■ 9月20日(日曜日)

空が少し明るくなってきた午前5:00に目覚め。
うむ・・・慣れないシートのベッドで、何度も目が覚めてあまり眠れなかった・・・。
ま、2〜3日すれば慣れるかな。
いつものことだが、慣れたころには旅行終わっちゃうんだよな。

●まずは神威岬

さて、早朝5:00に出発。
まず最所に行くのは積丹半島の先端に位置する神威岬だ。
道の駅スペースアップルよいちを出発し、国道229号を走る。
走る前に・・・例のウィスキー工場の前だけでも通過。
入り口は閉まっているが、レンガ積みの塀が昔ながらのつくりで印象的だ。
国道229号は朝方まで雨が降っていたのか、路面が濡れている。
虹が綺麗だったので、写真とった。

 ←くっきりとした虹だ

撮ってみて気づいたが、虹がダブルになってた。
ダブルレインボーだ。
さらに進み、積丹半島に近づくにつれ、路面の濡れが激しくなる。
まるでさっきまで降ってたような感じだ。
海沿い道から一旦山岳道路に入り、また海沿いへ。
そしてやってきた。

 ←よっしゃ!到着だ!

神威岬到着だ!
まだ6時だから、きっとだれも居ないぜ〜!
って、アレ?

 ←・・・ん?

 ←ガビ〜〜〜ン

開園時間、午前8時から午後6時まで・・・・。
・・・。
マジかよ〜〜〜。
今は・・・6:20分。
1.5時間の待ち。
いや、待てません。
あ〜〜でも、次にここ来れるのいつになるかわからないのでもったいない・・・だが、1.5時間も待つのももったいない・・・。
折角やってきたが、8時までは待てないので、次ぎ行きますか・・・残念。

●道の駅めぐり

さて、ここから海沿いをひたすら南へ移動するわけだが、北海道最西端と思われるポイントに行くまで、特に見所がない。
適度に道の駅に寄るくらいかな。
トイレ行きたくなったので、途中道の駅いわないに立ち寄ってトイレ休憩。
車中泊している旅行客と思われる車も何台か居るようだ。

 ←道の駅いわない

時刻はまだ8:00なので売店は開いてない。
ま、お土産の購入はまだ先でも良いや。
道の駅を出発する際、ここからニセコ方面が近いことがわかったので、ついでにコロプラスタンプGET位に行くことに。
地図で見ると10分くらいで行けそうなんだけどな。
国道229号から一旦国道276号へ。
一般車等の通行も少し増えたが、特に渋滞はなく国道5号へ合流。
国道5号?ああ、余市の道の駅を南に進むとここに来るんだ。
この国道5号は、ニセコを通過して、長万部に出るようだ。
国道5号線って、こんなところ通って札幌まで通ってたんだ。
国道5号を長万部方面に少し走ったところで、コロプラスタンプGET。
引き返して、コンビニで朝食を買って、サンドイッチとおにぎりを食べながら移動。
もとの道の駅いわないへ戻ってきたのは、出発から30分後。
意外に時間かかったな。
そこから国道229号を走り、次の道の駅でシェルプラザ・港へ。

 ←まだ開いてない。

時刻は9:00前。
道の駅のオープンは9:00から。
ってことで開いてませんね。
ま、私はトイレで歯磨きしに来たのでよいけど。
私の後すぐにやってきたアウディのおじさんは、「ちょっと速すぎた」と声を漏らし、車で待機。
ん?道の駅で何か買い物かな?
もしかしたら、何かスタンプラリーの類のイベントをやっているのかも。
今週いっぱいしかここに滞在しない私には関係ないか。
歯磨きを終えて出発。
ソーランラインとも雷電国道とも言われている国道229号を走ると、次に着いたのは寿都町の道の駅みなとまーれ寿都。
さすがに道の駅は開いていたので中を拝見。
開いた直後だったらしく、お客さんの入りはない。
お土産コーナーには、地物の名産らしいものと、スランプラリーと思われるスタンプがあった。
昨日北海道に着いたばかりだから、お土産はまだ早いな〜〜とお土産を物色していると、記念切符が目に付いた。
そういえば、この記念切符買い始めたの、前回北海道に来たときだったよな。
今回も買っちゃいますか。
さらによく見ると、道の駅の名前がストラップも発見。
そういえば、コレも買っていた気がするのでGET。
また、道の駅の名前が入ったマグネットもあったので、なんとなく買っといた。
道の駅の買い物が終わり外に出ると、先ほどのアウディのオッサンがやってきた。
やっぱこの人、スタンプラリーか何かやってるのかな?
私はかまわず出発。
さらに国道229号を進むと、30分後の到着したのは道の駅よってけ!島牧だ。

 ←こんな沢山道の駅いらねーだろ

こちらもオープンしたばかりで人はあまりいない。
お土産のラインナップも変わったものない。
ってことで、記念切符、ストラップマグネットの三つを購入。
道の駅を出るときにまたまたアウディのおっさんと遭遇。
この人、俺と同じルートたどっているかも。
ナンバーからして関東方面の人だから、同じフェリーではないはずだが・・・?
次の道の駅で見かけたら、声してみようかな。
道の駅を出発して国道を南下。
海沿いの道は景色がずっと一緒だが、山と違って一つ一つに小さな変化があってよい。
が・・・やはり時間が止まって感じる。

 ←海沿い位置

そうえいば、この辺りの地形って、日本独特の山と海との地形で、あまり日本離れしていないな。
やっぱ、室蘭から南は日本独特の地形だな。
そんなことを考えていると、近くに灯台があることに地図を見て気がついた。
海沿いを走ると当然灯台にも遭遇するわけだが・・・今日は今のところ観光らしい観光をしていないので、見に行ってみるか。

●茂津多岬灯台

長いトンネルと抜けると、すぐに右折の看板が出ていたので看板に従い右の山道へ。
コンクリート舗装してあり、大きな樹木が周りにないため落ち葉とは落ちてない綺麗な道だが、幅が狭い。
前から車来たら交わせないな・・・。
それに、勾配がメッチャきつい・・・こりゃ、自転車じゃ無理だ。
そんな道をひたすら上がっていく。
本当にこの道大丈夫か?と途中から思ってしまうが、安心してください!この道、国道から3kmほど続きます!
途中にある広い待避所を記憶に残しつつ進んでいくと、勾配がゆるくなった頂上地点の先に灯台発見。
あれだ!

 ←綺麗な灯台だな

雨も上がり、天気も良くなってきたのもあいまって、綺麗に見えますね。
外見が綺麗だが、割と最近できた灯台なのだろうか?
看板を見ると、灯台が出来たのは1937年だが、今の形に改修されたのは2001年のようだ。
どうりで新しいわけだ。
灯台自体は小さいが、海面から灯台頭部までの高さが日本一高いらい。
灯台自体は小さいため、当然だが中には入れない。
横の階段を上って、灯台2F部分の展望台に行けばごらんの景色。

 ←展望台からの景色

む!?海しか見えんぞ。
ああ、地図で見ると、海岸線自体もデコボコしてないから、そりゃ海しか見えんわな。
切りだった崖や遠くまで見える海岸線を予想していたので残念。
他に観光客もいないし、来そうにない。
記念品も売ってないので次行きますか・・・。
来た道を戻るわけだが・・・突中、観光客とすれ違った!
ちゃんと人が訪れてるんだ。

 ←こんなところを走ってきたんです。

●北海道最西端

灯台を後にし、国道229号を南下。
せたな町には、北海道の最南端と言われる尾花岬がある。
一周するからには、各東西南北の端を通過するのは必須条件だ。
ってことで行くわけだが・・・そこは国道が通っていないので、一旦国道から外れてそこに行くことになるのだが・・・入る道を間違えて普通に国道を走ってしまった。
ま、どうせガソリンなかったし、行き戻りなんだから反対の南側からアタックしようかね。
ってことで、北海道に来て1回目の給油。
国道は一旦山岳部に入り、30分ほど走れば再び海に出た。
国道沿いにある道の駅で一旦休憩。
道の駅てっくいランド大成だ。
やってきたころには、ちょうど入れ違いでアウディのおっさんが出発して行った。
アウディのおっさん、ここにも来てたか・・・
で、折角来たわけだが、休憩は後回しでまずは最西端だな。
国道をUターンして県道へ分岐。
県道740号を走っていると・・・それっぽいポイントの手前でトンネルに入った。
トンネルを出ると最西端ってパターンか・・・と思っていると、このトンネルが意外に長い。
長いな〜〜と思っているころにトンネルから脱出。
どこが最西端?展望台は?
と思っているところに再びトンネル。
このタイミングでトンネル?もう過ぎちゃうよ!
トンネルを出ると、携帯のナビも復帰。
って、あれ?もう最西端過ぎてない?過ぎてるよね。
そのままの勢いで、一旦さっきガソリン入れた国道229に戻ってきた。
はて・・・展望台とか、看板を見た記憶がないが・・・???
もう一度県道を戻る。
やはり、最西端の手前で一つ目のトンネルに入ってしまった。
トンネルを出て、二つ目の長いトンネルまでの間に、わき道や看板はない。
その後、二つ目の長いトンネル出たころには最西端過ぎてる。
む?トンネルに入っている間に最西端を通過しているようだ。
トンネルの外側が最西端・・・ということは、トンネルに入った時点で負けなのか・・・。
では、最西端にアクセスするための道があるのか?
適当なところでUターンして、もう一度、それらしい入り口があるかどうか探すが・・・見つからず。

 ←あの左側の海岸が最西端っぽい

どうやら、車では行けれないし、行っても何もなさそうだ。
ってことで、時間の無駄だったので次へ進む。

●道の駅めぐりとスタンプラリー

来た道を戻り国道229号に合流すると、すぐに道の駅に到着。
先ほど立ち寄った道の駅てっくいランド大成だ。

 ←ちいさな道の駅

休憩のついでにお土産を物色。
・・・大したものはないので、記念品として、記念切符、マグネットの2つをGET。
と、お店の人のよさそうなお母さんに声をかけられ、スタンプラリーの存在を知った。
どうやら、北海道の道の駅でスタンプラリーをしているらしい。
北海道中の道の駅を訪れるのは実際のところ無理だし、行動が縛られるのでやりたくはないのだが・・・え?他にもある??
どうやら、道南の道の駅に限定したレシートラリーというものをやっているらしい。
内容は、北海道南部にある12の各道の駅にて、300円以上買い物したレシートを集めて応募すれば、レシートの数に応じて景品があたるらしい。
その12の道の駅だが・・・ほぼ全てこれから私が進むルート上にありますね。
おそらく、夕刻と早朝の時間の都合で、2〜3は行けれないだろうが・・・5個から公募できうるので、二口行けそうだ。
これは面白そうだ。
300円というと、記念切符とマグネットで300円越えるので、金額的にもちょうど良い。
目的もなく退屈していたところなので、やってみるかね。

●やっぱり道の駅めぐり

道の駅てっくいランド大成を出発して、国道229号を南下。
北海道のこっち側って、本当に何にもないよな・・・こりゃ、青函トンネル記念館までドライブだけで終わるかも。
あ、温泉とかは割と沢山あるので、お風呂は困りそうにないな。
そんなことを考えながらボーと走っていると、道の駅ルート229元和台に到着。

 ←こっちも小さな道の駅

休憩ついでに中を物色。
定番のお土産のほかには、記念切符とマグネット売っていたので、その二つをGET。
道の駅には小さな食堂もあった。
カレーとかラーメンとか、当たり前の軽食しかなかったのでパスだ。
その後も国道を南へ向かうわけだが、この先には国道229号の終点にして、国道227号への分かれ道と国道228号の起点がある。
直進する道が国道228号に変わるんですね。
えーと、国道227号は一体どこへ・・・あ、おおよそ東に向かって・・・函館に行くのか。
函館!?
今函館の西側にいるのか。
その交差点の手前、パチンコ店の横に派手な飲食店らしきものを見つけた・・・が、気づいたら通り過ぎてた。
まぁいい。
交差点を曲がってすぐの所にも道の駅があるので、そこに立ち寄った帰りに寄ってみよう。

 ←到着

というわけで、国道227号を少し進んだところにある、道の駅あっさぶである。
この辺りって、道の駅多いよね。
よく見ると、地図帳のこのページ内だけで、3つもあるんだよね・・・。
各自治体に1つの割合なんだろうけど、さすがに多くないか?
さて、この道の駅、来てわかったのだが、意外に大きい。
名物とかあるのかな・・・と思ったら、メロン売ってた。
とうもろこしもあるけど・・・とうもろこしは新千歳空港付近の恵庭の辺りが良いらいいので、パス。
ふむ・・・メロンあるなら、親父がメロン好物だから買っとくか。
てことで、メロンを買って郵送手続き。
あと、この辺りはじゃがいものブランド品「メークイン」の発祥の地らしい。
ジャガイモも沢山売ってた。
ま、ジャガイモは買わずに記念切符とマグネットを買っといた。
買い物を終えると、来た道を戻り、国道228号へ。
来る途中気になっていたパチンコ店の横の派手な店に行ってみた。
パチンコ店の横といえばラーメン屋だが、ここはラッキーピエロという自家製ハンバーガーの店だ。
沢山のバイク乗りが入れ違いに出て行ったので、もしかしたらお店空いているかも。
お昼ご飯もまだなので丁度よい。
中に入りと、店の中はガラーンとしている、
店のシステムがどういうものなのかわからんが・・・とりあえずいすに座り店員を待つ。
・・・
・・・
・・・
だれも来ない・・・客が来たことに気づいてないのか?
カウンターに行き、店員に店のシステムを聞いた。
どうやら、最所にカウンターで注文をしてから、いすに座って待つようだ。
何だそうか・・・って、書いてないとわからんっちゅーねん!
てか、そんな注意書きがどこにないということは・・・この辺ではそれが当たり前のシステムなのか?
で、注文だが・・・どれを注文しても30分近く時間がかかってしまうのか・・・じゃ、止めるか。
昼ご飯はどこかのコンビニで何か買おうかな。
そんなわけで、がっかりして出発。
気を取り直して、国道228号に直進。
と思ったら、すぐに次の道の駅が。

 ←看板出せよ

大きな看板が出ていなかったので、最初は気づかず通過してしまったが、確かに道の駅だ。
道の駅江差という場所だ。
お土産は・・・定番のお菓子よりも面積とっているのは、地元の名産の羊羹だ。
羊羹でカウンターのケースが埋め尽くされているといっても、過言ではない。
ここはこの羊羹がそんなに有名なのか・・・・・?
おやつ代わりに、すぐに食べれる一人用のものを買ってみた。
おやつの時間に食べよう。
もちろん、記念切符とマグネットもGETだ。
その後も、国道を移動。
奥尻島へのフェリー乗り場も通過し、上ノ国町の市街地も抜けるとまたまた道の駅だ。
20分刻みにある道の駅って何なんだよ。

 ←遺跡みたいなおしゃれな道の駅だ

道の駅上ノ国もんじゅだ。
遺跡のようなおしゃれな形が印象的。
入り口の横でなにやら、電飾の準備してた・・・明日からなにかイベントがあるのかな。
中は、大きな建屋の割りに、おみやげ物売り場の広さは半分もない。
大きさが合わない・・・と思ったら、2Fは大きなレストランになっていたのか。
おみやげ物売り場には、今まであったお菓子類はもちろん、地元で作られたらしい工芸品も多く展示されていた。
木で出来た工芸品、良さそうなんだが、実用的なものがないな・・・残念。
結局、いつもの記念切符とマグネットをGET。
そういや、入り口の横に、道の駅の何かが入ったガチャポンがあるのだが・・・何ナノこれ?
人気がないのか、だれもやろうとしてないんだよな。
ま、俺もやらないけど。
地図で確認すると、道の駅が密集しているのはココまでのようだ。
次は、いよいよ北海道最南端だ。

●白神岬へ

道の駅を出発し、相変わらず国道を南へ。
地図で見る限り、これから先白神岬までは特に見所がない。
時間にして1.5時間くらいかな・・・。
時刻は午後3:30頃・・・これは、早く行かないと白神岬の次の訪問地、青函トンネル記念館に行けれないぞ。
ってことで、飛ばします。
・・・って言っても、100キロ出すわけにも行かないのだが・・・。

 ←昼から天気よくなった。

 ←海も綺麗よ

走っては前の車に追いつき、前の車居なくなり、また走ると前の車に追いつき・・・
小さな集落では、地元の車が自分家の前の道に車を路上駐車してる。
なんて自由な集落なんだ・・・警察とかいないのかな?
そんな心配をしながら走ると、進路は南向きから徐々に東向きに。
あと少し走れば、右前方に白神岬が徐々に見え始めるかな・・・と思ったら、道の駅発見。
ん?地図に載ってねーぞ?
新しく出来たのか。

 ←建屋は小さい

道の駅松前である。
って言うか、今松前に居るのか。
松前といえば松前城跡とかがあって、松前公園では8月中旬に武者鎧姿のバイク軍団のパレードがあるって、ツーリングマップルに書いてますな。
前日までに予約すれば、一緒に走れるらしい。
道の駅ってことで、例の記念品ねーかなーと中に入ると・・・ありました、記念切符とマグネットと、北海道最南端到着証明書。
木製の通行手形のような訪問証明書です。
かさばるな・・・まぁ良いか。
ちなみにこの辺りではマグロも漁獲されているようで、食堂にはマグロ料理が並んでおり、マグロの解体ショーも近く予定されているようです。
道の駅を出発し少し走ると、右手に展望台発見。
ここが白神岬か!?

 ←やった!到着!!って、あれ?

対岸の青森が見える!ここが白神岬か・・・と思いっきや、よく見ると、もっと南に半島が突き出ていますね。
ここはただの展望台では・・・??

  ←300円で〜す

白神岬到着証明書の看板が間際らしいが、ここは白神岬ではない。
どうやら、ここは、白神岬を展望する場所だったようだ(笑
気を取り直して出発。
って言うか、もう時刻は16:30を過ぎてる・・・これは、順番をずらして先に青函トンネル記念館行かないと、間に合わないぞ!
ってことで、予定変更、青函トンネル記念館へ。

●青函トンネル記念館

時間が押しているので予定を変更して青函トンネル記念館へ。
海沿いに伸びる国道228号を走ると、左カーブの洞門を抜けてすぐの右手に、白神岬の看板を発見。
おお!あれが本物の白神岬か!
すぐに通り過ぎてしまったので、 バックミラーで確認すると、展望台もあるようだ。
後で行こう。
その後も車を飛ばす。
最南端から函館に向かう幹線道路であるとともに、時刻は夕刻ということも重なって、車の交通量が少し増えた気がする。
道路は集落に入る・・・と、左手に道の駅発見。
時刻は17:00の5分前・・買い物には間に合いそう。
ってか、青函トンネル記念館、もし17:00までだとすると、確実に間に合わない・・・。
ので、こっち先に寄るか。

 ←閉店ギリギリ

道の駅横綱の里ふくしまである。
名前の通り、ここは横綱になった人の出身地だ。
千代の山と千代の富士の名前があったな・・・あ、千代の富士って、あのウルフのことか。
あの人って、ここ出身だったんだ・・・。
売店はギリギリ開いていたので、記念切符とマグネットをGET。
私のあとにスタンプを求めて来店する人が何組かいたな。
隣が記念館だったけど、時間ないので今年はパスだ。
道の駅を出発して少し走ると信号渋滞。
右手の郵便局の隣、変わったオブジェあるな・・・と思ったら、あそこが青函トンネル記念館だった。

 ←到着、しかし・・・・

やってきて思ったことは・・・客がいない・・・やな予感。
入り口で開園時間を確認すると・・・17:00まででした。
やっぱ駄目か〜〜。
17:00を過ぎると、主だった観光地や道の駅の営業は終わる。
ここもそうだったか・・・・。
ってことは、後は白神岬の観覧と函館行きですね。

●こんどこそ白神岬

先ほどショートカットした白神岬へ逆戻り。
所要時間も15分程度なのでこの後戻りは大したことはない。
徐々に長くなる反対車線の車の列を眺めながら目的の白神岬に到着。
入り口の段差、やばいくらい段差付いてた(笑

 ←ここが間違いなく白神岬

だれもいな〜〜い。
そりゃ、こんなマイナーな観光地、誰もこないわな。

 ←北海道最南端だ!

そして対岸に映る青森県の竜飛岬。
去年のゴールデンウィーク、陸路であそこに行ったよな・・・。
よくあんな遠い場所に行ったものだ。

 ←間違いない

青森県の竜飛岬と白上岬の最短地点。
あ、青森県と北海道の最短地点はまた別の場所ね。
そういや、青函トンネルもこの辺り通ってるんだよね。
ってか、今更だが、目の前にある海が津軽海峡か。
今日は風もなくて穏やかだな。
白神岬は青森県を展望できる駐車場以外は何もなし。
ふむ、ここに居ても夕焼けが見えるわけではないので、記念撮影も終わったことだし、函館に向かって出発しますか。

●そして函館へ

白神岬で記念撮影してFKDにメールを送ると、次の目的地である函館へ。
実はここから函館まで結構あるんだよな・・・2時間くらいか?
おそらく途中で日が暮れてしまうので、可能な限り景色を目に焼き付けておかないとな。
国道228号を函館に向かって北上。
国道は先ほど立ち寄った福島町からしばらく内陸を走るため、夕暮れが速い。
青函トンネル記念館を通過し少し走るとかなり暗くなってきた。
月明かりが出ているせいか、18:30を過ぎても何とか山の輪郭がわかってどんな場所を走っているのかわかる感じだ。
函館まで半分も行ってないのにもうこの状態・・・やっぱ明るいうちに函館入りは無理か。
それはそうと、北海道といえば6年前知床行ったとき、17:00くらいで夕暮れを迎えてしまい、夜になるのはメッチャ早いという印象だったが、この辺りは18:00くらいまで十分明るい。
地元と比べるといくらか速い気がするが、知床と比べるとずっと遅いな。
同じ北海道でもこんなに違うんだ・・・やっぱ大きいぜ!北海道!!
そんなことを感じつつ走れば、気づけは国道の横に大きな高架が。
こんなところに高速道路?いやいや、高速道路は函館の手前で終わっているはず・・・。
地図で確認すると、JRの津軽海峡線だった。
どうやら近くに青函トンネルの出口があったようだ。
来年はアレを新幹線が通るのか・・・確かに、高架の模様が新幹線の高架に見えるな。
ってか、来年からは新幹線で北海道に行けてしまうのか・・・。
北海道もずいぶん近くなったものだな。
暗がりの中、道の駅しりうちも通過。
こちらはもちろん開いてない。
駐車場にはすでに車中泊と思われる車が数台、止まっていた。
あんたら・・・速いよ。
その後も国道を走ると、再び海沿いに出た。
やっと半分くらい移動したかな。
前の車を追尾する形でしばらく走ると、右手函館湾の反対側に、ひときわ明るい場所が見えてきた。
やっと函館の町が見えてきたかな。
さらに30分ほど走ると、明かりの形がくっきりしてきた。
海の向こうに水平に並んでいるのが函館の町並み、ポツンと明かりが上に出っ張っているのが函館山だろう。

 ←わかりにくいが、函館の町だ

綺麗だな・・・写真撮ったけど、うまく映ってないだろうな。
そういえば、前回は函館山は行ってなかったっけ。
今回は行くか・・・と思ったけど、面倒くさいのでいいや。
さらに進み、なんちゃって自動車道の入り口を過ぎれば函館の市街地圏だ。
通りも徐々に賑やかになっていく。
時間も時間なので、晩ご飯何食べるか考えないとな。
函館で思いつくのは新鮮な海鮮丼だが、夜はそんなものあるわけないし。
そうだな・・・カレーとかないかな(笑
ん?カレーと言えば、五稜郭タワーの2Fにカレー屋さんがあったっけ。
今回もそこにお世話になろうかな。

●6年ぶりの函館

国道228号を進むと、途中片側2車線になった。
本格的な市街地の始まりですな。
飲食店に注目しながら走っているが、注目の飲食店ないな。
あ、 注目の店がないのは カレー屋に注目しているからであって、ちゃんとラーメン屋とかすき屋や吉野家とかマクドナルドはあります。
しばらく走ると、右手にスーパー銭湯と思われる建物発見。
反対車線だから入れないが・・・あのスーパー銭湯なら、お風呂と食事両方出来そうだな。
なおもまっすぐ行くと、国道228号の終点にして、国道5号の起点と国道279号終点、県道への十字交差点だ。
五稜郭タワーは・・・まっすぐ県道へ進めばよかったと思う。
携帯の地図を見ながら五稜郭を目指す。
グルメシティとか懐かしいね。
看板に従い路地を曲がり、懐かしの道路を進むといつか見た五稜郭タワーだ。

 ←五稜郭タワー、懐かしいね

よし!スープカレーだ!
6年前、駐車券なくした有料駐車場に車を止め、いざ、五稜郭タワーへ。
って、あれ?閉まっている。
あ、五稜郭タワーの営業時間過ぎたばっかりだ。
と、やってきた警備員に、もう営業終わった旨を聞いた。
2Fにある居酒屋はまだやっているので、別の入り口から入れるらしい。
そういえば、そうだったね。
でも、居酒屋でご飯は食べれないだろうからパスね。
む・・・スープカレー消えたな・・・どこか近所でご飯食べれるところないかな。
五稜郭タワーの対面のビルの2Fに、塩ラーメンの店があるが、メッチャ行列できてる。
2Fから階段の途中まで並んでいる・・・15人くらいかな?
これは時間かかりそうだ・・・止めポ。
他に店はないか ウロウロすると、いくつか見つけた。
塩ラーメンのお店の対面にラッキーピエロ、その隣に高級天婦羅の店。
ここから少し離れると、別のラッキーピエロがあるらしい。
ラッキーピエロって、自家製ハンバーガーの店だよね。
そういや、お昼ここで食べようと思ったけど、時間かかりすぎでやめたんだよね。
今度こそ・・・と思ったけど、メッチャ人多いのでやめようかな。
高級な天婦羅も値段が高いのでなし・・・となると塩ラーメンの店しかないか。
もう一度並びにいくと、行列なくなってたので普通に入れた。
あの行列はなんだったのか・・・???

●夕食とお風呂

店に入ると、そんなに混雑していなかった。
私は一人客なのでカウンター席へ。
メニューを一通り眺めて注文。
やってきたのはもちろん、塩ラーメンな。

 ←トッピングでバター付き

もちろん、北海道名物、ザンギ付きだ。

 ←唐揚の事ね

サンギ一つ一つが大きいなぁ・・・。
ちなみに、北海道のラーメンというのは、主に、札幌の味噌ラーメン、室蘭のカレーラーメン、小樽の醤油ラーメン、函館の塩ラーメンが4代ラーメンと言われているらしい。
近年では、この4代ラーメンに網走ラーメン、旭川ラーメン、釧路ラーメンと呼ばれているものもあるらしい。
まぁ・・・北海道って広いから、いろいろなラーメン文化があるよね。
味のほうは・・・おいしい!
塩味だからスープがしょっぱいのは当然だけと、多めのねぎとシナチクがちょうどいいバランスにまとまってるね!
麺も中太麺で量多めだから、ラーメンだけで結構お腹いっぱいになるんだ。
でも、一応ごはんも注文できるのね。
ごはんとラーメンを一緒に食べる文化って、結構いろんな所にあるよね。
スープが冷めたらちょっとしょっぱく感じるのも塩スープ独特だ。
ザンギもひとつひとつが大きくて、3つ全部食べるとお腹いっぱいになった。
いや〜〜、たかがラーメンと思っていたけど、おいしかった。
ご飯の後はお風呂だが・・・さっき来る途中に見かけたスーパー銭湯でも良いけど、どうせなら次の進行方向に向かう場所が良いな。
今居る函館市街地の中はお風呂ないので、少し離れた場所になるか・・・。
地図を確認すると、国道278号を恵山方面に走ると湯川温泉という温泉地がある。
温泉地はあるが・・・日帰り湯可能だろうか?
経験上、温泉地で日帰り湯ができるのは18:00までなのだが・・・とりあえず行ってみるか。
あ、その前に、折角だから今回も国道279号を終点まで行こうかな。
というわけで、国道279号を終点まで移動。
と、途中家から電話かかってきたのでコンビニで定時報告。
その後きっちり国道279号の終点まで走りぬき、帰りは函館港のベイエリアを通る。
夜でもライトアップされた港通りが綺麗だったな・・・小樽みたいだったよ。
国道に戻り278号を直進。
しばらく進むと、海岸線沿いを走っていたはずだが気づけば温泉街に居た。
湯川温泉か・・・よくよく見ると、確かに大きな温泉旅館が立ち並んでいる。
6年前来たとき、何で気づかなかったのか・・・。
この中で永寿湯という銭湯があるらしいが、どこにあるのか・・・。
しばらく路地をウロウロ走ったが、見つからない。
これで見つからなかったらあきらめよう・・・と思って捜索範囲を広げると・・・見つけた。
本当に銭湯だった。
営業時間は問題ないので、準備をして中へ。
入り口で入浴権を買って、脱衣所へ。
む、脱衣所にロッカーがない・・まぁ銭湯じゃ良くあることか。
ところで、こういう銭湯でよくあることだが、中に石鹸ないことないか?
ちょっと覗くと・・やっぱない。
石鹸もって来てないから湯に浸かるだけになるけど、まぁ良いか。
服を脱いで銭湯の中へ。
中は蒸し暑いな・・・お客さんは私を除くと常連と思われるおじさんが一人だけ。
体洗う石鹸ないから、じっくりお湯に浸かろうかな。
お湯に浸かると・・・熱い。
超熱い。
熱いの通り越して、痛い。
やべぇ・・・いつぞや、別府に家族で旅行に行った際に入った、超熱い温泉みたいだ。
あの時は時間をかけて何とか入ったが、今回もそれに近いぜ。
むむむ・・・時間をかければ入れるだろうが面倒だな。
何とか我慢して足まで入ったが・・・時間がかかり過ぎる。
面倒だ、止めよう。
シャワーで適当に体を洗い流して終了。
ちょっともったいないが、仕方ないか。

●就寝

お風呂を済ませたのは良いが、問題は寝るところだ。
実は函館周辺には道の駅がない。
前回来たときも、1時間かけて森町の道の駅まで帰ったんだよな。
進行方向でいうと、恵山まで行くと道の駅がありますが、こちらも1時間くらいかかるだろう。
結局1時間くらい走らんとだめなのか・・・。
明日の早朝は、函館朝市に行ってみたいので、函館からあまり離れたくないんだよな。
とりあえず、無駄とは思うが、国道278号を恵山方面に向かって走り、どこか広いP場があればそこで寝ることにする。
私の記憶が確かならば、そんなところなかったけど・・・。
時刻はすでに21:00を過ぎたので車の通行は殆どない。
面白いほど快適に進む。
むむ!?何か今「P」の看板あったような・・・。
しまった!また「P」の看板あった!行き過ぎた!
まぁ、良いか、進んでしまえ!
とかやってたら、結局道の駅なとわ・えさんまで来てしまった。
函館から1時間も走ってしまった・・・明日朝一番に函館に行くなら、この移動時間はもったいない。
まぁ、来てしまったのはしょうがない。
明日は5:00に起きて函館に向かおう。

 

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