田舎修理工場都会へ 筑波参戦!





C10 スカイライン1500 

 
どういう?表現が穏当か?言いにくいのですが、とにかく・・・普通。

最近の車両との比較自体、無意味(工作制度、技術革新・・・ect) とは?いえ とりあえず・・・普通。  

FR・四気筒=エンジンルーム軽量=回頭性が普通+ハンドルが軽い=旋回性は良好・・・

 なんて型にはまった、説明文だけじゃなく、GC10 が持つスポーティー 速さ 硬派 のイメージに比較して
静かさ、安定性、使いやすさ・・・な?パッケージ、各部の造り込みに、プリンス自工の影 見え隠れ・・・。

その後、この影、徐々に ” リストラ ” 回避不能の歴史的命運。

給料、上がった = 余裕、暇、無くなった = 感傷的配慮はカット・・・は今も、おんなじ・・・

何台か乗継いだ、ご高齢の、元ハコスカ・ユーザーの皆さんが、
1500 が、ヨカッタ・・・って発言するのは、単なる郷愁(ノスタルジア〜!)じゃ、なさそうです。


特に、この車両、一般的な旧車復元って感覚を無視。
外装の整備費用を迂回?させ、走行関係、動力関係の “走る事” に留まらず

クーラー、ヒーター、オーデオ、ブレーキ・・・ect・・・ “ 暮らす事 ”  “ 使う事 ” に・・・力点アリ。

続編
         “ 暮らす事 ” 


Mr 旧車遍歴 のオーナーをして、

「コレなら?嫁さんがぁ一緒に、買い物に行くんだ〜」・・・と言わしめる・・・クルマ・・・。(お涙〜頂戴)







“ 暮らす事 ” <1>

WATASHI〜Ha AIno SUITYUU〜KA ♪♪

 
だって淋しいものよ 泣けないなんて そっと涙でほほを 濡らしてみたいわ

ひとりぼっちの部屋の ベッドの上で ちょっとブルーな恋の 夢を見ている

乾いたこの花に 水をあたえてください



これも愛〜 あれも愛 ♪


たぶん愛 きっと愛〜♪♪


水中花 シフトノブ


前偏の 水中花ミラー 装着時、コメントしましたが、当時は多少、チグハグな感じ がしました。
当人を含め、周囲が皆、オッサン、爺さん〜になっていく、昨今、・・・てな?ワケでもなく、

実際、古物感覚(涙)って美点も含め・・・オイラ達の現状の?ストライクゾーンに入る・・・造形。


愛 のぉ〜 スカイライン〜♪♪♪





 “ 使う事 ”  <1>


はいまうんと すとっぷらんぷ〜!  (ドラエモン?)

同類相憐れむ・・・って言いますが、歳クラってくると、何かにつけ?1から説明する事に倦怠感が強く(めんど〜)
会話能力の低下も含め、より?いっそう強くなる傾向・・・在りません??

そんな?こんな?で・・・旧車同士で走る事、他頻度でアリマス。 その際、自分の車のコトは、さて、おいて・・・

アイツのブレーキランプ・・・判りにくい〜 と? 感じる昨今。

昭和46年以前の車は、赤テール。(米車は今も?) 単独でウインカーの黄色レンズを持ちません。

右ウインカーを出し、ブレーキ踏む・・・この際、左・点灯、右・点滅・・・。

この瞬間が、イラつく・・・諸悪の根源。


こりゃ、何とかしなきゃ!


・・・な?話題

オーナー、コノ危機感は強く、一般的な使用状況でも、何度か追突されそうに!・・・ってコメント在り。
(S600 に何度か追突!しそうに・・・ってコメントも・・・涙)

整備業者的には、物理的取付や施工は意外に簡単〜。 問題は、配線。

リヤブレーキランプの一方からハイマウントの信号を取ると・・・ウンカー時、 点滅。

ブレーキスイッチから、直接取ると・・・ハザードの際・・・ 点滅。

この現実を回避しなきゃ、車検時、面倒! ソコを何とかする作業 が、このシゴトの・・・核心でした(涙)


装着後、後ろからついて走ると・・・確かに・・・  オイラの車にも何とか!!・・・って気分になり


後頭部が・・・ムズムズ・・・します〜  (小笑)








“ 暮らす事 ” <2>



こんにちは〜 こんにちは〜 世界の国から〜♪♪ 

オイラ達世代なら、多分?、小学校高学年か、中学生。

太陽の塔の目線下に、 “ ココロの傷 ” を残してきた人達って、かなり存在。


ど〜うしても、

C10 スカイラインに、

掲げたい 強い意志表示

・・・アリ。


まずは? One Drive の映像へ


普通に付けりゃ、イイってモンだけど、中途半端にフラフラなグリル構成。 
気合で作ったステー類。 ボンネットの開閉時、接触する事、判明。

旧車作業によく?ありがちな?光景。  イチから出直しますぅ〜♪♪


こにゃにゃちは〜♪ こにゃにゃちは〜 桜の国へ ♪♪

昔が懐かしくなったら、“ オッサン ” だぁ ・・・(涙〜)











ショートノーズ・ハコスカ 6速化 = 6速かぁ?






「ほんの ”出来心” デス。許してください〜」


・・・的な?  6速パターン・水中花シフトノブ。

一般社会の人々、見識は、当然、


ハッタリ シフトノブ



常識的に・・・正解。


実現出来る訳無い。し、する訳無ぇ。



C10 ショートノーズ 1500cc スポーツパッケージな…4速ミッション。 ガンガン走り込むモンでもないし、特に不満もない。

デフをサニトラの「高歯タイプ・同レシオ」に交換 したから、独特の歯鳴り音は激減。 静粛性が一気に向上。・・・し、

なんかぁ?ゴロ〜ゴロ〜って、ミッションの唸り音、気になるレベルに。 昭和40数年の車両には、正直、かなり贅沢な、見識。




「ほんの ”出来心” デス。許してください〜」


てな?良識的な感覚。 ぶっ飛んた感アリアリ。


・・・ながら、ハコスカショートノーズ 「6速化」




自身の疑念 と 世間の嘲笑〜を背に ・・・ 検討。



こういう作業を経験している「コアな業者さん」の、「本音と、ネガな部分」は、絶対的に公表されるワケ・・・無ぇ〜現実。


でも、そういう失敗談は、次のトライを切抜ける最重要な、実践的データー


まず、クラッチ 
ハウジングの切削精度をいくら上げたって、溶接作業を伴い、熱ひずみは回避し難く
クラッチ板の付く、シャフトが傾斜、 クラッチの切れが著しく悪化。
シンクロ
同様に、インプットシャフトが楕円状、あるいは傾斜したまま、回転すると、
シンクロの機能が低下し、シフトフィーリングが極端に悪化。
(特に直結・4速、あるいは直結・5速=1.000)

メインシャフト・分離型T/Mの場合、他のシフトへの影響も・・・激化〜。
駆動系の振動
プロペラシャフト振動はバランス加工で、ある程度回避可能。 ・・・ですが、
クラッチ坂のダンパー 〜プロシャ 〜デフ 〜リヤシャフトを含む回る駆動系に、
不快なこもり音が出るケース 散見。



そういう失敗談を御教授いただいた諸氏に感謝しながらも・・・

田舎修理工場・加工機材のレベル内で、イイ線〜イケる????・・・モンか。 襲う「現実的・不安要因」に目もくれず(笑)



ハコスカ・ショートノーズ 6th  発進。














まず? 6thミッション本体の選択。 






と言ったって、S2000か、ロードスター、あるいは、クワイフのミッションの・・・ほぼ、3択。

ゲトラグや他の、ほぼスペシャル(金額的に・・・小汗)な選択は、できない・・・ので、

田舎修理工場に残された選択肢は、S2000”  ”ロードスター”   

ロードスター6速は、アイシン製と、マツダ内製(NC以降)の2種あり。


S2000 = レシオがクロス気味である上に、ミッション最後部に減速機を持つ、
9000rpmを目指すキワものミッション。 さらにクラッチ形式が、プルタイプ

ロードスター(NB) = アイシン製。 シルビアのS15と、内部の基本構造は同じ。クラッチは普通のプッシュタイプ。

ロードスター(NC用)= 入手性に若干・・・問題あり。(6th化した当時の市場では・・・汗)


シフトレバーの位置的には、S2000は、C10用に、かなり、イイ〜線行ってる位置ながら・・・。
ハウジングが巨大で、(自然吸気/200PS越!) C10のミッション、切り取った側との段差、どの位置でも、不都合。
さらに、大きいハウジングの背中は、ハコスカのカウルパネルに接触しそうな勢い〜。

= 物理的な搭載難。(エンジンを前にって、選択は・・・無い!


同じメーカー(日産)のシルビアS15・6th、シフトエクステンションの太さ?に、若干不安があり、
ロードスターのミッション後部のマウントの特殊性も引っかかる。けれど・・・

後述のファイナルレシオ(デフのギア比)は、ロードスターNBとC10・・・偶然、同じレシオ。



コレ。  切ろう!



NB 6th



C10 ショートノーズ 



“ 暮らす事 ” 
   ・・・なんて、たいそうな、お題目〜掲げた手前、

普通に使う事 = このクルマの本筋。 

 だけど、・・・

こういう作業には・・・「普通であること」 実は無茶苦茶・・・難題山積。



切る!って言っても、溶接の重なり代を、できるだけ維持したい。

クラッチのレバー穴は、何とか残したい。 センタリングの問題、ect・・・。

・・・とか、何かと手を抜くべく (汗) 現実的選択で、脳内、いっぱいいっぱい〜。   

切ってしまえば・・・もう、後退は…ない。 (前進も無い↓・・・かも)










まずは、フライホイール。

元々のC10は、真鍮ブッシュタイプ。そのままで・・・「ちょっと加工して」って逃げは・・・打てないみたい。

ミッション側のインプットシャフトの長さの関係性から、

ロードスターの位置関係に徹する!= 手抜きの根源的要求 (汗)


ロードスターのインプットベアリングを装着。

田舎修理工場、得意技〜チクワ?作成。


この加工、

嵌り代 と

段差 命〜

少し粗目な表面・・・

= 嵌合代が取れる(加工精度をごまかす?)必須事項。






キラキラした、Hi〜な高揚感 ・・・ は、微塵も無い。


おいら、こういう ・・・ しれっとした表情 大好物 (涙目)


そんな(どんな?)意味では、

プリンス G15エンジン 押しは?弱〜いけれど、どこか?好感度な?たたずまい〜。


ちなみに?どうして、上を向いている?フライホイール側?? 






何やら、アヤしげな〜 ” 祭り ” の始まる〜空気・・・・

・・・の、映像、4枚。



どんなイベント、どんな、お祭り・・・。  床下深く〜潜んだ裏方作業 が、支えている。


Freedom! ・・・と、絶叫系な構成でも、

静かに御観覧願います〜 なんて、ちょいと気取ったイベントでも、


支えている作業と人材・・・居る。 要る。


” 下手間 ”って言う。 こういう依頼の時間割は、下手間8割、作業は2割〜



頭の中で作業構成と計測を考えてる時間経過、実は無茶苦茶、苦しい〜。


CPU使用率 120% 波動砲発射寸前!…(笑泣)











フライホイール・インプットベアリング加工の
おかげで、NBミッションが、C10に

乗っかります。


これにアルミ板?を挟み・・・



C10のミッションを藪にらみ?しながら


左映像(カット後)  2か所の寸法を割り出します。


後述のレリーズ関連の事情から割出した厚み。 なんの神か?不明ながら(大汗)
〜神の御加護〜 に由り、段差が少なく、溶接の際、かなり楽な数値選択でした。


段ボール + ガムテープ は、事前に測っていた、
純正ミッション装着時の、カウルパネルとミッションの間隙です。


この時点で、


インプットシャフト、

クラッチディスク、

レリーズスライダー、

すべての関連性を、飲み込み?ます。


完成後の映像。

窓が・・・そのまま残れば・・・

レリーズフォークのブーツがNBの物が使えます。

純正部品の使用は、メリット以外の何もアリマセン。
溶接位置も含め、ギリギリな選択。

一般・世間には(汗)何の参考にもなりませんが、
レリーズフォークの取付傾斜は、


・・・かなり大事な要素。(後述)





































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