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ブッチャート・ガーデンのパンフより 園内は花盛り

 今回の旅行でのハニーのお目当てブッチャート・ガーデンへ出かける。
いつものバスに乗っていたら、軽いリュックを片方の肩へ掛けた日本人学生が乗って来た。
ビクトリア大学へ留学中とのことで、大学へ向かう途中。
我々の行き先を聞いて、一番安く行ける方法を運転手さんに確認し、トランスファ(乗換え)・チケットを貰ってくれた。

ブッチャート・ガーデンの位置 北端のBCフェリーターミナル(Swartz Bay)と南端のビクトリア市街地との中間を、西へ海岸まで突き当たった所にある
ビクトリアのダウンタウンから北西へ21km、バスで50分
ここです!
市バスでの行き方 ビクトリアのダウンタウンより ・市バス75番(1時間に1本)
 75番北行き時刻表は:
http://www.busonline.ca/regions/vic/schedules/schedule.cfm?line=75&
・Fairfield通りとBlanshard通りの交差点バス停(Fairfield at Blanshard)より
 バス停留所マップは:
 http://www.busonline.ca/regions/vic/schedules/map.cfm?region=15&
 (郊外から乗換える場合の乗換え停留所は、運転手さんに尋ねよ。
  初回バスに乗る時に、トランスファ(乗換え)・チケットを貰っておくと、バス代が1回分浮く)
・Bestな方法:事前に街のコンビニ/ドラッグストアで1日乗車券(Day Pass)を買っておき、当日乗る前に、日付をマーキングしてから乗る
[参考]
バンクーバーよりBCフェリーを乗継ぐ場合:Swartz Bayフェリー ターミナルより
・BCフェリーを降りて、市バスターミナルから70番へ乗り(トランスファ・チケットを貰う)で12分、James White at Fifth (Sidney)で市バス75番へ乗換え、約40分でブッチャート・ガーデンで下車
・70番南行き時刻表:

http://www.busonline.ca/regions/vic/schedules/schedule.cfm?p=dir.text&route=70:1&day=1&

・75番南行き時刻表:
http://www.busonline.ca/regions/vic/schedules/schedule.cfm?p=dir.bullet&route=75:1&day=1&
・ビクトリアの市バス時刻表: http:www.transitbc.com ・・・このURLは変わらないはず
・ブッチャートガーデンのURL: http://www.butchartgardens.com/index.html

 谷あいを下って、小さなゲートからブッチャート・ガーデンへ入園する。
なんとなく貧相な出入り口。
そこから続く混雑した狭い遊歩道も左手に球根ベゴニアが垂れ下がる棚がある程度で、とても「すっご〜い」「りっぱ〜」なんて言えない。「なんだ、こんなもんか」と期待外れの印象。

 回遊式の順路どおり左へ階段と坂をよいしょよいしょと登って、細い目が見開いた。
展望台から見下ろす谷に、すばらしい庭園が現れたのだ。
小路の両側に黄色と緑と赤と白の花で、自然な感じて塗り分けられた英国庭園である。
厳選された材料で自然な形を再現してある。後楽園や栗林公園等の広い回遊式の日本庭園と共通するところがありそう。

ちょっと、一般的な庭園様式を比べてみよう!(トリビア知識)
種別 イタリア庭園 バラ園 英国庭園 日本庭園
一言で言うと 石と泉水の左右対象の造形/花壇を色艶やかな花で飾ってある これでもかのバラづくし「わー綺麗なバラ」チャン、チャン 平面をゾーンに分け、雰囲気と素材の植物を愛でる まるで華道や茶道の世界
方式 鑑賞式 回遊式+鑑賞式 回遊式 回遊式(泉水、築山)または鑑賞式(枯山水):(竜安寺の石庭等)
素材 ブロック石、泉水、噴水、あでやかな色の花 多種多様なバラ、アーチベース、石、ベンチ よく見ると珍しい草木が散りばめてある 厳選された自然石、自然木、自然草 (必要な木の種類、岩の形にさえ決まりがある)
特徴 すばりシンメトリー
元の形で造形美を、季節の花で色を楽しませる
花(色と形)香りの良さがベース
バラで造形し装飾する
自然風な築山の周りを地味目な花のパッチワークで飾っている ・自然を凝縮した箱庭
・こうでなければとの、標準の型がある
感情 装飾的な美、安定感 うっとり やすらぎ 静けさ、侘び寂び