■ 5月6日(火曜日)
昨日就寝したのがすでに本日の2:30だったが、その後寝たり起きたりを繰り返し6:00に起床。
とはいえ、3時間半の記憶が殆どない。
ということは、いくらか寝ることが出来たのだろうが、全然寝た気がしない。
高速道路のSAやPAでの休憩って、キャンプには全然向いてないな。
そこらあたり、道の駅とは全然違う環境だ。
●出発
コンビニで朝食のパンとコーヒーをゲットし、地図を見ながら食べる。
今手持ちの東北方面の地図は、栃木県までしか乗っていない。
ここから先は関東・甲信越の地図だ。
よくよく考えてみると、今回の旅行で日本の本州を最北端まで縦断したことになる。
ほんの少しではあるが、世界地図でも確認できるくらいの量を移動したことになる。
地球って、ほんと広いよな・・・こんな広い地球を車で一周する夫婦がいるらしいんだから、上には上がいるもんだ。
栃木を抜けると、埼玉、その後首都高を通り、東名で静岡という道のり。
新東名に入れば、あとはほぼ一本道、そこでどこかで休憩だな。
黒磯PAを出発。
昨日の深夜と比べると、明らかに車の通行量が少ない・・・のは、大型トラックの通行が殆どなくなったからだろう。
あと、一般車両もやや少ない。
なぜ夜よりも早朝の方が通行量が少ないのか・・・日射量の関係から、深夜より早朝移動したほうが、効率よく安全に移動できると思うのだが・・・。
ちなみに、某アニメで一時期注目を集めたもみじラインや八方ヶ原といった那須塩原方面は、ここから1時間程度の場所。
来年は岩手県の続きから南下するはずだが、不本意だが福島まで来ると一旦ルートが途切れることになる(某震災の影響で)ので、帰りはこっちを通って、栃木を散策する予定だ。
栃木は峠めぐりに餃子、日光東照宮と心当たりが多い。
群馬県の峠めぐり以上に時間を使えそうで楽しみだ。
矢板を過ぎたら宇都宮。
ここから日光宇都宮道路へ分岐すれば、その先が日光東照宮、さらにその先がいろは坂。
ちなみにいろは坂から南西に1時間走れば、赤城山という位置関係だ。
さらに進むと、鹿沼、栃木と進む。
栃木市という地名なのに、県庁所在地は宇都宮なのか・・・なんか不思議な感じだ。
来るとき、北関東自動車道から合流してきた岩舟Jctは、今回は通過。
ここから先は所見の道だ。
●首都高へ
岩舟Jctを通過し、佐野SAで一旦休憩。
ここでこの旅行5回目の給油。
ここからだと、関西の辺でもう一回給油が必要かな。
SA自体はまだ空いてなかったので、給油完了後出発だ。
佐野藤岡、館林を通過すると、群馬県から埼玉県へ。
さらに羽生、加須、久喜、岩規、浦和と進み、次の川口を過ぎればいよいよ首都高だ。
埼玉県に入ってからは、通行車両も若干減って,、その割りに3車線の広い道なので飛ばしたい放題になっていたが、私は昨日デンジャー体験をしたので、120km/h以上出さないように走っていた。
川口Jctを過ぎれば、いよいよ首都高・・・と思いきや、料金所発見。
ああ、首都高は一般の高速道路と別料金なので、高速代を一旦清算しないと行けないんだな。
それはそうと、料金所の向こうに、警察の人がいるんだが・・・?
あっ!2台前の車が警察に連れて行かれた!
どうやら、スピード取締りだったようだな・・・俺は大丈夫か?
ETCでゲートを通過・・・警察の人は俺のFit君に目もくれず、ずっとゲートを凝視したままだった・・・。
俺は無事にスルー・・・よかった・・・旅行中に捕まるのは北海道が最初で最後にしたいからな。
ってか、スピード違反車を料金所で待ち構えて捕まえているのか・・・怖ぇぇぇ・・・そんなん、毎日されたらいつか捕まっちゃうよ。
それでこのあたりは通行量が少ないのか?
首都高に入れば片側2車線の道。
高架道路をひたすら都心に向かって進む。
しばらく住宅街を走っていたようだが、途中から川沿いっぽくなった。
川沿いってことで、視界が開けて結構景色が見えるんだよね。
遠くにスカイツリーのようなものも見えた。
遠くとはいえ、肉眼でスカイツリーを見たのは初めてだ。
さらに進むと、東名高速への分岐の看板が出てきた。
看板に従い分岐。
川沿いから外れて都会の中を移動・・・どうやら池袋に向かっているようだな。
新宿・池袋にも首都高通っているのか・・・・高速道路が通っている印象はなかったけど。
と思っていたら、トンネル入って地下道入っちゃったんだけど?
すぐに出ると思ったら、そのまましばらく地下道を移動。
前にゆっくり走る車がいるので、そいつを追従しながら地図を確認しつつ走る。
今どのあたりにいるのかさっぱり分からないが、コロプラで位置登録だけは忘れない。
池袋、新宿、渋谷と移動。
その間、東名高速方面の分岐が常に出ていたので、地図を見ていたけど殆ど地図なしで行けた。
ゲームとかで池袋、新宿とか見るけど、高速道路があるイメージなかったのは、地下道を通っていたからなのか。
延々続く左カーブを走ると地上に出てきた。
螺旋状のスロープだったのか・・・首都高、何でもありだな。
で、しばらくまっすぐ進んでいると、「ココから先東名高速」の看板だ。
首都高を抜け、東名に到着したらしい。
ココから先は一本道、もう道に迷うことはない、安心だ。
●新東名を走る
東名高速に出てからは、市街地の中を通る高架道路の上をひたすら走るしかない。
ちなみに、以前横浜へ旅行へ来た際に、東名高速は横浜町田まで走っている。
ココから横浜町田まではほんの30分程度。
今回で、東名高速も起点〜終点まで走ったことになる。
ん・・・そういえば、東名高速は一度走ったことがあるので、帰りは新東名走ってみるかな。
都会の中を走り続けると、いつの間にか横浜町田を通過し、神奈川県へ。
通るのは2回目のはずだが、はじめて見た感じの景色だ。
たぶん、来年もそう思うんだろう。
出発して2時間以上たったので、海老名SAで一旦休憩。
海老名・厚木というえば、タイトー本社がこのあたりにあるはずだが、そんなことはどうでもいいか。
SA内を少し散策して、トイレ休憩を済ませると、再び出発。
道路は都会から山岳地へ。
東名高速は右ルートと左ルートの二つに分かれる。
そういえば、そんなのあったね。
ということは、今箱根の横あたり。
御殿場を過ぎれば、右手に富士山が見えるはずだ。
←そういえば、前来た時もこの景色見たような・・・
右ルートと左ルートが再び合流すると、その先は御殿場IC。
地図で確認すると、このあたりから右前に雄大な富士山が見えるはずだが、実はここからは見えない。
富士山の山腹の傾斜に視通が遮られるからだ。
富士山が見えるのは、富士市あたりか・・・。
ちなみに、箱根にアクセスするには御殿場ICでここで下りればよい。
今考えると、箱根なんて1回も給油せずいけるんだから、近いもんだ。
御殿場ICを過ぎれば、いよいよ新東名への分岐だ。
通行する車の大半は新東名に入っていった。
俺も新東名に行くぜ。
●初体験の新東名
御殿場Jctkから新東名に入り、しばらく走る。
片側3車線な上に、路肩も車一台分のスペースがあるので、とても広い印象だ。
この狭い日本にこんな大きな道が出来たなんて・・・。
ただ、景色はずっと山岳地のままだ。
まぁ、山を切り開いて作った道だしな・・・。
道が広くて窮屈な印象を受けないので、スピードを出そうとも思わない。
いや、それは私が長旅で疲れているからか。
しばらく富士山の裾を走っているはずだが、富士山のようなものは見えない。
国道1号からだと、富士山の裾らしきものが見えたんだがな。
駿河湾沼津SAは富士山が見たかったのでスルー。
さらに走り富士市まで走った。
本日の富士山は・・・
←ちょっと傾いたが見れたの良し
おお!富士山だ!
遠くにあるように見えるが、それは頂上の一部しか見えてないからで、山裾はこのあたりまで延びてるんだぜ。
大きな山だ・・・こんな大きな山、滅多に見れないから、感動するね。
この付近に住んでいる人は毎日目にするから、この感動は分からないだろうな。
さらに進み清水PAで休憩。
PAのはずだが、そこはお土産屋とか売店とかあり、SAとあんまり変わらない。
交通整備員が交通整理するほど人があふれている。
関東の高速道路はすごいな・・・。
車から降りて、お土産、売店などを一応チェック。
海老コロッケや海老シュウマイがおいしそうだったのでGETしてしまった。
後、新東名の存在意義についての看板があった。
災害時指定道路(だったかな?)に指定されていて、大震災等の災害があった場合、緊急道路として使用するため、一般車は通行不可になるとのこと。
この場合、SA、PAは緊急車両基地になるので、SA、PA内の一般車は速やかに一般道に出ないといけないし、道路上の車は、路肩に乗り捨てないといけないらしい。
また、道路自体も災害に耐えうるよう、厳しい基準をクリアした高規格道路になっているらしい。
ふむ、災害用に整備された道路をついでに使わせてもらってるということなのか。
トイレの付近のロビーでは、大きな液晶テレビに交通状況が表示されている。
事故は・・・今のところない。
順調に戻れそうだ。
カフェテラスでコロッケをシュウマイを食べると、車に戻り一休み。
そう言えば、今日はあまり眠れてないので、シートを倒して長めに休憩だ。
30分ほど休憩をして、再び出発。
山の中を通る高速道路だから、景色が全然変わらない・・・まるで、山陽道で山口を走っているときみたいだ。
静岡、掛川を通り、浜松についた頃には丁度お昼になったので、浜松SAで昼休憩。
浜松と言えば鰻!
ということで、SA内で鰻系のお土産を探す。
ありました!
鰻の白焼きとか、冷凍の鰻の蒲焼とか、鰻弁当もありますね。
売店では、鰻丼の専門店の出品もあります。
特上だと2500円と、内容も充実だ。
そして、それに並ぶお客さんの人数も充実だ(涙
さすがにこんなに時間使えないので、お土産売り場の蒲焼と鰻弁当買うかな。
そして、カフェテラスで昼食。
東名高速の浜名湖SAは浜名湖のすぐ横だったから良い景色だったが、ここは山裾の途中だから、浜松の市街地や住宅地を眺めるくらいだな。
大量に車両を運ぶ機能は十分だが、観光の機能はイマイチだな。
そもそも緊急時の利用を第一目的に作られているから仕方ないか。
食後、少し休憩をしてから出発。
ココから先は、新東名は建設中になっているので、連係道を通って通常の東名に戻ることになる。
場所は静岡と愛知県の県境付近。
新東名は静岡県側だけ、愛知県側はこれから・・・ということか。
●その後も安全運転で
東名に出てからも安全運転で。
豊川、岡崎を過ぎ、自動車で有名な豊田で伊勢湾岸自動車道へ分岐。
伊勢湾岸を快適に移動。
横風を受けフラフラするので、あまりスピードを出せないのは相変わらずだ。
←湾岸線は開放的で気持ちが良い
伊勢湾岸線から四日市で東名阪に合流し、亀山で新名神へ。
長いトンネルを抜けた後、土山PAで最後(6回目)の給油。
その後、草津で名神に出れば馴染みの道だ。
昔、和歌山・三重方面に遠征に行くときは、不安と面倒さでいっぱいだったが、今になってみると車で滋賀なんて近いもんだな。
途中、和気のあたりで事故渋滞との情報を得た。
近づくほどに渋滞が長くなっていくので、備前で山陽道を降りて、プルーライン&国道2号で帰宅。
家に着いたのは18:30。
こっちは東北と違って暖かかった。
●データセクション
日数 5日間
総走行距離 3875km
給油 6回(内4回は行き帰りの移動中)
成果 本州最北端訪問
本州最東端訪問