■ 7月9日(土曜日)
就寝して数時間後、大部屋で飲んでいた3人が一旦部屋に戻って、浴衣から私服に着替え。
再び大部屋に出発。
さらに1時間後、誰かの携帯がしつこく鳴る。
と思ったら、同級生のMが携帯取りに戻ってきて再び出発。
さらに数時間後、3人とも戻ってきて就寝。
うち一人は、広縁のテーブルの下で寝てる。
結局いびきがうるさくてなかなか寝付けない。
布団や枕の感触と、暖かさがいつもと違うんだよね。
他の人はぐっすり寝ているみたいだな・・・俺って敏感なのかな?
● 早朝
何だかんだであまり眠れなかったが、時刻は温泉が始まる朝6:00。
あんなに夜遅くまで飲んでた旅行委員の2人も6:00に起きて、次の段取りに入る。
広縁で寝ている人は、一旦起きて布団へ・・・(笑
残りの我々3人は朝風呂へ。
本日男湯になっている二の湯は、すでに当社の社員が何人か来ていた。
後輩に他の部門の部長に・・・あれ?昨日遅くまで飲んでいたはずの人まで?
何時まで飲んだんですか?と聞くと、朝4時まで・・・という答えが返ってきた。
この人、40代後半のはずだが・・・元気だな。
お風呂は洋式の温泉。
柱や窓サッシの独特の形状が、宮殿を連想させる。
お風呂は白っぽい透明なお湯。
昨日、売店で金の湯と銀の湯の二種類あるってわかったけど、ここは銀の湯みたいだ。
お風呂って気持ちいいね〜〜。
お風呂が終われば部屋に戻り、7:00になると朝食。
朝食は好きなものを好きなだけ食べられるバイキング形式。
新日本海フェリーのものと違い、種類が豊富だ。
これは、マジで食べ過ぎるかも。
ごはん、味噌汁、海苔、ソーセージ、スクランブルエッグ、あと野菜山盛りにポテトサラダ、ベーコンもおいしそう・・・。
とかやったら、すごい量になってしまった。
これは、昼食に影響がでそう・・・いや、まて、今日の昼食は吉本新喜劇の弁当だったな。
よし、焼き立てパンも行っとくか・・・(笑
お腹いっぱい食べると次は出発準備。
部屋で荷物をまとめて、購入したお土産も忘れず持って出発。
←渡り廊下から撮影
渡り廊下から泊まっていた別館が見えたけど、大きいね・・・。
当社の社員全員で100名近くいたはずだけど、そんなの余裕で泊まれるほどの大きさでした。
受付に部屋の鍵を持っていて、ビール代を精算・・・しようと思ったら、すでに社長が精算済み。
おお!本当に社長が払ってくれたのか・・・感謝!
後はバスに乗り込み、人数確認が終われば出発だ。
←ありがとね
● インスタントラーメン発明記念館
さて、出発したバスがどこに行くかというと、阪神高速に乗って大阪府池田町のインスタントラーメン発明記念館に向かっています。
阪神高速から伊丹空港が見えますね。
阪神高速を降りてちょこちょこっと走ると池田町の役場の前。
ここでしばらく待って、タイミングを見て降りるらしい。
何のタイミング?
他の観光バスが数少ない駐車場に止まっているから、観光バスの出発待ちらしい。
しばらくすると、バスが動き出して、少し進んで駐車場らしき場所に止まる。
雨降ってますが、ここから歩いていくんですね。
さっき止まってたところから歩いてもそんなに遠くないと思うけどな。
単なるバス停のようにも見える池田町役場近くの駐車場から歩くこと約5分。
バリバリ市街地の中ではありますが、インスタントラーメン発明記念館に到着。
外回りは工場を思わせるたたづまいだが、正面入り口はオシャレな建物だった。
ちなみに、この記念館の道を挟んで対面側が、発明者の安藤さんの実家だ。
さて、記念館のロビーに集められ、まずは入館証を手渡される。
記念館は有料なので、一度出ると再入場できないとのこと。
隣の売店は記念館の外なので、何度でも入ることが可能だ。
ある程度観光客が途切れると、我々が団体で入館。
入っていすぐのところに歴代インスタント麺の歴史が展示されているが、そこはまずは無視して奥へ。
奥にはカップラーメン生産工場だ。
←たくさん人いるね
ここでオリジナルのカップラーメンを作れるのだ。
一人一つの空カップが手渡され、工場の先生がカップラーメンつくりを指導。
後は流れ作業でカップ麺を作るわけだが、一つじゃ足りない!っていう人の為に、お金を出せばカップを追加することが可能だ。
子供が複数人居る人は、子供の分だけ作成している。
私は作りたいコンセプトが2通りあるので、贅沢だがもう一つ購入。
オリジナルカップ麺づくりは、まずカップのロゴデザインから始まる。
無地で殺風景なカップにロゴや絵を書くんですね。
さて、何にしよう。
目の前には、「困ったときは私を書くアルヨ〜」って言っているラーメンマンのポスターがあるが、これを書いたら負けの気がする。
ここは意地でもオリジナルのデザインをしないと。
幸いカップは二つあるので、一つは単なるデザイン文字、もう一つは初音ミクの絵でも書いてみるかね。
デザイン文字なんて、中学の時以来だな。
ゴシック体ベースで、所々かっこよく引き延ばしたり、陰影をつけたり・・・ふむ、文字だけだと殺風景だから、邪魔しない程度に背景も書くか。
二つ目は初音ミクに挑戦。
ぶっちゃけ、練習でもうまく書けなかったので、あくまで俺流にディフォルメした初音ミクを・・・あ、マジックの先が太くて目がつぶれた。
あ〜ダメだこりゃ。
初音ミク知っててもわからにかも・・・結果として、40過ぎたおっさんが女の子の絵を描くという最悪の展開・・・。
こんなことなら、ハットリくんやパーマンにすればよかったか。
完成したカップをカウンターにいるお姉さんに渡せば、まずはカップに麺を詰める。
ハンドルを回すとセットされたカップと麺の位置が反転して自動的にカップに麺が入るという仕組み。
ん?何らかの物理学を再現した現象なんだろうけど、なんだったのだろう・・・?
次にスープを決めるわけだが、ロゴの方はシーフード、初音の方は醤油ね。
後は具。
一つのカップに4種類まで具を入れられる。
ロゴの方は、シーフードスープなので、卵、肉、カニ、エビを投入。
一方、醤油スープの初音の方は、卵、肉、肉、ネギを入れた。
出来たカップ麺はふたをされて返却。
これを、専用のビニール袋に入れて、空気を入れて紐を通すと、カップ麺が封じられた小さなカバン完成。
おお、ただカップ麺作るだけじゃなくて、見た目もカバンっぽくなって面白いね。
カップ麺を作り終えると自由行動なので、ウロウロします。
←カップ麺の断面の模型
1階はカップ麺作る場所だったけど、階段で2Fへ行けますね。
何があるのかな・・・?
行ってよい場所かどうかわからないので、恐る恐る行ってみる。
←なんだこれ?
2Fではオープンキッチンみたいなところで小学生くらいの子供たちが料理習っている。
んんん??よく見ると、ラーメン作っている。
まさか、チキンラーメン作ってんじゃねーだろーな。
どうやらここは、キッチンスタジアムで、今料理教室が行われているようだ。
邪魔しないようにさっさとスルーして廊下の反対側の階段で1Fへ。
1Fに戻って、さっき入口にあった歴代インスタント麺の歴史を見る。
←袋麺も含まれてるんです
最初のチキンラーメンから始まって、しばらくは袋麺が活躍して、最近になってやっとカップヌードルができた。
こうしてみると、カップ麺の歴史って、まだまだ浅いね。
思ったよりもたくさん種類があるから見るの面倒・・・なので、途中でスルー。
後あるのは、チキンラーメンを発明した当時の屋台とかその頃流行った物の紹介とか、どういう経緯でインスタント麺を発明したかを紹介した資料とか。
簡単なクイズゲームもあるけど、こちらは小さい子供が夢中で遊んでいるから、我々大人の出る幕ではないかな。
特にすることなくなったので、ロビーに戻って売店をチェック。
←ひよこグッズがたくさん
←限定インスタント麺もあります
売店にはひよこのグッズがたくさん。
ふむ・・・お土産と思ったが、子供向けのものばっかりだな。
実用的なものというと、クリアファイルやノート、鉛筆、タオル、マグカップやエコバッグなどなど・・・。
バスタオルとか可愛くていいんだけど、少々高いかな。
実用的でないものは、東西のどん兵衛セットとか、限定インスタント麺セットとか。
これは食べるためのモノなんだろうけど、食べるの勿体ないので買えないな。
となると・・・やっぱバスタオルかな?
ってことで、折り畳み式のエコバックと奮発してバスタオル買った。
後はロビーで集合時間まで時間つぶし。
時間になると、列になって並んで人数確認。
人数が確認できると傘を回収してバスに向かって出発。
来た道を歩いて戻り、無事バスに到着すると、最後の目的地である大阪難波に向かって出発だ。
● 大阪難波
バスは再び阪神高速に乗り、伊丹空港の横を通ったかと思うと大阪の町へ。
高速道路から見える大阪市内の独特の形状をしたビルを見るのは、小学校の修学旅行ぶりかもしれない。
ああ、ビルの中を通る高速道路って、まだあるんだね。
バスは難波に近いICで降りるわけだが、その前に注意事項をいくつか発表。
まず、難波には道路上にバスに乗り降りするための広いスペースなく、基本路上駐車なので長時間の停車はできない。
なので、乗り降りは迅速に。
また、バスから降りたらまず吉本新喜劇へ行き、人数確認。
帰りも吉本新喜劇が終わったらすぐに人数確認してバスまで移動して帰るので、途中に寄る所なし・・・とのこと。
ガッチガチに予定決まってますね。
吉本新喜劇のお土産を希望する人は、今の内にバスガイドさんに欲しいものをチェックしたカタログとお金を預ければよいらしい。
私は特に欲しいお土産ないのでスルーだ。
ところで、バスは予定より少し早く進んでしまっているので、最初の人数確認から吉本新喜劇に入るまでの間は30分ほど自由時間があるかもしれないらしい。
やったー!
それだけ時間あれば、ゲーセンで1ゲームと、551蓬莱で豚まんと、りくろーおじさんの店でチーズケーキ買えますね!
速く着かないかな・・・。
バスはICを降りて、高速道路沿いの道に停車。
ここから降りて、ガイドさんの誘導で千日前通りをなんばグランド花月目指して歩く。
←懐かしいね。
なんばグランド花月って、車を今のFit君に買い替えてすぐに来たから、あれからおよそ5年ぶりかな?
変わらないな。
なんばグランド花月で人数確認をすると、開園までの間は自由時間。
よし!周辺を散策・・・と言いたいところだが、5年前ある程度散策しているので、ここは目的のお店目指して一直線。
注意することは、この後弁当が支給されるので飲食は禁止・・・と。
←NMB48シアターも健在
まずはゲーセンかな。
なんばグランド花月の道を挟んで対面にゲーセンがあったと思うけど。
そうそう、ゲーセンに入口の横に、NMB48シアターの入口もあったね。
さすがに変わらないな・・・今日は13:00から何かあるようだが、同じ時間に吉本新喜劇見ないといけないので入れないな。
それはそうとゲーセン。
奥へ進んで建物に入ると・・・そこはパチンコ店。
ここから左手奥に進めばゲームコーナーがあって初音ミクが置いていた・・・気がしたが、どこまで行ってもパチンコ店だな・・・。
こりゃ、ゲームコーナー消えたな(笑
では、別の店に向かうか・・・確か他にも2〜3店あったと思う。
別の出口から外に出て、アーケード街を歩くと、ゲームセンター発見。
あ、この店、来たことある。
確か3Fの階段横に初音があったよね・・・?
店に入り、右側の階段を3Fまで上ると・・・あった!初音ミク!!
だが、だれかやっている。
順番待ちしている時間はない。
しょうがないので、トイレ済ませて撤収。
お土産買ってなんばグランド花月に戻るか。
まずは551蓬莱へ。
相変わらず人が多いね。
前来たときは何買おうか店前で5分ほど悩んだけど、今回はお勧めお土産セットっていうのがあったからそれ購入。
豚まん数個とエビ焼売のセットだ。
基本出来立てのものしか売ってないからホカホカなんだけど、これを持って帰って今日の晩御飯のおかずにするのだ。
家に着くころには冷めているはずだが、レンジで温めればいいや。
さて、もう一つはりくろーおじさんの店だんだけど・・・前店があった場所に店がない。
な、馬鹿な・・・潰れちゃったのか?
繁盛店だと思っていたのに・・・。
仕方ない、なんばグランド花月に戻るか。
・・・と思ったけど、割と繁盛店という印象だったので、どっかに移転しているかも知れない・・・と思い、店を探すために帰り道を別の道から帰る。
・・・と、あった。
551蓬莱から南に100m行ったところ。
←おお、ちょっと広くなってる。
前の店も551蓬莱からあんまり離れてなかったけど、新店舗もあんまり離れてない(笑
今回のお店は、中で食事をすることもできるんですね。
さて、ここで買うものは・・・プリンやケーキがおいしそうですが、私の狙いはチーズケーキです!
ん?昨日晩チーズケーキ買った気がするけど、こっちの方が出来立てだからいいや。
ってことで、出来立てチーズケーキを1ホール購入。
うわ・・・こっちも焼きたててあったたかい。
それに、包装袋がなんだか高級ブランド物に見えてなんだか恥ずかしいな。
さて・・・そろそろなんばグランド花月に戻るか。
豚まんにチーズケーキ・・・吉本新喜劇を見るには大荷物になってしまったな。
● 吉本新喜劇
なんばグランド花月に戻ると、当社の社員のほとんどがすでに集まっていた。
まずは2列に並んで入場券と弁当を配るとともに人数確認。
む、右手にチーズケーキ、左手に豚まん、右肩にカバンを方掛けた状態で、更に弁当とお茶はちょっとしんどいな。
しばらく待っていると、会場のドアが開いて、午前中公演の客が大量に出てきた。
直接帰る人とお土産屋で買い物を楽しむ人さまざまだが、基本スゲー人だ。
でもこのスゲー人達がある程度減らないと俺たち中に入れない。
しばらく待っていると、前の方から入場開始。
む!?今初めて気づいたが、私は1Fの階段前に並んでいたが、列は2Fの奥の方から始まっている。
あそこから並んでいたのか・・・俺が入るの、相当後だな(笑
ま、予約席だからいつ入っても場所は確保できているのだが。
さらに待つと、列が1Fから2Fへどんどん進んでいき、やっと入場。
椅子の場所は・・・前から10何列目で、ホールのほぼ真ん中位置。
中々いい場所だな。
左右の間隔も前後の間隔も狭い・・・椅子の下も思ったほどスペースがない。
弁当とカバンを膝の上に置いても、チーズケーキと豚まんは足元しか置くスペースない。
つまり・・・往来する人の邪魔。
椅子がもっと中央よりだと良かったのにな。
さて、着席してしばらく待っていると、前座の余興が始まる。
本日が誕生日の小さな女の子も舞台に上げられ、パフォーマンスを披露。
その間に、思い出したように弁当を消化。
弁当は紙製の弁当に一口サイズのおかずとおにぎりが詰まっていて、食べやすくはなっている。
前座の余興が終わると、若手〜ベテランの順に漫才を披露。
弁当食べながら漫才見て笑うの失礼な気がするので、若手が出ている間に早く弁当を処理しないと。
ってか、今食べないと、食べるタイミングがわからない。
若手の漫才の途中でやっと弁当を食べ終わり、その後、中堅、ベテランと続く。
村上ショージや宮沢大介・花子の実物を見たのは初めてだけど、総じて言えるのは、ベテラン勢は老いと健康に関するネタが多いということ。
そして、村上ショージはテレビではすべっている印象だったが、トークショーでは巧みな話術で時間いっぱいまで客を笑わせた。
さっきのトークショー、ネタというよりぶっつけ本番のアドリブだったように感じたが、本当にアドリブなら、あの話の広げ方と言い、時間の使い方といい、大したものだ。
最後は桂文鎮の落語。
さすがに桂文鎮は重鎮らしく、それらしいセットも用意されている。
そいういえば、宮沢大介・花子も簡単なセットがあった。
やっぱ実力ある人はセットも用意されてるんだね。
桂文鎮の落語が終われば、一旦休憩。
もうすでに1時間以上経過しているが、まだ続くんだ・・・。
休憩が終わると、やっと吉本新喜劇。
TV放送用の録画もしているらしいので、立つなとのこと。
ちなみに、本日公園の新喜劇は毎日放送で次の日曜日に放送されるとのこと。
(地元岡山では3週間遅れで放送されました)
あれ?同じ舞台で吉本新喜劇やるんだ・・・そりゃ、同じ舞台だろうけど、思ってたより狭いんだね。
テレビで見ると、広い舞台でやっているように見えたけど。
所々アドリブ入れる辻本座長の新喜劇は終始面白くって、あっという間に1時間が経過。
「なんてこった!」「パンナコッタ!」
のオチで公園終了。
いや〜面白かったね。
一人でテレビ見て笑うのと、みんなで見ながら共に笑うのとは、会場の雰囲気が伝わり楽しさが全然違うよ。
公演が終われば荷物を持ってとっとと退場。
ホールの外に出ると、夕方の部を待っているお客さんが長い列を作り並んでいる。
ハイハイ、俺たちが入るときと逆の現象ですね。
とりあえずすごい人なんですが、その人の間を縫ってなんばグランド花月の外の集合場所へ向かう。
● 帰宅
なんばグランド花月の道挟んで対面・・・NMB48シアターの前で当社の社員が集合して人数確認。
全員揃っているのを確認すると、歩いて最初バスから降りた場所へ。
商店街を抜けると・・・バスがいた。
←難波おもしろかったっす
素早くバスに乗り込み、人数確認が終われば出発。
帰りは最寄りの阪神高速から中国道〜山陽道経由だ。
帰りのバスで、バスガイドさんに頼んでおいた吉本新喜劇のお土産が配られるが、私は注文してないのでなし。
後は帰るだけなので、することない・・・ので、バスの中で、上映されるビリギャルを見ながら帰る。
昨日遅くまで飲んでいた人たちはここで一休みみたいですね。
途中休憩に寄った三木SAで、ロッテリアのご当地バーガー、但馬牛バーガーを購入。
さらにDVD見ながら帰ると、一番最後のいいところで到着(笑
まず最寄り駅で電車組がバスを降りて、次に最初の集合場所まで移動して全員が降車、解散だ。
ああ、楽しい社員旅行でした。
こういうのもイイネ。