■ 5月5日(土曜日)

特に寝苦しいこともなく、5:30に起床。
毛布を頭までかぶって寝ているため、車の窓も曇っていない。
この寝方、最高。

● 出発

さて、トイレ休憩に行って、歯を磨いてからその辺をぶらり。
昨日は夜だから周りの状況があまりわからなかったが、朝に見ると、周りには大きな建物もなく、民家や畑が斜面に並ぶ喉かな景色だ。

 ←このような道の駅

道の駅のスタンプは昨日夜GETしたが、記念切符が入手できていない。
とはいえ、道の駅が開くまでこの周辺をうろつくなんて愚の骨頂。
山口エリアでは、、記念切符欲しさに足ふみをして一日予定がずれたようなもんだ。
ここは家からもまぁまぁ近いんだから、諦めて出発しよう。
道の駅を出発し、順路である国道9号を東へ。
道路状況を眺めながら、のどかな国道を走っていると、次の道の駅に到着。
うむ、この辺り、道の駅が割と密にあるね。
前の旅行で晩御飯を食べたジョイフルって、たぶんまだ先だろうな。

 ←当然だが、まだ開いてない

道の駅ポート赤崎だ。
時刻は6:15分なので、当然開いてない。
が、無人の休憩所にスタンプが置いてあるので、道の駅スタンプはGETだ。
ふむ、スタンプだけなら24時間GET可能だから、記念切符集めるよりこっちを集めることの方が簡単で良い。
記念切符集めるのやめようかな・・・いや、ここまで買ってきたんだから続けるべきだ。
開いてない道の駅では他にやることないので、さっさと出発。
道の駅は、ここ以外に近くの国道9号バイパスにもう一つある。
そっちも寄るか。
と、地図を見て行先を考えている際に、重要なことに気が付いた。
あれ・・・?スタンプで思い出したが、俺、境港のタワーに行ってない・・・。
あそこにはタワー協会のスタンプもあったから、訪れようと思ってたのに、すっかり忘れていた。
ってか、境港には、ベタ踏み坂もあるよね!
そこも行ってないよ!
チョーヤベェ!
もうこんなところまで移動しちゃったよ!!
もうスルーして先に進むか?
いや、やっぱ行きたい。
だが、行って戻ると、半日くらいかかるか?
だって、昨日夕方境港を出発して、道の駅に着くまでに・・・2時間くらいかかっている。
9号バイパスで米子までならもっと早く戻れるが・・・ん?今から戻ると9時、ちょうどタワーに登れるか。
・・・
・・・
・・・
ええい、休養日の明日までかかっても良い!今から境港に戻るぞ!
こうなったら、境みなとタワーとベタ踏み坂を観光してやる!!

● ベタ踏み坂

後戻りすると決めたが良いが、順路は守る。
このまま国道9号を鳥取方面に走ると、9号バイパスの起点がある。
ここからバイパスを逆戻りすれば、米子までは来た時よりも早く戻れる。
逆にこっちに来た時も、そこからリスタートできるというものだ。
というわけで、ちょっとだけ辛抱して順路を進む。
大栄東伯ICまでくれば、バイパスを米子方面に逆戻り。
しばらく走ると、三度道の駅発見。

 ←この辺り、道の駅増えたね

道の駅琴の浦だ。
まだ6:40なので、まだ道の駅は開いてない。
なので、休憩室でスタンプだけGET。
そういえば、ベタ踏み坂と堺みなとタワーの観光が終ると、またここに戻ってくる。
その時、ストラップや記念切符を買える。
ということで、ここはさっさとスルーして、米子に向かう。
バビッとバイパスを進み、米子ICで降りて、国道9号方面へ。
信号交差点を直進したら、昨日通った国道431号だ。
あ、米子から境港方面に進んでいくのは初めてだね。
昨日通った国道431号を境港方面へ進み、適当に県道を曲がって大根島方面に向かうと、目的のベタ踏み坂に到着。
大きい橋かと思ってたら、目の前まで来ないと案外目立たなくて、ちょっと迷った。

 ←ベタ踏み坂、登りま〜す

ベタ踏み坂というのは通称であって、橋は何の変哲もないただの橋だ。
何故ここがベタ踏み坂と呼ばれているのか・・・それは、反対側から橋を見るとわかる。

 ←橋の上っす

橋の上からの景色は、まぁまぁ。
あれ?思ったほど標高が高くない・・・これなら、堺水道大橋の方が全然高い。
近くに大きな建物がないから遠くまで見渡せるが、何か高いという印象がないな。
風もそんなにきつく感じないし、両脇に歩道もある。
いざ走ってみると、本当にただの橋だ。
さて、反対側にたどり着き、どこかで車を止めようと注視するも、車を止めるスペースがない。
橋を降りた先にコンビニがあったので、そこでUターンして、来た道を戻る。

 ←どお?坂道に見える??

遠くから見ると巨大な坂道がそびえ立っているように見えるが、近づくとその迫力がどんどん失われ、目の前まで来るともはやただの橋の入り口だ。
ふむ、遠くから眺めたほうが、坂道に見えるのか?

 ←反対側の景色も、やはり普通

最初登ってきた方に戻るも、特にこれといった見どころなし。
橋を降りると すぐ横にコンビニあったので、車を止めてとりあえず撮影。

 ←こうしてみると、本当にただの橋だ

ふむ、今のところベタ踏み坂という印象がない。
雑誌で読むと、スゲー坂道に見えたんだけどな・・・こっち側は坂道に見えないのか?
ベタ踏み坂を渡り、もう一度反対側へ。
今度は歩いて視察するため、橋を渡り終えてから、Uターンしたコンビニに車を置いて、歩いてアクセス。

 ←看板発見

 ←PCラーメン構造の橋では日本一の長さ!

本名は江島大橋というらしい。
全長は1.4kmほどあるけど、高さが45m程度しかない。
(45mでも高い方だけど・・・)
長く低い橋だから、そんな迫力を感じないのか。
ではなぜベタ踏みしないと上がれないような坂道に見えるのか?
これは、見るべきところから見ると、そう見えるというやつだな。
ではその見えるポイントというのを歩いて探そう。
ちなみにこの江島大橋(ベタ踏み坂)のチラシが、先ほど車を止めたコンビニの店内にあるらしい。
ほぉ、車に帰ったとき、朝ごはん買うついでにカタログもらおう。
とりあえず、坂道の入り口手前で撮影。
ん?坂道に映ってはいるが、ベタ踏み感がない。
こんなはずでは・・・。
周辺を眺めて撮影ポイントを探すと、他の観光客と思われるドライバーやライダーは、だいぶ離れたところから撮影しているみたい。
ん?そいうか、目の前で撮影したら、信号や標識の位置が道路面より上に映り、高低差が表現できない。
高低差を表現するには、信号や標識が坂道のてっぺんよりも低く映す必要があるから、そうなるとだいぶ遠くに離れる必要があるか。
遠くに離れていきながら見栄えをチェック・・・。
!?
やはり、橋から離れれば離れるほど、周囲の信号や標識よりも坂道のてっぺんが高くなり、高低差が表現できる。
なるほど・・・確かにベタ踏み坂の写真、高低差は表現出来ているけど、勾配は表現されていないか。
歩きながら感心していると、歩道の一部にカメラマークの標識を発見。
お、ここから撮影するのがベストポジションなのか。

 ←望遠をガンガン聞かせました

通常撮影だと遠くにちっちゃくしか映らないので、望遠をガンガン聞かせて撮影。
む!?望遠を利かせると手振れしてうまく映せない・・・ムズイ。
これは、本気で撮ろうと思ったら三脚が要る。
しばらく苦戦するも、立ち状態からはうまく映せないので、近くの境界ブロックやフェンスにカメラを押し付け、固定してから撮影。
何とか、それっぽい写真が撮れた。
だが、満足いく写真とは言えない・・・今手持ちのカメラでは、これが限界か。
もっといいカメラならいい写真が撮れるのかもしれないが・・・いやいや、写真を撮るのが目的ではないので、こんなもので満足しておこう。
帰りに車を止めたコンビニに立ち寄り、朝食を買い、カタログをGET。
江島大橋(ベタ踏み坂)のカタログ、やはりだいぶ遠くから望遠で撮影している。
ってか、手前に海が映っているってことは、大根島から撮影しているのか。
こんな遠くから、看板や自動車がクリアに映っているだと・・・どんだけいいカメラとレンズ使ってんだ・・・!!
ともあれ、目的は果たせた。
次なる目的に行こう。

●堺みなとタワー

次なる目的地は、境みなとタワー。
ベタ踏み坂からだと、国道431号を挟んで反対側・・・という位置関係。
地図で見る限り、埋め立て地のような人工島の地形なので、県道を使って国道へ合流したら、あとは適当に行けるだろう。
ということで、朝食のサンドイッチとおにぎりをパクつきながら、のんびりと車を走らせる。
国道431号に合流して、米子方面に曲がった後、適当に海側に入れる道を入る。
そこはまさに埋め立て地・・・入ってすぐのところに大型家電店があったものの、奥に入ると規則正しく作られた広い道沿いに公園や企業、大型ショッピングセンターが並ぶ場所。
堺みなとタワーはその一番奥、海の近くに位置する。
建物のない公園の一番奥だったから、遠くからでもどこにあるのかすぐわかる。
が、このタワー、思ったより高くないぞ。

 ←中央奥が堺みなとタワー

近づくと広く大きな駐車場があったので、早速そこに車を置いて、歩いてアクセス。
む、車置いたところがちょっと遠かったか・・・もっとタワーの近くで車停めればよかった。
よっしゃ!タワー行くぜ!と思ったら、開館は9:00から。
今8:45分・・・まだあと15分ありました。
ふむ、時間つぶしに隣の建物行こう。

 ←その隣の建物

境港さかなセンターと言うらしい。
中は・・・昨日立ち寄った境港水産直売センターと似た施設。
倉庫のような大きなフロアに、いろんな水産店のお店が屋台の様に並んでいる。
もちろん屋台だけでなく食事もできるフードスペースもあるが・・・まだ朝早いためか、いくつかのお店しか開いていない。
カニはあるかな・・・と思ったが、なかった・・・残念。
代わりに、新鮮なお魚が置いている。
観光地の早朝に魚なんか買って帰るわけがないが、店側もそれを察しているのか、きちんと切り身やその場で食べれる刺身もラインナップされている。
ん?買ってすぐ食べていいんだ・・・では、ひとつもらおうかな。

 ←サーモンいただきます

サーモンの刺身を買い、隣のフードスペースでお食事。
ふむ、獲れたて新鮮なお刺身は、口当たりも滑らかで美味しいな〜〜。
ご飯欲しいけどないのが残念。
ってか、一人前だとちょっと多い・・・。
最後の方は味に慣れてちょっと生臭くなっちゃったけど、何とか完食だ。
ってか、刺身って美味しいのは最初の3切れまでだな。
食事が終わったころには時刻は9:00を回っていた。
よし、タワー行こう!

 ←ここから入ります

近くまで行くと気づいたことだが、タワーの根元に大きな商業施設があって、それもまぁまぁ大きい。
中に入ると、小さなフードコーナー、休憩室、お土産売り場などが入った施設だ。
その施設の一番奥に、タワーの入り口がある。
帰りはここでお土産や食事を楽しめ・・・という構造だ。
お土産売り場は結構な広さなんだけど、境港の定番観光地は水木しげるロード。
ここの需要がどれだけあるのか、謎だ。

 ←このエレベータから上へ

受付カウンターで入場料を払い、エレベータへ。
エレベータは・・・ない。
上に上がったままなのだろう・・・、上行きボタンを押してしばらく待つ。

 ←タワーの構造

天井や壁がガラスになっていて、鉄製の柱や梁を眺めることができる。
この円形の梁、何か意味があるのかな?
円形の梁を横に組み合わせて、せん断力や曲げ力を打ち消しあっているんだと思うが・・・よくこんなの考えたな。
地震には強そうだが、ガラス製の天井や壁というのは、地震の際に割れて落ちてきそうだ。
そうこうしているとエレベータがやって来たので、他の観光客と共にエレベータに乗り込む。
行先は・・・ん?3か所ボタン押すところがある。
1Fはここ、一番上が最上階のタワー、ではこの2Fは・・・?
まぁ、一番上、行っとくか。
エレベータもガラス張り・・・外の景色や白い綺麗な鉄骨が眺められる。
この鉄骨、当然だが定期的にボルトの閉まり具合とかを点検しているよね・・・。
白だから汚れも目立ちそう・・・メンテナンスが大変だ。
エレベータの扉が開くと、そこはタワーの最上階。
外から見たときに気付いていたが、ここの塔、太くて低い・・・がっしりした作りだ。
なので 最上階の展望室も割と広い作りになっていた。
とりあえず、展望室にあるものをそれぞれチェックするとともに、東西南北の景色をチェック。

 ←タワーから北方面

こっちは埋め立て地の名残が見える。
中央に堺水道大橋も見えますね。

 ←タワーの西方面

埋め立て地入口付近のお店の他、先ほどベタ踏み坂である江島大橋も見えますね。
駐車場には私の車もあるけど・・・なんであんな遠くに停めたんだろう・・・?

 ←タワーの南方面

弓ヶ浜もバッチリ・・・夏は海水浴客が多いのかな。

 ←タワーの東方面

海の向こうに見える大山。
早朝、あっちからわざわざ戻って来た。
ふむ、やっぱり、タワーが低い・・・なんか全体的に迫力に掛ける。
ちょっと小高い山から眺めたような景色なんだよな。

 ←うお?何だコレ??

タワーの一角には、2017年に境港に入国した客船が紹介されていた。
おお、結構な大型船が入港しているんだね。
お!?飛鳥Uっていうのは、日本が作った3か月で地球を一周している旅客船ではないか。
こんなのもここに泊まってるんだ。
スゲーな・・・世界規模の客船じゃないか。
そんなのが毎年停泊してるんだ・・・。
それにしては、長崎と比べて国際色が若干薄い気がするが・・・。
さて、一通り景色を楽しんだので、帰るか・・・。
ん?待て、ちゃんと隅々まで見て歩いたか?
何か忘れているような気がするが・・・。

 ←あ!?これ忘れてた!

フロアの中央に、タワー協会の記念スタンプを発見。
おおう、外の景色ばかりチェックして、肝心のフロアの中央を見ていなかったよ。
ってことで、もはや期限切れになっているが、タワー協会のスタンプ帳にスタンプを押す。
ここが日本一低いタワーか・・・確かに低い。
たぶん江島大橋と同じくらいの高さしかないよね。
今度こそ一通り見終わったので、エレベータで下に戻る。
そういえば、スタート地点の1Fの他に、2Fにも行けるようになってたな。
2Fって何があるんだろう?
行ってみよう。
とっとと次の場所を目指したいが、2Fも気になるのでざっくり見て回るか。
エレベータで2Fへ移動。
扉の先に出てきたのは・・・廊下?
ん、広いフロアになっているのかと思ったら、フロアとエレベータが廊下で仕切られていた。
なんでこんな構造?まあ、良いか。
扉を開けて中へ。
そこには・・・アジアのいろんな国の民族衣装や日常生活が展示してあった。
なんだコレ?タワーと何か関係があるのだろうか・・・??
まぁ、一つ一つざっくり見ていこう。

 ←これはモンゴルのあれですね

アジア圏の日常生活に関連したものがあるな・・・と思ってたら、モンゴルの遊牧民さんたちが生活してるドーム状の家が展示されてた。
あ、これ、名前忘れたけど、小豆島のコンビニの横でも小さいやつが10万円くらいで売られてた。
中に入って中も見られるみたい。
入ってみると、中は広い。
思いのほか壁が薄い分、中が広いんだよね。
入口こそ屈まないと入れないが、中に入ると普通に直立できる。
現地の遊牧民さんは、この中で普通に電気やネットも使えている。
発電機も一緒に持ち歩いているのかな・・・?一体どういう仕組みになっているのか。
他にも中国の住宅の模型もあった。
あ、これ、古い中国映画とかでよく見る間取りだ。
なるほど、こうなってんのか。

 ←ピンボケすまん

正面に門、召使の部屋があって、最初の棟は客間、その奥が日常生活の棟で、一番奥に子供棟、奥さん棟、ご主人棟がそれぞれある。
特徴的なのは、一つの建物に部屋が一つしかないので、敷地内にそれぞれの建物が立てられ、それぞれを屋根の付いた廊下で繋がっているということか。
正面入り口から客間棟までの間に、大きな広場がある。
ここでカンフーの修行とかをやってるんでしょうね。
召使の部屋があるということは、ある程度地位のある人の御屋敷に違いない。
確かに、昔のカンフー映画や霊幻道士、鉄拳チンミで見た住宅事情はこんな感じだ。
他に印象に残っているのは、中国や韓国、モンゴルなどの民族衣装を試着して撮影できるのが印象的。
韓国や中国は見たことあるが、モンゴル、台湾、ミャンマー、ベトナムなどは初めて。
もちろんだが、男性用と女性用の二つがある。
いろんな衣装があるね。
一通り見終えたが、結局何だったのか・・・ってか、これって見て良いものだったのだろうか?
まぁ金を払って入った先にあったんだから、見ても良かったのかな。
階段が見つけられなかたのでエレベータで1Fに戻る。
さあ次へ・・・あ、一応お土産物売り場で記念品ないか探そう。
お土産が綺麗に陳列されたまぁまぁ大きい売店を、ざっくり見て回る。
水木しげロードで見かけた定番お土産もあるが、見たことないものもいくつもありますね。
見てたら欲しくなってきたけど、特に使い道がないので我慢。
レジ横とかにキーホルダーとかステッカーとかありそうだけど・・・特に記念になりそうなものなし。
絵葉書はあるんだけどな。
タワーを象徴するお菓子はあるんだけど、記念品とかグッズはない・・・。
ないものは買えないので諦めよう。
売店以外の場所もサラッと見たが、休憩所や小さいフードコーナーしかない。
ふむ、ここでの観光もここまでか。
では、本当に次の目的地に向かって出発しますか。

● 順路に戻る

堺みなとタワーを出発すると、国道431号に合流し、昨日と同じように道をまっすぐ進み国道9号に合流。
昨日と違うのは、国道9号に合流する信号交差点を直進し、高速道路入口のすぐ手前にある国道9号のバイパスへ入る。

 ←右に見えるのは大山でございます

その道を30分も走れば、本日のスタート地点だった道の駅大山恵の里だ。
ああ、そういえば、この道の駅、記念切符売ってたっけ。
ついでだからGETしよう。

 ←かくして、ふりだしに戻る

名和ICでバイパスを降りると、すぐ横に本日の出発地点の道の駅が。
見物とかはしないので、中に入り、レジ横で記念切符を見つけるとすぐにGET。
そして、すぐに出発。
朝立ち寄ったあと二つの道の駅も記念切符が売られているので、順路は気にせず最短の道を通って、琴の裏、ポート赤崎の記念切符をそれぞれGETだ。
大栄東伯ICで国道9号に合流すれば、引き返し完了。
またこれから順路を突き進みます。
時刻は・・・12:00。
結局、ほぼ半日使ってしまった。
む・・・あと半日・・・鳥取の県境まで行けたとしても、カロ市は行けないかもしれないな。

● 青山剛昌ふるさと館

順路に復帰し、道を進むと、程なく次の道の駅発見。
次なる道の駅は、以前にも訪れた道の駅大栄だ。
コナンの銅像が立ってたけど、まだあるのかな?
時間的にもそこで昼食となるが、今は人が多すぎて食べれないかもしれない。

 ←車の割に人は多くない

 ←あの時と同じ銅像がお出迎え

駐車場は車でほぼほぼいっぱいなんだけど、道の駅は言うほど混雑はしていない。
いや、レストランはだいぶ待っているようだが。

 ←中にはコナンのイラストが

中に入りお土産やグッズをチェック。
ん?思ったよりコナングッズ置いてない・・・。
コナングッズはド定番なものが数えるほどしかないのと、壁にイラストが張られているだけ・・・。
外に銅像がある割には、コナンコナンしていないんだな。
ここでお土産は買うつもりないので、スタンプと記念切符をGETだ。
レストランは・・・だいぶ人待っている。
中の収容能力にもよるが、まだあと30分は掛かりそう。
朝からやり直し観光したところなので、ここから先はあまり時間を掛けたくない。
そもそも、昼食は牛骨ラーメンをいただく予定だ。
ここの牛骨ラーメンを扱っていないここのレストランはスルーな。
道の駅の建屋を出ると、子供を連れた家族数組が道の駅の建屋の横を通り抜けて道の駅の裏へ移動するのを見かけた。
ん?道の駅の裏側に何かあるのかな?
その家族についていく形で道の駅の裏に回ってみると・・・

 ←うぉ!ナニコレ!!

若い人たちが沢山いる観光地が。
ああ、ここが青山剛昌ふるさと館だ。
道の駅に沢山車が停まっていると思ったら、みんなここに来ているんだ。

 ←正面にはキッドがお出迎え

ああ、最寄りの由良の駅から歩いてここに来るまでがコナンロードと呼ばれていて、田園風景の向こうにポツンと見えるこの建屋が、現実離れした面白い景色となっているわけか。
私は車だから裏側からアクセスしちゃったってことですね。

 ←こちらはあがさ博士のワーゲン

 ←見た目はバッチリなんだけど

建物の正面の広場には、あがさ博士のワーゲンが展示されていた。
ナンバーは・・・北栄ナンバーだ(笑
西部警察のマシンRSみたいに、中も再現されているのかな・・・?
運転席を覗くと・・・普通の運転席だった。
いや、薄汚れて汚らしいか・・・。
ああ、マシンRSと違って、あがさ博士のワーゲンは、ごくごく普通の乗用車だったっけ(笑

 ←で、どうするよ、これ?

さて、問題は、ここまで来て入口の撮影をして帰るのか、中も見るのか・・・ということか。
本日はあまり時間がないのでスッ飛ばして行きたいところだが、今日行かなかったらまた当分いかないんだよな。
だが、知り合いにコナンファンの子いないし、 私自身もコナンも青山剛昌もあまり興味がない。
これといってメリットはないが・・・この記事を読む読者のためにも、どんな場所なのかはレポートしておくか。
というこで、入館料を払って入場。
入っていくお客さんは、殆どが小さい子供や子供ずれのお父さんだ。
俺だけ大人・・・まぁ、良いか。
中に入ると、青山剛昌さんの半生を紹介するコーナーがあり、そのあと青山さんの作品を時系列で紹介するコーナー。
青山さん、俺より10歳年上なんだ。
小学生のころの夢が漫画家・・・その辺は私とよく似ているかな。
高校くらいから絵の勉強を始めて、大学出てちょっとしたらサンデーで漫画家デビュー。
30過ぎてからコナンの連載開始・・・か。
小さいころの夢が漫画家であるということと、高校の頃漫画を勉強していたという共通点はあるようだ。
俺も、測量屋に就職せず漫画の勉強をしたら、漫画家になっていただろうか・・・。
あ〜、地元を離れたくなかったので、無理だな。
更に奥には、青山先生の書斎を模したコーナーに、コナンの原画等が展示してあった。
青山先生のコミックもここで立ち読みできるようだな。
その奥には、何かアート的なものが展示されてた。
見る角度を変えると違う絵が映し出されるトリックアートとか、蝶ネクタイ型変声器やエンジン付きスケボーを体験できるコーナーがある。
ま、その辺は私は後ろから見るだけにして、体験するのはちびっ子たちに譲りますか・・・。
2Fへ移動すると、青山先生の記念イラストや3Dマッピングの何かがあった。
ん?入場券の裏側かARになっていて、これをかざしたらTV画面に自分と青山先生のキャラクターが映し出されるのか。

 ←こういう仕組み

出現するキャラクターは、コナン、キッド、ヤイバと・・・あと誰かの5人くらしらしい。
私はどれだろう・・・コナン君だ。
キッドが良かった(笑
で、これが何?
あ、コナンやキッドと一緒に写真撮影ができるんだね。
・・・でもどうやって写真撮るの?
まぁ、良いか。
ふるさと館の中は以上で終わり。
1Fに戻り、一方通行の通路を抜けると、隣の売店だ。
こちらには、コナングッズやお土産などが沢山売られている。
コミックやDVDはもちろん売られているが、特別限定版ではない限り、ここまで来てこれらは買わないだろう。
ざっと見て歩くと、クリアファイルやボールペン、マグカップといった定番のもの以外に、Tシャツやタオル、ノート、蝶ネクタイ、人形、ぬいぐるみ、靴下、スリッパ等、 他愛ないものまで、いろんなものがある。
折角だから何か買うか・・・。
お菓子はいらないし、筆記用具系ももはや不要。
買って邪魔にならないのは、クリアファイル、キーホルダーかステッカーかな。
ということで、他愛のないものを記念に購入。
何買ったか忘れてしまったが、レジには長い行列が出来てて、これを買うためにこの列に並ぶのか・・・と思った記憶がある。
何買ったんだっけ・・・本当に忘れた。
観光と買い物が終れば出発。
の前に、道の駅のレストランを確認。
時刻は13:30になったが、客足は衰えていない。
まぁ、この後倉吉で牛骨ラーメン食べるから良いか。
車に戻り出発。
一旦国道に出たが、そういえば、ここから由良の駅までコナンロードといのが続いていた。
本来は歩いて行き来するのが良いのだろうけど、私は面倒なので車で往復してしまおう。

 ←まずはふるさと館を出発

ふるさと館を出発した直後は、しばらくは田園風景が続く。
コナンロードと言うからには、水木しげるロードみたいに銅像か何かが歩道に立っている思ってたんだが、今のところ何もないな。

 ←うむ、喉かな田園風景だ。

特に見どころがないまま、橋までやって来た。
さすがに橋の欄干には、小さなコナン像がありますね。

 ←橋渡って駅前へ

橋を渡て駅前まで行くと、本格的な市街地。
(とはいえ、びっくりするくらいの田舎だが)
別に何もなかったな・・・Uターンして来た道を引き返す。
来た道を戻る途中、橋を渡ったところ(橋の北側)に、米花商店街があることに気付いた。
喫茶ポアロやパン屋がありますね。
新一と蘭の銅像が立ってる。
何か買い物する?
しないのでスルーだ。
更に進むと、途中にあったバス停に、毛利小五郎がうなだれている銅像があった。
旅行のガイド本にも乗っているが、あれは催眠銃で眠らされている毛利小五郎らしい。
元居たふるさと館にたどり着けば、コナンロードのドライブも終了。
ふむ、大したことはなかった。
これでやり残したことはないかな。
次行こう。

● 昼食は牛骨ラーメン

順路である国道9号を走ると、程なく次の道の駅に到着。
早っ!
と思ったら、地図で見ても10分くらいしか離れていない。
道の駅って、こんなにたくさん居る??

 ←うむ、道の駅・・・ではあるかな

道の駅北条公園だ。
道の駅特有の大きな建物や休憩所・・・はなく、市場を兼ねた小さな建物と、テントの売店だけ。
駐車場はやたらと広いけど・・・これは近くにあるキャンプ場のお客を考慮してのことだろう。
こんなところにお土産売っているのか・・・・?
市場をざっくり見て歩いたが、やっぱり野菜や果物ばっかりだ。
道の駅のスタンプも端の方に追いやられていたが、何とかGET。
ストラップなんか売っているわけがないし、記念切符もない。
なので、さっさと出発。
天神川を渡れば国道179号の終点の交差点に到着。
この交差点、順路は左折し引き続き国道9号、まっすぐ行くと国道9号バイパス。
道の駅はわいもこの先。
交差点を右折すると、これから行く国道179号だ。
この国道179号を進めば、倉吉市街地を通過し、岡山県の鏡野町、津山、勝央町へと続く。
仕事で勝央町へは良くいくけど、あの道がここまで来てるんだ。
そういえば、さっき道の駅北条公園を訪れたが、そのすぐ隣に国道313号が合流していた。
あの道も、広島県福山市から始まり、岡山県井原市、高梁、有漢町を経由してそこまで来ている。
こちらも仕事で何度か通っているが、終点はここまで来てたんだ。
つい2〜3日前まで山口に居たのに、もうここまで帰って来たんだ・・・。
さて、国道179号方面へ曲がり、道を進む。
と同時に、スマホで牛骨ラーメンのお店を検索。
倉吉市の市街地に行くまでもなく、いくつか候補が出てきたので、一番行きやすそうなお店へ。
スマホの地図をもとに訪れたが・・・14:00で閉店!
ガッカリ・・・別の店へ行こう。
そういえば、国道沿いの反対車線にラーメン屋があった。
あそこも候補の一つ・・・牛骨ラーメンなら特にこだわりないので、そこで良いや。
ってことで、イライラしながらさっさと行く。

 ←到着

隣が天ぷら海鮮のお店だし、その隣はかっぱ寿司。
向こうには焼肉牛角が見えますが、私は目的のラーメン屋へ。
中に入ると・・・まぁ、普通のラーメンレストランだ。
すでにお昼の時間は過ぎているので客足は少ない。
だが、私はテーブル席には行かず、あえてカウンター席に座る。
創業祭で何か特別なラーメンとかあったけど、私はとにかく牛骨ラーメンが味わいたいで、オーソドックスに牛骨ラーメンとチャーハンのセットを注文だ。

 ←旅行最後のごはんです。

牛骨ラーメンと石焼炒飯のセット。
炒飯がなぜ石焼でなければならないのかは置いといて、まずはラーメン。
スープを飲むと・・・む、さっぱりしているけど濃い感じ。
牛骨とは言うけど、実際は醤油で味付けしてるんだ・・・でも、テールスープの感じもあって良い。
さっぱりして食べやすい・・・ただ、個人的に中毒性をあまり感じないので、また来たい・・・という気持ちにはならないかな。
チャーシューはバラ肉のようなもの・・・もしかしたら、チャーシューも豚じゃなく牛なのかも。
美味しかった。
ところで炒飯だが、石焼にすることによって、炒飯に焦げ目が出来て、炒飯の味の他、歯ごたえや風味を楽しむことが出来る。
こちらも美味しかった。
ま、個人的には豚骨が好みですけど・・・。
さて、ごはんが終わればラストスパート。
ここから道の駅を訪問しながら、一気に県境まで移動することになる。
カロ市や鳥取砂丘といった名所もあるけど、それは県境へ行ってからの話だな。

● 最後の道の駅巡り

さて、昼食を終えて、順路に戻る途中に寄る所が。
来た道を戻り、国道9号の交差点に戻ると、交差点を右折して国道9号バイパスへ。
新しくできた快走路を少し走ると、前方に道の駅の看板が見えてきた。
道の駅はわいだ。
こっちの道に出来ているということは、この道がないときに来た前回はこの道の駅には訪れていないはずだ。
どんなところなのか興味はあるが、本日中に兵庫県の県境まで行きたいので、細かい観光はスルーな。
走行車線から取り付け道に入り、交差点を曲がって高架で反対車線側に渡る。
ああ、この道の駅、上り線も下り線も、道路南側の同じ建屋にアクセスするんですね。
ということは、ここでUターンして戻れるはずだ。
時間短縮になって良い。
広い駐車場の一角に車を止めて中へ。
入口近くの広場で道の駅のスタンプを見つけて、レジ横で記念切符もGETしたら、足早に出発だ。
う、しまった、写真取るの忘れた・・・OTL。
狙い通り、来た道を戻ると、先ほどの交差点に到着。
順路である国道9号に戻り、海の見える海岸道を走る。
大半の車は先ほどの9号バイパスを走るので、こっちも車がいなくて喉かなものだ。

 ←海が綺麗だな

程良くクネった岩壁沿いにある国道をスイスイ入っていくと、国道9号バイパスが合流。
また交通量が多くなった・・・。
時間を気にしながら走ると、右手に道の駅を発見。
ここは・・・前の旅行でキャンプした道の駅神話の里白うさぎだ。
・・・駐車場付近は俺の記憶通りだが、建屋は何か違う感じ。
ストラップと記念切符をGETするため、車を置いて中に入る。
駐車場では交通警備員が数人出て、交通整理をしている。
・・・車置くとこないくらいいっぱいじゃないか・・・大人気だな。
交通整理員の言われるがまま、どっか開いたスペースに車を駐車。
・・・ここって、バスとか大型車が止まるところ・・・良いのか、こんなところに止めて?
まぁ、交通整理員がそこに止めろと言ったんだから良いか。
建物の中に入ると広い。
こんなだったかな・・・・??
ああ、前来たときは、ここでキャンプした直後だったから、まだ開いてなかったんだ(笑
だから、一度来たことはあるけど中に入るのは初めてだ。
フロアはいくつかのブロックに分かれており、そのほとんどはお土産売り場。
豊富なグッズにお菓子、工芸品、つくだ煮や漬物など。
建物内につくだ煮の売店テントまであるんだから、どんだけつくだ煮推しなんだ。
スタンプは目立つところにあったので、すぐにGETできた。
記念切符はレジにあるはず・・・あるね。
ということで、ちょっと混雑しているレジに並んで、記念切符だけをGETだ。
入口近くのつくだ煮のテントで、つくだ煮の試食をいただいた。
美味しいね。
見ていると一つ欲しくなったので、試食を食べてしまったことだし、一つ買っておこう。

 ←話は変わるが、郵便ポストもウサギ仕様

さて、買い物も終わると出発。
本日立ち寄る道の駅もあと一つ。
カロ市や鳥取砂丘など見どころはまだまだありますが、それらは一旦スルーして、最後の道の駅へまっしぐらだ。
国道9号をとにかくまっすぐ走る。
鳥取空港の横を走り、国道29号の交差点を直進しカロ市やイオンをスルー。
自宅へと続く国道53号の交差点もスルーすると、見えてくるのは鳥取砂丘だが、ここもスルー。
時刻は夕方だが、駐車場待ちの列は今もあるのだろうか・・・?
さすがにこの時間まで並んでたらヤバいかな。
鳥取砂丘を通過すると、何か道の様子が変わった。
交通整理員が居るICらしきところを通過すると、そこは以前通た道ではなくバイパス道。
おっと、間違えてバイパスに入ってしまった。
この道、以前はなかったのでノーマークだったし、勝手にバイパスに入ってしまうなんて反則だぜ。
ってか、ここって、2000年になってすぐ当社で測量した場所だ!
こんな道が出来たんだ。
バイパスはUターンできないので、次のICでバイパスを降りて、Uターンして来た道を戻る。
最初のICっぽいところまで戻り、下道に降りたら、今度こそ国道9号の順路を走る。
何か、交通整理員が何人かいるみたいだけど、この人たち何?
あ、鳥取砂丘の交通整理員だ!
この人たち、連休なのに大変だ。
国道9号順路を京都方面に進んで、国道178号へ分岐する歪な交差点も直進すると、やっと道の駅に到着。
時刻は?
17:00ギリギリだが、道の駅は開いている様子。
中に入ってしまえ!

 ←割と新しい道の駅

道の駅きなんせ岩美です。
手持ちのツーリングマップルに載っていないということは、ここ10年以内に新たにできた道の駅ということになる。
何故その存在をしていたか・・・道の駅のスタンプ帳やグーグルマップに出てくるからである。
本日最後に訪問できる道の駅はここが最後。
買い物はするつもりはないけど、ゆっくりできるかな。
建屋には休憩所、お土産物売り場の他にコンビニも入っている。
道の駅に24時間のコンビニがあると心強いが、その分賑やかになるから、車中泊には向いてないかな。
中に入ると、まずは大きな松葉ガニの置物がお出迎え。

 ←おおう、スゲーな

松葉ガニ漁獲量日本一なんだ・・・だからカロ市や鳥取ってカニで有名なんだね。
・・・まぁ、京都や福井の方がカニのお店は豊富だった気がするが、中国地方でカニが取れるのはここだけだからな。
松葉ガニの模型を通過すると、まずはレスト街。
いくつか食事処がありますが、私はそこはスルー。
そのスペースの奥にはお土産物売り場・・・商品のラインナップは特に変わったものなし。
ふむ、カニのコロッケとかカニグラタン等、カニの加工冷凍食品が、ここで売られている変わり種かな。
今日家に帰るわけだから買っても良いけど・・・もう十分すぎるほど買っているから良いか。
スタンプはすぐ目につくところにあったのでGET。
記念切符もレジ横のあったのでGETだ。
さて、本日、いや、今回の道の駅巡りは終了。
後は県境写真撮って鳥取市街地へ戻って終わりだな。
ただ、本日中に家に戻るのなら、後一ヵ所立ち寄るのが限度。
カロ市は無理っぽい。
カニ買って帰りたかったけどな。

● 例のあれ

道の駅を出発すると、やってきた道を戻り国道9号に合流。
さっきも通ったけど、歪な交差点を曲がり、順路である国道178号へ。
後はこの道をまっすぐ行けば、前回の旅行でも訪れた鳥取県と兵庫県の県境だ。
前撮ったかもしれないから要らないといえば要らないが、取ってないかもしれないので一応準備しておくか。
田舎道の集落の中を通る国道を県境目指して走ると、道路はバイパスっぽい道になり、そのままトンネルへ。
ああ、トンネルの向こうに県境看板があるんだね・・・。
カメラを構えて、前と後ろにクルマがいないことを確認し、スローダウンしてトンネルを脱出。
看板は・・・ないっすね。
県境の表示がないかとしばらく注意して走るが、全くなし。
そのうちバイパス道が終わって、昔の旧道の合流。
そこにも看板はなし・・・もうこの先ないわ。
車をUターンさせて、来た道を戻り、鳥取県側の看板の撮影を目指す。

 ←これが県境トンネルの入り口

トンネルの入り口には・・・看板ないっすね。
トンネル内に入り、トンネル内を注視していると、電光式看板の県境表示を発見。
あれか?あれなのか?
撮影したい気もするが、さすがにトンネル内での撮影は難しい。
スピードを落とせば取れるだろうが、他の通行車両がないという厳しい条件付き。
・・・これは断念するしかないか。
トンネルを出ると・・・やはり看板はなかった。
まぁ、この手の高規格道路って、自治体の看板が設置されていることあまりないから、ないかな?とは思ってたけど、やっぱりなくて残念だ。
時刻は18:00・・・よし、鳥取砂丘行こう!

● 鳥取砂丘

その後も国道178号を走ると、さっき曲がった歪な交差点。
国道9号へ合流し、鳥取方面へ走るが、すぐに鳥取砂丘へと続く落橋畑へ分岐。
あれ?交差点に交通整理員いてもおかしくないが、居ない。
あ、もう18:00だから、勤務時間終わったんだ・・・。
懐かしい落橋畑を進むと、鳥取砂丘のいいとこに到着。
全然車込んでない・・・いや、昼間は有料の駐車場も、この時間は無料開放になっている。
そのためか、駐車場には多くの車がいまだに止っている・・・こいつら、みんな車中泊なのかな?
いくつか開いている場所はあったので、そこへ車を止める。
ん?何か、みんな海の方を眺めているが・・・あっ!

 ←これは、夕日ってやつですね

鳥取砂丘から見える夕日・・・なるほど、これを見るためにみんなここに来てるんだ。
カメラに三脚付けて写真を狙う熱心な人もいるね。
そのために、車を夕日が目る側に後ろ向きに停めて、リアゲートを開けてベンチ代わりにしている。
熱心だな。
他にも、鳥取砂丘の丘にも、夕日を眺める団体が。
旅行最終日を夕日で締めくくりか・・・悪くない。
私も一団に交じるか。
と思ったが、夕陽が水平線の向こうに沈むにはまだ時間がありそう。
ちょっと買い物行ってこようかな。

 ←鳥取砂丘の観光建屋

お土産物売り場はまだ開いている。
もう18:00過ぎてんのに、いつまで開いてるんだ??
19:00閉店を仮定すると、あと少ししかない。
あまり時間はないので、中をフラッと歩いて、商品のラインナップを確認。
ふむ、以前訪れているはずなのに、見たことないお土産ばかりだ。
前来たとき、ちくわなんて売ってたっけ・・・鳥取と言えば梨しか印象が無くて、梨のお土産が多かった気がするけど、ちくわも面白い。
作りたてのちくわがいくらか余っているようだ・・・あれ美味しそう。
とうことで、誘惑に負けて一つ購入。

 ←本物の味らしいよ

購入して外に出ると、夕日がいい感じだ!
先ほど買ったちくわをパクつきながら、開いた場所へ行き、カメラを準備。
私は写真へのこだわりはないので、場所はどこでも良い。

 ←ふむ、ちょっと遅かったか?

デジカメ、携帯、スマホでそれぞれ撮影。
あぁぁぁ、太陽が沈んでいく・・・。
今日という日が終わると同時の、この旅行も終わったな・・・。
今回の旅行、半分以上は以前訪れたところの再訪問だったから、出発するまではいまいちテンションが上がらなかったけど、ふたを開けてみると10年以上で変化したところを見たり感じたりすることが出来、大変充実したものだった。
特に宮島や石見銀山は初めて行くところだったから、良かったな。
カロ市とか殿ダムとか他にも行きたいところがあったけど、もう面倒だからいいや。
今から家に帰ると、本日中に帰れそう。
よし、夕日も見たことだし、旅行はこれで終了。
自宅へ向けて出発だ。

● そして帰宅

中国地方の旅行が終わったとはいえど、それは各地の周遊が終わっただけで、家に戻るまでは真の終了とは言えない。
ということで、帰りも安全運転で帰ります。
まずは国道9号を米子方面に向かい、道の狭い国道53号はスルーし、道の広い国道29号から自宅へ向かう。
国道29号から鳥取自動車道へ・・・ここから先は一本道、もう地図は必要ない。
道路の外側に、並走する国道53号や道の駅を眺めながらしばらく走る。
前を入る車も私と同じナンバー・・・前の車もきっと旅行の帰りなんだろうな。
道路は平野から山岳地へと変わった頃、流れが徐々に悪くなる。
これは・・・渋滞してる。
程なく、ほとんど動かなくなった?
これは・・・事故か?
グーグルマップで調べると・・・先はまだまだ長い・・・あ、近くのPAで国道53号に降りれるじゃないか。
よし、下道で帰ろう。
目的のPAまで行くと、PAに入り下道へ降りる。
前の車も、後ろの車も同じようについて来た。
国道53号に降りれば、20年ほど前、鳥取で測量業務をしていたころ、毎週通っていた道だ。
暗いとはいえ、そこは昔とあまり変化のない田舎の幹線道路。
看板に従い走っていると、特に舞うよ来なく県境の黒尾峠に到着。
トンネルを抜け坂道を降りると、仕事で時々訪れる奈義町。
あとは馴染みの道なので、知りえる最短の道を通り、自宅へ帰宅。
家に着いたのは22:00・・・やはり鳥取から3時間かかった。
ともあれ、今回も無事に終了。
お疲れ様でした。

● データセクション

総走行距離:2763km
 日 数  :8日間
給油回数 :たぶん4回
 


 


 

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