「階の移動がエレベータだけ？災害時にはどうするんだろう？」
金属の持つ冷たさの無機質な雰囲気の関空を探検・調査後にチェックインした。

　旅慣れた我々3人は、それぞれリュックやスポーツバック1つの身軽さ。
セキュリティチェックで、手荷物のリュックをＸ線トンネルの係員に渡して、
金属探知機ゲートを、いつものようにフォールドアップの姿勢でくぐる。
「何もないよ」の意思表示のつもりだが、もちろんセーフ。

　私の後ろのスポーツバックがＸ線で「ブー」、「ブー」と2回なった。
「これはどなたと、どなたの荷物ですか？」
と係員。
私が指差す先には、金属探知機のゲートが「ピンポーン」、「ピンポーン」と２回なって、
ボディチェックを受けているマスタときんちゃん。
(原因：身体は小銭とキーホルダ。荷物はきんちゃんのスイスアーミーナイフと、
マスタの長さ25cmもある特大ＶＯ５スプレーでした)
二人とも荷物とボディの両方で引っかかるとは、スタートから波乱万丈の兆しムンムン。
「おいおい、大丈夫かぁ？」