〜目的を決めたら場所は決まる。物や手段にこだわれば楽しくなる〜

ステップ0 「行こう!」と決心する 例えば「1年後に、家族で海外へ行く!」

「よし、行こう!」と決心し、パスポートを取る。
全てが決心から始まる。決心しなければ、何も始まらない。

「○か月後に△△△で海外へ行く!」と決心し、宣言しよう!

ポイント1
[○か月後に]〜準備期間は楽しいもの、でも長すぎてはダレてしまう〜
6か月後に」: 自由旅行では、準備作業が忙しくなり、楽しむどころではないが可能
3か月後」: 迷わずパックツアーを選ぼう!
10か月〜1年後」: 経験からいうと、このあたりがベスト。最長で1年半までか。

ポイント2
[△△△で(一人で行くか/複数か)]〜雰囲気だけでなく、海外ゆえに肩にかかる重さも異なる〜
一人で」: 学生にお奨め。気まま。選択失敗も影響は自分だけ。ただし楽しくても辛くても一人。
二人で/家族で」: 責任がかかるが、それを分担することで協同の意識が高まる。
グループで」: 良い面・悪い面、お互い知らなかった面が見えてくる。楽しいが、そちらに3割位パワーを充てる必要あり。

  

[経験談]
〜家族旅行は、準備段階から協同作業で!〜
 23年前の気楽な一人旅、10年前の助け合いの夫婦旅行に比べ、今回の「家族旅行」は肩にずしりと重荷を感じた。
 格安航空券の入手、宿の予約、レンタカーの予約と運転。「ツアコン」の仕事が自分一人の肩にかかってくる。パスポートを申請し、エアチケットを確定し、少しずつ軽くなってきたものの、宿確保と知らない土地での右側通行運転を思い浮かべるとさすがに重い。
 出発まであと1ヶ月半あまり、その重い思いをハニーに漏らした。国際電話で直接宿を確保してくれた妻のお陰で、かなり軽くなった。 ありがたい!それぞれが努力をして、協同で作り上げる"旅"が始まった。


〜諦めるのは、いつでも出来る!諦めずに良い方向に向けて努力しよう!〜
飛行機に乗れると初めて知って、嬉し涙の後/名古屋空港 今回のカナダ旅行も、高齢の親父・おふくろが「春まで入院していた」という状況から、飛行機の予約も6月半ばまで、くずくずしていた。
パスポートの申請のついでに、HISへ立ち寄ったところ、当然ながら格安航空券は既になく、
「少し高いチケットなら5席残っている。 ただし、これは明日中に全額入金の必要があり、しかも、即明日からキャンセル料がかかるチケット(PEX:正規割引航空券)である。どうしますか?」
と問われた。


 親父かおふくろの、どちらかが倒れたら、MAX60数万円がパーになる。考えた末、
「よし!全額入金しよう!ここでくじけたら、実現の望みをこの時点で断ち切ることになる。万一キャンセルとなっても、少しでも夢を見られることの代償と割り切ろう!」

 結局、無事に夏を越してくれたお陰で、夢を実現することが出来たのだ。
「諦めるのはいつでも出来る。1%でも可能性があれば、その可能性をつなぐ努力を、自ら続けるべきだ!」との教訓を学んだのである。