■ 4月28日(土曜日)

さて、本日は毎年恒例のドライブ旅行の出発日。
出発を今朝にするか昨日夜にするか迷ったが、今朝慌てて観光する場所がないなら今日出発でも良いか・・・ってことで、本日の出発になりました。
旅行も慣れたもので、一昨日夜にざっくり準備をして、昨日夜に荷物の見直しと、カメラ等の電子機器の準備。
そして本日は充電器を含めた荷物の積み込みや布団などの準備だ。
初めて四国や和歌山方面に旅行に行くときは不安も抱えてドキドキしたものだが、10回も超えると慣れたもの。
荷物を手早く載せると、さっそく出発だ。

● でもまだ準備

家を出てからまず最初にするのはスタート地点に行くことだが、その前にひと仕事。
まずはガソリンスタントでガソリンを給油。
先週入れたばっかりであんまり減ってないけど、満タン状態から始めてないと正しいデータが取れないからね。
ついでに会社の駐車場で簡単に洗車をすると、行先や距離を記録するための手帳と、カメラの電池がないので、それらをコンビニで購入。
私のデジカメは電池の蓋を北海道旅行で破損させて挙動が不安定なので、今回は親父のカメラを借りてきた。
幸い、親父のカメラも単三電池で動くので、電池さえあれば問題ない。
ただ、カメラの内部電池が切れてて、電源をONにするたびに時刻を聞かれる。
これを解消するには、内部電池のボタン電池を交換するしかない・・・が、どうやらこれはコンビニに売っていないようだ。
電気屋に行く必要があるが・・・ヤマダやK'sが道中に都合よくあるだろうか・・・?
後は、携帯をナビモードにするために、電池を古い消耗しきったものに交換。
この携帯を車の見やすい場所に固定したいのだが・・・去年の旅行で固定に使っていたルームミラーの左側のスペースは、今はドライブレコーダーがついているので使えない。
電気屋で買った粘着ジェル式のスマホスタンド、俺のFitじゃガラス以外で平面な場所がなくて着くところないんだよな・・・どこかいい場所ないかな?
会社の車ではスピードメーターの上の屋根のようなところに着いたから、この車もつくかも・・・ そんなことを考えていると、スタート地点の国道に到着。
国道2号線と国道30号線が交差する青江の交差点が今回のスタート地点だ。

 ←今回はここがスタート

中国四方一周の旅、スタート〜〜〜!
とはいえ、地元の国道は仕事でほぼほぼ通ってるので、さくっと進めます。

● まずは岡山県内

仕事で良く通っていた国道30号を南下。
つい2〜3日前もこの道を通たのは秘密だ。
しばらく直線路が続くので、携帯を固定するスタンドを付けるか・・・と思ったけど、危ないので信号待ちの時にやらないとな。
玉野までやってくると、道の駅深山公園があるが、ここのスタンプや記念切符も先日GET済み。
それにまだ早朝で開いてないのでここはスルーだ。
玉野で国道430号に分岐し、児島方面へ向かう。
一昨日仕事で訪れた際、このあたりに住む地権者に会うことができずに帰ったが、今の時間ならいるに違いない。
もちろん、今は早朝なうえに私服なので立ち寄らないが。
国道430号を進み、懐かしの日比港、友人が勤めていた渋川を超え、瀬戸大橋の見える王子ヶ岳へ。
順調に進めば、来年は四国一周の旅。
あの瀬戸大橋を渡り、再び四国を一周するわけだが、どういう道順を通ろうか。
以前は愛媛方面から左回りをしたから、次は右回りをしようかな。
となると、初日はうどん屋巡りか・・・。
砂の上に描かれた銭の絵も見に来たいな。
ま、来年の旅行の予定は来年考えることにして、今はこれから始まる旅行のことを考えよう。
児島の町には、つい昨日立ち寄った地権者の家がある。
昨日はお留守だったので手紙をポスティングしたが、今の時間ならだれかいるんじゃね?
地権者の家は国道に面した場所なので、走りながら駐車場の様子を見ることが出来る。
駐車場は・・・あ、車がある!
昨日は車がなかったけど、今車があるってことは、だれかいますね。
なら、昨日投函した手紙は読んでくれているはずだ。
この仕事、連休明けに何か進展ありそう。
児島を通過すると、次は水島。
霞橋を渡ると玉島、そして国道2号に合流。
国道2号は、2号線本線と玉島笠岡道路の二つに分かれているが、終点まで繋がっていない玉島笠岡道路は入らず、2号線本線を進む。
笠岡方面にはたまにしか行かなくなったので、浅口や笠岡は久しぶりだ。
特に変わったこともなく、笠岡を通過して、いよいよ県境だ。

 ←ここだけは何度もくぐっている県境。

岡山県から広島県へ。
さすがに仕事で何度かくぐっているし、写真も何度か取っているので、特に感動はない。
ついでに、反対側の撮影も今回は割愛した。
さて、福山にやってきたわけだが、今日やることは道の駅巡りをしながら広島まで進むことなので、まずは近くの道の駅へ向かおう。

● 道の駅巡り

さて、県境をくぐり、信号待ちしている間に携帯スタントの取り付けに成功。
携帯の重さに負けて落下する様子はない・・・これは行けるんじゃないか?

 ←良い子はマネしちゃダメ。

おお、視界を邪魔しなくて、あまり視線を動かさずに地図を見ることができる。
ナイス!ここ最強!
ちょっとスピードメーターが見にくいから、後で少し左側に移動させないとな。
タコメーターが見えなくなるけど、この車なら問題ない。
さて、この旅行、最初に立ち寄る道の駅は、道の駅アリストぬまくまだ。
2号線を外れて少し海の方に行ったところになる。
道の駅から帰ってくるまで往復1時間・・・といったところか?
途中道に迷わないように、なるべく地図に載っている大きい道を通って、目的地へ向かう。

 ←ってことで、到着

携帯地図で居場所を確認しながら地図で行先を確認できるので、道に迷うことなく目的地に到着。
みろくの里のすぐ裏側だったのか。
みろくの里って、昔よく耳にしたけど、まだあるんだ。
行ったことないから、どんなところなのかよくわからない。
もちろん、これから行こうとは思わないが。
さて、道の駅の売店を散策・・・スタンプはすぐに見つけたので、スタンプをGET。
この旅行、中国地方の海沿いを一周するので、単純にこの旅行で海沿いの道の駅のほとんどのスタンプをGETできるはずだ。
この旅行で訪れた場所って、当分いかないから、 海沿いの、かつ遠くの道の駅のスタンプはなるべくGETしたい。
スタンプ帳の有効期限もないみたいなので、何年も時間を使うと、いつかはコンプリートできるかな。
記念切符は・・・ないな。
そもそもお土産っぽいものもない。
別の建物だろうか?
外にはレストランっぽい建物もある。
さっきいた建物は休憩所っぽくてお金を使う場所がなかったから、財布を出しそうなのはあのレストランだな。
行ってみて恐る恐る入ると、レストランという名の喫茶店だった。
入口には地元の特産品と思われる工芸品がいくつか置いてる。
レジカウンターの下に記念切符のポスターがあるかあら、ここに置いているはずだ。
店員に聞くと、記念切符発見、そしてGETだ。
そういえば、前の旅行で、FKDが記念切符売っている道の駅をネットで検索できると行っていた。
効率よく進みたいので、利用してみるかね。
買い物が終ると来た道を戻り、2号線を尾道方面へ。
尾道についたら昼食の尾道ラーメンだな。

● 向島

国道2号を進むと、尾道バイパスへの入り口が出現。
バイパス道はスルーして本線へ行くのが定番だが、ネット地図や本によると、ここはバイパスで正解のようだ。
んん?本線繋がっているなら、バイパスなんて名は付いてないはずだが・・・。
どうやら道の途中でバイパスを降りて本線に合流できるようだ。
変わった道順だな・・・と思い、ネット地図を注視して走っていたが・・・それらしい分岐をスルーして直進してしまった。
いかん!バイパスはなかなかUターンできないぞ・・・。
その予感のとおり、しばらくUターンできないままバイパス道を直進。
トンネルを抜けた先の降り道でバイパスを降りて、信号交差点をUターン気味に曲がって、再びバイパスに上がり来た道を戻る。
言うほど進まないうちに降り道があったので、今度こそ間違いなく降り道を降りた。
これで順路に復帰!
・・・と思いきや、順路となる本線とは反対方向への一方通行。
あれ?右に曲がらないといけないのに、左にしか行けれない・・・。
とりあえず看板通りに走り、しばらく進んだ先にあったコンビニで道順を確認。
先ほどのバイパス、広島方面から大阪方面に進む場合、降り道を降りても2号線本線を広島方面へ合流することができず、一般道を走って2号線に復帰することになる。
大阪から広島方面に向かう場合は、そもそも降り道がないため、2号線本線に合流できない。
何だコレ?どうなってやがる・・・姫路や加古川の一方通行の2号線を見ているようだぜ。
少なくとも、下り車線でバイパス道から2号線に合流する手段はないので、私が行ったUターン作戦は正解のようだ。
ただ、これは正しいルートと言えるのか・・・?
ま、ルールではUターンは禁止ではないし、国道を外回りするにはそれしか方法がないか。
ってわけで、気を取り直して車をUターンさせて、順路の2号線へ向かう。
順路の2号線に戻ってからは順調に進み、松永の町を通過すると尾道。
だがその手前には向島に行くための橋が架かっている。
広島県のコロプラスタンプを制覇するためには、因島で位置登録をしてスタンプをGETする必要がある。
因島には用はないけど、行くだけ行ってみないと。
尾道バイパスや山陽道からしまなみ海道を通っていくのがメジャーな行き方だが、どうやら国道2号から一般道を通っていくことも可能なようなので、今回はそのルートで。
向島の見える海沿い道から信号を曲がって向島へ向かう橋へ。
この橋、昔は有料だった気がするが、確か県が管理する有料道路はすべて無料化になった時期があって、その時たぶんここも無料になってるんだよね。
行ってみると案の定、普通に通れた。

 ←向島へ行っちゃいま〜す

しまなみ海道の横に国道317号の橋がかかっていたのか・・・いままで気づかなかった。
橋を渡り終え島に上陸すると、反対車線では警察が検問をしている。
ああ、今治の刑務所を脱走した受刑者が、まだ向島に潜伏しているらしいんだったな。
でももう、それって一週間くらい前の話でしょ?
本土と向島ってたぶん200mくらいしか離れてないから、とっくに泳いで渡って本土に逃げてるんじゃないのかな。
盗んだ車を向島で乗り捨ててたのも、向島に潜伏していると見せかけるための偽装だと思うが。
まあいいか、とりあえずカージャックされないように、ドアロックかけとこう。
向島に着いたら、まずは国道317号を行けるところまで走る。
因島へ行くには、この先にあるICからしまなみ海道に乗らなければならない。
そこまでは、向島の景色を楽しもう。
パトカーの後ろをゆっくり走りながら、時折コンビニで休憩して進むと、しまなみ海道向島ICに到着。
ここからしまなみ海道へ行くわけだが・・・ちょっとまて。
わざわざ因島へ行かなくても、向島の因島寄りの海で位置登録したら、因島の基地局を捕まえられるんじゃね?
もし出来たら、因島へ行く費用と時間がショートカットできてファインプレーだ!
ってことで、ものは試しにやってみることにした。
国道を終点まで入り、突き当りの海を左折。
海沿い道を走ると、因島へ渡るしまなみ海道の橋梁の真下までやって来たので、位置登録を実行。
・・・やった!因島のスタンプGETだ!
狙い通りの結果に満足。
あとは来た道を戻るわけだが、Uターンは面倒なので、このまま島を一周して戻りますか。
・・・それにしても、この向島、島外周が自転車のロードコースになっているんだろうけど、おそらく島を一周しているであろう自転車ライダーが多い。
たぶん観光客だと思うのだが、こうも自転車乗りが多いと、警察の警備のし甲斐がないというものだ。
受刑者が潜伏している・・・という緊張感がなさすぎだな。
島の外周道路をぐるっと一周してきて、元の国道317号に戻ると、もとの順路に戻るためにもう一度橋を渡る。
来たときは検問待ちの渋滞が出来てたけど、帰りは昼が近いこともあってかあまり渋滞がなかった。
もちろん検問はきちんと受けた。
黒いスクリーンで見えにくくなった後部座席や、後ろのトランクを開けて目視で人が隠れていないか確認。
そういや、こういう検問って、前にもどこかで受けたことあるな・・・どこだっけ・・・忘れた?
当然問題なしなので検問を通過。
元来た橋を渡りループを通ると元の2号線に戻って来た。
向島はすぐそこ・・・やっぱり、受刑者は泳いで本土に渡ったんじゃないかな?
そのあと2号線を直進すると、仕事で何度か来たことがある尾道の町だ。
尾道と言えば千光寺が有名だが、ここを観光するつもりはないので、尾道ラーメンだけ食べてあとはスルーだな。
前もそうだったけど、尾道ラーメンの店、国道沿いには極端にすくなく、町を出るともうお店がなかった気がするので、見つけたらすぐに入らないと。

● やっぱり昼食難民

尾道の町は連休ということもあり、観光客と思われる若い人がちょと多い。

 ←尾道の街並みだ

そんな中車を走らせると、ラーメンの幟のあるお店を発見。
よし!あそこ行こう!・・・と思ったけど、駐車場がどこだかわからない・・・。
とりあえず店を素通りして駐車場探すも、駐車場がない。
そうこうしているうちに、尾道駅までたどり着き、結局町を通過。
・・・結局今回も尾道ラーメン食べられなかったか・・・。
Uターンしてラーメン屋探すのも面倒なので、このまま直進しよう。
三原の道の駅に行けば、食堂で尾道ラーメン食べれるかもしれない。
そのまま2号線を直進するわけだが、道路は因島が見える海沿い道で渋滞が始まった。
そういや、前仕事で三原に来た時も、尾道と三原間で渋滞してたな。
大した理由はなくて、ただ単に信号で渋滞が発生していたと思うんだけど、ここは相変わらずだな。
私は順路を進む必要があるため、近道の遠回りもできない。
このまま渋滞を進むしかない。
地図で今後の行先を確認しながら走ると、2号線がバイパスと思われる方向に曲がっている。
お!?ちょうど今、尾道〜三原間をバイパス工事していて、尾道三原の中間地点くらいから三原の町の向こう側まで2号線の新道が開通しているんだ。
今まであった三原の町を通る国道2号は、国道2号でなくなっているのか。
渋滞していた車はもちろん、2号線の方へ進むので、ここで渋滞解消だ。
だが、その国道2号に新たに道の駅が出来ているのを確認。
昼食を食べたいので、そこの道の駅に向かおう。
信号交差点で2号線の新道へ入り、山道の快適道を進んでいくと、道の駅に到着。
ふむ、高台の見晴らしの良いところに作ったね(笑

 ←今日は天気が良くて景色もよさそう

道の駅みはら神明の里だ。
さすがにこのあたりで仕事をした時から10年近くの時が経っているので、いろいろ変わっているな。
道の駅の建屋に入り、まずは食堂をチェック。
食堂はあるけど、尾道ラーメンが置いてない。
もうすでに、三原の郷土料理しか置いてない・・・なんてこった。
ほんのお隣の名産も食べさせないのか、この道の駅は・・・。
お土産コーナーを散策すると、広島カープグッズや地元の名産を置いてある。
もちおん、お土産用の尾道ラーメンをいくつか売っていたので、それをGETだ。
あとは、スタンプ、ストラップ、記念切符の三種の神器を購入して終了。
この旅行、最初に買ったお土産が、自分用の尾道ラーメンになってしまった・・・しかもまだ、何も始まってないのに・・・(笑
道の駅を出発すると、本来の順路に戻り、別の国道のになった旧2号を通って三原の町へ。
三原の町は大きな変化はないが、やはり電気屋に関しては大型チェーン店のお店が進出している。
カメラの電池の購入をすっかり忘れて電気屋はスルー。
確か以前、仕事で来たとき、三原でお店を探したが、パーミヤンしか見つけれなかったんだよな。
あの時そうだから、今回も期待できない。
お店に注視して走りも、やはり駐車場のある飲食店を見つけることができない。
三原市役所を通過すると、旧2号から竹原方面に分岐。
あ、アッチの旧2号にマクドナルドとかあるから、何か飲食店あったかも・・・まぁ、良いか。
道沿いにあるラーメン屋にでも入るか。
国道185号を走り竹原方面に向かいながらお店を探すが、急に過疎り始めてお店がない。
結局また海沿い道に出てきてしまった。
こりゃもう、お店ないよ。
Uターンして戻るのも時間勿体ないので、このまま進む。
どうせ今日の夕方に大和ミュージアムに行くんだ。
早く着くに越したことはない。

 ←竹原に向かってま〜す

三原〜竹原間の海沿い道をのんびりと走る。
工場や造船所のようなものを時折見つけることができるが、基本このあたりはカーブも少なく、平坦で見通しの良い道だ。
仕事のお客さんで、岡山から呉の実家まで自転車で帰るって人がいたけど、こういう道が続くなら案外行けちゃうのかな。
海を眺めながら時折小さな集落を通過して進んでいくと、竹原の町へ到着だ。
町自体はあまり大きくないが、ここにも道の駅がある。
何か良いものがあれば食事でもするか。

 ←こんな町中に道の駅があるのか

道の駅たけはらである。
これが、案外町の中心に近い場所に位置している。
ということは、この竹原の町もそれほど大きくないということか。
中に入り、食堂を探す。
レストランがあるけど、なんだか高級なイタリアンっぽいレストランなんだよな。
メニューを見ても、2000円以下のメニューがない。
こりゃだめだ。
お土産物売り場を物色すると、カキの何かしらやレモンの何かしらを発見。
そういえば、広島の呉や宮島の辺でもカキを養殖してたっけ。
カキは宮島で食べれると思うけど、何か買い物したいので、カキ飯の素でも買っておこう。
後は、三種の神器だが・・・スタンプとストラップはすぐに見つかった。
記念切符は・・・?
ネットで調べると、ここにもあるはずだが・・・?
レジの人に聞いたら、2Fの売店にあるようだ。
2F・・・!?
階段を上がり2Fへ来ると、そこのはまた別の売店。
地元竹原が舞台になったアニメのグッズを販売するコーナーや、地酒や地元の名産、工芸品を売るコーナーなど。
あ、こっちが道の駅の売店だ・・・とういことは、下はJAが営業するスーパーだったんだ。
買い物をするのはこっちが良かった。
気を取り直し、品物を物色したが、大したものはない。
クリアファイルやノート、シャーペン、マグカップなど、有意義に使えるグッズはあるが、竹原が舞台のアニメって言われても、聞いたことないタイトルだしな・・・。
結局、ここは記念切符だけを購入して終了だ。
帰りに、道の駅の建屋の外にあった、竹原バーガーを売る屋台へ。
食事ができないなら、おやつ程度だが竹原バーガー食べよう。

 ←画像暗くてスマン

竹原たけのこテリキヤキ牛コロッケバーガーだ。
タケノコのテリヤキと牛コロッケが入ったバーガーなわけね。
もう一つ、名前の長い別のバーガーがあったが、そっちはヘルシーっぽかったのでパスね。
硬めのパンズにタケノコとコロッケがマッチ・・・しているのか?
とりあえずコロッケの形が崩れて食べにくい。
牛感もないし・・・テリヤキの味でコロッケを食べている感じだ。
一つじゃ物足りないが、一つ買うの時間かかったので、我慢しよう。
さて、おやつな感じの食事も終わったので、睡魔に気を付けながら呉に向かうぜ。

● 野呂山

ここから先呉までは特に見どころはない。
景色を眺めながらのんびり走りますかね。
竹原の集落を抜けて、峠を越えて次の集落にやってくると、海の向こうに沢山のイカダが見えた。
あれは・・・カキの養殖場ですね。
日生や寄島で見たことあるけど、それらとは大きさが違う。
広い湾にイカダがたくさん並んでいる。
何だか綺麗だな。
このあたりの国道は、冬になるとカキ小屋もオープンするらしく、道沿いにはその名残があった。
さすがに今は旬をギリ外しているのでどこもやっていない。
いや、一軒だけやっているっぽいな。
観光シーズンだから、無理やり開いているのかな?
道路は海沿いを離れて再び山岳の峠道へ。
呉まではまだあと1時間程度・・・夕方までには余裕をもって到着できそうだが、地図を見ていて気になるポイントを発見。
すぐ近所に野呂山というスポットがあるのだが、その道中の道がすごく曲がりくねった峠道っぽい。
なんだか走りのスポットな予感。
時間もちょびっと余裕があるから行ってみよう。

 ←よ〜し、野呂山行くぜ。

曲がるべき信号をスルーしてしまったので、逆戻りして信号を入る。
山道に入って最初は集落の中を走るが、山を登るにつれてだんだん家が少なくなっていく。
野呂山の看板が出たあたりから、本格的な峠道だ。

 ←よっしゃ、いくぜ。

道路は追い越し禁止の片側一車線の道。
特にヘアピンコーナーなどはなく、手入れの行き届いた綺麗な道だ。
走りのスポットならよく見かけるハードなタイヤ痕やデコボコのガードレールのようなものはない。
地図で見ると曲がりくねっているように見えたが、小さく曲がるコーナーはあんまりなくて、大きく曲がるコーナーが多い。
道幅の変化もなく、決められた道を事務的にひたすら進むといった感じだ。
もっと小さいコーナーがたくさんあったらスピードの強弱やラインの自由度が増して面白いかもしれないが、こうもスピードの強弱が付かないと面白くない。
もっとスピード域を上げるとスピードの強弱や通せるラインも限られてきて、ラインを作る楽しさも増すのかもしれないが、この車じゃ無理。
ランエボやGT-Rクラスじゃなきゃ、走りにならんな。
途中にあった展望台は一旦スルーして頂上へ。
結局道路の様子は変わることなく、事務的に上まで上ってしまった。
頂上はローターリーになっていて、そこから登山口、キャンプ場、駐車場へと別れていた。
駐車場には地元の車と思われる自動車が一台とバイク乗りが数人。
バイクも、レースっぽい感じのバイクが多い。
ああ、確かのこのコース、車で攻めるよりもバイクで攻めたほうが面白いかもね。
駐車場でトイレを済ませる間にも、何台かの車が上がってきたが、止ることなく降りて行った。
やっぱ、走りのスポットか何かと勘違いしてきたのかな??
それにしては、軽四とかが多いが。
帰り道は下りになるため、コースの様相も変わるのだが、そこは安全運転で。
コーナーが中途半端に大きいので、ついついオーバースピードで突っ込んで行きそうで危険だ。
途中、上りでスルーしていた展望台も立ち寄る。

 ←おお、綺麗だな

麓である川尻港と向こうに見える島が丸見えだ。
綺麗だな。
下を見下ろせば、自分たちが上って来た道路も所々見ることができる。
看板にようると、目の前の島の向こうに四国の石槌山も見えるようだが・・・おお、そういえば、うっすら山の影のようなものが見えるね。
石槌山か・・・インテグラRに乗ってた時だから、かれこれ7年以上前のことだが、行ったな・・・。
標高も高くてさっきと同じように専用道路のようなところを上っていった。
ここからだとかなり距離が離れているはずだが・・・見えるということは今日は条件が良いということか。
一度行ったことがある人じゃないと、ここから石槌山が見えることがどんなにすごいことかわからないだろうな。
さて、あまりのんびりしていると、大和ミュージアムを観光する時間がなくなってしまう。
一息付けたところだし、出発しよう。

● 呉

上って来た山道を下り元の国道185号に戻ると呉方面へ。
集落を抜けて海の見える道に出ると、遠くに海を渡る橋を見つけた。
安芸灘大橋というらしい。
あの橋の先に何かるのかな?
地図をチェックしたけど、特に何もなさそう・・・スルーだな。
橋周辺はちょびっとだけリゾート感があったけど、それも一瞬の出来事で、橋を過ぎたらまたいつもの海沿い道。
その後内陸に入ると段々と市街地化してきた。
東広島から延びている国道375号と合流してからは車線も増えて、なお一層通行車両も増えて、渋滞も始まった。
いよいよ呉の市街地だな。
道路はトンネルへ・・・このトンネルを抜けた先は、市街地本番だ。
トンネルを抜けると道路は自然に左に曲がるはずだが、私が走っている車線はここで大丈夫だろうか?
これだけ渋滞していたら車線の変更やUターンも面倒臭い。
トンネルを抜けると思った通り市街地だ。
小さなコンクリート製建物が立ち並ぶ街並みだが、それも先へ進むと段々と建物が大きくなってきた。

 ←電柱が無いほどの市街地区だ

目的の大和ミュージアムはこの先の国道を31号方向に曲がればある。
あれ?そういえば、直進したら何があるんだ?
慌てて地図を調べたら、国道487号を直進すると江田島に行くらしい。
道の駅とか見どころは・・・なさそうなので、スルーしてよさそうだ。
国道31号の交差点が見えてきたので、車線に注視しながら走る。
そういえば、大和ミュージアムって、だいたいあの辺・・・って感じしか場所を把握していない。
どうやって行けばいいんだ?
再び慌ててスマホの地図を確認。
場所は・・・おお、あの辺か。
道路はああやってこうやって・・・ん?信号が青だ、行かなきゃ。
ひゃ〜、なんかこの辺の交差点曲がるんじゃなかったっけ・・・?でもなんか曲がれなくね?
よくわからん、とりあえず真っ直ぐ行って、どこか信号を曲がろう。
ってことで、一旦通り過ぎて、適当な信号を曲がって、赤信号の間にチェック。
ふむ、場所は分かった。
後は駐車場だが・・・まぁ、現地に行って探すか。
工場地帯のような場所をドキドキしながら進むと、工場地帯が終わった場所、ショッピング街のようなところに大きな潜水艦のオブジェや建物を発見。
大和ミュージアムは・・・あれだ!発見。
後は駐車場を見つけるだけだな。

● 大和ミュージアム

建物のすぐ横に専用パーキングと思われる駐車場があったが、こちらはすでにいっぱいだ。
駐車場の割に大きさが小さい・・・他に大きな駐車場があるんじゃないか?
更に進むと、大和ミュージアムの斜め前に駐車場を発見。
何となく隣のYUMEタウンの駐車場のような気がするが、隣の建物に大和ミュージアム専用駐車場って看板が出ているから、勘違いしたことにしよう。
駐車場は有料・・・だから、金を払えば止めても良いんだよね?
車を止めて準備をして、大和ミュージアムへ。
早速中へ・・・いやいや、来る途中潜水艦のオブジェがあったから、まずはそれらをチェックだ。

 ←大きな潜水艦だ。

この建物、大和ミュージアムの施設の一つかと思いきや、海上自衛隊史料館という別の施設だった。
そっちも見るべきだろうか・・・と思っていたが、閉館時間がちょうど今の16:30。
理論的に視察は不可能なのでやはり大和ミュージアムへ。

 ←主砲の実物大模型だ

 ←大和のスクリューか。大きいね

 ←そして、建物の入り口だ

さすがにすでに夕方なので、これから施設を訪れようという人は少ない。
いや、帰ろうとする人の方が多いかな。
その中を逆行して私は中へ。
左手に売店を見つけるも、とりあえず観光しないといけないので、とっとと金を払って中へ行こう。
料金は・・・なんだ?料金プランが2種類あるぞ。
大和ミュージアムと、何かのセットみたいだ。
何のセットだ?
どこかに書いているだろう・・・どこだ?どこを見れば見つけられる?
あった、何か美術館的なやつが別のところでやってて、それとのセット料金がこっちだから、大和ミュージアム単品はこっちの料金だ。
料金が分かったところで受付へ・・・って、あれ?受付で売ってない。
あ、券売機があったんだ・・・こっちですぐわかるようになってた(笑
券売機で入場券を購入して、受付で受付。
後は中へ。
ホールを進んでいくと、さっそくお目当ての品物が登場。

 ←やったぜ!大和だ!!・・・って逆光

 ←窓際からだとうまく撮れた。

10分の1戦艦「大和」だ。
大きいな・・・。
上に乗ってるゼロ戦と比較すると、その大きさがうかがえる。
北海道行フェリーより一回り大きいくらいか・・・かなり巨大だな。
折角なので、お土産撮影用に持ってきた全天球カメラで周囲を一周しながら動画を撮影。
スマホがないと再生できないから撮れ具合がわからないが、まぁいいか。
さて、大和ミュージアムにあるのはこれだけではないので、土産話ができるよう、一つ一つざっくりチェックしていきますかね。
展示室に入る前に、気になる看板を発見した。
券売機横で、観光ガイドさんや音声ガイドが流れるタブレットの貸し出しをしており、主に外国人の人たちがレンタルしていたが、同じような音声ガイドをニンテンドー3DSのダウンロードプレーで見ることができるようだ。
ニンテンドー3DS・・・?すれ違い通信をするためにちょうど持ってきているが・・・そんなのどうせ見ないし、面倒だ。
いや、待てよ?ニンテンドー3DSでこんなこと出来ますって話題のために、使ってみるか。

 ←ってわけで、使ってみた。

看板のやり方を見ながら、ガイドソフトをダウンロード。
ガイドをスタートさせたら・・・おお、始まった。
が、周辺の音がにぎやかで、音が割と聞き取れない。
これはイヤホン必須だな。
ガイドソフトが見れるのも、ニンテンドー3DSの看板がある周辺だけで、それ以外のところだと見れない。
全部で19カ所くらいあるみたいだが、毎回ダウンロードする必要があるのか。
撮りためたガイドを帰宅後に見ることもができないなら、毎回ダウンロードする意味もないか。
俺、ざっくりしか見るつもりないから、このガイド、別にいいや。
さて、展示ブースに入り、大和が開発される背景、歴史等を見て回る。
私は詳しく見るつもりないのでざっくりを見て回る。
大和開発当時使われたいた軍刀とか軍服等が展示されているね。
いや、もうちょっと大和寄りのものないの?
あ、大和の設計図発見。

 ←だいぶ紙が劣化している。

これは・・・和紙ですね。
当然のことながら手書きで書かれているけど、これって墨だよね・・・どうやってこんな真っ直ぐな線引いたんだ。
鉄板の寸法とか材料の厚みなどが記されている。
船の設計書ってこういうものなのかな・・・?初めて見たけど、書いている内容がよくわからない。
いや、そもそもこんなものが残っているのがスゲー。
さらに進むと、大和の動力・・・エンジンのことも触れられていた。
細かい内容は忘れたが、自動車と比べると途方もない大きさとパワーだ。
よくこんなものを作ったよな・・・・。

 ←蒸気エンジンらしい

さらに進むと、大和と同じように造船された戦艦の紹介や、ゼロ戦の紹介。
大和が進んだ航路と、戦没した乗組員となる。
一応、岡山県民もいたんだ・・・。
さすがに知人と同姓同名の名前はなし・・・だよね(笑
展示ブースを出ると元の大和の模型があるホール。
順路では別の展示ブースに移動するようになっているが、こっちは何がある?

 ←潜水艦やゼロ戦の展示です

呉では戦艦だけでなく、ゼロ戦や潜水艦も作られていた。
それらの実物大模型が展示。
ゼロ戦って、どこかの鉄工所の人が設計図持ってて実物大のゼロ戦を作れる人がいるとかテレビでやってたけど、その人が作ったものだろうか・・・??
部屋の奥には気になる円錐。
あ、これ、弾ですね。

 ←これが主砲に使われている弾?

こんなに大きな実弾を飛ばしているのか・・・すげぇな。
江戸時代が終わってから戦争始まるまでそれほど時間は経っていない・・・と思ってたけど、ずいぶん技術革新したものだ。
展示室を一巡して順路通り通路を進むと、2Fの廊下、3Fの通路へと進み、階段を下りて売店の横にやって来た。
なるほど、ここで買い物をしろと。
もちろんそのつもりなので、さっそく中へ入ってお土産物色。
買うものは仲間内で食べるおやつと、後は何かお土産だな。
消費しないものがベストだが、日常生活で使えるものが良い・・・結局ボールペンとかクリアファイルだろうか?
一つ一つ細かく見ていると、ボールペンなどの筆記用具はもちろんだが、マグカップがたくさんあるように思えた。
割れ物はあまり買って帰りたくないな・・・。
他にはプラモデル、絵葉書、キーホルダーなど。
鍛造制の大和のミニチュアとかあるが、5000〜30000円するので、これはとても買えない。
出来はものすごく良いんだけど・・・ これは見て楽しもう。
Tシャツやタオル、帽子もある中、クリアファイルを発見。
クリアファイルは全部で3種類・・・全種類買うのもバカバカしいので1〜2個で良いか。
ここは大和ミュージアムなので、もちろんバトルシップヤマトを前面に押し出いたクリアファイルを買うわけだが、もう一つARに対応したゼロ戦のクリアファイルもあったので、これも買おう。
あとは、大和のプラモデル風の箱に入ったゴーベルも購入。
大和のプラモデル!?と見せかけて実はおやつ・・・ふむ、良いセンスだ。
海軍カレーも何種類かあったが、旅行は始まったばかり、ここは我慢だ。
買い物を終えたのは閉館時間の5分前・・・そうか、それで売店の人たち、忙しそうだったのか。
建物を出て道路を渡る歩道橋を使い駐車場へ。
観光客っぽい車はなし・・・やはりここはYUMEタウンの駐車場だったのか・・・?
いや、金を払えば問題ないはずだ。
ってことで、次の行先と道順をおさらいして、広島へ向けて出発だ。

● 広島へ

大和ミュージアムを出発したのが午後6:00。
ここから広島までは、ツーリングマップル約1ページ分・・・1時間くらいかな。
途中コンビニでゴミの処分と飲み物を買い、尚も進む。

 ←今日一日、終わったな

広島湾に見える夕日がきれいだな。
明日は山口の海沿いを移動するわけだから、日本海側に出るまでは、海に沈む夕日は当分見れないな。
そんなことも考えながら進むと、今いる国道31号線は東広島を経由してきた国道2号線と合流する。
合流する交差点がものすごく複雑だ。
googleMAPで車線を確認して、順路を外れないように注意。
時刻は夕方で車も多くなっているので、一度順路を外れたら、元に戻るのは大変そうだ。
地図を見ても気づかなかったが、国道31号が高架になってて、2号線がさらにその上に高架になってて・・・いわゆる2重高架になってる。
2号線はたぶん、国道31号と少し離れて並走している鉄道を超えるために高架になったんだと思うが、何故国道31号も高架になっているのか??
とか思っていると、間違えて国道31号の高架を降りて側道行っちゃった。
間違えたか!?と思ったが、高架はそのまま交差点を直進し、2号線の旧道へ合流するようになっている。
側道にいると、信号を左折して国道2号へ合流可能だ。
あ、いや、まて、この側道は2号線の側道なのか?
ちょっと行くと国道は川を越えていて、側道はそこで突き当りになっている。
信号を曲がって直進してしまうと、川で突き当ってしまうのでは・・・?
と思ったら、下道の側道の他に、国道2号の本線に合流する側道もあった。
こっちだ!
側道を上がり、川の上の橋で2号線本線に合流。
まだ広島市街地ではないが、眼下には都会の街並みが広がっている。
以前の旅行で、山口県から自宅まで国道2号を通って帰宅したことがあった。
加えて、黄金橋を渡ったあたりは仕事で何度か訪れたことがある。
なので、久しぶりではあるが、馴染みの道だ。
道路の車線も3車線に増える。
この先、バス停や一方通行も増えてくるので、道順や車線を間違えたら、順路に戻るのは大変だ。
真ん中の車線を走るようにしないとな。
京橋川を渡ると本格的市街地。
大きな建物と車の列しか見ることができず、周りの景色が全然見通せないや。
橋の前後の上り坂と下り坂が急でスピードの緩急ができるし、交差点前で車線が小刻みに曲がているので、油断ならない。
広島はいつ来ても都会だ・・・そして、緊張するな。
そんな中、スマホで夕食の食べれる店を探す。
夕食は汁なし担々麺だ。
どこか良い店を探さなければ。

● 汁なし担々麺

スマホでお勧め店をチェックし、場所を確認。
間違いがないよう携帯地図で確認しながら走る・・・が、目的の交差点を曲がれず、スルー。
路地を左へ、左へ、左へ曲がり、もう一度やり直し。
いや、まて、ここからなら別の店にも行けそう。
路地を一周したことで、店までの距離感もなんとなくわかったので、あとはチョイちょいちょい・・・と進むと、店付近の駐車場に到着。
車を置いて歩くと、お店発見。
近所にお好み焼きのお店もあるけど、行列できてるのでスルーだ。
どうせお好み焼き、あんまり好きじゃないし。
お好み焼きと言えば、小さいころ、近所にあったお好み屋さんが広島風だったし、うちの親がおやつ代わりに買ってきてたお好み焼きも広島風だった。
あの広島風って、生地とキャベツ、焼きそばがバラバラになって、なんだかあまり好きじゃなかったんだよな。
社会人になってからは関西風のお好み焼きを食べる機会が増えて(カキオコも関西風だ)、苦手意識があまりなくなったけど、やっぱり中身がバラバラになっている広島風はあまり好きじゃない。
お好み焼きの話はこれくらいにしてお店へ。

 ←おっと、到着

汁なし担々麺、武蔵坊だ。
中心市街地のちょっと横・・・だけあって、お店の外観はオシャレだ。
早速中へ・・・中はそれほど大きくなく、20人人が入れるかどうか・・・という規模だ。
むき出しのコンクリート床に、清潔感のある白い壁・・・そしてやや暗めの照明。
担々麺のお店というよりは、お酒を楽しむ店のように感じた。
このお店では、注文は食券で行う。
というわけで、入口横にあった券売機で食券を購入。
む、品物のイメージがわかない・・・何を頼めばよいのか???
いろいろ品物があるが、後ろに並んでいる人が気になって頭に入らない。
とりあえず、無難に普通の汁なし担々麺を注文。
私は一人客なので、カウンター席に座って食券を店の主人に渡す。
地図を眺めながら明日の予定を確認していると、注文したものが届いた。

 ←おいしそう

汁なし担々麺だ。
これが通常のレギュラーか。
量的に物足りないが、食べ終わったら別の店行けば良いか。
白い器に麺とひき肉とネギの色が映えるな。
さて、このお店の流儀として、この担々麺に好みの山椒を入れて食べるらしい。
そういえば、広島の汁なし担々麺は、山椒をトッピングするんだったっけな。
山椒は、青山椒、赤山椒、若青山椒と3種類あった。
どれも香りが良い。
左から順に刺激が強くなるらしい。
本来は一日に一種類試すんだろうが、私は今日しか時間がないので、ノーマル、青山椒、赤山椒、若青山椒と順番に楽しむ。
ノーマルはさすがにただの担々麺だったが、青山椒を言えると山椒の風味とピリッとした刺激を感じた。
赤山椒はさらに刺激が強くなり、若青山椒も加えるとさすがに山椒の触感と味ばかりになった。
これは・・・担々麺の味を壊してしまったな・・・やり過ぎた。
山椒でビリビリして、もはや正確な味も感じない・・・触感も麺とゴマベーストが混ざたような、ドロドロの食感。
何とか完食したが、折角の美味しい担々麺を台無ししてしまい、なんだか勿体なかった。
もう一軒行くか・・・と思ったが、水を口にして、水の味を感じなくなっているのが分かったのでやめた。
ふむ、山椒の破壊力、恐ろしや。
店を出て近所のコンビニでお茶を購入。
相変わらずお茶の味が変。
舌がもとの感覚に戻るのに時間がかかりそうだ。
最初は担々麺一杯だと物足りないかもと思っていたが、山椒でドロドロになった麺を完食してお腹いっぱいになった。
時間も良い時間だ・・・お風呂を探そう。

● お風呂

順路の国道2号に戻り、道路を走りながら地図を確認。
ツーリングマップルには載ってないな・・・ではスマホで探そう。
スマホで探すと、日帰り湯ができるスーパー銭湯がこの先、廿日市にあるようだ。
地図にはやはり載ってない・・・ま、地図に載ってるか載ってないかは問題ではないか。
何時までやっているのだろう?
HPで確認すると、都会ということもあり、23:00まで受付やっているようだ。
一番下にエネルギーL&Bパートナーズの会社名が・・・。
中国電力のグループ会社が経営しているのか・・・。
携帯地図を頼りに目的の場所へ。
国道2号から奥の路地へ少し入ったところにあるため、少し迷ったが、無事到着。

 ←おお、しっかりしたスーパー銭湯だ

塩屋天然温泉ほの湯楽々園というらしい。
今はちょうど書き入れ時なのか、入口には交通整理員が数人いて交通整理をしている。
中に入り車を置いて中へ。
中国電力系統のスーパー銭湯・・・ということで少し警戒したが、中に入ると通常のスーパー銭湯と全く同じだ。
下駄箱に靴を預けて、入浴券を買ってフロントに下駄箱の鍵を預けてリストバンドをもらう。
館内ではこのリストバンドで買い物して、後で精算するシステムですね。
後は奥へ行き、2Fの浴槽へ。
脱衣所のロッカーの番号もすでに決められていて、そこに服を置く。
ふむ、中の様相は他所と一緒・・・ま、そりゃそうか。
ってことで、体と頭を洗って内湯で体温めて、露天風呂を堪能。
細かいいろいろな温泉があった気がするが、何があったかは忘れた。
一応全部入ったはずだけど。
お風呂を上がると次は飲み物・・・だけど、定番の牛乳が売っていない。
ま、必ず要る・・・というわけではないので良いけど。
マッサージチェアーでマッサージしようと思ったけど、マッサージチェアーはリストバンドで精算じゃないみたい。
リストバンドで仮想コインを買って、そのコインで精算みたいだ。
仮想コイン販売機も近くにあるが、1コインいくらするのか書いてない・・・。
メッチャ高かったらヤダな・・・不明確なものは使わないでおこう。
くつろぎコーナーやお土産コーナーもあるけど、まだ初日なのでパスね。
ってことで、精算。
追加料金はなしで撤収だ。

● スペースV1廿日市店

さて、お風呂が終わったのは20:30頃。
明日は朝一から宮島なので、付近の道の駅へ行くことになるが、最寄りの道の駅は若干山の中に位置するスパ羅漢だ。
どう探しても、そこしかない。
そこに行くまでに1時間はかかりそうだが、それでもまだちょっと時間速いか。
1時間ほどゲーセンに寄れるかな?
ってことで、ゲーセン探す。
ちょうど進行方向左側にゲーセンがあるようだ。
ってか、広島って市街地を離れたら、案外ゲーセン少ないのね。
地図を頼りに進むと、廿日市市役所の近所にゲームセンター発見。
中に入り、中を物色。
バトルギア4がないのはすでに分かっている。
後は、初音ミクとドラムマニア、ギターフリークスの3つだが・・・どれもない。
ファイナルファンタージーの音ゲーもないだと・・・!?
さすがにKOF14はあるか。
折角来たからそれだけプレイ。
そしてあっさり敗北。
だよね。
初音ミクは超上級コンテストの締め切りが今週中だから、明日必ず入力しないとな。

● 就寝

国道2号を進むわけだが、目的のスパ羅漢には県道を内陸方面へ進む必要がある。
道順がよくわからないので、スマホのGoogleMAPをナビにして進む。
と思ったら、vaio君3号が謎のリブート。
あ、スマホの上下ボダンのどっちかを10秒間押しっぱなしにしたら、強制リブートになるんだっけ。
スマホホルダーに固定した際に、押しっぱなしになっていた模様。
リブート最中のvaio君3号に気を取られている最中に交差点を過ぎてしまった。
もう、どこをどう言ってよいやら・・・。
阿品駅でスマホの再起動を待って、道順を確認。
しっかり道順を確認してから目的地へ。
やっぱり道を間違えて迷ったけど、何とか目的の県道に入ることができた。
後はこの道をまっすぐ進むだけ。
遠くに見える前走者なんとか追いつき、しばらくついていく。
前の車はどこか集落に入って消えていった・・・近隣住民だったのか。
更に県道を進むと、国道186号に合流。
すでにかなりの山奥の山岳道だが、夜になり周辺が見えない今の状況ではそんなことに気づくことなく、目的の道の駅目指して走る。
しばらく走ると天然温泉の幟を見つけた。
たぶんそこが道の駅だ。
入口を入ると、入口の横には女の子がデカデカとペインティングされた痛車が1台と、走り屋と思われるスポーツカーが3台いた。
スカイラインGT-Rに、ランエボ、インプレッサ・・・痛車はレガシィーか?
おお、このあたりは走り屋が生息しているんだね。
その横を申し訳なさそうに入り、奥に居る車中泊と思われる車の群れの中に車を止めて、車中泊準備。
トイレに行く際に車を詳しく観察。
痛車は単なるギャラリーっぽいが、ランエボ、インプ、GT-Rの三台はマフラーはもちろん、足回り、エアロ関係までしっかりチューンされている。
フロントのボンネットまで変えている・・・ということは、かなりの本気度だ。
連休だから遊びに来た…感じではないな。
雑談している青年たちも、年齢も20台前半くらいの若者ばかりだ。
うむ、まだ車に情熱を掛ける若者っているんだね。
それよりも、この辺は走りのスポットなのか。
明日早く起きて、下見しようかね。
ってことで、車に戻り就寝だ。


 

 

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