■ 4月29日(日曜日)
夜中、時々周りが騒がしくなるせいで、ちょいちょい目が覚めて、寝不足のまま朝を迎えた。
時折、団体がやってきて、適当に駄弁って帰っていくんだよな。
ナンだったんだろ?
隣のFKDは・・・アイマスクに耳栓のため、完全熟睡。
まあ、隣で起こしてくれる人がいるからこそ、出来ることだよな・・・。
まったく、人にばっか頼りやがって。
●道の駅伊良湖クリスタルポルト
さて、車中泊した道の駅田原めっくんはうすで適度に散歩したあと、向かいのローソンで朝食。
その後は、渥美半島の先端、伊良湖岬へと向かう。
今日は休日な上、朝早いので、車もほとんど無い。
すれ違うのは地元の農家だけ。
喉かな田園風景を進む。
想像通り、30分ほど進むと伊良湖岬の先端である道の駅に到着した。
←フェリーで知多半島に戻れるのだ
日曜の朝だからか?
フェリー客を除けば、観光客はまばらだ。
お土産物売り場も開いてない・・・折角渥美半島の先端にやってきたのに・・・・。
と思ったら、観光案内所のカウンターに、記念品らしきアクセサリが売ってた。
ん?この道の駅の名前が入った携帯ストラップ、これと同じものが沖縄で買ったな。
そういや、所々の道の駅で、コレ売ってる・・・。
ってことで、購入。
●伊良湖岬灯台
道の駅からほんのちょっと車で移動し、恋路ヶ浜まで行くと、歩いて灯台へ行ける。
駐車場から遊歩道と思われる舗装路を歩き、海岸まで出たら海沿いの石畳の道を歩く。
すぐに灯台が見えてきた。
←ちっちぇー灯台
がっつり現役の灯台なので、中に入ることは不可能。
ってか、明らかに観光用にはなってませんね(笑
一応、看板を紹介する看板はあるが、ご覧の通り、ずいぶん劣化が進んでいる。
まぁ、現役で活躍している上に、観光用になってないから、こんなもんかな。
ちなみに、車を駐車した恋路ヶ浜には、こんなものもありました。
珍しいものを見つけ、写真に収めるFKDに一言私は言った。
「ぶっちゃけ、海沿いをドライブしていると、こういうの、どこにでもあるから、珍しくないよ」
うむ、少なくとも、北海道、能登半島、沖縄、鹿児島でそれぞれ見てきた(笑
うん?最近は、南京錠をかけるというのが流行らしい。
何でも、二人の仲に鍵を掛けて、離れないようにする・・・ていう、願掛けだったと思うが。
漂流してきたヤシの実と鍵とが結びつかないんだが・・・まぁ、良いか。
●静岡へやってきた
さて、あまりのんびり出来るような見物もないので、とっとと先へ進む。
道路は国道42号となり、海からやや遠めにある海に沿った道を、被害へ向かって進む。
海沿いといっても、縮尺の小さい地図で海沿いに見えるだけで、実際に走ると、海は遥か向こうだけどな(笑
国道42号って、そういや和歌山を通っていた道じゃないか?
あ、鳥羽港からさっきの伊良湖岬まで海上国道が通ってんのか。
時折サイクリングの人たちを追い抜きながら、特に見所無いまま東へ向かうと、いつものアレが見えてきた。
←しょっしゃ!静岡入りだ!
愛知県と静岡県との県境を越え、少し進むと国道1号線に合流。
そのまま国道1号を東へ。
静岡に入ってすぐ浜名湖があるわけですが、現在の時刻は午前9:00。
ちょっと鰻を食べるには早いよな〜〜。
ということで、浜名湖での観光はスルー。
そういや、浜名湖の近所に、うなぎパイ作っている工場もあったっけか。
あれは予約しないといけないので、結局ダメなんですが。
浜名湖も過ぎ、浜松の市街地通過し、遊覧船沈没で有名になった天竜川も渡ると、後は喉かな道。
100円ショップでちょこちょこと買い物したあとは、ひたすらドライブである。
磐田市に入ると、ジェビロ磐田の話で盛り上がった。
通州大砂丘という場所があったが、なんとなく行くのやめた(笑
掛川に入ると、サッカー漫画「シュート」の話題で盛り上がった。
静岡県って、サッカー王国じゃん!という話題で盛り上がった。
気がつけば、電力送電線が沢山ある鉄塔地帯まで居た。
ああ、近所に浜岡原発がるのか。
そういや、東北沖地震のときも、この原発の名前が出てたな・・・。
そして、緩やかな長いカーブを曲がっている時に、現実に戻る。
さっき御前崎灯台の看板通過した!
●御前岬灯台
地名をネタにFKDを話しながら走っていると、いつの間にか御前崎市まで来ていた。
イケね!ただでさえメジャーな観光地ショートカットしてんだから、灯台くらいは行っとかないとな。
車をUターンさせて、信号を曲がる。
この辺りのあまり賑わってないところは、地図何か見なくても、看板を見ながら大通りを適当に進むと、目的地に着く!
灯台自体は、割りと民家の中にあった。
大通りの先にある路地に入り、細い道を走ると、民宿や小さなお土産店がある場所へ。
そこの一画が駐車場になってたので、そこに車を留めた。
お土産は・・・観光の後で(笑
←こんな感じ
灯台なんだから、通常海のすぐ横にあるもんだが、こちらは小高い丘の上、民家の集落の一番奥にありました。
お土産屋さんも2〜3店しかない(しかも、開いてない)し、あんま流行ってないのかな?
その割に、周りは綺麗なんだが・・・。
←これ
御前崎灯台です。
確か、この辺りにある灯台では、一番大きいんじゃなかったっけ?
こちらの灯台は、上まで登って展望できるようですな。
そういや、灯台内部の階段横に、よく全国の灯台が紹介されているけど、ここの灯台の名前は良く見たっけ。
人口が多い分、訪れる人も多いのかな。
さて、入場券買って中へ。
売店からシーフード・ヌードルの匂いした・・・ああ、そろそろお昼ですね(笑
中に入り、灯台内側に設置された螺旋階段を登る。
今まで島根や石川、沖縄など、いろんな灯台登ってきたけど、ここはどこも同じ構造だ。
そして最上階にたどり着く手前だけ天井が低いのも一緒。
ああ、島根の灯台は、最後はハシゴになってて、前を行く少女のパンツ見えそうだったっけか。
←あ!コレコレ
誰もが見落としそうな、灯台の命ともいえるレンズである。
水銀槽式回転機械といのは、灯台では良くあるもの。
その下にある免晨装置というのは、始めてみたかも知れないな。
←灯台から伊豆方向
←灯台から浜岡原発方向
←海の裏は、海を感じさせない集落
←マジ、集落の角に灯台
高いところは良い眺めだ。
今日は天気も良いしね!
地球が丸く見えるか?見えないな。
そこまで標高高くないか。
ん?アレはナンだ?
←下にも駐車場
いや、もうちょっと右。
←アレだ!アレ!!
あの、記念碑みたいなものはナンだ!!
よし、行ってみよう!!
車に乗って移動。
の前に、一応お土産屋も確認。
入り口が開かないということは、やはり営業してない・・・。
今連休なのに・・・。
←到着しますた
車で集略を少し離れ、適当に走ると海沿いの駐車場に到着。
おみやげ物売り場はこちらにもなし。
記念品売ろうよ。
←うおぉ!キター
静岡県最南端の岬・・・だぜ!
ん?静岡県最南端ってことは、伊豆半島よりも南に位置しているのか。
それはそれで、これから行く伊豆半島の楽しみが減ってしまうが、まぁ良いか。
よし!記念撮影だ!
●昼食は焼津港へ
さて、記念撮影も終わり、御前崎灯台を後にした我々は、次なる目的地を目指し、東方向へ。
国道150号に戻ってきたら、信号を右折。
そのまま国道150号を東へ。
そろそろお昼なので、どこかで昼食を食べたいところだな。
そう思うと、おいしそうなお店がたくさんあるんですが・・・。
せっかく静岡に来てるんだから、地元で食べられるものはNG。
と考えていたのだが、これが意外にも、地元にある飲食店をほとんど見ない。
さすが、関東だぜ・・・うな丼のチェーン店なんかがあるとはね・・・。
国道150号をしばらく進むと、段々と市街となってきた。
SLで有名な大井川を渡ると、本格的な住宅地。
大きな市街地は国道1号沿いになっていて、この国道150号周辺は住宅街のようになっているのか・・・な?
さらに進むと焼津港の看板がチラホラ。
既にお昼は来ているが、もともと焼津港でお昼しようと思っていたので、このまま焼津港へ行くぜ。
焼津港の手前で区画整理が行われており、道路状況が地図と全然変わってしまっていたので、少し道にまよってしまったが、お昼を過ぎた時間帯に、やっと到着することができた。
←港の中にあったのか・・・
小川港漁河岸食堂である。
店が港の中になるなんて知らなかったから、いろいろ探してしまったぜ。
こんなとき、カーナビがあったら、簡単に探し出せたのだろうか・・・・。
さて、既にお昼は過ぎていたため、お客さんもだいぶ減っている。
車を置いて中へ。
お昼すぎにも関わらず、人が盛んだな。
お客さん減ったにも関わらず、盛んな状況。
ここはずいぶん人気があるんだな。
それもそのはず、TVで何度か紹介されているみたいだった。
ホンジャマカの石ちゃん写真が張ってあった(笑
もしもツアーズの写真もあるぞ(笑
さて、注文。
メニューを見ると、刺身や丼モノ、天ぷら・・・どれも美味しそうだ。
駿河湾は新鮮で豊富な鮮魚が沢山取れることで有名だもんね。
白子丼というもの引かれたが・・・よし!コレだ!
少し行列が出来ていたので、ちょびっと待ってから食券を購入。
カウンターで店の人に食券を渡して、空き気味になったテーブルで待っていると、番号を呼ばれた!
←おいしそ〜!
来た来た!本マグロ大トロ丼、¥3000だ〜〜〜〜!
大トロがこんなに沢山!
おいしそぅ〜〜〜。
まず、一切れ・・・うんめぇ〜〜〜〜!
肉がサラサラ。
口の中に入れると、舌の上で脂になって溶けた〜〜〜。
甘みが濃くて・・・・・・・・・とにかく、めっちゃうめぇ〜〜〜。
お寿司もこんなふうに美味しいのかな・・・?
FKDはいろんな種類の刺身が乗った海鮮丼を食べている模様。
あっちも美味しそうだ。
●富士山は見えず
さて、お昼ご飯も終わったことだし、あと本日やることは、明日に備えて伊豆半島まで行くこと。
なので、引き続き国道150号を飛ばすぜ。
焼津港を出発し、しばらく住宅地の中を走ると、また海沿い道に。
静岡市内の住宅地で、バイパス工事中の場所で少し迷ったが、その後は海の見える海岸道をひたすら走る。
うむ、少し風が出ているのか・・・こりゃ、富士山見えないかな・・・??
左手に沢山のイチゴ畑が見えるストロベリーフィールドを通過し、新清水の市街地を通過すると国道1号線に合流。
さらに進むと、清水バイパスも合流し、国道1号線の一本道に。
海のすぐ横の高架道路を、スピードに乗って走るのは、とっても爽快だ!
ただ、そろそろ目の前に大きな山が見えるはずなんだが、それらしいものが全然見えないんだよな・・・。
国道1号に合流したこともあり、スピードレンジが1段あがり、海や工業地帯、併設する高速道路の景色を眺めながら走っていると、いつのまには富士宮市まで来ていた。
小さな道の駅があるので、あそこで少し休憩。
道の駅富士である。
車が10台程度しか置けない小さな道の駅であるが、観光案内と売店はキチンと配置されている。
ってか、ここまでくりゃさすがに富士山見えるだろ。
それが見えないってことは、やっぱ今日は風が強くて見えないか・・・。
残念だったな、FKD。
←道の駅の屋上展望台より
屋上展望台でしばらく待っていると、富士山らしきもの一部は一応見えるな。
やっぱ、風で雲掛かっているか・・・。
天気予報では、明日も明後日も明々後日も天気が悪い。
こりゃ、せっかくココまで来たが、生富士山は見れそうにないな。
ってことで、一応お土産と記念きっぷGET。
●そして伊豆
国道1号を東へ。
富士宮市に入ってからは、市街地のような風景が続く。
時刻も夕方が近くなってきたこともあり、だんだん流れが悪くなってきた。
富士山は会い分からず見えないが・・・しかし、いつ見ても信じられネーほどに大きな山だ。
この辺りに住んでいると、これが当たり前になって来るんだろうけど・・・ってか、富士山だけは、我々が知っている山というジャンルじゃないよな。
などと走っていると、いつの間にか沼津市。
沼津市は、かつて訪れた際にバトルギア4の鍵を作成した、ミラクルドームというゲームセンターが、今も存在する。
今回は行かないが・・・目印のNTTの電波等が懐かしい。
国道414との分かれ道があったので、これを曲がる。
本線から降りないと曲がれないこということを知らなかったので、また道に迷ってしまったが、なんとか国道414に入り伊豆方面へ。
沼津市街地を通過し、港町も通過し、一瞬海の横を通り山岳地へ。
しばらく進むと、伊豆の入り口といわれる道の駅伊豆のへそへ到着。
今日はここで車中泊だな。
●そして就寝
道の駅についたのは良いが、すでに営業終わってた。
営業終了直後のため、まだ宛ている店があったから、少しだけお買い物。
建物の奥でバームクーヘン作ってた。
普段見るバームクーヘンって、切り取った上体のものだったけど、焼き終わった直後のロールの状態のバームクーヘン見たの始めてた。
甘い匂いに誘われ、その場で食べれるものを購入。
うむ、最近いろんなところでバームクーヘン作っているの見かけるけど、ブームなのかな?
そいうや、義弟もバームクーヘン作っている工場で働いているって行ってたっけ。
でも、バームクーヘンの外側って、こんなに山盛りにシロップ掛かってたっけ?
おやつ代わりに、美味しく食べた。
その後、しばらく本屋で旅行本を使い明日いくところをチェックしたあと、日帰り温泉へ。
←ココ
伊豆長岡温泉「光林」である。
私のツーリングマップルには乗っていなかったが、ここで日帰り温泉も入れるし、食事もできる、一石二鳥だ。
ってことで、適当にお風呂は言った後食事。
←携帯でピンボケしたのけど掻揚げ丼ね。
注文したのは、今が旬、桜海老の掻揚げ丼・・・と
←あれ?こんにゃく??
静岡おでん・・・だったとおもうが、こんにゃくである。
さくら海老の掻揚げ丼は、焼津港でも食べようと思ってたんだよな〜〜。
ってことで注文。
揚げたてのさくさく触感と海老の甘味がマッチして、ってもうめぇ〜〜〜。
こんにゃくのは・・・ああ、3つ全部種類の違うこんにゃくなのな。
それぞれいただきました。
食事と風呂が終われば、先ほどの道の駅伊豆のへそへ戻り就寝。
明日は、伊豆半島一周だぜ!