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遠くに離水する水上飛行機  23年前、無謀にもリュックを背負ったまま、広大なスタンレーパークを歩いて回り、疲れ果て、海岸のコンクリートにへたり込んでいた。
バンクーバー湾に、カエルのように膨らんだ腹をしたグレーの大型水上飛行機が、大きな爆音と激しい水煙を巻き上げながら着水し、離水していく様を眺めていた。
どこから来てどこへ行くのか知らぬまま、ただブルジョアの乗り物として眺めていた。
 その乗り物に、今回乗ろうと考えた。
フェリーを使ったバスと比べると料金は3倍以上。早起きすればバスに乗れるが、水上飛行機に乗りたかった。乗れる立場になったことを確かめたかった。
 インフォメーションで、「バンクーバー行きの一番安い水上飛行機」を教えてもらい、次の日、パンフレットを頼りに予約に行く。様々な色の飛行機が出入りするビクトリア湾に突き出した賑やかなデッキの北に、様々な航空会社が、海を背に軒を並べていた。
小型だけど20人位乗れる  あたたかい思い出を一杯作ってくれたビクトリアを立つ朝は小雨模様。
チェックインして荷物を預け、桟橋で出発時間を待つ。
20人程乗れる赤い中型機は、横に1+2列の座席。
早めに並んだから、最前列に座れた。目の前に開いた口から前は操縦席。

 飛行機だけど、人が乗り込むたびに揺れる。ゆっくり滑走を始めたが、すぐ外は海面。
湾を出てスピードを上げると、エンジン音とプロペラが風を切る激しい轟音。
船は水しぶきを上げ、舳先を上げて離水し、飛行機になった。
プロペラ船状態 操縦席が覗き込める
 隣のハニーと話が出来ない。話は口の動きと身振りと割切って、チェックインの時貰った耳栓をした。

 左旋回で、お世話になった民宿近くの海岸が見え、来るとき辿った小さな島々が見え、BCフェリーが見え、海の色が青から緑に変わり、茶色の濁りが極まったとき、雨のバンクーバー港に到着した。

[情報]
 Harbour Air/フライト時間:35分
 http://www.harbour-air.com (ここで予約も可能)
 ビクトリア〜バンクーバー:片道99$ (子供は半額)
  参考:PCLバス33.50$(子供は半額)/3時間35分
さよならMissビクトリア!

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