Maytalkの海外自由旅行情報
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 我々に先行し、4月にカナダへスキーに行っってきたNさんへ
「帰ってから、脱力状態に陥らなかった?」
と尋ねてみた。 すると、
「2週間は、余韻が残って大丈夫だったが、その後は『なんで仕事なんか、せにゃならんのやぁ』と放心状態になった」
との回答。
「で、どの位の期間?」
と聞くと
「僕の場合、2か月くらい続いたなぁ」
だって。

やっぱし、かかるんだ。
実は8/5に帰国し、盆過ぎからガクッときた。何をする気も起こらない。
夜が涼しくなって来るとともに、
「"夏"が終わってしまった。僕の夏が・・・」
徐々に張りつめ、旅行中はハイな状態を続け、日本の蒸し暑い現実に戻って、体力と気力がバテテしまった。旅の余韻も薄れ、次に襲ってきたのが、脱力感。

 娘も放心状態。学校で「あ〜あ、カナダは良かったな・・」の独り言に、友達から嫌われている模様。
9月の終わりに車の中で聞き出して、「チサおまえもか」と仲間意識とともに、娘の怠惰な態度の原因を見出してほっとした。
「実は、やはり同じくスランプに陥っているんだよ。」


93号線沿いの河原に咲き乱れるファイアーウィード

ファイアー・ウィード(火の草)

ホワイト・ボグ・オーキッド(白湿地蘭)


 盆休みに田舎へ帰って田んぼの稗抜きをしていて、ぬかるむ足元、セミの声、田んぼの上を飛び交う虫達、むっとする湿気に、「日本が亜熱帯に近い場所」である事実をおもいしった。
旅行中の世界は、現実とはかけ離れた別世界。悪く言うと「現実逃避」の世界である。 それを是としていては、現実の生活が空しくなってしまう。
「逃避」の期間が長かったせいか、「現実」との、余りにも大きなギャップを乗り越えられない。
早く現実に戻らなければ・・・。


 今、次のテーマが出来たから、2週間で立ち直ることができた。
それは、12月のホノルルマラソン。
「えっ?出場?」ではなく、「応援のツアコン役」に燃えている。
飲み仲間に飲み屋のマスター(70うん歳)を加えた5名のうち、2名が出場するが、歳と肥満で走れない残り2人から、嘱望されてツアコンをやる!
全て個人旅行も考えたが、短期間ではエアーと宿だけのパックが断然お得だ。
パック内容を一覧表にして比較検討し、キラウエア火山へのレンタカードライブやヘリコプターツアー等の"メイチャンのツアー"を加えた旅程表をしたため中。
やっぱし好きだな、こういうの。自分の力が活かせるから・・・
  (ハワイツアーへ)

<家族旅行ということ> 〜「家族一緒にいる24時間」で得られたもの〜 

 17日だから、延べ400時間近くずっと3人で同じ行動をしていた。
「この旅行で、チサが一番嬉しかったものは?」
と9歳の娘に尋ねたら、
「いつも一緒に食事ができたこと」
そう答えられて、ドキッとして、今までの日本での生活を反省させられた。