田舎修理工場都会へ 筑波参戦!









水温調整と可変ファンネル・機構変更!
前回の筑波、水流の抵抗を減らす為にバイパスラインを閉鎖。
更にサーモスタットを外しラジエーターにすべての水量が流れ込む構造。




コレがなかなか難物?でラジエーターグリル前方に黒いガムテープで通風量をコントロールする必要アリ!

コレもまた、難作業!・・・うまくいかねぇ〜・・・の典型例!


筑波おろし?吹き付ける環境下では・・・オーバークールオーバーヒート

その指針は、まさに、死線を〜さまよう?〜温度変化

ふ〜ら、


コレまでの経験で、ボア70mmを超えるエンジンは、
激しい使用条件では、ヒート気味で、絶えず水温を警戒する必要がありました!!

少しヒートしたなぁ〜・・・と思ったら、ヘッドガスケット吹き抜け!!・・・なんて具合に!!



今回のエンジンはピストンクーラーのオイルジェット装着の為か?
高速域のジェットセットをかなり薄めでトライしても何故か?

プラグが真っ白!には、なりません!? 
水温も・・・!何故か?・・・!

効果が不明な物、作るな!・・・とも言えますが(悲!)




サーモスタットを復活させても、こりゃ〜いけるな!


何時もどおり、安易に作業開始です!



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サーモハウジングの

埋めていた?
バイパスラインのパイプ

を復活!

サーモが閉じている時の水圧を迂回させる為に

ためらう事無く?

バイパスホースも復元!
バイパスホースの太さには関係なく?
バイパスラインのサイズは、たったコレだけの水路の穴!

安易に?手をつけたのは やっぱり、間違い?



トヨタデーラーに勤務していた頃の旧〜い記憶なんですが、
初期の排ガス対策車でサーモのオーバーシュート(冷間始動時、に最初にサーモが開く際に若干ヒート気味になる)が多発!
その対策に、サーモ・アウトレット出口側に3mm穴・1穴で温度調整が2度下がる!・・・
「暫定対応策」をトヨタ自販・フィールドマン(整備情報提供部員?)から受けた事があります。

当然、エンジン型式や排気量で全く異なるハズですが、懐かしいので?ボアアップに伴うヒート対策に
サーモスタットに3mmドリル穴を2つ開けました。

地元サーキットでの走行後の結論は・・


全く不要でした!!

部品調達の時間的余裕が無く
半田で2穴共に復元です!

2穴では・・・かなりオーバークール!

1穴X2℃どころ?じゃぁね〜な!

復元した?サーモの状態で、水温が高温域で安定 = エンジンの回転具合も良好です。
更にジェットセッティングが安定して?決まる!ので、以前より体感できるほど高回転域に力があります!


水温の安定のおかげで?

ジェット保管ホルダーに新しい仲間?が追加されました!

プライマリーとセカンダリーのエアージェットです。

水流を調整するのに、電動ポンプを使って、回転数をデューティー比制御する機構を作れば駆動ロスは稼げるが、
性能の安定・耐久性・動作の検証・・・コスト等を考えると、貧乏レーシングチームの現状?に・・・馴染ま?ない!


田舎オヤジの考える「姑息な手段」じゃ、所詮大した性能向上は無い・・・な・・こりゃ・・。


元々の状態で十分完成されているんだ! 不要な物は無い!!



<結論>   サーモスタットは必要・不可欠だ!






続いて・・・

「面倒な物・・・作ってしまった!感じ?」・・・が溢れる?


可変ファンネル機構・改良編!




何時もどおり?有効なのか、どうか?よく判らない?
可変ファンネル機構・・・ですが(笑・・・でも現実!)

05’の60分走行で、垂れ流し、吸着マット受け機構?に限界があり、(必然?)
終盤の周回時にスムーズな動作に問題が有った様です。
(・・にも係わらず、終盤に最高ラップタイム!・・・がいい加減な証拠!)


まぁ〜? 着いているんだから、改良!



外部からの、ゴミ侵入が、ファンネル動作に支障を・・・と思い、05’では、使い捨て給油システム(死捨無?)
を採用していましたが、給油量も確保できない!吸着マットがベタベタ↓・・・状態!でした。

「十分に動作確認できる状況が無い!」・・・「追い詰められたレース環境のなせるワザ?」です!
(60分連続走行して確認!なんて・・・・できねぇ〜ヨ!・・・実際↓↓) ←言い訳?


少し?真面目に取り組みました!





潰れない様に?
内側にボルトを入れてから、加工実施!

本業の修理の際発生した、
「先端のカーブした日産のエアコン配管」 (取替え部品)


加工後、
バリ取りと清掃実施。


曲がった側に硬い穴あきアルミカラーを押し込み?溶接 

反対側は穴なしカラーを詰めて
溶接で塞いでしまいます!




サイズを合わせたニップルを作製して、

取付、更に
キャブへの取り付けステーを着け、



部品は?・・・完成です。

更に・・・



これも本業で使うジャイロキャノピー
の・・・エアークリーナー?ですが・・
こんな形に・・
切って・・



この溝部分に・・・



こういう感じで・・・


オイル・回収ラインにストレーナーを設置して・・・
(回収ポンプの手前!)
←             

作業終了です!


キャノピーのエアークリーナーを、回収オイルの洗浄・吸着回収率を上げる!を同時に狙って装着したつもり?が・・・


どうなるもん?・・・か!?






<06’ヒーローしのい・・動作状況>   最後まで?・・・動いていた!



オイルの回収状況もOK!
・・・キャブの下部が少し光る?程度!
まぁ〜こんなもん?だな!!






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