、さながら・・・アルミリフター、しかも “鋳造スリーブ居込み” じゃ
暖気後、リフターとスリーブ間のクリアランスが減る可能性だって・・・在り得る??


精緻・緻密なSの整備。 だけど、この辺で・・・いいんじゃ?ない?って・・・いい加減さ。(オイラにむいてる??)

“ いい加減さ ”・・・・が?イイ?カゲン?って・・・如何?(笑・泣)





上から2番目の映像左側。カムはリフターの中央を叩きません。(整備業界の方々は既知)
リフター中心を外して?叩きます。(毎回、リフターをクルクル回転させ磨耗状態を安定化するる為)

その際・・・シムの平面度は・・・結構重要。
経験的に、5/100mm程度ならオイルクリアランスって感覚で?許容可能。
それ以上を手作業で平面研磨して調整するのは・・・傾斜って面から?博打。
焼き入れの表面処理も・・・劣化するかも??・・・。



ソコで・・・思いついた、

“ 埼玉の親方の親方 ”
な?ヤリカタの?
 O O O 〜

亜種的パクリ 映像


Sのシム径より、少し大きいヤツって・・・結構、工場内に散在(入手安易・・・涙)

手作業的修行にゃ、むかないオイラ達世代の常套手段 = 機械に頼る!


コレマタ・・・如何なモンでしょ・・・。


ついでに?動画(YOU TUBE)も!


でも最後、淵のバリ取り・・・コレがまた、面倒なんだ、実際。


バルブ シム ・・・殆どの人が?無関心同様の?話題かぁ・・・・? またしても(落涙)












小ネタ・番号21 (150907)


先人の知恵、真っ2つ に? 助けられる?


今回の話題は、“ 過ぎ行く時間 ”〜 ・・・なんて、透明感溢れるモンじゃなく・・・
“過ぎていった時間” ・・・って?・・・はかない?悲シィ〜オハナシ ??・・・じゃったぁ〜。

昭和54年に新品購入した ウオーターポンプAssy
新品なのに、鋳型のピンホールが数箇所あった。
TOYOTA勤務の若かったオイラ、S600の大先輩に・・・

「使ってりゃ、スラッジで止まるヨ・・・。気になりゃ、漏止め入れろ〜」
・・・って?ノリ?に・・・眼が白黒〜〜(笑)

それでも、今回の作業、ロワーホースの口金に腐食無し。正直ウレシイ〜(笑)・・・37年だもの。

普通のウオーターポンプに比較し、カムシャフト駆動。 回転数は1/2だから、耐久性も2倍!・・・な?ワケ?無ぇ〜けど、 
新品から、37年使えたら、OK!  その間 数年停車した事も数回。
  
止めて置く事は、機械モンの部品には・・・拷問の一種。 

でも、よ〜く考えたら、実用的回転数も2倍は、ある! ・・・し、複雑過ぎる(繊細〜)感は、S600の命で欠陥。 

そんな位置のベアリング、ヤラれたら、どんな異音がするのか?興味津々。 でも?37年後にやってきたソノ時は・・・。
実際、全く普通。 軽四用のポンプの壊れた音と、全く同じ。 ゴロゴロ〜ゴロゴロ〜・・・。

 ただし、S6の排気音から、その音、乗車時に聞き分けるって事は、

その車に、乗ってる人間集団の 特殊能力 = ハメハメ ハ〜!!


コノ穴、この冷却水リークの?兆候。

おのおの方、お忘わすれ召されるな!

 メカニカルシールの漏水が始まると、コノ部分に浸水し、アルミの腐食が始まる。
更に、以前の作業時、鉄やステンレスワイヤーが組んであると・・・

暖めても、ワイヤーが抜けない場合 = プレス使用 = 破壊に?直結。 

ベアリングストッパーのワイヤー 

銅製 = Cu

  “ 先人の配慮 ” のオカゲ。  プレスで抜いても、銅線、まっ2つ。 ボデーの傷・割れは皆無。 

ボケちゃ、いるけど、修理屋稼業(笑)

”先人の知恵” 伝承。

ミゾから飛び出なきゃ・・・!

どれくらいの太さが適切か?
新品組付前に・・・探って観ました。

もっとも、耐用年数、考えたら 、オイラの現年齢、錆びた鉄線でも、接着剤!でも・・・ 

               次なる機会 = 分解時・・・免責。(黒色・笑)
 

免責事項 

その2


ガスケット切出し用に持ってた純正P/K。 お客の車両で、十年程前の同じ作業をした際、
バイパスラインの設計変更を診ず、 2枚作って・・・気づいた!!事を・・・、思い出した・・・って事は 

 今回も・・・2枚・・・作った。  


ボケ具合、進行は?しては?いない。  十年前と同程度。(大発汗)








小ネタ・番号22 (151228)




気質 昭和







8g超えたら、浸水モン。



こりゃ・・・アウト。
 

でも、当時モン、
残りの3個、

正味重量6,7g 


うそ偽り・・・無し。 




じゃあ〜・・・ピカピカ〜の、新品の6.7  4個は、どう??    7,4 ー 6,3 =0,9g  

おっちゃぁ〜ん、コレってぇ〜 レベルにぃ〜 影響すんの?    “ ゆとり世代 ” な部品ってコト。 



アホ。ど頭、付いてんだろ。てめぇ〜で考えろ! 

って?人達は6,7g 


 だけど、 「パワハラ・おっさん」 のレッテル必至・・・。



重量・参考品。


コレ、 0.7g




矯正品、は   7 7 7 7

 もろぼし ダン 


が・・・限界。


「 いぶし銀 」 の 6,7g 
 

「ぼろは〜♪着ぃてて〜も、 ココロは ” 錦 ”♪ 

              どんな華より〜綺麗〜だぜぇ〜♪」  
 

昭和気質


大事な事、補給品は、何処で、誰が作っても  今や、純正部品。 

そして・・・ゆとり世代の親は・・・オイラ達(冷や〜汗) 製造責任ってモンがあるサ。本来(涙)


最後に職業的・言い訳。

フロートピンで引っかかる?構造。

浮力の差って考えたら、A領域とC領域では重量差の影響は雲泥の差。

単に全体重量を一致させる事は、そんなに?重要じゃない。

・・・と 昭和中期 のオッサン は考える〜(笑泣)

でもネ、そこは “昭和初期のオッサン達”  こういう面でも、揺るがない。きっと。

仮に半田をバラして各部計測しても、実装の浮力って数値で測っても・・・一致すると想われる。


ソレを許す人達じゃ在り得ない。 MADE IN JAPAN な人達だから。




<昭和初期型>に、ドツキ?ながら育てられた、<昭和中期型>


クルマ関係の仕事だから、多種多様な職場に出入りするオイラ。

”バブル入社世代” が ”ゆとり世代” を憂う・・・サマ。


笑っちゃうし・・・単なる「繰り返し」にしか?思えない。 (嗚呼〜人生・泣笑)










小ネタ・番号23 (151228)


ペタルブッシュ

 


この映像、オイラのS6のペタル周り。 
ブレーキペタルは、極端な右振り。 

ちなみに 江戸っ子 は、左(小汗)・・・らしい。




田舎修理工場の客人。 何処から?入手してきたか?、S600. 

エンジン不調、ヘッド割れから漏水、足回りゴロゴロ〜、ブレーキ・・・ect 

自分のS6に何年も経て、クリアしてきた“経過”、殆ど満載。 
「超〜難モノ」で、「シゴトとして着手」をかなり躊躇っていた、S600. 
相当悩んだけど、今なら、絶対、拒否設定(汗)・・・やっつけて(小汗)現在に至る。
 

車検整備記録簿、5枚。  もう・・・8年。 


正直、そのうち?オーナー、繰り返す故障に根を上げて、手放すワイ。

・・・と想っていたから、  この8年間、ひとしお・・・?の感、アリ。


S600 今回、5回目の車検整備。ブレーキ調整後なのに、ペタルを踏んだ感覚があいまい。 
S6は、このペタルの右傾斜故に、ペタルブッシュに斜めな磨耗が発生して、 
ペタルを手で揺すると、斜めにカタカタ・・・ふらふら〜 
これ、ガタだけでなく、マスターシリンダーを斜に?構え?こぜる?様に押すので、 

踏んだ感覚だけじゃ無く、シングルマスターな S600 には、結構な問題。 

バラすと、ペタルにポンチ等でカシメを入れた、旧〜い形跡アリ。 

コレ、「豪州帰国子女・S600」にも、
「関西弁のS8」にも、入ってた記憶、アリマス。
 
ブッシュの対面の角を凸ませ、この斜めな磨耗を回避する裏ワザ。
且つ、 ワールドワイドな方式・・・でもある?らしい。




ブッシュを抜く=この突起が・・・ガリガリっと・・・ 


昨年、お台場のNewYearMeeting で偶然入手した、
金属製の純正部品を使用。
 
金属製だから、突起は邪魔。(樹脂製でも・・・)
各部を修整、ホーニングして、組付。 
(輸出用のS800のパーツカタログには、この品番掲載アリ。)


マシターシリンダー側の穴が(クラッチ側に比べて)

妙な斜めな磨耗をするのは・・・多分この要因?



車検入庫前より、8年前より? かなり、カチっ・・・とした。   そりゃ〜金属だから。 


 納車して、大事なコト、忘れていた。
 
複製用に、サイズ計測しなかった。 



 もう?要ら無ぇ〜か、・・・? 










小ネタ・番号24 (160701)


キャブとタンクに落差を設けて、ガソリンを・・・フロート室に。旧い?修理業者さんでは、まぁ〜よく?ありがちな光景。

今回2番、時々オーバーフローで入庫。ニードルバルブのコンデションは新品組付。ゴミの影響もほぼ無視できる状態。
タンクの高さ=燃圧 に想定、高さを変え、個別のニードルバルブの「閉じる能力」も判別可能。

軽〜い気分な?

田舎臭〜い ヤリ方

紹介します。(涙)


フロートとニードルの接触する位置で、フロート高さを計測する・・・普遍的(笑)な、マニュアル通りなヤリ方ですが、

何十年もこのフロ−ト高さに縛られて、イマイチ納得できない事態も多数経験。

特にS6のCVキャブはフロートチャンバーにドレンを持たず、精度の高い実態把握は難易度大。
(ドレン付キャブは、チューブ接続で、比較・判別可能)

現実と作業結果が一致しないストレス = 修理業者↓ 
非純正のフロート重量に差が結構あるのは、なしくずし的に?理解。そこで・・・。


こより?の様な、「短冊」の様な・・・SSTを切り出しましたぁ。

なにか〜

歳寄りって、意固地なイメージ。


身をもって理解させられてる(汗)昨今。
さらにソノ?ホントのところ?も

身をもって・・・。

マニュアル通りなヤリ方が・・・
不安に感じたら・・・。


そりゃ、現実を計測するしか・・・無ぇ。(意固地??)

映像じゃ、見にくいですが、確実に・・・

2番目のフロートレベルが高い=ユーザー依頼事項と一致。

” たんざく式 レベルゲージ “  

先端がジェットホルダー底のメインジェットに当たるから、実態的なフロートレベルも換算可能。
更に・・・この方法、不調な現場、車上でも、簡単に4気筒分の比較デキマス。

機材は、ほぼタダ。(0.5mm程度の厚さの表面が光る?紙が有効=レベルを見やすい。)

昨今、トミに?意固地になってる、アナタ(=同胞!)  如何でしょう?



そして、この結果、現車で、どうするか?・・・悲しい。 ソコが稼業ってモンか。










8年ぶり スロットルリンクの改修
小ネタ・番号25 (160923)




チョークアームの側面を研磨。  スロットルアームの側面も研磨。 

8年前、テーパー状に摩耗していたアームに、テーパーのブッシュを作成。(純正品はベークライト) 
(希少部品だし、リンク内径を拡大してから、ブッシュを再生する…発想が無かった〜。)

コレが、結果的に不発。 使用過程の摩耗で、横方向のガタが働き、アイドル位置が不安定↓

今回、受け側を0.3mmオーバーサイズに加工。  まっすぐな(涙)ボアアップブッシュ(0,3mmオーバー)を作成。 
各アームのスラスト面を平面化して、縦横のクリアランスを、きっちり確保。 

なんで、?こんな?偏向的な?作業を??(偏向的な人物が・・・汗)


映像は部品取キャブ。(現物は既に組付済。)

スロットルの調整ネジの先端は球面。 
だから、アームのガタが出ると、アイドリングの開度が、 
その時々の閉じる感じ?でアームが定位置に止まらず、

・・・不安定になる。 
変なリターンスプリング組むと、ヤブヘビ。


厳密には、スロットルシャフトに繋がる細いリンクも

傾く・・・から、OUT!


                   

最後にフェルトワッシャを油分の保持に装着。
位置や形状は違っても 
S600のキャブには、フェルトは元々純正装着。 



こういう?ところ・・・

     昭和なヤツ・・・なんだぁ。



映像のネジ。ファストアイドル調整用の追加品。

コレをうまく?セットしてやると、チョークノブを全閉から1mm程度、引く事で、アイドリングを300rpm程調整可能。
電気負荷(ヘッドライト等の大電流)、水温、外気温、その他のコンデションに合わせて、回転数を、使いわけ可能に再設定。
(チョークバルブの閉じは僅かで、影響ナシ。 スリーブの薄い車両に有用〜)


コレまた・・・昭和な機能だぁ。


mixi メンバーの方々、ダブりネタ・・・御免!









小ネタ・番号26 (160923)
たまにゃ、走らなゃ、車も、人も、回転が鈍るってモン。 


ハザドぅ〜(後日記載予定)・・・に続き、 
「 鈍った運転手=オイラ 」 に、是非を問わず必要な器具、装着。 

視界を遮らず、バイザーやミラーの機能を邪魔しない、
且つ、取付の安易さ、 更に・・・ワイパーの拭き取り面内で、(雨の日、乗るか?・・・な意見、無視。)


本体機能を妨げない位置は、
S600と「ボケかまし作業者」にとって結構な難問。 




先日、通勤の長女が右折待の際、前部・左側面に、後方から当たった、若〜い?オッサン。 
「おたくの娘さん、ハンドルを左に切ってきたから、当たった」・・・と、 
直後の保険屋さん同士の交渉中、発言。(半年後、撤回)

今回、自社代車、トラック、家族の車・・・S6も、ドライブレコーダー装着。 




 データー読込後、監視機能ON。 


「テメェ〜、映像残ってるんだ!
エ〜かげん事言うな!アホ〜」 

・・・なんて機能は、

実際は?ほんの一部。 



監視を開始したのは、 旧〜い、赤いオープンカーに乗った、ボケたオッサン(本人・・・涙)の運転具合。 

      そりゃ、< 内向的?ハザード機能 > に等しい。


                     次は?自動ブレーキ??・・・ もう、いいワ。 



更に、ガキ共と奥様に・・・仮に・・・「事故があっても、ドライブレコーダーのこと、ソノ場で、口に出すな!」・・・と厳命。 
こりゃ、内外のリスク管理の一環だぁ。    ドライブレコーダー6台目、装着終了。










小ネタ・番号27 


(170220)

永〜く、御所有で、距離が出るオーナーなら、一様に経験。
Sのマスターシリンダーは、漏れやすい・・・って事実。



ド田舎修理業的(小汗)、且つ、マニアック実務?な提起。



ブレーキマスター、クラッチマスターインナーキットの交換頻度は高い。かなり。
マスターシリンダーの内壁側上下(斜め?)に妙な傷、摩耗の入るモノ…アリ。
特に、クラッチ側 ・・・(涙)  の話題です。


大まかな、要素図

ピン側、仮想の軌跡=円形。


実車では、コノ水平度
・・・だけじゃなく (汗)・・・

この円軌道攻略を・・・田舎の発想で何とか誤魔化しゃ、・・・より良い方向に・・。(行くか??)

オーナーなら悲痛に?に判る、
御馴染みの?
色剥げが多発する部分

・・・で妙に気になる箇所。

こんな?モンで、この円形軌道を
誤魔化しています。 オイラ。


なにせ、田舎のオッサン だからぁ。

このピン穴、永い使用歴があればあるほど、一度、や二度・・・溶接、再穴あけ、の修理歴があります。
この際、数ミリのズレが発生している車も散見。 
さらに、ペタルブッシュの偏摩耗で、描く軌道が三次元になってる車も・・・。
(ペタルオフセット = 左ズレ の大きい、ブレーキ側が顕著・・・3次元カーブって面では・・・。)

半面、ストロークって面で、クラッチ側は、ブレーキ側の2倍以上。
クラッチ側はストローク=軌道長さを考慮した調整・・・が、より好まし〜い感触に・・・。

ペタルブッシュ交換と、プッシュロッド傾斜調整で、意外な程、「ペタル感覚」は良好に。

ついでに(大汗)・・・インナーパーツ、マスターシリンダーの耐久性も!!


パッキンは、アフターマーケット部品のパーツ屋さんで、厚さ0.1mm差で選択可能。

オイラの様な・・・田舎環境のSオーナーの皆さん、日曜日に?・・・どうでしょ。


* ペタルの穴ズレが下方向なヤツは、この方法では修正不可・・・穴の再加工を要します。
  さらに、下ズレのヤツは構造上、マスターシリンダー内壁の攻撃性が・・・より強くなります。











小ネタ・番号28 (170906)
蹴る…おはなし。 



この 部品 の?

話題 〜(涙)


なぜ  〜(涙) なのか?  昔々〜・・・ある程度の期間・走行距離で、
S600のエンジンを、メンテナンスしていた方々(f旧〜い修理業者さん達)は・・・、

この部品を観ると・・・多分、涙ぐむ・・・ ( ハズ?です〜 )


場所は・・・ ココ 。

クランクシャフトの一番〜後ろ。

最後部のベアリングホルダー。

無茶苦茶〜キレイな映像がネット上にありました。
(映像使用承諾・済。)

造作に?どこか?戦闘機関連の臭気?・・・あり。


世間一般には、“ 名も無き ” 部品。
日本名 (笑) 「 スラスト プレート 」 ( 13460-512-000 )S8用。

時計の様に精密 (で・・・時計の様に扱いが面倒な) と呼ばれる、クランクシャフト の、

前後の動きを規制する、部品。 

トヨタ、日産、ect、( 後年、普通のエンジン創り始めたHONDAも!)
昨今、スラストメタルって、薄〜いベアリングに変身して?いる部品です。
(後々年、更に合理化。クランクメタルと合体〜したモノも・・・。)




S6で、クラッチペタルを踏む・・・って行為。

ココの?レバー比で、


約 2,7倍

マスターシリンダーと
レリーズシリンダーの

径差で・・・

6/8 ÷ 11/16 =
1,09倍


クラッチペダルの比率では
約3,7倍
2,7 X 1,09 X 3,7 =10.8891 

約、11倍

オイラのS6(ノーマルクラッチカバー)で計測すると、

ペダルを踏む力=約6kg・・・って?ことは

66kg ・・・ ・・・ ・・・ 。



シフトする都度、ウン千回転で回ってるクランクシャフトを

人間の体重相当で?前に向かって?押している・・・って事実。


一般のマニュアル操作のクルマ。特に排気量が大きけりゃ、
踏む時の回転数は、2〜3000rpm。 

S6は、トルクも無いし、排気量も無い〜。ほぼ2〜3倍の回転数でシフト。

その度に、フライホイールを介して、クランクを蹴って…る。 66kgで。こりゃ、ツライ。


その割には、受圧面積、構造ともに・・・弱い感じ〜〜。

クランクシャフトのスラスト基準値は

右記の内容。


何がツライか?・・・クランクシャフトを前後に毎回強く蹴るから、スラストプレートの負担は激増。
スラスト値が、0,3mmを超える辺りから、ある<現象>と<目視可能な事実>が発生。

アイドリングの時・・・クラッチを踏むと・・・

アイドリングが、
ぐっ〜と? 辛い感じで? 唸って・・・? 下がります。↓

そして、プーリーは、踏むタイミングに合わせ、

ピコ、ピコ?・・・前後に・・・(怖)

クランクが規定の遊び代を超えたとき、
コンロッドを斜めに押し、ピストンを反スラスト側に無理な力を加える為。

大端部のスラスト基準は0.15〜0.35mm 修正限度 0.5mm
この数値から、クランクシャフトのスラスト限度は設定されてる!?・・・?

コンロッドのニードルベアリングが、樽型摩耗な車両は、既に・・・・・・・。

スターティングスプロケット

・・・に

より?強い、痕跡を残し・・・。

フロントカバーのツバを削りきって

ギタギタ?・・・に。


スターティングチェーンも

その後・・・接触。

終末的には、クランクの戻りで、クランクプーリーが、フロントカバーの外側に当たる車両も・・・。

エンジンO/H経験者の方(時計の様に面倒なS600の)は理解可能ですが、
パッキンの厚みや、前側のスラストワッシャ(2種)の影響もカバー接触って面では、想定できる要因。



クランクのスラスト過大なんて、昭和50年代以降車には、10万、20万キロなら、(トラックでも)ほとんど見かけません。
でも?S600のエンジン、こうなっても(終末状態・・・汗)、クラッチ踏まなきゃ、普通に動いているモンです。


どんなクルマでも、耐久消費材・・・と言ってしまえば、いかに愛着があっても、そういうモノ。
ですが、・・・日本全国、世界各国に散らばった、S600. その愛着から執着とも・・・
クランクベアリング周りのリプレイスと、黄金色の?スラストプレートを交換。

「終末期」を復帰させたエンジンでは? 世界的にも、かなり多い部類なの?では?




歳、クラって、想うのですが、乗ってる本人達だって・・・実は・・・

< 耐久消費材 > だぁ〜。  絶対的に、S600のほうが長寿。(笑泣) 


リカバリー可能だし。  ちゃん〜ちゃん♪・・・・。












小ネタ・番号28 (180820)
カラ回り…の、おはなし。 



ふにゃふにゃ〜〜   https://www.youtube.com/watch?v=iIPcX4txYM4


ドアガラスを 上げ下げ、デキなくなる話題。


S600 永く乗ってるオーナーの方は、

多分一度は遭遇する故障。


特に右側。(使用頻度から当然!?)



普通のオーナーは
普通〜に、気に掛ける必要もない





ちっぽけな部品・・・の話題。


ガラスを上げ下げする<ギアG>は、ガラスレギュレーターハンドルと、一体じゃ〜ない。<A部分>の左側でカラカラ回る構造。

逆に<B部分>は、<A部分>に圧入勘合されて、A、B、は、一体化。

この勘合が外れ、ゆるくなり、空回りする症状〜。あるいは、上側の様に、軽合金部分が破損してしまうか・・・どちらか。


<B部分>のツバ部は

中央のクルリと巻いた<スプリングSP>
を介し、<ギアG>を回す。


面倒な(汗)仕組み。


このスプリング、格納してあるケースより大きく、<B部分>のツバ部が当たった時、 (ハンドルを回そうとした時!)
・・・のみ、外径が小さくなってクルクル回せる仕掛け。 ブレーキ + ワンウエイクラッチ

なんで、ワザワザ イチイチ、面倒な構造・機能が、要るの? 以下は、学生時代の講師の受売り・・・。 


ガラスの重さをバランスする為の
ゴツ〜イ、ゼンマイ?スプリングのオカゲで 
重量的には、下がって来ない。

( エレベーター 釣合いのおもり? )


 でも 走行中の反動や振動をクラって、何処かにブレーキが無いと、ハンドルが回るし、ガラスが下がる。

だから、ガラスを手で上げ下げしたって、機械的遊び以上は動かない。 コノ、ブレーキの役目が<スプリングSP>

 


よく考えたら、走行中は、反動的、衝撃的、な 力を受けてる部品。

オイラの様な田舎修理業者でも数台、作業経験があるくらいだから 多分、S600の、メジャ〜?な、故障個所だと思う。 

まだ? 「走る実験室」  否、今や・・・ 「走る博物館」 かぁ↓

40年頃のヤツは、(記憶がイマイチ怪しい?) この部分、まるっきりブレーキライニングの様な部品構成で 
内部がバラバラになってた様な、記憶、アリ。 

最近のコトより、昔のコト、よく覚えているハズなのに、昨今、所々、欠損発生。  あ・や・う・い。  (落・泣) 





エンジンのボアアップは、スリーブが薄くなる〜だけじゃなく、 結局?巡って?他に負担をかける運命。  元々より、強力〜だから。 



逆に、こういう「受身の場所」は、重量増以外、 

 「大きいことはイイ事だ!」 な?論理。

   旧〜   ・・・  

この先生の?御言葉、「認識の壁」は、

人間・昭和39年式 あたり(笑)



所有者の方々は知ってる。 幌を開けてても、運転席側の窓は頻繁に開閉する事情。
音であったり、空気環境だったり、・・・状況次第では妙に恥ずかしかったり・・・。

        オープンカーの宿命。

ハンドル、回すと、僅かな遊びと、その後のスプリングを押す〜蝕指感覚。

コノ内なる?動作、脳内に浮かぶドライバー。  一般的・オーナー・・・とは言い難い〜人々 (小笑)





ドアレギュレーターの加工に際し、ソコは田舎修理工場。太〜い6mmリベットを採用。
3点止めな?一か所に難点アリ。ソコは 、大きいギアが通過する位置に止めなきゃならず、飛び出しは不可。  

短いスタッドボルトを、溶接後、ギア動作の邪魔しない様に??形成。


ココは、ちょっと?狂信的な〜?


・・・加工。(a部) 




 **** **** **** **** 



最終・建付け作業。 宝物にしてるオーナーには、作業の特性上、気の毒な程、ガラスが汚れる。 


昔々、エアコン修理のオハナシ。それはそれは〜大きなドイツ車じゃったぁ〜 (坊や〜♪よい子だ〜ネンネしなぁ〜♪♪)

窓枠・カウルパネル類を外さなきゃ〜配管、エバポ類に…たどりつけない。

当時の ”Ds’マイスター” は部門独立=派閥争いが激しく、横関係の集大成な?整備性は・・・最悪。


エンジンルームに、乗込み、 エンジン上で作業する状況は不可避。

一応、超〜〜キレイ好きなオーナー(外科医、エンジンルームピカピカ。KEジェトロの配管までワックスがけ・・・。)

に確認。  「傷、つけたらだめ!」・・・の返答だったので、元受け業者さんに普通に、丁寧〜に、断った。 
(このあたりの呼吸は?業者間の信頼を支える要素〜〜ごり押しは御禁制。)


翌日、本人から直接、連絡アリ。暑いので、どうにかできないか?って、(ちょっと〜クドく・・・)問診。

   「切り傷を残さず、血を流さず・・・デキマセン。」 って言うと・・・

「 拭きとりゃ〜 いい〜じゃないか! 」  って発言。   それこそ、妙〜な、反撃クラって狼狽・・・しましたが


これまた、妙〜な、「和解」  作業着手、平穏に納車。 


汚れた、窓ガラス。 清掃。 

 キラっと?一瞬の快感 + 達成感。 


     「 拭きとりゃ〜 いい〜じゃないか! 」  って・・・重要。


 オイラ達の稼業?  麻酔は使えないし、ほっときゃ治ってくモンじゃない。 傷は傷。

      漠然としてても、何処か?何か?互いに通じるモン無きゃ?・・・・ダメだぁ。 何〜もできない。


特に 涙も出ない程、セチがな〜い 昨今。


 **** **** **** **** 







小ネタ・番号28 (181003)
点火時期 ・・・考察




アイドル不調、始動難・・・


徐々に押し寄せる困難?に、結構〜闘ってしまう習性。

日本人の特性。


早く、直しゃぁ〜平和だったり・・・。


コノ映像見ると、カムだけじゃなく、ポイントのアームスプリングにデンソーグリス塗布
・・・てな?指導が?蘇る。

セミトラ車両なんて、ポイント面が荒れないから、スプリングの錆が進み、
腐食痕から折れ、エンストの症例多発・・・してた。






ポイントカム、発錆。 アイドル不調、始動性の低下。

旧い〜整備業者さん達(汗)

共通認識は、

ヒール部の摩耗。


摩耗
ポイントギャップ狭くなる
閉角度増加
点火性能バランス劣化
点火時期の遅角
アイドル回転数の低下


この表、反射的に、経験則的に、脳内に整列する、旧い〜整備業者さん達〜。(涙+笑)

旧車一般には、ヒール部分の摩耗はポイント面より早い??


このS600 、アクセルを煽ると、点火時期が10度前後、変動。当然アイドル回転数もフ〜ラフラ。

(開け方で、変化しない時もアリ ・・・ 憂鬱物質、脳内に充満)


昨今、視力の関係で・・・↓

以前の様に車上交換作業


ほとんど、非現実的。


(若ぶらず・・・)4本のM6 を緩める事で、 ディストリビューター、簡単〜に外せます〜。

ポイントの調整や交換に伴う、小ネジの処理は 机に座り、明るい照明で(百均・眼鏡を友人に)・・・。


やってみて、わかった。 視力が仮に良くても・・・この方法、安心安全。 さらに時間的にも早い。


話題の ハズキルーペ ・・・買うか?







コノ程度のノリ?じゃ? 許しちゃくれない・・・。


ココから、  HONDA SPORTS S600   の整備。 真骨頂?

そりゃ、螺旋の地獄絵図へ。


ようこそ S600 の世界へ。


折れたピンの破断面。


少し丸いし、線状のひっかき傷もある。 そんなに以前からでもなく、直後ってワケでもない、表情。

この丸み?が点火時期変動を偶に止める要因・・・・?。



2個のゴムブッシュに

ハマってる、


ディストリビューター。


想定される最終地獄絵は・・・。このピンの2本目が折れた時。

デスビが回らず点火しない・・・なんて、まだ平穏な事件。

脱落を阻んでいた、デスビ側の板がズレると、共に?いずれ?落下。

2本共に、カムチェーン部を無事通過できれば、オイルパン内部に落下。


それが走行中なら・・・。

カムチェーン周り、噛込も地獄。(バルブ周り + ピストンを道連れ〜)

落ちてしまえば大丈夫〜と思いがち。 けれど

道に落ちてる ”5寸釘”が、タイヤにまっすぐ刺さる理屈 知ってる人達は

オイルパン内を、1〜2本の太い針が泳ぐ・・・結果 も、地獄絵図。






予防整備 = いらん世話  結構〜深く修理業界にはびこる、因習。


オイラも実は、意味合いは異なれど、そう思ってる一人。

だから、危機感の薄い予測なら、「オーナーの自信あふれる決断」に異議は唱えない。


必ず一言、添えるも、深追いしません。


以前、ちょっとマニアックな知人(営業職)から、
自身で作業した不調な旧いブレーキの構造・点検について相談を受けました。

一応、既定の基本的な点検方法を口頭で説明。

難しい専門用語を避け、平易に。 でも、一言一句、内容的にも理解できなかったらしく

説明中に、「私にも、プライドがある!」って絶叫。

オイラには理解できない。  「理解できない!」 って、プライド・・・。

( もっと別な意味合い? あるんだろうけどネ〜。ここで言うか?てな?ノリ。 )


日本語で ” 誇り ” こんな状況で、持ち出せるコト。 理解できない〜オイラは 極悪人


「壊れている箇所を指摘するだけでいい!」って、更に一言。

透視や、預言・・・は無理。 基本、要因をコツコツ追い詰める稼業だし。

 申し訳ない。 ソコで?超能力しちゃぁ〜ダメダメ。


イイ人ぶらず、話、逃げリゃ〜、ヨカッタ。(後悔〜)



オイラ達、もう、残りの人生が足りない。

建前 じゃなくて、互いの呼吸の一致、最優先で、イイんじゃねぇ?

都合の良い時だけ、建前、持ち出すんじゃねえ!〜〜〜〜(笑)


こりゃ、 両者?ある意味、旧式な様で、新種の ハラスメント かも?しれないケド。


面倒だ。  機械モンは、話を盛らないし、曲げない。 Love〜



まっすぐ壊れる。







お医者さんの客人。 酔ってた時の名言。

「 ありがとう って言われ、金、もらう職業なんだヨ。ヤクザな稼業だろ。 」


        深イイ〜ボタン・・・・連打







小ネタ・番号28 (190527)
 水温計



S600 の水温計は、バイメタル バイメタル制御。(ダブルチェーンタイプ以前)

基本、燃料計と同じ原理。

動作は、バイメタルの曲がりを機械的接点ON・OFFで、感知し、
パルスを造り、同じくメーター側のバイメタルを温め表示する・・・

簡素 且つ、至って人間的な動作。・・・で大好物(笑)



しかしながら・・・


製造後50年超〜のクルマ。 機械的だから、
永年のバイメタル暖冷の繰返しは、センサー 表示部、両側のバイメタルを、クタビレさせ?
ピュ〜てな?感じ、ヒステリックな表示を始めます。(80度超える辺りから、一気に上昇する感じ。)

水温80度を超える温度表示は、S600 の生命線(笑)

修理の際には、メーター センサーの、 組合わせ = ヘタリ具合
を考慮し、補正作業は必至。  単品の交換 = かなりの博打

メーター側に補正機能あり。 でも限界〜あります。(汗)

オナーは知ってる。 燃料計 水温計のガラスは、湿潤な天候じゃ、湯気で??白く曇るくらい、高温だって…事実。

昭和46年頃から、各社、サーミスター(負温度特性=温度上昇→抵抗値減)なヤツに変更。
このタイプはメーター側がバイメタル式だから、電圧補正のレギュレーターを要します。(S800後期のメーター)
コイツの混用でフラフラ表示の水温計も何度か見ました〜。


更に、昭和54年頃〜から、メーター = 交差コイル の時代へ。  (初期型ソアラ MZ12 の頃から・・・) 
90度・交差したコイルの磁力バランスで指針を動かす仕組み。使う電圧の補正、不要。(メーター用のレギュレーター無し) 


クロスコイル = 交差コイル 

シリコンの粘り池に浸かった?

磁性体を

2つのコイルで引っ張り合う構造。



S600 の バイメタル・バイメタル制御(昭和42〜43年頃全滅) いかに好物でも、
( S800 Mタイプは、普通の負温度特性サーミスターと、バイメタル表示部の組合わせ )

 妙〜な 「イレコミ」 あったとしても、 今回あっさり放棄。   表示部の流用は可能ですが、該当する、センサーが・・・ない。 

ネットで探せば、フォードや、ダッジに、類似のモノが後年まで在ります・・・  マッチングに、不安。 

指針の0点が左から動く。(S600は右から→キーONで0点へ移動) を、忖度しなけりゃ〜交差コイルの選択は、盤石。 
( 費用 = 手間暇  かけりゃ、コイル電流の補正で、指針方向の逆転も可能 )

地方の痴呆爺々〜修理業者だから、 マニア用語 = 嫌い です(笑)

・・・が、旧車マニア用語で、” 近代化 ” に挑戦しました。

何よりも、表示の正確さは、S600 の余生に、必須〜。



以前から、思っていました。
交差コイルのケース、
ココに、具合が良いのでは?って。


実際は、作業すると、
やっぱり、難作業デス。




何時ものノリ。

あとから・・・反省。



センサー部は表示部の車両のモノ、使用。

後々の補正が不要な為、難儀な考察を回避できます〜。
S600のネジに合わせ、アダプターを作成しました。



先の湿気と高温の関係から、50年〜蓄積された名盤ヤケ、

うかつに?清掃して?しまい・・・。


ヘンに掃除すると、 「浮いてしまう傾向」 があり、怯えてました。


車両に仮付け。表情を?お伺い?・・・。
違和感を感じる?程じゃ、アリマセン。
左→右 な、指針も、逆に?自然な感じデス。
(言い訳 ↓・・・ギリギリ、セーフ!)


オマケに、バイメタル温めないから、
思いのほか、電流消費はエコ化。



今のオイラ達にとって、オートバイとクルマ、普通に運転できる事

活きてるコトで、生きてるコト…。悪しからず。(苦々笑)

でも、ココまで来たら、車両 の方が絶対、長生きする〜可能性を受入れなきゃ。 実際に。















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