■ 5月3日(金曜日)

旅行初日の車中泊ということもあり、あまり眠ることができなかった。
シートがリクライニングするとはいえ、完全にフラットになるわけじゃないから、寝にくいんだよな。
(腰の辺りが反り返って一番高くなるんだよ)
それでも、足を伸ばして横になれるから、今までインテグラRで旅行していたときよりは快適だ。
さて、外が徐々に明るくなってきたので、およそ6:00を目処に起床だ。

●弥彦山コース撮影

朝起きて、まずは朝の散歩。
腰を伸ばすために、ざっくり周辺を歩いてみる。

 ←こんな立派なオブジェがあったのか。

 ←私以外にも車中泊の車は多い

会社の先輩は言いました。
「道の駅はドライインじゃなく寝るところ」だと。
その通り、朝の道の駅は車中泊の車が多いです。
毎年今の時期に旅行をする私ですが、車中泊の割合が年々増加しているように思います。
キャンピングカー率も僅かながら高くなっているような・・・。
朝の散歩を終えて、道の駅を出発。
道の駅を出発して上り口に入る手前にコンビニがあったので、そこでGET。
最初の一本目は視察なので、サンドイッチとおにぎりを食べながら、山頂を目指す。
走り始めて最初は民家や寺があったが、中腹の尾根の交差点を過ぎて山の西側になると、完全な峠になった。
朝早いので対向車はない。
走り屋気分を味わいながら山頂へ。
大きなヘアピンを曲がりトンネルをくぐり直線路を進むと、山頂の展望台に到着。
展望台は・・・まだ7:00なので、オープンしてないよな。
展望台の、道挟んで対面には、地元の走り屋と思われる団体がたむろしてた。
スイフトスポーツ、日産サニー、86、シビック、イングラR・・・おお!まだインテグラR走っているのか。
いや、86に驚くべきか。
入り口が分からなかったのでとりあえず素通り。
このまままっすぐ進めば、北斜面を降りて麓へ行くようだ。
・・・今通って来たのは南斜面だったのか。
北斜面の方が少し勾配がキツくて峠道っぽい。
所々のタイヤ痕がテンションあがるぜ!
海が見渡せるヘアピンカーブのその向こうは、凸凹のガードレール。
その更に向こうは、見渡す限りの日本海。
その中にポツンと島が見えてる。
あんなところに島があったっけか・・・???
勾配のキツイ下りなのでスピードに気をつけながら走ると、登ってきたときよりも短い時間で麓に到着。
麓も峠道のスタートって言う感じで良い。
そのまま県道に出て、広い場所でUターンして、今来た道を戻る。
帰り道も対向車に合うことなく完走すると、コンビニでデジカメセット。
撮影角度を調整し、一般車の通行が無いことを確認し、撮影を開始してから出発。
撮影中は急激な光量の変化による撮影ミスを防ぐため、スピードは控えめに・・・(笑
最初の民家の区間を抜けて、尾根の交差点へ。
時々カメラの液晶を確認するが、カメラは道のセンターを捕らえ、ボンネットが写りこむことなく、順調に撮影されている。
ドンドン道を登り、ヘアピンを曲がり、トンネルを抜けあと少しで頂上・・・・というところで、トラブルが発生!
カメラの液晶に何も写っていない!?
何故?何が起こった!?
頂上の展望台の駐車場に車を停めて、カメラをチェック。
地元走り屋の視線を感じたが、気にしない。
カメラを確認すると、電源が切れてる・・・。
カメラのレンズが開いたまま電源が切れることがあるの??
電源ボタンを押すと、ちゃんと電源入った。
動画は・・・・?液晶が写ってないだけでちゃんと撮影されているなら問題ないのだが。
早送りで確認すると、カメラを確認する直前、ヘアピンを曲がった直後から途切れている。
やはり、撮影できていないか・・・・。
何故、電源が落ちた?
電池切れなら、液晶に電池切れマークが表示されるが、それは表示されない。
となると、考えられる原因は光量の変化による電圧不足だが・・・。
今入っている電池って、昨日買ったばかりのアルカリ電池なんだけど、そんなことあるの???
試しに、電源を入れて暗いものと明るい者を交互にピンとをあわせると・・・。
何度か繰り返すうち、明るい空に向けると、電源が切れてしまった。
原因は光量補正による電圧不足か・・・。
来た道を戻り、もう一度最初から撮影。
でも、次に使う電池も同じ電池だから、同じことが起こるかも・・・。
スタート地点の信号交差点に戻り、もう一度カメラをセッティングしてやり直ししたが、今度は頂上まで登り、下る途中で液晶が切れてしまった。
そんな馬鹿な・・・。
一度症状が出た電池を使い続けるわけには行かないので、別の電池を買わないと。
しかも、デジカメをルームミラーに固定するためのビニールテープもなくなってしまった。
あれって、ファミリーマートでしか売っているの見たことないけど、この辺りのサークルKにあるだろうか・・・?
もし無かったら・・・終了???
北斜面を降りきってから県道を通り、南斜面の入り口へ向かう。
その途中、幾つかの温泉旅館と競輪場を見かけた。
こ・・・こんな所に競輪場!?
そ、そういえば、道を降りる途中、自転車乗った人とすれ違ったような・・・。
コンビニを発見したので、必要なモノを買出し。
電池は・・・さっきまで使っていたソニーのアルカリ電池は粘りがないので、やはりパナソニックのエボルタかな・・・。
ビニールテープは・・・売ってた!ラッキー。
必要なものが揃ったので、もう一度北斜面のスタートの信号へ行き、カメラセット。
祈るような気持ちで、撮影開始してスタート。
今度は順調に進み・・・頂上を通過し、ちゃんと下の麓まで撮影できた!
帰りも失敗したくないので、電池を交換して万全の状態でチャレンジ。
無事に撮影できた。
実に、3時間に及ぶ撮影劇だった。
最後に頂上の展望台行って見るか。
さっき撮影しながら通ったとき、展望台開いているように見えた。

●弥彦山展望台

頂上の展望台に行くと、やはり開いてた。
朝見かけた地元の走り屋たちは未だに駄弁ってますな。
あいつら邪魔。

 ←この辺りだと唯一の山

 ←頂上の展望台から見えるのは佐渡島だ

日本一周の旅が完結を迎えると、次は離島・・・になるのかな?
離島というと、対馬、児島、小豆島、佐渡島などいろいろありますが・・・あ、沖縄と鹿児島は離島だらけだ(笑
こりゃ、離島はハードルが高すぎる。
生きているうちに全て訪問できるだろうか・・・?
展望台の売店に入ると、お客はだれも居ない。
そりゃそうだ、開いて間がないんだから。
数人の店員に見守られる中、売店を素通りし、まずはトイレ。
その後、堂々と売店に売っているお土産をチェック。
そういえば、新潟に来てお土産物色するの初めてだな。
出発する前、新潟って米のイメージしかないって誰かが言っていたけど、本当に米関係のモノしかない(笑
お土産だから、入れ物に新潟が強調され、米を使ったモノ・・・あった。
クッキーだけど、あれで丁度良い。
あとは・・・折角だから、展望タワーも上ってみるか。
展望タワーは、展望席が配置された展望部屋がタワーの頂上まで上昇し、時間と供に降りてくるタイプのモノ。
同じモノが地元の遊園地にあった気がしないでもないが、そういえばこのタイプの展望台、あんまり見たことないな。
お金を払って券を購入。
乗客は私たった一人ですが、出発進行。
椅子は、中央の柱に背を向ける形で外向きに配置され、ガラス越しに外を眺めることが出来る。
観光アナウンスと供に、ゆっくりを右回転しながら上昇。
ん?下の売店から外の階段を上ったところに、展望遊園地があるのか。
ほとんどの人がそこで景色を眺めたり遊んでる。
あそこからなら、わざわざこのタワー入らなくても、東側の平野が見渡せるんじゃね?
展望遊園地の人からも注目されながらも、展望デッキは上昇。
山の尾根を越えると、今まで見えてなかった弥彦山の東側の平野も見えるようになった。

 ←佐渡島

 ←東側の平野

東側はまだ靄がかかっていて全てが見えるわけじゃないが、その一部を見ただけでも広大な平野が広がってりるのが分かる。

 ←山頂には電波塔

越前平野に唯一ある山なので、その山頂にはTV、各社携帯、自治体防災無線など、さまざまな電波塔がたっている。

 ←真下の駐車場

おお!観光客が少し増えたんじゃね?
頂上まで登り、ぐるっと一回点するとまた回転しながらゆっくり降下。
再び展望遊園地の人々を顔を合わせながら降りてくると、約10分の遊覧は終了。
降りるとき、次に乗る女性客から、「一人しか乗ってない!」「寂しい〜〜」と言われてしまった。
そりゃ、お客が希望すれば、一人でも運転するだろ。
たった一人のお客のために展望タワーを運転するのは、きっと赤字だ。
帰りに、狙っていたお土産をGET。
他には、新潟発祥のお菓子も購入。
そういえば、これ、秘密のケンミンショーで紹介されたやつじゃね?
新潟発祥のおやつで、バカ売れして生産が間に合わなかったため、一時販売を休止して生産に専念したが、その間に他社が大量生産販売したため、そっちが有名になってしまったお菓子ではないか?
(名前忘れた)
記念にゲット。
あと、地元のフルーツを使ったジュースもあったので、購入。

 ←ルレクチェサイダー

新潟では、ルレクチェというフルーツを作っているらしい。
名前は分からないが、この絵は見たことがある。
フランス料理とかでよく使わないか?
飲んでみると、フルーティーで美味しかった。

ところで余談だが・・・

 ←なんだこれは?

東京スカイツリーにあやかって、ツリーパフェなるものが売っているらしい。
ツリーはツリーでも、東京スカイツリーは関係なくないか???
ちなみに、写真右側のタワーが、さっき行った展望タワーでした。

●走りのスポットならでは

弥彦山の観光を終えて次の場所へ。
ソニーのアルカリ電池のせいで、一往復で終わるはずのコース撮影が3往復もしてしまい、さらに弥彦山の観光までしてしまい、当初考えていたより3時間の遅れだ。
ま、時間に縛られた旅ではないので、特に急ぐ必要ありませんが。
弥彦山を降りて、朝車中泊した道の駅へ。
道の駅周辺では、ジョギングを楽しむ人たちが沢山いた。
喉かな田園風景が広がり、自然豊かなこの場所で行うジョギングは気持ちいいだろうな・・・。
と思いつつも、昨日通った道を逆戻りし、海沿い道の国道402に復帰。
そこから、弥彦山の西斜面に沿う形で新潟市内を目指し北上。
直ぐに前の車に追いついてしまったが・・・前の車、やけにゆっくり走るな。
イライラするが、ココは自分の知らない道の場所なので、交通ルールも地元の車に合わせないとな。
こういうときは、速く行こうと車間を詰めるからイライラするんだ。
一呼吸置いて車間を開ければ、イライラも収まるから不思議だ。
ゆっくり走る前の車に付いていくと、道路の路肩に四角いスピーカー型の小さなセンサーを発見。
あれは!幾度と無く俺のチャレンジ200を阻んできた、スピードセンサーじゃないか!
センサーを過ぎると、左手前方にある漁港の駐車場に、警察のワゴン車が待機してた。
こんなところで、スピード取締りしていたのか・・・こしゃくな。
でも、だれも捕まってない・・・(笑
俺も捕まらなくて良かった。
前の車、ありがとう!
しかし、5月の旅行中にスピード取締り見かけたの、京都の県境以来だな。
ここ弥彦山は、新潟県でも唯一と言っていいくらいの走りのスポット。
警察のこういった取り締まりも盛んだということか。

●角田岬

弥彦山北斜面から降りてきた走り屋風の車が、信号で止まっている私の車の前に合流してきたので、そのまま
その車の後ろを付いていく形で北上。
しばらく走ると、角田岬という看板を発見。
岬なんて特に珍しくないのでココは無視しよう・・・と思ったら、角田岬灯台というのがあるみたいなので、寄ってみることにした。
俺は・・・別に灯台マニアではない。
ただ、日本の海沿い道を通って一周するということは、行く先々で灯台と出会うということとも等しい。
その出会いを無視するのは、日本一周の旅の意義としてどうなの?
そんな次第である。
さて、国道を走ると灯台への入り口があったので、看板に従い交差点を曲がる。
人気のない砂浜を進んでいくと、その先に灯台が見えた。
明らかに海水浴場だが・・・近所に民家が無い・・・メッチャ過疎ってる・・・。

 ←これからあそこへ登るのか

ドン着きまで進むと民宿と駐車場があったので、底に車を置いて歩くことに。
お昼前ということもあり、山からは観光客が降りてくる。
私はその流れを無視するように階段を登る。

 ←た・・・高い。

階段は人が一人通るだけの幅しかなくて、対向者が降りてきたら交差できない。
斜面は急なので、階段以外のところに避けれるほどの足場はない。
なので、不用意に階段を登ってしまわないよう、先の様子を見ながらの移動になる。
こういう場合、降りてくる人優先だもんね。
それにしても、階段を下りてくる人しか居ない。
何か順路か何か決められていて、私は順路を逆走しているのだろうか・・・・??

 ←展望台からの風景

灯台の麓に展望台があるのはお約束。
そんなに高い灯台ではなかったので、眺めはまぁまぁだ。
やってきた道も見下ろせるが・・・建物がほとんど無い。

 ←来た道だが・・・メッチャ過疎ってる

 ←この看板もお約束

 ←そして灯台

灯台自体もあまり大きくはない。
それもそのハズ。
この灯台、この先にある佐渡島までの間の海を対象に作られているらしい。
どうりで、レーマークビーコンとか無いはずだ。
大きな灯台ではないので、中に入ることもできない。
看板によれば、海上保安庁から遠隔操作され、定期的に巡視されているとか。
ま、最近の灯台って、そんなもんでしょう。

 ←灯台の裏側

灯台の反対側にも階段の通路があったのか。
こちらも狭くて、人一人しか通れない。
降りきった先に洞窟があり、さっきの民宿に戻れるという具合だ。

 ←幅50cmほど

狭い階段。
しかも、斜面を削って作っているのではなく、コンクリートで固めた規制品を、手摺と一緒に斜面に杭などで固定しているので、階段と手摺部分が斜面から浮いた状態。
だから、人が来ても横に交わせない。
一体どうやって設置したのやら・・・。

 ←この先に洞窟

洞窟もタダの洞窟でなく、源の何とかが、兄に追われる際に船を隠した場所だとか書いてた。
現代人の知恵と知識があれば、直ぐに見つかりそうな場所ではありますが、昔の人は見つけることができなかったのでしょう。
一応名勝ということで、何人かは観光客が来てた。
民宿も、海水浴シーズンでない今は営業していない。
というこは、お土産もなし。
ま、大した観光地では無かったので仕方ないかな。
さて、お昼も近いので、新潟市街地でお昼にしますか。

●昼食はラーメンを

角田岬灯台を出発後、国道402号沿いの長〜い海水浴場を走り抜けると、いよいよ新潟市街地圏。
新潟市は、日本海側に位置する都市の中で一番大きな都市だ。
・・・ってことは、ココから先には大きな町は無いのか・・・OTL
地図に従い国道402号から116号に入り、市街地の中を信号に捕まりながらも進んでいくと、30分ばかりで市街地の反対側に抜けた。

お昼食べようかとお店ないか探していたが、この辺りは住宅が多くて大したお店無かった・・・。
このまま国道113を通り東へ向かっても良いが、お昼ご飯食べたいので、新潟市内を南に向かってみることに↓。
まずは新潟駅の前に出てきて、国道7号を進み国道8号を通って南へ。
南区まで走れば、コロプラで新しいスタンプをGETできる。
多分30分ほど走ってUターンするだけだらか、ロスも1時間くらいで住むんじゃないかな。
安易にそう考えながら、車を走らせる。
国道8号は一直線に南に南下。
片側1車線の直線路だから、渋滞すると回避手段がない。
しばらく進み、看板が南区になったので適当な本屋に止まり、コロプラでスタンプGET。
ついでに、東北地方のツーリングマップルもGET。
ん?もしかして、これで日本全国のツーリングマップルをGETしてしまったのではないか?
すごいな、俺(笑
スタンプをGETしたら、交差点を曲がり田園風景の中を元の国道7号目指して走る。
途中、信濃川を渡った。
さっきも新潟市内で2度わたったはずだが、河口よりこの辺の方が川幅が広い。
珍しいな・・・普通、上流から徐々に川幅が広がっていくものだが・・・。
県道をしばらく進み、国道49号へ合流。
右手にラーメン屋を見つけたので、いい加減にそこでお昼にすることにした。
ラーメン吉兆丸・・・この辺りのお店、○○丸って言う名前が多いな(笑

 ←おいしそ〜〜

初めての店にも関わらず、チャーシュー麺のコーントッピングだ。
もちもちの太麺に、具材がシナチクともやしという、寒い地方では定番のラーメン。
チャーシューが食べやすい薄切りで美味しい。
スープはこの店のオリジナルで、豚骨ベースに味噌を合わせているようだ。
豚骨に太麺の組み合わせはあまり見ないが、実に美味しかった。
ラーメンを食べ終えると、国道49号から国道7号へと乗り継ぎ、国道113号の順路に合流。
そろそろガソリンがやばいので、ガソリンスタントを探しつつ、東へ向かう。

●ひたすら東へ

東に向かい始め、阿賀野川を渡ると急に一般集落の団地に変わった。
あれ?道沿いを走っていたはずだが、途中ルートを外れた?
看板の通りに走っていたはずだが・・・携帯アプリの地図で確認すると、国道を走ってない。
Uターンして、国道の表示があるところまで戻る。
あれ?持っているツーリングマップルでは国道になっているが、携帯アプリでみると、国道になっていない。
最近移管された・・・ということだろうか?
ってか、どうすりゃいい?
今までに無いパターンだな。
仮に、最新の情報に従い、ここが国道でないとすると・・・この道を引き返し、国道7号を進むことに。
ツーリングマップルの情報を信じるとすると、このまま進めば国道7号に合流する。
結局国道7号に合流するわけだが、進むか引き返すかの大きな違いがあるな。
うむ・・・ここは、引き返すの面倒くさいので、順路通り進もう。
引き返すのやめてやっぱり進むと、ガソリンスタンドを見つけたのでそこで給油。
1リットルあたり158円・・・高い。
給油が終わると、再び出発。
しばらく走ると、住宅地が無くなり、田園風景の開けた場所に出た。
建設中と思われる道の向こうには巨大なイオンが。
ツーリングマップルでは建設中になっているが、既に道路は出来ていた。
だが、ここは、地図の通り、一瞬国道7号を走って海沿いの国道113を走るぜ。
胎内市に入れば、その後の主な目的はない。
ただただ突っ走るだけだ。

 ←長い直線だ

どこまでも続く長〜〜〜い松林。
その先にある荒川を渡ると村上市。
一旦コンビニで休憩。
その店に、お土産用に村上牛が入ったレトルトカレーと、村上茶を使った茶饅頭が売ってた。
ここ新潟には米以外に名産があるじゃないか。
ってことで購入。
コンビニを出ると、山と海に挟まれた道をひたすら北へ。

●道の駅笹川流れ

村上市に位置する海沿いの国道345号を、隣の山形県に向かって進んでいく。
時刻は18:00を過ぎているが、この先に例のアレがある。
17:00〜19:00の時間帯が、お土産屋さんも閉まり、夕食を食べ始めるため車の通りが少なくなる、絶好の移動時間なのだ。
前を走るインサイトに着いて走っているが、前の車、明らかにスピード違反だな。
地元の車なら良いのだけど・・・警察が居ると間違いなく捕まりますな(笑
私は助かるからいいのだけど。

 ←どこまでも続くぜ。

しばらく進むと、右手方向に虹を発見。
こんなくっきりと現れた虹をまじまじと見るのは、小学校以来ではないだろうか?
最近だと、北海道の知床半島で見た虹が最後だと思う。

 ←ナイス虹!

待てよ?ここから虹が見えるということは、虹の向こうの山間部は雨ということか・・・。
ああ、山を挟んで西側は晴れて、山の東側は大雨だったという現象は、知床半島や沖縄で体験したことがある。
それと同じことが起こっているのだろうか・・・?
さらに進むと時刻も進み、夕暮れに合わせて空が赤みかかってきた。
オレンジの光に照らされながら走るサンセットライン・・・幻想的だ。
と、前方に道の駅発見。
前を走るインサイトは直進していったが、こちらは一旦休憩だ。

 ←逆光 スマン

道の駅でお土産物色しようかと思ったが、18:00過ぎて閉まってた(笑
夕日の綺麗な場所・・・らしく、沢山の人が夕日を見ようと訪れていた。
私は、別に夕日見なくて良いので・・・ってか、ここで夕日見るために足を止めていたら、県境の写真が旨く取れないぜ!
なので、トイレだけ済ませて出発。
車通りのなくなった国道をひたすら進む。
この辺りの日本海沖には、栗島という離島が遠くに見えるのだが、そんなことは気にしない。
しっかり前を見て運転します。
そうこうしていると、オレンジ色だった空も徐々に黒に染まり始める。
小さな集落で国道7号線に合流後、若干車の通行量が増えた。
更に進むと、やや大きな集落にたどり着いたところで、例のアレだ。

 ←新潟から山形へ

 ←山形から新潟へ

ギリギリ間に合ったような感じではあったが、撮影しているうちに日は落ちたため、逆光となる反対側の写真はフラッシュを使い撮影。
やっぱ、こういう看板の写真って、明るいうちに取ったほうが綺麗に取れる。
さて、初めての山形県、いきなり暗闇の中での走行となってしまったが、とりあえず今晩の拠点となる場所へ向かって走ろう。

●拠点は鶴岡

さて、走り始めて直ぐに日本海東北自動車道のインターチェンジへの分かれ道を発見。
ああ、そういうや、この辺りも高速道路あるだろうな。
地図で確認すると・・・有料道路じゃない!?なんちゃって高速道路か・・・。
どうやら、山形高速道路と合流するまでずっと続いているみたい。
ああ、そういや、少し手前で国道7号と合流したっけ。
あそこに繋がるのか・・・。
日は完全に沈んでしまい、空は完全に黒色になってしまった。
まぁ、県境の撮影をしている時に既に薄暗くなっていたので仕方ない。
日が沈んでしまったら、いくら急いでも暗いままなので、ここは安全運転で移動。
所々ある街灯の明かりで、少しだが道路以外の地形も分かる。
そういえば、高知県の山の中は、道路に街灯も少なくって、真っ暗闇だったっけ。
あれは、初めて走る人にとっては、恐い道路だよな・・・。
思い出にフケながらしばらく走ると、海沿いから離れて内陸になってきた。
鉄道を横断し、信号の横のコンビニに泊まり、位置と進行方向の確認だ。
と、ここで驚愕の発覚!
こ・・・これは・・・このまま順路を進み続けると・・・次の道の駅到着は約1.5時間後・・・しかも、秋田県の県境の直ぐ手前。
後ろに引き返すにしても、最後に見た道の駅は新潟県との県境付近で、1時間ほど戻ることに。
・・・・ちょうど中間地点のこの辺に、道の駅無いんかい!
ってか、県境から県境が最短で2時間程度で行けるって、どうなってんの?この山形県!?
地図で山形県の形を確認すると・・・どうやら海に接しているのはほんの少しで、大半は内陸に入り込んだ形になっている、
バトルギア4の鍵を作るために訪れなければならない街も、ここから内陸に3時間ほど走った場所だ。
・・・バトルギア4の鍵を作るためだけに、往復6時間も移動するのも馬鹿げているな。
ま、店が開くのが明日の10:00と仮定すると、今日のところはこの周辺でキャンプ張ればいいが、鍵を作った後、またこの順路に戻ると時刻は約15:00。
ほぼ一日消費することになるか、この旅行も、後3日しかない。
帰りの高速道路が丸々一日かかるので、実質二日・・・その二日の内一日をこれに使うのは面白くないな。
何か良い方法はないか・・・。
コンビニでコーヒー買ってしばらく悩む。
うむ、どうせ今回の旅行、秋田県のある程度まで進むとUターンして戻ることになるのだから、山形県の鍵を作るのは、高速道路で帰る途中に寄ることにするか。
ん、でも、どうせ高速道路に載るなら、最初から最後まで深夜割引使って乗ったほうが安いし・・・。
あ、山形県の南端は、米沢になるのか・・・帰り、米沢牛食べて帰るのも悪くない。
よし!そうしよう!今は先に進むことだけを考え、秋田でUターンしたあと、山形を散策だな。
1つの県を行きと帰りの2回に分けて訪問するのは、今までにない方法だな。
そうと決まれば、今日の拠点だが・・・このまま国道7号を進み、少し内陸に進んだところに道の駅がある。
しかも、その隣に日帰り温泉もある。丁度良い!
道の駅って、大体都会から外れた場所にあるんだけど、こんな平地の真ん中にあるってことは、ここは田舎なのか???
ま、方針が決まれば進むだけ。
道の駅に向かって出発。

●鶴岡市内

コンビニを出発し、数分後、山形自動車道を横断し、鶴岡の明るい市街地を遠めに眺めながら、目的の道の駅へ向かう。
国道からはずれ、赤川沿いの県道を走ると、道の駅発見。
隣が日帰り温泉だったはずだが・・・?車を走らせて偵察。
道の駅の周りをぐるっと一周しただけでは見つけ出すことが出来なかったので、更に周りを探すと、確かに道の駅の隣にあった。
なの花温泉 田田だ。
時刻は20:00頃とお手ごろな時間なこともあって、大変混雑している。
一応営業時間を確認。
静岡では、営業時間を甘く見積もり、風呂に入れないという事態が起きたからな。
営業時間の確認・・・ご飯を食べる余裕はあるな。
では、鶴岡市内に晩御飯が食べられる店を探そう。
(ってか、折角来たなら先に風呂は入れよ)
来た道を戻り、国道には合流せず、市街地の方へ。
大きな通りをゆっくり走りながら、店を探す。
3桁国道ではあるが、通りにはマクドナルドやTUTAYAなど、若者向けの華やかな店が並んでいる。
この通りに何か食事できるところがありそうだ。
すき屋やココイチといった、地元にあるものはダメ。
ここで初めてみるものじゃないとな・・・。
この時間になってこの縛りはきついか・・・?
しばらく進むと、ゲーセン発見。
山形県でバトルギア4は山形の店舗にしかないのは知っている。
遊ぶとすれば、初音ミクだな。
素通りしたら、初めて聞く名前のファミレス発見。
よし!そこにしよう!!

●夕食・そして・・・

南部屋敷という、和食推しのファミレス。
メニューの大半は、そばと寿司のセットだ。
そば自体、地元では珍しいものだが、この辺りは当たり前にあるみたい。
それに、寿司標準搭載のファミレスは、地元では割と高級なファミレスだ。
そのそばと寿司がセットになり、お手ごろ価格て食べれるといのだ。
・・・食文化はその土地の歴史を語るというが・・・この辺りは、蕎麦や寿司が普段から食べられているのだろうか?

 ←で、出てきたものだ。

いくらのサーモンの親子寿司とそばのセット。
メニューにあった見本と若干見劣りする気がするが・・・まぁ、良いか。
食べてみると・・・うん、散らし寿司とあったかいそばだ。
ふむ、食べてみて思ったが、やっぱ夕食はあったかい料理にかぎる。
寿司って、暖かいイメージないけど、この辺りの人は夜でも寿司を食べるのだろうか?

ご飯が終わればお風呂。
先ほどの日帰り温泉に戻り、お風呂に入る。
今までさんざん旅を重ねてきた私にっとて、日帰り温泉というのは、既に特別な場所ではない。
おなじみの入浴権に、おなじみの更衣室、お馴染みのお風呂。
手早くお風呂を済ませ、隣の道の駅へ。
あとは寝るだけ・・・いや、さっき鶴岡市内にゲーセンあったっけ。
あそこで少しだけ遊んでから寝よう。

●アピナ鶴岡店

お風呂あがり、暖まった体でやってきた。
っていうか、道の駅→南部屋敷→お風呂→ゲーセンと、同じところを行ったり来たりしてる。
効率わりーな(w
ゲーセンに入り、ラインナップの確認。
ドラムマニア、ギターフリークスは、バージョンの古いものが動いていた。
バトルギア4は当然ないし、代わりにあるのは頭文字Dや湾岸、マリオカート。
ビデオゲームも、スト4や鉄拳、ガンダムくらい。
となると、自分が遊ぶのは初音ミクarcadeくらいしかねーな。
まだコンテスト期間だったと思うので、コンテストを消化。
ついでに、この間追加になった新曲のHARDモードのエクセレントトライアルも消化。
これで、DIVA.NETにログオンし、リザルトフォトをダウンロードすれば、店舗名の入ったリザルトを入手できるわけだ。
これで、いつ、その店に行って何をプレーしたか、しっかり記録が残るというわけだ。
・・・残しても何もないけど何か?
適度に1時間ほど遊ぶと11:00頃。
さて、そろそろ寝よう。

●就寝

道の駅に戻ると、道の駅はほぼ満車の状態だ。
そりゃそうだ、この辺り、道の駅はココしかなかったんだから。
通りを走る車の音が聞こえる道沿いや、出入りする車の音がうるさい出入り口に近い場所は開いているが、奥の方の静かで薄暗い場所は埋まっている。
あまりに道路と入り口に近い場所はうるさいからノーサンキューだが、ほどほどに空いていれば良いや。
それに、真っ暗な場所というのも、防犯上面白くない。
街路灯から遠すぎず、近すぎない場所が良いな。
空いている場所でもっとも理想な場所を探し出し、そこに駐車。
室内をセッティングして、携帯でネットを確認し寝ました。
 

 

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