田舎修理工場都会へ 筑波参戦!





05’の筑波では、フロントダンピングの不足が露呈!

後付けの koni ダンパー 調整代が残り45度程度ある!のに、
(手で押し込んでみると、明らかに硬くなっているが・・・!)

この範囲内では、ハンドリングに全く変化なし!


こりゃ何か問題あり?・・・あるな!・・・きっと。
前・後ダンパーの見直し + T/Mレシオ検討!




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まずは?・・・Fサスから作業開始!


心当たり?が有るとしたらこの部品!

03’筑波のエントリー時に、ヒビ割れて、突抜けそうな現車の物 を 

思い切って 新品に!交換・・・。

減衰力調整のダイヤルが先端にあり、
円形の穴を開けてボンネット上部に突出装着していましたが、

この突き出した位置が、
停止した場所が変わったり、止まり方に拠って、大きくずれて、
ボンネットが締まらない事がありました。

こりゃ・・・かなり柔らかい!・・と・・・ふんで?いました。

またまた、田舎オヤジの一方的な意見ですが、ダンパーを硬くしてもステアリングの変化が止まっているは、

この部品が柔らかすぎるのでは?・・・と疑う事?にして?・・・作業開始!!

koni は調整のたびにダンパーを外す作業が、少し(かなり!)面倒でした。
今回は、ローバーミニのレース用ダンパーでヴァルタンR(カヤバ製)と、
YZ スポーツ・EP71のショート(カヤバ製)を
スポンサーより提供戴き使用します。(完璧な新品を組むのはお初?)

どちらも日本製で、ダイヤルや、外観が
少し旧いTRDの物と同じで、なじみ?があり、好感が持てます!

現在使用しているスプリングや、サスホルダー等がこの車種の為、更に
ピロボールの「硬さと価格の高さ」が馴染まない?ので・・・貧乏↓

現行のアクティーバンのサポートを使用。


まず外径が取付部より大きいので、加工。

開方面を強度保全?の為、肉盛溶接補強後、
サビ止め塗装して、サスに組み付けます。



取り付け円周距離は同じですが、ピッチが異なる為、
2箇所新規に穴あけして、更に3箇所共にボルト穴径を拡大して



取り付け終了!





・・・と、思ったら、サポートの高さが、かなり高くなった!為、ボンネットが当たって締まりません!

何時もの?苦肉の策スタートです。

まず金型?を作って・・・
穴あけ+加工で1時間!

(深く考えない作業・・は・・結構楽しい!)


の字断面の 楕円形アルミ板・・を作製しました!



こりゃ〜・・・うまく交わせたな!

・・・思ってたより?・・・ずっと!うまく・・・。




06’Fサス


ヴァルタンR+YZSports


完成!


苦闘の連続・・・リヤサス加工に・・・続く!






田舎工場のサス・セッティング能力は、
低次元で安易な感覚で、

ダンパーの強さの調整は・・・
Fサス
キャンバー変化=「切れ込む感じ」を調整
Rサス
後輪の「滑り出し具合」の調整

・・・の2点のみ?で、判定します。(安易で解りやすい!?・・・実情↓)

Fサスで発生した、ダンパーを強くしてもステアリングが変化しない状況・・・
・・・なんて、本来は、当然?頭脳能力的に対応可能な症状では有りません!(大汗↓)


ですが・・・リヤサス側は?何故か??

明確な方向性が掴めています!

ダンパーの強さは、4段目で十分!
現状の4段調整ダンパーでは、3と4の間が飛び過ぎ!
かなり細かい段数が必要!




コレを簡潔に(且つ安価に!)解決するには・・・。


ローバーミニ・AVOの物・・・を

安易に?追加する事に決定!




段数も多く(20段)且つSpaxや、GAZの物より、穏やかな感じです・・・(あやふやな表現↓)
FのヴァルタンRの取付位置が、ロワーアーム中央!に対し、リヤは、サスの外側寄りギリギリ!てな?要素も考慮しました!

出来るだけソフトで、調整段数が多いダンパーで、・・・安価な!・・なんて条件だと選択肢は、たくさんは・・・ねぇ〜な。


安易に追加する?為に重量の増加は必至!出来るだけ軽く!を考慮し、取付部を構成。

ホンダZ360ccの場合、元々の取付位置は問題が有ります。

ショックの下部が、ワイドになったタイヤと干渉する事アリ。
(経験的に4,3Jを超えると要注意!)


今回は、取り付け位置をホイール内側に設定して回避しました。

このリーフのリヤブッシュですが、社外・強化サスに組付てある物は、
中央のカラーが、ゴム部分と剥離して、数回の走行で、簡単に抜けます!

リヤにネガ・キャンバーを着けると、更にズレ安くなります。



中央のカラーを抜出し、
ゴム用瞬間接着剤で固定後、


ジュラコン製のスペーサーを装着。


サスのストロークが短いので、フリクションの問題も若干?許容できる!かな?

ずれる!・・・よりはマシ!スペーサー?
(ZURERUYORIWAMASI・SPACER)


完成〜〜!



そして(馬鹿げていて・・・汗)世界の類の無い、安易な・発想!のサスペンション  4ダンパー・システム  完成!

前からの映像。どう見ても・・考え方の安易さが露呈。

前後・合計本 ・・?



“タコ” ・・・しょ・・しょうがねぇ〜な、こりゃ・・・!







T/Mレシオ検討!

・・なんてハリきって?いても・・・。


EAエンジンの場合、実際には、選択肢は、かなり限られます。

N360のエンジンには、“レースの歴史”があり、「金額的な問題」を除けば、かなりの組合わせが可能です。
この「歴史的部品」を多数使用すれば、クロスレシオ・ファイナルレシオ、更に、プライマリーレシオ!まで選べる可能性があり、
サーキットでは空冷N360のアドバンテージは圧倒的です。(可能なボアアップ排気量も含めて!)

N360でレース!・・・これは360ccレースの王道!

しかし、人間の年式的に?ど〜うしても、水冷360ccでレースをする必要性(つまらねぇ〜意地!)が有ります!!


空冷エンジン 
本田 宗一郎・最高顧問

・・・の ポリシー なら、

ヒーターの暖かさを教えてくれた、水冷エンジン
他社・軽360を圧倒する、機敏なサスペンション

・・・ホンダ・Life や Z・・・は
田舎オヤジの「青臭い・過去そのもの」・・・だぁ〜!


つまらねぇ〜・・・反面・・・簡単には捨てられません!・・・・勝ち負けじゃぁ〜ねぇ〜!

水冷360cc でレースをするんだ!






・・・なんて一通り?意気込んだ?ところで、現実に戻ります!

何処までレシオの選択が可能か?


現状の5速ミッション

Top(5速ギア)レシオが高く、筑波のストレートでは最高出力回転に達しない。
・・・伸びねぇ〜んだ!・・更に4速との間が離れていて、使い辛い!
乗用デフ・4速ミッション
最終ギア(4速の4速ギア)の比率が「5速の5速ギア」より若干低いが、
(4速の3速ギア)が「5速の4速ギア」より低い。・・実現度100%
筑波では、エンジンの出力にも拠るが、4速の4速ギアの方が、最高速が伸びる!
ステップバンや、ライフバン
商用デフの4速ミッション
商用デフのギア比が低く、1.2.3.4速ギア全部が低いレシオになる。
各ギアのレシオは4速ギアともに同じ・・実現度100%
商用デフを使った5速
ミッションのメインシャフト・ファイナルギアの加工を要する・・実現度50%
4速の3速ギアを上げる
5速用カウンターシャフトを4速化する・・実現度50%


なんて色々考えてはみたが、最終結論は・・・

数箇所のギアを独自生産する!
金銭的に絶対無理!・・・でっ、できるわけが・・ねぇ〜!・・実現度0.00001%


・・・と・・・何時もの貧乏症候群が導いた結論は・・・

まぁ〜、“ヒーローしのい”情報を収集してから、ゆっくり?考えよう!



Star Rise Lab所長 Cokeの親方

・・・の 二大巨頭? に相談・・・が、


走行経験なしで・・却下。


・・が、その折に、Cokeの親方が、

ONUMAさんか、

一緒に走っている“FactorySUZUKIさん”
に聞いてみたら?・・・


「この2氏はデーター管理に詳しいので、かなり近い線が出ると・・思う・・。」

インターネットはこういう場合はホントに便利!!早速、掲示版にて質問。

話題の進捗中に、
・・・さんが登場して、かなり詳細なデーターを提供戴き、

3氏のデーターを元に割り出した「ヒーローしのい向け」ファイナルレシオは・・・・

筑波と全く同じ!・・・か、ほんの僅か低い感じでOK!・・・計算上?は・・・。


そんなに広いサーキット・・・か?の疑問を持ちながらも、作業開始です!




とりあえず、5速ミッションの5速が オーバートップ気味で高すぎる事は確実! (安易?)

こういう作戦?を実行しました!

4速の<4速ギア> を、5速の<5速ギア>と入れ替える!!!?


“一体物”を・・・簡単に組み替えられるもんか!

実はこの2種の各ギアは・・・セレーション勘合・・・なんです。


一般の方の組み換え作業は、
作業の難易度と専門性・特殊性、部位の重要性から、
危険を伴う可能性が高く、お勧めできません。


Kitakaze・Familys 製 “ヒーローしのい”レシオ・・・なんて・・・如何?


ひさしぶりのエンジン脱着!


シフトロッドを分離後、ミッションをジャッキアップすると
<左映像の程度の隙間>が確保可能。

コレだけあれば、オイルパンを外したり、プーリーを外したり・・
等の面倒な作業なしで!エンジン本体を 

そのまんま? 脱着可能です!

結構、重い!ので、オルタネーター・キャブは
事前に外した方が安心です!

(若く、エネルギッシュな方は、そのままでも可能です!)





“ヒーローしのい”レシオ・・・・発進!!

ホントに・・・そんなに・・・広いサーキットなのか???




僅かながら」高回転に伸びが出たエンジン特性」とうまくかみ合って・・・

 <06’ヒーローしのい・・動作状況>
5速レシオは・・・ぴったしカンカン!

広いんじゃあ〜無い!!  下っていて、速いんだ!



ではありますが、しかし・・・怖え〜こぇ〜・・それは、それは、恐ろしい・・・コースレイアウトだった!!



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