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カナディアンロッキーのハイキングコース  
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コース 楽しみ 所要時間 向き
モレイン・レイク〜ラーチ・バレー つづら折れの登山道〜小川の流れる湿原〜360度絶景の広い高原で、真夏でもトレイル脇の雪渓にさわれる 往復5h
(上り2.5h
下り1.5h)
山歩き
地図 (地球の歩き方より引用)
以下は、湿原からの行程 (湿原までは、ここ)

 湿原で充分休憩をとったら、ここからは楽なハイキングコース。
生い茂ったカラマツや、ブッシュが次第に低くなり、トレイルも狭くなる。
登り坂だが、一般に森林限界を外れるこの辺りが一番楽しい所。

丘に出て視界が開け、その高原地帯の風景に目を見張ること請け合い。

 カラリとした空気に真っ青な空。右手の堂々としたテンプル山の足元には、雪解け水を集めたミネスティマ湖。雪解け間もない枯れ草からは、ウエスタンアネモネの花束がのぞいている。

 センティネル・パス(峠)の向こうには、もうひとつの風景があるだろう。峠の上まで、時間的余裕(往復2h)と体力と、雪渓をトラバースするためのアイゼンを装備してチャレンジしてみたい!


         後ろは10peaks。数えてみて!

カラマツがしだいに低くなる

ウエスタン・アネモネの花束

鞍部がセンティネル峠(さらに1h)

存在感のあるテンプル山の威容

目的の雪渓にさわる(この年は残雪が多い)
「Don't Trample The Grass!」(草を踏まないで!)
と、登山道を下りて来たおばちゃんに怒鳴られた。
すれ違いできない細い道だから、気をきかしてトレイルから一歩外れて待っていたチサは、お礼を言われるはずが、英語の怒鳴り声にぽかんとして、その声の迫力にすくんでいる。

 いたる所に「Stay On The Path!」の看板。
モレインレイクからのつづら折れの登山道にショートカットした跡が目についた。
そこだけ自然が余分に壊されている。「日本人の仕業?まさかぁ、きっと現地の元気な悪がきどもの仕業だよ。でも現地の人には、日本人の仕業と思われているのかも知れない」
(ショートカットしようとすると、手をたたいて注意される)

 トレイルの退避の足位置で叱られて、カナダの自然保護の考え方に触れたような気がした。

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