ハイウェー              
 23年前に現地即席グループで、バンフからジャスパーまでレンタカーで走った折、
「フリーウェーの制限速度は?」の質問に、「フリーウェーだから自由に走れば良い」とボケをかました輩がいる。
メーター一杯まで走らせ、「すげえ、フルスケールまで出るぞ」だって。(時効成立済み)

 今回、民宿の方に事前にメールで聞いた情報では トランスカナダハイウェーを東へひた走る
カルガリーの東、1号線を西へ走行中。
分岐点の行き先表示が、「2号線南行き」「72号線北行き」等、極めて明快で、地名を知らない者にでも分かる。日本の国土交通省よ!見習いたまえ!
「カナダはマイルではなくKm/h制で、ハイウェーの制限速度は
 カルガリィ〜キャンモア間110km/h
 国立公園内は90km/hです
 町中は50km/h
 公園やこどもの多い区域は30km/h
 ゆっくり走ってあげてくださいね」
 確かに郊外では高速道路の様相だが、町に近づくと制限速度は90km/h、70km/h、50km/hと次第に下がってきて、ついには信号で止められた。おいおい高速道路に信号かよ?
インターチェンジではなく交差点。前を車が横断する。
信号のない交差点は、車の切れ目を狙って横断してくる。恐〜い。
そうです。高速道路というよりは、郊外で高速走行できる国道なのです。
バンクーバーで購入した地図より
[余談] 顎助け
「顎助け(アゴスケ)」:顎を台等の物の上に乗せている格好のこと。(たぶん方言)
 カナダを東西に貫くハイウェー1号を西に向かう"トレーラの顎助け軍団"に出会った。
エメラルド湖、タカカウ滝を回ったヨーホー国立公園から、レイクルイーズの宿へ戻る途中、快調に走るレンタカーの、はるか前方を走る不思議な物体。
「何?あれ」
近づくと、トレーラのトラック部分だけのかたまり。
背中に後続車の前輪を乗せて、5台以上も連なっている。
ドライバーの人件費を浮かせるための方法だろうが、1台だけでも巨大なトラックだから、まさに迫力のある怪獣である。並走して撮ったが画面に収まりきらない。すごい!さすがカナダ!
怪獣の頭部
ハニーが走る車の助手席から撮った怪獣の頭部。
長距離用に運転席の後ろに、でかいキャビンが見える