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情報一覧表 オーストラリア キャンピングカーでのホリデー
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国際国内線? ^^;

 今日は、キャンピングカーを返し、ケアンズからダーウィンへ移動する日。
その距離が2756kmと知って、キャンピングカーでの移動は諦めた。行くだけで5〜6日かかる。
ダーウィンは、オーストラリアの北端の町で赤道に近く、カカドゥ国立公園への玄関である。
この時期はダービーが開催されるため、希望のフライトが取れず1日ずらせた。宿も取れず5軒目の宿の支配人に教えてもらったモーテルに、カカドゥへのつなぎの宿をやっと確保した。

 キャンピングカー返却時のチェックで、アポロのグレーさんから「パーフェクト!」と言われて気をよくし、呼んでもらったタクシーで6km先のケアンズ空港へ向かう。
少し余裕を見ていたつもりが、返却にも時間をとられ、13:00出発の便への余裕はなくなっている。[12:18]
まあオースラリア国内の移動で、国内線だから、煩わしい手続きはないはずだしと、安心していた。
「国内線(domestic)ターミナルへお願いします」
タクシーは、国内線ターミナルへ10分弱で着いた。[12:28]

 荷物を引いて、カンタスのカウンターへ行き、ウエストバッグからごそごそ3人分のチケットを出す。
係員の男性は、チケットを見て
「この便は国際線だから、ここではなく国際線ターミナルへ行ってください」
「え〜?」
絶句して、目が点になった。ダーウィン経由のシンガポール行きが、我々の乗る便だそうな。
「国際線ターミナルは、どこから行けば良いのですか?」
左斜めのビルを示し、腕時計を見て、
「左手の通路から、急いで行ってください。」
確かにあまり時間はない。[12:31 離陸まで、残り29分]
国内線ターミナル内を走った。
出口にいた係員に尋ねて、連絡通路を走った。
直線ではなく、弧を描いて続いている。
屋根の付いた通路には起伏もある。
キャリアに乗せた大型バッグとキャリアの付いた中型バック。
ハニーの背中に中型リュックとチサの背中に小型リュック。
バッグのキャリアがゴロゴロと響く。
数人のグループとすれ違う。多分我々を見ているだろう。
左に植え込みに熱帯の植物が見え、国際線ターミナルビルが近づいてきた。
息が上がり、汗が噴出してきた。
ハニーもチサも頑張って走っている。もう少しだ。
ビルに飛び込んで、その勢いのまま、上にQF155の表示のあるカウンターを探す。
どこだ?どこだ?どこだ?[12:37 離陸まで、残り23分]
カウンターに手招きをする女性係員を見つけた。国内線カウンタから連絡が来ていたようだ。
チェックインとセキュリティチェックの後、出国手続きに並んだ列の中にダーウィンに向かうと言う日本人女性を見つけ、やっと安堵したのだった。[12:45 離陸まで、残り15分]

【教訓】
・カンタス航空ではフライトbフQF1**は国際線便、QF8**が国内線便
・ケアンズ発、ダーウィン経由、シンガポール行きなる国際線便がある。
 (HISの野瀬さ〜ん。教えておいてくれよ〜!)
・ケアンズ空港は国際線と国内線のターミナルビルがかなり離れているが、ダーウィン空港は、同一ビル内にある。ちなみにダーウィンからケアンズへの帰りは、国内線だった。
ケアンズ空港
下が国内線ターミナル、右上が国際線ターミナル
それぞれのカウンター間の距離約600m
(Googleのマップより)

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